
フリーターからなれる職業には、営業職や販売職、介護職、施工管理など、未経験者でも挑戦しやすい仕事が多数あります。
これらの職種は、専門知識やスキルが不要で、人手不足により採用が活発に行われているため、フリーターから正社員を目指す方にとって現実的な選択肢となります。
この記事では、フリーターから正社員として就職しやすい仕事17選を、平均年収や仕事内容とともにご紹介します。
また、フリーターからなれる仕事に就職するときの方法や、意識すべきポイントについても解説しますので、どういった仕事の求人に応募するか悩んでいる人は参考にしてみてください。
- 営業職
学歴や職歴に関係なく応募できる求人が多く、社会人経験がなくても相手との会話ができることをアピールできれば、正社員就職をすることもできる - 一般事務職
シンプルなルーティンワークを中心に業務を進めていくため、フリーターであっても仕事をすぐに覚えることができる - 販売職
未経験歓迎の求人も多く、就職先をうまく選定することができれば自分の好きなものに囲まれながら働くことが可能 - サービス職
販売職と同じく未経験歓迎の求人が多いため、フリーターでもコミュニケーション能力に問題がなければ就職できる - 工場勤務(期間工)
一定期間工場に勤め、決まった作業を繰り返すような仕事で、求められるスキルに対して給料が高く、かつ寮生活ができるため、短期間でお金を貯められる - 運送業
トレーラーやトラックなどで、荷物を運送する仕事で、運転能力があれば就職することが可能。人材不足もあり、就職のチャンスは大きい - 施工管理
人手不足が激しい仕事のため、未経験のフリーターであっても熱意をアピールできれば内定を獲得できる - 大工・とび職
建築において直接手を動かして建築物を組み立てていく仕事で、いわゆる職人と呼ばれる仕事のため、技術を身につければ手に職をつけることも可能 - ビルメンテナンス
定期的にメンテナンスする仕事で、ゆくゆくは専門知識を身に着けるが、就職をする時点ではフリーターであっても問題ない - 警備職
特別なスキルは必要なく、注意力や体力があれば働けるため、フリーターでも問題なく就職できる - 清掃職
オフィスビルや商業施設などの清掃が中心となり、簡単な業務を覚えれば誰でも働けることから、フリーターも就職しやすくなっています - プログラマー
今までの学歴や職歴に関係なく技術力を身に付ければ、誰でも活躍でるため、ポテンシャルの高さをアピールすればフリーターでも就職できる - 介護職
コミュニケーション能力と体力さえあれば取り組める仕事ということもあり、フリーターの就職の選択肢の1つとして人気 - ウェディングプランナー
コミュニケーション能力は必要な一方、それさえあれば学歴や職歴に関係なく就職が可能 - インストラクター
職歴がなくても何らかのスポーツに精通している人であれば、フリーターでも就職が可能




この記事の目次
フリーターからなれる職業15選
フリーターからなれる職業としては、営業や一般事務、販売職、飲食店スタッフなどが挙げられます。
これらの仕事は、採用の際に資格や専門知識を求められるケースが少なく、「未経験OK」や「経験不問」といった求人も多く見られます。
工場勤務や運送業、施工管理のように人手不足が深刻な仕事も、フリーターをはじめ、仕事経験が少ない人の採用に積極的な会社が少なくありません。
ここでは「フリーターからなれる職業」を15個紹介すると共に、それぞれの仕事に就くことで描ける「キャリアパス」も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
気になる職業を見つけられたら、求人サイトや就職エージェントを利用して求人の比較検討をしてみてください。それぞれの仕事について詳しく解説していきます。

山田 純輝/キャリアコンサルタント
将来の選択肢を広げるために、仕事のリアルを調べよう!
仕事選びをするときは、実際にどんな仕事や働き方なのか、仕事を通じてどんなスキルや経験が得られるかを考えることが大切です。なぜならミスマッチになる可能性を下げつつ、自分の将来の選択肢や可能性を広げるためにも不可欠だからです。
イメージやネームバリューで仕事を選ぶと、入社してから「思っていたのと違った」とギャップを感じてしまい、早期離職になるケースがあります。
例えば事務職はラクなイメージがあるけど、実際はミスなく正確な作業が求められたり、採用担当者はスマートなイメージがあるけど、実際は泥臭く数字を追う必要があったりと、想像と現実は違います。
将来の選択肢については、今回選んだ仕事で得られるスキルや経験が、世の中に求めらるものであるほど、将来的により良い環境で働きやすくなります。
目先のことだけ考えて、何もスキルや知識が身につかない働き方をしてしまうと、年齢を重ねるごとに選択肢が少なくなるでしょう。
仕事を選ぶときは、実際の働き方や仕事内容について調べたり、詳しい人に聞くのがよいです。
就職アドバイザーは仕事選びのプロですので、うまく活用しながら自分に合った仕事選びをしてみてください。
1. 営業職
営業職は、法人や個人に対してサービスを提案して契約を取ってくる仕事です。
学歴や職歴に関係なく応募できる求人が多く、フリーターからでも実力次第で高い年収を稼ぐことが可能です。
求められるスキルとしてはコミュニケーション能力が主となってきますので、社会人経験がなくても相手との会話ができることをアピールできれば、正社員就職をすることもできるでしょう。
就職後に実務経験を積めば、様々な職種に転職できるといったキャリアパスの幅広さも魅力の仕事です。
営業の働き方は大きく分けて、飛び込みなどの新規営業と既存の取引先へ営業をかけるルート営業の2つに分かれます。直接お客様のもとへ出向く外回り営業もあれば、電話やメールなどオンラインで営業するインサイドセールスも営業の一つです。
また、法人営業だと土日休みが多く、個人営業だと平日休みが発生しやすい傾向があります。
| 平均年収 | 620万円 |
| 就職するメリット | ・実力次第で高い年収を狙える ・キャリアアップの幅が広い |
| 就職するデメリット | ・ノルマが厳しい ・肉体的にも精神的にもきつい |
| 求められるスキル | ・コミュニケーション能力 ・目標達成意欲 |
| 仕事に就くためには? | ・敬語や名刺交換など基本的なビジネスマナー ・自分の「強み」や「がんばった経験」を振り返って言語化しておく |
| 関連する資格 | ・MOS(Microsoft Office Specialist) ※営業資料作成に必要なパソコンスキルを証明するため |
平均年収出典:厚生労働省「営業(IT) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
営業職のキャリアパス
営業職で培ったスキルは、将来的に管理職や専門職として働く際にも活かせます。
顧客とのやり取りを通じて磨いたコミュニケーション力や、目標達成に向けた計画力・実行力は、チームをまとめる管理職として働くうえで役立ちます。
また、営業職で身につけた「顧客ニーズの分析スキル」は、コンサルタントやマーケティングなどの専門職にも応用できるでしょう。
営業職には次のようなキャリアパスがあります。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 営業マネージャー | チームの管理と売上目標の達成 | 917.2万円 |
| カスタマーサクセス | 既存顧客の満足度向上とサポート | 約541万円 |
| マーケティング | 市場調査や販売戦略の企画 | 690.7万円 |
参考:平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『営業課長』
参考:平均年収出典:Indeed Japan株式会社『日本でのカスタマーサクセスの給与』参考:平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『マーケティング・リサーチャー』
フリーターからでも営業職に就職できる理由
営業職は人柄やコミュニケーション力が重視されるため、フリーターでも採用されやすい職業です。
フリーターでの接客経験や、説明・提案の場面で工夫した経験は即戦力として評価されやすく、正社員経験がなくても前向きな姿勢があれば歓迎される傾向にあります。
また、研修制度が整っている企業が多いため、ビジネスマナーや商談の流れを基礎から習得することも可能です。営業職は成果が評価に繋がりやすいため、フリーターからでもキャリアアップを目指しやすいのが特徴です。
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山田 純輝/キャリアコンサルタント
企業ごとの面接対策が大切。事前準備で差をつけよう!
