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フリーターがバイトを辞める理由とは?辞める時の注意点も解説!

フリーターがバイトを辞める理由とは?バイトを辞める時の注意点も解説!
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※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

フリーターの人がバイト辞める理由は、どんなものであればスムーズに退職ができるでしょうか?

こちらの記事ではバイト先に理解が得られやすい退職理由や、バイトを辞める時の注意点を紹介しています。

また、フリーターが正社員に就職するメリット・デメリット、バイトを辞めた後の進路についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

フリーターがバイトを辞める際、理解されやすい理由7選

フリーターがバイトを辞める際、理解されやすい理由7選

アルバイトを辞める時は、事前に退職理由を整理してから伝えるようにしましょう。辞める理由があやふやだと不審がられたり、退職を思い留まるよう引き止められるなど、円満かつスムーズに退職ができない場合もあります。

「よくある退職理由」と「それを伝える際の例文」を紹介しますので、あなたのケースに合わせて参考にしてください。

理由1:就職活動に専念したい

フリーターの退職理由としてまず挙げられるのが「正社員になるため就職活動に専念したい」というものでしょう。会社説明会への参加や、筆記試験や面接の準備や出席など、就職活動には多くの時間を要します。そうした時間を作るためにアルバイトを辞めたいというのは、バイト先からも理解が得られやすい退職理由です。

例文1:就職活動に専念したいので、■月いっぱいでアルバイトを辞めたいです。

例文2:就職を希望している○○会社のインターンシップに参加したいので、▲月いっぱいでアルバイトを辞めさせてください。

また、就職活動を理由に退職意思を伝えると、アルバイトから「うちの会社で正社員にならないか」と提案される可能性もあります。 アルバイト先で正社員になるつもりがないのであれば、他の企業や業界に行きたい具体的な理由も伝えられるようにしておきましょう。

理由2:自分がやりたい仕事に就きたい

フリーターの中には、自分がやりたいことの合間にアルバイトをして、生活費を稼いでいるという人もいるでしょう。「アパレル関連の職に就きたい」「役者になりたい」「海外留学したい」など、あなたがやりたいことを伝えれば退職を理解してもらいやすくなる場合があります。あなたの興味・関心があることを、将来性も含めて具体的に話せるようにしておけば、引き止められにくくなるでしょう。

例文:以前から〇〇関系の仕事に興味があり、関連する企業に就職できるよう勉強してきました。就職活動に活かすため、希望の業種に近いアルバイトをしたいので、■月いっぱいでアルバイトを辞めたいです。

理由3:もっと収入を伸ばしたい

もっと給料の高いアルバイトに切り替えたいケースもあるでしょう。給与額が理由で辞める場合は「目的や目標を実現させるため」など、給料を増やしたい具体的な事情を併せて説明できるようにしておくと、説得力が増します。

例文1:一人暮らしをすることになり、家賃など生活費が多く掛かるため、■■の仕事をすることにしました。すみませんが、○月いっぱいでアルバイトを辞めさせていただきます。

例文2:海外留学をするため、学費や渡航費などをできるだけ多く捻出しなくてはならなくなりました。短期間に稼ぐ必要があるので、▲▲の仕事をすることにしました。○月いっぱいでアルバイトを辞めたいです。

理由4:資格勉強に専念したい

資格取得のため勉強に専念したいということも、アルバイトを辞める理由になります。専門学校に通う必要があるならアルバイトをする時間もなくなりますし、独学する場合でも勉強時間を確保するためにアルバイトを辞めざるを得ないケースがあるでしょう。

なお、資格に関して質問をされることもあるので、どのような資格を取りたいのか、具体的に説明できるように準備しておくとよいでしょう。

例文:就職活動に活かすため、●●の資格の勉強に専念したいと考えています。○月いっぱいでアルバイトを辞めさせてください。

理由5:仕事内容が自分にあっていない

仕事内容が自分に合っているかどうかは、実際にアルバイトを始めてみなければ分かりません。アルバイトを始めてから自分には適していないと感じた場合、過度なストレスになってしまう前に退職するのもひとつの方法です。

ただ、仕事内容を理由に退職しようとすると、担当業務を変えることを提案されるケースがもあり得ます。もちろん、担当業務が変わることで問題が解決するのであれば良いのですが、今のアルバイト先をどうしても辞めたい場合にはこの理由では納得してもらえないかも知れません。引き止められる可能性が考えられる場合は、いくつか別の理由も用意しておくとよいでしょう。

