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自分のペースでできる仕事とは?仕事の進め方も解説!

自分のペースでできる仕事とは?仕事の進め方も解説!
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自分のペースでできる仕事なんてあるの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実のところ、自分のペースでできる仕事は存在します。例えば、働く時間や場所を自分で決められる仕事は、自分のペースでできる仕事の一種と言えるでしょう。

こちらの記事では、自分のペースでできる仕事の紹介や、自分のペースで仕事ができる人・企業の特徴を解説しております。
自分のペースでできる仕事について知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

記事のPoint
  • 自分のペースでできる仕事20選を紹介
  • 自分のペースで仕事ができる人の特徴は「一人でやる仕事をしている」や「クリエイティブな仕事をしている」など
  • 自分のペースで仕事を進める方法は、優先順位を決めることや、すべてを自分で背負わないことが大切

自分のペースでできる仕事とは?

「できることなら、自分のペースで働きたい」と考える人は多いでしょう。でも、「自分のペースでできる仕事」とは、いったいどんな仕事なのでしょうか?

「自分のペース」と言っても、働く上でどんな要素に自分のペース(自由や裁量)を求めるかは、人それぞれ異なるのではないでしょうか。

そこで、まず「あなたは何に縛られたくないのか(どんな要素において自分のペースを守りたいのか)」を考えてみましょう。例として、以下の要素が挙げられます。

1. 場所:働く場所を限定されたくない

「毎日、同じ場所で働くのは嫌」「通勤ラッシュの中、出勤したくない」

2.時間:時間的な制約を受けたくない

「平日の朝から夕方まで、一律に働くのは苦痛」「プライベートの時間をしっかり確保したい」

3.環境:周囲の環境にペースを乱されたくない

「周囲の人や環境に煩わされたくない」「自分の仕事だけに集中したい」

4.人間関係:人間関係の煩わしさから解放されたい

「極力、人付き合いのない仕事がいい」「他人に気をつかわず、黙々と仕事がしたい」

5.ノルマ:厳しい目標やノルマを課されたくない

「数字の目標を課されて働くのは、プレッシャーがあってツラい」

6.プロセス:仕事のプロセスは自分の好きなように進めたい

「成果を出す代わりに、自由に仕事がしたい」「仕事の進め方について裁量が欲しい」

7.納期・締め切り:納期や締め切りに追われたくない

「常に納期に追われる仕事は嫌だ」「1つの仕事にじっくり取り組みたい」

あなたは、どれに当てはまりましたか?複数当てはまるという方もいるかも知れませんね。

当てはまった要素が、あなたにとって「自分のペースを守りたい領域」です。仕事を選ぶ際の基準にしてみると良いでしょう。また、同じ業界や職種でも、より自由度の高い制度を導入している企業を選ぶことで、理想の状態に近づける可能性が高くなります。

自分のペースでできる仕事20選

前章でご紹介した7つの要素について、どれを重視するかによって「自分のペースでできる仕事」は変わってきます。また、自分の理想をパーフェクトに実現できる仕事は、なかなか見当たらないかも知れません。

そこで、ここからは「比較的 自分のペースでできる仕事」を20種ご紹介します。「フリーランスクリエイター」や「自営業」など、職業よりも大きなくくりでご紹介しているものもありますが、働き方や仕事を選ぶうえでの参考にしてください。

  • 仕事1:営業職
  • 仕事2:事務職
  • 仕事3:警備員
  • 仕事4:Webデザイナー
  • 仕事5:Webライター
  • 仕事6:自営業
  • 仕事7:代行業
  • 仕事8:ネットビジネス
  • 仕事9:農業・漁師
  • 仕事10:ドライバー
  • 仕事11:司書
  • 仕事12:データアナリスト
  • 仕事13:法務
  • 仕事14:研究開発
  • 仕事15:自宅教室・サロン
  • 仕事16:ライター
  • 仕事17:フリーランスクリエイター
  • 仕事18:エンジニア・プログラマー
  • 仕事19:コールセンター
  • 仕事20:職人

それぞれの仕事について、詳しく解説していきます。

仕事1. 営業職

営業にもさまざまな種類がありますが、自分のペースで働きたい人に向いてるのは「プロセスよりも結果を重視されるタイプの営業職」でしょう。要は「何をしたか」よりも「どんな成果を上げたか」で評価される仕事ということです。

