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INTPが向いている業界は?向いている仕事や職場の特徴も解説

INTPが向いている業界は?向いている仕事や職場の特徴も解説

INTPが向いている業界は?

INTP向いてる業界は、論理的思考力や優れた想像力を発揮できるようなIT業界や金融業界です。

特にIT業界は、これからも高いニーズが見込まれる人気の業界ですが、システムを構造的に理解できるような論理的思考力が求められるため、一定のスキルやポテンシャルが見込まれないと就職することは難しい傾向にあります。

INTPはどのような課題に対しても構造的に分解し、解決方法を導くことができるような思考力がありますので、IT業界に就職しやすいだけでなく、就職後に活躍することも理解できます。

他には、INTPにはコンサルティング業界も向いています。
INTPの優れた思考力や計算能力は、コンサルタントとして求められる素質の1つですので、INTPの人が就職できれば高いやりがいと報酬を両立させていくこともできるでしょう。

INTPが向いている業界

INTPの性格的な強みを鑑みると、以下のような業界に向いていると考えられます。

  • IT業界
  • 金融業界
  • コンサルティング業界

これらの業界に就職できれば、INTPの強みを存分に発揮できると考えられますので、働いていて精神的なストレスが少ない状態で高いパフォーマンスを発揮できるかもしれません。

それぞれの業界について詳しく解説します。

1. IT業界

IT業界は、ITシステムやサービスを開発・提供する会社が集まった業界です。

システム開発会社や運用会社、ITコンサルタント会社などが主となりますが、いずれも優れた思考力を発揮しないと仕事を進めることができません。

INTPは論理学者タイプと言われるほど論理的思考力に優れている性格です。

IT業界で求められるような高いレベルの思考力をポテンシャル的に備えていますので、未経験からであっても活躍していく事は十分に可能だと考えられます。

なお、IT業界の中では以下のような職種の求人が募集されています。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • テスター
  • ITコンサルタント
  • 営業職
  • 企画職
  • その他事務職

特に、システムエンジニアやプログラマーなどの技術職では、INTPの学習能力の高さが存分に発揮できます。

スキルアップをして年収を上げていく事はもちろん、フリーランスとして独立して、自分の好きなように働くことといった将来を目指すこともできるでしょう。

2. 金融業界

金融業界はお金を取り扱う会社が集まった業界です。具体的には、以下のような業種に分かれます。

  • 銀行
  • 証券会社
  • 保険会社
  • クレジットカード会社
  • 信販会社
  • リース会社

いずれも多くの人にとって大切なお金を取り扱う会社になりますので、INTPの強い責任感が発揮できるでしょう。
加えて、営業職として働くことがあれば、INTPの強みである高い計算能力や論理展開力を活かして業績に繋げていくことも可能です。

ただし、金融業界の中には古い体質が残っていて、上司のいう事は絶対などといった風通しの悪い会社も見られます。

INTPの人は自分の意見をはっきりと言うタイプのため、金融業界に就職を希望するのであれば、風通しの良い職場かどうかを企業研究でリサーチしておきましょう。

3. コンサルティング業界

コンサルティング業界は、コンサルティング事業を主なビジネスとする会社が集まった業界の総称です。コンサルティングの仕事は、顧客の課題を見つけて解決策を提案するといったものになりますが、高い分析力や論理的思考力が不可欠です。

その点で言えば、INTPの強みが存分に発揮できる業界とも言えますので、仕事で活躍していくことも期待できます。

コンサルティング業界で求められるスキルや体力は他の業界よりも高い傾向にありますが、その分仕事で活躍できれば、高い年収を稼げるだけでなく、他の会社への転職にも有利になると言われています。

