
フリーターの職務経歴書には、正社員経験がない場合はアルバイトの経歴を記載し、応募先の職種に活かせる経験やスキルを記載します。
本記事では、フリーター特有の悩みを解消する職務経歴書の書き方を、具体的な見本とチェックリスト付きで徹底解説します。
職歴が多い場合・少ない場合それぞれの対処法や、正社員経験がなくてもアピール力を高める4つのポイント、採用担当者の目に留まる自己PR作成術まで網羅しています。
職務経歴書の書き方が分からない、見本や例文を参考にしながら職務経歴書を作成したいという方はぜひ参考にしてみてください。




この記事の目次
フリーターの職務経歴書の書き方
フリーターが職務経歴書を作成する際は、自分の経験を具体的かつポジティブに伝えることが重要です。
4つの項目に分けてポイントを解説します。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 職務要約 | ・勤務年数や経験した業界・職種を簡潔にまとめる ・応募先に関連する経験を優先して記載する |
| 職務経歴 | ・数値やエピソードを用いて成果や実績を示す ・応募職種に関連する経験があれば強調する |
| 資格・活かせるスキル | ・取得した資格の正式名称を書く ・資格取得に向けた勉強中であれば記載しておく |
| 自己PR | ・エピソードを交えながら強みを伝える ・求人情報をよく読んで求められる能力に合わせて書く |
職務要約の書き方
職務要約とは、これまでの職務経験を簡潔にまとめた部分のことです。
自己紹介のような役割を果たし、採用担当者が職務経歴全体の概要をすぐに理解できるようにするための項目といえます。
職務要約を書くときのポイントは、以下のとおりです。
- これまで経験してきた職種や業務内容を簡潔に記載する
- 3〜4行程度で簡単にまとめる
- 応募先が求めているスキルや経験を意識して書く
職務要約を書く際は、以下の例文を参考にしてみてください。
接客業を中心に3年間のアルバイト経験があります。
特にお客様への丁寧な対応やリピーターの獲得に注力し、店舗の売上向上に貢献しました。柔軟な対応力とコミュニケーション能力を活かして、貴社の〇〇業務でも貢献できると考えています。
職務経歴の書き方
職務経歴とは、これまでの仕事や業務の内容を具体的に記載する部分で、採用担当者に自分の職務経験をアピールするための重要な項目です。
自分の役割や成果を伝える役割を果たします。
職務経歴を書くときのポイントは、以下のとおりです。
- 応募する職種に役立つ経験を優先的に記載する
- 箇条書きや短文で記載して見栄えを良くする
- 成果や実績があれば数字を使って説明する
職務経歴を書く際は、以下の例文を参考にしてみてください。
2020年6月~2023年1月 株式会社○○
事業内容:飲食業
資本金:1,000万円
従業員:100名
| 期間 | 事業内容 |
|---|---|
| 2020年6月 ~ 2023年1月 | 2020年6月 アルバイトとして入社 【担当】 ・ホールスタッフとしてオーダー受付や料理の配膳、レジ対応を担当 ・売上管理やシフト調整にも携わり、店舗運営の効率化に貢献 【実績】 ・繁忙期には1日100名以上のお客様に対応 ・お客様アンケートで「接客満足度90%以上」を達成 |
資格・活かせるスキルの書き方
資格や活かせるスキルを記入する際は「応募職種の業務にどのように役立つか」を具体的に示しましょう。
資格・活かせるスキルを書くときのポイントは以下の通りです。
- 応募職種に関連する資格を優先的に記載する
- 資格は正式名称で記載する
- スキルのレベルがどのくらいか明記する
資格・スキルを書く際の、例文は以下をご覧ください。
・日商簿記検定2級(2020年12月取得)
・普通自動車第一種運転免許(業務での運転経験あり)
・TOEIC 800点(2019年5月取得)
・Microsoft Word:文書作成・表の挿入・グラフの作成
・Microsoft Excel:ピボットテーブル・VLOOKUP関数・マクロ作成(業務での分析ツール開発経験あり)
・英語:ビジネスメール対応・簡単な英会話
自己PRの書き方
自己PRは自分の強みを具体的に示し、応募先の企業でどのように貢献できるかを伝える重要な部分になります。
自己PRに書く内容は、以下の項目を参考にしてみてください。
- 自分の強み
- 具体的な経験や実績
- 前向きな姿勢や成長意欲
- 仕事への取り組み方
- チームワークや協調性
