

※1. 就職支援サービス「就職カレッジ」の実施年数
※2. 2005/5/1~2023/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3.入社日2022/8/1~2023/1/31に入社した人材の3か月定着率
※4. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合
一人でできる仕事をやりたいという人は意外と多いようです。コロナ禍の影響や、働き方が多様化する中で「なるべく人と関わることなく、一人だけで進められる仕事をしたい」と考える方が増えているのです。でも「一人だけでできる仕事なんて、本当にあるの?」という疑問も湧いてきます。
こちらの記事では、一人でもできる仕事の中からおすすめの職種を紹介しています。具体的な業務内容や必要なスキルや資格、向いている人の特徴についても触れていきます。また、一人で仕事を行うメリット、そしてデメリットについても解説します。
一人でできる仕事がしたい方や興味がある方は、是非こちらの記事を参考にしてください。
- 一人でできる仕事とは、「単独で進められる仕事」「人と関わる頻度が少ない仕事」
- 一人でできるおすすめの仕事10選の、仕事内容・平均年収・注意点などを解説
- 「一人でできる仕事が向いてる人の特徴」を読んで、あなたの適性をチェックしよう
この記事の目次
一人でできる仕事とは?

「一人でできる仕事」とは、以下のような特徴の職種を指します。
- 人と関わることなく、一人だけで進めることができる仕事
- 人と関わることはあるが、その頻度が比較的少ない仕事
「仕事上の人間関係にわずらわされたくない」、「時間や場所に縛られることなく、マイペースで仕事を進めたい」と志向する人も増えてきました。感染症の流行拡大の影響や、働き方・生き方の価値観が多様になってきたことも影響しているようです。
また、雇用形態については、企業などに属してはいるものの仕事はひとりで黙々と行う形式もあれば、個人事業主として独立して仕事をする「フリーランス」もあります。
一人でできるおすすめの仕事10選
先ほど紹介した特徴に照らして、「一人だけでできる仕事」と「人と関わる頻度が少ない傾向にある仕事」の中から、特におすすめの職種10選をご紹介します。
- 仕事1:エンジニア
- 仕事2:プログラマー
- 仕事3:Webデザイナー
- 仕事4:ライン作業
- 仕事5:清掃員
- 仕事6:新聞配達
- 仕事7:ブログの運営
- 仕事8:ネットショップの運営
- 仕事9:長距離ドライバーの運転手
- 仕事10:予備校の講師
ここでは、以上の10種類の仕事について、「主な仕事内容」「平均年収」「向いている人」「仕事をする上での注意点」などのポイントで解説していきます。
なお、平均年収についてはdodaの「平均年収ランキング」を参照しました。
仕事1:エンジニア
正社員であっても「一人で働ける仕事」の筆頭として、エンジニアやプログラマーがあげられます。エンジニアはシステムやソフトの設計をする仕事です。
クライアントの要望を実現すべくシステム設計を行い、プロジェクト管理に伴うマネジメントも行います。クライアントやチームとのコミュニケーションを取る必要はありますが、それ以外はパソコンを使って一人で行う業務がメインになります。
20代の平均年収は、約370万円が相場のようです。
専門的な知識と技術を要し、常に最新情報の勉強が欠かせない仕事です。ニーズは高く、求人は常に豊富にあるため、現場で経験を積みながら、より自分のやりたい仕事、よりよい年収や待遇を求めての転職も多いのが特徴です。
仕事2:プログラマー
プログラマーは、前出のエンジニア同様、一人で働ける仕事の代表的な職種です。プログラマーは、エンジニアの設計に従ってプログラムを実際に構築する仕事です。
エンジニアが作成した仕様書をもとにコーディングを行うことがメインの業務になります。クライアントとの折衝やチーム全体のマネジメントを行うエンジニアに比べれば、一人で完結できる業務が多くなります。一方で、職務内容が広範になるエンジニアよりも給与は低めになる傾向があります。
20代の平均年収は、約340万円とされています。
