
30代で職歴なしだと正社員として働くことが難しく感じていませんか?
総務省の労働力調査(基本集計)によると、25歳~34歳層の職歴なしが増えてきていることがわかります。
実際に内閣官房の発表で、「就職氷河期世代支援プログラム」として30代の雇用の支援が本格的に進めており、ジェイックでも30代専門の就職支援を開始しています。
この記事では、30代職歴なしでの就職が可能である理由を解説していいます。
1.年齢を重ねているなら、就職エージェントがおすすめ
2.企業で仕事をしておくことにより将来へのリスクをなくすことができる
3.就職・転職するのであればおすすめの職種に就職しよう
4.30代の職歴なしだからこそ履歴書と面接対策はしておこう
この記事の目次
30代の職歴なしで就職する方法とは~ジェイックでは30代専門の就職支援開始!~

30代の職歴なしでも就職できる方法はあります。ただし、30代は20代と違って、求人が選び放題というワケにはいきません。
特に35歳以上になると、スキルがあっても求人が見つかりにくいのが現状です。20代のときとは違うことを理解した上で、就職活動を行いましょう。
以下に、就職が成功しやすい方法をまとめましたので、参考にしてください。
就職する方法1:職歴なしでも応募が可能な求人を探す
職歴なしでも応募が可能な求人を探すという方法もあります。未経験可の求人であれば、職歴がなくても就職が成功しやすいからです。
特に営業など人材不足の職種は、未経験者募集が多いです。
業界ごとに求人の量も異なるのでチェックしておきましょう。未経験可の求人にしぼって探すのも良い方法です。今後の就職活動の参考にしてみてください。
就職する方法2:正社員登用制度ありのアルバイトから始めてみる
正社員登用制度ありのアルバイトから始めてみるという方法もあります。正社員登用制度とは、一定の期間働いたあとに、昇格試験などを受けて合格すれば正社員になれるという制度です。
求人を見ただけではわからないというデメリットや、必ず正社員になれるということではないので、注意が必要です。
しかし、正社員登録の制度がある企業は基本的に人手不足であることが多いです。そのため就職してからしごとがつらい可能性もあるのでしっかり見極めてから就職を検討しましょう。
以下に正社員登用制度についてまとめた記事があるので参考にしてみてください。
就職する方法3:知り合いのツテを頼ってみる
知り合いのツテを頼ってみるという方法もあります。知り合いに聞いてみたら、案外人材を欲しがっているという人がいるかもしれないからです。
直接の知り合いや知り合いの友人が、起業していてちょうど人材が欲しかった、などということもありえます。
また、あなたのことを知っている人なら、全くの他人よりあなたに仕事を任せてくれる可能性もあります。よく知っている人の方がお互いに安心できますよね。ダメ元で聞いてみましょう。
行動したことで、一歩前進できるチャンスが来るかもしれません。ただし、知り合いだからと言って甘えは禁物です。今後の就職活動の参考にしてみてください。
就職する方法4:就職エージェントを利用する
就職エージェントを利用するという方法もあります。上記3つの方法も有効ですが、より確実に就職を成功させたいなら、就職エージェントを利用する方法をおすすめします。
就職エージェントとは、あなたが希望する求人条件に沿った企業探しから、内定後のサポートまでを一括で行ってくれるサービスです。
30代のフリーターの就職する方法に関しては、以下の記事に詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ジェイックでは、就職活動をしたことがない、職歴がない人でも安心して就職活動が行えるように、就職活動に必要な知識や準備をする研修を開催しています。研修を受けていただく中で、正社員として就職するためのサポートも行っています。初めて就職活動をするときには、わからない事も出てくると思いますが、ささいな疑問や就職活動の悩みも親身になって対応します。
また、ジェイックでは30代で職歴がなくても就職に成功した人が多いです。なぜなら、ジェイックでは、求人を紹介する前に研修を行っており、スキルなどを身に付けた後に企業との面接を行います。
実際に、以下が就職エージェントとしての実績です。
- 正社員就職率81.1%
- 就職後の定着率94.3%
ジェイックでは10年以上の実績もありますので、安心してご相談ください。