例文:実際に働いてみて、自分は接客業に向いていないと実感しました。とてもストレスを感じるので、心身に不調をきたす前に、人に接する機会が少ない仕事を探したいと思います。恐れ入りますが、○月いっぱいで退職します。

アルバイトを辞めてフリーターから正社員就職するメリット

フリーターから正社員になれば、雇用が安定する、福利厚生が手厚くなるなどのメリットがあります。

  • メリット1:雇用が安定している
  • メリット2:収入が増える
  • メリット3:スキルを取得できて職歴が評価される
  • メリット4:福利厚生が充実している
  • メリット5:信頼度が高くなる

正社員のメリットを確認し、就職活動のモチベーションをアップさせましょう。

メリット1:雇用が安定している

正社員は「期間の定めがない雇用形態」であり、原則として定年まで勤めることが可能です。よほどの事情がない限り解雇されることはなく、「いつ仕事がなくなるか分からない」というリスクを回避できます。雇用が安定すれば、経済的な安定はもちろんのこと、精神的にも穏やかに暮らすことができます。

メリット2:収入が増える

厚生労働省が発表した「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、正社員の平均賃金は約32万円です。非正規雇用者の賃金は平均約22万円となっており、フリーターから正社員になれば受け取れる収入が高くなることが分かります。

非正規雇用者の賃金は20~24歳で約18万、25~29歳で約20万円、30~34歳で約21万円と低い水準で推移しています。一方、正社員の賃金は20~24歳で約22万円、25~29歳で約25万円、30~34歳で約28万円となっており、非正規雇用者に比べて給与アップの幅が大きい傾向があります。

また、正社員はキャリアアップの機会に恵まれ、勤務年数や実績に応じて収入や役職が上がっていく傾向があります。毎年決まった時期に定期昇給を行う企業が多いため、継続的に働けば給料アップを見込めるでしょう。役職の上がるタイミングでは、給与が大幅に上がることも考えられます。

メリット3:スキルを取得できて職歴が評価される

正社員には研修制度や資格取得支援などが用意されている場合があり、会社の制度を活用してスキルアップが可能です。また、正社員の職歴は転職の際に評価されるため、新しい仕事を見つけやすいでしょう。

メリット4:福利厚生が充実している

正社員には各種手当や休業補償、自己啓発支援などの充実した福利厚生が適用されます。福利厚生の内容は企業によって異なりますが、種類が豊富なところでは住宅手当やレジャー割引といった生活面でのサポートも受けられます。アルバイトやパートに適用される福利厚生もありますが、正社員に比べるとその範囲は限定的です。

メリット5:信頼度が高くなる

正社員として就職すると、安定した収入を得られ、社会的な信用も高くなります。具体的には、賃貸物件を借りる際の入居審査やクレジットカードの審査、各種ローンの審査などに通りやすくなります。また、正社員は毎年の収入が予想できるため、結婚や住宅購入、子供の教育費用などのライフプランも立てやすくなるでしょう。

アルバイトを辞めてフリーターから正社員就職するデメリット

フリーターの人が正社員として就職する場合のデメリットについても紹介します。

  • デメリット1:仕事の責任が重くなる
  • デメリット2:仕事を気軽に変えられない
  • デメリット3:シフトの自由度がなくなる

主なデメリット3つについて、解説します。

デメリット1:仕事の責任が重くなる

フリーターの業務は、正社員の指示に従うのが基本です。そのため、正社員として就職した人と比べると責任が少ないほか、気持ちに余裕をもって仕事に従事できるのが魅力といえます。正社員になると業務上の責任は重くなり、目標やノルマ達成などのプレッシャーもかかってくる可能性があります。

デメリット2:仕事を気軽に変えられない

アルバイトという雇用形態は、契約期間を更新する有期雇用契約が基本です。たとえば「正社員での就職先が決まった」「転居することになった」などの変化に伴い、契約満了の時期に合わせて仕事を辞めやすいという特徴があります。また、現在就いている仕事が自分に合わない、別のアルバイトをやってみたいなど、自分に向いている仕事を見つけるまでアルバイト先をいろいろと試してみることも、若いうちは比較的気軽にできるでしょう。

