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大学中退者が求人を探す6つの方法!求人選びのポイントも解説

大学中退者が求人を探す6つの方法!求人選びのポイントも解説
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大学中退者が求人を探したいと思った時、どんな方法があるのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか?実は求人を探す際は、求人サイト以外にも合計6つの方法があります。

この記事では、これから就職したいと思っている大学中退者が求人を探すための方法について詳しく解説しつつ、求人選びをする時のポイントもご紹介します。

就職はしたいものの、求人探しに悩んでいるという大学中退者の人は、記事の内容を参考にして就活を進めてみてください。

大学中退者が求人を探す6つの方法

大学中退者が求人を探す際は、以下の6つの方法があります。

  1. 求人サイトで探す
  2. 就職エージェントを使う
  3. ハローワークで探す
  4. SNSで探す
  5. スカウトサービスを使う
  6. 企業のホームページを見る

求人の探し方としてはメジャーなものから少し変わったものまで解説しますので、それぞれの特徴や探し方についてしっかり理解をして、自分にあった方法を試してみてください。

1.求人サイトで探す

大学中退者が求人を探す際、まず真っ先に思いつくのが求人サイトでの検索ではないでしょうか。大学中退者が求人サイトで求人を探す場合は、新卒ナビサイトではなく、転職希望者向けのサイトを使う必要があります。

求人サイトには数千〜数万件を超える求人が掲載されており、その中から自分の希望条件を設定するように求人が探せますので、多くの求人を比較検討して自ら応募先を見つけたいという人に非常におすすめです。

また、求人サイトには求人広告という形で掲載されていることが多いため、その会社のことを知らない人が求人を見ても、会社や仕事の魅力がすぐに分かるようにまとめられているのもポイントです。視覚的に求人の良し悪しが判断できるのもメリットと言えるでしょう。

ただ、数多くの求人が掲載されているからこそ、自分がどのような条件の仕事に就職したいのかが定まっていないと、応募先を絞り切ることが難しいといった注意点もあります。

求人サイトだけで就職活動を進めていくのは、就活ノウハウに自信がない大学中退者からすると、若干ハードルの高さを感じてしまうかもしれません。

2.就職エージェントを使う

自分にマッチした求人を効率良く見つけたいという大学中退者には、就職エージェントの活用がおすすめです。

就職エージェントに登録すると、専任のアドバイザーが担当につき、キャリアカウンセリングをしてくれます。カウンセリングを経て自分が本当に希望する求人の特徴が分かったら、アドバイザーが自分にマッチする求人を自動で紹介してくれるといった特徴があります。

自分から求人を探しにいく必要がなくなる上、就職支援のプロが厳選した求人のみ比較検討できるため、プライベートやアルバイトが忙しいという人でも効率良く応募先を見つけていけるのがメリットです。

それだけでなく、アドバイザーが応募書類の添削や模擬面接の実施、応募先企業の面接での想定質問などの事前共有といった、選考通過率をアップできるような幅広いサポートが受けられるということもあり、初めて就職活動をするといった大学中退者にも非常におすすめできます。

ただ、就職エージェントによって紹介を受けられる求人に違いがありますので、応募先の選択肢を最大化するためにも、3,4つ程度の就職エージェントを併用する形で登録するのが良いでしょう。

3.ハローワークで探す

ハローワークも大学中退者が求人を探す上で使われやすい方法です。ハローワークは全国各地に設置されている「公共職業安定所」の愛称であり、自分の最寄りのハローワークに行くことで様々な就職支援を受けることが可能です。

受けられるサービスは主に「求人検索」と「就活アドバイス」の2つです。

求人検索は民間の求人サイトと同じく、自分でパソコンなどを使って好みの求人を探すことができます。ハローワークに行くことで、ハローワークに用意されているパソコンを使うことも可能です。

また、就活アドバイスとしては、ハローワークに勤めているキャリアカウンセラーに就活相談ができるようになっており、アドバイスを通じて自分にマッチしそうな求人の紹介を受けることができます。

とりあえずハローワークにいけば職員に直接求人や就活のことを教わることができるため、就職のための行動は始めたいものの、何からすればいいのか分からないという大学中退者にハローワークはおすすめできます。

大学中退で就活するならハローワークを活用しよう!利用法は?