営業職の就職活動のコツは、応募先企業に詳しい人との面接対策を徹底することです。
なぜなら営業の面接は圧迫面接や回答が難しい質問が突然飛んでくる場合もあり、事前準備や場数を踏むことが欠かせないからです。
例えば面接官からの質問は一切なく、逆質問だけで面接が終わったり、自己紹介を10分続けるよう求められたりするなど、対応が難しいものがあります。
就職エージェントを利用すると、応募先企業について理解している担当者が面接練習をしてくれることがありますので、非常に効率よく準備ができます。
過去に選考を受けた人がどんなことを聞かれているのか、どんな回答が企業側に好印象だったのかを知ることができるので、難しい面接も内定を勝ち取りやすくなるでしょう。
営業職は会社ごとに面接の進め方やスタイルが違いますので、うまく相談や対策をしながら就職活動を進めることをおすすめします。
2. 一般事務職
一般事務職は、会社の中でも基本的な事務業務を担う仕事です。
シンプルなルーティンワークを中心に業務を進めていくため、フリーターであっても仕事をすぐに覚えることができるでしょう。
デスクワークが中心となるため人気の仕事の1つです。
応募が集まりやすいため競争倍率が高く、しっかりと面接の準備をしなければ内定の獲得は難しいと考えられます。
一般事務職として働く上では基本的なパソコンスキルを求められる傾向にありますので、面接ではしっかりと基本的なパソコンスキルがあることをアピールしてください。
一般事務職はデータ入力や書類作成をおこないます。
基本的にデスクワーク中心で体力的な負担が少ない職業です。
請求書作成や営業サポートをする営業事務も未経験からチャレンジしやすい職種でしょう。
ただし実務経験が求められる場合もあるため、まずは派遣や契約社員から始めて正社員登用を目指す働き方もあります。
また、一般事務だからといって必ずしも完全週休2日制とは限らず、求人によって異なる点も理解しておくことが大切です。
| 平均年収 | 510万円 |
| 就職するメリット | ・デスクワークができる ・残業が少ない |
| 就職するデメリット | ・キャリアアップが難しい ・ルーティンワークばかりになる |
| 求められるスキル | ・パソコンスキル ・タスク管理能力 |
| 仕事に就くためには? | ・パソコンの基本操作の習得 ・電話応対やビジネスメールの送り方など、社会人マナーの基礎を事前に把握しておく |
| 関連する資格 | ・MOS(Microsoft Office Specialist) ・日商簿記検定・秘書検定 |
平均年収出典:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
一般事務職のキャリアパス
一般事務で身につくパソコンスキルやコミュニケーション力は、同じく事務作業が多く、社内の関係者とのやり取りが多い経理や人事・総務といった仕事で活かせます。
経費精算など、事務職の中でもお金を扱う仕事にやりがいを感じていた方は経理を目指すなど、自分の関心や得意分野を見極めて専門性を高めていくのもおすすめです。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 経理 | 帳簿管理や決算業務の担当 | 509.3万円 |
| 人事・総務 | 採用活動や労務管理の業務 | 513.5万円 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag:『経理事務』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag:『人事事務』
フリーターからでも一般事務職に就職できる理由
一般事務は高度な専門知識よりも丁寧さや正確さが求められるため、未経験でも挑戦しやすい職業です。基本的なPC操作ができれば応募できる企業も多く、電話応対や接客などフリーターで培った経験も十分活かせます。
マニュアルや研修が充実している企業も多く、社会人経験が浅い人でも安心して働き始められるのが特徴です。また、業務が体系化されていることもあり、日々の仕事を通じてスキルを積み上げやすく、長く安定して働きやすいでしょう。
3. 販売職
販売職は未経験からでも始めやすく学歴や資格を問わない求人が多いので、フリーターからなれる職業です。
販売職は、アパレルショップや家電量販店などの店舗スタッフとして、接客や品出しなど店舗運営に必要な業務を担う仕事です。
未経験歓迎の求人も多く、就職先をうまく選定することができれば自分の好きなものに囲まれながら働くことが可能です。
ただ、1日中立ち仕事になることも多く、肉体的にハードな仕事であることは認識しておく必要があります。また、個人の顧客からクレームを受けることもある点は認識しておいてください。
販売職の働き方は業界によって大きく異なります。たとえばアパレルは、ブランドの顔として丁寧に接客する力が求められるでしょう。一方、携帯販売の場合は、立ち振る舞いよりも契約がどれだけ取れたかを求められやすく、営業に近い性質があります。
どの分野でも共通してお客様のニーズを理解し、適切な商品を提案する能力が重要です。
| 平均年収 | 361万円 |
| 就職するメリット | ・好きなブランドに囲まれて働ける ・社割で商品を買うことができる |
| 就職するデメリット | ・肉体的にハード ・クレームを受けることもある |
| 求められるスキル | ・コミュニケーション能力 |
| 仕事に就くためには? | ・接客マナーの習得 ・敬語 ・クッション言葉の使い方に慣れておく |
| 関連する資格 | ・販売士検定 ・接客サービスマナー検定 |
平均年収出典:厚生労働省「衣料品販売 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
販売職のキャリアパス
販売職で培った接客スキルやヒアリングスキル、チームで協力して店舗を運営する力は、店長業務やマネージャー職へとステップアップする際にも活かせます。また、商品の魅力を見極める力はバイヤーの仕事で役立ちます。販売目標の達成に向けて磨いてきた計画力や実行力は、同じくノルマが設定されることの多い営業職でも強みとして発揮できるでしょう。
販売職のスキルを活かして、次のようなキャリアパスが描けます。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 店長・マネージャー | 店舗運営と売上管理の責任者 | 369.4万円 |
| バイヤー | 商品の仕入れと販売戦略の企画 | 473万円 |
| 営業職 | 商品提案と契約獲得 | 618.3万円 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『スーパー店長』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『マーチャンダイザー、バイヤー』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『商社営業』
フリーターからでも販売職に就職できる理由
販売職は未経験歓迎の求人が非常に多く、接客経験があるフリーターにとって特に挑戦しやすい職業です。商品説明やレジ対応など、フリーターで培ったスキルがそのまま評価されるため、正社員経験がなくても即戦力として見られることがあります。
店舗が多い会社であれば、研修やマニュアルが整備されているケースが大半で、商品知識や接客方法を学びながら成長できます。人と話すことが好きといった強みを活かしやすく、キャリアアップを目指すフリーターにもおすすめです。
4. 飲食店スタッフ
飲食店スタッフは常に人手不足の業界なので、フリーターからなれる職業の一つです。
飲食店は業態によって忙しさや求められるスキルが異なります。
ファーストフード店はスピーディーな対応が求められ、役割分担が明確でマニュアルも充実しています。
ファミレスやカフェでは、接客もレジ、キッチンもおこなう場合があるでしょう。
居酒屋はにぎやかな環境で働けますが、深夜勤務が発生する可能性があります。
ホテルレストランや高級店では、コース料理の内容を覚える必要があるため、より専門的な知識が求められます。
また、サービス業なので土日出勤の可能性が高い点も覚えておきましょう。
| 平均年収 | 358.4万円 |
| 就職するメリット | ・お客様から直接感謝の言葉をもらえてやりがいを感じられる ・接客スキルとコミュニケーション能力が身につく ・まかないや食事補助がでる場合もある |
| 就職するデメリット | ・立ち仕事が中心で体力的な負担が大きい ・土日祝日や夜間の勤務が多い ・給与水準が他の職種と比べて低めの傾向がある |
| 求められるスキル | ・お客様への丁寧な接客とコミュニケーション能力 ・清潔感のある身だしなみと衛生管理の意識 |
| 仕事に就くためには? | ・立ち仕事や接客業務に体力的に対応できる ・お客様とのコミュニケーションを楽しめる |
| 関連する資格 | ・食品衛生責任者 ・調理師免許 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『ホールスタッフ(レストラン)』
飲食店スタッフのキャリアパス
飲食店スタッフとして働く中で身につく力は、店長やマネージャーとして店舗全体を管理する立場でも活かせます。具体的には、柔軟な接客力や協調性、売上・在庫を管理する店舗運営スキルが挙げられます。
スタッフとして働く中で飲食業への強い情熱が湧いてきた方は、料理人・シェフとして「料理を提供する側に回る」というキャリアチェンジも検討してみましょう。
スキルが身につけば、飲食店スタッフは次のキャリアパスがあります。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 店長・マネージャー | 店舗運営と売上管理の責任者 | 358.4万円 |
| 料理人・シェフ | 調理技術を専門的に磨く職人 | 369.5万円 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『ハンバーガーショップ店長』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『西洋料理調理人(コック)』
フリーターからでも飲食店スタッフに就職できる理由
飲食業界はアルバイト経験者が多いため、業務内容を理解しやすく、フリーターから正社員を目指しやすい点が魅力です。接客、配膳、調理補助などの経験はそのまま評価につながり、未経験でも研修やマニュアルに沿って業務を覚えやすい環境が整っています。
人手不足が続く業界のため採用意欲が高く、意欲を示せば積極的にチャンスが得られる傾向があります。また、協力して仕事を進める職場が多いこともあり、チームワークが得意であることを面接でアピールすると良いでしょう。
