
30代の未経験で就職がもうできないと思っていませんか?
この記事では、未経験でも就職するための方法について紹介します。おすすめの仕事や職種についても紹介するので、今から就職しようと考えている30代未経験の人は参考にしてみましょう。
私達ジェイックでは30代専門の就職支援を開始しました。詳細を知りたい方はこちらを確認してみてください。
この記事の目次
30代未経験でも就職は可能~自分のやりたい仕事を明確にしよう~

30代でも職種によっては、未経験から就職も可能です。今は人材不足の時代だからです。
厚生労働省が発表した平成30年の有効求人倍率は、1.61倍でした。つまり、1人の求職者に対して、1.61件の求人があるということです。よって、30代で未経験でも就職できる可能性があります。
30代未経験で就職するには自己分析が重要
30代で未経験職種に就職するなら、自己分析をしましょう。30年以上生きてきたわけですから、今までの経験を活かせる職種に転職する方がいいからです。今までの棚卸しをしてみましょう。
例えば、以下のような項目で一度自分の経験の棚卸しをしてみましょう。
- やってきた業務
- 持っている資格
- 持っている人脈
- 活かせそうなスキル
以下のような経験など、書き出してみましょう。それらを活かして就職するのがコツです。
30代に未経験就職はやりたい仕事を明確にすべきである

30代は「就職できればどこでもいい」という考えは危険です。もし仕事が合わず早期退職してしまうと、再就職がかなり難しくなるからです。
30代で短期退職を繰り返す人は、正直どこの企業も欲しがりません。なので、30代の未経験就職だからこそ、やりたいことを明確にしましょう。
30代でやりたいことを明確にする方法
やりたいことを明確にするには、自己分析と業界研究が重要です。自己分析で自分の強みを知り、それを活かせる業界に就職すれば長く働けるからです。なので、自己分析と業界研究をしっかり行いましょう。
でも、現実的には自己分析と業界研究をしっかりやるのは難しいはず。あなたは就職のプロじゃないですし、自分のことほどよくわからないからです。業界研究も、すべての業界を調べようと思ったら膨大な労力がかかってしまいます。
以下にやりたいことが明確ではない30代の方は以下の記事を参考にして一度自分の経験を整理し、求人を探していきましょう。
自己分析と業界研究を短時間で終わらせて、ベストな転職をするなら、私たちジェイックに相談してください。ジェイックでは30代専門の就職講習があるので、プロのキャリアカウンセラーが自己分析と業界研究をサポートします。
経験豊富なキャリアカウンセラーが担当するので、自己分析と業界研究が簡単です。そして、あなたに合う会社に就職できる可能性が高まるので、気軽に相談してください。
30代未経験と20代未経験の大きな違いは

30代の就職に求められるのは、即戦力であること。未経験職種であっても社会人経験はあるので、企業から即戦力を期待されます。
例えば、以下のような経験があると転職活動で有利になる可能性があります。
- 業界や商品の知識はなくても、営業力がある
- 電話応対ができる
- ビジネス文章を書ける
- 対面スキルがある
- 英語を話せる
- マネジメント経験がある
これらの経験があると、企業から喜ばれます。ただし、20代と比較すると弱い部分もあります。20代と比較して、30代の弱みを知っておきましょう。
転職で収入が減る
30代から未経験職種に転職するときは、収入が減ると思っておきましょう。年齢が高くても未経験者なので、一番下の給料からスタートになるからです。
ただし、営業職や技術系の仕事であれば、徐々に給料を上げていくことも可能です。最初は給料が低くても、努力して給料を上げれば、前職より稼げる会社もあります。
就職活動が長期化する
30代はどうしても、就職活動が長期化しやすいです。基本的に企業は20代を採用したいので、20代と一緒にされると不採用になることもあるからです。
就職期間が長くなってもいいように、現職を続けながら就職活動をする方が無難です。退職してから就職活動をすると、思うように内定をもらえず貯金が底をつくリスクがあります。
新しいことを覚えるのが遅い
20代に比べると、どうしても30代の方が覚えが遅いです。これは加齢なので、仕方ありません。
20代より覚えが遅いことを自覚して、以下のような努力が必要になるかもしれません。
- 休日も勉強する
- 積極的に質問して仕事を覚える
- 先輩の仕事を動画に撮らせてもらって、復習する
これらのことが企業で仕事をすると必要になるかもしれないことを頭に入れて就職活動することで、入社後のギャップに苦しむことも少ないでしょう。
30代の未経験でも就職しやすい職業がある

