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INFP(仲介者)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧

INFP(仲介者)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧

INFP(仲介者)に向いてる仕事は、人と協力したりコツコツと行うような仕事や丁寧に人をケアするような仕事が多いとされています。

日本でも15人に1人がINFP(仲介者)タイプといわれていますが、身近に同じタイプの人が少なく、自分に向いてる仕事がどんなものか疑問にお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

こちらの記事では、INFP(仲介者)に向いてる仕事や業種、向いていない仕事や、INFP(仲介者)の傾向にあった強み弱みの活かし方を解説していきます。

ぜひ、就職活動や普段の仕事に役立ててください。

記事のPoint
  • INFP(仲介者)に向いている仕事には、研究者、デザイナー、写真家などがある
  • INFP(仲介者)の性格は、独自の美的センスと共感力の高さを持つ理想主義者
  • INFP(仲介者)の強みは共感力、環境適応力など。弱みはストレスを抱えやすく、理想主義が過ぎることなど
  1. 人事
    観察力や本質を捉える力が適切な人事計画を策定・推進に役立つ
  2. カウンセラー
    傾聴力や共感力がカウセリングにもっとも求められる
  3. キャリアコンサルタント 
    観察眼、分析能力、コミュニケーション能力が活かせる
  4. クリエイター
    多角的な視点、発想力は斬新なアイデアを生み出すのに活かせる
  5. 教育関連 
    人の生き方をサポートするのに高い観察力と共感力が活かせる
  6. イベントプランナー
    柔軟さ、臨機応変な対応がいかんなく発揮される
  7. 図書館司書
    注意深さ、記憶力とともにコミュニケーション能力も重要
  8. 研究者 
    好奇心旺盛で裏方気質な性格が適している
  9. NPO,NGO活動家 
    社会に貢献したいと考える性格が適している
  10. デザイナー
    独創的なデザインセンス、アイデアが求められる
  11. 作家
    独自の創作能力を活かせる
  12. ジャーナリスト
    物事の本質を捉えてわかりやすく伝える能力が発揮できる
  13. マーケター
    高い共感力、観察眼でニーズを察知し商品やサービスを企画できる
  14. 写真家
    独自の芸術性を極め、黙々と仕事に打ち込む仕事が適している
  15. 美容師
    美的センスに優れ、人をサポートすることが好きな性格が適している
INFP(仲介者)の就活の進め方
INFP(仲介者)の就活の進め方

INFP(仲介者)の人とは?

INFP(仲介者)の人とは?

それでは、INFP(仲介者)というタイプについて詳しく見ていきましょう。

INFPの16 Personalities性格診断とは?

まずはじめに「16 Personalities性格診断」について簡単に解説します。

「16Personalities性格診断」は、人の興味や関心の方向・ものの見方などの傾向から、その人の「本質的な性格の類型」を探る診断テストです。ネット上で手軽に行えるテストもあり、自分の性格やタイプについて知りたい人や、自己分析の参考として受ける人も増えているようです。

この記事で参照している「16Personalities性格診断テスト」は無料で診断できるサイトで、回答に要する時間は約12分ほどです。

たとえば、下記のような質問項目が約60件、用意されています。

  • 自分の心より自分の頭に従うことが多い
  • グループで何かをするのが好き
  • 色々なことに興味がありすぎて、次に何に挑戦するか決めがたい

質問にすべて回答すると、あなたが16タイプの分類のどれに該当するかの診断結果が表示されます。

次に、タイプの名称にある「4文字のアルファベット」は、それぞれ「4つの指標」における「2つのタイプ」の組み合わせを表しています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

上記「4つの指標」における「2つのタイプ」の組み合わせは16通りになり、それが16種類のパーソナリティとされています。

また、「MBTI(エム ビー ティー アイ/Myers-Briggs Type Indicator)」という性格検査もあります。

「MBTI」とは、ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。「MBTI」の公式サイトによれば、「『16Personalities性格診断テストはMBTIとは全く別のものであり、ISTJやENFPなどアルファベットをつかってタイプを表しているのはMBTIをまねたもの』とされています。その点については、どうぞご承知おきください。

なお、この記事は「16Personalities性格診断」に依拠して解説をしていきます。「MBTI」について知りたい場合は、日本MBTI協会の発信をご参照ください。

一般社団法人 日本MBTI協会

INFP は何の略?意味は?

それでは、この記事で解説する「INFP(仲介者)タイプ」について解説します。

INFPは、先ほどの指標では下記の分類となります。

  • 興味・関心の方向…内向型(I:Introverted)
  • 物事の見かた…直観型(N:Intuitive)
  • 判断のしかた…感情型(F:Feeling)
  • 物事への姿勢…知覚型(P:Perceiving)

INFPは、内向型(I)、直観型(N)、感情型(F)、知覚型(P)の4つの特徴を持つタイプです。

INFP(仲介者)の性格的な特徴

INFP(仲介者)は、独自の美的センスと共感力の高さを持つ理想主義者です。

「仲介者」の名にふさわしく、人をサポートしたり、物事の本質を捉えてわかりやすく伝える能力に長けています。

内向型(I)であるため、コミュニケーションの取り方は控えめです。一方で、直観型(N)の特徴として、心のうちにいきいきとした理想や情熱を秘めています。

他者に対して寛容であることも魅力の一つで、これは感情型(F)であることに由来します。知覚型(P)の要素として、マイペースで臨機応変な対応が得意です。

INFPタイプには、「思いやり深い」「柔軟性がある」「クリエイティブ」といった要素が当てはまります。飽きっぽくて傷つきやすい面もありますが、創造的な仕事に向いています。どちらかといえば一人の時間を好むため、舞台裏で作業に集中できるような仕事に向いているでしょう。

INFP-AとINFP-Tの違い

INFPは、さらに「INFP-A」と「INFP-T」の2タイプに分類されます。

ハイフンの後に付いている「A」は「自己主張型」、「T」は「慎重型」を意味しています。

それぞれの特徴は下記の通りです。

「INFP-A」の特徴

「自己主張型」のINFP-Aは前向きで、みずから行動を起こせるタイプです。周囲の人に頼られるリーダー的な要素もあります。ただ、自信が過剰気味になってしまう場合があることには要注意です。自己主張をしすぎないよう気を付けましょう。目先の目標だけにとらわれ、大事なポイントを見過ごしてしまわないよう注意すると良いでしょう。

「INFP-T」の特徴

「慎重型」であるINFP-Tは、他者の感情に寄り添えるタイプです。勤勉で目標達成への努力を惜しまず、周囲から信頼が寄せられる傾向にあります。

ただ、INFP-Tには敏感な気質があるため、生きづらさを感じていることもあるようです。人から批判されることを過度におそれてしまい、やりたいことをなかなか実行できないという特徴もあります。

INFP(仲介者)の意味や特徴について以下の記事で詳しく解説しています。

INFP(仲介者)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧
INFP(仲介者)の就活の進め方
INFP(仲介者)の就活の進め方