5. 工場勤務(期間工)
期間工は、一定期間完成車メーカーなどの工場に勤め、決まった作業を繰り返すような仕事です。
求められるスキルに対して給料が高く、かつ寮生活ができるため、短期間でお金を貯めたいというフリーターに向いている仕事と言えます。
専門スキルや資格が不要で、体力があれば出来る仕事なので、健康であることが証明できればフリーターでも就職が可能です。ただし業務は肉体的に非常にハードであることはあらかじめ認識しておいてください。
工場勤務(期間工)は、製造ラインで自動車や電子機器などの組み立てや検査をおこなう場合があります。
工場勤務は、雇用先によって待遇が変わる点を理解しておきましょう。
メーカーからの直接雇用の場合は、満了金(最大100〜300万円)がもらえる場合があり、正社員登用も実施されています。
一方、派遣会社が雇用先の場合は、時給は高めですが満了金は少なめです。その代わり、勤務地や期間を選びやすいメリットがあります。
ちなみに満了金は遅刻や欠勤が多い場合や、契約を延長せずに満了した場合はもらえない可能性もあるため注意しましょう。
| 平均年収 | 400〜500万円 |
| 就職するメリット | ・特別な経験がなくても高い収入を稼げる ・寮生活ができるため生活費を浮かせられる |
| 就職するデメリット | ・ハードなルーティンワークをしなければならない ・労災に巻き込まれるリスクがある |
| 求められるスキル | ・真面目さ ・体力 |
| 仕事に就くためには? | ・決められた作業を正確におこなえる集中力 ・立ち仕事や単調な作業に体力的に対応できる |
| 関連する資格 | ・フォークリフト運転技能講習(最短2〜3日間の受講で取得可能) ・危険物取扱者 |
平均年収出典:株式会社日輪「期間工の年収は高い?どのくらい稼げる?給料が高い理由を解説!」
工場勤務(期間工)のキャリアパス
工場勤務(期間工)で身につく責任感や協調性は、正社員の製造スタッフとして働く際も活かせます。
正社員になると、工場内の安全を守りつつ、作業員が働きやすい環境づくりも求められるため、責任感や協調性がある方は重宝されるのです。期間工として培った技術的スキルは、機械に関する専門スキルが必要な生産管理・品質管理の仕事でも活かせるでしょう。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 製造スタッフ(正社員) | 製造ライン作業に加えて新人の指導や設備のメンテナンス | 428.7万円 |
| 生産管理・品質管理 | 製造工程の管理と品質向上 | 755.2万円 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『半導体製造』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『生産・品質管理技術者』
フリーターからでも工場勤務(期間工)に就職できる理由
工場勤務は専門スキルよりも正確さ・継続力が重視されるため、フリーターでも挑戦しやすい職業です。作業内容が決まっていますので、研修を受ければ短期間で業務に慣れることができるでしょう。
期間工は平均収入が高い傾向にあり、生活基盤を整えながら働ける点も魅力です。正社員登用制度を整えているメーカーも多いため、コツコツ取り組む姿勢や、黙々と作業に集中できる点をアピールすると評価されやすくなります。

6. 運送業
運送業は、トレーラーやトラックなどの車両を運転して、荷物を所定の場所まで運送する仕事です。
運転能力があればフリーターなどの職務経験がない人であっても就職することが可能です。
特に運送業については慢性的に人手不足が課題視されていることもあり、フリーターの中でも特に若い人の方が就職できる可能性が高いと言われています。
車を運転する関係で、集中力を切らしてしまうと大事故に繋がることもあります。
車の運転に自信がある人は運送業を目指してみてもいいかもしれません。
運送業では運ぶものや距離で働き方に大きな違いがあります。
たとえばルート配送は決まった取引先に荷物を届ける仕事で、未経験者向けといえるでしょう。宅配は家庭へ荷物を届ける仕事ですが、時間指定や再配達の可能性があります。
長距離ドライバーは県をまたいで荷物を届ける仕事で、拘束時間が長めです。
また、バスやタクシーは人を乗せて運ぶ仕事のため、接客要素も含まれます。送迎ドライバーは病院や保育園などの送迎をおこない、高齢者や子どもなどが相手なので丁寧さが重視されるでしょう。
普通免許があればドライバーとして働ける仕事も多く、中型・大型免許が必要な仕事では、資格取得支援制度が整っている企業が多い傾向にあります。
| 平均年収 | 485万円 |
| 就職するメリット | ・作業が簡単で仕事を覚えやすい ・残業が発生しにくい傾向 |
| 就職するデメリット | ・天候にかかわらず肉体労働をしなければならない ・集中力が途切れると大事故を引き起こすこともある |
| 求められるスキル | ・運転スキル ・集中力 |
| 仕事に就くためには? | ・普通自動車免許の取得 ・求人サイトで求人を探し、応募する |
| 関連する資格 | ・中型自動車免許 ・大型自動車免許 |
平均年収出典:構成労働省「トレーラートラック運転手 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
運送業のキャリアパス
運送業で身につく時間管理力や判断力は、運行管理者や配送センター長として働く際も活かせます。
これらの仕事は運行日程の調整やトラブル対応などを任されるため、的確な時間管理と冷静な判断力が求められます。車両点検などで培った技術スキルを活かして独立し、自分の運送会社を経営する道も選択肢の一つと言えるでしょう。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 運行管理者 | ドライバーの配送計画と安全管理 | 408万円 |
| 配送センター長 | 配送センター全体の運営管理 | 約600万円 |
平均年収出典:求人ボックス『運行管理者の仕事の年収・時給・給料』
平均年収出典:物流BESTROUTE『物流センター長の年収』
フリーターからでも運送業に就職できる理由
運送業は普通免許があれば応募できる求人が多く、専門資格や経験がなくても始めやすい点が特徴です。業務の流れがシンプルで、ルート配送などは一度慣れれば安定して働けるため、フリーターからの正社員就職にも向いています。
物流業界は慢性的な人手不足ということもあり採用意欲が高く、フリーターでも積極的に採用されやすい環境が整っています。運転が好き、体を動かす仕事がしたいといった強みを活かしやすいため、働きながらスキルを身につけたいフリーターにとっては就職しやすい職業です。
7. 施工管理
施工管理は、建築物を建築する際に職人や大工などを束ね、スケジュール通りに建築を完了させる仕事です。
人手不足が激しい仕事のため、未経験のフリーターであっても熱意をアピールできれば内定を獲得できるでしょう。
また、施工管理に関する資格を取得することで、大規模な工事を担当できるようになるだけでなく、年収を大幅に上げることも可能です。
ただし、残業が多かったり肉体的にも精神的にもハードな仕事である点は知っておいてください。
施工管理には5つの管理領域があります。
| 管理領域 | 仕事内容 |
|---|---|
| 工程管理 | 工事のスケジュール調整や進行具合を確認する |
| 品質管理 | 建築基準法や設計図に沿っているかを確認する |
| 安全管理 | 作業員が安全に働ける環境づくりをする |
| 原価管理 | 工事の予算を超えないように調整する |
| 環境管理 | 現場の環境汚染を防止する |
役割が多いからこそ、スキルが身につけばどこでも活躍できる存在になりやすいでしょう。
| 平均年収 | 632万円 |
| 就職するメリット | ・手に職をつけることができる ・資格を取得できれば高い収入も狙える |
| 就職するデメリット | ・残業が多い ・肉体的にも精神的にもハード |
| 求められるスキル | ・調整力 ・スケジュール管理力 |
| 仕事に就くためには? | ・図面や設計書を読み取る学習意欲がある ・作業員や関係者とのコミュニケーションをとれる |
| 関連する資格 | ・建築施工管理技士 ・建築士 ・安全衛生責任者 |
平均年収出典:厚生労働省「建築施工管理技術者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
施工管理のキャリアパス
施工管理として経験を重ねると、現場全体を統括する現場所長や、複数のプロジェクトをまとめる工事部長など、上級管理職への道が見えてきます。
施工管理として働く中で身につく判断力や、リスクやコストに関わる管理能力は、チームをまとめるうえで欠かせないスキルです。これらの力は、より大規模な工事や複数の現場を担当する際にも役立ちます。
施工管理のキャリアパスは、経験を積むことで現場所長や工事部長といった上級管理職に昇進する選択肢があります。
現場所長は特定の工事現場の責任者として、安全管理や品質管理などの重要な業務を担当し、工事部長は複数のプロジェクトを統括する役割を担います。
施工管理の平均年収は現場所長が約655万円、工事部長は約757万円です。
責任が大きくなるにつれて収入アップが期待できます。ただし、施工管理の仕事は担当する工事の規模によって大きく変動します。特に大手ゼネコンや大規模プロジェクトを手がける企業では、より高い年収を期待できるでしょう。
フリーターからでも施工管理に就職できる理由
施工管理は専門性が求められるイメージがありますが、実際には未経験者向けの研修制度が整った企業が多く、フリーターでも挑戦しやすい職業です。建設業界は若手不足が深刻ということもあり、意欲を持って働きたい人材を積極的に採用する傾向があります。
現場でのOJTを通じて工程管理や安全管理の基本から学べるため、社会人経験が浅くても成長しやすい環境です。フリーターから就職して、施工管理技士の国家資格を取得すればキャリアアップができる点も特徴です。

山田 純輝/キャリアコンサルタント
「施工管理=ブラック」とは限らない。法改正で変わる働き方。
施工管理はブラックとは、一概には言えません。
なぜなら法改正の影響もあり、完全週休二日制の導入や残業時間の上限規制が進んでいるからです。
また、未経験から挑戦できる施工管理は、人材派遣会社での募集が多く、その環境で働く場合には月間の残業はおおよそ30時間以内に収まります。
少しややこしい話になってしまうかもしれませんが、施工管理の方が残業すると上乗せでコストがかかるため、なるべく現場としても残業をさせないように動きます。
