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フリーターが就職して正社員になる方法とおすすめの職種を紹介

フリーターから正社員になる方法とおすすめの職種を紹介

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

フリーター就職して正社員になるのは難しいの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。難しいとなれば、「どうすれば就職できるのか?」方法を知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

フリーターからの就職は難しいとされています。なぜなら、企業はフリーターよりも新卒採用を優先しがちであり、「自己PRが薄い」「すぐに辞めてしまうのではないか?」と不安視されてしまうこともあるからです。

こちらの記事では、フリーターの就職が難しい理由や就職のための方法、おすすめの就職支援サービスをご紹介しております。是非参考にしてみてください。

記事のPoint
  • フリーターからの正社員就職は難しさはあるが年齢的に若いほど可能性は高まる
  • フリーターから就職する方法【5つのステップ】を試してみよう!
  • 【未経験OK求人、正社員だけに絞らない】など、就職成功の7つのコツをおさえよう

フリーターからの就職は難しい?

フリーターからの就職は難しい

フリーターから正社員での就職を目指すのは、難しいのが現実です。なぜなら、フリーターよりも新卒の採用を優先する企業が多数派であるからです。

企業側は、雇用するのであれば採用時からできる限り長く働き続けてくれる人材(=より若い年齢の人材)を採用したいと考えます。また、習得しなければならない知識やスキルをスムーズに吸収してもらうため、一定のレベル以上の学習能力がある人材を求めています。この両者を兼ね備える人材であること、そして決まった時期に複数人を効率よく一括採用し教育できるメリットもあって、「新卒者が優遇される」傾向があるのです。

フリーターであっても、20代など年齢的に若ければ採用される可能性はありますが、年を重ねるごとに勤続できる年数が減少するため不利になっていきます。また、フリーターをしていた理由によっては、「採用後、しっかり働いてくれるだろうか」と企業に不安視されるおそれもあります。このような背景から、「フリーターの就職は難しい」とされているのです。

似た言葉で「ニート」というものもありますが、「ニートとフリーターの違い」などもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

ニートとフリーターの違いとは?定義や印象、就職活動上の違いを解説

フリーターの就職が難しいと言われる理由

フリーターの就職が難しいと言われてしまう理由について、さらに詳しく見ていきましょう。

理由1:自己PRの内容が薄くなることが多い

通常の就職や転職であれば学歴や職歴があるため、自己PRができる要素があります。しかし、フリーターは「空白の期間」と企業に判断されることがあるため、その期間についての自己PRがうまくいかないおそれもあります。

その期間に何か努力していたこと、例えば資格取得や、目標のために活動していたなどがあれば良いのですが、特に何もやっていなかった場合はアピールできる要素が乏しくなってしまうのです。

理由2:正社員になれていないことを問題視されてしまう

正社員として働いたことがないと、「何か問題があって正社員になれなったのではないか?」と勘ぐられてしまう場合もあります。新卒者の方が就職においては有利であると前述しましたが、その有利なタイミングに就職できなかったとなると「どうしてだろう?」と不安に思われてしまうのです。

理由3:すぐに諦めると思われてしまう

正社員になっていないことからも繋がるのですが、「目標を達成する意欲が低いのではないか?」「打たれ弱く、すぐ逃げ出してしまうのではないか?」というような懸念を、企業側に持たれてしまう可能性もあるでしょう。

「フリーターの就職が難しい理由」についてもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

フリーターがやばい理由とは?フリーターの末路や脱出方法を解説!
フリーターとは?おすすめの職業や就職のポイントも解説!

フリーターと正社員の違い

フリーターと正社員は、収入や待遇面、キャリアなど大きく異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

収入・待遇面の違い

フリーターと正社員では、収入面・待遇面で大きく違っています。

まず、収入面について、正社員の平均賃金はフリーターの約1.5倍とされており、正社員の平均賃金が 約32万円に対し、フリーターの平均賃金は約21万円と言われております。

こちらのグラフは、厚生労働省が公表した「令和3年賃金構造基本統計調査」の調査データです。

正社員と正社員以外の平均賃金(年齢別)

また、待遇や保障面についても、正社員とフリーターでは、正社員の方が充実しています。健康保険や厚生年金といった社会保険だけでなく、会社によっては、資格取得に関する研修費用の支給や学習時間の確保、住宅手当などの各種手当、病気やケガで働けなくなった場合の手当など、手厚い保証を受けることができます。