日本におけるINFP(仲介者)の割合

16personalitiesの公式サイトで公表されているデータによれば、日本におけるINFPの割合は16.44%となっています。

また、性格傾向を細分化した「T(神経型)」と「A(自己主張型)」で見てみると、INFP-Tは12.91%、INFP-Aは3.53%もの割合で存在しています。

日本人全体を見てみると、INFPが最も多い性格タイプとなっています。

これは同時に国民性とも言い換えられ、日本人の多くは他人に強い共感性を示すとともに、無意識に誰かをサポートしたいと考えがちな性格だと言えるでしょう。

INFPは日本人でも非常に多い性格傾向のため、自分と同じ価値観や感覚を持つ人と出会いやすいといった特徴も見られます。

出典:Japan Personality Profile | Country Personality Profiles | 16Personalities

INFP(仲介者)に向いてる仕事15選

ここからは、INFP(仲介者)タイプの性格的要素に適性がある仕事を15種類、ご紹介していきます。

  1. 人事
    └観察力や本質を捉える力が適切な人事計画を策定・推進に役立つ
  2. カウンセラー
    └傾聴力や共感力がカウセリングにもっとも求められる
  3. キャリアコンサルタント 
    └観察眼、分析能力、コミュニケーション能力が活かせる
  4. クリエイター
    └多角的な視点、発想力は斬新なアイデアを生み出すのに活かせる
  5. 教育関連 
    └人の生き方をサポートするのに高い観察力と共感力が活かせる
  6. イベントプランナー
    └柔軟さ、臨機応変な対応がいかんなく発揮される
  7. 図書館司書
    └注意深さ、記憶力とともにコミュニケーション能力も重要
  8. 研究者 
    └好奇心旺盛で裏方気質な性格が適している
  9. NPO,NGO活動家 
    └社会に貢献したいと考える性格が適している
  10. デザイナー
    └独創的なデザインセンス、アイデアが求められる
  11. 作家
    └独自の創作能力を活かせる
  12. ジャーナリスト
    └物事の本質を捉えてわかりやすく伝える能力が発揮できる
  13. マーケター
    └高い共感力、観察眼でニーズを察知し商品やサービスを企画できる
  14. 写真家
    └独自の芸術性を極め、黙々と仕事に打ち込む仕事が適している
  15. 美容師
    └美的センスに優れ、人をサポートすることが好きな性格が適している

人事 [INFP(仲介者)に向いてる仕事1/15]

INFP(仲介者)は他人の感情の変化に繊細な共感力を持っているため、仕事で常に人とやりとりをすることになる人事に向いています。

人事の仕事は社外的採用活動だけでなく、社員に向けた研修や人事制度の改定など、人の感情に直接影響するような業務が多いといった特徴があります。INFP(仲介者)の感情の変化に敏感という強みを活かすことで、人事の仕事をスムーズに進められるでしょう。

また、INFP(仲介者)の他人と協力する力といった強みを発揮できれば、社内外問わず様々な人と協力をして成果を出していくことも可能です。

①平均年収746万円
必要なスキル・パソコンスキル
・情報収集力
・プレゼンテーション力
・時間管理能力
・連携・調整力
③仕事に就くためには?・企業や団体などに採用され人事課などに配属される
④関連する資格・社会保険労務士
・キャリアコンサルタント
・メンタルヘルス・マネジメント検定
・人事総務検定

カウンセラー [INFP(仲介者)に向いてる仕事2/15]

INFP(仲介者)は相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを得意としていることから、カウンセラーの仕事に向いています。

カウンセラーは悩みを持っている人の話を聞き、適切なアドバイスを行う仕事です。

どういったカウンセラーになるかにもよりますが、どちらかというと的確なアドバイスをするかというよりも、カウンセリングに来た人が気持ちよく悩みを吐き出せる環境作りが重要になってきます。

INFP(仲介者)は自ら積極的にコミュニケーションを取ることは若干苦手とする一方で、相手がどんなことを考えていて、何を悩みに感じているのかを察する力に長けています。

したがって、カウンセラーに求められる能力を発揮しやすい性格と言えるでしょう。

①平均年収459万円
必要なスキル・コミュニケーション能力
・傾聴力
・心理学に関する知識
③仕事に就くためには?・カウンセリングが必要な事業を行う会社の求人に応募する
・臨床心理士などの国家資格を取得しフリーのカウンセラーとして依頼を受ける
④関連する資格・臨床心理士
・公認心理師

キャリアコンサルタント [INFP(仲介者)に向いてる仕事3/15]

INFP(仲介者)は、異なる立場にいる2人を引き合わせるような仲介者的なポジションに向いているため、キャリアコンサルタントの仕事に適性があります。

キャリアコンサルタントとは、仕事を探している人から求人の希望条件や今の仕事に感じている悩みなどを引き出し、適切な求人を紹介する仕事です。

INFP(仲介者)は、他人の悩みを察したり聞き出したりする力に長けていますので、適切な求人を紹介する際に特に強みを発揮できます。

加えて、INFP(仲介者)の強みである「誰かと誰かを引き合わせる力」を発揮できれば、求職者と求人募集企業をマッチングさせる精度も高くなることが期待できるでしょう。

①平均年収551万円
必要なスキル・豊富な職業・社会経験、またはその知識
・コミュニケーション能力
・分析力
③仕事に就くためには?・キャリアコンサルタントの養成講習を受ける
・ハローワーク、人材派遣会社などのキャリアコンサルタント求人に応募する
④関連する資格・キャリアコンサルティング技能検定

クリエイター [INFP(仲介者)に向いてる仕事4/15]

INFP(仲介者)は、繊細なセンスを活かして今までにないものを作り上げる力に長けていますので、クリエイターの仕事にも適性があります。

クリエイターは会社に所属するパターンと、フリーで作品を生み出すパターンの2つの働き方に分かれますが、どちらの働き方であっても自身のセンスを活かすことが求められます。

INFP(仲介者)は、状況に応じて自分のセンスを出し分けることを得意としていますので、クリエイターとして優れた作品を生み出す素養があると考えられます。

①平均年収349万円
必要なスキル・想像力
・表現力
・トレンド調査力
・ブランディング力
③仕事に就くためには?・自分の作りたいものを作り、SNSなどで発信する
・Web系制作会社が募集するクリエイターの求人に応募して正社員就職する
④関連する資格・色彩検定
・ウェブデザイン技能検定
・CGクリエイター検定

教育関連 [INFP(仲介者)に向いてる仕事5/15]

