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大学中退でもITエンジニアになれる!就活のコツや向き不向きも解説

大学中退でもITエンジニアになれる!就活のコツや向き不向きも解説
中退者の就活やり方診断
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大学中退者でもITエンジニアになることは可能です。専門的なスキルが必要なITエンジニアという仕事ですが、なぜ大学中退という過去があっても正社員として就職ができるのか疑問に感じている人も多いでしょう。

この記事では、大学中退からITエンジニアになれる理由を解説しつつ、実際にどういった点に気をつけて就活を進めていけばいいのかまでご紹介します。

これからITエンジニアになりたいと思っている大学中退者の人は、記事の内容を参考にしてみてください。

中退した方専門の就職支援サービス
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大学中退でもITエンジニアになれる理由3選

大学中退をしていてもITエンジニアにはなれます。その理由としては、以下の3点が挙げられます。

  • 学歴よりも経験が重視される仕事だから
  • ITエンジニアは常に人手不足だから
  • ITエンジニアになった後の勉強が大切だから

これらの理由について詳しく解説していきます。「自分は大学を中退しているから、ITエンジニアにはなれない」など不安を感じている人は特に内容を参考にしてみてください。

1.学歴よりも経験が重視される仕事だから

ITエンジニアは技術職に分類されますので、とにかくエンジニアリングスキルが仕事で活躍していく上で求められます。そのため、学歴よりも経験の方が重視されるという点で大学中退者でもある意味フラットに仕事と向き合うことができます。

実際にITエンジニアとして活躍している人の中には、高卒だけでなく中卒といった学歴の人もいます。また、大卒だからといってITエンジニアの適性が高いとも限りません。

大学中退者は学歴上高卒という扱いになりますが、この点がマイナスに働きづらいというのは、ITエンジニアになれる一つの理由と言えるでしょう。

2.ITエンジニアは常に人手不足だから

今や我々の生活にITサービスは欠かすことができません。また、これからも生活を豊かにしてくれるようなITサービスが登場してくることを考えると、それらのITサービスを開発するITエンジニアの需要は高まり続けることが考えられます。

増え続けるITエンジニアのニーズですが、一方でITエンジニアの経験者が圧倒的に不足しているというのも事実としてあります。転職サイトdodaの2023年12月調査によると、ITエンジニアの求人倍率は全職種平均の約4倍にもなる13.28倍となっています。

これはITエンジニアとして就職したい人ひとりに対して求人数が13件もあるということを示しており、いかにITエンジニアを募集する企業が多いかということが分かるでしょう。

また、現在だけでなく将来的にもITエンジニアが不足することが危惧されています。経済産業省によれば、2030年には国内のIT人材が最大で79万人程度不足するという見立てが立っており、ITエンジニアを含むIT人材が充足することはないと言われています。

このように、ITエンジニアは現在から未来にかけて常に人手不足が嘆かれていることから、大学中退者でも就職できる先があり続けると考えられます。

3.ITエンジニアになった後の勉強が大切だから

大学中退者の中には、「大卒よりも大学を中退している自分の方が学力が低く、ITエンジニアになれないのではないか」と感じている人がいるかもしれませんが、特に問題になることはありません。

ITエンジニアとして活躍するためには実務経験が何よりも重要になりますし、大学までの勉強よりもITエンジニアになってからの勉強の方が重要です。そのため、大学中退者であっても継続的に学ぶ意欲があるのであれば、ポテンシャルを見込まれてITエンジニアの内定を勝ち取ることが可能です。

大学在学中は勉強に集中することが上手くできなかったという大学中退者でも、ITエンジニアになってから挽回できるチャンスはいくらでもありますので、社会人からリスタートをできるのも魅力的なポイントと言えます。

大学中退者が目指すITエンジニアの種類と仕事内容

大学中退者でもITエンジニアになれることを解説しましたが、そもそもITエンジニアというのは複数の仕事の総称であり、詳しくみていくと様々な種類のITエンジニアに分かれます。

  • システムエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • インフラエンジニア
  • Webサービス系エンジニア
  • アプリ開発系エンジニア
  • AI系エンジニア
  • セールスエンジニア

現時点でそれぞれのエンジニアの種別を完全に理解しておく必要はありませんが、頭の片隅に入れておき、将来のキャリアパスの材料として認識しておくのがおすすめです。

システムエンジニア

システムエンジニアは「SE」とも言われ、ITシステムの開発において仕様の策定や設計を行うエンジニアです。基本的にシステムエンジニアがプログラミングのために手を動かすことはあまりありませんので、理解しておきましょう。

発注基となるクライアントと直接要件仕様について会議をすることが多く、IT知識だけでなくコミュニケーション能力が求められる仕事でもあります。システム全体の設計をする設計士的なポジションですので、特に幅広いIT周りの知見が求められます。

システムエンジニアとプログラマーの違い

システムエンジニアとプログラマーについて混同して理解している人も少なくありませんので、ここでしっかりと両者の違いを知っておきましょう。

ITシステムを作る上での工程は基本的に以下の流れとなっています。

1.要件定義

2.設計

3.開発(プログラミング)

4.テスト

5.システム移行/リリース

6.保守・運用

このうち1-2に属するような、システムそのものの方向性や機能の仕様を策定するのがシステムエンジニアです。

一方、3以降の手を動かすような開発作業はプログラマーが担います。

建築現場で言い換えるのであれば、システムエンジニアは建築設計士であり、プログラマーは大工や職人ということになります。

求人票によっては上流工程と下流工程という表現をしているケースもありますので、合わせて覚えておくと良いでしょう。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、文字通りネットワークにおける基本的な設計から構築、リリース後の保守運用を担う仕事です。会社が新しくネットワークを構築したい時などに活躍し、プロジェクトの規模によっては一人で全ての工程を担うこともあります。

ただ、最近ではクラウドサーバーが普及していることもあり、自社でサーバーを持とうとする会社が減ってきています。そうした変化を受け、ネットワークエンジニアは保守や運用と言った「守り」の仕事が多い傾向がみられます。

とにかく新しいシステムの開発や技術に触れていきたいと考える人には、ネットワークエンジニアの仕事は若干物足りなさを感じてしまうケースも考えられます。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、システムやネットワークといったITインフラが安定して稼働し続けられることを目的に働くエンジニアです。先ほどのネットワークエンジニアも広義の意味で言えばインフラエンジニアに分類されます。

サーバーが安定稼動することや、会社のセキュリティを外部のサイバー攻撃から守ることなどがミッションとなってくるため、あらゆる事態を想定して開発できるスキルが求められます。ITシステムにおける番人のような役割であり、緊急事態が発生したら終業後でも復旧作業のために召集される可能性もあります。

Webサービス系エンジニア

Webサービス系エンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの設計・構築を行う仕事です。自分の手がけた仕事が分かりやすく世に出て、利用者からの反応が見れるという点でやりがいを感じやすいのが特徴です。

特にWebサービス系エンジニアは作ったシステムやサイトをユーザーに直接使ってもらうことになるため、ユーザー視点も重要になってきます。「こうした構成にした方がユーザーにとって利便性が高いのではないか」「このボタンの配置はユーザーが気づかないのではないか」など、利用者目線で開発を進められるスキルが求められます。

アプリ開発系エンジニア

アプリ開発系エンジニアは、スマートフォンやPCで動くアプリを作るエンジニアです。各アプリを開発するのに用いる特殊なプログラミング言語を使いこなす必要があり、より専門的な知見が求められるのが特徴です。

今やアプリは星の数ほどありますので、エンジニアの中でも需要が右肩上がりとなっています。また、個人向けだけでなく会社で使うような業務系のアプリケーションを開発する場合もあり、プロジェクトによってはたくさんのエンジニアと一緒に働くケースも少なくありません。