そういった営業職の場合、朝礼が終われば後は自由という会社も多く、マイペースに仕事をすることができます。営業ノルマはストレスになることもありますが、自分のペースで働きたい人はあまり他人と自分を比べない傾向があるため、過度にストレスを感じずに従事できる可能性があります。

マイナビ転職「平均年収レポート&モデル年収ランキング」によると、営業職の平均年収は418万円です。

仕事2. 事務職

事務職は多忙なことが多い仕事ですが、自分で仕事の順序を組み立てられる面があるため、自分のペースで働きたい人にとって取り組みやすい仕事といえます。例えば、上司から業務がふられても、その進め方までは指示されない場合も多く、自ら効率的な進め方を考えて実行することが求められます。限られた時間内に適切に完了させるという、一種のゲーム性が面白味・やりがいにもなるでしょう。

doda「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、事務職の平均年収は332万円です。

仕事3. 警備員

警備員は、多職種に比べ、人と関わる度合や頻度が少ない仕事です。特にノルマもなく、業務そのものに集中できる点が魅力でしょう。定時に帰りたい人や、職場の人間関係に振り回されず、自分のペースで仕事をしたい人に向いている仕事といえます。

求人ボックス給料ナビ「警備員の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」によると、警備員の平均年収は336万円です。

仕事4. Webデザイナー

Webサイトやスマホアプリ、オンラインゲームなどのデザインを手掛けるのが、Webデザイナーの仕事です。Photoshopに代表される画像編集ソフトの操作、ドキュメントの読解力、コーディングやプログラムの知識などへとスキルを広げていくのが、一般的なキャリアパスです。

日々の業務は、コツコツと地道な作業の繰り返しがほとんどです。正社員の求人もあれば、曜日や時間に制約がない在宅ワークの案件もあります。クリエイティブな仕事がしたい、マイペースかつ職人気質な人におすすめです。

doda「平均年収ランキング2015」によると、WEBデザイナーの平均年収は340万円です。

仕事5. Webライター

Webライターとは、「Webの媒体に特化しているライター」です。特定の発注元からの仕事を請け負ったり、クラウドソーシングなどを介して単発の案件を受注する場合もあります。初心者の内は、報酬が低いけれど難易度も低い案件をたくさんこなして稼ぐ方法もあります。一定以上のスキルや経験、専門分野の知識などを身に付けられれば、適切な収入を得られるようになります。

基本的にはPCとネット環境さえあれば場所を問わずにできる仕事であり、打ち合わせなどもオンラインで可能なため、自分のペースで働きたい人に向いている要素が多いと言えるでしょう。

WeiV「Webライターの仕事内容と年収・必要な能力って?」によると、WEBライターの平均年収は240万円です。(※月商20万円×12か月分の場合)ただし未経験者は、数千円~数万円程度からのスタートになるでしょう。

仕事6. 自営業

自営業は、自分のペースで仕事をして成果を出す必要があります。自分のペースで働きたい人は、周囲に流されずに仕事をコントロールし突き詰めていく精神力があれば、自営という働き方に向いてるといえます。

ただし、マイペースで働くことはできますが、経営がうまくいかなければ生活が維持できないおそれもあります。自由度が高い分、リスクの幅も大きい仕事である点は認識しておく必要があります。

フリーランススタート「フリーランスの年収ってどうなの?年収事情や年収アップのコツを徹底解説!」によると、自営業の平均年収は358万円です。(※自営業系独立フリーランスを参考)

仕事7. 代行業

代行業は家事代行や運転代行、デリバリーやペットの世話などさまざまです。いわゆる「なんでも屋」「便利屋」も、代行業の一種です。登録制の代行の仕事をする場合、自分の都合がいい時間に働けるというメリットがあります。

近年、代行のニーズは増えています。自分の得意なジャンルがある人には向いてる仕事といえるでしょう。また、副業や兼業にする選択肢もあります。

求人ボックス給料ナビ「家事代行の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」によると、代行業の平均年収は438万円です。(※家事代行の場合)

仕事8. ネットビジネス

ネットビジネスとは、アフィリエイト、転売、ECショップなどネットというツールを使って稼ぐ仕事全般のことです。

「インターネットビジネスで自由を叶える起業経営成功への道」によれば、年収1000万円以上を得ているのは人口の3.9%で、主に医師、社長、パイロット、大手企業の会社員などです。しかし、ネットビジネスで独立起業してもし大成功すれば、年収1000万円を実現することも不可能ではありません。

