INFJ(提唱者)の相性の良い性格タイプは行動力が強いタイプで、相性の悪い性格タイプは今のことしか考えず計画性のないタイプです。
自分の診断結果を他の性格タイプとの相性を知ることで、恋愛や苦手なタイプへの対処、適職を見つけることなどに活かしていくことができます。
この記事では、INFJ(提唱者)と相性の良い・悪い性格タイプを解説するとともに、恋愛や仕事面にフォーカスした相性の関係性をまとめてご紹介します。
※本記事で解説する相性は学術的根拠ではなく、各タイプの性格的における一般的理解に基づいて解釈しています。
この記事の目次
INFJ(提唱者)と相性が良い性格タイプは?
INFJは非常に稀な性格タイプと言われており、非常に大きい規模で思考される理想を掲げ、高い目標に向かって野心的に突き進むことのできる性格です。
そんなINFJと相性が良い性格タイプについて解説します。
INFJ(提唱者)と相性が良いのは行動力が強い性格
INFJは常に自分が正しいと感じることを成し遂げたいと考えており、どんな物事であっても自分なりの正解を見つけることができます。
また、現在存在している世の中にとっての「普通」を正しいものと捉えることなく、本当に全員のためになることは何かを常に自問自答することも珍しくありません。
そんなINFJですが、思考力や想像力はピカイチではあるものの、内向的な性格ということもあり、どうしても行動力がついてこないといった一面が見られます。INFJの弱みである行動力を補完してくれるような人だと、一緒に生活していて良い相性の人物と感じられるはずです。
INFJ(提唱者)と相性の良い性格タイプはESTJ,INTJ,ENTJ
INFJと相性が良いのは、弱みである行動力を補完してくれるような人となりますが、性格タイプで表すとESTJ,INTJ,ENTJの3つのタイプとなります。
ESTJは幹部タイプの性格と言われており、高いコミュニケーション能力を持って理想を実現していくことに長けています。チームのメンバーを管理・指導することが得意なだけでなく、秩序やルールを重視して思考するため、INFJの理想主義と非常に相性が良いでしょう。
INTJは建築家タイプの性格で、想像力が豊かという点でINFJと強みが一緒です。また、戦略的に物事を考えることが得意であることから、INFJが大枠の理想像を作り上げ、INTJがそれを実践的な戦略に落とし込むなど、それぞれの強みを活かして物事を進めることができる点で相性が良いと言えます。
ENTJは指揮官タイプの性格で、チームリーダーとして必要な素質を満遍なく持っていることが特徴です。集団で物事に取り組んでいくことが得意なため、INFJが掲げた理想を実現に持っていくだけのパワーと継続力を持っています。
加えて、INFJが苦手とする多人数とのコミュニケーション能力も有していることもあり、あらゆる関係性においてベストパートナーとなりうる関係性を築けます。
INFJ(提唱者)とESTJの相性
INFJとESTJは全ての性格タイプの組み合わせの中で最高とも言える相性です。お互いが相手の強みや弱みをしっかりと理解できるので、強みを活かして助け合いながら物事を進められるといった特徴が見られます。
ESTJは、今自分に課されているミッションを実現することに力を使える人ではありますが、まだ存在していない目標を作り出すことは苦手です。一方、INFJは未来のあるべき姿を考えることに長けている性格ですので、ESTJが向かうべき道筋照らすことができるでしょう。
このように、お互いが強みを切り分けて活かせる関係性であることから、友人関係や恋愛関係だけでなく、仕事においても非常に良い相性と言えます。無理せず自然体で付き合っていくこともでき、長期的に良いパートナーとしてお互いかけがえのない存在と認識するはずです。
INFJ(提唱者)とINTJの相性
INFJとINTJはお互いに内向的な性格ということもあり、一緒にいてストレスを感じにくい相性と言えます。また、自分の頭の中で思考して言葉にするといった傾向も同じなため、会話のペースが合いやすく議論もスムーズに進められるといった相性の良さも見られます。
特にINTJは理想を実現するための戦略を論理的に考えていくことが得意なため、INFJとタッグを組むことにより、大抵の人が難しいと感じるようなゴールであっても協力して実行へと突き進んでいくことが可能です。
ただ、INFJとINTJは同じような強みや考え方をしている関係で、同じ問題につまずきやすかったり、新しいアイデアを生み出したりすることが苦手といった特徴も見られる点は認識しておく必要があるでしょう。
INFJ(提唱者)とENTJの相性
ENTJもここまで解説した2つのタイプと同じく、INFJとお互いの強みを引き出しあって上手く物事を進められるという点で良い相性だと言えます。また、両タイプともに中長期的な視点を持って物事を考えていく傾向にありますので、将来を見通して行動する性格という点でも近しい相性と言えるでしょう。
加えて、内向型のINFJに対してENTJは外向型となりますので、INFJが苦手なコミュニケーションの部分をENTJに助けてもらうということも可能です。ENTJのサポートが得られれば、INFJは安心して思考することに力を割けるはずです。
お互いが手を取り合って物事を進められる組み合わせであり、長い関係性が期待できる相性と言えます。
INFJ(提唱者)と相性の悪い性格タイプは?