最後に、フリーターは正社員に比べ、雇用が非常に不安定です。フリーターは契約が継続される保証がなく、会社側の都合によって契約更新がなされなければ契約は終了します。一方で、正社員は、重大な過失がない限り、法律によって雇用が保証されているため、解雇されることはほぼありません。

また、契約更新に関わらず、例えば、将来的に体力の衰えや病気などで仕事を休んだり退職した場合、正社員であれば一時的に休職することも可能ですが、フリーターの場合は収入の減少や失職につながってしまいます。

社会的信用の違い

先に申し上げた通り、フリーターは正社員よりも収入が低く安定せず、雇用も安定しないため、正社員よりも社会的信用度が低くなってしまいます。

そのため、フリーターの場合、結婚や子育て等の場面で住宅や自家用車の購入をする場合などのまとまったお金が必要な時に、ローンの審査が通りにくくなってしまう可能性があります。

キャリアの違い

フリーターは正社員と異なり、昇進や昇給などのキャリアアップをすることが難しくなります。なぜなら、フリーターは、契約期間での一時的な労働者として考えられてしまうため、責任ある仕事を任せてもらえず、成長が難しくなるためです。

さらに、正社員であれば長期的な成長を促すための研修を受講できケースがありますが、フリーターの場合はこうした長期を見据えた研修を受けられる機会が無く、スキルアップがしにくくなります。

年齢を重ねると就職が難しい

フリーターから正社員への転職の際、年齢を重ねるごとに就職できる仕事が限られてしまいます。なぜなら、年齢を重ねることで企業側で年上の部下を持つ事になってしまい、部下として扱いづらく「仕事を頼みづらい」と感じる人が多いためです。

また、年齢が上がるほど結婚や子育てなどの出費が多くなるのが一般的なため、企業は採用者に対して “年齢を加味した報酬を払わないといけない”と感じており、給料が上がる分、即戦力として期待するため、採用へのハードルも上がってしまいます。

「各年齢ごとでの就職」についてもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

25歳フリーターから就職成功!バイト生活から脱出するポイントを解説
26歳フリーターが正社員就職を目指さないと損する理由とは?
30代フリーターの就職術を伝授します!コツを押さえて就活を成功させよう!

フリーターから就職するメリット

前章では「フリーターの就職が難しいと言われる理由」を解説しました。

しかし、フリーターの人が正社員として就職するメリットは大きく、困難ではあっても努力するに値する価値があります!

ここからは、正社員になることのメリットを解説しますので、就職活動を乗り越えるためのモチベーションにしてください。

収入がアップする

正社員はフリーターよりも大幅に給与が高く、経済的な自立が可能になります。正社員とフリーターの年収差は年齢を重ねるにつれ大きくなっていき、生涯年収では約1億円の差になることもあります。

こちらのグラフは、厚生労働省が公表した「学歴・雇用形態別の時間当たり収入、年収」の調査データです。

学歴・雇用形態別の時間当たり収入、年収

正社員とフリーターの年収には、就業時点で約100万円以上の差があります。20代後半では150~200万円、30代では200~360万円、40代に至っては300~450万円と、年齢を増すごとに年収額の差は大きく広がっていきます。また、高卒よりも大卒の方が、年収額の落差が激しい傾向にあります。

このデータから分かることは、「フリーターから正社員に移行するタイミングは、早ければ早いほど収入面でのメリットが大きい」ということでしょう。

雇用が安定する

フリーターは、正社員に比べて仕事を失うリスクが高くなります。なぜなら、フリーターは有期雇用であるため、コロナ禍や不況などの社会情勢、会社の経営状態、本人の勤務態度など様々な要因から雇用契約が更新されない場合があるからです。

一方、正社員は、定年までは無期雇用であるため、有期雇用よりも解雇されにくい立場にあります。社会情勢や会社の業績によってはリストラの可能性もゼロではありませんが、そうした状況になった場合、真っ先に解雇されるのは有期雇用の人たちなのです。

平時は気にならなくても、非常事態になると両者の違いは残酷なほど明らかになります。「まさか」に備えて、より安定した雇用環境に身を置くことをおすすめします。

スキル/キャリアアップが目指せる

フリーターの業務範囲は制限される場合が多く、一定レベル以上のスキルアップが難しいケースがあります。また、正社員のような昇進・昇給制度の対象にならないことがほとんどです。将来的に転職を考える際にも、中途採用市場での評価が低くなります。スキルの向上やキャリアアップの点から見ても、正社員を目指した方が良いでしょう。

