

※1. 就職支援サービス「就職カレッジ」の実施年数
※2. 2005/5/1~2023/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3.入社日2022/8/1~2023/1/31に入社した人材の3か月定着率
※4. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合
「ESFJ(領事官)に向いてる仕事はどんなものがあるのだろう」と、考える人もいるのではないでしょうか?最近話題の16 Personalities診断でESFJ(領事官)と結果が出た人も一定数いらっしゃるでしょう。
この記事では、ESFJ(領事官)の人に向いてる仕事を15選にしてご紹介します。合わせて、相性の良い上司やESFJ(領事官)に向いてる職場の特徴など、仕事選びの上で知っておきたい情報をまとめて解説します。
ESFJ(領事官)という診断結果からキャリアの話に結びつけたいと考えている人は、この記事の内容を参考にしてみてください。
この記事の目次
ESFJ(領事官)とは

そもそもESFJ(領事官)とは何か簡単に触れておきましょう。ESFJ(領事官)とは16 Personalities診断における性格診断結果の一つで、テストに用いる4つの項目の頭文字を取った性格タイプのことを言います。
- 外交型(E) 内向型(I)
- 感覚型(S) 直感型(N)
- 思考型(T) 感情型(F)
- 判断型(J) 知覚型(P)
つまり、ESFJ(領事官)とは様々な人と鋭い感覚で社交的にコミュニケーションを取り、責任感を持ちつつ直感に従ってテキパキ判断できるといった性格の持ち主と言われています。
また、ESFJ(領事官)には「ESFJ-A」と「ESFJ-T」の2種類があり、それぞれ若干タイプが異なります。
- ESFJ-A:自己主張型。常に自分に自信を持ってリーダーシップを発揮し、積極的に行動する
- ESFJ-T:神経質型。勤勉で目標達成のための努力を惜しまず、かつ人の感情に寄り添える
この記事では、そんなESFJ(領事官)の人と仕事について分かりやすく解説していきます。
ESFJ(領事官)の仕事における長所
仕事を選ぶ上では、自分の持つスキルや経験はもちろん大切になりますが、同時に性格と仕事内容がマッチしているかも見逃せないポイントです。
ここでは、ESFJ(領事官)の人が仕事で発揮しやすい長所について3つ解説します。
強い責任感がある
ESFJ(領事官)の人は、強い責任感を持って仕事と向き合う長所があります。どんな仕事であっても責任感を持って向き合うことは非常に大切になってきますので、社会人として働く基本的な素質が備わっていると言えるでしょう。
また、一般社員としてだけでなく、管理職においても責任感は重要です。そのため、目の前の仕事に責任感を持って取り組むことで、ゆくゆくは収入を上げていきやすいといった傾向も見られます。
長期的な関係性を保つのが得意
社交性が極めて高いのもESFJ(領事官)の特徴となりますので、一度会った人とすぐに打ち解けやすいという長所も見られます。
特に営業職や人事など、多くの人と出会いコミュニケーションを取っていく仕事において、ESFJ(領事官)の社交性は極めて高い成果を残しやすいと考えられます。
それだけでなく、義理堅い性分でもあることから、一度コミュニケーションを取った相手とは長期的な関係を保つのが得意といった長所もあります。
既存顧客のフォローを長い間していくようなカスタマーサクセス職を始めとし、総じて顧客折衝が生じる仕事に向いてるでしょう。
承認欲が強く出世しやすい傾向
ESFJ(領事官)はただ色々な人と仲良くできるというだけでなく、承認欲求が強いという長所も備えているため、仕事で成果をあげて出世しやすいといった傾向も見られます。
責任感の強さも相まって、どのような仕事であっても一定の成果を出せる素養があると言えます。
ただ、ESFJ(領事官)の人が頑張っても自分を認めてくれない会社や上司だと感じてしまうと、一気に仕事のパフォーマンスが低下するリスクもありますので、自分に向いてる仕事や職場を探すことが大切です。
