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大学中退者の就職でおすすめの仕事8選!求人を探すポイントも解説

大学中退者の就職でおすすめの仕事8選!求人を探すポイントも解説
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大学中退者が就職するのにおすすめの仕事はなんなのか、あらかじめ知った上で就活を始めたいという人も多いでしょう。この記事では、特に大学中退者の就職先としておすすめできる仕事を8つご紹介しつつ、おすすめの業界についても4つ解説します。

また、これから就活を本格的に始めていきたい大学中退者が知っておくべき就活の基本的な流れや、おすすめの求人の探し方についても解説しますので、記事の内容を就活に役立ててみてください。

大学中退者の就職でおすすめの仕事8選

大学中退者の就職先としては、以下の仕事がおすすめできます。

  • 営業職
  • 販売職
  • ITエンジニア
  • 事務職
  • 施工管理
  • 介護職
  • ドライバー
  • 公務員

それぞれ仕事内容や大学中退者におすすめできるポイントを解説しますので、求人探しの参考にしてみてください。

1. 営業職

営業職は、会社や個人に対して商材やサービスを提案し、契約をしてもらう仕事です。仕事をしていく上では高いコミュニケーション能力が求められますが、逆にそれさえあれば大学中退者でも実績を残して活躍することが可能です。

また、営業職は学歴不問や社会人未経験者でも応募を歓迎する求人が多く、加えてあらゆる業界で採用活動がされていることから、大学中退者でも応募先のバリエーションが豊富といった点もおすすめできるポイントです。

実際に大学中退から営業職に就職する人した人の体験談について、以下の記事で詳しくインタビュー内容をまとめていますので参考にしてみてください。

塩山航平さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

2. 販売職

販売職は、店舗に来店した顧客に対して適切な接客を行い、商品を販売する仕事です。営業職と似たような仕事ではありますが、販売職の場合は自分から営業をかけにいくということが無く、どちらかというと仕事の難易度が低いと言われています。

販売職に求められるスキルはコミュニケーション能力が主となりますので、大学中退者であっても面接で対人スキルの高さをアピールできれば内定獲得が可能です。また、自分の好きなショップで働くことも可能なため、日々楽しい気持ちで仕事に向き合えるでしょう。

販売職としてスタッフ経験を積んだ後は、店長やエリアマネージャーなどにキャリアアップしたり、営業職などにキャリアチェンジするといった将来の仕事選びの幅が広いのもおすすめポイントとして挙げられます。

3. ITエンジニア

ITエンジニアは、ITサービスの設計や開発、運用を行う技術職です。幅広いIT知識とプログラミングスキルが求められる関係で、学歴よりも技術力の方が重視される仕事となっています。

そのため、大学中退者でもしっかりとスキルを身につけることができれば、大卒以上に活躍して稼ぐことも可能です。

ITエンジニアは今もこれからもニーズが高まっていくと言われています。そのため、今のうちからITエンジニアの経験を積んでおくことで、手に職がつけられるといったおすすめポイントがあります。

技術力が重要になるITエンジニアですが、最近では人手不足を受けて未経験者を募集する求人が増えています。研修制度が整っている会社に就職できれば、ITエンジニアとして働いたことのない大学中退者であっても知見を習得できるため、求人票の研修制度有無については必ず確認しておきましょう。

4. 事務職

事務職は、会社の事務作業を一手に担う仕事で、役割によって経理・総務・労務などの証券口座に分かれていることもあります。簡単なパソコン操作と集中力があれば業務はまわせるため、大学中退者でも事務職として活躍している人は多くいます。

会社にもよりますが、事務作業のマニュアルが完備されているケースが多く、今まで社会人として働いたことがない大学中退者でも業務を一人で進めていけるのもおすすめポイントです。