自己PRを書く際は応募職種に関連するスキルを強調し、前向きな姿勢が伝わるようアピールしましょう。
自分の個性や魅力を最大限に引き出し、企業にどのように貢献できるかを伝えることがポイントと言えます。
自己PRの例文は、以下のとおりです。
私の強みは柔軟な対応力です。
予期しないトラブルに直面した際、冷静に状況を判断し、臨機応変に対応することで、スムーズに業務を進めることができました。
この経験を通じて、問題解決能力を養いました。
貴社の事務職においても今まで培ったスキルを活かし、業務に貢献できるよう努めます。
【職種別】フリーターが職務経歴書を書くコツと例文
職務経歴書で大切なのは、「何をしたか」ではなく「何ができるか」を伝えることです。
フリーターの経験は、書き方次第で採用担当者の目に留まります。
職種ごとに、評価されやすい記載内容をまとめました。
| 職種 | 書いた方がいい内容 | アピールポイント |
|---|---|---|
| 販売職 | 担当商品客層1日の接客数 | 接客スキル売上貢献リピーター獲得 |
| 飲食スタッフ | 店舗規模役割繁忙期の対応 | チームワークスピード衛生管理 |
| 倉庫作業員 | 扱った商品作業内容1日の処理量 | 正確性体力業務改善への取り組み |
どの職種も、数字と具体性が評価を左右します。
「接客した」より「1日50名以上に応対」と書く方が、説得力は格段に増すでしょう。
各職種の詳しい書き方と例文は、このまま読み進めてください。
販売職|フリーターが職務経歴書を書く時のコツ
販売職の職務経歴書で評価されるのは、「売れる人だ」と思わせる具体性です。
以下のポイントを意識して書いてみましょう。
- 数字で実績を示す:「売上に貢献した」より「月間売上目標を110%達成」の方が伝わりやすい
- 主体的な行動を書く:「指示された」ではなく「自ら提案した」という視点で記述する
- 業務改善のエピソードを入れる:陳列の工夫や接客トークの改善など、小さな行動でも構わない
こうした記述があると、採用担当者は「即戦力になりそう」と判断しやすくなります。
販売職は成果が数字に出やすい職種だからこそ、フリーターであっても実績を伝えられるのです。
販売職のフリーターが職務経歴を書く時の例文
販売職の職務経歴書では、数字を使った実績の記載が重要です。
具体的な数値があると、採用担当者に説得力が伝わりやすくなります。
以下は、販売職フリーターの職務経歴の例文です。
| 期間 | 業務内容 |
|---|---|
| 2020年6月 〜 2023年1月 | 2020年6月 アルバイトとして入社 【担当】 ・販売スタッフとして商品案内 ・レジ対応 ・在庫管理を担当 ・売り場のディスプレイ変更を提案し、商品の視認性向上に貢献 ・新人スタッフへの接客ロールプレイング指導を担当 【実績】 ・1日50名以上のお客様に応対 ・担当商品の月間売上目標を110%達成 |
このように、業務内容と実績を分けて記載すると、読み手にとって情報が整理されやすくなります。
販売職のフリーターが自己PRを書く時の例文
販売職の自己PRでは、接客経験から得た「具体的な強み」を伝えることが大切です。
アピールできる強みの例は、以下の通りです。
- 接客力:お客様のニーズを引き出し、最適な提案ができる力
- 主体性:売り場づくりや業務改善に自ら取り組む姿勢
- 数値意識:売上目標を意識しながら行動できる姿勢
これらの強みを踏まえた自己PR例は、以下を参考にしてください。
私は、お客様のニーズを引き出す接客力が強みです。
販売職のアルバイトでは、会話を通じてお客様の悩みを把握し、最適な商品を提案してきました。
その結果、接客満足度90%以上を達成しています。
この経験を活かし、貴社の顧客満足度アップに貢献したいと考えています。
飲食スタッフ|フリーターが職務経歴書を書く時のコツ
飲食スタッフの職務経歴書で評価されるのは、「現場で自分の頭を使って動けた人」だという印象を与えられるかどうかです。
職務経歴書を書く時のポイントは、以下を意識しましょう。
- 店舗での役割を明確にする:「ホールリーダーとして新人教育を担当」など、ポジションを具体的に示す
- 業務改善のエピソードを入れる:「声かけを徹底し、オーダーミスを削減した」など、自ら工夫した行動を記載する
- チームへの貢献を伝える:個人の動きだけでなく、チーム全体へ貢献したことも意識して書く
こうした記述があると、採用担当者は「指示待ちではなく、主体的に動ける人材だ」と判断しやすくなります。
