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フリーターの面接の内容は新卒とちがうの?質問例・回答例を解説!

フリーターが面接の内容は新卒とちがうの?聞かれる質問や回答例を解説!

フリーター面接ではどのような質問がされるの、と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか? 実は、フリーターの面接では新卒と聞かれる質問が違います。 なぜなら、フリーターならではの状況があるからです。

こちらの記事では、フリーターに聞かれる質問や回答方法を解説しております。 気になった方は是非参考にしてみてください。

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記事のPoint
  • 「フリーターが面接でよく聞かれる質問と回答例」「逆質問をするコツ 2選」を解説
  • フリーターになった理由別に、「面接での説明例」も紹介
  • 「フリーターが面接を通過する方法 3選」も、ぜひ参考にしよう!

フリーターが面接で聞かれる質問は新卒と異なる

フリーターが面接で聞かれる質問は新卒と異なる

フリーターが採用面接で聞かれる質問は、新卒者への質問とは違います。

「なぜ正社員ではなくフリーターをしてきたんだろう?」

「フリーターで何をしてきたんだろう?」

「なんでうちの会社の正社員になりたいんだろう?」

面接官の立場になって想像するとわかりますが、上記のような点を確認したいと考えるからです。そのため、フリーターの面接では、たとえば「学生時代に頑張ったこと」「志望動機」「自己PR」「長所と短所」といった、新卒者向けによくされるもの以外の質問が投げかけられます。

働いた経験は新卒よりは長い

新卒とフリーターの大きな違いは「フリーターには長いバイト経験がある」ということです。働いたことがあるという点では新卒よりも経験豊富ですし、アルバイトといっても業務内容によってはアピール可能な職歴になります。アルバイトでしていた仕事内容が、応募企業のニーズに合った実務経験であれば、フリーターであっても採用される可能性が高まります。

フリーターが面接でよく聞かれる質問

フリーターが面接でよく聞かれる質問

それでは、フリーターが面接でよく聞かれる質問と、その回答例をご紹介します。

質問1:フリーターになった理由

『なぜ、フリーターをしていたのですか?』という質問は、避けては通れない質問です。

フリーターを選択した理由が明確であれば、そのまま説明しましょう。たとえば、演劇をやっていて俳優を目指していた、バンドでプロを目指していたなど、はっきりとした理由があれば面接官も納得できます。

そして、フリーターから正社員になろうと思った理由を話すことも大切です。

回答例

「演劇をやっていて俳優を目指していました。演劇時代にしていたアルバイトをきっかけに仕事をするおもしろみを感じるようになり、正社員の就職活動を始めました」

一方、特に理由も無くフリーターになった人は、きちんとした説明が必要です。

「進路や仕事などの重要な物事について、なんとなく気分で判断する傾向がある人なのかな?」と捉えられると、採用後の仕事を任せる上で不安視されるおそれがあります。

だからといって、嘘をつくことはおすすめできません。「なんとなくフリーターになってしまったこと」を正直に話した上で、「安易な判断を反省していること」や「その失敗を今後に活かすべく、将来を真剣に考えて就職を目指している」というところまでをしっかり伝えましょう。

回答例

「新卒の就職活動のときは自分のやりたい仕事がわからず、就職せずに卒業してしまいました。今考えればもっと真剣に将来のことを考えるべきだったと反省しています。フリーターの経験を通して仕事をすることで自分も社会に貢献できるんだと気づきました。正社員として働くことでさらに責任ある立場で仕事をしたいと思っています」

質問2:フリーター期間が長い理由

『なぜ〇年間もフリーターを続けていたのですか?』という質問は、フリーター期間が長い人は必ず聞かれます。面接官が納得できるように説明できないと「一定の責任が伴う正社員として仕事をしたくないのかな?」と思われてしまいます。

これについても『質問1』と同様に「長くフリーターを続けた経緯や理由」を正直に伝え、その経験をもとに「これからどうして行きたいか」までをセットで伝えるようにしましょう。

回答例

「様々なアルバイトをすることで自分に合う仕事を見つけたかったからです。おかげで私は〇〇が向いているとわかりました。私の強み〇〇を御社で活かせると思い志望しました」

