

※1. 就職支援サービス「就職カレッジ」の実施年数
※2. 2005/5/1~2023/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3.入社日2022/8/1~2023/1/31に入社した人材の3か月定着率
※4. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合
やりたい仕事がないために、就職活動のやる気が起きない方は多いのではないでしょうか。結論からいうと、やりたい仕事は考えても意味がないことが多いです。なぜなら、やったことのない仕事に対して自分の想像だけでやりたい、やりたくないを判断するのは不可能だからです。
それだけでは納得できない!という方のために、この記事ではやりたい仕事がない方に向けて、その原因の紹介と、どうすればヒントをみつけられるのかを解説しています。やりたい仕事をみつける際の注意点もご紹介します。
この記事を読み終える頃には、やりたい仕事のイメージがついて次の行動が明確になっているでしょう。
- およそ半数の人はやりたかった仕事についていない
- やりたい仕事の探し方7選を参考に探してみよう
- やりたい仕事がどうしても見つからない時のために3つの対処法も解説!
この記事の目次
やりたい仕事がないことはよくある?

やりたい仕事がない、自分が何をやりたいかわからない。そんな悩みを抱えている人は、実は少なくありません。小さい頃は、「〇〇になりたい!」という明確な目標があったのに、大人になるとやりたい仕事がわからなくて困っている、という人は多いのではないでしょうか。そんなときは、「やりたい仕事」のとらえ方について考え直してみてはいかがでしょうか。
やりたい仕事がない人は多い
そもそも、世の中のどれくらいの人が、やりたい仕事に就いているのでしょうか。
株式会社ビズヒッツが働く男女500人に行ったアンケート調査によると、「今の仕事はあなたがやりたかった仕事ですか?」という質問に対して、「はい」と答えた人は53%で、「いいえ」と答えた人は47%という結果でした。
およそ半数の人は、やりたかった仕事についていない現状にあることがわかります。
やりたい仕事に就かないと、仕事にやりがいや面白みを感じられないのでしょうか?決してそんなことはありません。
先ほどの調査によると、仕事でやりがいを感じる瞬間のベスト3は以下の通りでした。
- 1位:感謝されたとき(88人)
- 2位:仕事がうまく行ったとき(85人)
- 3位:顧客や会社に貢献できたとき(40人)
1位の「感謝」や3位の「貢献」など、誰かの役に立てたときに、仕事のやりがいを感じる人が多いという結果になっています。
逆に「仕事自体が楽しい」と答えた人は21人で7位です。仕事の内容自体よりも、仕事をした結果何を生み出したかということが、ある程度やりがいに影響していることがわかります。
最初は特にやりたい仕事ではなかったとしても、真剣に向き合って、その結果人に感謝されたり成果を出したりできれば、やがてその仕事にやりがいや面白みを感じてきます。
結果として、自分の仕事が「やりたい仕事」になっていくこともあるでしょう。
「やりたい仕事」は考えても仕方ない
やりたい仕事がないからといって、そのことばかり考え「やりたい仕事を見つけなくては」と思い悩み停滞することは、おすすめしません。
前述の通り、仕事で感謝されたり成果を出したりすると、仕事にやりがいや面白みを感じられるようになります。
逆に「やりたい仕事」に就けたのに、実際に働いてみて「思っていたのと違う」というギャップを感じ、やりがいを感じられないのもよくあることです。
やりたい仕事がないからといって、いますぐ無理やり「やりたい仕事」を見つけようとしなくても問題ありません。まずは、いまやっている目の前の仕事を一生懸命やることも大切です。
ただし、本気でやりたい仕事を見つけたいという方は、そのために行動していく必要があります。
好きなことを仕事にするためのポイントについては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
20代・30代・40代で求められるスキル・経験
年代によって企業から求められるスキルや経験は異なります。
20代は、実績や経験よりも仕事への意欲やポテンシャルが重視されます。また、新しい環境や仕事内容にも対応できる柔軟性も企業から期待される点です。
30代の場合は、即戦力になる知識や経験、実績を重視されます。加えて、30代は管理職経験のある転職者もいるため、リーダーシップを求められることもあります。そのため、これまで培ったスキルを転職先の企業でどう活かせるかアピールすることが重要です。
