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27歳無職でも就職はできるの?おすすめの仕事やポイントも解説!

27歳無職でも就職はできるの?おすすめの仕事やポイントも解説!

27歳無職だけど、就職できるのかな?」と不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

実のところ、27歳でも就職は可能です。まだ20代なので30代に比べて求人があるからです。ただし、最後のチャンスであることを理解しておきましょう!

こちらの記事では、27歳・無職の人におすすめの仕事や、就職方法をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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27歳無職からの就職は可能

27歳無職からの就職は可能

まず結論からお伝えしますと、27歳無職からの就職は可能です!

無職からの就職は難しいと言われますが、20代であれば正社員として採用する企業は見つかります。ただ、「27歳まで」と制限している企業も多く、28歳を過ぎると未経験者の就職は厳しくなります。つまり、雇用形態や仕事内容にもよりますが、27歳は正社員就職に向けた“最後のチャンス”ともいえるのです。

27歳無職におすすめの仕事5選

27歳で無職の方におすすめの仕事を5つ紹介します。

  • IT・Web関係の仕事
  • 営業職
  • 配送ドライバー
  • 工場の作業員
  • 接客業

どれも、20代後半の社会人未経験者でも挑戦しやすい仕事です。仕事内容や、向いている人の特徴、平均年収や注意点もお伝えしますので、自分に適性がありそうな仕事を探してみてください。

※年収参考:厚生労働省|令和2年賃金構造基本統計調査「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」

仕事1:IT・Web関係の仕事

IT・Web関係の仕事は、ITシステムの開発や、ネットワーク通信の整備、インターネットやスマートフォンを使ったサービスの企画・開発を行う職種です。

ITの知識やスキルに長けた人材は慢性的に不足しており、特にソフトウェアやシステムの開発を担う「プログラマー」や「エンジニア」が足りていません。そして、こうした求人では、未経験者も積極的に採用している傾向にあります。

IT・Web関係の仕事は技術革新や変化が激しいため、常に新しい知識を吸収することに面白さを感じられる人に向いています。一方で、かなり多忙な職場も多いため、会社選びでは「平均残業時間」や「年間の休日数」、「有給消化率」などの指標もしっかりチェックしましょう。平均年収は511万円です(※)。

※「ソフトウェア作成者」の年収を参照

仕事2:営業職

営業職は、自社の製品やサービスを販売する仕事です。

新規のお客様に営業をかけるケース、逆に取引のある顧客のもとに出向くケースなど、一口に営業といっても仕事のスタイルはさまざまです。特に資格が必要とされないため、未経験でも挑戦しやすい職種のひとつです。

営業職は色々な人と毎日接するため、コミュニケーション力に自信がある人に向いています。一方で営業内容によっては外出も多く、提案が断られることも日常茶飯事のため、体力やメンタル面で不安を感じる人は注意が必要です。

営業職の平均年収は452万円です(※)。ちなみに営業成績によって「インセンティブ」と呼ばれる報酬の上乗せがある会社では、実力次第で平均以上の年収を手にすることも可能です。

※「営業・販売事務従事者」の年収を参照

仕事3:配送ドライバー

配送ドライバーとは、バイクやトラックなどを使い、商品を個人宅や会社などに送り届ける仕事です。近年、ネットショッピングが主流になったことで配達量が増加しており、配送ドライバー不足が深刻です。そのため、未経験者を採用する企業も少なくありません。

勤務中は多くの時間をひとりで過ごすことになるため、周りと深く関わることが苦手な人に向いているでしょう。一方で、トラックドライバーの場合は早朝からの長距離運転、バイク便の場合は暑い日も寒い日も外での業務となり、体調管理が重要な仕事であることは覚悟しておきましょう。平均年収は391万円です(※)。

※「自家用貨物自動車運転者」の年収を参照

仕事4:工場の作業員

工場の作業員は、工場内での製品加工や検品、梱包などが中心の業務です。いわゆる「マニュアル仕事」のため未経験者でも始めやすく、実際に多くのメーカー・工場で未経験者を採用しています。