アルバイトで業務手順を覚えることが得意だったような人は、事務職として働く適性があると言えるでしょう。

5. 施工管理

施工管理は、建築現場がスケジュール通りに工事が終了できるよう、スケジュール管理や業者間の調整を行う仕事です。実際に建築作業をするのは大工や工務店の人たちとなり、施工管理はあくまでも作業者の管理監督を行う存在となるので覚えておきましょう。

施工管理は重要な仕事ですが、経験者が減ってきているということもあり、未経験募集をする求人が少なくありません。また、実務経験を積んだ上で施工管理技士検定の資格を取得することができれば、どのような会社でも活躍していけるため、手に職をつけることができます。

給料も比較的高いですが、工事進捗によっては土日に働いたり残業が多く発生してくることもありますので、応募先の働き方については企業研究でリサーチしておくのがおすすめです。

6. 介護職

介護職は、病気や加齢などによって介護サービスが必要となる相手に対し、主に生活介助を行う仕事です。コミュニケーション能力や思いやりといったスタンスが求められるだけでなく、肉体労働になることから一定の体力が必要になります。

少子高齢化という日本の流れもあり、介護職は今後もニーズが増え続けていくとされています。政府も介護職の待遇改善のために議論を行っているため、未経験から就職しても長く働いていくことができるでしょう。

介護職として働いた後は、ケアマネジャーや社会福祉士などにキャリアチェンジすることもでき、将来的な仕事の幅が広いことも合わせて覚えておいてください。

7. ドライバー

ドライバーは、車を運転してモノや人を指定された場所に運搬する仕事です。具体的には、以下のようなドライバーの種類があります。

  • 大型トラックドライバー
  • 長距離ドライバー
  • 小荷物運搬ドライバー
  • タクシー
  • バス運転手

いずれも車の運転が事故なくできれば就職できるということもあり、大学中退者でも就職できる仕事です。また、業務中は基本的に黙々と運転していれば良いので、コミュニケーション能力に自信がないという人にもおすすめできます。

8. 公務員

公務員は、公共サービスの提供のために市役所などに勤める仕事です。公務員試験は大学中退者でも受検することができますので、公務員試験のための勉強と向き合えるような人であれば、学歴に関係なく就職できるのがポイントです。

一度就職できれば年功序列式に給料は上がっていきますし、リストラをされるリスクはほぼないため、安心して働ける場所で長く仕事と向き合いたいという大学中退者には最もおすすめできます。

ただ、公務員試験の合格率は30%-40%と決して簡単なものではありませんので、勉強時間を確保して集中的に試験対策をしなければならない点には注意が必要です。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

大学中退者におすすめの業界4選

大学中退者には、おすすめできる仕事だけでなく業界もいくつか挙げられます。具体的には、以下の業界は特に大学中退者の就職先としておすすめです。

  • 不動産業界
  • 商社
  • IT業界
  • サービス業界

求人を探す際は、仕事と合わせて業界も選択することができます。先ほどの解説内容と合わせ、おすすめの業界についてもしっかり理解しておきましょう。

1. 不動産業界

不動産業界は、土地や建物といった不動産の売買や賃貸、相続などの取引を通じ、手数料を稼ぐような業界です。不動産があるところには不動産会社があると言われるほど、会社の数が多く、比例して求人数が多いといった特徴があります。

主に不動産業界では営業職が募集されるケースがほとんどです。未経験者や大学中退者でも応募を歓迎している求人が大半で、歩合級による高額な平均年収が稼げることを謳っている会社も多くあります。

営業スキルを身につけるという観点では、不動産業界は非常にマッチしていると考えられますので、これから社会人として仕事で活躍していきたいという大学中退者におすすめできる業界と言えます。