エンジニアと同じく、プログラマーも専門的な知識と技術を要します。最新の知識やスキルに対して前向きに吸収しようとする人に向いています。より高い収入を目指したい場合は、将来的にエンジニアを目指すことも有益です。
仕事3:Webデザイナー
Webデザイナーとは、インターネット上のWebメディアや、通販サイト、企業のホームページなどのデザインをおこなう仕事です。あらかじめ渡されたワイヤーフレーム(サイト全体の設計書)をもとに、デザインを表現していきます。
20代の平均年収は、約340万円が相場のようです。
サイトの企画担当者やプログラマーなど、ほかの人とやりとりしながら進めていくことも多いですが、作業自体は一人で取り組むものが多いため、「クリエイティブ方面で手に職をつけたい」「一人で黙々と集中して作業する仕事がしたい」と考える人に適しています。
仕事4:ライン作業
製造現場におけるライン業務は、工場などにおいて製品や部品の組み立てを行う仕事です。周囲に同僚が多くいても、ひとりひとりが自分の担当業務に集中し、本質的な面では「一人でする仕事」と言えるでしょう。
20代の平均年収は、約300~350万円とされています。
黙々と同じ作業を続けることが苦にならず、むしろ好きだという人におすすめしたい仕事です。正社員として就職すれば安定収入も保証されますし、大手企業の正社員であれば、比較的高水準の給与が期待できる場合もあります。
ただ、いわゆる単純作業だと安易に考えるのは禁物で、担当業務における正確性や品質の維持にプライドを持って取り組む必要があります。技術やスキルを常に向上させていく姿勢や、職人気質が求められる仕事です。
仕事5:清掃員
ビルやホテル、病院などの清掃スタッフも、一人での作業が多い仕事です。
20代の平均年収は、約270~300万円とされています。
力仕事もあり、作業の完了時刻が決まっているあわただしさもあり、決してラクな仕事とはいえません。
ただ、高齢になっても活躍している人が多くいるため、その気になれば長く働き続けられる仕事と言えます。
仕事6:新聞配達
新聞の朝刊・夕刊を配達するのが主な仕事ですが、他にも新聞をトラックから下ろす作業や、チラシを折り込む業務などもあります。担当する配達エリアが割り振られるため、多くの時間は一人で仕事をすることになります。
20代の平均年収は、約323万円が相場のようです。
「たくさん稼ぎたい」という人には不向きですが、特別な技術やスキルがなくてもすぐに始められる点が魅力です。一人で仕事を完結させたいと考える人、都合のいい曜日・時間に働きたいにとってはぴったりの仕事です。業務の時間帯は未明から朝方と、午後から夕方になりますが、トータルの拘束時間が比較的短いことに魅力を感じる人に向いているでしょう。
仕事7:ブログの運営
ブログなどのWebサイトを運営する仕事です。広告収入が主な収益源になります。在宅でも作業が可能ですので、かなりの部分を一人で行える仕事でしょう。そのため、本業は別にありつつ、副業として取り組む人もいます。
そうした背景からも平均年収の明確なデータはあまり見当たらず、稼いでいる人は年収1000万円以上ある一方で、月に1000円稼ぐこともままならない人も多くいます。
わかりやすく魅力的な文章を書ける人や注目を集めるネタが豊富な人に向いているでしょう。集客力のあるサイトにするためには、知識やセンスも必要になります。また、自分のペースでコツコツがんばっていける人に適性があります。継続力やマメさ、忍耐力も求められる仕事です。
仕事8:ネットショップの運営
ネットショップを開設し一国一城の主として商売するのもアリです。モール出店、自社サイト開設など方法はいくつかありますが、実店舗をオープンするのに比べるとかなり低コストで始められるのがネットショップのメリットです。
こちらも、平均年収の明確なデータは公開されておらず、収益が上がっている人とそうでない人の格差が大きな職業です。
仕入れ先の開拓に苦労する人が多いと思われますが、今は便利な卸売り専門サイトが複数あります。副業や兼業から始めていくのもひとつの手段です。
仕事9:長距離ドライバーの運転手
物流を支える長距離トラックの運転手も一人(ないし二人)の少人数でできる仕事の代表格です。長時間一人で運転しても孤独を感じない人、運転そのものが好きなにはおすすめです。
20代の平均年収は、約400万円が相場のようです。