工場の仕事は、与えられた仕事を正確に行うことが求められます。そのため集中力の高さに自信がある人に向いている仕事といえるでしょう。一方で、たとえば食品工場の場合には「安全」が最優先で求められ、機械工場の場合にはケガのリスクと常に隣り合わせです。場合によっては大惨事に陥る可能性もあるため、安全に対する高い意識が求められる職種であることは理解しておきましょう。仕事内容や業界によっても異なりますが、平均年収はおおよそ400万円です(※)。

※「その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く) 」を参照

仕事5:接客業

接客業は、主に店舗で接客や販売を行う仕事です。アパレルショップやドラッグストアの店員、ホテルの受付スタッフや、エステティシャンなどが該当します。特にショップ店員は特別なスキルや資格が必要ないため、無職から正社員として就職している人も珍しくありません。

接客業は常にお客様と接している仕事のため、「人と話すことが好き」「人見知りをせずに誰とでも関係を築ける」というタイプの人に向いています。ただ、職場によっては、売上のノルマが設定されることもあります。そのため販売スキルやテクニックを磨くなど、成果を上げるための取り組みが求められることも知っておきましょう。接客業の平均年収は347万円です(※)。

※「販売店員」の年収を参照

27歳フリーターで就職成功をさせる3つのポイント

27歳のフリーターが就職を成功させるための5つのポイントを紹介します。

  • 1、自己分析をしっかり行う
  • 2、視野を広げて就職先を選ぶ
  • 3、企業側の求めていることを知る
  • 4、履歴書/経歴書の準備をしっかりする
  • 5、身だしなみを整えて面接に備える

では、それぞれについて見ていきましょう。

ポイント1:自己分析をしっかり行う

まず、自己分析を行いましょう

自分の強みや性格、関心のある領域などが自分自身でしっかりと理解できるようになるからです。

仕事選びでは、給与額・勤務場所なども重要な要素ですが、長くストレスなく働いていくには「自分に合っている仕事かどうか」という視点が欠かせません。

自己分析を通して自分の強みや性格、関心のある領域を見つけられれば、自分に適性があり、かつモチベーション高く働ける仕事を選べる確率が高まります。

なお、自己分析をする際は「自分史」の作成がおすすめです。幼少期からの記憶を振り返り、印象に残っている出来事や、成功体験、苦労したことなどを書き出してみましょう。このとき「なぜ記憶に残っているのか」「なぜ成功したか、苦労したか」と“なぜ?”を繰り返していくと、自分の行動の特徴や志向性が見えてきます。

ポイント2:視野を広げて就職先を選ぶ

視野を広げて仕事を探す意識をもつことも大切です。

なぜなら27歳かつ無職の場合、新卒入社で数年の仕事経験をもつ同年代と比べると、応募できる仕事の数がどうしても限られてしまうからです。そのため内定を獲得する確率を高めるためにも、応募する段階で的を絞り過ぎるのはおすすめできません。

「自分には向いていない」または「興味がない」と思う仕事でも、いざ働いてみると大きなやりがいを感じられるケースもあります。楽しく働ける仕事が、自分の興味関心の「外」に見つかる可能性もあるため、ぜひ視野を広げて探していきましょう。

ポイント3:企業側の求めていることを知る

就職活動では、企業が求めている内容の把握も欠かせません。なぜなら、就活の対策が取りやすくなるからです。結果として、内定を獲得する確率も高められます。

社会人経験のない27歳の人を採用する場合、企業がチェックするのはポテンシャル、そして意欲です。ポテンシャルとは「仕事をうまくこなせそうか?」という可能性のことですが、こうした要素を知るうえで「あなたの強みはなんですか?それを仕事でどう活かせると思いますか?」という質問をされることが一般的です。

また、面接官は「わが社で働きたい理由」「会社で成し遂げたいこと」などを質問し、「この人はすぐ辞めずに、長くウチの会社に貢献してくれそうか」という入社意欲もチェックしています。こうした意図を汲み取り、あらかじめ回答を用意しておけば、面接官の質問にあわてず的確に答えられるようになるのです。