2. 商社

商社は、物資や素材の売買を通じて利益を上げていく業界です。総合商社と専門商社の2つに分かれますが、大学中退者の場合は専門商社に就職するケースが一般的です。

専門商社はニッチな製品のみを取り扱っており、主に法人に対してやり取りをしていることから、これから社会人デビューする人でもストレスがかかりにくいと考えられます。

特に商社については、取り扱っている物資や素材こそ違うものの、業務自体はどの会社も似ているため、社風や働いている社員の雰囲気で就職先を選ぶのも一つの手です。

商社への就職を希望するのであれば、できるだけ多くの会社と面接をしたり、就職口コミサイトなどを見たりして、企業研究をきちんと行うのがポイントです。

3. IT業界

IT業界は、ITサービスの提供をメインの収益源とする業界です。業務の内容は会社によって多岐に渡り、ITコンサルティングやソフトウェアの開発・販売、ITエンジニアの派遣など様々なため、応募する会社のビジネスについては必ず調査しておきましょう。

IT業界ではITエンジニアが非常に重宝されていますが、一方でITエンジニアが稼働するための案件そのものを獲得してくるIT営業職の役割も重要です。

大学中退者がIT業界に就職するのであれば、営業職かITエンジニアの2択になると思っておけば良いでしょう。

業界自体の売り上げも非常に好調なため、増員目的の求人募集が多く、学歴に関係なく就職できる会社が増えています。成長産業で働きたい大学中退者は、IT業界への就職がおすすめです。

4. サービス業界

サービス業界は、宿泊サービスや医療・福祉サービスを始めとした、消費者に対して何らかのサービスを提供する業界のことを言います。サービス業界で募集される求人の大半は未経験者を歓迎しているものになるため、社会人経験がない大学中退者でも就職することが可能です。

また、大規模にサービスを展開している会社であれば、どの店舗でも均一なサービスが提供できるよう、マニュアルや研修が整っているのも特徴です。そのため、就職した後には効率的に業務を覚えられるので、独り立ちまでが早いという点でも就職におすすめできます。

大学中退後におすすめの就活の流れ

大学中退後には、基本的に以下の流れで就活を進めていくのがおすすめです。

  • 自己分析をして自分の強みと弱みを明らかにする
  • 求人サービスに登録して気になる求人を見つける
  • 応募書類を作成する
  • 応募〜面接
  • 内定獲得・入社

多くの人は上記の流れで就活をして内定獲得していますので、就活を始める前にざっくりとした流れを理解しておきましょう。

1. 自己分析をして自分の強みと弱みを明らかにする

就職活動の一歩として、いきなり求人に応募し始めるのではなく、まずは自分自身の理解を深めるために自己分析を行いましょう。

自己分析とは、今までの経験を棚卸しして強みと弱みを明らかにし、自分のアピールポイントを言語化するために行う分析のことを言います。自己分析をしっかり行うことで、自分の性格的に向いてる仕事が理解でき、求人探しもスムーズに進めていけるでしょう。

自己分析の方法については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

自己分析のおすすめ方法は?転職や社会人を目指す人向けに解説

2. 求人サービスに登録して気になる求人を見つける

自己分析が済んだら、気になる求人を見つけるために求人サービスに登録します。大学中退者が利用できる求人サービスとしては、以下の3つの種類が挙げられます。

  • 求人サイト
  • 就職エージェント
  • ハローワーク

それぞれ特徴が異なりますので、最初は全て併用して自分にあった方法をメインに就職活動を進めていくのがおすすめです。

また、サービスごとに掲載されている求人が異なるため、例えば求人サイトメインで就職活動を進めていくと決めたとしても、3,4つ程度の求人サイトを併用して利用すると良いでしょう。

求人サイトの特徴

求人サイトでは、数千〜数万件以上の求人の中から、自分の気になる求人を比較検討して応募先を決めていくことになります。

とにかく数多くの求人が掲載されているため、就職先に求める条件がたくさんあるような人に向いています。ただ、就職活動は完全に一人で進めていかなければなりませんので、初めて就職活動をするといった大学中退者には若干ハードルが高いと感じる可能性があります。