AI系エンジニア

最近ではAIの登場もあり、AIを開発したり、既にあるAIのアルゴリズムを活用して新しいアプリなどを開発するAI系エンジニアも存在します。

AI系エンジニアは主に開発系のエンジニアの知見に加え、機械学習に関する専門的な知識を持っている必要がありますので、他のエンジニアよりも業務難易度が高い傾向にあります。

その分給料が高かったり、新しい技術に常に触れられるといった働きがいを感じられるでしょう。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、営業担当と客先に同行して技術的な側面でクライアントと直接やり取りする仕事です。技術営業という職種で呼ばれている会社もあります。

セールスエンジニアはクライアントとコミュニケーションを取り、案件を受注することが目的となることも多く、営業職のように契約件数のノルマを持って働くケースもあります。

この点において、他のエンジニアとは若干毛色が違うということは認識しておく必要があるでしょう。

中退した方専門の就職支援サービス
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大学中退者がITエンジニアになる方法

大学中退者がITエンジニアになるには、次の4つの方法が考えられます。

  • 求人サイトで応募する
  • 就職エージェントに求人を紹介してもらう
  • プログラミングスクールを活用する
  • プログラマーからのキャリアアップ転職を狙う

あらかじめ就職方法を知っておくことで、いざ就職活動を始めようとする際にスタートダッシュが切れます。それぞれの方法の違いをしっかり理解しておきましょう。

求人サイトで応募する

就職活動をしたいと思った時、まず求人サイトを使おうとする人は多いはずです。大学中退者が就職活動を進める場合は中途採用枠で選考に進むことになりますので、新卒求人サイトではなく、転職求人サイトを利用するようにしましょう。

求人サイトに登録した後は、職種をITエンジニアに絞ることで気になる求人を比較検討していきます。どんな企業や求人が自分に合っていそうかは自分一人で判断していく必要がありますので、就活初心者には若干難易度が高いかもしれません。

ただ、その分非常に多くのITエンジニアの求人を見ることができるため、希望条件に合致した求人を見つけられる可能性が高いといったメリットがあります。

就職エージェントに求人を紹介してもらう

就職エージェントを使い、就職活動全般をサポートしてもらいながら内定を目指すという方法もあります。特に就職活動を一回もしたことがなく、何から手をつければいいのか分からないという人にぴったりの就活方法と言えます。

就職エージェントに登録することで、専任の担当アドバイザーが自分にマッチしているITエンジニアの求人を紹介してもらえるようになります。プライベートやバイトが忙しかったとしても、求人を勝手に見繕ってくれるため、就職活動の手を止めずに行動できるのがメリットです。

また、求人募集している企業の内情までアドバイザーは理解していますので、ネットの口コミサイトでは知れないような生の情報を教えてもらうことも可能です。入社後のギャップのなさにも繋がるため、就職エージェント経由だと離職率が低い傾向にあるとも言われています。

プログラミングスクールを活用する

ITエンジニアを未経験から目指したいというニーズも高く、プログラミングスクールに通ってから就職する方法も考えられます。プログラミングに関する基礎知識を習得した上で選考に進められることから、大学中退者でも内定までの道のりが有利になることがあります。

また、最近ではプログラミングスクールが求人紹介もサービスの一環として提供していることもあります。知識習得と就職活動がワンストップでできるというのは、他の就職方法にはないメリットでしょう。

ただ、プログラミングスクールに通うためには安くないお金が必要になりますので、合わせて理解しておいてください。

プログラマーからのキャリアアップ転職を狙う

ITエンジニア系の技術職はキャリアパスが豊富ということもあり、まずはプログラマーとして経験を積み、その後ITエンジニアとして自分の職域を広げるといった方法もあります。

ITエンジニアとプログラマーでいうと、完全未経験から始められる求人数はプログラマーの方が多い傾向にあります。大学中退者は、まずはプログラマーとして就職し、そこから上流工程を担うITエンジニアにキャリアアップすることも視野に就職活動を進めてみるのも良いでしょう。