ポイント4:履歴書/経歴書の準備をしっかりする

4つめのポイントは、応募書類の準備を万全にしておくことです。

就職活動では「履歴書」、そして企業によっては「職務経歴書(職歴書)」の提出が求められますが、これらは選考対象となる重要な書類です。書類選考を通過しなければ面接に進めないのはもちろんですが、面接に進んだ場合は面接官の手元に常に置かれる書類であるため、記載した内容をもとに質問されることが一般的です。そのため万全の準備が欠かせず、特に働いた経験がない場合はいかに自分をアピールできるかが大きなカギとなります。

なお、履歴書には「職歴」を記載するスペースがありますが、フリーターの場合はそこにアルバイト経験を記載しても大丈夫です。職務経歴書にもアルバイト経験を書いていいのですが、履歴書以上に文量を多く記載できるため、たとえば「仕事中に工夫しているポイント」や「失敗をどう乗り越えたか」といった内容も盛り込めると良いでしょう。

ポイント5:身だしなみを整えて面接に備える

最後のポイントは、身だしなみです。

第一印象は選考を左右する大事な要素であり、「自分がどう見られているか?」についてしっかりと意識しましょう。

たとえば男性であればヒゲをしっかり剃って面接に臨む、ネクタイは派手過ぎない色にする、などが挙げられます。女性では、無地か肌に近い色のストッキングを選ぶ、メイクはナチュラルな印象にするというような意識が大切です。

そもそも仕事経験がない27歳の人を企業が採用する場合、「この人と一緒に働きたいか?」といったフィーリングが採用の決め手になるケースも珍しくありません。このとき、身なりに気を遣っていない人よりも、不快な印象を与えない人の方が好まれるのは自然なことです。

身だしなみは努力次第で変えられる部分であり、これまでの経験に自信がない人ほどしっかりと対策をしていきましょう。

27歳無職の仕事の探し方

27歳無職が仕事を探す方法を3つ紹介します。

  • ハローワークの利用
  • 就職サイトの利用
  • 就職エージェントの利用

それぞれの内容と共に、各サービスに向いているタイプも紹介しますので、参考にしてみてください。

探し方1:ハローワークの利用

ハローワークとは、国が運営する「職業紹介所」のことです。

各都道府県に設置されている施設で、全国の求人を検索できるほか、ハローワーク経由で求人への応募も可能です。また、ハローワークの職員には就職活動全般の相談もでき、場合によっては書類の添削や、面接対策も一緒に行ってくれます。

ハローワークは老若男女問わず誰でも無料で利用できる施設のため、利用対象者は特に定められていません。一方で求人の多くは中堅企業や、その地域に根差した小規模企業が中心のため、こうした企業への入社を考えている人は理想の求人に出会いやすいでしょう。

探し方2:就職サイトの利用

就職サイトとは、求人が一覧で掲載されているWebサイトのことです。

自分で求人を検索して応募できるサービスで、「履歴書の書き方」や「面接マナー」といった情報コンテンツが掲載されているサイトも多数あります。

就職サイトを利用する場合、数ある求人から自分に合いそうな求人を探し出し、さらに自分ひとりで書類や選考の対策、そして応募企業との面接日程などのやり取りも行います。就職活動をマイペースで進めたい人に向いていますが、就活方法の中では難易度が少し高めであるため、はじめての就職で不安な場合は次に紹介する「就職エージェント」を検討しても良いかもしれません。

探し方3:就職エージェントの利用

就職エージェントとは、キャリアアドバイザーが就職活動を無料で支援するサービスのことです。

あなたに適した求人の紹介や、履歴書の添削、面接の練習、そして企業との面接日程の調整なども任せられます。

就職エージェントは「就職のプロ」のキャリアアドバイザーが就職活動に伴走してくれるサービスであり、自己分析や企業選び・選考対策などに自信がない人におすすめです。アドバイザーは、求人企業の社風や、そこで働いている社員の特徴などにも詳しいため、「自分に本当に向いている会社に入りたい」と考えている人も、ぜひ利用してみましょう。

まとめ

27歳無職からの就職について、おすすめの仕事や就職を成功させるための5つのポイントを解説してきました。

無職の場合、働いている人に比べると就職が厳しいのは確かです。けれど、20代であれば正社員での就職のチャンスはまだ残されています。ただ28歳以上になると、いわゆる「アラサー」と捉えられる傾向もあるため、可能な限り27歳までに就職することを目標に、積極的に取り組んでいきましょう。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」