30代の未経験でも就職しやすい業界・業種をご紹介します。以下が就職しやすい
- 営業
- IT
- 建設の施工管理
- 介護
- 製造業
- ホテル
- タクシー運転手
- 飲食
それぞれについての特徴について紹介していきます。
就職しやすい職業1:営業職
営業職は未経験募集が多く、30代でも就職できる可能性が高いです。営業は人とコミュニケーションをとる仕事なので、特殊な技術や資格がいらないからです。
特に就職しやすいのは、保険会社、不動産会社などです。前職で営業職や販売職をやっていると、特に有利です。営業スキルが身につけば食いっぱぐれがないので、手に職がつく仕事です。
営業に対しての苦手意識や自分が向いていないと感じている方は以下の記事を参考にしてみてください。
就職しやすい職業2:IT
30代前半までであれば、IT業界に就職できる可能性もあります。IT業界は人材不足だからです。
具体的には、プログラマー、インフラエンジニアなどが、未経験から始めやすいです。IT業界が伸びていくことは明白なので、将来性がある業界です。
就職しやすい職業3:建設の施工管理
30代前半までであれば、建設の施工管理職にも就職できる可能性があります。建設業界も人材不足だからです。
施工管理とは、現場監督のことです。現場作業をする職人さんではなく、現場の指揮をとる監督です。
職人さんではないので、未経験からでも可能です。施工管理は経験を積んでいけば、給料が上がります。
また、「施工管理技士」という国家資格を取得すると、さらに給料が上がります。手に職がつく仕事なので、スキルがつけば食いっぱぐれはありません。
ただし、建設業界は今でも週休1日制なので、プライベートも大切にしたい人にはおすすめしません。
就職しやすい職業4:介護
介護職も、未経験から就職できる可能性があります。介護業界も人材不足だからです。一度介護職の経験をしておくと、介護業界への再就職もしやすいので「手に職がつく仕事」と言えるでしょう。
ただし、介護職のデメリットもあります
- 給料が上がりにくい
- 肉体労働
- 夜勤がある
このようなデメリットもあるので注意が必要です。30代のうちは良いですが、40代50代になると肉体的にきついです。
就職しやすい職業5:製造業
製造業も未経験から就職できる可能性があります。常に求人が出ているからです。
ただし、最初は契約社員の会社も多いので、正社員就職したい人は慎重に検討しましょう。働きぶりが評価されれば正社員になれますが、必ず正社員になれるわけではありません。
就職しやすい職業6:ホテル
ホテルマンも募集が多いので、30代未経験でも就職しやすいです。きれいなホテルで働けるメリットがあります。
ただし、ホテルマンのデメリットがあります。
- けっこう大変な仕事
- 理不尽なことを言われる
- 深夜も仕事がある
- 肉体労働
このようなデメリットがあるので注意が必要です。転職する際は、この仕事を今後何年間するのかなど、今後のあなたの仕事のビジョンも明確にしていきましょう。
就職しやすい職業7:タクシー運転手
タクシー運転手も、未経験から就職しやすいです。タクシー運転手が不足しているからです。二種免許が必要ですが、免許取得費用を負担してくれる会社も増えています。1人の時間が多いので、人間関係が苦手な人には良い仕事ですね。
ただし、デメリットは、介護やホテルのように以下があげられます。
- 腰が痛くなる
- 危険なお客さんもいる
- 給料はそこまで高くない
今後のあなたの将来も考えて仕事選びしていきましょう。
就職しやすい職業8:飲食
飲食も未経験から就職しやすいです。常に人不足だからです。調理担当は技術が必要なので、ホールスタッフなどが多いですね。ただし、アルバイト募集も多いので正社員は少々難易度が高いです。
接客業については以下の記事でまとめているので、職業について迷っている方は参考にしてみてください。
就職しにくい企業・職種
ちなみに、30代未経験で就職しにくい業界・業種は下記のとおりです。
- 大手企業:採用倍率が高い
- 事務職:募集が少ない
- 技術職:経験が必要
例えば、「大手企業で事務職」は人気がありますが、30代未経験からではかなり難しいです。仕事の選び方に迷った方は以下の記事を参考にして、業界や企業を一度選んでみましょう。
30代未経験の就職必勝法は準備にある