ESFJ(領事官)の仕事における短所
続いて、ESFJ(領事官)の人の、仕事において短所となる特徴について解説します。
自分の性格のいい面だけでなく、悪い面もしっかりと認識しておくことで、より自分に向いてる仕事を探しやすくなるでしょう。
ルールや伝統を守りすぎてしまう
ESFJ(領事官)は良くも悪くもどんな人とも仲良くなろうとしがちですので、ルールや伝統を守ることで全ての人が平和に過ごせるような意識を強く持っています。
秩序を守るという観点では大事な考えではあるものの、仕事においては変化を嫌う傾向にあるため、新しい物事やイノベーションを考えて実行することに弱みがあると考えられます。
また、ルールや伝統を守ろうとするがあまり、ルールを守らない人を強く追求してしまうこともあり得ます。結果的に周りの人から融通が効かない人だと評価されかねませんので、ESFJ(領事官)の人は柔軟な思考を持てるように意識することが大切です。
突発的な行動が苦手
ESFJ(領事官)は長期的に計画立てて物事を進めることに強みがある反面、突発的に行動しなければならない状況に弱みを持っています。
顧客からのクレームやトラブルなど、今すぐに行動しなくてはならない場面においても、綿密に計画立てて行動しようとする傾向にあるため、トラブルを長期化させてしまうこともあるでしょう。
どんな仕事も、すべて思い通りに進めることは難しいのが現実です。ESFJ(領事官)はそのことを知った上で、知見や経験を溜めることでトラブルの解決スピードを早めていくといったスタンスを持っておくことが重要になります。
細かな対応に弱みがある
EFSJはおおらかで物事を大きな枠組みで捉えることに強みがあるものの、逆に細部までの対応に若干の弱みがあります。
例えば、業務の大まかな対応方針を考えることは得意ですが、具体的にパターン分けをして「Aパターンの時はこの対応をする」「Bパターンの時はこれをした上でこの対応をする」など、細かな対応をする時に、トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
神は細部に宿るという言葉もある通り、最後の最後まで仕事の流れを考えて対応していくことを意識すると良いでしょう。
ESFJ(領事官)に向いてる仕事15選
ここからは、ESFJ(領事官)に向いてる仕事を具体的に15選にしてご紹介します。
業務内容や平均年収についても解説しますので、自分の性格に向いていそうな仕事を見つけ、就職活動に役立ててみてください。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、自社のサービスを契約した顧客を担当し、サービスの使い方やより良い活用方法のレクチャーを行うことによって、サービスを利用し続けてもらうといった目的を持って働く仕事です。
長期的に顧客と関係性を構築していく必要がありますし、様々なタイプの顧客を担当することになりますので、ESFJ(領事官)の社交性を発揮することが可能です。
また、関係性を保ち続けることでカスタマーサクセスは評価される仕事ですので、ESFJ(領事官)にとって最もストレスフリーで働ける仕事といっても過言ではありません。
向いてるポイント | ・長期的な関係性構築が最も求められる仕事 ・責任感の強さが顧客満足度の向上に直結する |
平均年収 | 308万円 |
ルート営業
ルート営業は営業職の一つで、あらかじめ決まった既存顧客に対し一定のタイミングで営業するといった仕事です。
通常の営業職よりも長期的な関係性構築が重要になる仕事のため、ESFJ(領事官)の強みをそのまま活かすことができるでしょう。
また、業務自体は同じことを繰り返す傾向にありますので、細かな対応も自然と身につけやすいのが特徴となっています。
ESFJ(領事官)の短所があまり影響しない仕事であり、求人数も多いことから向いてる仕事と言えます。