将来のキャリアの選択肢をできるだけ増やしたいと考えているINTPの人であれば、コンサルティング業界も就職先の検討に入れてみるのが良いでしょう。

INTPが向いている仕事5選

INTPの性格傾向を考えると、以下のような仕事に向いていると考えられます。

それぞれの仕事内容や、どういった点がINTPに向いているのかについて詳しく解説していきますので、仕事探しの参考にしてみてください。

  • 1.コンサルタント
  • 2.システムエンジニア
  • 3.営業職
  • 4.企画職
  • 5.マーケター

1. コンサルタント

INTPは、論理的思考力や高い計算能力といった強みがありますので、コンサルタントの仕事に向いています。

コンサルタントは、クライアントとなる会社が抱えている潜在的な課題を特定し、解決策を提案する仕事です。

コンサルタントはプロジェクトを進める際、クライアントのどこに課題があるのかを見定めるところから始めます。大抵の場合は課題が複雑に絡み合っていますので、INTPの強みである論理的思考力を活かして課題を分解することが大切になってきます。
また、解決策を考える際は、解決策の実施によってどれくらいの利益をもたらすのか計算する必要があります。データ分析が求められる業務も非常に多く、INTPの高い計算能力が発揮できるでしょう。

2. システムエンジニア

INTPは専門的な知識やスキルを活かして働く仕事に向いていますので、システムエンジニアの仕事に適性があります。

システムエンジニアは何らかのITサービスやシステムを導入したいと考えているクライアントに対してヒアリングを行い、クライアントのニーズを解決するためのシステムの設計図を作る仕事です。

システムエンジニアの作る設計図をもとにプログラマーがプログラミングを進めていくことになりますので、幅広いIT知識やエンジニアリングに関するスキルを発揮する必要があります。

INTPは優れた専門性を発揮するような仕事に適性がありますので、システムエンジニアの仕事でも活躍しやすいと考えられます。

これからもITサービスは需要が高まっていくことが予想されていますので、手に職をつけたいINTPの人は、システムエンジニアの仕事も選択肢の1つに入れてみてください。

3.営業職

INTPはチャレンジ精神や行動力に優れた性格でもありますので、営業職にも適性があります。

営業職は会社や個人に対してサービスを提案し、契約を取ってくる仕事です。

どのような商材を取り扱うかによって異なりますが、営業職として働いていく以上、行動力が求められることが多い傾向が見られます。

INTPの行動力を活かせば、営業職として必要な場数を他の人よりも多く経験できますので、同僚よりも早く昇格していくことも期待できます。
また、ITサービスなどの無形商材を取り扱う営業所の場合、INTPの高い計算能力が営業に役立つこともあります。

仮にコミュニケーションに自信がなかったとしても、INTP特有の思考力や計算能力を武器にすれば、高い営業実績を狙うこともできるでしょう。

4. 企画職

INTPは、複雑な課題を分解し、論理的に解決策を導くような思考に長けていますので、企画職の仕事にも向いています。

企画職は、会社が抱えている課題を分解し、どのようにしたら業績を上げていけるのかを考える仕事です。

コンサルタントと同じく、企画職で求められる課題特定やデータ分析の業務では、INTPの強みが存分に発揮できますので、未経験からでもすぐに活躍していけると考えられます。
また、企画職はキャリアパスとして管理職だけでなく、専門職の道が用意されている会社もあります。自分のキャリアパスに応じて働き方を柔軟に選びやすいというのも、INTPに企画職が向いている理由の1つと言えます。

5. マーケター

INTPは計算能力を活かし、次にやるべき業務を考えるような仕事に向いていますので、マーケターに適性があります。

マーケターとは、自社のサービスや商品が売れる仕組みを作るマーケティング職の総称です。マーケティングをする上では、地道なデータ分析や仮説検証を繰り返していく必要がありますので、とにかく考えることが求められます。

INTPは考えることが重要になる仕事全般に適性がありますので、マーケターとしても優れた業績を残すことができるでしょう。

ただし、マーケターの仕事は人気が高く応募も多いため、INTPが就職を目指そうとする場合は、しっかりと企業研究や面接対策に取り組むことが重要になってきますので認識しておきましょう。

