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ENTPが苦手な仕事は?向いてない業界や職場の特徴も解説

ENTPが苦手な仕事は?向いてない業界や職場の特徴も解説

ENTPが苦手な仕事は?

ENTP苦手な仕事は、細かいことに気を使う必要があったり、業務の流れが単調な仕事です。

特にENTPの強みであるコミュニケーション能力が発揮しにくい事務職やプログラマーといった仕事には、苦手意識を持ちやすい傾向にあります。
また、ENTPは物事を論理的に考えて課題を大枠で捉えるようなことに適性があるものの、既に存在しているルールや慣習に沿って働かなければならない状況にストレスを感じやすいため、銀行員などの仕事も苦手としていると考えられます。

このように、ENTPが苦手と感じる仕事は、ENTPの性格傾向上の弱みが求められる仕事となっていますので、就職活動を進める際は、自分の性格における弱みをしっかりと認識しておく必要があるでしょう。

ENTPが苦手な仕事5選

ENTPは、コミュニケーションが中心となる仕事や、論理的思考力が求められる業務に向いています。その反面、コミュニケーションが仕事で発生する機会が少なかったり、単調な作業が求められる業務に苦手意識を持ちやすい傾向にあります。

ここでは、ENTPが苦手とする仕事を5つ、仕事内容とともにご紹介します。

これから仕事探しをしていきたいと考えているENTPの人は、解説する内容を参考にした上で応募する求人を検討するようにしてみてください。

1.事務職

事務職は会社の事務作業を担う仕事です。会社によっては経理や総務、労務などの名称で事務職が募集されていることもあります。

事務職の仕事は1つのミスが大きなミスに繋がるような繊細な仕事になりますので、細かな作業や業務を苦手とするENTPにとって向いていないと考えられます。
加えて、事務職は1人で集中して仕事をするようなことが多く、ENTPの強みであるコミュニケーション能力がなかなか活かせないという点も、苦手意識を持ちやすいポイントと言えるでしょう。

ただ、事務職は業務のマニュアルが整備されている職場も多く、一度仕事を覚えられればENTPも細かなミスをしにくくなることが考えられます。

もし、ENTPが事務職を目指して就職活動をするのであれば、事務職で求められる素質を自分が持っているか、自己分析をして確認しておくように意識してみてください。

2.銀行員

銀行員は、銀行に勤めて会社に対して融資を行ったり、資産形成をしたいと考えている個人に対して、金融のプロとしてアドバイスをする仕事です。

ENTPの強みであるコミュニケーション能力が活かせる反面、お金というセンシティブなものを取り扱いますので、細かな作業が求められます。
また、銀行員としての仕事はすべて法律に則って行わなければなりません。

細かなルールや銀行特有の厳しい慣習が設けられていることから、ENTPの人にとっては働きづらさを感じることもあるでしょう。

ただし、ENTPの得意としている論理的思考力や高い計算能力は、銀行員のスキルとして発揮することが可能です。銀行員特有の細かな作業や厳しいルールに慣れることができれば、銀行員として活躍していくことも期待できるでしょう。

3.プログラマー

プログラマーはシステムエンジニアが作った設計書をもとにプログラミングを行っていく仕事です。高い論理的思考力が求められるため、ENTPの強みが発揮できる仕事ではあります。

一方、プログラマーの働き方として、人と話す機会が限られているといった特徴があります。ENTPは仕事中でも人と会話をしながら働きたいと考える傾向にあることを考えると、プログラマーの仕事の進め方が苦手だと感じてしまうことが考えられます。

例えば、ENTPのコミュニケーション能力の高さを活かすためには、プログラマーからキャリアアップしてシステムエンジニアになることが望ましいキャリアパスとして考えられます。