飲食スタッフのフリーターが職務経歴を書く時の例文
飲食スタッフの職務経歴書では、業務改善や後輩育成への関与を具体的に示すことが重要です。以下の例文を参考にしてください。
| 期間 | 業務内容 |
|---|---|
| 2020年6月 〜 2023年1月 | 2020年6月 アルバイトとして入社 【担当】 ・ホールスタッフとしてオーダー受付 ・配膳・レジ対応を担当 ・売上管理やシフト調整を通じ、店舗運営の効率化に貢献 ・新人スタッフへの業務指導を担当 【実績】 ・繁忙期には1日100名以上のお客様に応対 ・お客様アンケートで「接客満足度90%以上」を達成 |
担当業務の欄には、指示をこなすだけでなく、改善や育成に関わった経験を盛り込みましょう。
飲食スタッフのフリーターが自己PRを書く時の例文
飲食スタッフの自己PRでは、現場で培った「対応力」と「協調性」を伝えることが効果的です。
アピールできる強みの例は、以下の通りです。
- 現場対応力:複数の業務を同時進行でこなせる瞬発力と判断力
- チームワーク:スタッフと連携しながら、スムーズな店舗運営を支える力
- 安定感:ミスが起きても冷静に立て直し、業務を継続できる精神的な粘り強さ
これらの強みを踏まえた自己PR例は、以下を参考にしてください。
私は、同時進行の業務をこなす現場対応力が強みです。
飲食店のアルバイトでは、ホール業務をしながらレジ対応や新人指導も担当してきました。
繁忙期でも冷静に優先順位をつけ、接客満足度90%以上を維持しています。
この経験を活かし、貴社でも臨機応変に対応したいと考えています。
倉庫作業員|フリーターが職務経歴書を書く時のコツ
倉庫作業員の職務経歴書で評価されるのは、「正確さと効率を両立できる人」という印象を与えられるかどうかです。
以下のポイントを意識して、職務経歴書を書きましょう。
- ミス防止の工夫を具体的に示す:「ダブルチェックを習慣化し、出荷ミスをゼロに抑えた」など、自ら取り組んだ対策を記載する
- 作業効率に関するエピソードを入れる:「ピッキング順の見直しで1日の処理数を○件改善した」など、数字で示せると説得力が増す
- 扱った商品や作業規模を明記する:商品の種類や1日の処理量を書くと、即戦力かどうかが伝わりやすくなる
こうした記述があると、採用担当者は「丁寧かつ効率的に動ける人材」かどうかを判断しやすくなります。
倉庫作業員のフリーターが職務経歴を書く時の例文
倉庫作業員の職務経歴書では、正確さと処理スピードを数字で示すことがおすすめです。例文は以下を参考にしてください。
| 期間 | 業務内容 |
|---|---|
| 2020年6月 〜 2023年1月 | 2020年6月 アルバイトとして入社 【担当】 ・食品倉庫にてピッキング ・仕分け ・梱包 ・出荷対応を担当 ・在庫管理システムへのデータ入力および棚卸し作業に従事 ・ダブルチェック体制の導入を提案し、ミス防止に貢献 【実績】 ・1日あたり平均200件以上のピッキングを正確に処理 ・作業手順の見直しにより、処理スピードを約15%改善 |
担当業務の欄には、ミス防止の工夫や効率化への取り組みを具体的に盛り込みましょう。
倉庫作業員のフリーターが自己PRを書く時の例文
倉庫作業員の自己PRでは、正確さと効率を兼ね備えた「現場で即戦力になれる人材」であることを伝えましょう。
アピールできる強みの例は、以下の通りです。
- 正確性:細かい作業でもミスなくこなせる集中力と丁寧さ
- 作業スピード:効率を意識しながら、処理数を維持・改善できる力
- 理解力:指示を素早く把握し、迷わず行動に移せる対応力
これらを踏まえた自己PR例は、以下を参考にしてください。
私は、細かい作業でもミスなく行える正確性が強みです。
倉庫でのアルバイトでは、1日200件以上のピッキングを担当し、ダブルチェックの習慣化で出荷ミスをゼロに抑えてきました。
貴社でも、正確さを武器に即戦力として貢献したいと考えています。
フリーターの職歴パターンに応じた職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方は、職歴のパターンによって異なります。
自分の状況に合った書き方を選ぶことが、採用担当者に伝わる職務経歴書への第一歩です。
各パターンごとのポイントを、以下の表にまとめました。
| 職歴パターン | 書き方のポイント |
|---|---|
| 正社員経験あり | 正社員時代の業務内容・実績を中心に記載し、フリーター期間は補足として添える |