前述の通り、30代未経験の就職は時間もかかります。なので、できるだけスムーズに内定をもらうために、転職活動の準備をしましょう。
具体的な準備は下記のとおり。
- 履歴書と職務経歴書
- 面接の対策
履歴書・職務経歴書・面接のコツは、応募企業の欲しい人材に寄せることです。どんなに素晴らしい内容でも、応募企業が欲しいと思わなければ内定は出ません。
例えば、営業の会社に応募するのに、事務スキルをアピールしても意味がありません。あなたの強みをすべて伝える必要はありません。応募企業が欲しい情報だけを伝えると、内定をもらいやすいです。
応募企業がどんな人材を欲しがっているか調べる方法
応募企業が欲しがる人物像を調べる方法は、下記の2つです。
- ホームページや求人情報の「求める人材」を見る
- 転職エージェントに聞く
積極的に採用をしている企業であれば、ホームページや求人情報に求める人物像を掲載しています。なので、それに寄せていきましょう。
ただし、よくある事例が、以下のようことがあげられます。
- 成長したい人
- チャレンジ精神のある人
- コミュニケーション能力のある人
このような言葉は企業は好みません。なぜなら、抽象的な表現です。「成長したい人」といっても、「どう成長したい人が欲しいのか?」まではわかりません。なので、転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントは応募企業ごとに担当者がいるので、過去の採用実績から「求める人材」を的確に把握しています。なので、転職エージェントに相談して対策を教えてもらいましょう。
もちろん私たちジェイックも、紹介する企業の求める人材を的確に把握しているので相談してください。勝負に勝つには相手を知らなければいけません。
私たちジェイックに相談して、応募企業が欲しがる人材を演出しましょう。30代で未経験の就職なので、これくらい用意周到にすることをおすすめします。
転職エージェントに相談することであなたに向いてる仕事がわかるかも
どうせ就職するなら、向いてる仕事にしたいですよね?
向いてない仕事に就職してしまうと、以下のような自分にとってマイナスなことばかり働きます。
- なかなか仕事ができない
- 上司に怒られる
- 後輩に抜かれていく
このような状態で仕事をするのはかなり苦しいです。そのうち仕事がつまらなくなって、辞めてしまうリスクもあるでしょう。
向いてる仕事に就職できれば、逆に以下のような状態で仕事することが可能性です。
- 人より仕事ができる
- 仕事が楽しくなる
- 上司からほめられる
仕事もしやすく自分にとってのメリットが多いです。でも、自分1人で向いてる仕事を見つけるのは困難です。
なので、プロのキャリアカウンセラーの力を借りて、向いてる仕事を探しましょう。お伝えしてきたとおり、私たちジェイックでもプロのキャリアカウンセラーが対応するので、向いてる仕事探しに適しています。
プロのキャリアカウンセラーに向いてる仕事を相談するメリットは、下記の2つ。
- 経験豊富なキャリアカウンセラーなので、過去の事例からあなたの適職を割り出す
- 世の中の仕事を詳しく知っているので、あなたが知らない仕事も紹介してくれる
なので、1人で向いてる仕事を考えるよりはるかに効果的です。向いてる仕事を知りたい人も、私たちジェイックに相談してください。
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メーカーに就職
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(参照元:株式会社ジェイック プレスリリースより)
1.30代の未経験だからこそ自己分析をしよう
2.自分の将来も考えて、仕事選びしよう
3.就職に迷ったら、転職エージェントを頼ろう