INTPに向いてる仕事について以下の記事で詳しく解説しています。

INTPに向いている職場の特徴

INTPの性格傾向を考えると、以下のような特徴を持つ職場に向いていると考えられます。

  • 風通しが良く意見を言いやすい職場
  • 思考力が重視される職場
  • 新しいチャレンジを積極的に行う職場

仕事探しをする際は、業界や職種だけでなく、職場の雰囲気・風土などにも注意する必要があります。

それぞれINTPに向いている職場の特徴を理解した上で、自分にマッチした仕事選びをするよう意識してみてください。

1. 風通しが良く意見を言いやすい職場

INTPは、どのような物事に対しても課題意識を持ち、自分なりの見解や意見を考える傾向にあります。そのため、年齢にかかわらず自分の意見が言いやすいような、風通しの良い職場に向いていると考えられます。

会社によっては上司の命令や意見が絶対で、部下から上司に意見をすることが事実上認められていないようなケースもあります。

そうした職場でINTPが働くことになれば、せっかく優れたアイディアを考えついていたとしても、誰にも伝えることができずに働いていてストレスが溜まってしまうでしょう。

風通しの良い職場かどうかを調べるためには、就職口コミサイトや就職エージェントのアドバイザーから企業の実態を教えてもらうことが効果的ですので、試してみてください。

2. 思考力が重視される職場

既に解説している通り、INTPは高い論理的思考力を強みとする性格です。

そのため、思考力が重視される職場であれば、自分の強みを存分に発揮できると考えられます。

同じ職業であっても、職場によって思考力が重視されるケースもあれば、行動力や実績だけが評価されるような職場もあります。思考力以外の要素が重視される職場を選ばないよう、求人票や就職口コミサイトでしっかりと確認しておいてください。

3. 新しいチャレンジを積極的に行う職場

INTPは仕事を通じて新しい物事にチャレンジしたいと考える傾向にある性格のため、会社として新しいチャレンジを積極的に行っているような求人に就職することがおすすめです。

特に設立の浅いベンチャー企業や、新規事業を積極的に行っているような会社であれば、INTPが強みを発揮できる機会も多くなると考えられますので、働いていてやりがいを感じられるでしょう。

あくまでも傾向になりますが、設立から長い老舗の会社になってくると、既存のビジネスを優先するために新しいチャレンジを歓迎しないようなケースも見られます。

安定性のある会社に就職したいと考えることも理解できますが、仕事にやりがいを求めたいINTPの人であれば、自分がチャレンジできる機会が多い会社を選ぶことも検討してみてください。

INTPに向いている業界に就職するコツ

最後に、INTPが向いている業界に就職するコツを2つ解説します。

1. 自己分析をする

就職活動を進める上では、16タイプの性格特徴を理解することに加えて、就活のために自己分析に取り組むこともポイントです。

自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを理解した上で求人探しをするために行う分析のことを言います。

自己分析がうまくできていると、求人選びを効率的に行えるだけでなく、面接において自分のアピールポイントを分かりやすく面接官に伝えられるようになります。

自己分析にはたくさんのやり方がありますので、プロから教わりたいと考える人は、就職エージェントに相談してみることがおすすめです。

2. 就職エージェントを活用する

就職活動に慣れていなかったり、少しでも自分に向いていそうな会社に就職できる可能性を高めたいという人は、就職エージェントの活用を検討してみてください。

就職エージェントに登録することで、自分専任のアドバイザーが担当につき、就職活動の幅広いサポートを受けられるようになります。

自己分析や企業研究など、自分に向いている業界・職種に就職するために重要なアクションのやり方も教わることができるため、安心して就活を進められるでしょう。

就職エージェントには様々なサービスがありますが、登録から内定まですべて無料で利用できますので、少しでも気になるサービスを見つけたら積極的に登録をしていくところから始めてみてください。

まとめ

INTPは、IT業界や金融業界など、論理的思考力や高い計算能力が発揮できる業界に向いていると考えられます。また、職業で言えば、同じく論理的思考力を始めとした考える力が求められる職業に適性があるでしょう。

INTPの人が自分に向いている業界や職種に就職できる可能性を少しでも高めたいのであれば、就職エージェントの活用を検討してみてください。

若手就職支援に特化したジェイックであれば、就職活動が初めてという人でも、自分の性格にマッチした会社に就職するためのサポートを無料で受けられます。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」