| 正社員経験なし | アルバイト経験を職務経歴として整理し、スキルや実績を具体的な数字で示す |
| 職歴が多い | 応募職種に関連性の高い経験を優先し、不要な職歴は簡潔にまとめる |
| 職歴が少ない | 業務内容を細かく丁寧に記載し、意欲や成長をアピールする |
どのパターンでも、「何をしたか」だけでなく「何に貢献できたか」を意識して書くことが重要です。
詳しい書き方は、このまま読み進めてください。
正社員経験がある場合の職務経歴書の書き方
正社員経験のあるフリーターの方は、正社員で働いた経験を優先して職務経歴欄を書きましょう。
正社員での経験は、強い責任感を持って就業していたとアピールできるからです。
本来、フリーターとして働いていた期間は「空白期間(ブランク)」とみなされるため、職歴欄には記載しないのが一般的と言われています。
しかし、3か月以上もブランクがある場合は「何もしていない人」と勘違いされてしまう可能性があるため補足が必要です。
補足する際は自己PRの下に特記事項欄を設けて、空白期間に何をしていたか説明するようにしましょう。
フリーター以外のブランクがある場合も同じです。
もし病気や介護などで空白期間があった場合は、業務に支障が出るかどうかも一緒に記載しておくことで、企業側は事情を把握できます。
ブランクを説明する際の例文は、以下のとおりです。
〇〇年〇月~〇〇年〇月:△△にてアルバイトとして勤務
〇〇年〇月~〇〇年〇月健康上の理由で一時的に仕事を休止しておりました。
しかし、現在は完全に回復しており、業務の遂行に支障はありません。
空白期間のあるフリーターの職務経歴書の書き方については以下の記事でも解説していますので、あわせて参考にしてください。
正社員経験がない場合の職務経歴書の書き方

職歴(正社員経験)がない場合は、アルバイトでの業務内容や習得したスキルを職務経歴欄に書きましょう。
職務経歴書の内容が少なければ、働きたい意欲が十分に伝わらないためです。
また、アルバイトでも責任を持って仕事をこなした実績を示すことで、正社員としての業務への適応力をアピールできます。
自己PRではアルバイトで得た経験やスキルが今後どのように正社員の仕事に活かせるかを説明し、転職への意欲を前向きに表現してみてください。
フリーターの職歴が多い場合の職務経歴書の書き方
職務経歴書には応募企業の業種や職種に関連のある職歴から書くようにしましょう。
応募企業に対してアピールにならない職歴は略歴にして書くのが良いです。
応募企業に関係のない職歴を書いても、その職歴がプラスに作用する可能性は低いといえます。
一方、フリーターとして働いてきた職種が応募企業と関連のあるものの場合、その経験を活かして働いていきたいというアピールになるだけでなく、業界経験があると見なされて採用してもらえる確率も高まるかもしれません。
う。関連性の低い職歴は、詳細を省いて略歴としてまとめるのが効果的です。
ただし、省略した職歴に一切触れない状態は避けてください。空白期間があると、採用担当者に「この期間は何もしていなかったのでは」と誤解されるリスクがあります。
1ヶ月以上続いたアルバイト経験は、以下のように簡潔に記載しましょう。
〇〇年〇月~〇〇年〇月:△△にてアルバイトとして勤務
フリーターの職歴が少ない場合の職務経歴書の書き方
まず、勤務した職場を時系列順に記載していきましょう。
職歴が多い方の場合と同じになりますが、応募企業に対してアピールにならない職歴は省く方が良いです。
応募企業と関連する業種や職種を経験しているのであれば、そのことに重点を置いて書くようにして下さい。そして、書く職歴が決まったら、1つ1つの職歴のボリュームを出して書くようにします。
どのようなことを経験してきたのかをしっかり書くことが重要です。
職歴が少ない場合は、1つひとつの職歴を丁寧に掘り下げることが重要です。応募企業に関連する経験を優先し、その職歴のボリュームをしっかり出して記載しましょう。
業務内容を具体化するだけでも、以下のように情報量が大きく変わります。
| before | after |
|---|---|
| 接客を担当 | 接客・レジ対応・商品陳列・在庫管理を担当。 お客様のニーズに合わせた提案を意識し、売上と満足度アップに貢献 |
ただし、ボリュームを出そうとして事実と異なる内容を書くのはNGです。
あくまでも、自分が実際に行ってきたことを具体的に言語化するよう意識しましょう。
就活に悩んだら“就職カレッジ®”という選択肢も。