荷物の積み下ろしや長時間の運転には体力が必要ですし、勤務時間も不規則なハードワークではあるものの、比較的給料が高めに設定されているところもあります。そのため「稼げる」仕事としておすすめです。
仕事10:予備校の講師
組織に所属したくない、実力で勝負をしたいという一匹狼の人には、予備校講師という選択肢もあります。予備校講師は正社員求人は比較的少なめで、年単位での契約や、授業1コマ単位での業務委託契約、アルバイト契約であることが通常です。そのため、複数の予備校を掛け持つスタイルになることもあるでしょう。
安定した職業とはいえないものの、人気講師になると年収1,000万円は軽く超え、その2倍、3倍以上という例もあります。しかし、20代の平均年収は、約230~280万円とされています。
一人で仕事をすることに適しているスキルや資格

一人でできる仕事として向いているスキル・資格をご紹介します。今回は「独立開業もできる」「一人での作業が多い」という定義から、5つの職業とそれぞれに必要なスキル・資格、一人でできる仕事としておすすめの理由についてご紹介します。
スキル/資格1:弁護士
弁護士は、法の知識を活かして相談者の問題解決の手助けをする法律の専門家です。弁護士になるためには、司法試験に合格する必要があります。まずは法科大学院を卒業するのが一般的ですが、「予備試験」を受けて合格すれば、法科大学院へ行かなくても司法試験の受験資格を得られます。司法試験合格後は司法修習を修了する必要があり、その後、弁護士としての活動ができるようになります。
弁護士が一人でする仕事に適している理由としては、以下があります。
- 一人で案件を担当することも多い
- 独占業務がある
弁護士は、弁護士事務所に勤務するにしても一人で開業するにしても、基本的に独り立ちしてからは、一人でクライアントを担当することが多くなります。また、たとえば折衝や刑事事件の弁護人など、弁護士にしかできない業務が一定数あります。弁護士資格のある自分しかできない業務も多く、クライアントの相談に乗ったり、書類を作成したり調査したりなど一人で取り組む作業も多いことから、一人でできる仕事としておすすめです。
スキル/資格2:税理士・公認会計士
税理士は、税金の専門家として、税務・会計やクライアントに対して納税に関するコンサルティングやアドバイス、書類作成などの業務を担当する仕事です。税理士試験に合格する必要があり、試験は全11科目から、必須科目を含む5科目を選択して受験します。大学・短大で所定の科目を履修している、または2年以上の実務経験があるなど、受験資格には条件があるため注意が必要です。
公認会計士は、監査・会計の専門家として、税務・会計やクライアントのコンサルティングなど、監査証明に関する業務を担当する仕事です。公認会計士試験を受験しますが、短答式試験に合格したのち、論文式試験にも合格する必要があります。その後は実務補修を受けて考査に合格するか、2年以上の業務補助を経て、公認会計士として活動することができます。
税理士・公認会計士が一人でする仕事に適している理由としては、以下があります。
- 働き方の選択肢が広いため一人で働くことも可能
- 独占業務がある
税理士・公認会計士ともに、自分で事務所を開業することもできますし、税理士事務所、公認会計士事務所に就職することも可能です。また、一般企業に就職するパターンもあります。たとえば税務署類の作成や税務相談などは税理士の独占業務、財務書類の内容証明や監査は公認会計士の独占業務です。弁護士同様、一人で担当できる仕事の範囲が広いといえるでしょう。
スキル/資格3:整体師
整体師は、骨盤や背骨などを矯正して筋肉の疲労などをやわらげ、自然治癒力に向けた施術をする仕事です。整体師自体は民間資格で、通信教育などで受講できるものもあります。ただし業務の範囲を広げたい場合や、開業を目指す場合などには、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、鍼灸師といった国家資格を取得したほうがよいとされています。
整体師が一人でする仕事に適している理由としては、以下があります。
- 施術は基本的に一人で担当する
- 自分で判断して進めていくことも多い