就職エージェントの特徴

就職エージェントに登録することで、専任のアドバイザーが担当につき、キャリアカウンセリングや就職活動のノウハウを直接教えてもらうことができます。それだけでなく、自分にマッチした求人を紹介してもらえるため、自分で求人を探す必要がないのもポイントです。

ただ、応募は基本的に紹介をしてもらった求人の中からしか選べないため、様々な求人を比較検討したいという人にはデメリットに感じてしまうかもしれません。

ハローワークの特徴

ハローワークは国が運営する公共職業安定所の愛称です。全国に設置されているハローワークに行くことで、求人検索や求人紹介、就職活動のノウハウを教わることが可能です。

求人サイトと就職エージェントの良いところを合わせたような支援が受けられますが、ハローワークで応募できる求人は地元密着型の会社が大半のため、全国の勤務先の中から就職先を見つけたい人には向かないでしょう。

3. 応募書類を作成する

気になる求人を見つけたら、応募書類を作成します。社会人経験がない大学中退者の場合は履歴書を作ると思っておけば大丈夫です。

履歴書を元に書類選考が行われるため、記載すべき内容は漏らさず書ききるのがポイントです。特に求人サイトで応募をする場合は、サイトに登録した情報がそのまま応募先に届くため、応募前に履歴書が最新状態になっているか必ず確認してください。

4. 応募〜面接

ここまで来たら、いよいよ求人に応募します。応募後は企業で書類選考が行われ、3日〜7日程度で書類選考の合否が通知されます。

書類選考通過後は面接を実施します。面接の回数は企業によって様々ですが、面接回数が1回しかないからといってブラック企業ということではありませんので注意しましょう。面接回数はあくまでも企業の採用戦略に基づいて決定されているという点を知っておいてください。

また、面接がオンラインかオフラインかも企業ごとで異なります。オフラインの場合は企業のオフィスに行く必要があるため、移動時間も考慮して余裕のあるスケジュールを組むようにしましょう。

5. 内定獲得・入社

面接に通過できたら、見事内定獲得です。内定獲得後は、その内定を承諾して入社するかどうかの決断を迫られます。内定承諾の検討期間はおよそ1週間程度しか設けられませんので、複数の企業を併願している場合は、できるだけ選考進捗を合わせるのがおすすめです。

内定承諾後は、入社日を企業と話し合って決め、入社となります。入社後の勤務スケジュールは企業ごとに変わりますので、質問があれば人事部に質問してみてください。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

大学中退者におすすめの求人の探し方

大学中退者が求人を探す際、以下の点を意識しておくのがおすすめです。

  • 学歴不問・未経験歓迎の求人を探す
  • 希望条件を絞りすぎない
  • 将来のキャリアプランを見据える
  • 就職エージェントに相談する

少しでも選考通過率を高めたいのであれば、それぞれの内容をしっかり意識して就職活動を進めていきましょう。

学歴不問・未経験歓迎の求人を探す

大学中退者は学歴的には高卒となります。大卒向けの求人に間違って応募しないよう、求人を探す際は「学歴不問」にチェックを入れることを忘れないでください。

また、社会人経験がなく、今までアルバイトしかしてきていないという大学中退者の場合は、「未経験歓迎」の条件にチェックを入れた上で求人を検索しましょう。

いずれも応募条件のハードルが低い求人のみに絞ることができるため、書類選考通過率や面接通過率のアップが期待できます。

特に求人サイトで求人を見つけて行こうと思っている人は、これらの検索条件を必ずつけておきましょう。

希望条件を絞りすぎない

学歴不問・未経験歓迎という条件の他にも、求人を検索する際は様々な条件をつけることができます。しかし、あまりにも希望条件を絞ってしまうと、応募できる求人がそもそも見つけられずに就職活動が進められなくなるリスクが考えられます。