ネットビジネスが軌道に乗り専業にできれば、年収1000万円まではいかなくとも、平均的な年収を得られる可能性はあります。収益を得るのは簡単ではありませんが、組織に縛られず稼ぎたい人には向いてるでしょう。

フリーランス独立マニュアル「アフィリエイターになるには?平均年収や稼ぐ方法を解説」によると、ネットビジネスの平均年収は370万円~485万円です。(※アフィリエイト専業の場合)

仕事9. 農業・漁師

農業は自然が相手になる仕事であり、ハードな生活になることもありますが、人間関係の煩わしさなどは比較的に少ない仕事です。また、人が生きていく上でなくてはならない、一次産業の職業です。自分の作り出す生産物の質にこだわりを持って働くことができます。

漁師も、自然を相手にする仕事です。危険と隣り合わせの業務ではありますが、自らの経験値や判断をもとに仕事をする点ではマイペースでできる、裁量権の大きい仕事といえるでしょう。

農業・漁業の場合は、家業を継ぐほか、未経験から従事できるケースも少なくありません。移住を伴うケースも多いため、地方で身体を使った仕事がしたい人にもおすすめです。

キャリアガーデン「【2022年版】漁師の給料・年収はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説」によると、漁師の平均年収は348万円です。扱う農作物や魚によって、収入は変動します。

仕事10. ドライバー

タクシーやトラック、バスや宅配など、ドライバーにもさまざまな種類があります。特にトラックドライバーなど長時間一人きりになれる仕事は、自分のペースで仕事ができます。人と話すことなく黙々と仕事に集中したい人に向いています。

社交的なタイプならば、タクシーやバスのドライバーなどのほうが、乗客とコミュニケーションが取れるのでおすすめです。自分の性質に合わせて、具体的な職種を決めるとよいでしょう。

求人ボックス給料ナビ「トラック運転の仕事の年収・時給・給料」によると、ドライバーの平均年収は390万円です。

仕事11. 司書

図書館司書は、実は多忙な仕事なのですが、「コツコツと自分のペースで丁寧に仕事をするスタイル」に向いていると言えます。

勤務先も、そのほとんどが市や区、学校内の図書館といった公的な施設です。安定し落ち着いた環境で仕事ができるという点もメリットです。

スタディサプリ「図書館司書の気になる?年収・給料・収入」によると、図書館司書の平均年収は648万円です。ただしこれは地方公務員の場合で、それ以外の働き方の場合は、年収は変わってきます。

仕事12. データアナリスト

データアナリストとは、さまざまなデータを収集し分析を行う仕事です。専門的な知識は必要ですが、自分のペースでデータと向き合い成果を出す職人的な職種です。

近年はビッグデータを活用する動きが世界中で広がっており、今後も多くの企業で必要とされる仕事でしょう。分析や数字などに強く、自分のペースで働きたい人ならば、能力を発揮しやすい職業です。

求人ボックス給料ナビ「データアナリストの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」によると、データアナリストの平均年収は691万円です。

仕事13. 法務

法務職は、契約書のチェックや作成、著作権や特許侵害をしていないか・されていないか等の管理が主な業務です。

求人が少ないことと専門知識が必要なことから難易度が高い職種ですが、法務部がある会社は一定規模以上であることが多いため、安定した職場でコツコツとマイペースで働きたい人におすすめです。

doda「平均年収ランキング2010法務の平均年収|企画・事務職」によると、法務の平均年収は493万円です。

仕事14. 研究開発

研究開発職は、人の役に立つ技術を研究して見つけ出す仕事です。研究成果が表れるまで長い期間がかかることもあり、忍耐力やモチベーションの維持が求められます。

理系の大学院卒であることなど、研究開発の仕事に就くための条件は限られています。細かい作業が苦にならず、ひとつのことに没頭できる人には向いてる仕事といえます。

求人ボックス給料ナビ「研究開発の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」によると、研究開発の平均年収は518万円です。

仕事15. 自宅教室・サロン

ピアノや書道、料理教室、ネイルサロン、マッサージなど、特定の技能や資格がある人に向いてる働き方です。自宅にスペースの余裕があれば、教室を開いて仕事にすることもできます。基本的には自営になり、人間関係のしがらみもないため、マイペースに仕事をすることができます。