● 年間1000人以上のフリーターやニートの方が正社員に※
● 入社後のサポートも充実で安心
● ずーっと無料
▶ 詳しくは「就職カレッジ」で検索※2023年2月~2024年1月「就職カレッジ」参加者からの正社員未経験者就職決定人数
フリーターが職務経歴書を作る時のNG例と改善例
職務経歴書は、内容だけでなく「見せ方」や「言葉の選び方」でも評価が変わります。
よくあるNG例と、その改善ポイントを以下の表にまとめました。
| NG例 | 改善のポイント |
|---|---|
| 読みやすさを意識していない | 箇条書きや改行を活用し、情報を整理して視覚的に伝える |
| 資格を適当に書いている | 応募職種に関連する資格を優先し、取得年月も正確に記載する |
| フリーター理由がネガティブ | 「〜を学ぶため」など、意欲的な表現に言い換えて熱意を伝える |
採用担当者は、多くの書類を短時間で確認します。
そのため、パッと見て伝わる構成と、ポジティブな表現が欠かせません。
各NG例の詳しい改善方法は、このまま読み進めてください。
NG例:読みやすさを意識していない
読みやすさを意識しないと、以下のような職務経歴書になってしまいます。
私は居酒屋でアルバイトをしていました。
おもにホールを担当していてお客さんの案内やオーダーをとったりお会系をしたりしていました。
いそがしい時間帯でも対応できるようにしていました。
まかないもでておいしかったです。
上記は、改行がなく読みにくいうえ、誤字や不要な情報も含まれています。
こうした職務経歴書を提出すると、採用担当者に「書類作成への意識が低い人材だ」と判断されやすくなるでしょう。
書類の印象は人柄と同じくらい選考結果に影響するので、改善ポイントが知りたい方は、次の項目をご覧ください。
改善例:余白などを入れながら作り最終確認を徹底する
読みやすさを意識すると、以下のような職務経歴書になります。
居酒屋にてホールスタッフとして勤務しました。
【担当業務】
・お客様のご案内
・オーダー受付
・レジ対応
・繁忙期における複数テーブルの同時対応
【心がけたこと】
・迅速かつ丁寧な接客を意識し、スムーズな店舗運営に貢献
改善のポイントは、箇条書きで情報を整理することです。
また、作成後は誤字脱字を必ず確認しましょう。
とくに企業名の誤記は、選考に悪影響を与えか
ねません。
フリーターが職務経歴書を作るときは、見やすさを意識しましょう。
以下のポイントに注意すると、見栄えの良い職務経歴書を作成可能です。
- 読みやすいフォントを選択する
- 箇条書きや段落を活用する
- 余白や行間を揃える
ただし、職務経歴書をパソコンで作成する際は誤変換に注意が必要です。
とくに、企業名などを間違えて入力してしまうと、印象が悪くなる可能性があります。
誤字脱字を防ぐためにも、作成後は必ず確認しましょう。
NG例:資格を適当に書いている
資格が適当に書かれていると判断されやすい例は、以下の通りです。
【資格】
・車の免許(取得時期不明)
・英検(学生時代に取得)
・料理系の資格あり
取得年月の記載がなく、正式名称でもありません。
応募職種との関連性が見えない資格が並ぶ場合は、採用担当者から「書類作成を丁寧に行えない人材だ」と判断されるリスクがあります。
改善例:資格の記載は正確に行う
資格の記載を正確に行うと、以下のようになります。
【資格】
・普通自動車第一種運転免許(2021年6月取得)
・実用英語技能検定2級(2020年3月取得)
・販売士検定2級(2023年9月取得)
資格がない場合は、取得に向けて勉強中のスキルを記載するのも効果的です。
学ぶ姿勢を示すことで、応募企業への熱意が伝わりやすくなります。
就職した際に活かすことができる資格を持っているということは大きな強みになります。
資格について記載する場合は、資格の名称は箇条書きで、正式名称で書きます。
また、その資格の取得年月日も記述します。
なお、応募する段階でアピールするような資格を持っていなければ勉強中の資格やスキルを記載するのも良いです。
まだ資格は取得していないけれど、就職に向けて資格やスキルを習得する意思があることをアピールすることで、応募企業に対する熱意を伝えることも可能になります。
NG例:フリーター理由がネガティブに書かれている
フリーター理由がネガティブに書かれていると、以下のような志望動機になってしまいます。
アルバイトとして働いてきましたが、特にやりたいことが見つからなかったためフリーターを続けていました。