40代は、より高度な専門知識やマネジメント力が重視されます。経営や財務の知識など職種を問わず必要となる知見がある場合は、より企業からの需要が高くなるでしょう。
年代別のやりたい仕事の探し方は、以下の記事を参考にしてください。
やりたい仕事がない人の特徴

ここでは、やりたい仕事がない人の7つの特徴をご紹介します。
仕事に興味がない
いまの仕事に興味がないことが「やりたい仕事がない」という発想につながっている人もいるかもしれません。
仕事に興味を持てない理由として、以下が考えられます。
- 現職がやりたい仕事ではない
- 現職の仕事に目標を持てない
- 仕事以外のことへの興味が強い
まず、いまやっている仕事が特にやりたいことではなく、その結果仕事に意欲的になれないケースはあるでしょう。「なんとなく就職した」「自分の希望ではない部署や業務の担当になっている」などの場合にも見受けられます。
いまの仕事に大きな不満はないものの、現状維持で毎日淡々と働いていて、これといった目標がないケースも考えられます。
また、仕事よりも趣味や遊びなどプライベートの活動への関心が強いため、仕事にいまひとつ興味が持てない人もいるかもしれません。
仕事に興味がない人の対処法について、以下の記事でくわしくご紹介しています。
いまの仕事に興味を持つための方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分にできる仕事がわからない
やりたい仕事を見つける以前に、自分にできる仕事が何なのかわからないという人もいるでしょう。
自分にできる仕事がわからない理由としては、以下が考えられます。
- 現職でミスが多いなど、仕事への自信をなくしている
- 社会人としてのキャリアが短い/まだスキルが乏しい
- 自己分析が十分にできていない
まず、いまの仕事でうまくいかないことが多いと「自分は仕事ができない」と思い込んでしまう要因になります。また、社会に出てからあまり経っていない人だと「そもそも、まだできること自体が少ない」ということもあります。
自己分析が不十分で、自分の強みや得意なことをいまひとつ理解できていない可能性もあるでしょう。
自分に自信がない
自分に自信がないと「自分の考え」を持つことが難しくなります。周囲の人の目や評価を気にしてしまったり、一般論を重視するあまり、自分の本当にやりたいことがわからなくなってしまうのです。
株式会社ミライセルフが実施した就職活動に関する調査によれば「他人からの評価や見られ方をより大切にする(他己評価)」と回答した人の割合が20~24歳では53.9%、25~29歳では48.5%、30~34歳は40.9%となっていて、年齢が若いほど、自分の考えよりも人の評価を気にする人が多いことがわかります。
周りの目を気にしすぎている人はついつい他人が羨むような会社や、尊敬されるような職業に就こうと考えてしまいます。しかしそれが、必ずしも自分がやりたい仕事と一致するとは限りません。
また、「やりたい仕事より安定や収入を優先すべき」「安易に転職せずひとつの会社でがんばるべき」などの一般論を重視する人も、なかなかやりたい仕事が見つかりません。
周囲の意見も大切ですが、まずは自分ファーストで「自分がどんな仕事がやりたいのか」「自分はどうしたいのか」を考えてみることで、やりたい仕事を見つけることができるでしょう。
自分が将来どうなりたいかが見えていない
株式会社DYMが2020年卒の884名の男女に実施した就職活動に関する調査によると「就活で困っていること」で最も多かった回答が「自分に合う企業がわからない」で、884人中504名が回答しています。
就活中の過半数の人が、自分に合う会社がわからない、つまり自分のことが理解できていないということがわかります。
また、日経BPコンサルティングが20~60代の2782名の男女を対象とした「調査結果 将来的なキャリアプランを描いていますか?」によると、「将来に向けたキャリアプランを描いていますか?」 という質問に対して、男性の49.1%、女性の42.5%が「特に考えていない」と回答しています。
20代~60代の社会人も、半数近くが将来のビジョンを描けていないのです。
「どんな仕事をしていきたいのか」「3年後、5年後、10年後はどうなっていたいのか」などが自分のなかにあれば目指すべきことのために行動できますが、自分なりのビジョンがないと、ただ漠然と働くだけになってしまうことも多いといえます。
なんとなく仕事をしている/自分から行動していない
ニュースサイトのしらべぇが全国20~60代の男女690名に実施した「今の仕事に満足している人の割合」によると「今の仕事に満足している」と回答した人は、20代の男性が34.8%で女性が40%、30代の男性が24.2%で女性が38.2%と、約全体の2~4割程度です。
