
フリーター生活からの脱出は、正しい手順を踏むことで十分に実現可能です。
なぜなら、やみくもに行動するのではなく、段階的なステップを踏むことで着実に正社員への道筋が見えてくるからです。未来をより良いものにするためには、まずご自身の現状を客観的に見つめ直すことから始まります。
そこで本記事では、フリーター生活を脱出するための具体的な5つのステップや、未経験からでも正社員を目指せる仕事をご紹介します。
現状を変えたいと本気で願う方は、ぜひ参考にしてみてください。




この記事の目次
フリーター生活から脱出するには正社員就職!
フリーター生活から抜け出すためには、正社員として就職することが最も確実な道筋といえるでしょう。とりわけ20代から30代前半のうちに行動を起こすことで、安定した収入による金銭的な余裕や、社会的な信用といった恩恵を受けやすくなります。
もちろん、派遣社員や契約社員として経験を積む道も一つの選択肢です。しかし、これらの働き方には契約期間という定めがあり、常に雇用の不安定さが伴うこともまた事実ではないでしょうか。
もし、より確かな安定を望むのであれば、できるだけ早く就職活動を始めることをおすすめします。
フリーターを正社員にするよりも企業は人を雇いやすい
「いつか正社員に」という淡い期待を抱くより、自ら行動を起こす方が賢明かもしれません。なぜなら多くの企業は、内部からの登用よりも外部からの中途採用を優先する傾向にあるからです。
実際、労働経済動向調査の結果によると、正社員以外から正社員への登用を行う企業が2割に満たないのに対し、中途採用を開始する企業は6割を超えています。(参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「労働経済動向調査(令和7年)」)
つまり、フリーターとして社員になる機会をただ待っているだけでは、貴重な好機を逃してしまう可能性があります。「誰かが評価してくれるのを待つ」という受け身の姿勢は、時として機会損失につながるのです。
派遣から正社員を目指すのは遠回りになる場合がある
他には、派遣やアルバイトから正社員を目指す方法があります。正社員より採用されやすいメリットがある一方、正社員への条件が厳しく、なかなか派遣やアルバイトから抜け出せない人も少なくないようです。
未経験者がまず業界のことを知るために派遣やアルバイトで経験を積むのは良いことですが、年齢によっては遠回りになってしまいます。
いくら非正規雇用で経験者になっても、面接の場では正社員経験そのものがない点を指摘されることもあるのです。
フリーター生活脱出に向けて行う5ステップ
フリーター生活から脱出するための第一歩は、まずご自身の「やりたい仕事」を明確に定めることです。進むべき方向が定まっていなければ、その後の活動すべてが非効率になってしまうからです。
最初に自己分析で仕事の軸を固め、次に情報収集で方向性を決定します。その後、就職サービスの力を借りつつ、書類準備や面接対策へと進むのが効果的でしょう。
ここからは、フリーター生活を抜け出すための具体的な5つのステップを解説します。ご自身のペースで一歩ずつ進むための参考として、ぜひこのまま読み進めてみてください。
ステップ1:3日でどういう仕事がしたいかを固める
就職活動を始めるにあたって、まず取り組むべきは「どういう仕事がしたいか」をご自身の中で明確にすることです。
なぜなら、進むべき方向性が定まらないままでは、無数の求人を前にして途方に暮れてしまうからです。「とにかく応募しなければ」という焦りが、かえって非効率な結果を招きかねません。
この自己分析のステップにかける時間は、3日程度を目安にすると良いでしょう。
まずは「なぜフリーターを辞めたいのか」を紙に書き出したり、「これだけはやりたくない」という仕事を列挙したりすることから始めてみましょう。そうして見えてきたご自身の価値観は、企業選びの確かな指針となるのです。
ステップ2:1週間で就職情報を集めて方向性を決める
ご自身の希望が見えてきたら、次に行うべきは客観的な情報を集め、今後の方向性を定めることです。この情報収集には、1週間ほどの時間をかけると良いでしょう。