また、私たちが紹介する求人は、離職率が高いと言われる業界は紹介していません。人を育てる環境が整っている企業や、離職率が低い企業などジェイックの社員一人一人が直接企業へ足を運んでいます。
もし、エージェントに一度頼んでみようと考えているフリーター・ニートの方はご相談から始めてみましょう。
30代未経験の方へ~ジェイックでは30代専門の就職支援を開始~
ジェイックでは、2019年7月22日から30代向けの就職支援を開始しました。
就職カレッジ30代コースとは、34歳までの社会人未経験の方を対象とした就職支援サービスです。私達は既存サービスで20,000名以上の就職支援実績があり、その就職ノウハウを30代向けにアレンジしたものを無料で提供しています。
現在は34歳までを対象としていますが、今後は35歳以上の社会人経験未経験の方への対象を拡大をしていくことも検討しています。また、現在は東京、大阪のみの開催ですが、今後は名古屋、福岡などの全国での展開も予定しています。
以下が、実際に30代カレッジを受講し、就職が決まった30代の方の声になります。

メーカーに就職
就職の方向性が決まらず悩んでいたので、自己理解を深めたいと思い参加を決めました。講座では、出来ることを毎日継続したことが、自信につながったと感じます。就職を決めたのは、社長が私にどんな採用が合うか真剣に考えてくれたこと、人柄が合うと感じたことです。

商社に就職
31 歳までは、俳優を目指し稽古とバイトを続けてきました。1 番魅力的だったのは集団面接会で、正社員経験がないため、15 社の企業と一気に会えるのは嬉しかったです。講座内で、ビジネスマナーや面接について実践しながら学べたので、自信を持って面接に臨むことが出来ました。
30代未経験だから、就職できないということはありません。実際にジェイックでは、就職に成功している30代の方がいます。
また、ジェイックを利用した場合は実質書類選考なく、15社近くの企業と一度に合うことができるので、やりたいことがわからない方はオススメします。
(参照元:株式会社ジェイック プレスリリースより)
30代の職歴なしが就職ができなかった原因とは
30代の職歴なしが就職するための方法について紹介しました。エージェントを利用することで正社員への仕事を見つけることが一番の近道でしょう。では、実際に職歴なしの方はなぜ就職できなかったのか、また現在の状況はどのような就職市場なのかについて解説していきます。
30代の職歴なしが就職できなかったのは就職氷河期が原因?
就職氷河期と言われてた時期が1993年から10年強程度だと厚生労働省の『第2編 就職氷河期世代の労働への支援技法』で紹介されています。大卒者の場合は、1970年頃から1980年頃に生まれた人々が就職氷河期世代と言われています。
厚生労働省の資料によると、大学(学部)卒業者の進路状況を見ると、2018年3月卒業者の「就職者割合」は77.1%ですが、1993年~2003年卒業者の同割合は50~60%台で推移していました。(文部科学省参考:平成30年度学校基本調査(速報値)の公表について)
この情報だけでも当時の就職状況が厳しかったことがわかると思います。2020年現在、就職氷河期世代の人々は30代後半~40代後半に差し掛かっています。
就職氷河期世代の方や、氷河期の余波を受けた世代が30代全般の就職状況になります。また、就職氷河期についてより詳細が知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
就職氷河期世代への方への就職支援については国も力を入れていくことが発表されています。国の施策とエージェントを利用することでより良い就職ができるようにしていきましょう。
35歳以上の中年フリーターが増加している
総務省の「労働力調査」を参考にしたデータで就職氷河期世代の影響を受けた35歳以上の中年フリーターの人数が増加していることが発表されています。
2000年では150万人ほどであった中年フリーターですが、2015年には倍の300万近くまで増加しています。
特に問題であると言われているのが、有期雇用です。正社員に比べて賃金待遇が悪く、非正規であるために契約を間単に切られてしまうことも問題の一つです。そして、非正規として働く期間が長ければ長いほど再就職することが難しいこともあげられます。
現在は中小企業が30代職歴なしを求めている?