質問3:正社員に就職したい理由

『なぜ正社員に就職しようと思ったのですか?』と聞かれた際は、あなたが正社員として就職したいと考えるようになった具体的なエピソードを話すのがおすすめです。

回答例

「アルバイト先で正社員の方の仕事ぶりを見ていて、私も正社員としてもっと責任や裁量のある立場で仕事をしたいと考えるようになったからです」

また、「もっとお金がほしいから」「安定したいから」「なんとなく正社員になろうかなと思った」などの答え方は避けておくのが無難です。働く上で待遇や条件面は重要な要素ですが、はじめからそれらを中心に話す人よりも、働き方や働く意欲について話す人に採用側は好感を持つのは自然なことです。

ここでも「あなた自身がもし面接官だったら、どんな人と共に働きたいか」を想像することで、適切な受け答えが導き出せることでしょう。

質問4:フリーター期間の仕事

『フリーター期間にしていた仕事は、どのようなものですか?』という問いかけは、フリーター時代の実務経験が自社の業務で求められているスキルに合致するかどうかを知るための質問です。

応募先の企業が求めているスキル・経験は求人情報であらかじめ確認できるので、あなたが経験してきた仕事の中で特に適合する業務経験をアピールするチャンスです。

たとえば、営業や販売の求人に応募している際は、フリーター期間にいくつか経験した中から「接客」に関する業務経験をメインで伝えると効果的です。

回答例

「アルバイトでは接客を中心に担当していました。まずはお客様のご希望をよくお聞きして、それに適した品物を紹介しつつ、似た特徴を持つ他の商品のご案内も付け加えるなどの工夫をしていました」

このように、「今、応募している求人」と「あなたのバイト経験」の共通点を見つけてみましょう。そして単に「〇〇の仕事をしていました」というだけに留まらず、具体的なエピソードや工夫した点もあわせて伝えるのがポイントです。

質問5:アルバイトでの成功、失敗体験

『アルバイトで一番頑張ったことは?』『なにか成功体験はありますか?』というような質問は、仕事への意欲の高さや、創意工夫ができる人材かどうかを見るための質問です。

また、『アルバイトで何か失敗してしまった経験はありますか?』『それをどのように解決しましたか?』は、臨機応変な対応力や、失敗を乗り越える力があるかを見る質問です。

どちらに関しても、できるだけ具体的なエピソードを交えながら、仕事に対する前向きな姿勢が伝わるように意識しましょう。

質問6:アルバイト以外の生活について

『アルバイト以外に、何か活動はしていますか?』というような質問は、あなたの生活の充実度や人間関係などから、ストレス耐性や体力・コミュニケーション能力などを探るためのものです。最近はプライベートに関する質問を控える企業も多いのですが、念のため質問された時に備えて準備はしておきましょう。

回答例

「友人たちとゴルフ練習場に行っています。そして、たまにラウンドに出ています。ゴルフはメンタルのスポーツとも言われますので、メンタルが鍛えられているのかもしれません。打つ感触が楽しくて行っています」

質問7:逆質問

企業側から『何か聞いておきたいことはありますか?』と、逆質問の有無を問われることがよくあります。これは、応募者の疑問を解消しておく目的もありますが、自社に対する興味や意欲の度合いを計るためのものでもあります。応募先の企業のことをきちんと調べていれば疑問や質問が出てくるはずですし、入社への意欲や積極性をアピールするチャンスです。

しかし、ただでさえ緊張する面接の場では、とっさに質問が思い浮かばない事の方が多いでしょう。そこで、事前に質問事項を用意しておき、メモを見なくても思い出せるように何度か実際に口に出して復唱しておくことをおすすめします。

具体的な質問例はこの記事の後半でもお伝えしますが、こちらの記事もぜひご参照ください。

逆質問の例30選!面接での「質問はないです」を卒業
性格お仕事診断
性格お仕事診断

フリーターが面接でよく聞かれる「難しい質問」の対策

続いて、フリーターの人が面接で聞かれる「回答に困るタイプの質問」について、よくある質問内容と、その対策について解説していきます。

対処1:空白期間を指摘されたとき

一般的に、空白期間とは「就業していない期間のこと」を指します。空白期間ができた背景にはさまざまな理由があると思いますが、企業側から見ると「空白期間がある=働く意欲が低い人なのでは?」との不安が感じられるものです。