少しでも幅広い選択肢の中から求人を検討するためにも、求人に求める希望条件を絞りすぎないようにしてください。

どうしても譲れない条件は一つに絞り、それ以外の条件は「満たしていればラッキー」程度に捉えておくのがおすすめです。

将来のキャリアプランを見据える

今の時代、終身雇用という考え方は弱まってきており、転職を前提に働くケースが増えてきています。そのため、将来的に転職することを前提に求人探しをすることにより、結果的に応募先の選択肢が増え、スムーズに就職活動が進む事も考えられます。

例えば、将来営業職としてガツガツ稼いでいきたいのであれば、いきなり営業職に応募するという選択肢だけでなく、まずはサービス職でコミュニケーション能力を身につけてから営業職にキャリアチェンジするというプランが考えられます。

もし自分一人でキャリアプランを考えられないのであれば、就職エージェントや親、友達など第三者に相談するのもおすすめです。

就職エージェントに相談する

就職活動の基本の流れを習得しつつ、自分自身の向き不向きを理解することが納得できる就職に繋がります。そのためにも、就職支援のプロである就職エージェントへの相談がおすすめです。

また、就職エージェントには大学中退者を対象としているサービスもありますので、大学中退者が利用する就職エージェントを選ぶ際は、「大学中退者の就職支援実績があるか」という観点でチェックするのが良いでしょう。

大学中退者におすすめの資格3選

大学中退者の中には、就職活動に当たって資格を取得しておきたいと考える人もいるでしょう。

ここからは、就職活動で有利になり得るおすすめの資格を3つご紹介します。

1. 日商簿記検定

日商簿記検定は、計数処理能力の高さが証明できる資格です。特に経理や財務など数値を扱う求人で評価されやすいですが、地頭の良さという観点で言えば全ての仕事に応募する際にアピールできる資格と言えます。

日商簿記検定は1級〜3級+初級の計4つの難易度が設けられていますが、まずは合格率が40%前後である3級の受験がおすすめです。もし勉強時間に余裕があるのなら、2級の取得も検討してみてください。

2. 秘書検定

秘書検定は、秘書として活躍するための高度なビジネスマナーや所作を有していることを証明する資格です。「秘書」という単語がついていますが、ビジネスマナーをアピールできるという点では、どのような仕事の選考でも評価を受けられるでしょう。

秘書検定の合格率としては、3級で70%程度、2級で50%程度となっているため、しっかり勉強すればいきなり2級を取得する事も可能です。面接でのアピールポイントを少しでも増やしたいのであれば、2級に挑戦することを目標にしてみてください。

3. マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィススペシャリストは、マイクロソフト社のオフィス系ソフト(WordやExcelなど)が使いこなせることを証明する資格です。オフィスワークの仕事であればまずオフィス系ソフトを使うことになるため、幅広い仕事でのアピールに繋がるでしょう。

マイクロソフトオフィススペシャリストの合格率は非公開ではありますが、一般レベルで80%程度、上級レベルで60%程度と言われているため、比較的挑戦しやすいのもおすすめポイントです。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

大学中退者の就職活動におすすめの自己PRポイント

大学中退者が社会人デビューを目指して就職活動をする際、どのような自己PRをすればいいのか悩んでしまうでしょう。

誰かにアピールできるようなエピソードがなく困っている人は、以下の長所をアピールするのがおすすめです。

  • コミュニケーション能力
  • 向上心
  • 柔軟性

それぞれ詳しく解説します。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、営業職や販売職といったコミュニケーションそのものが重要な仕事はもちろんのこと、この世に存在する全ての仕事において求められるスキルといっても過言ではありません。

そもそも会社は複数の社員が集まって成り立っているものですので、業務を円滑に進める上でコミュニケーションは不可欠です。まともにコミュニケーションが取れない人が組織に一人いるだけで、その組織の生産性は大きく落ちてしまうでしょう。

このように働く上で土台とも言えるコミュニケーション能力ですが、面接でアピールするのは比較的やりやすいと考えられます。面接官からの質問に対し、相手の目を見て明るくハキハキと回答できればまず問題ありません。