正社員として就職すれば雇用は安定しますが、アルバイトほどには気軽に転職を繰り返すことが難しくなります。

デメリット3:シフトの自由度がなくなる

フリーターは、勤務日数や時間帯などのシフト調整に融通が利くため、休みを取りやすい点もメリットです。正社員になると一日8時間のフルタイム勤務が基本であり、フリーターほど自由に勤務日数や時間についての調整ができません。

フリーターでバイトを辞める時の注意点

アルバイトを辞める際は、「退職の申し出をした日」から「退職日」まで必要な手順をきちんと行って、円満に退職できるようにしましょう。ここでは、アルバイトを辞めるときに注意しておきたいポイントを3つ解説します。

注意点1:辞めることを直接責任者に伝える

退職を決めたら、バイト先の責任者へ退職の意思を直接伝えましょう。周囲の人から間接的に退職の意思が伝わるのは良くありません。また、LINEやメール、電話だけで退職を伝えるのも望ましくはありません。できるかぎり対面で、退職する意思を伝えましょう。

その際、退職したい時期と退職理由も簡潔にはっきり伝えられるよう準備しておきましょう。こういう場面で緊張しがちな人は、伝える内容をメモにまとめておいて、直前に確認できるようにしておくと良いでしょう。

注意点2:退職の2週間前までには辞めることを申し出る

アルバイトを辞めるときは、退職の2週間前までに申し出るようにしましょう。退職の意思を伝える時期は、民法で以下のように定められています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用:e-GOV「民法第627条」

退職の意思を伝えるのが遅くなると、アルバイト先や同僚の負担になる場合があるので気をつけましょう。シフトの調整や退職までの各種手続き、担当業務の引継ぎ、次のアルバイトの雇用など退職者が出た場合にするべき事務作業はさまざまです。可能であれば、退職の1ヵ月前には伝えておくとよいでしょう。

注意点3:有休や貸与品の返却に関しても確認しておく

退職の意思を伝えて具体的な退職日が決まったら、退職に関わる事務手続きを確認しておきましょう。確認しておくべきポイントは、以下の6つです。

  • 退職届や退職願の有無(アルバイトの場合は不要である場合が多いです)
  • 業務の引継ぎスケジュール
  • スタッフへの退職報告の時期と方法
  • 有給休暇の取扱い
  • 最後の給料の支払い時期と支払い方法
  • 貸与品の返却方法

スムーズに退職できるよう、余裕をもって手続きを進めましょう。

フリーターがバイトを辞めた後の進路

まず大前提として「バイトを辞めた後の進路」は、あらかじめバイトを辞める前に決めておきましょう。くれぐれも、進路を決めないままバイトを辞めることがないようにしてください。

大学/専門学校に通う

高卒フリーターの中には、大学を目指そうと考える人もいるでしょう。また、正社員になるために資格取得を目指そうと考えて、専門学校に通うことを考えるフリーターは高卒・大卒を問わずいるかもしれません。しかし、やみくもに進学や資格取得を目指すことは、正社員就職に関して決して得策だとはいえません。

一部の専門職は資格の有無が応募条件となっていることもあるため、特定の資格取得を目指すことも間違いではありません。ただ、正社員になる手始めとして、とりあえず資格取得を目指すのはやはりおすすめできません。

フリーターからの就職では若さや実務経験が重視される

フリーターから正社員を目指す場合、採用する企業側は資格よりも「未経験の応募者であれば若さ・基礎能力・ポテンシャル」、「同業界のバイト歴があれば実務経験」をより重視します。

これから資格の勉強に貴重な時間を費やすよりも、現時点での年齢の若さや、フリーターとしての経験を評価してくれる仕事を探したほうがずっと有利に効率的に就職活動が進められます。むしろ、就活における強みを作るためだけに資格の勉強をする場合、それ自体が就職活動の妨げになってしまうこともあるのです。

フリーターを辞めるための資格勉強はコスパが悪い

資格を取ろうと思ったら、一定程度の時間を勉強に割かなければならないでしょう。今すぐに就職活動に使える時間を勉強に費やすことで、時間を無駄にすることになるおそれもあります。

また、合格率が低い難関資格を目指す場合は特に、必ずしも合格できるとは限りません。難関資格の学習には時間も費用もかかります。もし取得できなかった時のダメージは大きいのです。費用対効果を考えたときでも、資格取得は正社員への近道とはいえません。

フリーターを辞めて正社員を目指すなら、むやみに資格取得に走るのではなく、まず自分がどんな仕事に就きたいのかを考え、そのうえでどうしても資格が必要なら勉強するという道筋で考えていくべきでしょう。