とくに、正社員と非正社員では生涯年収に大きな差が生まれるという事実は、まず知っておきたい情報です。その差が将来の生活設計に直接的な影響を与えるからにほかなりません。
加えて、年齢が上がるほど、未経験から正社員を目指すことの難易度は高まる傾向にあります。
こうした情報を踏まえ、ご自身の進むべき道を具体的に描いていきましょう。次から、それぞれの情報について詳しく見ていきます。
就職情報:正社員と非正社員では生涯年収に差が出る
正社員として働く道とそうでない道とでは、生涯にわたって手にする収入に大きな隔たりが生まれます。
なぜなら、毎月の給与に加えて、正社員には賞与(ボーナス)が支給される場合が多く、その積み重ねが大きな差となって現れやすいからです。以下の調査でも、働き方の違いによる生涯賃金の差は、数千万円から1億円以上にもなると示されています。
| 学歴 | 性別 | 正社員の生涯賃金 | 非正社員の生涯賃金 |
|---|---|---|---|
| 高校卒 | 男性 | 2億880万円 | 1億2,950万円 |
| 高校卒 | 女性 | 1億5,440万円 | 1億810万円 |
| 大学卒 | 男性 | 2億5,150万円 | 1億4,750万円 |
| 大学卒 | 女性 | 2億190万円 | 1億2,050万円 |
※参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2024」
この差は、将来の貯蓄や生活のゆとりに直接結びつきます。もし、より安定した暮らしを望むのであれば、正社員という働き方がもたらす金銭的な恩恵について、一度じっくり考えてみる価値があるのではないでしょうか。
就職情報:フリーター+スキマバイトは非効率
現在のフリーター生活にスキマバイトを加えれば、効率良く収入を増やせるとお考えかもしれません。しかし、その選択は、必ずしも効率的とは言えない側面を持っています。
なぜなら、結局のところ、労働時間を増やさなければ収入は上がらないからです。スポットワークに関する以下の調査結果に目を向けてみましょう。
| 1回あたりの平均労働時間 | 3.5時間(最も多い割合は1時間未満で18.8%) |
| 1ヶ月あたりの平均収入 | 2.8万円(もっとも多い割合は5,000円未満で22.6%) |
参考:日本労働組合総連合会「スポットワークに関する調査2025」
このデータが示すように、スキマバイトの追加で月3万円ほどの収入増は期待できるかもしれません。しかしそれは、単純に労働時間を上乗せした結果です。
「もっと働きたい」と望むなら良い選択ですが、効率的に安定した収入を得たいのなら話は別です。その場合は、正社員という働き方のほうが、よりご自身の希望に沿うのではないでしょうか。
就職市場:フリーター経験は就活にあまり影響しない
フリーターであったという経歴が、就職活動で必ずしも不利に働くわけではありません。
なぜなら、企業の半数以上が、採用選考においてフリーター経験を評価にほとんど影響させないと回答しているからです。下記の調査では、フリーター経験の評価について以下のような結果が示されています。
| フリーター経験に対する企業の評価 | 企業の割合 |
|---|---|
| プラスに評価する | 1.8% |
| マイナスに評価する | 39.5% |
| 評価にほとんど影響しない | 54.8% |
※参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「企業における若年層の募集・採用等に関する実態調査」
このように、「評価に影響しない」と考える企業が過半数を占めており、過度に悲観する必要はないのです。また、以下によると多くの業界でフリーターを正社員として採用した実績があります。
| 過去1年間にフリーターを正社員採用した業界 | 採用した企業の割合 |
|---|---|
| 飲食店・宿泊業 | 51.6% |
| 教育・学習支援業 | 30.8% |
| 運輸業 | 27.0% |
| 医療・保健衛生・福祉 | 26.5% |
| 不動産業 | 22.7% |
| 卸売・小売業 | 21.3% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 17.6% |