整体師の仕事は、基本的には患者と一対一で行います。そのため、整体院などに勤務するとしても、常にチームワークで連携するというよりも、一人で施術している時間がメインになります。施術の方法や、どこを重点的にやっていくかなども、患者にヒアリングして進めることも多くなるため、一人で取り組みやすい仕事といえるでしょう。
スキル/資格4:エステ・ネイル
エステの仕事は、痩身や脱毛、リラクゼーションなど、全身に対する美容を目的とした施術をします。ネイルの仕事は、爪のケアや色付け・装飾などを施すものです。一般的には「エステティシャン」「ネイリスト」と呼ばれます。エステ・ネイルともに資格は必須ではないものの、基本的な知識や技術を得るために、民間資格を取得するケースが多くなっています。
エステ・ネイルが一人でする仕事に適している理由としては、以下があります。
- 自宅開業もできる
- お客さんと一対一である
エステやネイルの仕事は、お客さんと一対一が基本です。また、自宅でサロンを開くといったことも可能で、その場合は、自分が一人でお客さんを担当することも多くなります。女性比率がとても高い仕事ですが、スキル・キャリアを身につければ自分のペースで仕事をしていくということも可能で、働き方によっては家庭との両立もしやすい仕事といえるでしょう。
スキル/資格5:個人経営の飲食店
個人経営の飲食店の仕事は、自分で物件を借りる・購入するなどして、レストラン、バー、居酒屋などを経営します。飲食店開業の際には、食品衛生責任者と防火管理者の2つの資格が必要です。ただしこれらは講習などを受ければ取得できるもので、取得のハードルは高くはありません。また、調理師などの免許は必須ではありません。
個人経営の飲食店が一人でする仕事に適している理由としては、以下があります。
- 自分一人だけで経営も可能
- 裁量が大きい
個人経営の飲食店は完全なる自営業のため、自分のやりたいように店づくりや経営をしていくことが可能です。もちろん、調理やお金、衛生面や宣伝などやること・考えることは多いものの、内装からメニューにいたるまで、自分の理想を実現することもかのうです。大変でも、すべてのことを自分で判断して決められる醍醐味があるという仕事である点は大きいでしょう。
一人でできる仕事が向いてる人の特徴

一人で仕事をするには、どんな性格の人が向いていて、どんな力が必要なのでしょうか?一人でできる仕事をするのに向いてる人の特徴を紹介していきます。
特徴1.自己管理ができる人
自分一人で仕事をするとなると、休日、作業時間、スケジュールなどすべてを自分で管理する必要があります。プログラマーなら開発スケジュール、ライターなら記事を書くペースなど、会社員であれば会社から与えられるスケジュールを、すべて自分で決めることになるのです。また、自分なりのストレス発散方法を持っていることも大切です。スポーツをしたりなど、体調面に気を配り、健康管理をすることも必須です。
一人で働く場合には仕事時間も休憩時間も自由ですから、自分で自分を律することのできる人の方が向いているでしょう。誰かに管理してもらえる環境でないとダラダラ怠けてしまうという人には向いていないかもしれません。それでも挑戦したいという人は、何時までにこの作業を終えると決めて、タイマーで作業時間をはかるなど工夫をしましょう。
特徴2.決断力がある人
決断力も非常に重要です。会社には、相談できる同僚や上司がいますが、一人で仕事をしている場合には、相談相手もいませんし、決断が間違っていようとも、フォローしてくれる人はいません。ですから、責任感をもって決断を下せる、タフな精神力が必要といえるでしょう。
優柔不断でなかなか判断ができないという人には向いていないかもしれません。しかし、決断力のある人の話を聞いたり、私生活でも決断する時間を早める練習をするなど努力をすることで改善は見込めるでしょう。
特徴3.スキルアップの努力を惜しまない人
スキルアップのための努力を惜しまない人も、一人で仕事をすることに向いています。一人で仕事をする場合には、積極的に関連する情報を集めたり勉強することでスキルアップし、さらなる仕事獲得につながります。
上司や先輩など叱ってくれる人がいない環境でも、自主的に勉強して成長できる人だけが生き残る世界ともいえるでしょう。
一人で仕事をするメリット