面接で空白期間について指摘された時は、正社員として就業していないという意味では空白期間ではあるものの、「フリーターとして働くことを通じ、自分にとって意義のある期間」であったことを前向きにアピールすることが大切です。例えば、以下のようなポイントに着目してみましょう。

  • アルバイトの業務経験で、応募先の仕事に活かせること
  • その経験を活かして、どういうキャリアを目指したいのか
  • アルバイトを通して、自分の適性や得意分野が見つかったこと

このような要素を説明に盛り込むことで、空白期間がアピールポイントに変換されます。

そして、重要なのは「空白期間について説明する際に嘘をつかないこと」と「空白期間の前と後で自分がどう成長したのかを前向きに伝えること」です。

また、空白期間にアルバイトなどの活動を何もしていなかったという人は、そのことを伝えた上で、一念発起して働きたいという決意を伝えるようにしましょう。

対処2:転職回数が多いと指摘されたとき

フリーターとしての転職回数が多い場合、その理由を質問されることがあります。面接官には「この人を採用しても、すぐ辞めてしまうのではないか」という懸念があるのです。この質問への回答で重要なポイントになるのは以下の2点です。

  • 「転職回数が多い理由はあくまでも自分にある」と理解しておくこと
  • 「これまでの経験から何を得てきたのか」を伝えること

一点目のポイントは、「以前の職場(アルバイト先)を悪く言わないよう注意すること」とも言えます。「職場環境(または待遇など)が良くなかったために転職した」のが事実であっても、それのみを理由として伝えてしまうと、「わが社の環境(待遇)にも満足できずに、すぐ辞めるのではないか」と不安視される可能性があります。そこで「自分にも工夫できる余地があったかも知れない」という反省や、「〇〇という対処法を試みたが、うまくいかなかったため止む無く退職した」という経緯も含めて伝えると良いでしょう。大切なのは「前向きな心構えを持った上で、今回の就職活動にのぞんでいる」ことが伝わるようにすることです。

対処3:経験不足を指摘されたとき

職歴の無さや希薄さを指摘された場合は、以下のポイントを抑えて受け答えをしましょう。

  • 職歴の無さ(希薄さ)を、まずは素直に認めること
  • フリーター期間のアルバイトを通じて、どんなスキルが身についたか
  • そのスキルを、応募先の仕事でどう活かしていきたいか

経験値が少ないこと自体を現段階で変えることはできません。けれど、これから経験を積み重ねていくためにしっかり取り組んでいきたいと伝えるようにしましょう。

経験不足を指摘された際に大切なのが、将来の目標をはっきりと伝えることです。この指摘がされている時は、あなたの過去の行動に着目されている状態です。そこで、将来の目標を明確にすることで「自分はこうなりたい」という未来に関するテーマへと話を展開させることができます。将来の目標は仕事のモチベーションも向上させるので、「すぐに辞めない人材」という期待にも繋がることでしょう。

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フリーターが面接で逆質問をするコツ

「フリーターが面接でよく聞かれる質問」の章でも少し触れましたが、 面接では「何か質問はありますか?」という逆質問がされることがあります。面接の途中で「ここまでの内容について質問はありますか?」と聞かれる場合もありますが、面接の最後に逆質問に応じる時間をとってもらえるケースもよくあります。

この「最後のタイミング」というのがとても重要です。面接官はあなた以外にも何人もの人と面接をしていますので、他の人よりも好印象を残す必要があります。「別れ際の印象」がもっとも強く残りますので、面接の最後の逆質問は「単なる質問タイム」ではなく、「あなた自身をアピールする最後のチャンス」であると認識しましょう。

と、避けるべき質問例をいくつかご紹介していきます。

コツ1:すべき質問

では、面接官へアピールできる質問のサンプルをいくつかご紹介しましょう。

  • アルバイト先での仕事では〇〇〇を目標に(または、心掛けて)勤務していました。今回募集されている業務における目標(または、留意する点など)は何でしょうか?
  • ◯◯の資格を持っておりますが、求人業務で活かせることはありますか?
  • 採用していただける場合、入社前に準備しておくべきことはありますか?
  • 一日でも早く業務に慣れて戦力になりたいと考えておりますが、入社後はどの程度の期間どのような流れで業務に携わっていくのでしょうか?
  • 御社で活躍している社員の方の特徴を教えていただけませんか?ぜひ参考にしたいと思います