INFP(仲介者)は、悩みに対する共感力を発揮することを強みとしていることから、教育関連の仕事全般にも向いています。

塾講師や教材の出版会社、オンライン家庭教師など、教育関連の仕事はいずれも勉強を頑張りたいと思っている生徒を相手にすることになります。

学習スピードは生徒によって様々になりますので、目の前の生徒がどういった学習の悩みを感じているのかを共感していかなければなりません。

ただ勉強を教えるよりも、相手の悩みに沿って勉強を教える方が効率が高いことを考えると、INFP(仲介者)の高い共感力は仕事で活かしやすい強みだといえます。

①平均年収661万円
必要なスキル・教育全体への理解
・指導教科などの専門的な知識や技能
・コミュニケーション力
・倫理観
③仕事に就くためには?・大学などで所定の単位を取得し小学校教諭免許、中学校教諭免許を得る
・大学教授になるには大学院の修士課程・博士課程を修了
④関連する資格・小学校教諭免許
・中学校教諭免許

イベントプランナー [INFP(仲介者)に向いてる仕事6/15]

INFP(仲介者)は環境変化への適応力が高いため、臨機応変な対応が求められるイベントプランナーの仕事に向いています。

イベントプランナーの主な仕事はイベント当日に向けた全体のディレクションや計画となりますが、イベント当日にトラブルが起きたときに真っ先に対処することも重要な業務となってきます。

イレギュラーな事態に陥ったとしても、INFP(仲介者)の高い適応力を活かすことができれば、無事にイベントを終了させることができるでしょう。

それだけでなく、INFP(仲介者)の高いセンスを活かすことで、満足度の高いイベントを設計できる点も向いているポイントの1つと言えます。

①平均年収623万円
必要なスキル・想像力
・コミュニケーション能力
・トレンド調査力
・体力
・調整力
③仕事に就くためには?・イベント制作会社の求人に応募して正社員就職する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

図書館司書 [INFP(仲介者)に向いてる仕事7/15]

INFP(仲介者)の思慮深さや落ち着いた性格は、図書館司書の仕事でも強みを発揮することができます。

図書館司書は図書館の蔵書管理や受付、図書館を盛り上げるイベントの企画といった業務が重くなってきますが、そもそも図書館という場所が静かな場所になりますので、INFP(仲介者)のような落ち着いた性格であることが求められます。

他にも、図書館の利用者を増やすためにはINFP(仲介者)の繊細なセンスを活かすことができるでしょう。

特に本が好きというINFP(仲介者)の人であれば、図書館司書の仕事はやりがいを持って取り組めるはずです。

①平均年収551万円
必要なスキル・コミュニケーション能力
・本に対する知識や興味
・知的好奇心や探究心
・体力
③仕事に就くためには?・大学で必要な科目を履修するか司書講習を受け、司書(補)資格を取得する
・図書館の専門試験を受ける
④関連する資格司書(補)資格

研究者 [INFP(仲介者)に向いてる仕事8/15]

INFP(仲介者)は、自分の価値観や信念を大事にして行動できる性格のため、同じく価値観や信念が成果を出すのに重要となる研究者に向いています。

研究者は、自分が研究をしたいと思っているテーマを多角的な視点で分析し、研究を行っていく仕事です。研究するテーマにもよりますが、数年単位で実験を行うようなものも存在しますので、価値観や信念がないと途中で気持ちが滅入ってしまうことが考えられます。

その観点でいうと、INFP(仲介者)は自分で掲げている価値観や信念を曲げず、やり切る力に優れていますので、他の人では取り組むことが難しい研究者の世界で実力を発揮していけるでしょう。

①平均年収449万円
必要なスキル・論理的思考力
・学習意欲
・探究心
・専門的知識
③仕事に就くためには?・メーカーの研究職求人に応募して正社員就職する
・就職エージェントに登録して研究職の求人を紹介してもらう
④関連する資格・修士号、博士号
・危険物取扱者
・技術士

NPO,NGO活動家 [INFP(仲介者)に向いてる仕事9/15]

INFP(仲介者)の他人に対する思慮深さは、NPO、NGO活動家としても強みを発揮することが可能です。

NPO法人やNGO法人は、法人によってどんな活動をするのか異なってきますが、基本的には利益を目的とせず、社会や困っている人々を対象にサポートをするような業務を行っています。

他人へのサポート能力に優れているINFP(仲介者)であれば、どのようなNPO・NGO法人に就職をしたとしても、優れた成果を発揮していけると考えられます。

①平均年収646万円
必要なスキル・論理的思考力
・問題解決力
・対人援助サービス力
③仕事に就くためには?・NPO法人の求人に応募する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

デザイナー [INFP(仲介者)に向いてる仕事10/15]

INFP(仲介者)の優れたセンスを活かすことで、デザイナーとしても活躍が期待できます。

デザイナーはディレクター等からの指示を受け取って、自分のデザインセンスを発揮し、イメージを形にしていく仕事です。ディレクターからはデザインの大まかなイメージしか共有されないため、デザイナー自身のセンスが必要になってきます。

INFP(仲介者)は、状況に合わせて自分のセンスを発揮することに長けていますので、会社員としてだけでなく、フリーのデザイナーとしても活躍をしていけるでしょう。

①平均年収0万円
必要なスキル・デザイン知識
・情報収集力
・発想力
・分析力
③仕事に就くためには?・専門学校で必要な知識、スキルを習得する
・企業のデザイナー求人に応募する
・フリーランスとして働く
④関連する資格・色彩検定
・ウェブデザイン技能検定
・プロダクトデザイン検定

作家 [INFP(仲介者)に向いてる仕事11/15]

IINFP(仲介者)の共感力やセンスを活かすことができれば、多くの読者がファンになってくれるような作家を目指すことも可能です。

作家は自身の本を出版するだけでなく、雑誌のコラムを執筆して社会問題を投げかけたり、読者に共感をしてもらうといったことが重要になってくる仕事です。そのため、INFP(仲介者)の共感力やセンスの高さを活かしやすいといった特徴があります。

加えて、INFP(仲介者)は自分の価値観を言語化する能力に長けていることから、作家として他の作家と違った視点で優れた文章を書くこともできるはずです。

①平均年収0万円
必要なスキル・知識
・想像力
・表現力
・構成力
③仕事に就くためには?・専門学校やスクール、独学で知識やスキルを身につける
・出版社などへ作品を持ち込む
・動画、SNS、Webサイトなどを活用し活躍の場を見つける
④関連する資格・特に資格は必要とされない

ジャーナリスト [INFP(仲介者)に向いてる仕事12/15]

INFP(仲介者)は自分の信念に基づいた行動を重視しているため、世界で起こっている事実を伝えるようなジャーナリストの仕事に向いています。

ジャーナリストは世界各地に足を運び、見聞きした事実を写真や文章に落として世界に発信するといった仕事を担います。

ジャーナリストと一言で言っても、どういったジャンルのジャーナリストかは人それぞれ異なっていることから、どんな事実を伝えたいのかという信念が重要になってくるといえます。

自分の信念を重視できるINFP(仲介者)であれば、世界に強い影響を与えられるようなジャーナリストになっていけると考えられます。

①平均年収590万円
必要なスキル・ライティング能力
・コミュニケーション能力
・探究心
・社会情勢や時事問題に対する知識
③仕事に就くためには?・新聞社・放送局・出版社といった報道を目的とする機関の求人に応募する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