そのため週休二日で、残業も日本社会の平均的な水準(月20時間前後)で働くことができるケースが多いです。
安定した業界で、雇用期間の定めもなく、残業も少ない環境で働ける会社も多く存在しますので、気になった方は就職アドバイザーに詳しいお話を聞いてみてください。
8. 大工・とび職
大工・とび職は、建設現場で木材加工や足場組立などの専門的な技術作業をおこなう職人の仕事です。
専門技術職ではあるものの学歴や経験を問わない求人が多いため、フリーターからなれる職業です。
大工や鳶職は、建築において直接手を動かして建築物を組み立てていく仕事です。いわゆる職人と呼ばれる仕事のため、技術を身につければ手に職をつけることも可能です。
自分の行った仕事が誰かのためになることが明確なため、やりがいを感じやすい仕事ともいえます。ただ、大工やとび職で身に付くスキルは建築にのみにしか活かせないため、他の仕事への転職が難しくなる可能性があります。
大工は木材を加工して建物の骨組みや内装を作る仕事なのに対し、とび職は職人が安全に作業できるよう足場を組む仕事がメインになります。
どちらも建物が存在する限り必要な仕事で新しい建物を作る、リフォーム、壊れた部分を直すといった場面で必要な職業です。2023年の住宅リフォームの市場規模は8兆2,500億円にも及び、8年間連続で増加しています。
(参考:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター『住宅リフォームの市場規模』)
今後も大工やとび職の仕事は需要が高い仕事と言えるでしょう。
| 平均年収 | 457万円 |
| 就職するメリット | ・技術を身に付けることができる ・自分の手で建築物を建てることができる |
| 就職するデメリット | ・肉体への負担が大きい ・他の職種に転職することが難しい |
| 求められるスキル | ・建築技術 ・コミュニケーション能力 |
| 仕事に就くためには? | ・手先が器用で細かい作業に集中できる ・高所作業や危険な作業に対する安全意識がある |
| 関連する資格 | ・建築大工技能士 ・とび技能士 ・足場の組立て等作業主任者 |
平均年収出典:厚生労働省「大工 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
大工・とび職のキャリアパス
大工やとび職のキャリアパスとしては、現場監督や、工務店・ハウスメーカーへの転職、あるいは「一人親方」として独立する道も考えられます。木材加工や足場の組立などで培った技術力や、図面を読み取る理解力などは、建築業界のあらゆる現場で求められるスキルです。経験を重ねることで、より高度な施工や管理業務にも携われるでしょう。
大工やとび職のキャリアパスは、見習いから始まり経験を積んで最終的に独立して一人親方になるのが一般的でした。
現在は資格を取得して工務店やハウスメーカーに転職したり、自ら起業するなど選択枠が広がっています。
経験年数による年収の推移を見ると、とび職は5年以上10年未満のキャリアで430万円から707万円、大工も同様に428万円から704万円です。
一人親方として独立した場合は、年収900万円も可能です。
平均年収出典:国土交通省『建設キャリアアップシステム(CCUS)におけるレベル別年収の公表』
フリーターからでも大工・とび職に就職できる理由
大工・とび職は特に体力と意欲が重視されるため、実務経験のないフリーターでも挑戦しやすい職業です。施工管理と同様に若手不足が進んでいることもあり、見習いとして基礎から技術を教えてもらえる環境が整っています。
就職直後は簡易作業や資材運搬から始め、経験を積むごとに専門技術を身につけられるため、手に職をつけたい人に向いています。長く働けば独立を目指すこともでき、将来的な選択肢が広がる点も魅力です。
9. ビルメンテナンス
ビルメンテナンスは、商業施設やオフィスビルなどのボイラーや空調機器などを定期的にメンテナンスする仕事です。
仕事を進めていく上では、電気回路などに関する専門的な知識が求められますが、就職をする時点ではフリーターであっても問題ありません。
メンテナンスが主な仕事となるため、異常がない場合ルーティンワークだけでまったりと働ける点は魅力と言えるでしょう。ただし職場によっては夜勤が発生することもありますので、応募する際は求人票をしっかりと確認しておいてください。
また、ビルメンテナンスの仕事は未経験可の求人も豊富ですが「ビルメン4点セット」と呼ばれる資格を取得すれば、市場価値の高い人材になりやすいでしょう。
ビルメン4点セットとは下記のとおりです。
- 第二種電気工事士
- 危険物取扱者乙種第4類
- 第三種冷凍機械責任者
- ボイラー技士2級
また、担当するビルによって忙しさが変わる点も理解しておきましょう。
24時間体制のビルや大型ビル、老朽化しているビルは、こまごまとしたトラブルが発生しやすく、対応回数が多くなる可能性があります。
| 平均年収 | 442万円 |
| 就職するメリット | ・まったりと働ける職場が多い ・機械系の技術を身に付けることができる |
| 就職するデメリット | ・夜勤がある ・収入を上げるには資格取得が必須 |
| 求められるスキル | ・観察力 ・学習意欲 |
| 仕事に就くためには? | ・定期的な点検作業に責任感を持てる ・緊急時のトラブル対応に冷静に対処できる |
| 関連する資格 | ・建築物環境衛生管理技術者 ・第三種電気主任技術者 ・エネルギー管理士 |
平均年収出典:厚生労働省「ビル施設管理 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
ビルメンテナンスのキャリアパス
ビルメンテナンスの経験を積むと、電気技術者や、空調機の運転・保守を行うボイラーオペレーターとして働く道が見えてきます。あるいは独立し、個人で管理業務を請け負うことも可能です。
電気・空調・給排水に関わる専門知識や、設備を効率的に運用する力は、ビル管理会社への転職や、設備管理全体を統括するポジションを目指す際にも評価されるでしょう。
ビルメンテナンス業界は、安定した需要と多様なキャリアパスが魅力的な分野です。
資格取得と経験を積み重ねることで年収アップを目指せます。将来的には独立開業も可能な職種です。
ビルメンテナンスのキャリアパスを以下の表にまとめました。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 電気技術者(第三種) | ビルの電気設備全般の管理者 | 755.2万円 |
| ボイラーオペレーター | 大型空調機や冷凍機の運転・保守 | 458万円 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『電気技術者』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『ボイラーオペレーター』
フリーターからでもビルメンテナンスに就職できる理由
ビルメンテナンスは丁寧な作業と継続力が重視されるため、未経験でも挑戦しやすい職業です。入社後の研修で設備管理の基礎を学べるほか、働きながら資格を取得することで業務の幅を広げられます。
建物管理の需要は常に一定で、安定性の高い業界である点もフリーターにとって魅力に感じられるでしょう。面接では学習意欲や継続力をアピールすることで、ビルメンテナンスとして向いてる人材と印象付けることが可能です。
10. 警備職
警備職はあらかじめ指定されたエリアの安全を守るために監視作業を行う仕事です。
特別なスキルは必要なく、注意力や体力があれば働けるため、フリーターでも問題なく就職できると考えられます。
業務中は基本的に1人で持ち場を担当することになるため、コミュニケーションが発生しないといった特徴もあります。誰かと会話することに苦手意識を持っているような人に向いている仕事と言えるでしょう。
また、警備職には4つの分類があります。4つの仕事内容と特徴を下記表にまとめましたので、参考にしてください。
| 分類 | 仕事内容 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 1号警備(施設警備) | ビル・商業施設・学校などの常駐警備 | ・落ち着いた環境が多く未経験でも働きやすい・夜勤あり |
| 2号警備(交通誘導・イベント警備) | 工事現場や駐車場での誘導、ライブや花火大会での雑踏整理など | 短期・日払い案件が豊富 |
| 3号警備(貴重品運搬警備) | 現金輸送や貴重品の護送など | 緊張感の高い仕事だからこそ経験者向き |
| 4号警備(身辺警護) | 著名人や公人の警護 | 国家資格や実務経験が必要 |
フリーターから資格を目指す場合は、1号警備と2号警備がチャレンジしやすいでしょう。
| 平均年収 | 376万円 |
| 就職するメリット | ・業務上誰とも話す必要がない ・残業が発生しない |
| 就職するデメリット | ・1日中立ち仕事になる ・業務でスキルを身に付けることが難しい |
| 求められるスキル | ・行動力 ・正義感 |
| 仕事に就くためには? | ・緊急時に冷静に対応できる判断力がある ・立ち仕事や夜勤に体力的に対応できる |
| 関連する資格 | ・警備員検定 ・普通救命講習 |
平均年収出典:厚生労働省「施設警備員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
警備職のキャリアパス
警備職は警備職として身につけた安全管理の専門知識や危機対応力を身につけられますキャリアパスとして現場での経験を積んで警備隊長や班長などのリーダー職を目指すのが一般的です。
その後、複数の現場を管理する警備会社の管理職へステップアップができるでしょう。また、3号警備(貴重品運搬警備)の資格を取得すれば、より高度な警備業務に挑戦する道もあります。平均年収は約300〜400万円ですが、1号や2号警備では身につけられないスキルを習得できるでしょう。
さらに、警備職で培った観察力や責任感は、建物管理や設備保守などの関連業界でも活かすことが可能です。
平均年収参考:運転ドットコム『警備員の平均年収はどれくらい?給料を上げる方法や業務内容を紹介』
フリーターからでも警備職に就職できる理由
警備業界は人手不足と高齢化が続いているため、フリーターも採用対象としている企業が多く、フリーターでも採用されやすい職種です。入社後には法定研修が義務付けられていることもあり、基礎知識や業務の流れをしっかり学べます。
責任感や丁寧な対応が重視されるため、フリーターの過去よりも現在の人柄が評価されやすい傾向があります。勤務形態が豊富で生活スタイルに合わせて働けますので、自由な働き方をしたいフリーターでも腰を据えて働けるでしょう。
11. 清掃職
清掃職は、決められた時間に決められた場所の清掃を行う仕事です。