あきばれホームページ「業種別講座 エステサロン開業準備」によると、自宅サロンの年収目安は300万円~です。

仕事16. ライター

ライターは、書籍、フリーペーパー、社内報、パンフレット、広告など、さまざまな媒体に文章を書く仕事です。取材を伴うものと、自分で情報収集をして作成するものがあります。

ライターを専業とする場合、フリーで複数の媒体を掛け持つケースや、会社員として編集・ディレクションも兼ねる働き方などがあります。ライフスタイルや、自分の興味・関心に合った働き方がしたい人におすすめです。

求人ボックス給料ナビ「ライターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」によると、ライターの平均年収は448万円です。

仕事17. フリーランスクリエイター

イラストレーター、コピーライターやカメラマン、動画編集やコーダーなど、さまざまなクリエイター職があります。自ら案件を獲得できる営業力や人脈が必要となりますが、クリエイティブ系の職種には比較的フリーランス向けの案件があります。自分で仕事量を調節できるため、マイペースで働きたい人には向いています。

フリーランスのクリエイターといっても、その職業や働き方、案件によって年収は大きくばらつきがあります。ひとつの目安として、doda「平均年収ランキング2015」によると、映像エディターの平均年収は336万円です。

仕事18. エンジニア・プログラマー

エンジニアやプログラマーも、自分のペースで仕事ができる傾向があります。

まず、エンジニアはシステムやソフトの設計をする仕事です。クライアントの要望を実現すべくシステム設計を行い、プロジェクト管理に伴うマネジメントも行います。クライアントやチームとのコミュニケーションを取る必要はありますが、それ以外はパソコンを使って一人で行う業務がメインになります。

専門的な知識と技術を要し、常に最新情報の勉強が欠かせない仕事です。ニーズは高く、求人は常に豊富にあるため、現場で経験を積みながら、より自分のやりたい仕事、よりよい年収や待遇を求めての転職も多いのが特徴です。

doda「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、20代の平均年収は、約370万円が相場のようです。

次に、プログラマーはエンジニア同様、マイペースで働ける代表的な職種です。プログラマーは、エンジニアの設計に従ってプログラムを実際に構築する仕事です。クライアントとの折衝やチーム全体のマネジメントを行うエンジニアに比べれば、一人で完結できる業務が多くなります。一方で、職務内容が広範になるエンジニアよりも給与は低めになる傾向があります。

エンジニアと同じく、プログラマーも専門的な知識と技術を要します。最新の知識やスキルに対して前向きに吸収しようとする人に向いています。より高い収入を目指したい場合は、将来的にエンジニアを目指すことも有益です。

doda「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、20代の平均年収は、約340万円とされています。

仕事19. コールセンター

コールセンターは、自社製品やサービスの顧客からの問い合わせに対し、適切な応対をする仕事です。電話応対が中心ですが、最近ではチャットやメールでの対応も増えてきています。

業務中は常に座っていられるため、肉体的な楽さはあるものの、時には顧客から心ない言葉をかけられることもあり、精神的にはきつさを感じるかもしれません。

年収が低めではありますが、就職するために特別なスキルは必要なく、ハキハキと会話できるコミュニケーションさえあればいいので、就職ハードルは低いのが特徴です。

年収チェッカー「【2021年最新版】コールセンターオペレーターの平均年収はいくら?」によると、平均年収は343万円とされています。

仕事20. 職人

職人の中でも、伝統工芸品の職人、造園職人、靴職人などは一人の時間が多いためマイペースに仕事ができます。ただし、職人は修行から始まるため修業期間はマイペースとはいかない厳しい世界です。

修行や下積み期間に耐えることができ、自ら積極的に技を覚えていこうとする姿勢の人にとっては、独り立ちしてからは自分のペースで仕事ができるようになるでしょう。

求人ボックス給料ナビ「職人の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」によると、職人の平均年収は417万円です。

自分のペースで仕事ができる人の特徴

次に、自分のペースで仕事ができる人の特徴について解説します。

特徴1. 自分のペースで仕事をしている人

自分のペースで働きたい人は、自分の時間軸で生きているので、周りの人には流されません。納期を自分でコントロールできるような裁量のある仕事であれば、自分のペースで仕事ができるでしょう。

例えば自営業の仕事は、自分で自分の仕事をコントロールすることになるので、周りに流されず仕事ができます。また、サラリーマンでも自分の裁量が大きい仕事をしている人も自分のペースで仕事ができます。プロセスよりも結果を重視される営業職も、マイペースにできる仕事といえるでしょう。