中退者の就活やり方診断
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大学中退からITエンジニアを目指す時のコツ

大学中退者でもITエンジニアの需要が高い現在において就職することは可能だと解説しました。ただ、応募すれば誰でもITエンジニアの内定が取れるということではありません。

ここからは、大学中退者がITエンジニアを目指す上で意識しておきたいコツについて3つ解説します。

自己分析をしてポテンシャルをアピールする

ITエンジニアを目指して就職活動を始める際、いきなり求人に応募していては書類選考ですら通過が難しいでしょう。まずは自分のポテンシャルをアピールするための準備として、自己分析を行うのがポイントです。

自己分析とは、今までの経験を棚卸しすることで長所と短所を明らかにし、自分のアピールポイントを言語化するために行う分析のことを言います。自己分析がきちんとできていると、面接での自己PRに説得力が増すだけでなく、自身が本当にITエンジニアに向いてるのか事前に確認することが可能です。

自己分析と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、簡単な質問に答えるだけで進めるやり方もあります。詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

自己分析を簡単に進める質問70選!社会人・転職を目指す人必見

企業研究をして自分に合った会社を見つける

大学中退者が自分らしく働くためには、ITエンジニアという仕事が自分に合っているかをチェックするだけでなく、働く先の会社がマッチしているかという観点も大切になってきます。そのために行いたいのが企業研究です。

企業研究とは、求人票や企業ホームページ、口コミサイトなどを総合的にチェックし、就職後の働き方のイメージを具体的にするための調査のことを言います。企業研究の精度が高まれば高まるほど短期離職のリスクを下げられますし、面接時には企業への熱意のアピールにも繋がります。

企業研究のやり方はいくつかありますので、気になる人は以下の記事も参考にしてみてください。

企業研究のやり方7選|具体的な方法や情報収集の手段を解説

IT業界の構造を理解しておく

ITエンジニアとしてこれからのキャリアを歩んでいきたいのであれば、あらかじめIT業界の構造を理解しておくことをおすすめします。

IT業界の構造を簡単に言うなら多重下請け構造となります。システムを新しく作りたいと思っている企業が元請けに開発を発注します。そして元請けはさらに二次請けにプロジェクトを分割して発注し、その二次請けが三次請けに発注し…と非常に複雑な構造になっているのです。

このように複雑なIT業界の構造を理解するとともに、自分が応募している企業は何次請けの案件が多いのかといったこともあらかじめ企業研究しておくのが良いでしょう。

中退した方専門の就職支援サービス
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ITエンジニアに向いてる大学中退者の特徴3選

将来性が高く手に職をつけられるITエンジニアですが、他の仕事よりも向き不向きがはっきりしている仕事でもあります。

ここからは、ITエンジニアに向いてる大学中退者の特徴を3つ解説します。この中のいずれかに当てはまっていれば、ITエンジニアとしての活躍が期待できるかもしれません。

1.論理的に物事を考えられる

ITシステムを作る上では、論理的に物事を考えることが強く求められます。

システム開発に用いるプログラミングは魔法ではありませんので、パソコンに対しての命令を一つでも間違えればエラーやバグが発生します。

プログラマーが作業上困ってしまわないためにも、要件書を作るITエンジニアは高い論理的思考力を持って設計を作り上げる必要があります。

面接の際は、論理展開を意識した受け答えをすることで、ITエンジニアとして活躍する素養があることのアピールにも繋がるでしょう。

2.知識欲や好奇心が強い

ITエンジニアになった後も勉強の毎日が続きます。特にIT技術は毎日と言っていいほど技術の進化が激しい分野になりますので、情報をキャッチアップして日々の業務に活かしていく必要があります。

また、業務上新たなジャンルの知識を覚えなければならないといった場面になることも多く、分からないことを職場の先輩や上司に質問して仕事を進めることも珍しくありません。