INFJは優れた思考力や誠実さ、自分にとって正しいと思うことを貫くといった強みを持っていますが、その多くは「自分たちの将来をより良いものにしたい」という欲求からきています。
このようなINFJの特性を加味した上で、相性の悪い性格タイプについて詳しく解説していきます。
INFJ(提唱者)と相性が悪いのは今しか考えていない性格の人
先ほど触れた通り、INFJは自分たちの将来のことを常に考えて思考したり、行動したりする性格です。そのため、今この現状をどうにかすることしか考えていない人とは根本的に考え方が合いません。
「今、自分が楽しいと思うことだけをしていたい」「将来のことは置いておいて、今の苦難を乗り越えることだけ考えたい」などと考えるような性格の人とは、非常に相性が悪いでしょう。
また、このことから日常的に思考することをあまりしない人とも相性が悪いことが分かります。考えるよりも先に行動するような人は、行動力が求められる場面では非常に心強いものの、INFJとの相性を考えると決して良い性格とは言えません。
総じて、将来のために思考できるかできないかで、INFJとの相性の良し悪しが大きく変わってくるということを理解しておいてください。
INFJ(提唱者)と相性の悪い性格タイプはESTP,ENFJ,ESFP
INFJと相性が悪いのは、将来よりも今のことを大事に考える性格となりますが、性格タイプで表すとESTP,ENFJ,ESFPの3タイプとなります。
ESTPは起業家タイプと言われており、圧倒的な行動力で新しい物事にどんどんチャレンジしていく性格です。センスや思考力が高いという点でINFJと似ている側面もありますが、全く異なるのがリスクを取って今の生活を楽しみたいと考えるという点が挙げられます。
将来よりも今を重視してしか行動しないため、将来のことを重視するINFJとは根本的な価値観が異なり、衝突も多々起きるでしょう。
ENFJは主人公タイプの性格で、カリスマ性のあるリーダー気質が特徴です。大きな目標を掲げて行動していくという点ではINFJに近しい価値観が見られますが、自分に課された目の前のミッションに注視してしまうといった特徴がINFJと衝突する原因となります。
人格者であるENFJではあるものの、理想主義者であるINFJとの相性は芳しいものではなく、率先して仲良くなろうという気は起きない傾向が見られます。
ESFPはエンターテイナータイプと言われており、とにかく明るくコミュニケーションも活発に行うのが特徴です。人当たりがよく、常にESFPの周りは笑顔に包まれていますが、ESFPの人自体は常に自分が今楽しければいいと考えているため、INFJとの価値観は真逆と言えます。
INFJからすれば能天気に何も考えていないと感じてしまいかねず、深い仲になっていくことは難しいでしょう。
INFJ(提唱者)とESTPの相性
INFJとESTPは全ての性格傾向が真逆の位置に属しますので、常に衝突し合う関係となります。
今のことしか考えないだけでなく、リスクをとってまで新しいことにチャレンジしようとするESTPに対して、INFJは危なっかしくできるだけ関わりたくないとすら感じることでしょう。
また、INFJはじっくりと考えた上で行動をしたいと考える性格に対し、ESTPはとにかく直感を信じて行動にすぐ移す傾向にありますので、お互いがお互いを目の上のたんこぶのように嫌な存在だと感じることもあります。
相性としては非常に悪いため、できるだけ近寄らないことがおすすめです。
INFJ(提唱者)とENFJの相性
INFJとENFJは性格傾向を示すアルファベットが3つも同じということもあり、基本的な考え方は非常に似通っています。大きな目標や理想を掲げ、それに向かって突き進んでいくという特徴が両者ともに見られますので、最初のうちはそこまで衝突することなく物事が進められるでしょう。
しかし、両者は内向型と外向型という点で真逆の性質を有しています。何か行動をしようとする時、INFJは慎重に考えてアクションに移そうとしますが、ENFJは失敗することも辞さずに積極的にアクションを行います。