特徴2. 一人でやる仕事をしている人

自分のペースで働きたい人は、どちらかといえば自分本位で動いていて、人と協調するのが苦手な場合も多いようです。誰かと協力して取り組む仕事よりも、自分一人で完結できる仕事の方がマイペースに進められます。

また、自己管理ができる精神の強さもあり、自分で自分を励ますことができるので、周囲にモチベーションをゆだねる必要がありません。

例えば、職人系の仕事などは自分との戦いの中で、仕事をすることができるのでマイペースに仕事ができるといえます。

特徴3. クリエイティブな仕事をしている人

自分のペースで働きたい人は他人とは違う視点を持っていることが多く、自分なりのこだわりや美学があります。型にはまった仕事より、自分が良いと思うことを突き詰めるようなクリエイティブな仕事にも向いています。丁寧に個性的なものを作ることは、自分でも楽しみを感じてやることができるでしょう。

ただし、デザイナーやライター、カメラマンなどクリエイティブ系の仕事は満足度が高いと言えそうですが、納期が厳しくペースを乱される場合もあるので注意が必要です。

特徴4. 感性を活かす仕事をしている人

特別な感性を持っている人は、マイペースである場合が多いです。他のことはできなくても、特定の分野において驚異的な能力がある人もいます。アーティストのように、自分の感性で作品をつくっているような人もマイペースに仕事ができているといえるでしょう。

自分を信じて作品を作り出すような精神力は、自分のペースで働きたい人にはとても合っているといえます。

特徴5. 持久力が必要な仕事をしている人

仕事の種類によっては何年も同じプロジェクトに参加するなど、持久力が必要になる場合もあります。自分のペースで働きたい人は、周囲に流されずに集中力を維持できるので、研究や長期プロジェクトの仕事で能力を発揮します。

データを見て調査結果を分析するような職業も、マイペースにコツコツとできる仕事といえるでしょう。

特徴6. やりたい仕事をしている人

やりたい仕事ができている人は、マイペースに仕事をしている可能性があります。なぜなら、元々やりたい仕事だったために、周囲に言われるでもなく主体的に仕事をしているからです。その結果、やりたい仕事で結果が出て、周囲からも信頼され、より自分のペースで仕事ができる。つまり、マイペースに仕事ができるようになります。やりたい仕事と向いてる仕事が一緒だと、自ら仕事を進んですることが多いので、理想は「向いてる仕事がやりたい仕事であること」でしょう。

しかし、やりたい仕事であり向いてる仕事を見つけることは簡単ではなく、社会人経験を経て知ることもあります。

以下の記事で、やりたい仕事についてご紹介しています。ぜひこちらも参考に、自分のやりたい仕事と向いてる仕事が一緒なのかどうか検討してみましょう。

『やりたい仕事がない』はチャンス!-やりたい仕事を見つけて就職する方法-

自分のペースで仕事ができる企業の特徴

自分のペースで仕事ができる企業であるかどうかは、それぞれの企業の制度や社風によるところが大きいようです。

制度に関しては、たとえばリモートワークやサテライトオフィス、フレックスタイムを導入しているかどうかが、「場所」や「時間」の自由度にかかわってきます。業務の進め方の裁量を現場に任せている社風の企業であれは、「プロセス」の自由がある可能性が高いと考えられます。

また、日本企業と外資系企業の特徴の違いにも着目してみましょう。日本企業では、人材育成の観点や適性を見極める目的から、さまざまな職種や業務を任される場合があります。一方、外資系企業では専門職としてスキルアップし、エキスパートになっていく働き方を選べる余地があります。スキルを磨いていけば、自分のペースでできる仕事を見つけるには近道といえるかもしれません。

自分のペースで仕事ができる人のメリット

自分のペースで仕事ができる人のメリットを、3点ご紹介します。

メリット1. 自分の意見を持っている

自分のペースで働きたい人は、「自分は、こう思う」という考えをしっかりと持っています。そのため、人に流されることはほとんどありません。また「違う」と思ったことや、違和感を持ったことに対しては、しっかりと自分なりに考えて結論を出そうとします。

一方、人と違った意見を持っていても当然と考えているため、柔軟で、人の意見を頭ごなしに否定するようなこともありません。なんでも人に合わせたり、押し切られたりしてしまうことも少ないといえます。