ENTPの人がプログラマーを目指そうとするのであれば、将来のキャリアパスを考えた上で就職するかを検討すると良いでしょう。

4.工場作業スタッフ

工場作業スタッフは、主に完成車メーカー等の工場に勤め、決められた作業を繰り返す仕事です。

ENTPは学習意欲が高く、アイディアが豊富といった強みがありますが、工場作業スタッフはルーティンワークが中心となりますので、強みが活かせずに仕事がうまく進められない可能性があります。
また、工場作業スタッフは業務中、黙々と自分に与えられた作業をこなすような働き方になりますので、ENTPの高いコミュニケーション能力を発揮する機会が少ないといった特徴も見られます。

人間関係を重視して働きたいと考えている人からすれば、工場作業スタッフの働き方は合わないかもしれません。

5.公務員

公務員は、省庁や地方市役所などに勤めて公共サービスを提供する仕事です。

高い知識がないと公務員になることはできませんが、ENTPの好奇心の高さや論理的思考力があれば、公務員になる事は不可能ではありません。

しかし、公務員として求められる仕事は画一的な対応です。公務員として働く人がすべて同じような対応ができることを求められますので、自ら新しい物事に挑戦していきたいと考えるENTPにとって、苦手な仕事と感じる可能性があります
加えて、公務員はルールが厳しく、自分の考えで物事を進めることはできません。

ENTPが公務員になると、働いていてストレスを感じることが増える可能性がありますので注意してください。

ENTPが苦手な業界

ENTPは、他人とコミュニケーションを取る機会が少なかったり、論理的思考力が活かしにくい業界に向いていないと考えられます。

具体的にENTPに向いていない業界としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 金融業界
  • 警備業界
  • インフラ業界

それぞれ詳しく解説します。

1. 金融業界

金融業界は、銀行や証券会社、保険会社などからなる業界です。

いずれもお金に関わる業務が中心となりますので、ルールや慣習が厳しいといった傾向が見られます。
加えて、金融業界の業務は、すべて法律や民法に則って進めていく必要がありますので、ENTPの人からすると働きづらさを感じるかもしれません。

一方、金融業界は営業職が多く募集されている傾向にあります。ENTPの人はコミュニケーション能力が高く、論理的思考力も強いため、金融業界で働く営業職として求められる素質を高い水準で持っていると考えられます。

したがって、ルールや慣習の厳しさに慣れることができれば、金融業界で活躍することも期待できるでしょう。

特に外資系の保険会社であれば、契約実績に応じて高い年収を狙えるため、自己分析を行って自分が金融機関に向いているかどうかを検討してみても良いでしょう。

2. 警備業界

警備業界は、安全を守る警備をビジネスとしている業界です。

警備も法律によってできることとできないことが明確に線引きされていますので、ENTPの人からすると、ルールの厳しい業界として苦手意識を持ってしまうかもしれません。
また、警備業界の警備職としての仕事も、ENTPに向いていない傾向にあります。

ルーティンワークが中心で、仕事中はコミュニケーションもほとんどないことから、ENTPの強みが活かしにくい業界だと言えます。

ただ、ENTPの中にもコミュニケーションが苦手で、できるだけ人と話さないような仕事を探していることも考えられます。そのような人であれば、警備業界の仕事に向いているかもしれませんので、警備職の仕事内容を詳しく調べてみるのも良いでしょう。

3. インフラ業界

インフラ業界は電気、水道、ガスなど人々が生活していく上で不可欠となる生活インフラに携わる業界です。

生活に必須ということから需要が極めて高く、働いていて経営が厳しくなるといったリスクも少ないといった特徴があります。

裏を返せば、多くの人が必要としている業界である以上、1つのミスも許されないといった注意点が見られます。ENTPの人は細かな作業を苦手としているため、インフラ業界で小さなミスを頻繁に起こしてしまうことが考えられます。

また、インフラ業界は人々に生活インフラを安定的に供給することが主なミッションとなることから、ルーティンワークが多い傾向も見られます。このように、ENTPにとって苦手としている仕事に取り組まなければならないため、ENTPはインフラ業界に向いてないと言えるでしょう。

ENTPが苦手な職場の特徴

同じ職業や業界であっても、会社によって働き方や業務を進めていて感じる印象は変わってきます。

したがって、仕事選びをする際は、どんな職業に就職するかだけでなく、どのような職場で働くかも重視することが大切です。

ENTPの人に向いていない職場の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ルールや慣習が厳しい職場
  • コミュニケーションを取る機会が少ない職場
  • 社会的な影響が大きい職場