マーケター [INFP(仲介者)に向いてる仕事13/15]

INFP(仲介者)や他人の心を想像する力に長けていますので、人の感情を読み取ることが重要になるマーケターの仕事に向いています。

マーケターはモノやサービスが売れる仕組みを作る仕事です。

実際に商品を購入する人の心情の変化を創造し、適切なマーケティング施策を打っていくことが求められるため、INFP(仲介者)の強みである他人の心を創造する力を活かせば高い成果が期待できます。

INFP(仲介者)の想像力の豊かさも強みとなりますので、就職後には今まで会社でされてこなかったような方法でマーケティング施策に取り組むこともできるでしょう。

①平均年収646万円
必要なスキル・分野や業種、業界に対する専門的知識
・パソコンスキル
・分析力
・プレゼンテーション能力
③仕事に就くためには?・マーケティングリサーチ会社や企業のマーケティング部門の求人に応募する
④関連する資格・社会調査士

写真家 [INFP(仲介者)に向いてる仕事14/15]

INFP(仲介者)の高いセンスを活かせば写真家としても活躍が期待できます。

自身のセンスを活かしたアーティストのような写真家もいれば、企業から依頼を受けてモデルや商品の撮影を行うような写真家もいます。どちらの働き方であっても、写真を撮るということには一定のセンスが求められるため、INFP(仲介者)の強みを発揮することが可能です。

①平均年収350円
必要なスキル・カメラ、写真の専門知識とスキル
・観察力
・コミュニケーション能力
・行動力
③仕事に就くためには?・広告制作会社、広告代理店などカメラマン求人に応募する
・画像提供サイトに素材とし登録し契約の使用料金を稼ぐ
・フリーのカメラマンとして働く
④関連する資格・フォトマスター検定
・写真技能士

美容師 [INFP(仲介者)に向いてる仕事15/15]

INFP(仲介者)高いセンスと他人の共感力を強みとしていますので、美容師の仕事にも向いています。

美容師として活躍していくためには、ヘアスタイルに対する高いセンスが求められることに加えて、来店客と適切なコミュニケーションを取り、リピーターを増やしていくことが重要になります。

INFP(仲介者)は他人への共感力を活かし、来店客と会話を盛り上げることが得意な傾向にありますので、指名料で稼いでいくということも期待できるでしょう。

①平均年収380万円
必要なスキル・美容師としての技術
・トレンド調査力
・接客能力
③仕事に就くためには?・美容師国家資格を取得して美容師の求人に応募する
④関連する資格・美容師国家資格

出典:厚生労働省「職業情報サイトjobtag」

INFP(仲介者)の就活の進め方
INFP(仲介者)の就活の進め方

INFP(仲介者)には向いてる業種

①芸術/人文科学

芸術/人文科学分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 学術・開発研究機関…自然科学研究所(理学・工学・農学・医学・薬学)、人文社会科学研究所
  • 専門サービス業(その他)…デザイン業、著述・芸術家、経営コンサルタント業、翻訳、通訳
  • 広告業…広告業(広告代理、屋外広告)
  • 技術サービス業(他に分類されないもの)…獣医師、土木建築サービス(建築設計、測量)、機械設計業、商品検査業、非破壊検査業、計量証明業、写真業

INFP(仲介者)タイプは、創造力が豊かであるため芸術分野に向いています。また、物事の本質を捉えてわかりやすく伝える能力に長けているため、人文科学の分野でも才能を発揮できるでしょう。ひとりか少人数で集中して業務をしたり、裏方で活躍することを好む傾向にも、これらの業種には合致しているものが多いでしょう。

②出版/メディア

出版/メディア分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 映像・音声・文字情報制作業…映画・ビデオ、テレビジョン番組、アニメーション制作、配給業、レコード・ラジオ番組制作、新聞業、出版業、広告制作、ニュース供給業

INFP(仲介者)タイプは、物事を関連づけて分析したり、物事の本質を捉えてわかりやすく伝える能力に優れています。

また、クリエイティブな問題解決の手法に惹かれたり、視覚芸術の才能を発揮することもあります。これらのスキルは、メディアや出版関係での仕事に役立つでしょう。

③教育系

教育系の分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 学校教育…幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、高等教育機関(大学・短大・高等専門学校)、専修学校、各種学校、幼保連携型認定こども園
  • その他の教育・学習支援業…図書館、博物館、美術館、動・植物園、学習塾、教養・技能教授業(音楽・書道・茶道・生花・外国語会話・スポーツ等)

INFP(仲介者)タイプは、他者の思考や感情を繊細に汲み取ることができ、さらに自分の知識や技術を喜んで他者に提供します。これらの傾向は、教育・指導する仕事に適性が高いと言えるでしょう。

④ビジネス

これは、業種というよりも、職種に該当する類型です。

INFP(仲介者)タイプは、ビジネスにおけるさまざまな場面において、有能な管理者としての一面を発揮できるでしょう。

  • オフィスマネージャー
  • 人事担当
  • アカウントマネージャー

今日のビジネスはますます多様化し、テクノロジーの活用が重視され複雑化しています。INFP(仲介者)タイプは、ストレスの多いビジネスにおいて、創造力や繊細さ、大局的な分析力を発揮でき、適切な管理を行うことが期待できます。

INFP(仲介者)には向いてない仕事

INFP(仲介者)タイプはクリエイティブで感性が豊かである反面、飽きっぽくて傷つきやすい面もあります。また、コミュニケーションの取り方は控え目であり、「大勢でわいわい」というよりも、ひとりや少人数で集中して仕事に打ち込める環境を好みます。

そんなINFP(仲介者)に向いていない仕事についてですが、具体的な特徴としては以上の3点があげられます。

  1. ルーチンワークが中心の仕事
  2. プレッシャーがあり迅速な判断が求められる仕事
  3. 組織のルールや方針が厳格な仕事

それでは、詳しく見ていきましょう。

① ルーチンワークが中心の仕事

INFP(仲介者型)タイプは、定型の業務やルーチンワークが中心の仕事には向いていません。

具体例としては、下記のような職業です。

  • 会計、監査
  • 品質管理

会計や監査は、業務内容や流れが定型的であり、クライアントはさまざまに変わる可能性もありますが、同じ業務を繰り返すことが多い職業です。

また、品質管理は、製品や製造ラインを細かくチェックする仕事です。

INFPはクリエイティブを好むタイプですので、定型の業務を行うことやルーチンワークが多い仕事を長く続ける事に困難を感じてしまう可能性が高いと言えます。

② プレッシャーがあり迅速な判断が求められる仕事

INFP(仲介者型)タイプは、仕事をする上でのプレッシャーが強かったり、判断にスピード感が求められる仕事には向いていません。

具体例としては、下記のような職業です。

  • 営業マネージャー
  • プロジェクトリーダー
  • 証券トレーダー

INFPタイプは感受性が豊かであり、物事を深く考えたり分析することを好みます。そのため、職務上の心理的プレッシャーが高い仕事や、迅速な判断が重視される仕事には、ストレスを感じてしまうでしょう。また、プロジェクトリーダーなどの仕事は、細部にまで気を配ることが求められるため、INFPには苦手な役割と言えそうです。