メリット2. 真面目・徹底的に物事に取り組む

自分のペースで働きたい人は、決して不真面目ではありません。あくまで自分のペースを大切にしているというだけで、仕事にしっかり取り組む人もたくさんいます。

むしろ「自分なりに大事にしているもの」があるため、仕事のクオリティなどには力を入れていることも多いものです。そういった自分のペースで働きたい人は、職場でも「あの人なら任せて大丈夫」と思われやすいでしょう。自分なりに納得いくまで、スキルを高めたり知識を学んでいったりすることも得意です。

メリット3. ストレスを感じにくい

自分のペースで働きたい人は、確固たる自分というものがあります。もちろん、人間ですから落ち込んだりネガティブな感情になることはあるものの、以下のような理由から、そこまで大きなストレスを感じにくいかもしれません。

  • 周囲のことを気にしすぎない
  • 「人は人、自分は自分」と割り切れる
  • 気分転換の方法をたくさん持っている(趣味など)

自分のやるべきことに取り組み、あまり周辺環境に惑わされることなく、仕事以外での楽しみなども持っているという点で、ストレスと上手に付き合えるといえます。

自分のペースで仕事ができる人のデメリット

自分のペースで仕事ができる人に起こり得る3つのデメリットについても、それぞれご紹介します。

デメリット1. 納期に対しての感覚が鈍い人もいる

自分のペースで働きたい人は、自分なりに考えて仕事を進めていくことは得意です。しかし、行き過ぎてしまうと、仕事の「納期」や「工数」といった重要な要素に対する意識が抜け落ちてしまっている場合もあります。

もちろん、自分のペースで働いている人でも、きちんと締め切りを守る人はたくさんいますが、納期を守れない人はただの非常識な人だと思われてしまいます。「自分以外の人のことを思いやる」、「基本的な決まりごとは守る」という2点は心がけましょう。

デメリット2. チームワークが苦手

自分のペースで働きたい人に比較的見られるのが「ほかの人と協力して取り組む作業が苦手である」という点です。単独行動では高い成果を出せても、ほかの人と話し合ったり調整したりしながら進めていく仕事は、あまり得意ではないかもしれません。

協調性が求められるような仕事や、「チーム一丸となってがんばろう」という雰囲気の職場では、自分のペースで働きたい人はやや浮いてしまうおそれがあります。一人で従事する時間が長い仕事や、裁量権が大きい仕事を選ぶことをおすすめします。

デメリット3. 自分のこだわりが強い

自分のペースで働きたい人は、そうでない人よりもこだわりが強めな傾向が見られます。「自分流」を持っているという点ではよいことですが、あまりにこだわりが強いと、仕事に悪影響を及ぼすこともあります。たとえば、細かいところが気になって時間をかけすぎたり、やり方が変わるとやる気をなくしまうなどの弊害が考えられます。

優先順位を意識し、あまり成果に影響がない部分へのこだわりはほどほどにするなど、力を入れるところと抜くところのバランスにも留意しましょう。

自分のペースで仕事を進める方法

では、どのようにしたら自分のペースで仕事を進められるのか、具体的な方法について紹介します。

  • 仕事の優先順位を設定する
  • すべてを自分で背負わない
  • コミュニケーションは最低限にする

以上、3つのポイントについて解説します。

1. 仕事の優先順位を設定する

あなたが行う業務に優先順位をつけましょう。さらに、今日・今週・今月というように、各業務に期限を設けます。優先順位は高い順に、以下のようになります。

  • 緊急度が高く、重要度も高い
  • 緊急度は高くないが、重要度は高い
  • 緊急度が高いが、重要度は高くない
  • 緊急度、重要度ともに高くない

急な業務依頼などにより優先順位の高い仕事を優先できない場合は、上司に判断を仰ぐ等、臨機応変に対応しましょう。

2. すべてを自分で背負わない

自分のペースで仕事ができない人は、依頼された仕事をすべて受けてしまう「お人好しタイプ」と、全工程を自分だけでやろうとする「責任感が強いタイプ」が多いようです。

自分のペースを保つためには、キャパシティを超えていたり適任ではない業務は断ったり、他の業務の期限を遅らせることができるか交渉することも、時には必要です。

3. コミュニケーションは最低限にする

業務に関係のない話題で話しかけてくる同僚や、業務関連であっても会話が必要以上に長い人との関わりを、あらかじめ避けるか必要最小限にする工夫をしましょう。

業務連絡は原則としてメールやチャットで行ったり不要な会話が続く場合は「次の予定があるので…」と話を切り上げる等、あらかじめ対処法を想定しておくとスムーズでしょう。