社内的信用を得ることができる

フリーターから正社員になることで、社会的信用を得ることができます。前章「フリーターと正社員の違い:社会的信用の違い」のように、フリーターは不安定な職業であるために、ローンが借りられないなどの経済面で困難が多いです。

また、フリーランスなどの出現で悪いイメージは改善傾向にありますが、社会のイメージとして、世間体の面での悪影響も避けられません。「フリーター=自由人、責任のある仕事をしていない人」と思われてしまうため、正社員に比べて悪いイメージがつきやすくなってしまいます。実際に、フリーターがマンションの部屋を借りる際も、経済面だけでなくイメージの面からも保証人を必要とされてしまうケースも少なくありません。

将来の設計が立てやすい

フリーターから正社員になることで、結婚や子育て、住宅購入などの将来設計がしやすくなります。フリーターは不安定な職業であるために、安定収入や社会的信用による銀行等からの借入が難しいためです。

特に結婚の場合、本人同士が納得していても、前章の世間体の面から家族に歓迎されないことも少なくありません。将来的に結婚を考えている人は、正社員を目指した方がいいでしょう。

フリーターから就職するデメリット

フリーターの人が正社員として就職する場合のデメリットについても紹介します。

シフトを自由に動かせない

フリーターは、勤務日数や時間帯などのシフトに融通が利くため、休みを取りやすいメリットがあります。一方、正社員はそもそもフルタイム勤務が基本であり、フリーターほど自由には勤務日数や時間についての調整ができません。

業務の責任が重たくなる

フリーターの業務は、正社員の指示に従うのが基本です。そのため、正社員として就職した人と比べると責任が少ないほか、気持ちに余裕をもって仕事に従事できるのが魅力といえます。

自由なプライベート時間が減る

正社員はフルタイム勤務が原則であり、平日8時間・週40時間働くことが求められるため、フリーターに比べて自由な時間は少なくなります。

「フリーターから就職するメリット・デメリット」についてもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

フリーターのメリットとデメリット

フリーターから就職する方法【5つのステップ】

フリーターから正社員に就職する方法は、大きく分けて以下の5ステップになります。

フリーターの就職活動は、だいたい3~6ヶ月程度かかる場合が多いようです。入社したい時期から逆算して、今何をすればいいのか考えて実行に移しましょう。

自己分析を行う

自己分析とは「あなた自身について、深く把握する作業」です。

これまでの経験やそのとき感じたことを書き出しながら、あなたの特性や大切にしている価値観などを明確にしていきます。そこから、「自分の強み、弱みは何か」「将来の目標は何か」「どんな人生を歩んでいきたいか」など、充実したキャリアを選択する際に必要な情報を集めることが目的です。

ただ、自己分析をやったことがないと、どのように手を付けていいか戸惑いますよね?そこで、以下のような質問に対する答えをノートに書き出すことからはじめてみましょう。

  • なぜ、これまでフリーターをしてきたのか?
  • なぜ、正社員として就職しようと思ったのか?
  • 正社員として就職して、実現したいことは何か?
  • 就職先を選ぶとき重視するポイントを3つ挙げて、その理由も書いてください
  • こういう仕事は避けたいというポイントを3つ挙げて、その理由も書いてください

自己分析が不十分だったり、正社員になりたい理由が曖昧だと、「あなたの就職活動の軸」が定まらない状態です。仮に企業から内定が出ても「この会社に決めていいのかな…」「もっと良い会社があるんじゃないかな…」と優柔不断になってしまったり、入社後にミスマッチを感じてすぐに辞めることになってしまうおそれもあります。

まずは、就職活動を進める上で土台となる自己分析をしっかりと行いましょう。

応募書類を作成する

自己分析ができたら、履歴書・職務経歴書などの応募書類の作成に移ります。

正社員求人への応募書類は、アルバイトと同じ内容では採用されません。また、アルバイトへの応募では必要ない職務経歴書が必要となる場合があります。それぞれの書き方を確認し、書類選考を突破できる応募書類を作成しましょう。なお、自己PRや志望動機の部分は、応募先が決まってから個別に作成するようにしましょう。

また、フリーターの人にありがちなのが、ネットなどで調べたテンプレート通りの内容を履歴書や職務経歴書に書いてしまうというケースです。企業の採用担当者は、これまで何人もの応募書類を見ていますので、テンプレートそのままの内容かどうかをすぐ見分けられてしまいます。テンプレートは参考にしながらも、ステップ1で作成した「自己分析」の内容や個人的なエピソードなども取り入れて、「あなた自身の言葉」で記入するようにしましょう。