| 製造業 | 15.2% |
| 情報・通信業 | 11.8% |
| 建設業 | 7.9% |
| 金融・保険業 | 4.8% |
| その他サービス | 21.9% |
※参考:同上
飲食店・宿泊業のように積極的に採用している業界に的を絞れば、フリーター生活から早く抜け出せる可能性もおのずと高まるでしょう。
就職情報:年齢が上がると正社員就職が難しくなる
正社員への就職を考えるなら、年齢という要素を無視することはできません。
なぜなら、年齢が上がるにつれて、企業の採用の門戸は狭まっていく傾向にあるからです。以下にある、フリーターを正社員として採用する際の年齢上限に関する調査結果を見てみましょう。
| 年齢の上限 | 企業の割合 |
|---|---|
| 〜24歳 | 16.5% |
| 25〜29歳 | 32.4% |
| 30〜34歳 | 15.7% |
| 年齢制限なし | 29.0% |
※参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「企業における若年層の募集・採用等に関する実態調査」(「〜19歳」と「20〜24歳」の数値を合算)
この表が示す通り、「25〜29歳」を上限とする企業が最も多く、30代になるとその割合は半減します。「年齢制限なし」とする企業も存在しますが、年齢が上がるほど選択肢が狭まるという現実は否定できません。
フリーター生活からの脱出を望むなら、早めの行動が賢明といえるでしょう。
ステップ3:1週間で就職サービスを決めて相談する
正社員への就職を決意した場合、次は専門家の力を借りることを検討しましょう。就職サービスを利用し、専門的な助言を得ることが、フリーター生活から抜け出すための近道となります。
もちろん、求人サイトを使い自分の力で活動を進める方法もあります。しかし、一人での活動は、どの求人に応募すべきか迷ったり、行動を先延ばしにしてしまったりと、非効率になりがちです。
早くフリーター生活を脱出したいと本気で願うのであれば、第三者の客観的な視点を取り入れるほうが賢明と言えるでしょう。ここからは、具体的にどのような就職サービスがあるのかを見ていきます。
おすすめ就職サービス:ハローワーク
まずご紹介したいのが、国が運営する公共職業安定所、ハローワークです。このサービスは、とくにフリーターの方にとって見逃せない利点を備えています。
なぜなら、雇用保険に加入していた場合、失業手当の申請と就職活動を並行して進められる可能性があるからです。さらに、「わかものハローワーク」といった専門窓口を利用すれば、ご自身の年齢や状況に合わせた、より手厚いサポートを受けることもできます。
地域に根差した求人を探したい方や、公的な手続きを一度に済ませたい方にとって、心強い味方となるでしょう。
ただし、中小企業の求人が多いため、大企業や人気企業の求人もチェックしたい方は就職エージェントも一緒に活用するのをおすすめします。
参考:
厚生労働省「ハローワーク」
厚生労働省「離職されたみなさまへ」
厚生労働省「わかものハローワーク」
おすすめ就職サービス:就職エージェント
手厚いサポートを受けながら就職活動を進めたいなら、民間の就職エージェントが有力な選択肢となるでしょう。
就職エージェントは、専任のキャリアアドバイザーがつき、求人紹介から書類添削、面接対策まで、一貫して支援してくれるからです。一人では気づけないご自身の強みを発見してくれたり、一般には公開されていない求人を紹介してくれたりすることもあります。
ハローワークに比べ、より一人ひとりに寄り添った支援が期待できるでしょう。
これまで一人で就職活動を進めることに不安を感じていた方や、専門家と二人三脚で一歩を踏み出したい方にとって、心強い存在となるはずです。
ただし、エージェントと合わない場合や連絡がわずらわしいと感じる場合、自分のペースで転職を進めづらいと感じる可能性もあります。
ステップ4:2〜4週間で書類を準備して応募する
就職活動の成否を分ける応募書類の準備には、2〜4週間ほどかけて丁寧に取り組みましょう。アルバイトの応募書類と同じ感覚で作成するのは禁物です。