就職をする

フリーターを辞めて正社員として就職したいなら、まず自分の将来像をしっかり思い描くことが重要です。ただ、「とにかくフリーター生活から脱したい!」という思いが強く、将来こうなりたいという目標を思い浮かべることができないという人もいるでしょう。

そんなときは、ハローワークやエージェントなどの就職支援サービスを上手に活用するのがおすすめです。フリーターにおすすめの就職支援サービスは以下の3つです。

  • ハローワークを利用する
  • 求人サイトを利用する
  • 就職エージェントを利用する

それぞれの転職方法について、おすすめする理由や特徴、利用する際のポイントと注意点を解説していきます。

ハローワークを利用する

ハローワークをおすすめする理由は以下の通りです。

  • 求人数が多い
  • 中小零細企業を中心に多くの求人情報を取り扱っている
  • どの年齢も利用しやすい

ハローワークは国が運営しており、取り扱い求人の業種や職種は多岐に渡るのが特徴です。そのため、フリーターの人も応募できる求人がたくさんあります。民間の求人サイトに掲載されていないような中小企業の求人もあるため、幅広く求人を見たい人には良いでしょう。

利用する際のポイントは、最初に求職者登録が必要です。また、ハローワークを利用する際は、以下の2点に注意しましょう。

  • 大企業の求人情報は少ない
  • ブラック企業が紛れている場合がある

ハローワークは求職者だけでなく、企業も無料で求人を掲載できます。また、国が設置している特性上、公平性を担保するため、厳しい審査もありません。そのため、人材にお金をかけられない企業が一定数紛れている点は理解しておきましょう。

求人サイトを利用する

求人サイトをおすすめする理由は以下の通りです。

  • 大企業や外資系企業の求人も掲載している
  • 24時間365日利用可能
  • 企業側からのスカウト機能がある

自由に求人情報を検索できて24時間365日利用できることから、自分のペースで就活を進めることができます。また、ハローワークにはないような大手の求人があるのも特徴です。求人サイトによって得意とする職種やターゲット層が違うため、いくつかのサイトに登録して求人を探していきましょう。自分のペースで就活ができますが、注意点は自分の知らない業界や職種の情報が入りにくいことです。

就職エージェントを利用する

就職エージェントをおすすめする理由は、フリーターから正社員の就職支援に特に強みがあるからです。専任のキャリアアドバイザーがあなたの相談に乗り、適した職業や企業への就職をサポートします。

就活において、やらなければならないことはたくさんあります。

  • 自己分析
  • 企業分析
  • 応募書類の作成
  • 企業とのやりとり
  • 面接対策

就職エージェントはこれらのサポートや代行をするため、「就職活動を何から始めていいか分からない」という人におすすめのサービスなのです。

ジェイックはフリーターに特化した就職支援サービス

私たちジェイックも、20代のフリーター・既卒者・第二新卒の就職支援を得意とする就職エージェントです。運営している「就職カレッジ®️」では、就活の基礎を学べる以下の就職講座を提供しています。

  • ビジネスマナー
  • 自己分析
  • 企業研究
  • 履歴書、面接の個別対策

この講座により「就職成功率80%以上」という、高い内定率を実現しています。また、厳選した優良企業約20社と書類選考免除で面接ができる「集団面接会」も開催しており、最短2週間で内定が得られます。さらに、就職後も無料相談ができるため「就職後に上手くやっていけるか心配」という人にもおすすめです。

まとめ

フリーターから正社員に転向するなら、早めに行動をスタートすることが何より大切です。もちろん、現状を変えることには不安が伴います。フリーターの生活に満足しているという人もいるでしょう。しかし、将来のことを考えれば、同じ働くのであればフリーターよりも正社員の方が安定し、さまざまな制度に守られていることは確かです。

「そのうちに就活しよう」と考えている間に、時間はどんどん過ぎていきます。わずかな時間も無駄にするべきではありません。フリーターとしての時間が長ければ長いほど、正社員になるためのチャンスも小さくなってしまいます。

早めに動けば、そうした不安をいち早く打ち消すことにもつながります。正社員になることは、不安だけでなく将来の負担も軽減することになります。フリーターを辞めたいと考えているなら、現状に甘んじずに速やかに行動に移しましょう。

未経験就職に強い「就職カレッジ®」とは

フリーターFV

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

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近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~