

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)
飽きっぽいけど仕事を続けることができるのか?と考える人もいます。実は飽き性の人でも仕事を続けることができます。この記事では飽きっぽい人が向いてる仕事や特徴、飽きっぽい人の強みや弱みについて解説しています。飽きっぽくてなかなか仕事を続けることができなくて悩んでいる方は、この記事を参考にして、今後の就職活動に役立ててください。
飽き性に向いてる仕事3選

飽き性な人に向いているおすすめな仕事は、以下の3つです。
- 営業職
- 企画
- クリエイター
なぜ向いているのかについて、詳細を以下で解説していきます。
1.営業職
営業職は、顧客のニーズをヒアリングし、解決手段となる商品やサービスを提案する仕事です。営業に対して、自社の商材を売り込むイメージを持つ人もいますが、それよりは「顧客の課題を一緒に解決する存在」といった方が適切でしょう。営業には、法人営業と個人営業、有形商材と無形商材など、幅広い種類があります。そのため、自分に合う企業や働き方を選びやすいことも、営業職の特徴です。
飽き性な人が営業職に向いている理由は、全く同じ課題・解決策は存在しないからです。人や企業の数だけ悩みはあり、そのたびに最適な解決策を提案するので、単純作業に比べて飽きることが少ないでしょう。
また、新しい出会いも多いので刺激があり、飽きにくい仕事です。さまざまな価値観の人と交流することで、「なるほど、そういう考え方もあるのか!」と新しい発見もあるので、飽き性の人にはおすすめです。
2.企画
企画系は、調査データ・情報・過去の経験に基づき、今後の戦略や行動プランを考える仕事です。具体的には、以下の業務を行います。
- 自社商材のPR方法
- 売れる商品・サービスの開発
- 販促ツールの作成
- 自社のイメージアップ戦略
- 顧客の調査
企画職は「新しいものを生み出す」という意味で、とてもやりがいのある仕事です。どの業界でも必要不可欠な存在ですが、以下の業界では特に必要とされています。
- メーカー
- コンサルティング
- マーケティング
- 小売
企画が飽き性の人におすすめな理由は、その時々に応じて最適な戦略や手段が異なり、飽きることが少ないからです。好奇心旺盛な人には、新しい知識や情報が吸収できて、やりがいを感じられる仕事でしょう。
3.クリエイター
クリエイターの定義は「自身の持つスキルや能力を具体化し、価値として提供する人」とされています。クリエイターとよく混同されるアーティストとは、以下の違いがあります。
- クリエイター:顧客からの依頼を受け、依頼に応じた制作物を提供する
- アーティスト:自身の価値観を形にし、それに賛同した人が対価を支払う
また、クリエイターと一言でいっても、以下のようにさまざまな種類があります。そのため、あなたの適性に合った手段を選べることも特徴です。
- デザイン
- イラスト
- プログラミング
- 映像
- ゲーム
- VR
自分の作ったものが世にリリースされるのは、やりがいや達成感も大きいでしょう。そして、クライアントによって求めるものは変わるため、飽きずに続けやすい仕事といえます。さらに、クリエイターは手に職がつくので、独立して働きやすい環境を手に入れやすいことも強みです。
飽き性の3つの強み
飽き性の人は、大きく以下3つの強みがあります。
- 変化に対応できる
- 最新の知識を得て、スキルアップしている
- 物事に集中して取り組める
これらの強みは、先ほど紹介した3つの仕事(営業・企画・クリエイター)にも活かせる点が多いです。
常に変化がある
飽き性の人は、どんどん新しいことに挑戦して、豊富な経験を持っています。「飽き性=同じ状態でいるのが好きではない」といえるので、柔軟に変化できる点が強みです。
特に企画やクリエイターにおいて、求められるものや流行は常に変わっているので、変化についていけることが重要です。やはり、飽き性の人には向いている仕事といえるでしょう。
最新の知識やスキルアップをする
飽き性な人は「最新のもの」が好きで、新しい知識やスキルを早く身につけられる傾向があります。あなたはこれまで、以下のような経験はありませんか?