このような考え方の違いが後々大きなトラブルに繋がることもあり、小さなすれ違いから大きな衝突に発展する可能性があるでしょう。総じて、そこまで相性の良い組み合わせとは言えません。
INFJ(提唱者)とESFPの相性
未来のことを考えたいINFJにとって、今のこの瞬間を全力で楽しもうとするESFPは非常に相性が悪いです。INFJはESFPを見ると「自分よりも何も考えていない人」と下に見ることすらあるかもしれません。
また、ESFPは非常にコミュニケーションに明るい性格ということもあり、積極的にINFJに絡んでくることがあります。しかし、自分一人で考え込む時間を大切にしたいINFJにとっては迷惑に感じることもあるでしょう。
この状況が続けば、ENFPは良かれと思ってINFJに話しかけているにも関わらず、INFJがENFPに対して一方的に「この人は自分のことを監視してくる人間だ」と感じてしまい、関係性を強制的にシャットアウトしてしまうことも考えられます。
水と油のようにすれ違う組み合わせであることから、INFJにとっては相性の悪い性格だと言えます。
INFJ(提唱者)の恋愛における相性一覧
ここからは、INFJの性格相性について細かい関係性に切り分けて詳しく解説していきます。まずは、INFJの恋愛における相性についてそれぞれの性格タイプで見ていきましょう。
INFJ(提唱者)が恋愛において相性が良いのはESTJ,ISTP,ESFJ
INFJは恋愛関係においてかなり奥手で、愛情表現をすることが苦手といった特徴があります。ただ、一度恋愛関係に入ると一途に相手の幸せを思って行動するといった誠実さを存分に発揮するといった傾向が見られます。
そのようなINFJと恋愛における相性が良いのは、ESTJ,ISTP,ESFJの3つの性格タイプです。
幹部タイプであるESTJは、恋愛においてもINFJとの相性が良く、パートナーとして長く関係性を維持できるでしょう。どちらかというと対等な関係というよりもややESTJがリードするといった関係性が多く、INFJはESTJの後について行動するといった傾向が見られます。
ただ、一方的な愛情というわけではなく、お互いがお互いをサポートし合う関係性であることから、常に手助けをできる良いパートナーシップに居心地の良さと信頼感を感じられるはずです。
巨匠タイプであるISTPは、INFJと同じく内向的で一途にパートナーを思いやるという点で共通しており、二人でいる時の居心地の良さを強く感じられる相性となっています。
また、ISTPはアイデアを具体的な行動に落とし込むことが得意な性格ということもあり、INFJが考えた将来設計を実現するために協力してくれるパートナーになるため、家庭を持つ相手としても非常に相性が良いです。
領事官タイプのESFJは、思いやりがあり社交的な性格タイプであることから、引っ込み思案で奥手なINFJの良き理解者となってくれます。思っていることがたくさんあっても中々言い出せないINFJを、優しい包容力で包み込んでくれるため、「この人になら自分の素が出せそうだ」と感じられる場面が多々あるはずです。
INFJ(提唱者)が恋愛において相性が悪いのはISFJ,ESTP
反対に、INFJと恋愛の相性が悪い性格タイプとしては、ISFJ,ESTPの2つのタイプが挙げられます。
擁護者タイプのISFJは、献身的で恋愛においてもパートナーとしてあるべき言動を取りやすいですが、非常に奥手で引っ込み思案といった弱みもあります。INFJも恋愛においては自分の素を中々出さない傾向にありますので、ISFJとの恋愛は発展が難しい傾向にあります。
お互いが実はお互いのことを好きだと思っているにも関わらず、声をかけられずにその恋が終わってしまうという悶々とした結末を迎えることも少なくなく、恋愛における相性はどうしても良いとは言えません。
起業家タイプであるESTPは、恋愛においてもINFJとの相性が悪いです。見ている世界がINFJは将来でESTPは現在という明確な違いがありますので、特に結婚を意識するようになってくると、お互いの価値観が全く真逆にあることに違和感を感じることになります。