現在は中小企業が人手不足であると言われています。実際に厚生労働省が発表している資料「第2編 就職氷河期世代の労働者への支援技法」によると人手が「不足している」と回答した企業が65%以上であり、2015年から4年間連続で割合が増加しています。
2019年の大卒求人倍率は1.88倍であり、学生有利の売り手市場です。つまり、全体的に企業は人手不足の状態であることがわかります。大手企業への求人倍率が高く、従業員数300名以下になればなるほど新卒の採用が困難である傾向があります。
だからこそ、中小企業は新卒や女性、高齢者の雇用に加えて就職氷河期の労働者を正社員として採用しようという動向が進んでいます。
30代の職歴なしのリスクと将来~就職エージェントを使うべき理由~

30代の職歴なしのリスクと将来について解説します。
ずっと職歴がないままだと、求人数が少なくなっていきできる仕事も限られてきます。下記に職歴がない人のリスクと将来についてまとめてみました。
また、そのリスク、将来を考えるとエージェントを使うべき理由も浮かび上がってきます。それぞれについて紹介していきます。
30代の職歴なしのリスク~エージェントを使うべき理由~
職歴がないと、どんなリスクがあるのでしょうか?20代の頃のようにはいかなくなる部分もたくさん出てきます。このままニートのまま年齢を重ねると、求人数も少なくなってきたり、選べる企業も限られてきます。職歴なしのリスクについて、例をあげましたので参考にしてみてください。
リスク1.20代の頃のように動けなくなってくる
1つ目は、20代の頃のように動けなくなってくることです。
やはり、20代と30代の身体では、あきらかに30代の方が身体が衰えて、動けなくなってきてしまうからです。20代なら軽々できた仕事も、30代ではできなくなることも増えてくるのです。思うように身体が動かせなくなって、仕事の幅も減るというリスクもあります。
リスク2.世間体が悪くなる
2つ目は、世間体が悪くなるということです。職歴がないと家族や親戚に色々言われたり、友人とも顔を合わせづらくなり疎遠になったり、変な噂が立つこともあるからです。
世間体を気にしない人なら、全く問題ありませんが、職歴がないことで生きにくくなっているなら、早めの行動をおすすめします。放っておくと心身に影響が出てくる可能性もあります。
また、職歴がないと同窓会や友人の結婚式に招待されても、行きにくいこともあります。もし、行けたとしても同級生や友人にバカにされるということもありえます。
やはり職歴がない状態だと、いいことはありません。あなたのためにも、早めに就職を成功させ正社員を目指しましょう。
リスク3.20代とは違い、求人数がガクッと減る
3つ目は、20代とは違い、求人数がガクッと減るということです。30代は、管理能力など20代と違い求められることが違うので、求人数が減るからです。
20代の頃は求人数がたくさんあり選ぶのに困るほどですが、30代では選べるほど求人が無くなり、限られてきます。30代は限られた求人の中から探さなくてはいけません。
ですから、あなたがまだ30代前半であればチャンスはあります。今のうちに早めの行動をしてください。
リスク4.自らの可能性を自らで妨げてしまっている
このまま職歴なしのまま年齢を重ねてしまうと、紹介した通り、求人数も少なくなっていきますし、企業からの採用も難しくなっていきます。
これから将来的には、人工知能(AI)が発展していき、単純作業はロボットが行うことになっていくでしょう。企業としても単純作業を行う人ではなく、専門性や知識、経験を持っている人を会社に残しておきたいと考えます。
そのため、早いうちに仕事を決めて、経験を積んでおくことで自らの今後の可能性も積むことができます。
ただ、何をしたらいいのか、求人の見つけ方などわからないことも多いと思うので、エージェントを利用して、一緒に求人を見る方がいいでしょう。
30代の職歴がない人の将来~就職エージェントを使うべき理由~
職歴がない人の将来にはどんなことが待ち受けているのでしょうか?
職歴がないままでは、明るい将来はやってきません。このような将来になる可能性を考えると、仕事に就いていたほうが安心できます。
職歴がない人の将来について例をあげましたので、参考にしてみてください。
将来1.収入がなく貯蓄もないので、生活に困る
収入がなく貯蓄もないので、生活に困るということもあります。今までは、親の収入でなんとか生活できていましたが、親が亡くなったあとは無収入になり、生活していけなくなるということもあるからです。
親が亡くなって初めて、いかに恵まれて生活できていたか痛感します。親が生きている間に、真面目に仕事を探しておけばよかったと後悔しても遅いです。
また、収入もないので貯蓄もほとんどありません。収入もなく貯蓄もなく、ましてや年金ももらえない状態で生活していくことはできません。
将来のリスクについては以下の記事にも紹介しているので参考にしてみてください。
ですので、今の30代前半のうちにがんばって正社員を目指しておけば、1人になったとしても生活していくことができます。
年齢を重ねると一人で企業からの採用をもらうことが難しいので、エージェントに行き一緒に履歴書などの対策を進めていきましょう。
将来2.同級生との格差が広がる
同級生との格差が広がるということもあります。収入だけでなく、生活水準の格差やプライベートの格差も広がるからです。収入に関しては、働いていないので当然格差はあります。
また、生活水準に関しても格差が広がります。友人は正社員で、住むところも新入社員の頃より家賃が高いところに住みだしたり、車が買えるようになったりします。
また、プライベートでも差が出てきます。正社員の友人は、結婚したり、海外旅行に行けるようになったり、趣味にもたくさんお金をかけられる余裕が出てきます。
ところが、職歴がないあなたは今までと生活は変わらず、働いていないので高い買い物も海外旅行に行くことさえできません。友人とたまに会っても、話についていけない合わなくなってきているということも生じてきます。
これ以上格差が広がり、一生肩身が狭い思いをするのはイヤですよね?