4.SNSで探す

最近ではSNSを中心に求人募集をしている会社も増えてきています。SNSで求人を見つける方法をしては主に2つです。

1つ目はシンプルに投稿検索機能などで「求人」や「就職」と検索して求人に関する投稿を見つける方法です。応募してみたいと思ったら直接DMを送る形で応募する場合と、指定された応募フォームに遷移して応募する場合に分かれます。

2つ目は就活や仕事にまつわる動画やコンテンツをひたすら見る方法です。次第に就活関連の投稿がおすすめされるようになりますので、その中から求人の告知を主目的にしている投稿を見つけ、気になったら応募意思をDMなどで送ります。

SNSで求人を探すと、そのアカウントが他に投稿している内容から、会社の生の声が知れるため、「どのような会社か」というのを理解しやすいといったメリットがあります。親近感が湧くだけでなく、入社後のギャップを感じにくくなるため、自分にマッチした会社を見つけやすくなるでしょう。

一方、SNSで求人を探す場合、本来求人票に書かれなければならないような給料や残業有無、詳しい仕事内容が分からないまま応募することになりかねないため、面接に進んでいく上で「思っていた仕事と違った」と感じるリスクも一定あります。

5.スカウトサービスを使う

自ら積極的に求人を探すのは面倒という人は、スカウトサービスを活用するのもおすすめです。スカウトサービスは多くの求人サイトに標準搭載されている機能であり、会員登録時にそのサイトのスカウトを受け取る設定にすることで、企業から直接スカウトDMを受け取れるようになります。

企業は無制限にスカウトを送れるわけではありませんので、自分の元に届いたスカウトから応募することにより高い就職率が期待できます。すぐにでも就職したいと思っている大学中退者は、届いたスカウトの求人から応募先を見つけるのが良いでしょう。

ただ、場合によってはスカウトサービスに登録しても全然スカウトが届かないといったこともありますので、特に大学中退者の場合はあくまでもサブ的に使うのがおすすめです。

6.企業のホームページを見る

ホームページを持っている企業であれば、採用情報をホームページ上で公開しているケースが多いです。どうしても気になっている会社がある場合は、ホームページから直接応募するのもおすすめです。

企業のホームページにおける採用情報では、その会社のことを細かく説明するページが用意されているため、そのまま企業研究ができるのもポイントになります。

面接で熱意をアピールしたい人や、ミスマッチを未然に防げるような就職をしたい人は、企業のホームページから応募することも検討してみてください。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

大学中退者が求人選びのポイント6選

大学中退者は、中退の事実がどうしても選考でつきまとうことになりますので、ひたすらに求人に応募していても選考通過率を上げることは難しいでしょう。

少しでも就職できる確率を高めたい大学中退者には、以下のポイントを意識して求人選びをする必要があります。

  1. 学歴不問の求人を選ぶ
  2. 未経験歓迎の求人を選ぶ
  3. 自分の強みが活かせる求人を選ぶ
  4. 譲れない条件を一つに絞る
  5. 複数のサービスを併用する
  6. 倍率の低い仕事を中心に選ぶ

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.学歴不問の求人を選ぶ

大学を中退すると、就活における学歴は高卒になります。当然、大卒以上を募集するような求人には応募しても書類選考で見送りになってしまいますので、学歴上応募できる求人だけに絞って検索するためにも、学歴不問の求人を見つけるようにしましょう。