③ 組織のルールや方針が厳格な仕事

INFP(仲介者型)タイプは、ルールや方針が厳格に定められている仕事には向いていません。

具体例をあげるとすれば、下記のような職業です。

  • 公務員
  • 大企業の中間管理職
  • 製薬会社の品質管理(QC)

一般的に、これらの仕事には明確なルールや規制、組織としての方針が定められていることが多い傾向にあります。それは、仕事の性質上、そうしたルールや方針が必要となる根拠や理由があるためです。

ただ、INFPにとっては、職務上の自由度が低いと創造性という強みが生かせないのです。

その他

他にも、以下のような仕事はINFP(仲介者)タイプにあまり向いていない傾向があります。

弁護士

弁護士は、依頼者の権利や利益を守るため、論理的な主張を行う必要があります。しかし、INFPは論理を最重視するタイプではなく、人の心や感情の方を大切にする価値観の持ち主です。また、他人に対して高い共感力があり、競争を好まない特性であることも、時には強く主張したり闘う姿勢が求められる弁護士にはあまり向かないと考えられます。

データアナリスト

データアナリストは、クライアントが抱えている課題を解決するために必要となるデータは何かという仮説を立て、ビッグデータを分析して明確な解決案を提案する仕事です。

一見すると、INFP(仲介者)タイプの洞察力や分析力が活かせるように思えますが、INFPの感受性を活かした主観的な分析とは手法が異なるため、あまりやりがいを見出せない可能性が考えられます。

ノルマの厳しい営業

前述の通り、INFP(仲介者)タイプは心理的なプレッシャーが高い仕事には向いていません。そのため、目標やノルマが厳しく設けられた営業職も避けるべき仕事のひとつです。プレッシャーが掛かる仕事を任されることで発奮し、成長できるタイプの人には向いていますが、INFPはストレスが良い方向には働かないので、適職とは言えないのです。

INFP(仲介者)に向いてる仕事を見つける方法

INFP(仲介者)タイプが「企業を見る際に重視すべきポイント」は以下の通りです。

  1. 職場の雰囲気…人間関係を重視するため、職場の人間関係は要チェック
  2. ミッションやビジョン…価値観や信念に基づいた行動を重視するため
  3. 教育制度や成長支援制度…学習意欲や成長意欲が高いため
  4. 組織の柔軟性や変革への取り組み…変化への適応性や、理想追及の姿勢を活かせるかどうか
  5. CSR活動やCSV活動…社会的意義など、価値観や信念の次元を大切にするため

これらのポイントを見定めるために、就職活動は以下の3つの側面から行うと良いでしょう。

① 人事や現場の人に面談の機会を多く持つ

就活における「面接」は、次の選考に進めるかどうかをジャッジされる場です。

一方で「面談」は、明確な選考過程ではなく、個別の会社説明や、人事関係者や現場メンバーと話す機会を意味します。ただ、「面談」の場であっても、企業関係者からは常に評価をされているという意識で対応するようにしましょう。

さて、INFP(仲介者)タイプが「面談」の機会を多く持った方が良い理由は、社内の人間関係が垣間見える、ビジョンやミッションへの本気度がわかる、という点です。

企業関係者との「面談」の機会を得るには、会社説明会に参加したり、学校の就職課を通じて紹介を受けたり、OB・OGのツテを利用したり、といった方法があります。あらゆる機会を捉えて、積極的に面談を申し込むようにしてください。

② IR資料やCSR資料などをチェック

少し難易度が高いかも知れませんが、特に応募の優先順位が高い企業に関しては「IR資料」や「CSR資料」の内容をチェックしてみましょう。

まず、IRとは「Investor Relations」の略で、企業が株主や投資家に対して財務・経営状況など、投資の判断に必要な情報を提供するものです。企業の財務状況や経営状態を投資家にわかりやすく伝えるため、専門用語などを使わずに、わかりやすい文面で記載されているのが特徴です。説明会や人事の話ではわからないような経済の財務・経営状況や、客観的な事実を知ることができるため、企業研究に役立ちます。

次に、CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略で、「企業の社会的責任」を意味します。企業は事業活動を行う中で、さまざまな利害関係者(ステークホルダー)と関わっています。従業員をはじめ、顧客や取引先、株主、地域住民といった、企業を取り巻くあらゆる人々です。CSRとは「企業は利益を追い求めるだけでなく、すべてのステークホルダーと良好な関係を保ち、より良い社会を築くために積極的に社会貢献しよう」という考え方です。CSR資料は、その企業のCSRに対する考え方や実際の活動内容を記した資料です。

INFP(仲介者)タイプにとって、企業の「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」やCSR活動、変革への取り組みなどは重要なポイントです。それらについての長期的な視点や計画がわかるIR資料やCSR資料は、ぜひ読むようにしてください。

なお、IR資料やCSR資料は、各企業の公式サイトなどからダウンロードできます。

③ 教育制度など人事制度をチェック

vINFP(仲介者)タイプは学習意欲や成長意欲が高いため、社員教育や成長支援のための制度が充実しているかどうかもポイントになります。

これらは、公式サイトや求人情報で概要を掴みつつ、実際の内容や社員の満足度などを現場メンバーとの面談や口コミサイトなどで確認すると良いでしょう。

INFP(仲介者)の就活の進め方
INFP(仲介者)の就活の進め方

INFP(仲介者)がマッチする職場環境

INFP(仲介者)タイプにマッチする職場環境についても考えてみましょう。

① 人と深い関係を築ける職場

人間関係を重視するINFP(仲介者)タイプには、下記のような特徴がある職場環境が適しています。

  • 上司や同僚から誠実さが感じられる
  • メンバーへの思いやりが評価される
  • 仕事を通して、人の役に立っている実感がある

人々の関係性が穏やかな職場であれば、INFP(仲介者)タイプは安心して業務に打ち込むことができます。

②自分のペースで仕事できる環境

自分のペースで仕事に集中できる職場環境であることも、INFP(仲介者)タイプにとって大切です。

  • 業務に集中できる時間や空間がある
  • 最小限の規則やルールはあるが、個々の権限や裁量の幅が広く認められている
  • 静かで、機能的に整理整頓されたオフィス

上記のような要素も、内向的で裏方志向のINFP(仲介者)タイプがその能力を発揮できる環境と言えます。

③理想や信念を大切にする職場

理想や信念を大切にする職場であることも、INFP(仲介者)タイプには重要なポイントです。

  • 新しい手法やアイデアが評価され、チャレンジできる環境
  • 社内政治や利潤追求よりも、社会的意義や貢献を重視
  • 自分の価値観や信条を曲げずに働ける

INFP(仲介者)タイプは、理想や信念を大切にします。それらを軽視したり、社会的な役割よりも自社の利益にばかり汲々としている組織では、自分らしく働いていくことは難しいでしょう。