ですので、今のうちに就職して正社員を目指しましょう。
将来3.結婚するのは厳しい
結婚するのは厳しいこともあります。職歴がないままだと、例え結婚したい相手がいても結婚の許しがもらえない可能性もあるからです。
職歴がない、働いていない人には「フラフラしている」「責任感がない」などの印象を持たれるため、結婚の許しがなかなかもらえないこともあるのです。
また、男性だけでなく女性も職歴がないと結婚も厳しい時代になってきました。
やはり、しっかりと責任を持って仕事をしている女性の方が印象は良いようです。男女ともに職歴がない、働いていないとなると結婚は厳しいのが現状です。
生涯孤独なんて、考えただけで不安になりますよね。結婚をしたいのなら、正社員になるしかありません。将来を長い目でみて就職し、正社員を目指しましょう。
将来4.子供ができた時に教育費が必要
仮に結婚をしているとしたら、子供が幼い時にはお金のやりくりは何とかなるかもしれませんが、子供が小学校へ上がり始めると教育費がかかってきます。
一般的に教育費に2000万円近くかかるといわれているのでフリーターやニートだと両親や配偶者に頼らざるおえなくなります。そうならないように早めに就職しておきましょう。
また、女性の場合は専業主婦として旦那さんを支えている方もいるかと思います。今後を考えると就職して経験を積んでおくことをオススメいたします。
なぜなら、現在は「人生100年時代」と言われている時代で、働く期間も長くなっていくことが考えられます。30代なら、まだ就職先はいくらでもあるので早めに就職し、自分の市場価値を上げて置いておくと、今後の転職やあなたのライフプランの選択肢も増えるので、就職し企業から求めらえる存在になっておきましょう。
30代の職歴なしでもおすすめな仕事

30代の職歴なしでもおすすめな職種をします。30代で職歴がなくても就職しやすい職種はあります。
以下に職歴がない人にもおすすめな職種をあげたので、参考にしてみてください。
おすすめな仕事1:営業職
30代の職歴なしでもおすすめな職種1つ目は、営業職です。営業職は安定した求人募集があるため、営業経験がない未経験者でも採用されやすいからです。
営業と言っても、自社製品を売る営業から保険会社の営業など、たくさんの営業があります。
また、営業職を目指すなら普段からコミュニケーション力は磨いておいた方がいいです。いろんな人に出会ってコミュニケーション力を磨いておけば、営業の仕事を始める時にとても有利だからです。
また、営業は幅広く知識や経験を積むことができ、営業以外の仕事に転職してもスキルを活かせるというメリットもあります。企業としても営業のスキルを持っている人の方が、採用してくれる可能性が高いです。
このように市場価値は早めに高めておくと、今後の将来を考えると経験の詰めるおすすめの仕事です。
自分は営業は向いていないと考えている方は以下の記事を一度確認してみてください。営業に向いていないには特徴があります。
おすすめな仕事2:IT職
30代の職歴なしでもおすすめな職種2つ目は、IT職です。今IT業界は発展途上にあるため、未経験者を募集していることが多く、職歴がなくても採用されやすくなっています。
IT業界は未経験者を募集して、入社したあと積極的に研修を行っている企業が多く、研修後に即戦力になるように人材育成に力を入れています。
IT職の中でも特におすすめなのが、「インフラエンジニア」です。インフラエンジニアとは、ネットワークインフラの基盤の構築や設計、運用や保守を行う仕事です。インフラエンジニアはIT職初心者でも、比較的難易度が低いのでIT職の入口として入りやすい傾向があります。
エンジニアについてわからない方は以下の記事を参考にして、特徴を掴むことをオススメします。
おすすめ仕事3:介護職
30代の職歴なしでもおすすめな職種3つ目は、介護職です。介護職は深刻な人手不足で、ニートでも働きながら資格を取得できる職場もあるからです。
介護職は、40代や50代の未経験者でも就職している人がいます。
なので、30代で職歴がない未経験者でも比較的就職しやすい職種です。お年寄りと話すことが苦にならない人には向いています。