向いてるポイント | ・一つの顧客を長く担当するため、ESFJ(領事官)の長所にマッチ ・細かな対応を覚え切らなくても仕事ができる |
平均年収 | 439万円 |
塾講師
塾講師は、学習塾で講師として生徒に勉強を教える仕事です。ESFJ(領事官)の人は社交性が高いので、生徒の理解度を理解した上で教えることに優れ、生徒からも信頼されやすいでしょう。
また、塾で教える内容はあらかじめ塾ごとで定められていますので、秩序を守って働くという点でもESFJ(領事官)に向いてる仕事となります。
向いてるポイント | ・生徒のタイプに合わせて教えることができる ・ルールを守って働くことが常に求められる |
平均年収 | 317万円 |
保育士
保育士は、保育園の先生として園児の育児や教育を担う仕事です。
未就学児を相手にするため、事実上子どもの命を預かる仕事と言え、責任感が極めて重要な仕事と言えます。
加えて、子どもの成長や性格は一人ひとり大きく異なりますので、タイプに合わせてコミュニケーションを取ることが大切になってきます。
このように保育士として働く上で重要な二つのポイントを、ESFJ(領事官)の人であれば既に強みとして持っていることから、向いてる仕事として考えることができます。
向いてるポイント | ・責任感が極めて重要な仕事 ・園児と長期的に仲良くなりやすい |
平均年収 | 382万円 |
ちなみに保育士は保育士免許を持っていれば全国の保育園で働くことができます。現代では保育士の人数が足りていませんので、保育士になることで手に職をつけられるのもポイントです。
人事
人事は、会社の「人」に関する業務を全て担う仕事です。代表的な仕事でいうと、会社の人事制度を策定したり、採用活動をしたりすることが挙げられます。
特にメインの業務となる採用活動では、様々なタイプの求職者とコミュニケーションを取っていくことになりますので、ESFJ(領事官)の社交性や高い責任感を存分に発揮できるでしょう。
それだけでなく、人事は採用目標人数という数値を追う仕事であるため、承認欲の高さが実績に繋がりやすく、昇格も他人より早く実現できるかもしれません。
向いてるポイント | ・コミュニケーション力が活かしやすい ・人事計画の策定をすることもあり、強みを活かせる |
平均年収 | 506万円 |
最近では、未経験からでも人事としてのキャリアを歩めるような求人が増えてきていますので、気になる人は人事未経験者歓迎の求人を中心に検索してみるのがおすすめです。
広報
広報は、会社で行う新しいサービスや商品を広く世の中に伝えることで、自社の利益やファンを増やしていく仕事です。
プレスリリースやメディアに掲載されるような仕事を常に行うことから、会社の顔として働くといった強い責任感を持っていることが必要になります。
また、ルールや秩序を守って行動しないと、SNSで炎上するといったリスクのある仕事であるため、ESFJ(領事官)の強みが発揮できるポイントが多い仕事と言えます。
仕事内容の多くが世の中に発信する仕事であることから、ESFJ(領事官)の性格傾向である承認欲が満たせるのも向いてる仕事の理由となります。
向いてるポイント | ・会社の顔として働くため、強い責任感が重要 ・ルールを守らないと炎上することもあるので、ESFJ(領事官)の性格とマッチ |
平均年収 | 481万円 |
経営戦略・事業戦略
経営戦略や事業戦略は、その名の通り会社の経営戦略や事業戦略を企画し、実行までを担う仕事です。会社は経営戦略や事業戦略が定めた戦略を元に仕事を行っていきますので、会社の業績を左右する仕事と言っても過言ではありません。
当然、非常に強い責任感が求められる仕事となりますが、ESFJ(領事官)であれば元々強い責任感を長所として持っているため、問題なく働けるでしょう。
加えて、大雑把でも物事を長期的に大きく捉えることが大切になってくることも、ESFJ(領事官)の性格と相性がいい仕事と言えます。
平均年収も高い仕事のため、ESFJ(領事官)の人がゆくゆくは狙っていきたい仕事の一つです。