そして、応募書類は中身だけでなく、その扱い方も評価されています。書類に汚れや折れなどがないか、誤字・脱字がないか、文字を丁寧に書いているかなどがチェックされていますので要注意です。

「応募書類や職務経歴書の書き方」について詳しく解説してますので、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

フリーターの職務経歴書のポイント!【見本・チェックリストあり】

情報収集/求人探しを行う

自己分析で明らかになった就職理由や今後の目標をもとに、あなたが就職したい業界や企業の情報を集めて求人を探していきます。どんな業界で働きたいのか、どんな仕事をしたいのかを考えるために、業界や職種について調べたり情報収集を行いましょう。業界・職種の特徴や将来性、必要なスキルなどを調べて、ノートやメモにまとめると良いでしょう。

具体的な求人情報については、直接気になる企業の公式サイトをピンポイントで見たり、就職サイト(求人サイト)に掲載されている中から探してみましょう。

応募/面接をする

あなたの希望や適性に合う求人が見つかったら、すぐに応募してみましょう。この段階で選り好みしすぎてしまうと応募数が減って就職成功率が下がってしまうので、少しでも気になる会社があれば企業研究を行って応募してみることをおすすめします。応募先を決めたら、個々の企業向けに応募書類の自己PRや志望動機を作成しましょう。

面接に進めた場合、「なぜフリーターをしていたのか?」「なぜ正社員になりたいのか?」という質問が高い確率で尋ねられるでしょう。自己分析の内容や、こちらの記事を参考にして、回答をしっかり準備しておきましょう。

フリーターが面接の内容は新卒とちがうの?聞かれる質問や回答例を解説!

面接では受け答えの内容だけでなく、身だしなみや立ち居振る舞いにも注意を払いましょう。スーツ着用を基本として、挨拶など基本的なマナーを意識しましょう。

内定を受ける

応募先企業から内定の通知を受けたら、承諾するか否かを検討しましょう。入社する意思が固まったら、なるべく早めに返答するようにしてください。

そして、社員となるための労働契約を結びます。労働契約書には勤務時間や給与、休日などが明記されているので、内容をよく確認してからサインをしましょう。

次に、いつから出社できるのか、具体的な日程を決めます。フリーターの場合、応募先企業から採用通知をもらった時点でまだアルバイトを辞めていない可能性もあります。引き継ぎやシフトの変更などを考慮して、アルバイト先に迷惑がかからないように配慮しましょう。もし可能であれば、就活をしていることをあらかじめアルバイト先に伝えておくと、スムーズな退職が叶うでしょう。アルバイトの退職が無事に決まれば、あとは就職先の入社日を待つのみです。スーツなどの服装や靴を揃えたり、入社後の仕事に関する勉強をしておくなど、準備を整えましょう。

フリーターが就職するためにおすすめのサービス

フリーターが就職するためにおすすめの支援サービスについて解説します。

ハローワーク

ハローワークは、地元での就職に強く、求人数が多いのがメリットです。資格取得や職業訓練などの無料サポートもあるので、ぜひ活用しましょう。

ただ、求人企業側も無料で利用できるため、中には人材採用にお金をかけられない企業や、入社した人がすぐに辞めてしまうブラック企業がまぎれ込んでいる可能性も否定はできません。ハローワークの求人情報だけでなく、自分でも企業についてネットでの口コミなどを調べるようにしましょう。

就職サイト

インターネットを使える環境があれば、就職サイトで自ら求人を探すことができます。就職サイトで求人を探す場合は、ターゲットをしぼることがポイントです。例えば、「未経験者歓迎」「既卒」「学歴不問」などのキーワードを使って求人を絞っていきましょう。

自分にも可能性のありそうな企業を狙うことで、成功率が上がります。しかし、転職サイトでの職探しは、基本的にひとりで行うことになります。履歴書や面接のサポートがないので、就活に自信がある人向けです。