学歴不問とは、文字通りどんな学歴の人でも採用するという企業の意思表示であり、もちろん大学中退をしていても内定を獲得できるチャンスがあります。

また、学歴不問求人には中卒や大学に進学していない高卒も応募してきますが、その際大学に一度でも入学できたという実績がプラスに働きやすくなるといったメリットも考えられます。

このように、就職成功率を高められる期待がありますので、大学中退者が求人を探す際は学歴不問の求人を選ぶようにしてください。

2.未経験歓迎の求人を選ぶ

学歴不問と同じく、求人検索の際に検索条件につけるのがおすすめな項目として、未経験者歓迎という項目が挙げられます。未経験者歓迎とは、社会人経験や求人募集職種の実務経験がない人でも採用されるという求人のことを言います。

特に今まで社会人として働いた経験がなかったり、スキルと言えるほど社会人経験をしていなかったりする人は、必ず未経験歓迎の求人から応募先を見つけるようにしてください。

実務経験がない人が経験者募集の求人に応募しても、見送りになるだけですので認識しておきましょう。

なお、未経験歓迎の求人で内定を獲得するためには、自分のポテンシャルやその仕事で活かせるような資質をアピールする必要があります。後ほど解説する「自己分析」をしっかり行い、就活準備に取り組んでください。

3.自分の強みが活かせる求人を選ぶ

就活は就職することがゴールではなく、就職した後にできるだけストレスが少なく、自分らしく働ける職場であると感じられるかが大切になってきます。本当の意味でマッチした会社に就職するためにも、自分の強みが活かせる求人を取捨選択できるよう心がけてください。

例えばコミュニケーションが苦手な人が、常に人と関わり続けるような仕事に就職すれば、日々強いストレスを感じることになってしまいます。求人が自分に向いているかどうかを知るためには、自分自身の強みを言語化して理解することが不可欠です。

もし自分の強みを自己認識できていないのであれば、親や友達などの第三者に相談してみるのもおすすめです。

4.譲れない条件を一つに絞る

特に求人サイトで求人を探す場合、豊富な検索条件が用意されていますが、あまりにも条件を絞りすぎてしまうと応募できる求人がなくなってしまいます。

自分が就職先に対して本当に譲れない条件は一つに絞り、それ以外の条件は「あればラッキー」程度に捉えて求人を探すことがポイントです。

また、求人を探す際の条件として年収を設定しようとする人もいますが、大学中退者が初めて就職する場合は、どうしても平均年収以上の求人で内定を獲得するのは難しい傾向にあります。

就職先に高い年収を求めたいのであれば、まずは一社目でスキルを身につけ、そのスキルをもって転職し、年収を上げるといったキャリアプランを検討してみてください。

5.複数のサービスを併用する

先ほど解説した6つの求人探しの方法では、それぞれ見つけられる求人が異なります。それだけでなく、Aという求人サイトとBという求人サイトでは掲載されている求人が違うなど、同じ方法の中でもサービスごとで応募できる求人が異なるという事実もあります。

自分の応募先を最大化し、できるだけ多くの求人の中から自分に合いそうな仕事を見つけるためにも、複数のサービスを併用することがポイントです。

あまりにも多くのサービスを使うと混乱してしまうことが考えられるため、まずは5つまでを目標に、求人サービスの登録を検討してみてください。

6.倍率の低い仕事を中心に選ぶ

少しでも就職できる確率を高めたいのであれば、競争率が低い職種の求人を中心に選ぶのもポイントです。人気で応募がよく集まる求人に応募してしまうと、大卒や社会人経験者にせり負けて見送りになることもあるでしょう。

職種ごとの求人倍率を見てみると、以下の通り職種によって就職難易度が大きく変わることが分かります。

職種求人倍率
営業3.58
ITエンジニア13.28
建築系技術職7.04
機械・電気系エンジニア6.79
サービス食0.91

上記の表で求人倍率が1倍以上になっている職種については、就職希望者よりも求人数の方が多いことを示しています。つまり、求人倍率が1倍以上の職種には大学中退者でも採用が期待できるということが言えるでしょう。

求人を探す大学中退者におすすめの仕事

これから求人を探そうとしているものの、特にやりたい仕事がないという大学中退者には、いくつかおすすめできる仕事があります。

ここでは、社会人経験がない人でも努力次第で活躍していけるおすすめの仕事を5つご紹介します。

ITエンジニア

ITエンジニアは、ITシステムの開発や設計、運用を行う技術職です。プログラミングを中心に行うプログラマーも、広義の意味ではITエンジニアに属します。

活躍し続けていくためには幅広いIT知識や、プログラミングスキルなどが求められるものの、実は大学中退者でも就職できるような未経験歓迎求人が多く募集されています。

ITエンジニアは常に人手不足ということもあり、未経験者を採用して自社で研修をし、経験者として働けるような体制を用意している会社が増えてきています。

IT知識の勉強をし続けなければならないといった大変さはあるものの、学歴が関係ない完全実力主義の世界ということもあり、大学中退者でもスキルを身につけることができれば、大卒より稼ぐこともできるでしょう。

建築系技術職

建築系技術職とは、建物の建築をするにあたって設計をするような仕事の総称であり、具体的には役割によって以下のような仕事に分かれます。

  • 施工管理技士
  • 建築設計管理技術者
  • 建築設備設計技術者
  • 建築構造設計技術者

建物の設計や、工事の全体的なスケジュール調整を行う管理監督業務については、直接建築作業をするわけではありませんので、職人や大工のような肉体労働があるわけではありません。

特に建築についてはこれからも需要が伸びていくと言われていますので、未経験から実務経験を積み、キャリアアップしていくというのも大学中退者におすすめです。

また、施工管理技士などの資格を取得することができれば、より大きな現場を任せてもらえるため、収入を増やすことも可能です。

機械・電気エンジニア

機械・電気エンジニアとは、回路設計や機械設計など、機械や電気機器の設計を担う仕事です。理系的な知識が求められることも多く、様々な工程を複数のエンジニアで分担して行うためコミュニケーションも重要になるのが特徴です。

機械や電気は我々の生活に欠かせないものになっていることもあり、機械・電気エンジニアの需要は伸び続けているのが実態です。加えて、スマートフォンやパソコンを始めとした機械に入っている半導体エンジニアになることができれば、日本だけでなく世界でも活躍できます。

ITエンジニアと同じく、入社した後も勉強が必要になる仕事ではありますが、大学中退者でも組み立てスタッフなどからステップアップしていく形で目指せる仕事となっています。

ものづくりに興味があるという場合は、機械・電気エンジニアを目指してみるのもおすすめです。

営業職

営業職は会社や個人に対して商品やサービスを提案し、契約を取ってくる仕事です。営業実績が評価の大半を占めているため、業績がよければ学歴に関係なく昇進していくことができます。

また、中には歩合給の制度を設けている会社もあり、契約を取れば取るほど収入を上げられるといった営業職も存在します。上手くいけば年収1,000万円を超えることも夢ではありません。

営業職はどのような業種、会社規模の企業も募集しているため、転職によるキャリアアップを目指しやすいことも特徴です。大学中退者であっても、最初は中小企業で営業職として活躍し、その実績を持って大手企業に転職するというキャリアパスも描けます。

学歴不問や未経験歓迎の求人も多く、就職先の選択肢が幅広いことも魅力な仕事です。

サービス職

サービス職は、店舗に来店した顧客に対して接客をする仕事です。学歴や社会人経験不問で応募できる求人が多いだけでなく、自分の好きなことを仕事にできるという点で大学中退者におすすめできます。

仕事では特にコミュニケーション能力が求められるため、一定の対人スキルは必要となってきますが、それさえあれば特に専門的な知識がなくても活躍できるのもポイントです。

サービス職として現場で実績を積んだ後は、マネジメント層にキャリアアップしたり、営業職にキャリアチェンジすることも可能です。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

大学中退者が求人を探す前にやっておくべきこと

大学中退者が求人を探す際は、就職成功率を高めるためにも以下のようなことをやっておくのがポイントです。

  • 大学中退理由の言語化
  • 自己分析
  • 企業・業界研究

それぞれ詳しく解説します。

大学中退理由の言語化

大学中退者が面接に進むと、ほぼ確実に面接官から「なぜ大学を中退したのか?」と聞かれることになります。その時上手く理由を答えられなかったり、ネガティブな回答をしてしまうと面接官からの心象が悪くなり、見送りになる可能性が高まってしまいます。

事前に面接対策をするという目的でも、自分がなぜ大学を中退してしまったのか言語化しておきましょう。これにより、同じような理由ですぐに退職してしまう会社に応募するリスクも減らせますので、結果的に腰を据えて働ける会社を見つけやすくなります。

自己分析

自分のアピールポイントを正しく自己認識するためにも、求人を探す前に必ず自己分析を行うようにしてください。

自己分析とは、今までの経験を棚卸しして長所と短所を明確にし、自分のアピールポイントをエピソードとともに言語化するために行う分析のことを言います。

正しく自己分析ができれば、自分にフィットしている求人を探す効率を高められるだけでなく、面接の際に説得力のある自己PRが可能になります。

自己分析のやり方については、以下の記事で詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。

自己分析とは?簡単なやり方や自己分析のメリットを解説

企業研究

自分にマッチした求人を探すには、職種や業種だけでなく企業研究を行うことが大切です。

企業研究とは、応募しようとしている企業の求人票や企業ホームページ、転職口コミサイトなどを総合的に見て、就職後の働くイメージを具体化する調査のことを言います。

企業研究が上手くできていれば、入社後にギャップを感じて早期退職してしまうことを防ぐことが可能です。

企業研究について詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

企業研究のやり方7選|具体的な方法や情報収集の手段を解説

求人を探す大学中退者におすすめの資格

大学中退者が求人に応募しようとする前に、資格を取得しておきたいと考えることもあるでしょう。

ここでは、これから求人を探そうとする大学中退者に特におすすめできる資格を4つご紹介します。

秘書検定

秘書検定は、秘書として活躍するに当たって求められるビジネスマナーや所作の知識を有していることを測る試験です。「秘書」という文字がついていますが、秘書を目指さない人でも取得する意義があります。

大学中退者が社会人デビューしようとする際、基本的なビジネスマナーがあるか、もしくは身につけられそうな人かという点は必ずチェックされます。

その際、秘書検定を持っていることで、社会人として働くための基本的な知識を身につけていることをアピールすることに繋がります。

秘書検定は1級から3級までありますが、時間に余裕があれば2級の取得を目指すと良いでしょう。

マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィススペシャリストは、マイクロソフト社が提供しているWordやExcelといったオフィスソフトを使いこなせることを示す資格です。

特にオフィスワークが主となるような仕事の場合、高い確率でオフィスソフトを使うことになります。そのため、オフィスソフトを十分使いこなせることをこの資格でアピールすることができれば、就職成功率アップにも繋がると考えられるでしょう。

ちなみにマイクロソフトオフィススペシャリストは全国1,500の試験会場で毎日試験を実施していますので、受けたい時に受験できるという気軽さも魅力の一つです。

基本情報技術者

ITエンジニアデビューを目指そうとしている人は、基本情報技術者の資格取得がおすすめです。基本情報技術者は、ITエンジニアとして仕事を進めていくための実践的な知識があることを示す資格であり、未経験者でも基本情報技術者の資格を持っていれば、採用成功率を大きく引き上げられるでしょう。

一見すると難しそうに感じてしまうかもしれませんが、合格率は40%から50%と比較的高いのが特徴です。加えて、学生でも合格率は50%を超えてくる水準であることから、大学中退者でもきちんと対策すれば求人を探す前に資格取得ができるはずです。