向いてるポイント | ・会社を左右するポジションで責任感が重要 ・物事を長期的に捉える強みが活かせる |
平均年収 | 624万円 |
マーケティング職
マーケティング職は、会社の商品やサービスがもっと消費者に購入してもらえるように、データ分析から施策立案〜実行までを担う仕事です。
施策が1年以上かかるケースもありますので、ESFJ(領事官)の大枠を捉えて計画立てる強みが発揮できるでしょう。
また、キャリアパスが豊富というのも特徴的な仕事で、出世欲が強いESFJ(領事官)にとって経験しておきたい仕事でもあります。
一方、マーケティングと聞くとキラキラとした印象を持つかもしれませんが、実際は調査や細かいデータ分析、施策を考えては作り直しをするなど地道な努力が求められる仕事です。
そのため、イメージ先行でマーケティング職として就職すると、入社後に悪いギャップを感じて短期離職に繋がる恐れもありますので注意してください。
向いてるポイント | ・数値を分析して施策立案をする基本の動きに強み ・キャリアパスが豊富で出世欲を満たせる |
平均年収 | 511万円 |
ウェディングプランナー
ウェディングプランナーは、挙式を考えているカップルを担当し、結婚式当日までに挙式全体の計画設計をする仕事です。
担当するカップルには様々な性格の人がいますので、ESFJ(領事官)の社交性の高さを武器として働くことができるでしょう。
また、業務内容も挙式までの計画立案が中心となりますが、基本的な流れの型が既にあるためESFJ(領事官)のルールを守る性格がいい方向にはたらくはずです。
ただし、ウェディングプランナーは挙式当日の進行をサポートすることもあり、当日生じた思わぬハプニングをすぐに解決しなくてはならないなど、一部ESFJ(領事官)が苦手とする業務も行う点があることは認識しておく必要があります。
向いてるポイント | ・様々な相手とやり取りをするので、ESFJ(領事官)の会話力が発揮できる ・プランニングが仕事のため、性格的な相性がいい |
平均年収 | 310万円 |
プライベートバンカー
プライベートバンカーは、顧客の金融資産の管理や運用提案を行う仕事です。相手は富裕層になりますので、豊富な知識と柔軟なコミュニケーションが強く求められます。
長期的な関係性構築も業績を上げる上では極めて重要なものとなってきますが、ESFJ(領事官)であれば元々社交性や関係性構築に強みがありますので、仕事で成果を残しやすいと考えられるでしょう。
平均年収も高い仕事ではありますが、人並み以上の金融知識も求められるという点はあらかじめ認識しておいてください。
向いてるポイント | ・長期的な関係性構築がそのまま業績に繋がる ・出世欲の高さにより収入を増やしやすい |
平均年収 | 824万円 |
戦略コンサルタント
戦略コンサルタントは、経営戦略に悩む会社に対して、適切な戦略を考えて提案する仕事です。相手の会社やそこに勤める従業員の人生を大きく左右する仕事になりますので、人一倍強い責任感が求められます。
経営戦略の検討も一筋縄ではいかず、場合によっては数年単位で計画を立てる必要がありますが、ESFJ(領事官)の強い責任感や計画力があれば業務を進めていけるはずです。
もちろん、クライアントの担当者には様々なタイプの人がいますので、ESFJ(領事官)の社交性の高さがコミュニケーションを取っていく上で大きな武器となるでしょう。
向いてるポイント | ・秩序を持ったコンサルティングができる ・計画立てが得意という長所が発揮できる |
平均年収 | 692万円 |
心理カウンセラー
心理カウンセラーは、心に悩みを感じている人の話を聞き、対話を通じて悩みを解消していく仕事です。
心理カウンセリングは数ヶ月〜数年に渡って行っていくこともあり、ESFJ(領事官)が得意とする長期的な関係性の構築が非常に大切になってきます。
また、仕事の大半が誰かと会話することとなりますので、高いコミュニケーション能力が必要です。ESFJ(領事官)の社交力があれば問題なくカウンセリング業務を進められるでしょう。