また、介護職を目指すなら事前準備として、ある程度のコミュニケーション力も必要です。お年寄りと触れ合う機会、話をする機会を増やしておくなどするとスムーズに仕事に入りやすいです。
おすすめな仕事4:販売職
30代の職歴なしでもおすすめな職種4つ目は、販売職です。販売職も人手不足で、特別な資格もいらないので30代で職歴なしのニートでも就職しやすいからです。
販売職と言ってもアパレル、雑貨店、スーパー、百貨店など多岐にわたります。また、接客業なのである程度のコミュニケーション力は磨いておいた方がいいです。
また、絶対に必要という資格ではありませんが、就職に有利になるように「販売士」の資格を持っておくともっと良いでしょう。就職活動をする時の参考にしてみてください。
販売業のような業界についてより詳しく知りたいと考えている方はエージェントに一度相談してみましょう。求人だけでなく自分に合った仕事もおすすめしてくれると思います。自分でも一度特徴を整理したい方は以下の記事を参考にしてみてください。
おすすめしない仕事も紹介
30代の職歴なしで、なんでもいいから仕事に就きたいと考える方もいるかと思いますが、「工場」で働くことはおすすめしません。確かに、現在だと深夜手当をもらうことができるので、働く時間を夜でもいいと考えている方は良いと考えているかもしれません。
しかし、ここ数年で「人口知能(AI)」が急激に進化してきていることも頭にいれて就職活動をしないといけません。今後10年以内に工場を全てロボットに置き換えられる可能性があります。
実際に、今工場で働いている方がいるのならわかると思いますが、ここ数年でロボット化や外国人雇用が増えてきています。それは、日本人の半分以下の給料で、働いてくれる外国人やメンテナンスを行えば、疲れることもなく働き続けるロボットがいるからです。
今の状態を打破するだけでなく、今後のキャリアや自分のライフプランを考えて、就職先を決めていきましょう!
30代職歴なしでも就職できる!~成功体験談と失敗体験談を紹介~
30代の職歴なしで就職できる人と、できない人の差は何なのでしょうか?実際に就職活動をしてきた30代の方の経験をもとに、成功体験談と失敗体験談をご紹介します。成功と失敗の要因も合わせてご紹介しますので、あなたの就職活動の参考にしてみて下さい。
Aさんの体験談:成功体験談
まずは、30代の男性Aさんの成功体験談をご紹介します。Aさんは長らくバンド活動をしていたため、最初は音楽やマスコミ・広告に関連する会社を希望し、就職活動をしていました。しかし、人気の業種なのか、なかなか上手くいきません。
そこで、間口を広げて他の業種にも積極的に応募をするようにしました。結果、Aさんは複数の内定をもらい、一番条件の良かった配送関連の会社に入社することになりました。体力的にキツイ部分もあるそうですが、車が好きということもあり、楽しく働けているとのことです。
なにより、労働条件がよく収入が安定しているので生活に不安がなくなり、家庭をもつことができたのが最大の喜びだそうです。
Aさんが成功した要因は、こだわりをなくして間口を広げた点にあります。妥協したのではなく、自己分析をし、自分自身の可能性を広い視野で見直した結果です。また、なかなか上手くいかない時も、あきらめずに行動し続けたことも大きな要因といえます。
Bさんの体験談:失敗からの成功体験談
30代女性のBさんは、就職サイトなどを利用し、自力で内定までこぎつけましたが、すぐに辞めてしまうことになります。内定先がブラック企業だったからです。なかなか採用されない期間が続いたため、焦って企業分析をしなかったことが原因でした。
しかし、Bさんは失敗した経験を活かし、すぐに就職活動を再スタートします。今度は就職エージェントを利用して、第三者の意見も聞きながらの活動でした。結果、今まで難航していたのが嘘のように、給与や勤務体系など、ほぼ希望通りの会社に就職することができたそうです。
飲食店でのアルバイト経験で得た対人スキルを活かして、営業の仕事についたそうですが、やりがいがあり毎日充実しているとのことです。