仕事に対する前向きな姿勢や、業務に関する知識を学ぶ意欲を感じられる質問が良いでしょう。

コツ2:避けるべき質問

続いて、面接の場では避けた方が良い逆質問のサンプルをご紹介します。

  • 御社では、どのような商品、サービスを扱っていますか?
  • 企業理念を教えてください

上記のような、会社案内やサイトを見れば自分で調べられる内容そのものを尋ねるのはNGです。面接官にしてみれば「そんなことも調べずに面接に来たのか」「わが社の事をまったく知らずに、なぜ応募してきたのかな。入社できればどこでもいいのかな」と、マイナスのイメージを与えてしまいます。

ただし、「御社の〇〇〇というサービスに魅力を感じているのですが、これはどういった経緯で発案されたのでしょうか?」などのように、企業の基本情報を深掘りする質問は、応募先への興味・関心の高さを示すことができます。

また、この記事の前半でも取り上げましたが、入社後の待遇や福利厚生についての質問に終始してしまってはあまり良い印象を与えません。

  • 年間休日は何日くらいですか?
  • 長期休暇は、入社後いつから取得できますか?
  • 有給休暇の実際の取得率を教えてください
  • 配属部署のみなさんは、どれくらい残業をしていますか?
  • 福利厚生には、どのようなものがありますか?

ワークライフバランスや働き方改革の観点から、こうした条件面はとても重要な項目ではあります。ただ、最近ではこれらの内容は求人情報で提示されている場合も多く、内定が出た後のやり取りで詳しく確認することも可能です。内定後に待遇や条件面で折り合わないと感じたら、辞退すればいいだけの話です。まだ合否が決まらないうちに、条件面の話をメインでしてしまうのは選考上有効とはいえないでしょう。

面接での逆質問の際は、「あなたも企業も、互いに相手を見定めていること」「あなたが採用されるかどうかはまだ決まっていない状態であること」を常に念頭において、不必要にネガティブな印象を面接官に残さないよう注意してください。

フリーターになった理由別!面接での説明例

フリーターになった理由別!面接での説明例

フリーターになった理由別の面接での説明例をご紹介します。

面接は「面接官の気持ちになって考える」のがコツです。面接官の質問意図を理解することで、内定率を高めることができます。

学生時代に就職活動に失敗してフリーター

フリーターの面接で聞かれる質問に「大学時代に就職活動はしたのですか?」があります。

新卒の就職活動をしたのに就職できずフリーターになったのであれば、面接官は「この人、何か問題があるから採用されなかったのかな?」と思います。

新卒の就活のときと今では心境が違うことを伝えるのが良いでしょう。過去を反省して今は心を入れ替えて頑張っているという姿勢を見せましょう。

回答例

『新卒の就職活動のときは「就職すること」が目的になってしまい、業界もバラバラに受けてしまったため就職がうまくいきませんでした。今はフリーターの経験から自分のやりたい仕事や向いている仕事を理解しているため、自分の強みを御社で活かして貢献できると思い応募しました』

就職活動をそもそもせずにフリーターになった

大学時代に就職活動をせずにそのままフリーターになった人もいるでしょう。

就職活動をせずにフリーターになった明確な理由がある人は正直に理由を伝えましょう。

回答例

「私は会計士を目指して勉強していたため、勉強時間を確保しやすいアルバイトをしていました。4年をリミットとして勉強していましたが、合格することができなかったため、会計士をあきらめて就職活動をしようと思いました」

また、本当になんとなくフリーターになってしまった人は新卒の就活のときと今では心境が違うことを伝えましょう。

回答例

「新卒のときに就職活動をしなかったことは反省しています。もっと将来のことを考えればよかったと思っています。フリーターとして働くことで仕事をするおもしろみを感じたことや、正社員として働くことで責任ある仕事をしたいと思っています」