なんとなく仕事をしている人や、自分から積極的に行動していない人は、やりたい仕事を見つけにくいでしょう。
「仕事は生活のために仕方なくやるもの」という考え方だと、本当にやりたい仕事にはなかなか出会えません。また、実はやってみたいことがあるのになんだかんだと理由をつけてやらないのも、状況は変わらないままになってしまうでしょう。
本当にやりたい仕事をしたいのであれば、片っ端からいろんなことにチャレンジしてみたり、情報収集を徹底したり、いまの状況に危機意識を持つなど、思考や行動を大きく変えることが必要です。
情報収集できていない
やりたい仕事を見つけるためには、どのような職種や業種があるのかを知ることが大切です。
たとえば、自動車関連の仕事と言っても、技術者やエンジニアだけでなく営業職、自動車教習指導員、レンタカー店舗スタッフなどさまざまな仕事があります。
「○業界といえばこの仕事」といったイメージにとらわれず、色々な仕事に目を向けることでやりたい仕事が見つかりやすくなります。
産業別やテーマ別に仕事を調べられる職業情報提供サイトjobtagなどを活用して情報収集してみましょう。
世間体・条件ばかり気にしている
世間体を気にして大企業に絞ったり、給与や休日など条件を厳しく設定して求人を探したりしていると、やりたい仕事が見つかりにくくなる可能性があります。
有名な企業でなくても、優良企業や自分が挑戦したい仕事ができる企業は存在します。世間体や会社の知名度よりも「どんな仕事をしたいか」「どんな企業で働きたいか」を軸にしましょう。
また、働くうえで労働条件は大切ですが、あまりにも細かい希望条件は選択肢を狭めてしまう可能性があることも頭に入れておきましょう。
やりたい仕事の探し方

ここでは、やりたい仕事を見つける7つの方法をご紹介します。
「楽しかったこと」「好きなこと」の中から見つける
やりたい仕事を探す方法のひとつに、自分がやっていて楽しかった・好きなことから見つけるという選択肢があります。
まずは学生時代を振り返ってみて、学校行事、バイト、勉強、部活、スポーツなど、自分が熱中してチャレンジしたこと、楽しみながら取り組んでよい成果が得られたことなどを書き出す方法がおすすめです。
昔のことだけでなく、いまの仕事やプライベートのなかで楽しんでできていること、好きだと感じることも、同じく書き出してみましょう。
「楽しい」「好き」だと素直に感じられるものは、やりがいを持って取り組めることである可能性が高いといえます。ひととおり書いたら、そのなかで仕事と関連がありそうなものがないか、見つけてみましょう。
「評価されたこと」「褒められたこと」の中から見つける
自分が周囲の人から評価を受けたり、褒められたりしたことはどんなことなのか、書き出してみましょう。どんな人でも、必ずそういった経験はしているはずです。
大げさなことでなくとも、どのようなことでも大丈夫です。たとえば以下のようなことも、もちろん書き出してOKです。
- 表やリストをつくる
- 人に何かを教える
- 計画・スケジュールを立てて実行する
- 「優しい」「話が上手」などの性格や行動面
自分では当たり前のように上手にできることが、ほかの人も同様にできるとは限りません。人からよい評価を受けたところというのは、第三者が客観的に見ても目立ってできているというレベルですので、自信を持ってよい部分です。
「やりたくないこと」を考えてみる
これまでを振り返ってみて「嫌だったこと」「やりたくないと感じたこと」を書き出していくのも効果的です。たとえば学生生活やバイト経験、社会人の方はいまの会社で経験したことでも構いません。
たとえば、以下のようなものが思い浮かぶかもしれません。
- 不特定多数の人と接すること
- 細かい数字やデータを扱うこと
- 大勢の人の前で発表すること
- 人との間に入って調整すること
- ひとりで黙々と作業をすること
- 長時間座ってじっとしていること
嫌だ・やりたくないと感じることは、人それぞれ違います。逆に、これらのことがまったく苦にならず、むしろ好き・得意という人も存在します。
たとえば人と接する・人との間に入ってやりとりをすることが嫌だと感じる人は、少なくとも接客や営業の仕事は向いていないということになります。逆に、人との関わりが少ない・自分のペースで進められる仕事に適性があるのかもしれません。
このように、嫌だったことややりたくないことを本音ベースで書き出すことで、逆に自分のやりたい仕事や向いている仕事が見えてくる可能性が高まります。
どんな仕事があるのか調べてみる
世の中には、想像以上にたくさんの仕事が存在しています。厚生労働省「職業名索引」には、1万7209種類もの職業が掲載されています。
どのような仕事があるのか調べることで、以下が期待できます。