企業は長く活躍してくれる人材を求めています。そのため志望動機や自己PRから、あなたの熱意や人柄を注意深く読み取ろうとします。応募先への深い理解に基づいた内容が、熱意の証明となるのです。
書類作成の際は、以下の基本的なマナーを守ることが、あなたの信頼性を形作ります。
- 誤字脱字、記入漏れがないか徹底的に確認する
- 学校名や会社名は、省略せず必ず正式名称で記入する
- 西暦か和暦かを全体で統一する
- 修正テープや修正液は使用せず、書き損じた場合は新しく書き直す
より詳しい書き方については、以下の記事も参考にしてみてください。
ステップ5:2〜4週間で面接対策を行う
書類選考を突破すれば、次はいよいよ面接です。ここからの2〜4週間は、万全の準備を整えるための重要な期間となります。
面接は企業があなたという人間性を直接見極める場です。とくに「なぜフリーターという道を選んだのか」という問いには、ご自身の言葉で誠実に答える準備が必要になります。
対策に要する時間は人それぞれですが、就職エージェントの模擬面接などを活用し、集中的に取り組むのが効果的です。また、以下の基本的なマナーも、あなたの評価を大きく左右します。
- 清潔感のある身だしなみを心がける
- 指定された時間の5〜10分前には受付を済ませる
- 入室から退室まで、明るくハキハキとした挨拶を意識する
- 話すときは相手の目を見て、自信のある態度を心がける
より具体的な対策については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
フリーターで働く理由:すぐ働こうと思っていなかった
すぐ働くつもりがなくてフリーターになった場合、まずその事実を正直に認めることが大切です。その上で「現在はなぜ正社員として働きたいのか」「これからどうしていきたいのか」を伝えましょう。
卒業当初は社会へ出る目的意識が明確でなく、まずはアルバイトで様々な経験を積もうと、少し安易に考えておりました。しかし、アルバイトを通してお客様に喜んでいただくことに大きなやりがいを感じ、より責任ある立場で深く仕事に関わりたいという思いが強くなりました。現在はこれまでの経験で培った力を活かし、一日も早く貴社に貢献したいと強く思っております。腰を据えて長く働き、将来的には会社に貢献できる人材になりたいです。
フリーターで働く理由:やりたい仕事がなかった
「やりたい仕事がなかった」という理由は、まずその背景を正直に語ることが大切です。こだわりが強すぎたのか、あるいは真剣に向き合えていなかったのか、過去の自分を客観的に振り返りましょう。
当時は、自分の適性や世の中にある仕事を十分に理解しておらず、漠然と『やりたいこと』を探すばかりで、具体的な行動が伴っておりませんでした。しかし、フリーターとして様々な職種を経験する中で、人と深く関わり、課題解決に貢献することに喜びを感じる自分に気づきました。その経験から、現在は貴社の〇〇という事業に強く惹かれております。これまでの経験を活かし、お客様の課題解決に貢献したいと考え、志望いたしました。
フリーターで働く理由:就職先が決まらなかった
「就職先が決まらなかった」という過去は正直に伝えつつ、前向きな視点で語ることが大切です。
「どこにも受からなかった」と事実だけ伝えるのは、マイナスな印象を与えかねません。
採用担当者は、その経験から何を学び、どう行動したかを知りたがっています。そのため「ご縁がなかった」と表現し、当時の自分に足りなかった視点を冷静に分析したと話しましょう。
就職活動は行いましたが、当時は残念ながらご縁がありませんでした。今振り返ると、自己分析が足りず、働く上での軸を明確にできていなかったと反省しております。その後、フリーターとして実務経験を積む中で〇〇という仕事にやりがいを見出しました。現在は働く目的が明確になっており、△△という点に強く惹かれた貴社に、ぜひ貢献したいと考えております。
フリーターで働く理由:体調の回復を優先していた
体調回復を優先していたという事実を伝えつつ、仕事への影響がないと語ることが何よりも重要です。