加えて、ESTPは元々リスクをとった人生が好きなため、将来における不安をできるだけ排除しておきたいと考えるINFJとの結婚観は相入れることがなく、二人の関係性は深いものになることはできないかもしれません。
INFJ(提唱者)の恋愛における他タイプとの相性
ここまでで紹介した5つの性格タイプ以外のタイプとの恋愛における相性については、以下のようにまとめられます。
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
---|---|---|
INTJ | ★★★★☆ | 想像力が豊かで将来のことを考えるという点でINFJと非常に相性が良いです。また、計画を立てることが好きなので、将来設計を率先して行うINFJの良いパートナーとなってくれるでしょう。 |
INTP | ★★☆☆☆ | 論理的に物事を考えられるINTPですが、現実主義が強い性格のため、理想主義のINFJとしばしば衝突をすることがあります。また、興味関心のベクトルが若干ズレているため、細かいすれ違いも多い傾向にあります。 |
ENTJ | ★★★★☆ | ENTJは恋愛関係において積極的にリードしてくれる存在ですので、引っ込み思案なINFJとの相性は良いと言えます。また、二人で将来設計を考えて実行に移すという流れもスムーズにできるため、結婚相手としても向いているでしょう。 |
ENTP | ★★☆☆☆ | 討論をするのが好きなENTPとINFJは、ささいなことでも口喧嘩に発展しやすい傾向にあります。また、ENTPは勝ち気な性格であることから、INFJはパートナーとして心を落ち着けられる人とは感じられないかもしれません。 |
INFJ | ★★★★☆ | INFJ同士の恋愛相性は非常に良好です。お互いが理想主義であることから、二人の将来を妄想するような会話も心から楽しめるため、微笑ましい会話をひっきりなしに交わせるでしょう。 |
ENFJ | ★☆☆☆☆ | カリスマ的なENFJは非常にモテる性格のため、自分以外の異性ともやり取りをし続ける傾向にあります。INFJは一途な性格であることから、八方美人に異性とやり取りするENFJに嫉妬心を抱いてしまい、大げんかに発展する可能性が高いと考えられます。 |
INFP | ★★★☆☆ | INFPは他人のために頑張ることができる性格であり、INFJも他人をサポートするような思考を自然とする性格であることから、お互いがお互いを支え合うような恋愛関係となります。ただ、どちらも消極的な性格のため恋愛相性としては並程度と言えます。 |
ENFP | ★★★★☆ | ENFPはコミュニケーション能力に長け、引っ込み思案なINFJに対しても積極的に好意を伝えてくれるでしょう。また、包容力も高い性格ですので、INFJが理想を口にしても優しく受け止めてくれるという点で相性が良いと考えられます。 |
ISTJ | ★★★☆☆ | 秩序とルールを大切にするISTJとであれば、長い恋愛関係を築くことができます。ただ、両者ともそこまでコミュニケーションが得意ではないため、二人でいる時に無言になることも多く、マンネリを感じやすいかもしれません。 |
ISFP | ★★☆☆☆ | ISFPとINFJはお互いに考えることが好きな性格ですが、物事を考える時の判断基準が異なることから、互いを理解することが非常に難しいです。深い関係になりにくいということもあり、付き合えたとしても長続きしないと考えられます。 |
ESFP | ★★☆☆☆ | ESFPは非常に広い交友関係を築いていますので、INFJは嫉妬心を感じやすい傾向にあります。相手を束縛してしまうような言動を取ることもあり、ギクシャクした関係性に繋がりやすいかもしれません。 |
INFJ(提唱者)の仕事における相性一覧
INFJの仕事における相性についても詳しく解説していきます。相性を知って活用することで普段の仕事の中で、連携の強化や人間関係の摩擦を減らすことなどができます。