一度は正社員で就職したが退職してフリーター

一度は正社員で就職したが退職してフリーターになった人は、正社員をやめた理由とフリーターになった理由の説明が必要です。

回答例

「前職は新卒で就職しましたが、就職することが目的になってしまったため、肝心の仕事内容に興味が持てず続けることができませんでした。色々なアルバイトをすることで自分に向いている仕事を知りたいと思いフリーターをしていました。フリーターをした結果自分に向く仕事がわかり、御社で自分の強みを活かしたいと思ったため応募しました」

「正社員の仕事に疲れてしまった」「正社員の仕事が大変で辞めた。楽なフリーターになった」と言った回答は仕事のやる気が感じられないため不採用になる可能性が高いです。

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厚生労働省は卒業後3年間は新卒扱いにしている

厚生労働省は卒業後3年間は新卒扱いにしている

一般的にもっとも就職しやすい新卒枠での採用は、学生に限られています。学校を卒業してしまうと新卒枠ではなく中途採用枠での応募になります。

中途採用枠は実務経験豊富なベテランもいるため、既卒や第二新卒には不利な就職活動になってしまいます。

少し古いデータですが、平成22年の新卒者のうち未就職者は約75000人いて、新卒枠でエントリーできないことで就職しにくい状況になっています。

事態を重く見た厚生労働省では、事業主に対して、学校を卒業してから3年間は新卒でエントリーできるように「青少年の雇用機会の確保等に関して事業主が適切に対処するための指針」を改正しています。

まだ事業主側に浸透しきっているわけではありませんが、今後は卒業後も新卒エントリーできるようになるかもしれませんね。

フリーター面接の面接官が厳しい質問をするホンネ

フリーター面接の面接官が厳しい質問をするホンネ

フリーターの面接では面接官が厳しい質問をしてくることがあります。

「正社員でどこも雇ってくれなかったからフリーターだったのですか?」

「責任の重い仕事をしたくないからフリーターを続けていたんじゃないの?」などです。

ですが、面接官はあなたが嫌いだから厳しい質問をしているのではありません。そもそも本当にあなたに興味がなかったら書類選考の時点で落としています。

フリーターの場合は、

  • 「厳しい局面に立たされても逃げずに立ち向かえるか?」
  • 「正社員として働く覚悟はあるのか?」
  • 「すぐにやめないか?」

を見るために心を鬼にして厳しい質問をしているのです。だから、厳しい質問をされて不機嫌になってはいけませんし、暗くなってもいけません。

すべてはあなたをいじめたいからではなく、あなたが会社に入社して困難にぶちあたったときのシミュレーションをしているのです。

厳しい質問をされたら「たしかに仰る通りです」と一度面接官の質問を肯定したあとに自分の強みを話すようにしてください。

「仰る通りです。当時の私は正社員として採用される魅力がなかったのだと思います。ですので、私はフリーター期間も仕事で実績を作り、勉強もしてスキルアップをしてきました」というように答えてください。

過去を反省した上で、今は違いますということをアピールすると印象が良いです。

今回は、フリーターが正社員就職の面接で聞かれやすい質問・その対策についてご紹介してきました。

20代・30代フリーターの正社員就職にまつわること、たとえばフリーターから正社員への就職成功率や年代別の就職活動の方法、求人情報を見るポイントなどは、以下の記事でご紹介しています。

フリーターから正社員ってなれる?

以下の記事では、フリーターの正社員就職が難しいと言われているのはなぜなのか、フリーターが就職活動において必ずやるべきこと、書類や面接対策などについても触れています。

フリーターが就職するにはどうすれば?方法とおすすめ職種を紹介

面接対策以外にも準備すべきことやポイントについて知りたい、フリーターから正社員就職を絶対に成功させたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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フリーターが面接を通過する方法

方法1:フリーターだった理由や就職したい意思を前向きに伝える

「なぜ、今までフリーターをしていたのか」「なぜ、正社員として就職したいのか」についての説明を、いかにポジティブに伝えられるかがフリーターの面接における最重要ポイントです。

同時に大切なのは「伝えにくい内容こそ正直に、けれど手短に話すこと」です。“ポジティブに伝える”というのは、事実を偽ったり嘘をつくことではありません。面接の場で話したことが虚偽だったと後から判明すれば、めでたく入社できたとしてもあなたの信用に傷が付きます。しかし、ネガティブな事実を長々と話すのはあなたの印象を必要以上に損なうおそれがあるので得策ではありません。ですから「ネガティブな話は、正直に手短に伝える」のがおすすめです。