自分のペースでできる仕事を探す方法

自分のペースでできる仕事がしたい場合、以下のいずれかの働き方が想定されます。

  • 会社に所属して「一人でできる仕事」をする
  • 組織に属さず、独立して「一人でできる仕事」をする
  • 会社に所属しているが、副業で「一人でできる仕事」をする

いずれにしても、いったん組織に属して仕事に必要な知識やスキルを身に付けたり正社員として働きながら副業でスモールスタートしたり、開業の準備を進めるなど、安心してチャレンジできる環境を整えることをおすすめします。

そこで、ここからは正社員として就職する方法についてご紹介しましょう。

方法1. ハローワークを利用

ハローワーク(公共職業安定所)は国が設置する公的機関で、無料で職業紹介を受けられます。ハローワークは全国の都道府県に設置されているため、地元企業はもちろん全国各地の求人を検索可能です。 また、「わかものハローワーク(わかもの支援コーナー、わかもの支援窓口)」でも、担当者による個別支援を受けられます。正社員を目指す34歳以下の方が対象のため、該当する方は活用可能です。わかものハローワークには、インターネットサービスで公開されていない求人の取り扱いもあるので、興味がある人は訪ねてみましょう。

方法2. 就職サイトを利用

インターネットを使える環境があれば、就職サイトで自ら求人を探すことができます。就職サイトで求人を探す場合は、ターゲットをしぼることがポイントです。例えば、「未経験者歓迎」「既卒」「学歴不問」などのキーワードを使って求人を絞っていきましょう。

自分にも可能性のありそうな企業を狙うことで、成功率が上がります。しかし、転職サイトでの職探しは、基本的にひとりで行うことになります。履歴書や面接のサポートがないので、就活に自信がある人向けです。

方法3. 就職エージェント利用

就職エージェントは民間の企業が提供するサービスで、求職者に合った求人を無料で紹介しています。正社員を目指す人の中には「応募書類の書き方が分からない」「面接のマナーが不安」という悩みを持つ方もいますが、エージェントを活用すれば専任の担当者が選考対策をしてくれるのがメリットです。面接日程の調整といった企業とのやりとりも代行してくれるので、初めて就活する方も安心して利用できるでしょう。「向いている仕事が分からない」という場合も、担当者があなたに合う職場を探してくれます。

就職活動のやり方が分からないという方は、私たちジェイックにご相談ください。ジェイックが運営する就職エージェント「就職カレッジ®」は、フリーターをはじめ、社会人経験が少ない方を専門にサポートしているため、「未経験歓迎」や「既卒可」といった求人を豊富に扱っています。

さらに、書類選考なしで多くの企業と面接できる「集団面接会」就活に役立つ知識が手に入る「就職講座」など、他のエージェントにはあまり見られないサービスもご用意していますので、少しでも気になる方はお気軽にご連絡ください。

まとめ

自分のペースで働ける仕事や、マイペースな人に向いてる仕事は存在します。自分がマイペースだと自覚している人は、その気質を上手に活かせる職業に就くことで、自分らしく働けるようになっていきます。注意点としては、「マイペース」と「ただの自分勝手」を一緒にしないことです。自分のペースは大切にしながら、周りの人にも配慮して働くことを忘れないようにしましょう。

「自分のペースで働きたい人に向いてる仕事を知りたい」という方は、ぜひジェイックのキャリアアドバイザーへご相談ください。

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自己完結型に向いてる仕事10選-自分の強みを活かして仕事へ就くためには-

「自分のペースでできる仕事」に関するよくある質問

そもそも、自分のペースでできる仕事とは?

「自分のペース」と言っても、どんな要素に自分のペース(自由や裁量)を求めるかは、人それぞれ異なります。「自分のペースでできる仕事とは?」の章で、まず「あなたは何に縛られたくないのか(どんな要素において自分のペースを守りたいのか)」を7つのタイプから考えてみましょう。

自分のペースで仕事を進める方法とは?

まずは組織に属して仕事に必要な知識やスキルを身に付けたり、正社員として働きながら副業でスモールスタートしたり、開業の準備を進めるなど、安心してチャレンジできる環境を整えることをおすすめします。「自分のペースでできる仕事を探す方法」の章では、正社員として就職する方法についてご紹介しています。

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古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等