INFJ(提唱者)が仕事において相性が良いのはESTJ,ISTP,ESFJ
INFJが仕事において相性が良いのは、ESTJ,ISTP,ESFJの3つのタイプです。
ENSJは幹部タイプの性格ということもあり、INFJが考える様々なアイデアを上手く取捨選択し、最も組織に適しているアイデアを組み入れてくれる傾向にあります。そのため、INFJも仕事に向き合うことにポジティブさを感じられ、結果的に仕事で成果を出しやすい関係性となるでしょう。
ISTPは巨匠タイプでエンジニア気質を持っているため、一人でどんどんと物事を考えるINFJと仕事の進め方が似ている傾向にあります。それだけでなく、お互いの得意なスキルが異なることから、足りない部分を補い合うことができ、仕事における成果を協力して出していくといったことが可能になります。
ESFJは領事官タイプでINFJにはない積極的なコミュニケーション能力を持っています。仕事で協力することにより、INFJが考えたビジョンを実行する右腕的なポジションとして協業していけるでしょう。
INFJ(提唱者)が仕事において相性が悪いのはINTP,ISTJ
反対に、INFJが仕事において相性が悪い性格タイプはINTP,ISTJの2つが挙げられます。
INTPは論理学者タイプであり、初対面ではお互いのスキルを尊敬し合うものの、一緒になって仕事を進めていくとどちらかが悪意なく優位に立とうとしてしまう傾向にあり、対等な関係性を維持できなくなることがあります。結果的にどちらかが相手に対してストレスを感じることも少なくありません。
ISTJは管理者タイプであり、とhINFJとは心理的な共通点が少ないのが特徴です。どうしても理解をし合えないと感じてしまうことが多く、序盤から衝突する機会が多く生じます。
不毛な言い争いをすることも少なくなく、もし上司と部下の関係にあれば相性はさらに悪いものになるでしょう。
INFJ(提唱者)の仕事における他タイプとの相性
ここまでで解説したそれぞれの性格タイプ以外との仕事における相性をまとめると、以下の通りとなります。
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
---|---|---|
INTJ | ★★★★☆ | INFJが大枠の戦略を描き、INTJが具体的な戦略を描いて実行に持っていくといった役割分担が明確にできますので、仕事における相性は非常に良いと言えます。できればバディのように二人三脚で仕事に向き合うのがおすすめです。 |
ENTJ | ★★☆☆☆ | 強い意思をもって自らのミッションに向き合うENTJですが、目の前のタスクに翻弄されやすい性格でもあることから、中長期的なビジョンを考えたがるINFJとは若干馬が合わないことがあります。 |
ENTP | ★★★☆☆ | ENTPは討論者タイプですので、INFJが考えたアイデアを真正面から切り捨ててくることがあります。しかし、仕事においてはこの関係性がプラスに影響することもあり、結果的に良い相性と言えます。 |
INFJ | ★★☆☆☆ | INFJ同士は理想論の掛け合いのようになってしまい、実行力のない企画が乱立してしまう可能性があります。また、考え方が似通いすぎていることから、仕事上での相性はそこまで良くありません。 |
ENFJ | ★★★★☆ | 包容力の高い主人公タイプのENFJは、INFJの良き理解者となってくれます。企画のアイデアの壁打ち相手や、実現性に関する相談にも快く乗ってくれますので、仕事をスムーズに進められるでしょう。 |
INFP | ★★☆☆☆ | INFPは仕事においてサポート役に徹する傾向にありますが、新しいアイデアを考えることは苦手です。INFJは自分一人で思考するのが好きな性格ですので、直接的にINFPに助けられることは少なく、相性としては良くありません。 |
ENFP | ★★★☆☆ | INFJにないコミュニケーション能力を持っているENFPですので、お互いの足りないスキルを補い合えます。ただ、お互い独創性が強いのでしばしばアイデアが拡散して収集がつかないこともあるでしょう。 |