採用担当者は、過去の事実そのものよりも、現在の健康状態と今後の安定した勤務が可能かを知りたがっています。病名を詳しく話す必要はありません。大切なのは、現在は完治しており業務に支障がないという事実をはっきりと伝え、相手を安心させることです。
卒業後しばらくは体調を崩しており、治療に専念するため、時間的な融通の利く働き方を選んでおりました。現在は完治しており、フルタイムでの勤務に全く支障はございません。療養を通じて、仕事を通じて社会と関わることの喜びを改めて実感しましたので、今後は万全の体調で貴社に貢献したいと考えております。
フリーターから正社員になりやすい、狙い目の職種2026年版
フリーターから正社員を目指すなら、特別な資格がなくても挑戦しやすい職種を狙うのが近道です。人手不足の業界や未経験者を歓迎する職種は、採用の門戸が広く開かれています。
ここでは、厚生労働省の職業情報提供サイトjob tag「未経験でも比較的入りやすい職業」から、フリーターにおすすめできる狙い目の仕事をピックアップしました。
営業職やPCセットアップ作業員などさまざまな仕事を紹介しますので、ご自身の興味や適性と照らし合わせながら、ぜひこのまま読み進めてみてください。
1.キッティング作業員(PCセットアップ作業員)
IT業界への足がかりとして、キッティング作業員は有望な選択肢といえるでしょう。特別なスキルがなくとも挑戦しやすく、フリーターから正社員を目指す方におすすめです。
主な仕事は企業で使うPCを初期設定し、すぐに使える状態に整えることです。多くの場合マニュアルが完備されており、未経験からでも安心して業務を始められる傾向にあります。この地道な作業を通じてITの基礎知識を実践的に学べます。
| 平均年収 | 356.2万円 |
| 必要なスキル | 特になし(マニュアルに沿った丁寧な作業ができれば可) |
| 向いている人 | ・コツコツとした作業が得意な人 ・PCの仕組みに興味がある人 |
| 仕事に就くには | 未経験者を歓迎している求人に応募する |
参考:職業情報提供サイト job tag「キッティング作業員(PCセットアップ作業員)」
2.建築塗装工
手に職をつけ、自分の仕事が形として残るやりがいを求めるなら、建築塗装工という道は魅力的です。体を動かすことが好きな方にとっても、充実感を得られるでしょう。
なぜなら、この仕事は学歴や経験を問われることが少なく、見習いから着実に技術を習得できる専門職だからです。主な仕事は、建物の外壁や屋根に塗料を塗り重ねることです。それは単に美観を整えるだけでなく、建物を風雨から守る大切な役割を担います。
経験を積めば現場をまとめる職長への道も開け、独立も夢ではないでしょう。
| 平均年収 | 442.4万円 |
| 必要なスキル | 特になし(見習いとして働きながら習得) |
| 向いている人 | ・体を動かすことが好きな人 ・ものづくりに興味がある人 |
| 仕事に就くには | 未経験者を歓迎している塗装会社などに応募する |
参考:職業情報提供サイト job tag「建築塗装工」
3.登録販売者
安定した専門職を目指すなら、「登録販売者」の資格取得は有効な一手です。フリーターから正社員へのキャリアチェンジとして、確かな未来を描きやすい仕事といえるでしょう。
なぜなら、この公的な資格は、医薬品に関する専門知識を持つことの確かな証明となるからです。未経験からでも、資格という客観的な強みを持って就職活動に臨めます。仕事として働く際はドラッグストア等でお客様の症状を伺い、第二類・第三類医薬品の販売を行います。
経験を積めば店長やエリアマネージャーへの道も開き、キャリアの可能性は大きく広がるでしょう。
| 平均年収 | 369.4万円 |
| 必要なスキル | 登録販売者の資格 |
| 向いている人 | ・人と話すのが好きな人 ・健康や医療に興味がある人 |
| 仕事に就くには | 登録販売者の資格を取得し、ドラッグストアなどの求人に応募する |
参考:職業情報提供サイト job tag「登録販売者」
4.営業職
未経験からの正社員就職において、営業職は最も有力な選択肢の一つです。特別な資格や経験がなくとも、フリーター時代のコミュニケーション能力を直接活かせます。