- 思いつかなかった分野の職業を知ることができる
- 自分に合いそうな仕事と出会うきっかけになる
- 「あまり知られていない、おもしろそうな仕事」が見つかる
仕事というと、たとえば「事務」「営業」「エンジニア」「デザイナー」など、一般的によく知られている職業を想像する人が多いのではないでしょうか。
しかし実際には職業は細分化されており、なかには「世の中にはこんな仕事もあったのか」と感じるようなものもあります。自分に適性がありやりがいを感じられる仕事に出会うため、まずはいろいろな職業を知るのも一案です。
世の中にある面白い仕事は、以下の記事でくわしくご紹介しています。
「ひよこ鑑定士」などのユニークな仕事についても解説していますので、ぜひご覧ください。
身につけたいスキルから考える
「自分が身につけたいスキルは何か」から、考えるのもひとつの方法です。どんな職業にも応用できるおすすめの仕事のスキルとして「ポータブルスキル」があります。
ポータブルスキルとは「業種や職種が変わっても通用する持ち運び可能な能力」のことです(厚生労働省「ポータブルスキル活用研修」より)。つまり、その仕事に必要な専門技術・能力とはまた別のスキルということになります。
ポータブルスキルを身につけておいたほうがよい理由として、以下があります。
- 転職したとき、専門技術・能力の獲得に専念できる
- やりたいことが見つかったとき、安心して挑戦しやすい
ビジネスパーソンとしての「基礎」「土台」ができていれば、どんな仕事にもチャレンジしやすくなります。ポータブルスキルを身につけておくことで、将来の仕事選びの選択肢が広がるというメリットがあるのです。
キャリアプランから考える
数年後に自分がどうなっていたいかを考えることで、挑戦したい仕事が見つかることもあります。
たとえば、ひとつのことを極めたいから専門性の高い仕事がしたい、しっかりと稼ぎたいから成果が給与に反映される仕事がしたい、ライフワークバランスがとれる働き方がしたいなど、将来から逆算して考えてみましょう。
仕事を通して「なりたい自分」を探すことで、その理想像が実現できる仕事や働き方が見えてきます。
転職エージェントに相談する
自己分析・キャリアプランを自分で考えることが難しい人や、やりたいことがわからないと悩む人は、転職エージェントに相談することがおすすめです。
転職エージェントでは転職を希望する人はもちろん、「やりたいことがないけど転職すべき?」「自分の適職がわからない」といった転職活動をする前の相談にも乗っています。
自分の考えを第三者に話したり、キャリアのプロにアドバイスをもらったりすることで、目指したい仕事のヒントを得ることができるでしょう。
仕事の選び方については、以下の記事もご参照ください。
やりたい仕事を見つける際の注意点

やりたい仕事を見つける方法についてご紹介しました。やりたい仕事に就くことは一見メリットだらけのように見えますが、慎重になることも必要です。やりたい仕事を探すときに、注意しておいたほうがよいことをご紹介します。
安易に転職をしない
現職がやりたい仕事ではないことを理由に転職することは、失敗のリスクが高いため避けましょう。特に入社して短期間で離職すると、転職活動の際に企業から「採用してもすぐに辞めるのでは?」とネガティブな印象を持たれる可能性があります。そのため、体調を崩すような状況でなければ、2~3年は仕事を続けてみることをおすすめします。
また、職場を変えてもやりたい仕事に出会えるとは限りません。入社してみると期待していた仕事と実際の業務にギャップを感じ、「前の職場の方がよかった」と後悔するケースもあります。
転職の判断は「やりたい仕事の探し方」を試すなどして、自分のやりたい仕事をしっかりと理解した後でも遅くはありません。
やりたい仕事を追い求めすぎない
「もっとおもしろい仕事があるのではないか」「現職よりも、もっと好きになれる仕事があるかもしれない」と考えてもきりがありません。いまの仕事がやりたい仕事ではなかったとしても、まずはいま与えられている仕事に対してベストを尽くすほうが、間違いなく有意義です。
自分が真剣に取り組もうとすれば必ず、どんな仕事にもおもしろいと感じられる要素はあるものです。一方で、表面上のイメージや憧れだけのやりたい仕事は、実際にやってみたら思いのほか自由度が低かったり、華やかに見えても実際は地道な作業ばかりだった、ということもあるものです。
将来やりたい仕事に就くためにがんばるのはよいことですが、いまの仕事に価値や魅力を感じる努力をせず、理想のやりたい仕事ばかりを追い求めようとするのは、おすすめできません。
やりたい仕事がどうしても見つからない場合