Kさんが成功した要因は、自己分析や企業分析をきちんと行ったことです。また、就職エージェントという第三者のサポートを受けながらの活動だったため、視野が広がり、選択肢が増えたことも要因のひとつでしょう。就職エージェントは、自分だけでは見つけられないような求人も、紹介してくれます。
Cさんの体験談:失敗体験談
30代後半の男性Cさんは、30代になってすぐに就職活動を始めたそうです。アルバイト生活がつらくなってきたので、ときどき求人サイトを見て、待遇や給与の良さそうな会社に応募をしてみるという就職活動方法でした。
しかし、書類選考で落とされる場合が多く、面接に進んでも上手く返答ができずに、不採用ということが続いてしまいます。結局、挫折してアルバイト生活を続けるも、またつらくなって就活…のくり返し。気づけば40歳目前で、将来が不安でたまらないそうです。
Cさんの失敗要因のひとつは、自己分析や企業分析ができていない点にあります。自分がなにをしたいか・なにが強みなのか、また、応募した会社がどんな会社なのか、きちんと理解しないまま就職活動をしていました。
面接で志望動機を聞かれても、会社のことも自分のこともわからないため、どこの会社にもあてはまるような当たり障りのない返答しかできません。採用されないのは当然です。
同じような失敗をしないためにも、まずは自分を見つめ直し、応募した企業を知ることが大切です。自己分析や企業分析の仕方がわからない…などという場合は、就職エージェントに相談してみましょう。無料で受けられる研修制度などのサポートサービスがあり、きっとあなたの味方になってくれます。
30代の職歴なしで正社員として就職するためのポイント

30代の職歴なしの人は、履歴書や面接の対策や大事なポイントがあります。履歴書や面接の対策とポイントを押さえておけば、就職が成功しやすいです。今後、履歴書を作成する際や、面接を受ける時の参考にしてみてください。
就職するためのポイント1:履歴書対策
30代で職歴がないと書類選考で落とされる可能性が高いです。そこで、履歴書を書く際に対策するべきポイントを知っておく必要があります。
まず、30代で職歴がない人の履歴書対策のポイントとして、以下のようなことが挙げられます。
- アルバイトの経験
- ボランティアの経験
- 学生時代に経験
ポイントとしては、記入しておくということです。とにかく、空白が多い履歴書は、企業側にも印象が悪いです。
あなたが経験してきたもの、得たものなど書けることは書いておくとまた印象が違ってきます。書けることがないなら、就職活動前にボランティアに参加するなど、履歴書に書けることを増やしておくのも良いです。
年齢を重ねると企業の求めるスキルも高まっていくので、履歴書の内容も重要になっていきます。履歴書の書き方に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
履歴書の書き方がわからない方はぜひ就職エージェントに行ってみましょう。プロにどのように履歴書を書くべきかを相談することができるので、職歴なしだからこそエージェントはおすすめです。
就職するためのポイント2:面接対策のポイント
30代で職歴がない人の面接対策のポイントとして、次のようなことが挙げられます。
- 空白期間を答えられるようにしておく
- 自信を持って、ハキハキと喋れるようにしておく
- 面接のマナーに気を付ける
ここで、ポイントとなるのは、空白期間は必ず面接で聞かれるということです。ブランクの答え方の例としては、次のような答えが好ましいです。
- 資格取得の勉強をしていた
- ボランティアをしていた
- 家族の介護をしていた
ウソはよくありませんが、前向きな答え方ができるようにしておくと好印象です。
また、自信をもってハキハキと質問に答えられるようにしておくことや面接のマナーについても勉強しておくことが重要です。面接のマナーに関しては以下の記事を参考にしてみてください。
しかし、30代の職歴なしで履歴書や面接対策を1人で行うのは困難です。
ジェイックでは、上記のポイントをふまえ履歴書作成や、面接が初めての人でも安心できるように書類作成や、面接指導の研修を開催しています。書類作成や面接のやり方に困ったら、一度ジェイックにご相談ください。
ジェイックでは30代専門の就職支援を開始!