事実、企業が未経験者を採用する職種として営業職が最も多いという結果も出ています。(参考:株式会社マイナビ「中途採用状況調査 2025年版(2024年実績)」)
営業職の主な仕事は、自社の製品やサービスを提案し、顧客の課題を解決することです。成果が収入に直結しやすい点も、この仕事の大きな魅力といえるでしょう。将来的には、チームを率いるマネージャーや、特定分野の専門家としての道も開けます。
| 平均年収 | 500.8万円(保険代理店営業の場合) |
| 必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・ヒアリング能力 |
| 向いている人 | ・人と話すのが好きな人 ・成果が評価される環境で働きたい人 |
| 仕事に就くには | 未経験歓迎の営業職求人に応募する |
参考:職業情報提供サイト job tag「代理店営業(保険会社)」
フリーター生活を脱出した後の収支シュミレーション
正社員として働くことは、将来の資産形成に極めて大きな影響を与えます。フリーターよりも収入がアップするため、同じ生活水準でも貯蓄に回せるお金の余裕が大きく変わってくるからです。
実際に、フリーターと正社員の収支を比較してみましょう。ここでは実家で暮らしている場合を想定し、食費や交際費などの生活に使うお金(消費支出)を差し引いたうえで、どれだけ貯蓄できるのかを試算します。フリーターと正社員の年間収支シミュレーションは以下のとおりです。
| 項目 | フリーター | 正社員 |
|---|---|---|
| 1年の平均給与 | 200万5,000円 | 523万3,000円 |
| 税金・社会保険料(25%と仮定) | 50万1,250円 | 130万8,250円 |
| 1年間の消費支出 | 142万6,032円 | 142万6,032円 |
| 年間貯蓄可能額※平均給与-税金・社会保険料-消費支出 | 7万7,718円 | 249万8,718円 |
参考:e-Stat「家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果表」
このシミュレーションが示すように、働き方が変わるだけで、将来に向けた資産形成の可能性は劇的に変わります。この年間約242万円もの差は、人生における選択肢の多さに直結するといっても過言ではないでしょう。
よくある質問
「フリーターから脱出するには正社員就職!」にもある通り、フリーターを脱出する方法は正社員への就職です。就職支援サービスや求人サイトなどを利用して就職活動をするほか、正社員登用のあるアルバイトや紹介予定派遣などを利用する方法もあります。
最短で効率的にフリーターから脱出したい方におすすめなのが、ジェイックの「就職カレッジ」です。フリーター経験しかないという方に対し、はじめての正社員就職を成功させるだけでなく、自分に合った企業で活躍・定着できるように支援します。
フリーターとして一定期間働いていると、そこから抜け出すことは簡単ではありません。しかし、就職することはできます。ジェイックの「就職相談」にお申込みいただければ、フリーター脱出のための就職活動の方法について、アドバイスさせていただくことが可能です。
フリーターから脱出できないまま年齢を重ねると、正社員と収入面で差がつくだけでなく、30代になると採用されにくくなっていきます。「フリーターから脱出できずにいるとどうなるのか」でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
まとめ
フリーターは、いわば自転車操業。年金をもらう年齢になっても働き続けなければならない可能性が高く、正社員のようにゆっくりとした老後や休暇を過ごせる保障がありません。
収入格差だけではなく、ローン審査や年金などライフイベントの度に正社員との違いを思い知らされるでしょう。
こちらでご紹介したジェイックのように、フリーターや未経験でも正社員を目指せる就職支援サービスを利用して、早いうちにフリーターの負の連鎖から脱出しましょう。




当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。




