このような仕事のため、知識欲や好奇心の強い人はITエンジニアとして求められる知見を上手く収集していけると考えられます。楽しんでスキルアップができることから、ITエンジニアになった後もやりがいを感じながら働けるはずです。

3.物事を柔軟に考えられる

ITエンジニアが作ることになるシステムは、ほとんどの場合今までにないものとなります。そのため、これまでの経験や知識を活かし、クライアントが求めている仕様を満たせるよう柔軟な発想を持って仕事に取り組んでいく必要があります。

マニュアル通りに従って進められる仕事はないと思った方がよく、面接においても自分で考えて行動をしたような経験をアピールできると面接官に好印象を与えることができます。

ITエンジニアに向いてない大学中退者の特徴3選

続いて、ITエンジニアに向いてない大学中退者の特徴を3つ解説します。向き不向きを理解した上で、本当にITエンジニアを目指すべきなのかを検討していきましょう。

1.勉強がとにかく苦手

繰り返しになりますが、ITエンジニアになった後は知見とスキルの習得のために日々勉強が必要になります。勉強をしなければエンジニアとして対応できる業務が狭まってしまうため、キャリアアップをしていくことはほぼ不可能と言えます。

もし勉強へのモチベーションが維持できずに大学を中退したような場合、ITエンジニアになった後も同じようにつらい毎日を過ごすことになる可能性がありますので注意が必要です。

ただ、会社によっては未経験で就職した中途社員に対して、数ヶ月の座学研修を設けているケースがあります。自分で勉強を進めていくのが苦手という人でも、このような研修制度のある会社であればスタートダッシュを切りやすいでしょう。

未経験者向けの研修制度があるかどうかは求人票に明記されていますので、応募する前には必ずチェックしてください。

2.言われたことだけやる仕事をしたい

ITエンジニアには、自分で物事を判断して仕事を進めていくといった素養が強く求められます。特に大規模なシステム開発に携わる場合、ITエンジニアが仕様や設計を上手く決められないと、後続のプログラマーの作業時間が取れなくなり、結果的にプロジェクトが炎上してしまうことも考えられます。

このように自発性が求められる仕事ということから、誰かに言われたことだけをしていたいという人にはITエンジニアは向きません。仕様通り開発をしていくと言う観点で言えば、ITエンジニアよりもプログラマーの方が向いていると言えます。

3.集団行動が苦手

プロジェクトの規模にもよりますが、ほとんどの場合システム開発においてITエンジニア一人だけで仕事を進めるということはありません。

開発で言えばプログラマーがいますし、プロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャーという役割の人もいます。その他多くの人と関わりながらITエンジニアは仕事を進めていく必要があります。

このことから、集団行動が苦手という人にはITエンジニアは向かないと言えます。確かにITエンジニアは仕事柄パソコンに向き合う時間が多いですが、それと同じくらいコミュニケーションが重要な仕事であるということも認識しておいてください。

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大学中退者にはITエンジニアがおすすめ!理由3選

大学中退者の就職先としてはITエンジニアがおすすめです。その理由としては以下の3点が挙げられます。

  • 平均年収が高い
  • キャリアパスが豊富でフリーランスにもなれる
  • 業界の未来が明るい

これから本当にITエンジニアを目指すべきか悩んでいる人は、これらの理由も参考にしてみてください。

1.平均年収が高い

全職種の平均年収は414万円ですが、ITエンジニアの平均年収は450万円〜500万円となっており、高い年収が見込めるのがポイントです。

また、技術力があればどんどん年収を上げていくことができ、年収1,000万円以上のエンジニアになることも不可能ではありません。

年収は職種によってある程度水準が決まってきます。どれだけ働いて偉くなったとしても、1,000万円以上の年収を狙えない仕事があるのも事実です。

学歴に関係なく、自分の頑張りだけで高い年収を稼いでいきたいという大学中退者の人には、ITエンジニアが非常におすすめできます。

2.キャリアパスが豊富でフリーランスにもなれる

ITエンジニアはキャリアパスが非常に豊富であり、経験を積むことで今後数十年の社会人人生の選択肢を幅広く持つことが可能です。

具体的に、ITエンジニアからのキャリアパスとしては以下のようなものが考えられます。

  • ゼネラリストとして管理職になる
  • スペシャリストとして開発プロジェクトマネージャーを目指す
  • ITコンサルタントに転身する
  • プロダクトの開発に携わる
  • フリーランスとして独立する