INFP(仲介者)の強み

INFP(仲介者)タイプの主な強みは、こちらの3点です。

  1. 深く繊細な共感力
  2. 環境変化への適応力
  3. 価値観や信念に基づいて行動できる

それでは、順番に見ていきましょう。

① 深く繊細な共感力

INFP(仲介者)タイプの人には思いやりがあり、他者への共感力に優れています。弱い立場にあったり、苦労している人に自然体で寄り添い、行動する事ができます。

利他的な性格であることは、時には自己中心的な人に利用されやすいおそれもありますが、長期的には本当に信頼がおける人との人間関係を構築することに繋がります。

② 環境変化への適応力

INFP(仲介者)タイプは集中力が高く、やると決めた事には情熱的に取り組むことができます。それらを活かして、急激な環境変化に対しても臨機応変に対応します。

また、INFPタイプの目標達成に向けてひたむきに努力する姿は、周囲の人々のモチベーションも高めます。

③ 価値観や信念に基づいて行動できる

INFP(仲介者)は、自分の価値観や信念に忠実なタイプです。それらに基づいて行動することに迷いがありません。この強みは、それらを持たない人々と比べて、特に危機に瀕したときに本領を発揮します。時流や常識にとらわれず、自分の軸があるということは、ビジネスにおいてはもちろんプライベートにおいても役立つ特性です。

仕事場での活かし方

上記3つの強みは、仕事をする上でどのように役立てられるでしょうか?

例えば、INFP(仲介者)タイプは、ビジョン型のリーダーとして、良好なチームワークを構築し、社会や業界の環境変化に適応できるしなやかな組織を作ることができるでしょう。

先入観がなく、常にフラットな目線で物事を判断できる点も、働く上で大きな利点になります。どんな人にも公平に接し、中立の立場で物事を見ることができるので、客観的な判断や意思決定が可能になります。

就職や転職活動でのPR方法

就職や転職活動において、これらの強みを自己PRする例文をご紹介します。

例文1

私は、臨機応変な適応力がある方だと思います。

学生時代に1年間、オーストラリアに語学留学をしました。習慣や文化の異なる外国で生活できるか不安もありましたが、ホストファミリーや学校の友人たちと良い関係性を構築できました。

私は社交的な性格ではありませんが、目の前の人としっかり向き合い誠実に付き合いたいと考え、多少時間はかかりますが一度仲が良くなると長く付き合うタイプです。環境が大きく変化しても、人と素直にコミュニケーションをとることで順応できることが強みだと考えています。

これを貴社での業務においても発揮し、調整役として活躍できればと思います。

例文2

私は、チームワークを大切にしています。

大学時代のゼミで、当初はメンバー同士の人間関係があまり良いとは言えませんでした。特にメンバーのうち数人が、個人的な理由から対立していました。

そこで私は、中立的な立場から、まずは双方の話をじっくりと聞くようにしました。そして、誤解が生じている部分について解消できたことをきっかけに、感情的なわだかまりを払拭することができました。人間関係の修復に貢献できたことは、コミュニケーションにおける自身の強みを認識する経験となりました。

御社で働く機会をいただければ、チームの一員として信頼される存在になれるよう努力し、チームワークを活かして目標達成を目指したいと考えています。

INFP(仲介者)の弱み

INFP(仲介者)タイプの主な弱みは、こちらの3点です。

  • ①ストレスへの感受性が高い
  • ②理想主義の度が過ぎる
  • ③自己犠牲が過ぎる

こちらについても、順番に見ていきましょう。

① ストレスへの感受性が高い

INFP(仲介者)は、ストレスに対してかなり敏感なタイプです。

公私にわたり、心理的なプレッシャーを敏感に察知し、無意識のうちに「このストレスに対応しなければ」と身構える傾向があります。

自分自身を守るためのストレス反応は必要なものですが、それが行き過ぎてしまうと例えば「他者に対する批判」という形で現れるケースもあります。

もし、そうした批判の内容が、冷静さを欠いたものである場合には他者の信頼を損ないますし、特に働く事における弱みとなってしまいます。

② 理想主義の度が過ぎる

INFP(仲介者)タイプの創造性やセンスは強みですが、理想が先走り過ぎて現実から乖離してしまう可能性があることには注意が必要です。

理想論やアイデアをもとにして見切り発車の行動が増えたり、周囲からの建設的な指摘を軽視しては、実行可能なプランを崩してしまうこともあります。

③ 自己犠牲が過ぎる

INFP(仲介者)タイプがもっとも用心すべき弱みが、「過度な自己犠牲をしてしまう傾向」です。言い方を変えれば、「利他的すぎる」とも表現できます。

INFPは、他者をサポートしたり、チームに貢献することに「やりがい」を見出す傾向がありますが、それに徹するあまり、自分自身の利益を損なってしまう恐れがあります。

利他的な精神はチームワークに欠かせない要素ですが、主客が逆転するようなレベルでの「自己犠牲」は行うべきではありません。

「〇〇のために尽くす」という形の思考停止にならないよう、時には人からの頼み事を断る勇気を持ち(あなたにはその自由があります!)、常に自分自身をしっかりと守ることを意識してください。

仕事場で注意すべきこと

上記3つの弱みについて、職場で注意するべきポイントを紹介します。

例えば、「自己犠牲が過ぎる時がある」という弱みについては、チームや会社が大変な時に、他人をサポートしすぎて、自分自身の体調不良を顧みなくなるというケースが考えられます。無理をし過ぎてあなたが倒れてしまっては、かえってチームの状況を悪化させる可能性があります。「無理をすることは美徳」ではありません。「自己管理で自らを守る」ことでチームに貢献できると考えてください。

また、ストレスを感じた際は、その対象(プロジェクト、人など)から意識的に(できれば物理的にも)距離を取り、客観的に判断するための時間をとってください。ストレスに対し瞬発的に反応しないことが大切です。信頼できる仲間にアドバイスを求めたり、あなたの好きなこと(趣味、スポーツ、食事など)をする時間を取りましょう。特に職場において感情的に振る舞うことは周囲からの評価を下げてしまい、結果として不利益を被る可能性があります。

そして、理想主義に過度に偏っていないかの自己チェックも定期的に行うと良いでしょう。INFP(仲介者)タイプの独特のセンスやアイデアは、他の人に真似できない強みです。それを現実的なプランに落とし込むことに長けたパートナーを見つけると良いでしょう。

就職や転職活動で損しないためのポイント

INFP(仲介者)タイプの独創的なアイデアとセンスは、面接の場でも評価されることでしょう。ただ、実績や根拠が伴わない理想論ばかりを語らないように気を付けましょう。

また、INFPの「自分を犠牲にしてチームに尽くす傾向」は、激務が当たり前になっているブラックな職場から狙われる可能性があることにも要注意です。あなたの「やりがい」を搾取されないよう、就職や転職活動においては職場の環境や勤務条件をあらかじめしっかりチェックしましょう。

控え目な性格が選考過程で不利に働かないように、履歴書や職務経歴書をていねいに作成して、あなたの長所や強みを文字情報でしっかり伝えるようにする工夫もおすすめです。

INFP(仲介者)はどんな人と相性がいいの?