やりたい仕事を見つけるための注意点についてご紹介しました。最後に、やりたい仕事を探しているけれどどうしても見つからないという方のために、取り組んでみてほしい3つの方法をご紹介します。
条件をいくつか減らす
なかなか応募したい会社が見つからない場合は、転職先の希望条件を緩めることもおすすめです。希望する労働条件に優先順位をつけて、優先度が低い条件や妥協できる条件を外して仕事探しをしてみると、グッと選択肢が広がります。
自分の希望条件がすべて叶う会社を探すのは難しい可能性がありますが、いくつかの希望条件を外してみることで「働きたい!」と思える会社に出会える可能性が高まるでしょう。
いまやっている仕事をおもしろくする
たくさんの職を転々としてやりたい仕事を探していくよりも、いまやっている仕事をおもしろいと感じられるようにするほうが、結果として、やりたい仕事に出会える近道という場合もあります。
たとえば「自分にとっては簡単で物足りない」「つまらない」と感じる仕事であっても、以下のようなことを考えながら取り組めば、また違ったものになるでしょう。
- より効率的に取り組んで成果を出すためには何が必要か
- いまの仕事からどんなスキルが身につきそうか/そのスキルを何に活かせるか
- 担当している業務のなかで、比較的興味を持って取り組めている部分はどこか
- やっている仕事や自分がいる会社は、世の中に対してどのような意味があるのか
同じことをやるとしても、自分なりに工夫や努力をしてよりよい仕事の方法を生み出すことで、力がついてきます。たとえば営業力や提案力など、将来的にどの仕事でも使えそうなスキルが身につきそうであれば、意識的にそのスキルを磨くのもよいでしょう。
また、やりたい仕事ではないとしても、仕事のなかでひとつやふたつは興味を持って取り組める業務もあるはずですから、そこを深堀りする方法もあります。自分の仕事や会社の社会的な立ち位置や意義を考えてみることもまた、いまの仕事への姿勢や意識を変えることにもつながりそうです。
やりたい仕事ではなく「向いてる仕事」を考える
自分の適性から仕事を選ぶのもひとつの方法です。たとえば、性格別の向いている仕事には以下があります。
性格・特徴 | 向いている仕事例 |
---|---|
積極的に行動できる | 販売・営業・企画など |
気配り上手 | 介護・医療関係・教育関係など |
受け身な性格 | 受付・事務・公務員など |
几帳面な性格 | 経理・プログラマー・職人など |
人づきあいが苦手 | 製造・トラック運転手・Webライターなど |
上記は性格から向いている仕事例ですが、このほかに人から評価されたことや他の人よりも早くできることなどから適職を考えることもおすすめです。
自分の適性に合った仕事は成果が出やすくなるため、仕事へのモチベーションが高まり、最初はそれほど好きではない業務でもいつの間にか楽しく業務に取り組めることがあります。
自分に向いてる仕事をくわしく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
「やりたいかどうか」ではなく、向き不向きから仕事選びをしてみるのもよいでしょう。
まとめ
今回ご紹介した方法なども参考に、まずは、自分にとってのやりたい仕事とは何かを把握しましょう。やりたい仕事が見つかってもすぐに転職するのではなく、失敗しないために分析したり、仕事について理解を深めたりすることも必要です。
また、転職したからといって、必ずしもやりたい仕事で活躍できる保証はありません。「転職=やりたい仕事ができる」と考えるのではなく、いまの仕事を続けながら、そのなかでやりたい仕事を見つける選択肢も頭に入れておきましょう。
やりたい仕事についてのよくある質問
やりたい仕事がないのは悪いことではありません。この記事では「やりたい仕事の探し方」を紹介していますので、参考にしてみてください。
やりたい仕事がどうしても見つからない場合は「今やっている仕事を面白くする」という観点を持つとよいかもしれません。どうしても今の仕事以外からやりたい仕事をみつけたい場合には、ジェイックに相談してください。あなたのやりたい仕事を考えるお手伝いをさせていただきます。
やりたいことが明確なのであれば、やりたい仕事を重視してもよいでしょう。やりたい仕事であれば、モチベーションも自然と上がり、スキルアップにも繋がるでしょう。「やりたい仕事」も「向いてる仕事」もわからない、という方はこちらのフォームよりオンライン相談が出来ますので、一緒に見つけていきましょう。
注意点はあります。記事内の「やりたい仕事を見つける際の注意点」にて詳しく解説しているので、参考にしてみて下さい。

こんな人におすすめ!
- 自分に合った仕事や場所を見つけたい
- ワークライフバランスを重視したい
- 会社に属する安定ではなく、能力/スキルの獲得による安定を手にしたい