向いてるポイント | ・相手を安心させられるような性格が発揮できる ・長期的に担当することで悩みを解消しやすい |
平均年収 | 344万円 |
ケアマネージャー
ケアマネージャーは、介護保険サービスが必要な人に対して適切な介護プランを設計したり、利用者とサービス事業者間の間を取り持つ仕事です。
介護保険サービスが必要な人の多くは心に不安を感じていますので、ESFJ(領事官)の社交性は仕事を進めていく上で強みとして発揮できるでしょう。
また、場合によっては同じ相手を数年間にわたって担当することもあり、長期的な関係性を築いていくスキルが求められます。ESFJ(領事官)が得意とする領域ですので、未経験の人でも十分活躍していけるはずです。
向いてるポイント | ・利用者との長期的な関係性構築が重要 ・ESFJ(領事官)のコミュニケーション力が発揮できる |
平均年収 | 329万円 |
看護師
看護師は、病院やクリニックなどで看護サービスの提供を担う仕事です。入院患者だけでなく診察にきた患者に対して看護を実施するため、仕事上多くの人と接する機会があります。それだけでなく、相手にする患者は全員が身体に何らかの問題がある人となるため、健康な人に比べてコミュニケーションが難しいこともあり得るでしょう。
そんな中でも、ESFJ(領事官)の強みである高い社交性を発揮すれば、どんな人とも分け隔てなくコミュニケーションを取れるはずです。
加えて、看護師は配属先によって自分の判断一つで人命を危険にさらすこともあり得るような、責任感が重要となる仕事でもあります。責任感が強いESFJ(領事官)であれば、看護師として働くプレッシャーにも負けずに自分らしく働けることでしょう。
向いてるポイント | ・どんな患者にも優しく対応できる ・責任感は必須の仕事 |
平均年収 | 415万円 |
公務員
公務員は、市役所や中央省庁などで公的なサービスを提供する仕事です。ちなみに警察官や消防士、教師なども種類としては公務員となります。
公務員として働く上でとにかく意識しなくてはならないのが、ルールや方針を守る意識です。新しいことを始めるハードルが非常に高いのが特徴的な仕事です。
多くの人にとっては居心地が悪いと感じる意識ですが、ESFJ(領事官)はルールや方針を守る傾向が強いため、公務員に向いてる性格と言えるでしょう。
公務員になるには学科試験を受験しなくてはなりませんので、民間会社で働くよりも若干ハードルが高いですが、安定性もありますので挑戦してみてもいいかもしれません。
向いてるポイント | ・ルールや方針を守ることが最重要 ・強い責任感が求められる |
平均年収 | 630万円 |
ESFJ(領事官)の人と相性がいい上司の特徴
ESFJ(領事官)がのびのびと働くためには、自分の弱点を補ってくれるような相性のいい上司の元に配属される必要があります。
ここでは、ESFJ(領事官)と相性がいい上司の特徴を3つご紹介します。
独創的なアイデアマン
ESFJ(領事官)はルールや伝統を重んじるがあまり、独創性やクリエイティブな思考に弱みがあります。上司が独創的なアイデアマンであれば、その弱みを補ってくれますので、社会人としてスキルを高めることができるでしょう。
自分にないスキルを発揮している姿を目の当たりにすれば、今の自分がどのような観点で仕事をしていけばいいかが分かるようになります。
ESFJ(領事官)の人は独創的な上司を見たらいきなり拒否感を持つのではなく、まずは歩み寄ってスキルを盗むような意識を持つのがおすすめです。
細かなところまで気配りできる
ESFJ(領事官)は大枠で物事を捉えることが得意な反面、細かな対応に抜け漏れが多くなります。細部まで気配りできる上司であれば、自分が漏らしている対応を指摘してくれますので、仕事をより円滑に進められるでしょう。
ESFJ(領事官)の人が細部まで気配りできるようになれば、まさに鬼に金棒です。仕事を進める上で悩んだ時は、まずは上司に壁打ちして適切なレビューをもらうようにしましょう。
レビューを受けることで、自分も細部まで気配りできる人間になれますので、よりスキルを高められます。