INFP(仲介者)タイプは、どんなタイプの人と相性が良いのかについても紹介します。「16 Personalities性格診断」の中であれば、どのタイプが当てはまるのかも解説します。

仕事面①連携を重視する同僚

仕事面においては、まず「連携を重視する同僚」との相性が良いでしょう。

INFPは創造的で直感的なアイデアを生み出しますが、それを現実的な形に落とし込むことができる仲間が必要です。

「16 Personalities性格診断」では、ISTJ(管理者)タイプこそがその人です。

ISTJの強みは、協調性の高さと、物事をコツコツと継続できる点です。両者の強みがうまく連携すれば、独創的なアイデアを実現可能なビジネスへと発展させられるでしょう。

ISTJは、感受性豊かなINFPの話をじっくり聞いてくれる良きパートナーです。一方で、INFPは、目標達成に向けて多大な努力をする傾向があるISTJを、惜しみなくサポートすることが大切です。

仕事面②計画的な実行力がある同僚

仕事面では、「計画的な実行力がある同僚」の存在も欠かせません。

ESTJ(幹部)タイプは、INFPの独創的なアイデアやセンスを活かし、実現可能なプランの中で実現させていく仲間です。

「16 Personalities性格診断」では、ESTJ(幹部)タイプが該当します。

INFPは感性豊かで創造的、そしてESTJは実用的で指導的な傾向があるタイプです。両者には「共通の目的を持つことにより、それに向かって本気で取り組むことができる」という特徴があります。彼らが同じ目標に向かって共同作業を行う場合、お互いの感性と能力を活かし合い、より良い結果を生み出すことができます。

ESTJは、INFPが人間関係を大切にする点を尊重しましょう。INFPとのコミュニケーションには、優しさや理解が必要だということを忘れないでください。一方で、INFPは、ESTJの強みだけでなく弱みも認識した上で付き合いましょう。ESTJは、リーダーシップや責任感に優れていますが、時に決断が早すぎることや柔軟性に欠けることもあります。弱みを理解した上で、補完しあう関係を目指しましょう。

仕事面③信念を重視してくれる上司

INFP(仲介者)タイプには、彼らの価値観や信念に理解を示してくれる上司が必要です。そのような上司の元では、持ち前のクリエイティビティやセンスを存分に発揮できるでしょう。

「16 Personalities性格診断」では、INFJ(提唱者)タイプが該当します。

INFJは、他者への共感力に溢れ、支援に熱心で、社会的な意味や倫理的な価値観に関心を持つ人が多い傾向があります。独特のセンスを持つINFPの、良き理解者となってくれるでしょう。

プライベート面①思考を深めてくれる人

プライベートにおける友人としてINFP(仲介者)と相性がいいのは、思考を深めてくれる人です。INFPは、思考や価値観といった内面世界の豊かさを重視するため、そこを刺激しあえる存在が大切になります。

「16 Personalities性格診断」では、ISFP(冒険家)タイプが該当します。

ISFPは洞察力があり、物事の背景を鋭く分析できるタイプです。似た者同士なので良好な関係が築きやすい相性です。

プライベート面②考えの整理をしてくれる人

INFP(仲介者)は、アイデアが次々あふれ出てくるタイプです。

そんなINFPの自由な発想を整理してくれるのが、INTP(論理学者)タイプです。せっかくのアイデアや発想も、うまく整理したり言語化できなければ、そのまま過ぎ去ってしまうおそれがあります。

INTPとINFPは、同じ「直観」型ですが、INFPはより感情的なアプローチをとり、INTPは論理的な思考力が強みです。INFPのアイデアを、現実の世界に適した形に落とし込めるのがINTPと言えるでしょう。

INFP(仲介者)と相性が悪い性格タイプ

続いて、INFP(仲介者)は、どんなタイプの人と相性が悪いのかについて紹介します。お互いの違いを理解して、関係性をより良くするための参考にしてみてください。

相性が悪い性格タイプ①競争を好むタイプ

INFP(仲介者)と相性が悪い性格タイプは「競争を好むタイプ」です。

「16 Personalities性格診断」では、ESTJ(幹部)タイプが当てはまります。

ESTJは、仕事面で相性のいいタイプ「計画的な実行力がある同僚」にも上がりましたが、競争的な側面はINFPと合わないこともあります。

相性が悪い性格タイプ②きっちりしたタイプ

ISTJ(管理者)タイプの「ルールや規則をしっかりと守りたい」傾向は、そうしたものに縛られたくないINFP(仲介者)タイプと相容れないことが往々にしてあります。

INFPは情熱的で感情面を重視しますが、ISTJは現実主義者で論理的思考を大切にします。また、INFPは自由奔放で計画ずくめになることを好まず、ISTJは堅実で計画通りに物事を進めたいため、生活リズムや価値観の違いも問題が起こりがちです。

相性が悪い性格タイプ③無感情なタイプ

INFP(仲介者)は「あまり感情を表さないタイプ」を苦手とすることがあります。

「16 Personalities性格診断」では、INTJ(建築家)タイプが当てはまります。

INTJは、冷静沈着で、一見すると共感性が高くないように見られる傾向があります。そのため、INFPとはうまく相容れないこともあるでしょう。

INFP(仲介者)と相性の良い性格タイプについて以下の記事で詳しく解説しています。

infp 相性

INFP(仲介者)の性格タイプを更に詳しく理解しよう

16PersonalitiesのINFPについて

記事の前半でも触れましたが、INFP(仲介者)タイプの特徴は、16Personalities診断テストに用いられる「4つの対抗軸の組み合わせ」から解説されています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

INFP(仲介者)は、上記の要素のうち、内向型(I)、直観型(N)、感情型(F)、知覚型(P)の4つの特徴を持つタイプです。

感受性を大切にしつつ、ルールや枠にとらわれないスタイルを好みます。「思慮深い」「柔軟」「クリエイティブ」などのキーワードがよく当てはまるでしょう。

単独行動を好みながらも、チームワークも重視するINFPは、対立を起こすことなく仲間との信頼関係を築くことが強みです。仕事についての考え方も柔軟なので、自分やメンバーが個性を活かせるような働き方を好みます。独自の発想やアイデアにあふれているので、周囲からはユニークな存在として一目置かれることも多いでしょう。