合わせて、相手の質問の意図や背景を汲んだ上で回答することを意識すれば、高いコミュニケーション能力があることをアピールできるでしょう。

向上心

企業が社会人経験のない大学中退者を選考する際は、採用後に仕事を覚えて活躍していってくれるかというポテンシャルを見極めます。そのため、自分のポテンシャルが高いことを示すためにも、向上心をアピールするのがおすすめです。

向上心をアピールする場合は、ただ口で向上心があると言っただけでは説得力に欠けます。アルバイト経験でも学生時代の経験でも構いませんので、向上心を持って何かと向き合った具体的な経験・エピソードとともにアピールすることを心がけてください。

柔軟性

会社には様々な価値観を持った人が働いています。入社後に円滑に業務を進めていける人だとアピールするためにも、柔軟性について自己PRすることもおすすめです。

柔軟性についても、向上心と同じく具体的なエピソードとともに面接官に伝えるようにしましょう。具体的な自己PRの例文としては、以下の記事も合わせて参考にしてください。

柔軟性の自己PR例文5選!柔軟性をアピールする時の注意点も解説

大学中退をして就職するのはおすすめできる?

大学を中退してから就職するのは、大卒との就職率の違いから素直におすすめできるわけではありません。

  • 大学中退者の就職率:33.9%
  • 大卒の就職率:69.1%

ただ、例えば大学の勉強についていけなかったり、経済的に苦しいなどの理由で大学を中退した方が良い場合もあるでしょう。その場合は早めに就職活動に切り替えてしまうのがおすすめです。

無理に大学に通い続けても将来的に得られるものが少ないという場合は、代わりに社会人経験を大卒の人よりも長く積むという考えも悪いものではありません。

ジェイックの就職支援サービスを利用した人の中には、大学中退から正社員就職ができた人が多数いますので、もし大学を中退して就職を目指すのであれば、大学中退者専門の就職支援サービスの利用を検討してみるのが良いでしょう。

大学中退者の就職活動で知っておくべき注意点

最後に、大学中退者が就職活動を進めていく上で知っておいて欲しい注意点を3つ解説します。

大学中退を隠さない

大学中退の事実はほぼ確実にバレます。面接時に仮にごまかせたとしても、入社手続きの中でバレてしまいますし、最悪の場合入社取り消しになることも考えられます。

無用なリスクを防ぐためにも、履歴書には大学中退の事実を必ず書くようにしましょう。ただ、大学中退の事実を自分から積極的に言う必要はありません。あくまでも面接官から聞かれたら答える程度のスタンスで大丈夫です。

できるだけ空白(ブランク)期間を空けない

大学中退からフリーターとして生活するなど、空白期間が長くなればなるほど就職は難しくなってしまう傾向にあります。これは、企業側が「これだけ空白期間が長いということは、就職してもすぐにまた退職してしまうかもしれない」とネガティブに感じやすくなるからです。

大学をこれから中退しようとしているのであれば、中退前に就職活動の準備を始めるのがおすすめです。また、既に大学を中退している場合は、できるだけ早く就職活動をスタートさせましょう。

新卒枠での応募はできない

大学中退者は大卒や高卒のように新卒枠で求人に応募することはできません。

中途採用枠での選考を進めていく必要があるため、求人サイトや就職エージェントを利用する場合は、基本的に転職サービスを利用していくことになるので注意してください。

まとめ

大学中退者にはいくつか就職先としておすすめの仕事、業界がありますので、特に就きたい仕事がないのであれば、この記事で紹介したものを中心に求人を探してみてください。

また、大学中退者が少しでも就職成功率を高めたいなら、就職エージェントにノウハウを教わることもおすすめです。空白期間が短いほど就職できる可能性が高まるため、まずは気になる就職エージェントに登録してみることから就職活動を始めてみると良いでしょう。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「就職カレッジ®中退者コース」元事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!