ISFJ | ★☆☆☆☆ | 献身性の強いISFJですが、自ら業務に積極的に参加しない傾向が見られますので、INFJにとってはストレスが溜まる原因となります。衝突こそしないものの、INFJは一方的にISFJを信頼できない相手と感じてしまうでしょう。 |
ESTP | ★☆☆☆☆ | ESTPはリスクをとった行動をしがちですので、リスクを極力抑えて新しいことをしたいと考えるINFJとは根本的に考え方が合いません。 |
ISFP | ★★★☆☆ | 互いに芸術肌となりますので、刺激しあって良い成果を生み出すことができます。ただ、別にまとめ役となる人が必要になるため、二人だけで仕事をこなすことは難しいかもしれません。 |
ESFP | ★★☆☆☆ | ESFPはコミュニケーション能力が高いですが、仕事においてはただ騒いでいるだけというケースもあり、INFJにとってストレスが溜まる原因にもなりかねないでしょう。 |
INFJ(提唱者)に相性の良い職業
INFJが仕事で活かせる長所としては、以下のような要素が挙げられます。
- 情熱を持って仕事に向き合える
- 想像力やクリエイティブ力が高い
- 相手を思いやって仕事が進められる
これらの長所が活かせる相性の良い職業としては、以下のようなものが挙げられます。
- 広告代理店
- 営業職
- コンサルタント
- ITエンジニア
- Webデザイナー
- ディレクター
- Webライター
- 写真家
- 介護士
- 社会福祉士
- 臨床心理士
- NPO法人職員
それぞれの職業について、より詳しい解説やキャリア形成のポイントを以下の記事でまとめていますので、合わせて確認してみてください。
INFJ(提唱者)の相性に関するよくある質問
最後に、INFJの相性に関してよくある質問をまとめて解説します。
INFJ(提唱者)は恋愛できない?
INFJは恋愛できないというわけではありません。ただ、恋愛においては非常に奥手でシャイな一面を見せてしまうため、自分の好意をなかなか意中の人に届けられないといった傾向が見られます。
そのようにモジモジした姿を見て、INFJは恋愛できないと考えられてしまいがちです。実際は、INFJはパートナーに対して一途に愛情を注ぐ性格のため、むしろ恋愛に向いていると言えるでしょう。
INFJ(提唱者)の相性あるあるは?
INFJの相性に関するあるあるとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 内向的で誰に対しても人見知り
- 謙虚で誠実に人間関係を振る舞いたいと思っている
- 独自の強い感情や考えを持っている
- あり得ないような物事を妄想するのが好き
- 誰かに遊びに誘われても自分一人の時間を優先する
- 相手がどう思うかを考えてメッセージの返信に時間をかけがち
あなたはいくつ当てはまりましたか?
INFJ(提唱者)の特徴は?
INFJの特徴としては、物静かでありながら自分なりの正義を掲げて理想を現実にしようと動くことが挙げられます。理知的で世の中をより良いものにしたいと考えるものの、他人とのコミュニケーションが苦手で実現まで至らないといったことも少なくありません。
ただ、一度できた人間関係は非常に大切にしていきたいと考えるため、狭く深くの人間関係を好む傾向にあります。このことから、限られたコミュニティで存在感を発揮するといった特徴があるとも言えます。
まとめ
INFJと最も相性が良いのはESTJです。ESTJの仕切りたがりな性格と、自分の正義に従って理想を掲げるINFJは、上手くバランスが取れていると言えます。友人関係だけでなく、恋愛や仕事においても良いパートナーとなるでしょう。
一方、INFJと最も相性が悪いのはESTPです。将来のことを考えたがるINFJと、今を存分に楽しもうとするESTPでは、物事を考える時間軸が全く異なりますので、価値観が合わずに衝突しがちです。
この記事で解説したそれぞれの関係性における相性を参考に、日頃の人間関係を改善するのに役立ててみてください。