就職支援サービス

フリーターの就職活動の手段としてもっともおすすめなのは、就職エージェントの活用です。就活において、やらなければならないことは以下のようにたくさんあります。

  • 自己分析
  • 企業分析
  • 応募書類の作成
  • 企業とのやりとり
  • 面接対策

就職エージェントはこれらのサポートや代行をするので、「就職活動を何から始めていいか分からない」という人には特におすすめです。

私たちジェイックは、20代のフリーター・既卒者・第二新卒の就職支援を得意とする就職エージェントです。就活の基礎を学べる以下の就職講座も提供しています。

  • ビジネスマナー
  • 自己分析
  • 企業研究
  • 履歴書、面接の個別対策

この講座により「就職成功率80%以上」という、高い内定率を実現しています。また、厳選した優良企業約20社と書類選考免除で面接ができる「面接会」も開催しており、最短の場合は2週間で内定を獲得する方もいます。さらに、入社後も無料相談ができるため「就職後に上手くやっていけるか心配」という人にもおすすめです。

正社員登用制度

正社員採用が難しそうであれば、正社員登用制度を利用するのもおすすめです。

「正社員登用制度」とは、パートや契約社員など非正規雇用者を正規雇用の正社員に登用するものです。すべての企業に正社員登用制度があるわけではなく、登用基準は各企業に任されています。

正社員登用制度を目指す場合は、求人に「正社員登用制度あり」という記載を確認し、もし記載がない場合は、面接などで担当者に制度の有無を確認しましょう。登用制度がある場合、さらに以下も確認しておくと入社後の手続きもスムーズに進めることができます。

  • 正社員登用の要件・基準
  • 正社員登用の実績
  • 正社員に登用された場合の待遇

正社員になるための要件や基準は企業によって異なるため、企業によってはコミュニケーション能力や働きぶり、営業ノルマの達成度合いなど業務面を基準とする場合もあれば、一定期間働くことで登用される場合もあります。

「フリーターが就職するためのおすすめのサービス」についてもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

おすすめのフリーター向け就職サイトと支援サービス7選を紹介!正社員を目指すなら必見!
フリーターで就活がわからない人におすすめの就職方法とは?就職のステップも解説!
フリーター生活に不安を感じている人は必見!具体的な就職方法を紹介!

フリーターが就職を成功させるポイント

就職活動はやみくもに行うのではなく、自分の現状を理解し、会社の選定をしっかりと行うことで成功率がぐっと高まります。ここでは、フリーターが就職を成功させるコツを7つご紹介します。

未経験OKの求人を選ぶ

就職を成功させるために、「未経験者歓迎」や「未経験OK」の求人を選びましょう。なぜなら、会社が未経験者の求人を募集しているのは、過去の経歴や知識を必要とせず、一から教育する準備や環境が整っているために、未経験者を育てることができるためです。そのため、未経験でも安心して働けます。

無理に正社員採用に絞らない

就職を成功させるために、「紹介予定派遣」や「正社員登用制度」を考えることもおすすめです。

「紹介予定派遣」とは、派遣先の企業に直接雇用されることを前提とした派遣で、派遣期間中に、直接雇用の契約を結ぶかどうか検討し、双方の合意が得られた場合はそのまま直接雇用となります。また、「正社員登用制度」は、前章で説明したように、非正規から正社員に登用されることができる制度です。すべての企業に正社員登用制度があるわけではなく、登用基準は各企業に任されているため、事前に下調べしましょう。

経歴に自信がない場合は資格を取得する

「正社員の経験がない」「アピールできる強みが見つからない」など経歴に不安があったり、「なかなか就職先が決まらない」など仕事が決まらない場合は、資格を取得したうえで就職活動をすることも成功への近道です。

参考までにおすすめの資格を紹介します。キャリアアップや採用に有利な資格となりますので検討してみましょう。

職種おすすめの資格
事務職・日商簿記検定3級~2級
・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
・秘書技能検定3級~2級
ITエンジニア・基本情報技術者試験
営業職・普通自動車免許
介護職・介護職員初任者研修

なお、資格選びで重要なことは、「就職したい職種・業界に合わせて選択すること」、「取得する資格をいつまでに取得するか期日を切ること」です。ここで注意したいのは、資格取得のためにフリーター期間を延ばしすぎないことです。就職の期間が延びるだけでなくチャンスも逃してしまうこともあるため、計画的に進めることが大切です。

年齢が若いうちに就職活動する

高校既卒や大学既卒(中退含む)のフリーターは、年齢が若いうちに就職活動をスタートさせることが重要です。年齢を重ねるほど即戦力を求められるようになってしまうため、若いうちに就職活動することで、新卒社員と同じ土俵で見てもらいやすく、ポテンシャルで評価してもらいやすくなります。