それぞれの特徴について詳しく解説します。

1. ルールや慣習が厳しい職場

ENTPの人はフットワークが軽く、様々なトラブルに対して柔軟に対応できるといった特徴があります。

その一方で、自由に働くことを求める性格でもあることから、ルールや慣習が厳しい職場に就職してしまうと、強いストレスを感じながら働かなければならなくなることが考えられます。

ルールや慣習が厳しいかどうかは職業や業界によって変わってきますが、それだけでなく、会社単位でも違いが見られます。

あくまで傾向としてですが、設立が古く長く経営されているような会社だと、暗黙のルールが存在している可能性がありますので、ENTPに向いていない可能性が考えられます。

具体的にどれぐらいルールや関心が厳しい職場かどうかは、就職口コミサイトなどを確認しておくと良いでしょう。

2. コミュニケーションを取る機会が少ない職場

ENTPはコミュニケーション能力の高さが強みとして発揮できる性格です。

裏を返せば、コミュニケーション能力を発揮できない職場だと、仕事で成果を残しにくくなると考えられますので、ENTPにとって苦手な職場だと感じてしまうでしょう。

職場の雰囲気が殺伐としていたり、風通しが悪いような職場の場合は、自然と従業員同士のコミュニケーションが少なくなる傾向にあります。

ENTPが自分に向いている職場探しをする際は、企業の内情や風土、文化を熟知している就職エージェントのアドバイザーに情報を聞いてみることをおすすめします。

3. 社会的な影響が大きい職場

ENTPは小さなミスを繰り返しやすいといった弱みが見られますので、小さなミスが大きな影響に繋がりやすい社会的な影響の大きい職場を避けておいた方が良いと考えられます。

特に、会社の売り上げの多くを国や地方自治体が占めているような会社の場合、業務上のミスを起こさないためにも、厳しい働き方を求められることがあるかもしれません。

会社の売り上げや取引先については、それぞれの企業のホームページから確認ができますので、企業研究の一環として気になる求人の会社のホームページは確認しておくようにしましょう。

ENTPが苦手な仕事への就職を避けるコツ

最後に、ENTPが苦手な仕事を避けて後悔をしない就職をするためのコツを2点解説します。

1. ENTPに向いてる仕事を探す

ENTPが苦手な仕事を避けたいのであれば、反対にENTPにとって向いてる仕事を中心に探すことを意識すると良いでしょう。

自分にとって向いている仕事を探すことは、就職活動を進めるモチベーションにもなりますので、前向きな気持ちで内定を目指せるようになるといったポイントもあります。

ENTPの性格傾向を見ると、以下のような仕事に向いていると考えられます。

  • 営業職
  • 事業企画
  • 討論者
  • コンサルタント
  • キャリアアドバイザー
  • ベンチャー企業社員
  • マーケティング職
  • 起業家
  • 広報

ENTPに向いている仕事を探したい人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

2. 就職エージェントを活用する

就職活動に慣れていなかったり、少しでも希望の会社に内定をもらえる可能性を高めたいのであれば、就職エージェントを活用することも検討してみてください。

就職エージェントに登録することで、自分専任のアドバイザーが性格傾向やスキルにマッチした求人を紹介してくれるようになりますので、効率的に求人探しを進められるでしょう。

就職エージェントによって紹介を受けられる求人は大きく変わってきますので、出来る限り多くの求人の中から就職先を選んでいきたいのであれば、複数の就職エージェントを併用することがポイントになってきます。

まとめ

ENTPは、自分の強みを発揮できない仕事に苦手意識を持ちやすい傾向にあります。

そのため、コミュニケーションを発揮する機会が少なかったり、ルールが厳しい仕事を苦手と感じる可能性がありますので認識しておきましょう。

もし自分に向いている仕事が分からないと感じるのであれば、就職エージェントのアドバイザーに相談してみてください。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」