ここで言う“ポジティブに伝える”というのは、「ネガティブな要素を反省したり活かしたりして、未来に向けてポジティブに展開させていく」、そうした期待を面接官に感じてもらうことを意味します。ここをクリアできれば内定にグッと近づけます。事前に話す内容をノートなどに書き出し、声に出して練習を繰り返すことでブラッシュアップさせましょう。

方法2:書類審判は通過していることを自信にする

覚えておいてほしいのは、「書類選考をクリアできたから、面接に進めている」ということです。採用担当者はあなたに興味があり、履歴書だけではわからない人柄や経験してきたことを知るために面接を行うのです。内定を出す見込みもない候補者を面接に呼ぶということはありません。

面接にたどり着ければ、内定獲得は視野に入っています。あと一歩で内定を獲得できる位置まで来ていることを忘れずに、ポジティブな気持ちで面接に臨んでください。この時、方法1でご紹介した「話す内容を書き出し、実際に口頭で話してみる」ことを繰り返し行っておくことが、面接の場であなたに自信を与えてくれることでしょう。

方法3:就職・転職エージェントを利用する

「自分の面接対策は、これで大丈夫なのかな?」と感じている方や、就職活動に慣れていない方は、面接対策のプロである就職エージェントに相談することをおすすめします。フリーターの方は、新卒者などに比べると就職市場で不利になることもあるため、就職支援サービスでプロのサポートを受ける意義が大きいからです。

就活において、やらなければならないことは以下のようにたくさんあります。

  • 自己分析
  • 企業分析
  • 応募書類の作成
  • 企業とのやりとり
  • 面接対策

就職エージェントはこれらのサポートや代行をするので、「就職活動を何から始めていいか分からない」という人には特におすすめです。

私たちジェイックは、20代のフリーター・既卒者・第二新卒の就職支援を得意とする就職エージェントです。就活の基礎を学べる就職講座では、以下のような内容も提供しています。

  • ビジネスマナー
  • 自己分析
  • 企業研究
  • 履歴書、面接の個別対策

この講座により「就職成功率80%以上」という、高い内定率を実現しています。また、厳選した優良企業約20社と書類選考免除で面接ができる「面接会」も開催しており、最短の場合は2週間で内定を獲得する方もいます。さらに、入社後も無料相談ができるため「就職後に上手くやっていけるか心配」という人にもおすすめです。

まとめ

フリーターが正社員就職を目指す際、面接でのよくある質問や注意点についてご紹介してきました。

あらためて、いちばん大切なことは「企業がフリーターのあなたを採用するにあたって、不安に感じている部分を払拭し、ポジティブな印象を与えること」です。

フリーター期間のアルバイト経験やそれ以外の活動から、企業側にとって有益だと感じてもらえるような回答を心掛けてください。コツは「あなたが採用担当者なら、どんな人を採用したいと感じるか」という視点を自分自身に向けてみることです。

厳しい質問が投げかけられることもあると思いますが、落ち着いて対応できるよう事前準備は「やり過ぎ」と思えるくらいに行ってください。イザというとき、「あれだけ何度も練習したんだから大丈夫」と思えるかどうかが、あなた自身を支えてくれるはずです。

フリーターの面接に関するよくある質問

フリーターの就職面接で聞かれることを知りたい

フリーターの方が就職の面接で企業から聞かれやすい質問として、フリーターになった理由や就職したい理由、フリーター期間のことなどが考えられます。ある程度、聞かれる質問は共通することになるでしょう。

面接が怖くて行動に移せないときは?

フリーター経験しかない場合、企業の面接を受けることを不安に感じる方もいるはずです。まずは自己分析や履歴書対策から始めて、自分のアピールポイントを理解しましょう。ジェイックでは、社会人経験がない・浅い方を対象に、就職活動全般のお手伝いをしています。ぜひ「就職相談」から相談ください。

フリーターになった理由は面接でどう説明する?

就職できずフリーターになった場合、就職活動をせず卒業してフリーターになった場合、一度就職したが辞めてフリーターになった場合で、それぞれ適した伝え方は異なります。フリーター経験をポジティブに伝えられる工夫をしましょう。

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ABOUT US
近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~