少しでも就職活動をしてみたいと思ったら、エージェントに相談するなど、まずは動き出してみることが重要です。

身の丈にあった求人を選ぶ

就職先を選びすぎずに、身の丈にあった求人を探すことも重要です。大手企業など企業名で会社を選んでしまうと、求められる能力が非常に高かったり、その企業が人気なために倍率も高く、なかなか就職が決まらないことも。

就職が決まらないだけでなく、こうした身の丈にあっていない企業に就職活動をすればするほど、自信とやる気をなくしてしまい、自分自身のやりたいことや強みがわからなくなってしまうという悪循環も生んでしまいます。

そのため、求人を選り好みをせず、自分を客観視し、自分が求めている条件などに近い企業を選びましょう。

身だしなみ・礼儀作法の徹底

就職活動において、身だしなみと礼儀作法は非常に重要です。特に、フリーターは社会経験が少ないと思われてしまうため、ビジネスマナーに問題がないか見られるケースが多いと言われています。面接はもちろん、面接前の企業とのやりとりは、広い意味でビジネスシーンのひとつであり、面接官というビジネスパーソンとの対応力を見られています。

ただし、ビジネスマナーは必ずしも完璧である必要はなく、礼儀作法や身だしなみで相手に不快感を与えないように、言葉遣いに気を使い、人を敬う気持ちで接しましょう。フリーターに対し、面接官がビジネスマナーに不安を抱いているからこそ、身だしなみや礼儀作法が徹底していると、大きなアピールポイントになります。

情報収集・事前準備の徹底

就職を成功させるには、情報収集・事前準備を徹底することも重要です。「求人情報だけ見てなんとなく応募した」だけでは情報収集が足りず、結果、面接で自己PRや就職への熱意を上手くアピールできず、後悔してしまうことになるかもしれません。

正社員の採用は企業としても長い目で一緒に働く人を探すため、「自分の企業で長く戦力になってくれそうか」、「自社と合う人か」をきちんと見極めたいと考えています。また、企業研究・業界研究をすることは、相手を知るだけでなく、自分のやりたいことが明確になり、仕事への意欲や自分の強みを再認識することもできます。

ただし、これらは自分一人でやっても、そもそも調べ方がわからなかったり、正確な情報を得られないケースも多くあるため、業界の動向や転職市場の動向などに詳しい「転職エージェント」に一度相談してみるのも手です。

「フリーターが就職するためのコツや対策」についてもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

フリーターでも中途採用で正社員に就職する秘訣とは?面接官はここを見る!
フリーターは社会人とみなされない理由と就活でのアピール方法
フリーターから正社員ってなれる?

フリーターから就職するのにおすすめの業界

フリーターから就職するのにおすすめの業界は、「IT業界」、「建設業界」、「倉庫・物流・運輸業界」、「介護福祉業界」です。これらの業界は、ニュースで人手不足と見て敬遠している人も多くいるのではと思いますが、将来性のある成長産業であるだけでなく、社会貢献性の高い産業であるために国からの補助金などを得られることが多いため、実は安定している業界でもあります。

「IT業界」や「介護福祉業界」は、現在の世の中の流れとして需要が伸びていく業界であり、一度就職してしまえばその後の転職活動も含め有利に進めることができます。「建設業界」は、国の基幹事業であるために公共事業を行っている企業は安定性が高いです。「倉庫・運輸業界」は、Amazonなどのネット販売の拡大に伴い、重要度を増していくでしょう。

フリーターから就職するのにおすすめの職種

前章では「フリーターから就職するのにおすすめの業界」を紹介しました。ここでは、フリーターが就職するためにおすすめの職種について解説します。

特に、就職活動が初めてのフリーターにおすすめの求人の特徴は、「未経験OKの求人」や「人手不足の傾向にある業界の求人」です。これらの特徴を踏まえて、おすすめの職種は以下です。

  • 営業職
  • 販売職
  • ITエンジニア
  • 事務職
  • 介護職
  • 保育職
  • 建築業
  • 技術職
  • 清掃業
  • 軽作業系

それぞれの職種について、職種概要、将来性、20・30代の平均年収、向いている人ややりがい等の観点で解説します。

営業職

営業職とは、個人や企業向けに商品を販売する仕事です。専門的なスキルを必要とせずに未経験でも働くことができ、入社してから商品知識をつけながら働くものになります。

営業職は、どの会社にも存在する職種であり、製品が違うだけでノウハウを他業界でも使えるために転職など自身にとって将来性の高い職種です。お客様と接点を直接持つために感謝されたり、成果がわかりやすい点がやりがいになります。人脈を増やすこともできるため、独立や転職もしやすくなるメリットがあります。