一人でできる仕事のメリットを5つ、ご紹介します。
- メリット1:人間関係でのストレスを少なくできる
- メリット2:マイペースで仕事を進めることができる
- メリット3:在宅でも仕事ができる
- メリット4:副業になる
- メリット5:好きなことや特技を仕事にすることができる
順番に、詳しく解説していきます。
メリット1:人間関係でのストレスを少なくできる
会社には性格的に合う人、合わない人どちらもいるのが一般的です。性格的に合わないと感じる人ともスムーズに仕事を進めていく必要があります。時に興味のない雑談にもなごやかに加わらざるをえないシーンもあるでしょう。また、会社には上司、同僚、先輩、後輩、取引先との複雑な人間関係があり、うまく立ち回っていかなければなりません。
一人でできる仕事はその点、仕事における人間関係を最小限に抑えられるので、ストレスも人間関係の量に比例して少なくなるのがメリットといえるでしょう。
人付き合いが苦手な方はぜひ、こちらの記事も参考にしてください。
メリット2:マイペースで仕事を進めることができる
突然 急ぎの仕事を振られる、後輩の教育に振り回され自分の仕事ができない、休んだ人の仕事をカバーするなど、組織では自分の思うように事が進まない場合が多々あります。
一方、一人でできる仕事では、このようなことは少なくなります。会社勤めと比べて仕事を自分のコントロール下におきやすい、自分に裁量権があるのも一人でできる仕事のメリットでしょう。
メリット3:在宅でも仕事ができる
一人でできる仕事には、通勤不要の職種も多くあります。起きてすぐ自宅で仕事ができるのであれば、今までより十分な睡眠時間を確保することが可能ですし、満員電車での通勤というストレスからも解放されます。ときには、お気に入りのカフェやシェアオフィス、ワーケーションの滞在先で仕事をするのも、良いリフレッシュになることでしょう。
メリット4:副業になる
先に挙げた「一人でできる仕事」の中には、会社勤めなどの本業の傍ら副業として両立可能なものが多く含まれています。そのため、気軽にチャレンジしやすいのではないでしょうか。副業として低リスクでスタートし、軌道に乗ったら本業にするのも良い戦略です。
メリット5:好きなことや特技を仕事にすることができる
好きなことや特技を活かした仕事ができれば最高ですよね。パソコンが得意ならプログラマーやエンジニア、絵やデザインが得意ならデザイナーというように、一人でできる仕事の種類は豊富です。
組織の中で働いていると、自分が得意でないことややりたくないこともやらなければならない機会があります。一方、一人で仕事をするということは大変な面もありますが、仕事そのものを選ぶ自由があります。
一人で仕事をするデメリット
一人で仕事をすることのメリットだけでなく、デメリットを理解することも大切です。
- デメリット1:自分のミスは自分で責任を取らなければならない
- デメリット2:自分の仕事は自分で獲得する必要がある
- デメリット3:休んだ分の収入が減るということがある
- デメリット4:確定申告の手間がかかる
- デメリット5:将来が不安になる
上記、5つのデメリットについてご紹介します。
デメリット1:自分のミスは自分で責任を取らなければならない
会社に所属せず一人で仕事をしていれば、ミスをした場合にフォローしてくれる上司はいません。ミスによって取引先に迷惑が掛かれば、対処するのはもちろん自分です。助けてくれる同僚もいないのです。すべて自分の責任というのは責任の所在が明確な反面、人によってはかなり心細く感じるかも知れません。
デメリット2:自分の仕事は自分で獲得する必要がある
組織に所属していれば業務が割り振られ、自分で獲得しなくても仕事はあります。一方、一人で仕事をしていく場合は、集客をして新規の仕事を獲得する、信頼を勝ち得てリピーターを獲得するというように、自分で仕事を獲得しなければなりません。自動的に仕事が与えられる会社勤めの方が、ラクだと感じる人もいるかもしれません。
デメリット3:休んだ分の収入が減るということがある
一人で仕事をしているとツラいのが、自分の代わりがいないということです。特に、社会保険に加入できない自営業やフリーランスには有給休暇や傷病手当、労災などの制度がありません。病気やケガなどで働けなくなれば、収入減に直結します。自分の好きなタイミングで休暇をとれるのが一人でできる仕事の利点ではありますが、収入のことを考えればそうしょっちゅう簡単に休んでいられないというのが実際のところでしょう。健康管理にも、人一倍気を使う必要があります。