特にフリーランス、個人事業主として独立できるという点において、他の仕事では珍しいキャリアパスと言えるでしょう。今はフリーランスエンジニア向けの案件も多く募集されているため、自分の好きな案件に好きな時間働くといった日々を過ごすことも可能です。

エンジニアスキルは一生モノのスキルと言え、特に手に職をつけたい大学中退者にはぴったりの仕事と言えるでしょう。

3.業界の未来が明るい

IT業界の未来は今後もどんどん規模が大きくなっていくと言われています。業界全体が活気付いていると、新しいポストが立ち上がりやすかったり、賃上げが実現されやすかったりとたくさんのメリットが享受できます。

また、企業が倒産するリスクも比例して減っていきますので、腰を据えて働くことも可能です。IT業界のITエンジニアとして長く働きやすい外部環境にあるという点も、大学中退者にITエンジニアがおすすめできる理由の一つとなります。

大学中退からITエンジニアになる時の注意点

最後に、大学中退からITエンジニアを目指す際の注意点を3つ解説します。

ITエンジニアになってからの方が大変

ITエンジニアになるためにはたくさんの就活準備が必要ですが、実はITエンジニアになってからの方が大変です。日々知識やスキルを習得するための勉強をしながら通常業務もこなさなければなりませんので、1日中エンジニアリングのことを考えなければならない可能性もあります。

「一度ITエンジニアになれれば安泰した人生を送れる」などと思うことがないように気をつけてください。

実際にどれくらいの勉強が必要なのかについて知りたいのであれば、先にITエンジニアになった友達や先輩などに直接話を聞いてみるか、就職口コミサイトで情報収集をしてみることがおすすめです。

資格取得は必ずしも目指す必要はない

ITエンジニアに関連する資格はいくつもありますが、資格を持っていないとできない仕事はありません。とにかく実務経験と技術力が重視される世界ですので、無理して資格取得のために勉強をする必要はないでしょう。

大学中退者の人が就活で熱意をアピールするために資格取得をしたいのであれば、無理しない範囲で進めても問題ありません。ただし、資格取得の勉強期間が長引いて空白期間が延びてしまうようであれば、先に求人に応募して内定獲得を目指してしまう方がおすすめです。

信用できる人に相談すること

ITエンジニアの世界は奥深く、実際にどのような業務をしているのか詳しい話については、エンジニア経験者に直接話を聞いた方が良いでしょう。また、就活を進めていく上でも、信頼できる人に相談しながら進めた方がミスマッチのない就職が叶いやすくなります。

後悔しない就職を実現するためにも、できるだけ周囲の人に相談しながらITエンジニアを目指すようにしてみてください。なお、就活全般の相談をしたいのであれば、就職エージェントを利用してみるのも一つの手です。

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まとめ

大学中退者であってもITエンジニアとして就職することは可能ですが、向き不向きがあります。自己分析をして「自分は本当にITエンジニアになるべきなのか」という点をはっきりさせましょう。

数ある職種の中でもITエンジニアはトップレベルに将来性が高いため、真剣に就活ができれば人生を逆転させることも期待できます。将来手に職をつけたい人や、幅広いキャリアパスの中から自分で進路を決めていきたいという大学中退者の人は、ITエンジニアを目指してみてください。

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ABOUT US
小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「就職カレッジ®中退者コース」元事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!