営業職の平均年収は、20代は350万円〜400万円程度、30代は350万円〜450万円程度と言われています。

相手の話を引き出す能力などのコミュニケーション能力だけでなく、失敗を次に活かすチャレンジ精神のある人に向いている職種です。

販売職

販売職とは、主に店舗で商品を販売する仕事です。百貨店やアパレル業界などで求人が多く、未経験OKの求人が多い職種です。

販売職は、営業職と同様に多くの求人が存在し、ノウハウを他業界でも使えるために将来性の高い職種です。また、販売だけでなく、在庫管理や発注など幅広い業務に携わることができ、さまざまなスキルや知識を身につけることができることも魅力です。個人でお客様と直接かかわるため、お客様の希望を叶える達成感をやりがいと感じることもできます。

販売職の平均年収は、20代は350万円〜400万円程度、30代は350万円〜450万円と言われています。

相手の話を引き出す能力などのコミュニケーション能力はもちろん、販売だけでない複数の業務を同時に行うためのマルチスキルがある人に向いている職種です。

ITエンジニア

ITエンジニアとは、ITを扱う技術者の総称を指す職種であり、「システムエンジニア」や「Webエンジニア」など扱う技術や用途によって分かれます。

ITエンジニアは、近年急速に求められるようになった職種であるため、今後も高いニーズが続くと見込まれる職業です。未経験OKの求人が多くあり、教育体制がある会社ならば働きながら身につけることもできます。また、オンラインスクールも豊富にあるためスキルアップもしやすい環境なのも魅力です。

ITエンジニアの平均年収は、20代は350万円、30代で450万円程度と言われていますが、新しい業界のためにキャリアアップの転職が盛んな業界です。

集中力を持続できる人や論理的思考力、変化への対応力がある人、進化し続けるIT技術への高い好奇心を持てる人に向いている職種です。

事務職

事務職とは、書類の作成や整理、データ入力や電話応対・来客応対などの業務全般を担う職種です。

事務職は、一般企業だけでなく病院などの医療事務など幅広い業界で求人があり、未経験OKとする求人が多いのが特徴です。事務系職は幅広い業務全般を行うために社内の人だけでなく、社外の人と関わる機会も多くあります。そのため、業務をこなしながら、パソコンスキルなどだけでなく、コミュニケーション能力や電話対応スキルも磨くことができることができます。

事務職の平均年収は、20代は330万円、30代で430万円程度と言われていますが、企業や業界で変わってくるものとなります。

入力作業や資料作成などのため、確実性や慎重さを強みとしている人、周りの人達の役に立ちたいとチームプレーを好む人に向いている職種です。

介護職

介護職とは、介護利用者に対し、日常生活を送るうえで必要な援助を行う職種です。資格が必要な業務もありますが、無資格で働くことができます。有資格の業務も、介護助手や介護補助として有資格者のサポートとして働くことも可能です。具体的には、デイサービスでの送迎業務、掃除や洗濯、食事の用意、食材の買い物などのサポートです。

介護職は、高齢化の影響で人手不足の傾向にあり、無資格・未経験OKとする求人が増えてきていることが特徴です。未経験から初めても、働きながら資格取得を目指せるので、スキルアップもできます。

介護職の平均年収は、20代は330万円、30代で360万円程度と言われています。

人と接することが好きな人、コミュニケーション能力がある人、責任感を持って仕事に取り組める人に向いている職種です。

保育士

保育士とは、乳児から小学校入学前の保育を必要とする子ども達を預かり、保護者の代わりに生活全般のお世話をしながら、子育てをする職種です。「保育士資格」が必要になりますが、通信講座や専門学校で資格を取得することが可能です。

保育士は、共働きの拡大や資格が必要なこともあり、転職市場は活発化しています。国が主導する保育士の昇格をサポートするキャリアアップ研修制度があり、保育士の昇進、処遇改善がしやすくなったため、年齢が若ければ保育士としてのキャリアも広がります。子どもの成長をそばで感じることができ、卒園に立ち会える時などに非常にやりがいがあります。

保育士の平均年収は、20代は300万円~350万円、30代で350万円~400万と言われています。

子どもとの触れ合いを楽しめる人はもちろん、常に元気いっぱいな子供たちと一緒に遊ぶため、明るく元気な人に向いている職種です。

建築業

建設業界の施工管理職とは、効率的かつ安全に工事が行われるように工事全体を管理する職種です。一言で「施工管理」といっても、会社によって作っているものは様々。 例えば、一軒家を作っている会社もあれば、商業施設を作っている会社もあります。