オフィスビルや商業施設などの清掃が中心となり、簡単な業務を覚えれば誰でも働けることから、フリーターも就職しやすくなっています。
残業が発生しなかったり、コミュニケーションを取らなくても良いといった特徴がありますが、年収が低い点はあらかじめ認識しておく必要があります。
また、清掃職の仕事内容は建物の種類によって作業が変わりやすい特徴があります。
具体的にはオフィスビルでは、ゴミ回収・トイレ清掃などが中心です。商業施設(デパートなど)では、トイレやフロア清掃、利用者対応をおこなうからこそ、人通りが多く気遣いが必要でしょう。
また病院・クリニックは感染対策を含む清掃業務をおこなう必要があるため、衛生管理が厳しい環境での作業になります。学校・公共施設では職員室の清掃や掃除機がけ、ゴミ回収などをおこなうので、シニア層も働きやすい環境です。
| 平均年収 | 278万円 |
| 就職するメリット | ・残業が発生しない ・ルーティンワークで働ける |
| 就職するデメリット | ・収入が低い ・スキルが身に付かない |
| 求められるスキル | ・誠実さ ・集中力 |
| 仕事に就くためには? | ・体力的に立ち仕事や反復作業に対応できる ・衛生管理や安全管理の意識を持って働ける |
| 関連する資格 | ・ビルクリーニング技能士 ・清掃作業監督者 ・建築物環境衛生管理技術者 |
平均年収出典:厚生労働省「ビル清掃 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
清掃職のキャリアパス
清掃職で働くことで、建物の種類に応じた適切な清掃技術と衛生管理の知識が身につきます。また、効率的な作業手順を組み立てる計画性と、チームで協力して作業を進める協調性も養われるでしょう。
清掃職のキャリアパスは、まず現場で経験を積んで清掃作業のリーダーや主任を目指すのが一般的です。その後、複数の現場を管理する清掃会社の管理職へのステップアップが可能でしょう。
また、ビルクリーニング技能士などの資格を取得することで、専門性を活かした清掃コンサルタントとして企業の衛生管理をサポートする道もあります。民間業者でごみ収集の清掃員は平均年収が300~350万円なので、年収アップが可能です。
平均年収出典:株式会社シー・シー・クルー『清掃員の年収は他業種と比べて高い?平均年収や高くするコツをご紹介』
フリーターからでも清掃職に就職できる理由
清掃職は作業内容がシンプルで覚えやすく、未経験でも短期間で慣れやすい職業です。フリーター経験しかない場合でも問題なく、チームで協力して進める体制が整っているため安心して働けます。
働く時間を選択できる職場も多く、フリーターの時と同じような生活リズムで働ける点も魅力です。安定した需要があるため採用ニーズが高く、安定した雇用で長く働きたいフリーターは清掃職を目指してみるのも良いでしょう。
12. プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書をもとに、プログラミング言語を用いてシステムを開発していく仕事です。
プログラミングを覚えなければならないことや、論理的思考力が特に求められるなど、若干ハードルが高い仕事ではありますが、今までの学歴や職歴に関係なく技術力を身に付ければ、誰でも活躍できます。そのため、ポテンシャルの高さをアピールすればフリーターでも就職できるでしょう。
手に職をつけられるだけでなく、フリーランスとして独立することも可能な仕事のため、これから頑張って仕事を覚えていきたい人は挑戦してみる価値があります。
しかしプログラマーとして働く前には、プログラミングスキルを身につけておくと良いでしょう。入社後研修があっても、まったく知識がない状態では頭に入りづらいためです。未経験者はWebサイトやアプリ開発に関係しているJavaやPHP、Pythonの言語を学習するのがおすすめです。
パソコンがあれば無料で学習できるサイトもあるため、自宅でも基礎を学べます。また、制作した作品をポートフォリオ(作品集)としてまとめておくと面接時にアピールできます。
| 平均年収 | 557万円 |
| 就職するメリット | ・手に職をつけることができる ・キャリアパスが幅広い |
| 就職するデメリット | ・就職後も常に学習が必要 ・独り立ちまで時間がかかる |
| 求められるスキル | ・論理的思考力 ・プログラミングスキル |
| 仕事に就くためには? | ・プログラミングの基礎知識と実際にコードを書いた経験がある ・チームで開発プロジェクトを進めるコミュニケーション能力がある |
| 関連する資格 | ・情報処理技術者試験 ・Java認定資格 ・PHP技術者認定試験 ・Python3エンジニア認定基礎試験 |
平均年収出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
プログラマーのキャリアパス
プログラマーとして働くことで、複雑な問題を論理的に分析して解決する思考力と、効率的なプログラムを設計・構築する技術力が身につきます。
また、チームでシステム開発を進めるプロジェクト管理能力や、新しい技術を継続的に学習する自己成長力も養われるでしょう。
プログラマーの主なキャリアパスは下記表にまとめました。
| キャリアパス | 仕事内容 | 平均年収 |
|---|---|---|
| システムエンジニア | システム設計と要件定義を担当 | 574.1万円 |
| プロジェクトマネージャー | 開発プロジェクト全体を統括管理 | 752.6万円 |
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『システムエンジニア(Webサービス開発)』
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『プロジェクトマネージャ(IT)』
フリーターからでもプログラマーに就職できる理由
IT業界は需要に対して経験者が不足し続けていることもあり、未経験者向け求人が増えています。フリーターであっても、学習意欲や論理的思考力の高さを面接でアピールできれば就職は可能です。
ただ、やる気だけを示しても就職は難しいため、独学やスクールで基礎を身につけ、簡単な制作物をポートフォリオとして提出するなどの工夫が必要です。将来性の高い仕事で、働きながら専門性を高めたいフリーターはプログラマーを目指してみてください。
13. 介護職
介護職は、高齢者や病人など介護を必要としている人に対して生活介助を行う仕事です。
コミュニケーション能力と体力さえあれば取り組める仕事ということもあり、フリーターが正社員デビューする選択肢の1つとして選ばれている傾向にあります。
一度スキルを身に付ければ様々な場所で働けるだけでなく、今後も需要が高まる仕事と言われているため、腰を据えて長く働ける点が特徴です。
介護職は高齢化社会の進行により慢性的な人手不足で、未経験者でも積極的に採用している施設が多いので、フリーターからなれる職業と言えるでしょう。
また、仕事は介護サービスによって働き方が大きく変わります。施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設)では、高齢者が24時間入所しているため日勤・夜勤があり、未経験者向けの研修が整っている場合もあります。
在宅(訪問介護)は、1日に複数の利用者宅を訪問する働き方で、基本的に日勤のみとなっており、ある程度の経験を積んだ方に向いています。
一方、デイサービスは高齢者が日帰りで通う施設で、こちらも日勤が中心です。運動の補助などを行う機会も多いため、人と接することが好きな方に向いているといえるでしょう。
| 平均年収 | 390万円 |
| 就職するメリット | ・様々な場所で働ける ・新塚高く腰を据えて働ける |
| 就職するデメリット | ・肉体的にも精神的にもハード ・仕事で身に付くスキルが限定的 |
| 求められるスキル | ・コミュニケーション能力 ・ホスピタリティ |
| 仕事に就くためには? | ・高齢者や障害者との接触に抵抗がなく思いやりを持って接することができる ・体力的に介護業務や夜勤も対応できる |
| 関連する資格 | ・介護職員初任者研修 ・介護支援専門員(ケアマネジャー) ・介護福祉士 |
平均年収出典:厚生労働省「訪問介護員/ホームヘルパー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
介護職のキャリアパス
介護職で働くことで、利用者の身体状況に応じた適切なケア技術と、一人ひとりの気持ちに寄り添うコミュニケーション能力が身につきます。
また、介護職は資格を取得することでキャリアアップが可能です。まず介護職員初任者研修から始めて、実務経験を積んだ後に国家資格である介護福祉士を目指します。その後、介護支援専門員の資格を取得すれば、利用者のケアプラン作成という専門業務に就けます。平均年収も約430万円なので年収アップがかなえられるでしょう。
他にも、管理職として施設長や介護主任を目指すことも可能です。
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『介護支援専門員/ケアマネジャー』
フリーターからでも介護職に就職できる理由
介護職は資格がなくても応募できる求人が多く、未経験者を広く受け入れる業界ということもあり、フリーターでも挑戦しやすい職業です。研修制度やOJTが整っている職場が大半で、働きながら基礎から丁寧に学べます。
人手不足が続く分野で採用ニーズが高く、意欲やコミュニケーション能力を重視した企業が多い点も特徴です。就職後には介護系の資格取得が求められることもありますが、就職活動時点では無資格未経験で問題ありません。
14. ウェディングプランナー
ウェディングプランナーは接客経験が評価される仕事なので、フリーターからなれる職業です。
ウェディングプランナーは、結婚式を挙げようとしているカップルに対してアドバイスを行い、満足のできる結婚式を遂行できるようサポートする仕事です。
コミュニケーション能力は必要ですが、それさえあれば学歴や職歴に関係なく就職が可能です。
他人の幸せを間近で感じられるため、やりがいのある仕事である反面、結婚式を挙げようとする人が年々減ってきていることから、収入がなかなか上がらない可能性があるという点は認識しておく必要があります。
また、ウェディングプランナーとして働く場合は、まず先輩プランナーのアシスタントとしてスタートするケースが一般的です。その後、徐々に一人立ちし、担当するお客様を増やしていく流れになります。
アシスタントの仕事内容は主に次のとおりです。
- 新郎新婦との打ち合わせ後の事務処理や資料作成
- 引き出物の発注
- ブライダルフェアの予約管理
アシスタントからウェディングプランナーになれるチャンスがある会社を選ぶとステップアップしやすいでしょう。
| 平均年収 | 394万円 |
| 就職するメリット | ・他人の幸せに触れることができる ・やりがいを感じやすい |
| 就職するデメリット | ・業界全体が下火の傾向 ・プレッシャーが重い |
| 求められるスキル | ・スケジュール調整力 ・タスク管理能力 |
| 仕事に就くためには? | ・結婚式という特別なイベントに対する情熱と責任感がある ・土日祝日の勤務や繁忙期の長時間労働に対応できる |
| 関連する資格 | ・ブライダルプランナー検定 ・ブライダルコーディネート技能検定 ・カラーコーディネーター検定 |
平均年収出典:厚生労働省「ブライダルコーディネーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
ウェディングプランナーのキャリアパス
ウェディングプランナーは、結婚式という特別なイベントをプロデュースする経験を通して、お客様の理想を形にする企画力や複数のタスクを同時におこなうプロジェクト管理能力が身につきます。ウェディングプランナーのキャリアパスとして、チーフプランナーや新規獲得の営業になることが可能です。
また、企画運営力を活かしたい方はイベントプランナーとして転職するキャリアパスもあります。イベントプランナーの平均年収は690.7万円です。
平均年収出典:職業情報提供サイトjob tag『イベントの企画・運営』
フリーターからでもウェディングプランナーに就職できる理由
ウェディングプランナーは接客経験を評価する企業が多く、フリーター経験がそのまま活かせるため就職しやすい職業です。研修制度が整っている式場であれば、挙式の進め方やプランニングの基礎を働きながら習得できます。
常にコミュニケーション力や気配りが重視される仕事ということもあり、フリーター経験があることよりも、人柄が評価されやすい点も魅力です。一組の人生の節目を支えるやりがいがあり、成長意欲のある人に向いています。
15. インストラクター
インストラクターは、スポーツジムやフィットネスクラブなどに勤め、講師として体の動かし方を教える仕事です。職歴がなくても何らかのスポーツに精通している人であれば、フリーターでも就職が可能です。
コミュニケーション能力や運動に関する知識を持っていれば、将来的に自分のジムを経営することもできるため、体を動かすような仕事に興味がある人に特におすすめできます。
インストラクターの仕事は、受講者の人数によって必要なスキルが変わります。パーソナルトレーナーは、お客様の目標を達成するために専門知識を提供したり、体の動きを教えたりする必要があります。
グループレッスンのインストラクターの場合は、ポーズの知識を深めて全員が安全に体を動かせているか観察・誘導できるスキルが必要です。資格なしでもできる仕事ではありますが、資格を持っていた方が受講者は安心しやすいでしょう。
| 平均年収 | 414万円 |
| 就職するメリット | ・自分の得意な分野で働ける ・独立開業をすることができる |
| 就職するデメリット | ・キャリアパスが不透明 ・新規参入が多く長く働けるか不安を感じやすい |
| 求められるスキル | ・スポーツに関する知識 ・説明力 |
| 仕事に就くためには? | ・運動や健康に対する興味と基本的な知識がある ・人前で指導することに抵抗がなく表現力がある |
| 関連する資格 | ・健康運動指導士 ・JATI認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI) ・NSCA認定パーソナルトレーナー |
平均年収出典:厚生労働省「スポーツインストラクター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
インストラクターのキャリアパス
インストラクターとして働くことで、お客様の体力や目標に合わせた運動プログラムを作成する企画力と、安全で効果的な指導をおこなう専門技術が身につきます。インストラクターでのキャリアパスの一つは、フリーランスインストラクターとして独立する道です。
ただし独立した場合の平均年収は、約200〜1,000万円と大きな差が生じる可能性があることを覚えておきましょう。営業力や人気度合によって収入に大きな差が生まれ、安定した収入を得るのは厳しい傾向があります。
その他のキャリアパスは、スタジオやジムの店長として施設運営に携わったり、企業の健康経営サポートをおこなう健康運動指導士として活躍したりする選択肢もあります。
平均年収出典:株式会社クラブビジネスジャパン『フリーインストラクターの給料はどのくらい?高収入を得る為には』
フリーターからでもインストラクターに就職できる理由
インストラクターは専門資格が必須ではなく、人柄やコミュニケーション力を重視するためフリーターでも挑戦しやすい職業です。入社後の研修で指導方法や基礎知識を学べますので、未経験でも安心してスタートできます。
昨今では健康志向の高まりにより需要が増えていて、採用意欲が高い点も魅力です。体を動かすことが好きで明るい対応ができる人であれば活躍しやすく、スポーツ経験がある人であればより就職しやすい傾向にあります。
【希望別】フリーターからなれる職業
「正社員としてすぐに働きたい!」と思っているフリーターの方は、接客経験を活かせる営業職や販売職、ウェディングプランナーなどの求人を探してみましょう。
「手に職をつけたい」と考えている場合は、専門職ながら未経験者の採用が多い大工やとび職、プログラマーへの応募がおすすめです。
ここでは上記のような希望をはじめ、フリーターからなれる職業の中でも「安定した収入を手にしたい」「女性が働きやすい仕事をしたい」といった6つの希望を叶えやすい仕事を紹介します。
就きたい仕事にこだわりがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. すぐ正社員になれる仕事で働きたい
コンビニやカフェ、携帯ショップなどでアルバイト経験がある人は、「接客経験が高く評価される仕事」で正社員の内定を早くもらえる可能性があるでしょう。
たとえば、以下の仕事が挙げられます。
- 営業職
- 販売職
- ウェディングプランナー
これらの仕事はコミュニケーション力が評価される一方、専門知識や資格はそれほど重視されません。むしろ接客経験があれば「人と関わる力」や「気配りの姿勢」があるとして評価されやすいため、たとえフリーター経験しかなくても採用される可能性があるのです。
正社員として早く働きたい方は、上記のような仕事をぜひ検討してみましょう。
2. 手に職をつけたい
手に職をつけたいフリーターの方は、専門職の中でも、未経験者の採用が多い仕事への応募を目指すのがおすすめです。
たとえば、以下の仕事が挙げられます。
- 大工・とび職
- プログラマー
- 介護職
建築業界やIT業界、介護・福祉業界は慢性的な人手不足のため、仕事経験がなくても、熱意や向上心があれば採用される可能性が十分にあります。
入社後に研修やOJT(※)を通してスキルや知識を身につけられる会社も多いため、資格を持ってなくても安心です。
フリーターからなれる職業の中でも「手に職がつく仕事」を探している方は、上記のような仕事をぜひチェックしてみてください。
※OJT:職場での実務経験を通し、上司や先輩が業務に必要な知識やスキルを教える教育方法
3. 人間関係のストレスなく働きたい
人間関係のストレスなく働きたいフリーターの方は、未経験者の採用が多い仕事の中でも「個人作業が中心の仕事」を選びましょう。
具体的には、以下の仕事が挙げられます。
- 運送業
- 警備員
- 清掃
これらの仕事は、入社時に特別なスキルや経験が求められないことが多いため、仕事経験が浅いフリーターの採用も活発です。
たとえば運送業は荷物の配達が中心で、単独行動がメインです。警備員は建物や施設内を1人で見回る業務が多く、清掃の仕事も一人または少人数で作業を行うことが一般的です。
人とのコミュニケーションに疲れやすい方は、上記のような仕事を検討してみましょう。
4. 安定した収入を手にしたい
安定収入を手にしたいフリーターの方は、未経験者の採用が多い仕事の中でも「景気に左右されにくい仕事」や「需要が増える仕事」をチェックしてみてください。
具体的には、以下の仕事が挙げられます。
- 公務員
- 介護職
- 施工管理
公務員は“国の仕事”のため景気の影響を受けにくく、「長く安定して働ける」という点で代表的な仕事です。
高齢化が進む日本では介護職の需要がこの先も増えていきますし、都市開発やインフラ設備の老朽化などによって施工管理の需要も高まっていくでしょう。
就職後も安定した収入を手にしたい方は、こうした仕事を選択肢に入れてみてください。
5. 高収入の仕事で働きたい
高収入を手にしたいフリーターの方は、未経験者の採用が多い仕事の中でも「成果が給料に反映されやすい仕事」をチェックしてみてください。
具体的には、以下の仕事が挙げられます。
- 営業職
- 美容部員
- ウェディングプランナー
これらの仕事は、毎月の固定給に加え、売上や契約件数に応じて「歩合(追加報酬)」を受け取れることが多くあります。
たとえばハウスメーカーの営業職では、「1棟成約につき◯◯万円」といった形で歩合給が支給されるケースも少なくありません。
フリーターからなれる職業の中でも「稼げる仕事」に就きたい方は、上記の仕事をぜひ検討してみましょう。
6. 女性が働きやすい仕事をしたい
働きやすい仕事をしたい女性は、残業が少ない仕事や、福利厚生が充実している仕事、あるいはフリーランスとして柔軟に働ける仕事を選ぶのがおすすめです。
たとえば、以下の仕事が挙げられます。
- 一般事務
- 公務員
- 美容部員
事務職は定型作業が多く、会社にもよりますが残業は比較的少なめです。
公務員は、産休や育休、時短勤務などの福利厚生が整っており、ワークライフバランスを保ちながら働きやすいでしょう。
美容部員はフリーランスとして働くことも可能なため、家事や育児、介護などのすき間時間で働けます。
フリーターの女性は、こうした仕事をまずはチェックしてみましょう。
フリーターからなれる職業の特徴
フリーターからなれる職業の特徴としては、「未経験歓迎の求人が多い」「人手が大量に必要」「やるべき業務がシンプル」といった点が挙げられます。
実務経験や専門知識に乏しくても、「未経験歓迎」の募集が多い仕事であれば入社後の研修やOJTを通して業務に必要なスキルを身につけられます。
人手が常に必要な仕事は採用の間口が広いため、社会人経験や正社員経験がない人でも内定をもらえる可能性が高いでしょう。
業務がシンプルな仕事は「マニュアル作業」や「簡単な作業」が多いため、仕事経験が少ないフリーターの採用も活発です。ば、先ほど紹介した10個の仕事以外でも就職できるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
1. 未経験者歓迎の求人が多い
フリーターからなれる仕事は、基本的に未経験者歓迎の求人となっています。
未経験者歓迎とは、文字通り実務経験や社会人としての経験がなくても就職できる求人のことを指します。
実務経験や専門的な知識がない場合、就職をしても即戦力として活躍することは難しいでしょう。
その中でも、未経験者関係の求人であれば覚えるべき業務が多くないため、フリーターの方であっても就職後比較的すぐに独り立ちが可能です。
2. 人手が大量に必要
人手が大量に必要な仕事は常に人手不足になりやすい傾向にありますので、社会人経験者だけでなく、フリーターまで幅を広げて募集をしている傾向にあります。
イメージしやすい例で言えば、全国展開を行うアパレルショップは店舗ごとに一定の正社員を配置させなければなりません。そうなると人手が必要になってくるため、フリーターの方でも就職しやすいと言えるのです。
人手が大量に必要な求人については、様々な求人サイトで募集を見かけることができるといった特徴も見られますので、就職活動時には意識してみてください。
3. やるべき業務がシンプル
やるべき業務が比較的シンプルというのも、フリーターからなれる仕事の特徴です。
仕事を覚えればすぐに活躍出来る仕事であれば、フリーターも就職しやすい傾向にあります。
業務がシンプルかどうかは、求人票の仕事内容の欄を見れば判断することができます。
仕事内容を見てみて働くイメージが少しでも湧かないと感じたら、応募を避けておくことがおすすめです。
フリーターからなれない仕事の特徴
フリーターが内定をもらいにくい仕事としては、「専門的なスキルが必要」「募集枠がなかなか発生しない」「新卒採用が中心」の3つが挙げられます。
たとえば機械設計や研究職など、理系の大学院で専門分野を学んだ人が就くことが多い仕事は就職難易度がかなり高めです。
人事や広報などは新規の求人が少なく、経験者を中心に採用する企業が多いため、未経験からの就職は簡単ではありません。
金融業界やゲーム会社の総合職など、新卒採用がメインの仕事は中途採用の募集がほとんどないため、こちらもフリーターからの就職は難しいでしょう。
1. 専門的なスキルが必要
機械設計職やシステムエンジニアといった専門的なスキルが求められる仕事だと、フリーターは就職が難しいと考えられます。
企業から見ると、どうしてもフリーターはポテンシャルが低いと思われやすいため、就職をしてから「専門的なスキルを身に付けることができないのではないか」と考えられてしまいます。
専門的なスキルが求められる仕事に就職したい場合は、まずは関連する仕事に就職をしてから実務経験を積み、将来的に転職によるキャリアアップで就職を目指すことをおすすめします。
2. 募集枠がなかなか発生しない
なかなか募集をされないような仕事も、フリーターは就職が難しい傾向にあります。
募集枠が発生しないということは、それだけ厳選して企業が採用活動をしていると考えられますので、フリーターよりも正社員経験のある人材の方が採用されやすいと言えます。
募集人数が少ない職種には、人事、マーケティング、広報、経理などがあります。
なかなか募集枠が発生しないような求人に就職したい場合は、先ほどと同じく、まずは簡単な仕事で実務経験やスキルを磨いてからキャリアアップを目指すようにしてください。
3. 新卒採用が中心
新卒採用が中心の業界については中途採用がそもそも行われにくい傾向にあるため、フリーターが就職することが難しくなっています。
新卒採用が中心の業界としては、以下のようなものが挙げられます。
- コンサルティング業界
- 金融業界
- ゲーム業界
- 大手メーカー
これらの業界は大卒の新卒者を対象として大量に募集をかける傾向にあります。
既卒枠で就職活動することになるフリーターだと、そもそも応募することができないこともあるため認識しておいてください。
フリーターの就職に対する企業の目線
企業はフリーターであること自体を大きなマイナスとして捉えるケースは少ないのが実態です。むしろ社会人経験や専門的なスキルよりも、意欲やコミュニケーション力を重視する企業が多い傾向にあります。
これは近年の人手不足の影響もあり、企業が未経験者を受け入れる体制が整っていることや、若手の採用意欲が高い背景があります。面接対策にしっかり取り組み、前向きな姿勢を示すことで、フリーターでも十分に就職は可能だといえます。
ここからは、フリーターの就職に対する企業の目線を公的なデータを元に解説します。
フリーターであることは選考の評価にほとんど影響しない
厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査結果の概況」によると、正社員を採用する予定があった事業所の求人にフリーターからの応募があった事業所の割合は25.4%でした。
その内、実際にフリーターを正社員として採用した事業所の割合は18.5%だったため、フリーターをしていても7割以上の方が採用に至っています。
つまり、フリーターであることは選考の評価にほとんど影響しないといえるでしょう。
加えて、35歳以上のフリーターであっても採用しているケースが大半を占めるため、年齢が高くなると正社員になれないと言うわけでは無いこともわかります。
正社員経験がなかったとしても、企業は目の前の候補者の人柄を中心に見ているため、積極的に面接対策に取り組めば正社員になる事は可能です。
フリーターの採用に専門的なスキルは不要
先程の同調査によれば、企業がフリーターの採用で重視することのトップ3は、就職意欲や社会常識、コミュニケーション能力となっています。
反対に、業務に役立つような職業経験や学歴職歴は企業からはあまり重視されていないため、専門的なスキルは不要だと言えます。
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 68.7% |
| マナー・社会常識 | 59.8% |
| コミュニケーション能力 | 52.5% |
| 組織への適応性 | 33.4% |
| 業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力) | 19.9% |
| 業務に役立つ職業経験・訓練経験 | 17.5% |
| 体力・ストレス耐性 | 11.0% |
| 学歴・経歴 | 7.9% |
| 従順さ・会社への忠誠 | 7.8% |
| 柔軟な発想 | 5.9% |
| その他 | 1.2% |
出典:厚生労働省「年齢層、フリーターを正社員として採用するにあたり重視した事項別事業所割合」※15~34歳の内容のみ掲載
フリーターの求職者からすると、フリーター経験しかない自分に魅力を感じてくれないのではないかと考えてしまうかもしれません。
しかし、企業はこれまでの経験はあまり重視していないといったギャップがあることを理解しておくと、就職活動に前向きに取り組めるようになるでしょう。
フリーターから就職できた人の体験談
労働政策研究・研修機構の「大都市の若者の就業行動と意識の変容」によれば、フリーター期間が2年から3年の場合であっても、正社員になれた割合は56.6%に登ります。
実際にフリーターを長く続けていても正社員になれている人が多い中、どのようにフリーターから就職したのでしょうか?
ここからは、就職エージェントのジェイックを使って就職できた人の体験談を3つ解説します。それぞれ体験談の全文記事が見れるリンクも添付していますので、フリーターの就職活動の実態を知りたい人は参考にしてみてください。
35歳フリーターから就職できた体験談
大学卒業後は就職氷河期の影響で20社近く不採用が続き、フリーター先の古本屋で正社員になる道を考えたものの、家族の影響から薬学への関心が高まり、大学進学を決意した藤原さん。
薬学部では学びを楽しんでいましたが、国家試験に合格できない挑戦が続き、気づけば35歳となり別の道を選ばざるを得ませんでした。約10年ぶりの就職活動に不安を抱える中、就職サービスを利用したことで、年齢面の不安やキャリアの選択肢について冷静に整理でき、前向きに動き出すきっかけを得たといいます。
就活講座を受けたことで就職活動は一気にペースアップし、無事就職先が決まりました。同じように迷う人にも、自分一人で抱え込まず情報収集や相談を通じて道を拓いてほしいと話しています。
体験談の全文を読みたい人は以下のリンクも参考にしてみてください。
フリーターから理想の業界に就職できた体験談
就職直前までゲームセンターでアルバイトをしながら、誰かの笑顔を生み出せる場で働きたいと考えていたものの、社員が疲れ切った職場環境に違和感を抱き、社員登用を断ったといいます。
その後、家計や祖母の介護の事情から大学を中退し、短期間で就職先を決める必要があるなか、就活情報に乏しいことや時間的余裕のなさに不安を抱えていました。そこで就職支援サービスの講座や選考機会を活用し、自身の強みであるコミュニケーション力を生かせるブライダル業界の企業に就職しました。
現在は、笑顔あふれる職場で仲間とともに働ける喜びを実感しており、同じように就活が不安な人にも、一人で抱え込まず支援を頼ってほしいと感じています。その経験から、環境選びの大切さも痛感しているそうです。
体験談の全文を読みたい人は以下のリンクも参考にしてみてください。
大学留年フリーターから就職できた体験談
教師を目指して教員養成系の大学に進学したものの、部活動のアルバイトで「責任感が足りない」と叱責され「自分は教師になる資格がない」と自信を失ったと語っています。留年や体重増加、失恋が重なり、このままでは腐ってしまうという危機感から就職を決意しました。
キャリアコンサルタントとの対話や中退者向けの就活講座を通じて本気で向き合った結果、3社から内定を獲得し、一人暮らしもスタートしました。今は両親への感謝を胸に、大学中退という選択が正しかったと将来胸を張って言えるよう、目の前の仕事に全力で取り組んでいきたいと感じているようです。
体験談の全文を読みたい人は以下のリンクも参考にしてみてください。
なりたい職業がない時の対処法
就きたい仕事がない場合は、“やりたくない仕事”を考えてみましょう。
たとえば「立ち仕事は避けたい」「人と関わりたくない」など、こうした苦手なことを省いて残った仕事が“やりたい仕事”の可能性があります。
簿記2級やMOSなど、2〜6か月で取得を目指せる資格に挑戦するのもおすすめです。
これらの資格を取る過程で、自分が得意な分野や興味を持てる仕事が見つかることも多いからです。
入社後に仕事を好きになることも多いので、やりたい仕事を無理に決めようとせず、たとえば「面接官の印象」をもとに入社企業を決めるのも一つの方法といえるでしょう。
参考:BrushUP学び:「簿記2級の合格に必要な勉強時間を徹底解説!社会人は1ヶ月で取れる?勉強方法についても詳しく解説」
参考:キャド研「MOSの勉強時間はどれくらい?エキスパートに必要な時間や効率よくするコツ」
1. なりたくない仕事から考えてみる
なりたい職業が見つからないのであれば、消去法的になりたくない仕事から考えてみることがおすすめです。この世には多くの職業がありますので、ゼロから仕事探しをしようとするとどうしても腰が重くなってしまいます。
なりたくない仕事を消去法で潰していくことによって、残った仕事の中から応募先を見つければ良くなるため、スムーズに求人比較ができるようになるでしょう。
2. 仕事に活かせる資格を取得してみる
なりたい職業がない場合は、自分でも取得できそうな資格の勉強から始めてみることも1つの手です。例えば、日商簿記検定やマイクロソフトオフィススペシャリスト、TOEICなどはフリーターであっても手を出しやすい資格と言われています。
これらの資格の取得のために勉強を進めてみることで、資格を活かして働ける仕事に興味が出てくる可能性が考えられます。加えて、資格を取得できれば選考で有利になることもありますので、就職成功率を高められるといったメリットも考えられます。
3. 面接官の第一印象で決めても良い
どうしても就職をしたい職業が見つけられないのであれば、とりあえず気になる企業に応募してみて、面接官の第一印象で就職先を決めてみるのも良いでしょう。
面接官はその会社の顔とも言えますので、もし面接官の雰囲気が良いと感じたのであれば、就職後に良い雰囲気の職場で働けるといった期待が持てます。
もし圧迫面接をしてくるような場合は、就職後にストレスの溜まる働き方を強要されることもありますので、就職先の候補として外しても良いでしょう。
このように、仕事という観点だけでなく、社風という観点で就職先を選定してみることも試してみてください。

フリーターから正社員になる流れ
フリーターから正社員を目指す場合は、まず自己分析を行い、自分に合う職業を見極めることが重要です。その後は求人を探して応募書類を作成し、面接対策を進める流れが一般的です。
特に履歴書や職務経歴書は採用担当者が最初に目にする資料のため、これまでの経験を整理し就職熱意をしっかり伝える意識を持つことが大切になります。
ここからは、フリーターから正社員になる流れを詳しく解説します。それぞれフリーターが意識すべきポイントについてもまとめていますので、就職活動をスタートさせる前に理解しておきましょう。
1. 自己分析と業界研究を徹底する
フリーターが仕事選びを始める前には、自己分析や業界研究を徹底的に行うようにしてください。自己分析を行うことで仕事で活かせる自分の強みを理解することができますので、就職したいと思えるような職業を見つけやすくなります。
また、業界研究を行うことにより、それぞれの業界の将来性や働くイメージを具体化できるため、応募先を比較検討するフェーズでブラック企業を避けることが可能になります。
自己分析や業界研究の方法について詳しい人から直接教えてもらいたい場合は、就職エージェントのサポートを利用してみるのがおすすめです。
2. 就職サービスに登録する
フリーターからなれる職業は、ハローワークや求人サイト、就職エージェントを使うことで見つかります。
ハローワークには人手不足に悩んでいる中小企業・地元企業の求人が多いため、社会人経験がなくても採用されるチャンスが十分にあるでしょう。
求人サイトとは、インターネット上で求人を検索できるWebサイトのことです。
多くのサイトは「未経験OK」「経歴不問」といった条件で求人を探せます。
就職エージェントとは担当者が就職活動をサポートしてくれるサービスで、性格や希望条件に合った求人を無料で紹介してもらえることが特徴です。
ハローワーク
最寄りのハローワークに行き求職申込みをすることで求人を探せるようになります。
ハローワークに掲載されている求人を自由に検索できるだけでなく、ハローワークの職員に就職相談をすることも可能です。
また、ハローワークでは就職活動のセミナーが不定期に開催されていますので、初めて就職活動するようなフリーターに向いている方法と言えます。
ただし、ハローワークで募集されている求人は、基本的に地元密着型の中小企業のものが中心となります。別のエリアで働きたい人や、様々な求人の中から応募先を見つけたいと考える人には若干もの足りなさを感じるかもしれません。
求人サイト
求人サイトに登録することで、求人サイトに掲載されている求人に応募できるようになります。求人サイトには非常に多くの求人が掲載されているため、自分の条件にマッチした求人を見つけられるといった特徴があります。
加えて、求人サイトには未経験者歓迎の求人が多い傾向にあることから、フリーターがなれる仕事を多く見つけられる点もメリットです。
一方、求人サイトを使って就職活動を進める場合は、履歴書の準備や企業との対応まで全て一人で行わなければなりません。就職活動が初めてというフリーターにとっては、若干ハードルが高い方法と感じることもありますので注意してください。

山田 純輝/キャリアコンサルタント
求人サイトで探すのがおすすめの仕事は?
就職エージェントにはあまり求人がなく、求人サイトで探せる職種があります。
たとえばインストラクターやウェディングプランナー、事務職などの仕事が当てはまります。
上記のように、人気で採用が難しくない仕事は、求人サイトで募集されていることが多いので、就職エージェントを使わずとも見つけられる可能性があるのです。
しかし、人気の職種は、自分で応募しても落ちてしまう可能性が高いという問題もあります。
だからこそ、仕事を探すときは求人サイトだけでなく、就職エージェントを並行利用しないと損する可能性があります。
自分だけで求人探しや選考対策をするのではなく、就職エージェントも使うことで、より効率よく就活ができるので、求人サイトと就職エージェントは並行で活用しましょう。
就職エージェント
就職エージェントを利用することで専任のアドバイザーが担当に付き、様々なサポートを受けながら就職活動が進められるようになります。
キャリアカウンセリングを行った後、自分にマッチした求人を自動的に紹介してもらえるようになるため、求人探しを効率的に行えるようになります。
また、模擬面接の実施や履歴書の添削など、選考の通過率を高めるようなサポートも受けられますので、希望する求人に就職しやすくなる点もメリットと言えるでしょう。
就職エージェントによって紹介を受けられる求人が変わってきますので、できるだけ多く利用登録をしておくことがおすすめです。
3. 履歴書・職務経歴書を作成する
フリーターの場合、正社員経験がなかったとしても、職務経歴書の作成が必要です。フリーター経験を通じて得たスキルや実績、強みを具体的なエピソードとともに記載することがポイントです。
なかでも接客・販売・肉体労働などで身に付いたスキルは多くの職種で活かせるため、応募している求人の仕事に直接関係がなかったとしても積極的にアピールしましょう。また、志望動機ではフリーターから正社員になりたい理由と、その企業で働きたい理由を明確に示すことが重要です。
詳しい応募書類作成の方法を知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
4. 求人に応募する
フリーターは既卒枠で就職活動を進めていくことになりますが、既卒枠は基本的に募集人数が少ない傾向にあるため、書類選考で落ちる機会も増えてきてしまいます。
絶対に入社したい企業を見つけることももちろん大切ですが、まず正社員就職を目指すのであれば、フリーターの人はできるだけ多くの求人に応募することを意識してみてください。
まずは10社から20社程度の求人に応募してみることを目安として応募をしてみましょう。
5. 面接対策をする
面接では、フリーター期間に何をしていたのかの説明や志望動機、将来へのキャリアビジョンを整理して話せるよう準備しましょう。企業はこれまでの過去よりも将来どのように成長したいかを重視するため、前向きな内容と話し方を意識することが重要です。
また、フリーター経験から学んだことやアルバイトで工夫した点を具体的なエピソードとして話せるようにしておくと、説得力が増します。合わせて、基本的なビジネスマナーや身だしなみも見られるため、事前に就職エージェントなどで模擬面接をしておくと良いでしょう。
フリーターの面接対策のポイントについては、以下の基準を参考にしてみてください。
6. 面接〜内定
面接当日は応募者の人柄や意欲が重視されることを思い出し、誠実であることと、前向きな姿勢を示すことが重要です。フリーター期間が長くて不安でも、自分を良くみせようと嘘をつくのはおすすめしません。
企業によって面接の回数は異なりますが、フリーターを歓迎している未経験求人の場合は1回面接も多いです。面接回数によってブラック企業かどうかが変わるわけではないため安心してください。
無事に内定が獲得できたら、就職までにビジネスマナーや仕事の基礎知識を学んでおくとスムーズに働き始められます。
フリーターからなれる職業に関連する質問
フリーターでアルバイトなどで収入を得ている場合、職業は「無職」にはなりません。なぜなら、無職とは、仕事をしていない状態のことを指すからです。非正規雇用であっても仕事に就いている場合は無職にはなりません。
フリーターが職業を聞かれた際は、「アルバイト」「派遣社員」など、雇用形態を答えます。もしくは、「飲食スタッフ「アパレル店員」「書店員」などと職業名を答えてもかまいません。
フリーターから正社員になる流れは、①求人探し②履歴書・職務経歴書の作成③求人応募④面接⑤内定承諾⑥アルバイトの退職⑦入社という流れになります。
フリーターから正社員として就職するまでには、2ヶ月~3か月程度かかるのが一般的です。
3か月程度かかることを見越して就活スケジュールを立てましょう。
質問について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
まとめ
フリーターからなれる仕事を17個ご紹介しました。
フリーターからなれる仕事の特徴としては、未経験者歓迎の求人であったり、やるべき業務がシンプルなど、就職してから独り立ちするまでに時間がかからないといった観点が挙げられます。
未経験者歓迎の求人を多く見つけるには求人サイトが有効ですが、求人サイトの場合は自分1人で就職活動を進めていかなければならないため、就職活動全般に不安を感じているような人は就職エージェントの利用を検討してみてください。




当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。






































山田 純輝 キャリアコンサルタント
大学卒業後、大手広告代理店にて広告営業職として従事。その後、一貫して8年間にわたり人材業界に身を置き、累計3,000回を超えるキャリア面談実績を積む。特に、フリーター・ニート・既卒といった若年層の就職支援に深く従事。