- 好奇心旺盛で、いろんなことに挑戦したくなる
- 趣味が多い
- やりたいことが多くて時間がない
- 転職回数が多い
- よく引っ越す
上記に当てはまる人は、飽き性である可能性が高いですが、同時に「多くの新しいことに挑戦している人」ともいえます。人の脳には元々「恒常性」という、変化を避ける性質が備わっていますが、飽き性の人は、新しいことに挑戦するストレスが少ないのです。先ほど紹介した営業・企画・クリエイターのどれもが、常に最新の情報収集が求められるので、向いていると考えられます。
集中して取り組むことができる
飽き性の人はワーキングメモリ能力が高く、集中力のある人が多いです。ワーキングメモリとは「短期記憶を保管する能力」で、集中力はワーキングメモリの量と比例関係にあります。特に営業職では、顧客の話をヒアリングすることが必要なので、集中力が活かせるでしょう。また、集中力のある人は、物事の上達スピードも早いといわれています。
このように、飽き性の人は大きな強みがあるといえるでしょう。
飽き性の3つの弱み
反対に、飽き性の人は、以下3つの弱みを持っています。
- 同じことを続けられない
- 変化が少ない
- 忍耐力がない
それぞれ、詳しく解説していきます。
同じことを続けることができない
同じことを続けられないのは、最もイメージしやすい飽き性の短所でしょう。この短所がマイナスに働くと、物事を継続できずに「中途半端なスキルが複数ある」という状態に陥りがちです。
仕事でいうと、以下のような同じような作業が続く仕事は、飽き性の人には向いていないかもしれません。
- 工場の作業員
- 経理
変化が少ない
意外にも「変化が少ない」飽き性の人もいます。実際「仕事が長続きしない」という人が転職を繰り返し、これといったスキルが身につかないまま歳を重ねる人は多いです。長期的にみると、飽き性の人より1つのことをコツコツ続けていた人の方が、成長していたケースはよくあります。
そのため、まずは飽きが来ないと思える、自分が続けられそうな仕事を見つけましょう。特にルーティン化しやすい、以下の仕事は避けたほうが無難と考えられます。
- 事務職
- 運送ドライバー
- 警備員
忍耐力がない
飽き性な人は、忍耐力がないことも多いです。これがマイナスに働くと、物事を途中で投げ出す「責任感のない人」と思われてしまいます。そのため、研究職のような、長期で成果を出すような仕事は向いていないことが多いでしょう。
また、「自分はなんて忍耐力がない人間なんだ…」と自覚することで、落ち込んでしまう人もいます。では次に、飽き性の弱みを強みに変えていく方法を解説していきます。
飽き性がやった方が良い行動3選
ここでは、飽き性な人が自分の特性を活かし、社会で活躍できるコツを紹介します。具体的にやったほうが良いことは、以下の3つです。
- 自己分析を行う
- 企業について調べる
- 将来を考えた転職を行う
ポイントは「飽き性をなんとか改善しよう」と思わず「飽き性をどう活かすか」を考えることです。以下、詳しく解説していきます。
自己分析を行う
まずは、過去のできごとを振り返り、自分の傾向を分析してみましょう。基本的には飽き性であっても「これだけは続いている」というものがありませんか?
- 1年以上続いたものは、なぜ続いたのか
- すぐにやめてしまったことは、なぜ続かなかったのか
を考えてみてください。飽き性の人は「どんな要因があると続けられるのか」を理解することで、長続きするコツが見つかります。
- 何時間でも本を読める
- DIYをしていたら、あっという間に1日が終わっている
など、自然と続けられるものは何かを考えてみてください。
また、「すぐに辞めてしまったこと」もリストアップしてみましょう。あなたがすぐ辞めてしまうことの共通点を見つけられれば、次に活かすことができます。
例えば、下記のようなイメージです。
- 高校時代の部活動をすぐ辞めてしまった
- 学生時代のアルバイトをすぐ辞めてしまった
- 以前に勤めていた会社をすぐ辞めてしまった
これらの共通点が「一緒にいた人が苦手だった」であれば、すぐ辞めてしまうのは「人が原因」という仮説が立ちます。そのため、次の転職先を調べるときは「どんな人たちが働いているか」を重点的に調べると良いでしょう。
「自己分析は苦手」という人は、後述する「就職カレッジ」を活用することで、きちんと自己分析できるので安心してください。
企業について調べる
自己分析の次は「飽きずに続けられそうか」という視点で、企業分析をしてみましょう。「飽き性」と一言でいっても、人によって続けられるもの・飽きてしまうものは異なります。先ほどの自己分析と合わせて、ストレスなく続けられそうな仕事・企業を探してみてください。
また、向いている仕事を選びと同時に、自分で変化を作れる「自由度」がどのくらいあるのかも調べましょう。飽き性の人にとって自由度の小さい仕事は、退屈に感じることが多いです。
企業の情報は、下記などで調べることができます。
- 企業のホームページ
- 求人情報
- SNS
- 口コミサイト
どうしても調べるのが苦手な人は、後述する「就職カレッジ」を活用することで、キャリアアドバイザーが企業情報を提供してくれます。
将来を考えた転職を行う
今の仕事がつまらないと思う人は、将来を考えて転職するのも1つの方法です。飽き性な人は、将来性のある仕事に就くことをおすすめします。「1年後には、今よりレベルアップできている」などのイメージが持てれば、仕事を頑張るモチベーションになりやすいからです。人はゴールが見えていないと頑張れないことが多いですが、特に飽き性な人はモチベーションを切らさないためにも、段階的に成長できる環境に身を置きましょう。
「将来性のある仕事がわからない」「モチベーションを保てる仕事がわからない」という人は、次で紹介する就職カレッジのキャリアカウンセリングを受けてみてください。
飽き性がやった方が良い行動3選
今の仕事に悩んでいる飽き性な人は、就職カレッジを活用しながら仕事選びをするのがおすすめです。「就職カレッジ」とは、私たちJAICが行っている就職サポートです。
くりかえしですが、下記のようなサポートを実施しています。
- 自己分析のサポート
- 企業情報の提供
- あなたに向いてる仕事や求人の提案
プロのキャリアアドバイザーが相談に乗り、一緒に将来を考えていくことが可能です。特に就職カレッジは、未経験者の就職・転職支援を得意としているので「これまで仕事が長続きせず、これといってアピールできるものがない」という飽き性の人にも、使いやすいサービスといえるでしょう。
まとめ
以上、飽き性で仕事が長く続かない人に向けて、飽きっぽい人に向いている仕事の紹介、強みや弱み、やった方がいいことを解説しました。飽き性の人でも、長く働いてスキルアップすることは可能です。
そのためには自分に合った仕事・企業選びをしていきましょう。JAICなら学歴不問で転職活動に必要なスキルがすべて学べるので、よければ情報収集に活用してください。