デメリット4:確定申告の手間がかかる
一人で仕事をしている自営業者やフリーランスを悩ませているのが、毎年の確定申告ではないでしょうか。税理士などに依頼しない限り、手続きはすべて自分で行うことになり、慣れないうちはかなりの時間と労力が掛かります。会社員であれば一般的には確定申告は不要で、社内の担当者が代わりに手続きをしてくれるため、そういった苦労はないでしょう。
デメリット5:将来が不安になる
組織に所属せず一人で仕事をしていると、たとえ収入を得られるようになっても、将来に対する不安がいつまでも払拭できないという声も聞かれます。「今はいいけれど、このまま安定した収入が得られるのか」「今後もこの仕事でやっていけるのか」など、不安になる要素は尽きません。
一人でできる仕事を探す方法
一人でできる仕事をしたい場合、以下のいずれかの手順が想定されます。
- 会社に所属して「一人でできる仕事」をする
- 組織に属さず、独立して「一人でできる仕事」をする
- 会社に所属しているが、副業で「一人でできる仕事」をする
いずれにしても、いったん組織に属して仕事に必要な知識やスキルを身に付けたり、正社員として働きながら副業でスモールスタートしたり、開業の準備を進めるなど、安心してチャレンジできる環境を整えることをおすすめします。
そこで、ここからは正社員として就職する方法についてご紹介しましょう。
方法1:ハローワークを利用する
ハローワーク(公共職業安定所)は国が設置する公的機関で、無料で職業紹介を受けられます。ハローワークは全国の都道府県に設置されているため、地元企業はもちろん全国各地の求人を検索可能です。
また、「わかものハローワーク(わかもの支援コーナー、わかもの支援窓口)」でも、担当者による個別支援を受けられます。正社員を目指す34歳以下の方が対象のため、該当する方は活用可能です。わかものハローワークには、インターネットサービスで公開されていない求人の取り扱いもあるので、興味がある人は訪ねてみましょう。
方法2:就職サイトを利用する
インターネットを使える環境があれば、就職サイトで自ら求人を探すことができます。就職サイトで求人を探す場合は、ターゲットをしぼることがポイントです。例えば、「未経験者歓迎」「既卒」「学歴不問」などのキーワードを使って求人を絞っていきましょう。
自分にも可能性のありそうな企業を狙うことで、成功率が上がります。しかし、転職サイトでの職探しは、基本的にひとりで行うことになります。履歴書や面接のサポートがないので、就活に自信がある人向けです。
方法3:就職エージェントを利用する
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さらに、書類選考なしで多くの企業と面接できる「集団面接会」、就活に役立つ知識が手に入る「就職講座」など、他のエージェントにはあまり見られないサービスもご用意していますので、少しでも気になる方はお気軽にご連絡ください。
まとめ
一人でできる仕事は、自営業やフリーランスなどのほか、組織に所属しながら、会社に勤めながらといった形で働けるものもあります。会社員の場合でも、比較的自分のペースで仕事を進められるポジションもあるため、あまり視野を狭めず、さまざまなな可能性を考えながら仕事探しをするとよいでしょう。
就職活動は、自分ひとりで行うよりも、積極的に情報収集をしたり相談をした方が成功する確率は高まります。ジェイックにご相談いただければ、専任の就職アドバイザーが手厚くサポートしますので、お気軽にご相談ください。
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「一人で出来る仕事」に関するよくある質問
はい、あります!「一人だけで進めることができる仕事」や「人と関わることはあるが、その頻度が比較的少ない仕事」もあります。
この記事では、「一人だけでできる仕事」と「人と関わる頻度が少ない傾向にある仕事」の中から、特におすすめの職種を10種ご紹介しています。ぜひご参照ください!