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履歴書の正しい書き方とは?好印象な履歴書に仕上げる5ポイント

履歴書の正しい書き方とは?好印象な履歴書に仕上げる5つのポイント

履歴書書き方正しいかどうかで採用に影響することをご存知ですか?好印象な履歴書の作成を知ることは、志望する会社に受かるために大きなアピールが出来ます。転職歴の多い方でも新卒でも使える履歴書に書いておきたい大事なポイントをしっかり抑えておきましょう。

学歴・職歴の書き方

学歴・職歴の書き方

学歴・職歴の項目は思っている以上に大事なポイント。なぜなら履歴書を渡して、受け取った人が最初に目に入る項目です。

名前や住所の直下から始まるので、ファーストビューで目に止まりますよね。この項目では『学歴』『職歴』を分けて書く必要があります。

学歴の書き方

まずは『学歴』ですが、諸説ありますが小学校の卒業から書くことが一般的です。学校名は一切略さずに書きましょう。
小学校・中学校・高校・大学と書いていき、可能なら入学・卒業の文字を揃えるとレイアウト的に綺麗で見やすくなります。

書かないとどう判断される?

学部までしっかり書いて置かないと、担当者は専攻や専門分野を知りたいはずですので、面接で改めて確認する手間が発生してしまうことになります。(書いてない分、印象は下がる可能性あり)
学部名や学校名によっては長くなってしまうこともありますので、文字のサイズに注意しながらバランス良く文字を書くことが大事。担当者の性格によっては、文字のバランス感覚で計画性やセンスに連想することもあります。

職歴の書き方

次は『職歴』です。学歴の最終行からすぐ下に『職歴』という行を設け、そこから初めての会社の入社からスタートします。

会社名の書き方

会社名は前株・後株を決して間違わずにすべて正式に書きましょう。配属となった所属部署名も書き入れること。

転職歴が少なく、枠が多く余る場合は簡単な会社概要(業種と従業員数程度)を記入しても構いません。

退職をしている場合

退職を退社と書いても問題はありませんが、業務が終わって自宅に帰る場合も退社という表現を使うため、退職と使う方が良いという考え方があるようです。
詳しい内容は職務経歴書を別途添付し、そちらに詳細まで書くことになりますので、転職歴が多く枠が足りない場合などは、社名と所属部署までで結構です。
文字は読みやすいように空白で区切りを入れながら、文字をバランス良く出来るだけ大きく書くのがポイント。
現在在職中ならば「現在に至る」が職歴最後の行に来ます。締めは最後の行の下に右寄せで「以上」と書きましょう。

職歴に退社の理由は書くべき?

職歴に退社の理由は書くべき?

面接を受ける際に職歴が複数あると、ほとんどの場合で退社の理由を聞かれます。「退社した理由を履歴書の職歴に書いておくべきなのか?」という疑問が多いのですが、原則として書く必要はありません。

もし書くとしても「一身上の都合により退職」と書くことになるので、省略しても問題はありません。退社の理由については職務経歴書に記載するようにしましょう。

ただし履歴書はアピールする数少ないチャンスの場でもあります。もし転職した理由がメリットになり得る場合は、記載して置くほうが良いケースもあります。

いずれにせよ面接の機会にしっかりとアピールに繋がるよう、口で伝えられるように準備はしておいてくださいね。

派遣の職歴の書き方

派遣の職歴の書き方

派遣による就業は時代のニーズにも合っており、複数の派遣先を経験した方もいるかもしれません。それを履歴書の職歴にすべて書くと「転職歴の多い人だから、採用してもすぐに辞められるのでは?」と思われてしまい、不利じゃないかと思う方もいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。

派遣社員を職歴に書く際の正しい書き方ですが、まず派遣元(直接契約をした派遣会社)の会社名に『入社』または『登録』と記載しましょう。

派遣には一般派遣(登録型派遣)と常用型派遣(特定派遣)があります。働く先(派遣先)が決まり次第派遣元に入社という形が多いと思いますので、基本的には入社と書いておいて問題ありません。

ただし登録日と派遣先への就業の期間に差がある場合などは、登録と記載しておけば、採用担当者も分かりやすいはずです。見る側がわかりやすく書くことを第一に考えて選択しましょう。

転職の多い履歴書の書き方

転職の多い履歴書の書き方

転職回数が多いと採用担当者からの評価は低くなる。これは絶対ではないのですが、間違いでもありません。転職者向けの求人案件を眺めていると「第二新卒者大歓迎」といった文言をよく見たりしますが、「転職は悪いこと」というイメージはなくなりつつあります。

前職で何を得ているかが大事

大事なのは退職までに得たスキルや退職に至った理由です。転職回数が多い場合でもきちんとした「辞めた理由」に説得力があれば、あまりマイナスなイメージには取られません。

会社に不服があって辞めたことが続いたり、病気がちで仕事を辞めたとなるとマイナスイメージは強くなってしまいます。

転職は悪い事ではない

ですが「自分のスキルをもっと活かせる職場」としてスキルと志望理由がマッチしていれば好印象に取られる場合もあります。転職した先の会社でどれだけ活躍できたのか、職務経歴書にしっかり書いてアピールしましょう。

そういう場合には履歴書にも退職理由を簡潔に書いておくと、面接時に退職理由を聞かれてアピールするチャンスが増えます。

また派遣の契約によって転職が多い様に見られることもあります。3ヶ月の契約満了に伴って派遣先が変わる場合には「契約満了に付き退職」と書くようにしましょう。

志望動機の書き方

履歴書の中でも志望の動機は一番のヤマ場と考えられる大事なポイント。ここは自己PRも兼ねて採用担当者の目に留まる文章で表現する必要があります。

例文などもありますが、真似することは勧めません。多くの履歴書を見比べている採用担当者さんはテンプレートに近い文章を見抜きますし、一気に印象を落とす可能性もありますから。

ここは時間をかけてでも大事に書く場面です。
ここで必ず押さえておくべきポイントはこの3つ。

1. なぜこの会社を志望するのか

志望するからにはどんな会社であるのかリサーチも必要です。
例:「業界ナンバーワンのシェアを誇る貴社へ、など」

2. どんな貢献ができるのか

これまでのキャリアで得たスキルをどこに活かせるのか。
例:「営業成績で表彰されたコミュニケーション力を、貴社の大手ゼネコンとの交渉に活かすため、など」

3. 入社してどんな風に成長したいのか

どんな未来像を描いているのか。
例:「入社後は積算業務を誰よりも早く身に着け、将来的にはチームリーダーとして営業トップを目指したい、など」

ここを頭に叩き込んだ上で良く加味して書くようにしましょう。

なぜなら面接でも全く同じことを聞かれる可能性が高いから。面接時に言葉を探り探り言うよりも、自信を持って迷わずに言う方が好印象なのです。

なのでよく記憶するのではなく、頭の中で実際に入社後に活躍している画が浮かぶほどにイメージすることが大事なわけです。

おわりに

履歴書はほんの一時間もあれば出来てしまう面接書類の一つでしかありません。しかし面接以外の時間では企業は本人の身代わりに見つめるたった1つの材料になるほど重みのある書類となります。

自分を伝える為には好印象を与えて、もう一度見たくなるような書き方をすることが最も大事なポイントです。経歴だけでなく人間性も表れる履歴書作りは手を抜かず、今までの自分と向き合い、明るい希望を持って作成してみましょう。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター