フリーターが転職エージェントを利用して正社員になる割合はどれくらいなのか、と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、フリーターがエージェントを利用して正社員になることはできます。なぜなら、自分に仕事を探す気持ちがあれば働く場所は見つかりますし、令和3年1月時点の求人倍率も1.1程度と、就職のチャンスはあります。
こちらの記事では、フリーターが転職エージェントを利用して正社員になる割合やエージェントを選ぶポイントを解説しています。最後までご覧いただくことで、フリーターのエージェント選びのポイントを知ることができ、自分に合ったエージェントを探すことが出来る内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーターが転職エージェントを利用して正社員になる割合
ここでは「フリーターから正社員になる人の割合」を解説しますが、結論から言うと、フリーターから正社員になるのは十分可能です。その根拠となるデータを3つ紹介します。
- フリーターから正社員になった人の割合
- フリーター期間別、正社員になった人の割合
- 令和3年11月時点での有効求人倍率
まず、厚生労働省が行った2011年の調査によると、フリーターから正社員になった人の割合は以下の通りです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
フリーターから 正社員になろうとした人 | 73.90% | 59.90% |
上記のうち、 正社員になれた人 | 60.50% | 48.10% |
フリーターから正社員を目指した人のうち「約2人に1人が成功している」と考えると、決して難しい話ではありません。同時に、フリーターから正社員の転職に転職エージェントを利用する人も多いといえるでしょう。
また、フリーター期間別、正社員になった人の割合は、以下の通りです。
フリーター期間 | 割合 |
---|---|
6か月以内 | 56.50% |
7か月以上、1年未満 | 55.10% |
1年以上、2年未満 | 42.90% |
2年以上、3年未満 | 54.10% |
3年以上 | 38.30% |
フリーター期間が長くなるほど、正社員になれる確率は下がります。ただし、フリーター期間が「2年以上、3年未満」の人も、約半数が正社員になっています。こちらのデータからも「フリーターから正社員になるのは十分可能」と考えられるのではないでしょうか。
さらに、厚生労働省が出している、令和3年1月の有効求人倍率は1.1です。有効求人倍率とは、厚生労働省が全国のハローワークに登録されている求人数を求職者数でわった値で、数値によって以下の解釈ができます。
- 有効求人倍率が1以上:求職者に対して求人数の方が多い=就職しやすい
- 有効求人倍率が1未満:求職者に対して求人数の方が少ない=就職しにくい
この「有効求人倍率が1.15」という結果からも「仕事を真剣に探そうという気持ちさえあれば、フリーターから正社員になるのは決して難しくない」といえるでしょう。
参考「独立行政法人、労働政策研究研修機構:大都市の若者の就業行動と意識の展開ー第3回若者のワークスタイル調査」
フリーターが転職エージェントを選ぶポイント
フリーターから正社員を目指すにあたって、転職エージェント選びのポイントは、以下の3つです。
- フリーター/第二新卒の転職支援に力を入れている
- 履歴書/職務経歴書のサポートがある
- 面接練習をサポートしてくれる
フリーターの中には正社員への就職を目指す人が一定数いますが、転職を成功させられる人と、上手く転職できずに悩んでいる人は2極化しています。その大きな違いは「良い転職エージェントと出会えているかどうか」です。そのため、以下の内容を理解し、自分に合った転職エージェントを活用していきましょう。
ポイント1:フリーター/第二新卒に力を入れている
1つめのポイントは「フリーター/第二新卒に力を入れている」ことです。世の中にはたくさんの転職エージェントがありますが、会社ごとにそれぞれの得意分野があります。
- 20代の転職に強い
- 営業職の求人を多く取り扱っている
- 女性向け
など、特徴はさまざまです。フリーターから正社員を目指すなら「フリーターから正社員への転職を得意とするエージェント」を選びましょう。
専門性に特化している転職エージェントを活用することで、以下のメリットがあります。
- より専門知識を持っている
- より業界事情を熟知している
こういったキャリアアドバイザーに相談することで、効率よく転職活動が進められます。転職エージェントもそれぞれに強みが異なるので、フリーター/第二新卒に力を入れているかどうかをチェックしましょう。
ポイント2:履歴書/職務経歴書のサポートがある
2つめのポイントは「履歴書/職務経歴書のサポートがある」ことです。はじめての就活の際に、いきなり履歴書や職務経歴書を書こうとしても、なかなか上手く書けません。
フリーターの場合、履歴書や職務経歴書が上手く書けないと、書類選考で落とされる可能性が高いです。あなたがどれだけ魅力的な人であったとしても、面接までいけなかったら、魅力を伝える機会もありません。履歴書/職務経歴書のサポートを受けながら応募書類を作成することで、採用担当者からの印象が良くなる確率が上がり、内定につながりやすくなります。
また、履歴書/職務経歴書のサポートがあることで「就職や転職にかかるストレスが減る」というメリットもあります。応募書類も転職エージェントに相談しながら進めると、効率よく作成できるようになるため、おすすめです。
フリーターの履歴書や職務経歴書について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
ポイント3:面接練習をサポートしてくれる
3つめのポイントは「面接練習をサポートしてくれる」ことです。就活においては面接試験が必須の企業がほとんどで、最低でも一回、通常であれば二回程度は面接があります。
採用する立場で考えても、やはり面接を重視する割合は多いでしょう。どれだけ優れた能力や経験があったとしても、面接で直接話した際に「人間性に問題がありそう」「自社で働いてもらうのは不安」だと思われてしまえば、採用は遠のきます。
エージェントに面接練習をサポートしてもらうことで、以下のメリットがあります。
- 回数をこなせるので、早く面接慣れできる
- 的確なフィードバックにより、成長が早い
- 聞かれる質問の傾向をつかみやすい
面接対策は自分だけで練習しても、なかなか上達しません。サポートの手厚いエージェントを積極的に活用し、効率よく面接の対策をしていきましょう。
フリーターの面接について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
フリーターが転職エージェントに困ったらジェイックを利用しよう
フリーターが転職エージェント選びに困ったら、弊社ジェイックの利用を検討してみてください。ジェイックは「フリーターから正社員就職へのサポート」を得意としており、フリーターとは相性の良いエージェントだからです。特に「就職カレッジ®」というサービスは、以下の特徴があるのでおすすめです。
- 未経験業種、職種への転職に強い
- 書類選考なしで、面接に臨める
就職成功率と入社後定着率が高いのはもちろんですが、特に就職カレッジ®は「未経験者の就職サポートに強い」「書類選考なしで面接に参加できる」という2点が強みです。
フリーターから正社員就職を目指す人は、未経験の業種・職種に応募するケースが多く、社会人経験がない人も多いため、そういった方々の支援に一層力を入れています。
フリーター経験は職歴にカウントされないことも多く、フリーター歴の長い人は、書類選考においても不利です。就職カレッジ®では書類選考がなく面接に臨めるので、面接練習に重点を置いた対策ができ、必要最小限の時間で就職・転職を目指すことができます。
まとめ
以上、フリーターから正社員になりたい人に向けて、以下の内容を解説しました。
- フリーターから正社員になる人の割合
- 転職エージェントを活用するのが効果的
- 転職エージェントの見分け方
記事のなかでも解説しましたが、フリーターから正社員になるのは、対策次第で十分可能です。本記事の内容を理解し、良い転職エージェントと出会うことさえできれば、あとは実践あるのみです。
私たちジェイックもフリーターから正社員へのサポートを得意としていますので、ぜひ活用してみてください。