今後は安定した生活を送るために正社員として働きたいと考え、応募しました。
上記の文章では、フリーター期間に「目的がなかった」という印象を与えてしまいます。
また、志望理由が「安定のため」にとどまっており、応募企業への関心が伝わりません。
こうした内容では、採用担当者に「自社でなくてもよいのでは」と判断されるリスクがあります。
志望動機は、企業への熱意を伝える場所です。
改善のポイントは、次の項目で解説します。
改善例:理由をポジティブに書いて仕事への意欲を表す
フリーター理由をポジティブに書きつつ、仕事への意欲を表した例は以下の通りです。
接客スキルを幅広く磨くため、複数の販売職でアルバイトを経験しました。
その中で貴社の「お客様に寄り添う接客」という理念に共感し、応募いたしました。
これまでの経験を活かし、貴社の売上と顧客満足度の向上に貢献したいと考えています。
採用担当者は、長く活躍してくれる人材かどうかを書類から読み取ろうとしています。
そのため、フリーター期間の理由は前向きに言い換え、入社後の貢献イメージが伝わるよう意識しましょう。
採用する企業は、長く働いてくれそうな人物かといったことや仕事に対する姿勢を確かめたいと考えています。
そのような企業の想いを考えた上で、フリーターとして働いていた理由も前向きなものにして伝えるということが重要です。
書類を見ただけでは、どういう経緯があって今に至っているのかということや応募者の人となりも把握できないため、アピールできる範囲で最大限に気持ちを伝えるという意味でも、マイナスな印象を抱かせるような表現方法にならないように注意しましょう。





フリーターの職務経歴書に関するよくある質問
フリーターの職務経歴書に関するよくある質問を3つピックアップしました。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
フリーターは職務経歴書がいらない場合もあれば、必要な場合もあります。
アルバイト・パート・派遣社員に応募する場合は職務経歴書がいらないことが多いですが、正社員に応募する場合は職務経歴書は必要です。
ただし、募集要項に「履歴書のみ」などと記載されていなければ、積極的に職務経歴書を提出しましょう。応募先に対する前向きな姿勢をアピールできます。
フリーターの職務経歴書に関する内容は以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。
基本的には、職務経歴書にフリーター期間を書く必要はありません。
フリーター期間は空白期間(ブランク)だととらえられるためです。
しかし、3か月以上の空白期間を書かないと企業からマイナスな印象を持たれる可能性があります。何の補足もなければ以下のように思われてしまうでしょう。
長期間何もしていなかったのではないか
何をしていたか言えない理由があるのではないか
企業から懸念を持たれないためにも、自己PR欄の下に特記事項を設けて、ブランク期間に何をしていたか説明するのをおすすめします。
職務経歴書に複数のアルバイト経験を書いても問題はありません。
ただし、重要なのは経験を応募職種に関連づけてアピールすることです。
ただ単にアルバイト歴を羅列するのではなく、今までの経験をどのように次の職場へ活かせるか説明しましょう。
長期間働いていたアルバイトや責任ある業務を任された経験がある場合は、採用担当者から「即戦力」だと認識してもらえる可能性があります。
まとめ
フリーターから正社員になるのは難しいと言われることもありますが、正社員として採用してくれる企業もたくさんあります。
フリーターから正社員として就職するためには、まず、職務経歴書をきちんと書きましょう。
職歴がフリーター経験しかない場合でも、フリーターとして働いている理由や職務経歴書を工夫して書くことで企業の採用担当者の印象は各段に良くなります。
職務経歴書の書き方次第で正社員になりたいという気持ちをアピールすることができるのです。
フリーターしか経験がないけれど正社員として就職したいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介した職務経歴書の書き方を参考にしてみて下さい。
攻めの職務経歴書でフリーターから正社員を目指しましょう。




当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。








