建設業界の施工管理職は、需要に対して人手不足となっており、未経験OKの求人が増えています。施工管理職は無資格でもできますが、各工事現場に1人は「施工管理技士」の有資格者が必要なため、1級もしくは2級建築施工管理技士を取得すれば、重宝されるでしょう。施工管理職は責任が大きい役割ですが、そのぶん達成感や仕事を通して人の役に立っているという実感も得やすいのも魅力です。

建設業界の施工管理職の平均年収は、20代は300万円~400万円、30代で400万円~500万円と言われています。

周囲の人との調整力やリーダーシップ、スケジュール通りに工程を進めるための計画力がある人、大きな達成感を得たい人に向いている職種です。

技術職

技術職とは、専門知識を持って、ものづくりに関わる職種です。大きく分けてメーカーの技術職とITの技術職の2種類があります。IT技術者は、ITエンジニアで説明したプログラマーなどですが、メーカーの技術職とは、製造や研究、開発・設計、設備保全などに分かれます。

近年、技術職の働き手が減っていることから、未経験でも技術職として採用する企業は増えています。未経験から技術職に就職することは簡単ではないですが、熱意を理解してくれる企業と出会ったり、いきなり専門的な業務からでなく、営業職などで入社してから社内異動で技術職を志願することで実現をしたケースがあります。また、 メーカーは大企業の基幹工場となっているケースもあり、労働環境が安定し、福利厚生などがしっかりしている企業が多いのが魅力です。

技術職の平均年収は、20代は380万円、30代で450万円~500万円と言われています。

真面目に作業ができる人、常に好奇心を持って楽しみながら新しい技術を学ぶことができる人に向いている職種です。

清掃業

清掃業とは、ビルや住宅、オフィスや病院などさまざまな場所で清掃を行う職種です。大がかりな清掃から施設内の清掃やゴミ捨てなど場所によって異なりますが、決まった場所を指定時間内に清掃する業務です。

清掃業は、学歴不問・未経験OKで特別なスキルは必要ないことが多いです。人が生活しているかぎり需要があるため、求人数が安定している業界です。最近は高齢化の進展により、一般家庭でも清掃を依頼するケースが増えており、今後も需要が高まると言われております。資格を取得することでキャリアアップを目指せるだけでなく、手当が支給される資格もあります。

清掃業の平均年収は、20代は350万円、30代で450万円~500万円と言われています。

毎回、同じ場所を清掃することがあるために同じ作業が苦にならない人、人と接するよりも自分のペースで作業に打ち込める人に向いている職種です。

軽作業系

軽作業系とは、製造業や倉庫などでさまざまな作業を行う職種です。例えば、商品の仕分けや荷物の梱包、整備作業、食品会社であれば製造工程の作業など、仕事内容は企業や求人によって多岐にわかれます。

軽作業系は、学歴不問・未経験OK、単純作業も多いことから企業の求人が豊富にあり、チャレンジしやすい職種です。ただし、軽作業はアルバイトも多く、正社員採用にそれほど積極的な業界ではないため、「紹介予定派遣」での求人を探すのも検討するとよいでしょう。

軽作業系の平均年収は、20代は300万円~400万円、30代は350万円〜450万円と言われています。

正確かつスピーディに業務をこなすことが好きな人、業務に対して工夫しながら仕事を進めるのが得意な人に向いている職種です。

「フリーターから正社員への就職におすすめの職業や就職のポイント」をもっと知りたい方は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

フリーターからの正社員就職は可能?おすすめの仕事についても解説!

まとめ

フリーターから正社員への就職は、一般的に難しいとされています。しかし、記事の中でもお伝えした通り、同じ仕事をするのであればフリーターよりも正社員の方が待遇が圧倒的に有利です。そして、その格差は年をとればとるほど大きく開いていきます。

就職活動に苦労するかも知れませんが、それを乗り越えるだけの価値はあります。どうか諦めずにチャレンジしてください。

「自分には無理かも知れない…」「就職活動がはじめてだから不安…」という方は、ぜひ就職エージェントなどのプロを頼ってください。就職活動の「つまづきポイント」をクリアするサポートが、無料で受けられます。私たちジェイックにも、どうぞお気軽にご相談ください。

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近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~