TOEIC

TOEICは英語力があることを示す国際的な資格試験です。5点刻みでスコア結果が出てきますが、スコアが600以上あれば多くの会社で語学力をアピールして就活を進められる水準と考えて良いでしょう。

試験はリスニングとリーディングの2つに分かれており、全てマーク式での回答となります。高いスコアを取るためには英語漬けの日々を過ごさなければなりませんが、全ての会社でアピールしやすい資格ということもあり、本気を出して勉強してみるのも良いでしょう。

特に外資系や海外でも働いてみたいと思っている大学中退者は、最低でもスコア800以上を目指したいところです。毎月試験が実施されていますので、腕試しに一度受験してみてもいいかもしれません。

大学中退は求人応募時にどう見られるか

大学中退者の中には、就活において中退した自分が面接官からどのように見られているのか、不安に感じている人も多いでしょう。

ここからは、大学中退という事実が求人に応募する時、企業側からどのように捉えられているかについて解説します。

高卒という枠組みで見られる

大学中退という時点で、学歴は高卒として見なされることになります。

どこの大学に通っていたかはほぼ見られることがありませんので、中退した大学の知名度に関わらず、高卒という認識を持って就活を進めるようにしてください。

ただ、そもそも高卒の割合が多い会社であれば、大学に一度でも入学したことがあるという点が評価されるケースもあります。企業側が大学中退をどのように捉えているかは、面接の際のリアクションで見極めていく必要があるでしょう。

伝え方次第で見られ方は大きく変わる

大学中退という事実だけ見ると、どうしてもネガティブに捉えられてしまいがちです。しかし、大学中退理由をポジティブに伝えることができれば、面接官からの印象は大きく変えることが可能です。

大学中退理由を効果的に伝えたいという人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

大学中退理由は武器になる!履歴書/面接での効果的な伝え方

ポテンシャルの高さを見極められる

大学中退者が求人に応募する際は、未経験者としてポテンシャル枠で選考に進むことになります。そのため、応募した仕事に求められるような資質や適性があるかという観点で合否が分かれます。

仕事によって求められる資質は異なりますが、共通して必要になってくるのはコミュニケーション能力です。そのため、面接中は常に明るくハキハキと会話することを特に意識をしてください。

大学中退者が求人を探す時の注意点

最後に、大学中退者が求人を探す時に注意すべきポイントを3点解説します。

新卒向けの求人は探さない

大学中退者は中途採用枠で選考に進んでいく必要がありますので、大卒や高卒などの新卒向け求人は探さないようにしましょう。

新卒向け求人に応募をしたとしても、ほぼ確実に書類選考で見送りになることから、応募をしてもあまり意味がありません。

大卒よりも年収は低くなりやすい

学歴と年収は比例する関係にありますので、大卒より大学中退者の方が平均的な年収はどうしても低くなってしまいます。

ただ、営業職やITエンジニアのように、実力や業績によって収入を大きく増やせる仕事に就けば、大学中退者であっても大卒以上に稼ぐことも可能です。

正社員募集の求人を探すのがおすすめ

高卒と見なされる大学中退者であっても、いきなり正社員として就職することは十分可能です。むしろ、最初から非正規雇用で働き始めてしまうと、将来的に正社員になることが難しくなる場合もあります。

中途採用枠の求人では、雇用形態に条件をつけて検索することができますので、正社員募集をしている求人に絞って探すのがおすすめです。

まとめ

大学中退者が求人を探す方法はたくさんあります。初めて求人を探そうとしている人は、自分に合った探し方を見つけるためにも、まずはたくさんのサービスに登録してみて使用感を知ることがおすすめです。

また、大学中退者が求人を探す上ではいくつか気をつけるべきポイントやコツもあるため、この記事で解説した内容を参考に、後悔しない求人選びをするよう心がけてみてください。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「就職カレッジ®中退者コース」元事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!