自分の性格タイプを活かす方法をアドバイス

INFP(仲介者)タイプは、仕事のみならずプライベートな面でも利他的に振る舞う傾向があります。そのため、恋愛や友人関係においても相手に対して献身的に対応しがちです。

また、険悪な雰囲気になったり、喧嘩をするのが何よりも嫌なので、多少の我慢であれば厭わずなるべく相手に合わせようとします。親切なINFPタイプは、相手に利用されたり騙されないように注意することが必要です。

INFP(仲介者)が向いてる仕事に就職を成功させるコツ

INFP(仲介者)が向いている仕事に就職を成功させるコツとしては、以下の5つのポイントが挙げられます。

  1. 自分にとって働きやすい職場を選ぶ
  2. 企業理念が浸透している会社かをチェックする
  3. 仕事の進め方については面接の場で質問する
  4. コミュニケーションが重視される仕事に応募する
  5. 自分の軸をしっかりと持って面接に臨む

それぞれ詳しく解説します。

1. 自分にとって働きやすい職場を選ぶ

INFP(仲介者)は、自分のセンスや掲げている信念を十分に発揮できる状況で力を最大限に活かせる性格です。そのため、仕事選びの際には職種ももちろんですが、自分にとって働きやすい職場かどうかといったポイントも非常に重要になってきます。

職場の雰囲気を知るためには、求人票だけでは情報を収集しきることが難しいと考えられます。就職口コミサイトを確認することに加えて、就職エージェントなど企業の内情を詳しく知っている人に話を聞いてみることも就職を成功させるコツの1つとなります。

2. 企業理念が浸透している会社かをチェックする

INFP(仲介者)は価値観や理念を大切にする性格のため、仕事選びの際は企業理念が浸透している会社を優先して選ぶようにしましょう。

企業理念については、基本的に企業のホームページの会社概要などに記載されています。

企業理念がどこにも見つけられないような会社だと、INFP(仲介者)は、就職後にストレスやモヤモヤした気持ちを感じやすくなりかねないため、応募は避けておくのが無難です。

また、企業理念が浸透しているかどうかは企業の風土や雰囲気を知ることが大切になってきます。したがって、INFP(仲介者)が就職活動する際は、特に企業研究が重要になると言えます。

3. 仕事の進め方については面接の場で質問する

INFP(仲介者)が自分にマッチした職場を見つけるためにも、仕事の進め方について面接の場で質問することも大切です。

仕事のイメージをつけることで、自分のセンスや共感力といった強みが活かせるかの確認ができるだけでなく、面接官に対して熱意のアピールにも繋げられます。

仕事の具体的な進め方はネットには出ていない情報になるため、面接の終盤で逆質問を促された際に聞いてみるようにしましょう。

4. コミュニケーションが重視される仕事に応募する

INFP(仲介者)は、他人とのコミュニケーションを通じて自分の心理的な不安を取り除く傾向にある性格のため、コミュニケーションが重視される仕事を優先して応募しましょう。

特に、INFP(仲介者)の強みとしては共感性の高さが挙げられますので、キャリアカウンセラーや人事といった仕事の適性が高くなっています。コミュニケーションが重要な仕事であれば、INFP(仲介者)の共感性の高さを存分に活かして仕事でも活躍できるはずです。

5. 自分の軸をしっかりと持って面接に臨む

INFP(仲介者)は、自分の価値観や信念を重視した職場にマッチしている傾向にありますので、就職活動する上では自身の就職の軸をしっかりと持って面接に臨んでください。

どういった仕事に就きたいのかといった軸はもちろんのこと、将来どういう社会人に成長していきたいのかというキャリアビジョンの軸まで持っておけると、魅力的な人材だとアピールすることに繋げられます。

INFP(仲介者)について「よくある質問」

INFPのあるあるって?

INFP(仲介者)タイプあるある、よく聞かれるものをいくつかご紹介します。

  • 暇があれば、すぐ空想の世界に浸ってしまう
  • 感受性が豊かで喜怒哀楽が激しい
  • 独特のセンスや発想が、周囲から一目置かれている
  • 不平等や理不尽な事が嫌い
  • 一人の時間が大好き。何時間でも一人で過ごすことができる
  • 人の気持ちや感情の変化を察知できる
  • 大人数で騒ぐよりも、1対1でじっくり話す方が好き
  • 忍耐力がある方だが、我慢し過ぎる時もある
  • 親切で、滅多に怒ることはない
  • 秘密主義なところがある
  • コミュニケーションの取り方は控え目だが、仲良くなると長く付き合う

あなたは、いくつ当てはまりましたか?

INFP(仲介者)の性格やあるあるの出来事について以下の記事で詳しく解説しています。

INFP(仲介者)あるある!性格や特徴、仕事でのあるあるを紹介

INFPはなぜ「仲介者」と呼ばれるのか?

INFPタイプには、「自分の価値観を明確にし、それを大切にしながら自分や他者の成長に貢献したい」という願望があります。また、他者の気持ちに敏感なため、周囲の人が必要とすることを直観で察し、思いやりに溢れる接し方で対応します。自分や他者の感情を尊重し、それぞれが必要としていることを直観的に推測しながら接する様子から、このタイプは「仲介者」と呼ばれています。

INFPは生きづらいの?

INFP(仲介者)タイプは、理想主義者で自己否定的な面もあるため、時として「自分が我慢して物事がうまくいくならそれでいい」と考えてしまうことがあります。物事に対して敏感な気質もあり、これらの要素に当てはまると生きづらいと感じる人もいるかも知れません。

そのような場合の対処法としては、「自分の内面を理解してくれる人と付き合う」のがおすすめです。あなたの理想主義や利他的な性格を利用するようなタイプの人からは、なるべく早く離れましょう。あなたが安心して独自のクリエイティビティを発揮できるのは、その価値をちゃんと認識して感謝してくれる人や、あなたにも同じように尽くしてくれるタイプの人です。

INFP(仲介者)タイプが心の平安を保ち、創造性を発揮するためには、身近で付き合う人を慎重に見極めることも必要です。

まとめ:INFP(仲介者)に向いてる仕事をゲットしよう!

INFP(仲介者)タイプは、クリエイティブな発想力と高い感受性を活かし、自身のアイデアを存分に活かせる仕事を探しましょう。また、内向的な面があるので、職場の環境や人間関係を重視することも、働きやすさを確保する上で重要なポイントです。

INFP(仲介者)タイプの強みと弱みをしっかりと理解した上で、向いている仕事を探すようにしましょう。

どんな仕事が向いているのか分からなかったり、向いている仕事の探し方を知りたい方は、就職エージェントを活用するのがおすすめです。その人の適性に合う仕事探しを、専任のエージェントに相談したりアドバイスが受けられます。

私たちジェイックも就職エージェントを運営していますので、ご興味のある方は下記のバナーからアクセスしてみてください。サービスの利用はすべて無料です。

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ABOUT US
古庄 拓執行役員兼マーケティング開発部長
株式会社ジェイック執行役員兼マーケティング開発部長。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等