トラブルに強く自分を守ってくれる
ESFJ(領事官)は突発的な行動を取るのに弱みがあります。何かトラブルが生じた時に真っ先に対処してくれる上司であれば、自分も安心して仕事を進められるようになるでしょう。
「部下の起こしたトラブルは上司の責任なのではないか」と考える人がいるかもしれませんが、世の中には責任を取らないように働きかける上司も少なからず存在します。
上司として信頼できる人かどうかを見極め、少しでも信頼できると考えるのであれば、自分がトラブル対応に弱いことも相談してみてもいいかもしれません。
ESFJ(領事官)の人に向いてる職場の特徴
ESFJ(領事官)の人が自分らしく働くためには、自身の性格に合った職場を見つけることが大切です。
ここでは、ESFJ(領事官)の人に向いてる職場の特徴を3つご紹介しますので、これから就職活動や転職活動を始めていくのであれば、職場探しの参考にしてみてください。
複数の人数で同じ仕事に臨む職場
ESFJ(領事官)の人はとにかく社交性があり、多くの人と仲良くなれるという強みがありますので、多くの人数で同じ仕事に臨む職場が向いています。
例えば、一つのプロジェクトに複数人が担当につき、役割分担をした上で仕事を進めていくような職場だと、ESFJ(領事官)の社交性を存分に発揮することができるでしょう。
職場や仕事によっては、何人も同じ会社に集まっているにも関わらず、業務が一人一人完全に独立しているようなケースもあります。
このような一匹狼スタイルで仕事を進めていく職場では、ESFJ(領事官)の人は息苦しさからストレスを感じながら働かなくてはならなくなる可能性があります。
同じ顧客を長く担当できる
ESFJ(領事官)の人は長期的な関係性を保つことに強みがありますので、特に顧客を相手にする仕事であれば、同じ顧客を長く担当できる職場が向いています。
例えば営業職であっても、とにかく新規顧客を開拓することに重きを置いている職場もあれば、少ない既存顧客を担当し続けるといった職場もあります。
長期的な関係性を構築することで業績を伸ばすのがESFJ(領事官)の基本的な戦い方となりますので、仕事選びの際は働き方をしっかり確認するようにしましょう。
実力主義で昇格できる
ESFJ(領事官)は、承認欲の高さから出世欲が高い人が多い傾向にあります。そのため、実力主義で成果さえ出せれば年齢や在籍年数に関わらず昇格できる職場が向いています。
職場によっては年功序列式で、どれだけ成果を出そうとも年齢が若いだけで昇格できない場所もあります。そのような職場でESFJ(領事官)の人が働くと、昇格が期待できない会社に嫌気が指してモチベーションが下がることが考えられます。
給与体系については直接会社に聞くのが一番ですので、面接の際に「実力主義で昇格できるか」ということを聞くと良いでしょう。
ESFJ(領事官)の人に向いてるキャリア形成とは
最後に、ESFJ(領事官)の人に向いてるキャリア形成について3つのポイントから解説していきます。
プレイヤーかマネジメントになりたいか決める
ESFJ(領事官)は責任感も承認欲も強い性格のため、人よりも出世しやすい傾向にあります。
ただし、良いプレイヤーが良い管理職になるとは限りませんので、あらかじめ自分は実務を極めたいのか、マネージャーとしてのキャリアを歩んでいきたいのか決めておくようにしましょう。
本当はプレイヤーとして最前線で活躍したいと思っているにも関わらず、それに気づかず管理職になると部下に迷惑をかけることもありますので注意してください。
苦手な仕事は誰かに頼る
ESFJ(領事官)の人は責任感が強いものの、細かい仕事が苦手なため、何でも自分で仕事を抱え込んで後々失敗してしまうといったことも考えられます。そうならないためにも、あらかじめ苦手な仕事は誰かに協力を依頼する意識を持つことが大切です。
複数人で協力して一つの仕事をやり遂げられるようになれば、より大きな仕事に挑戦できるようになりますので、出世するスピードもさらに早められるでしょう。
ただ、何でもかんでも他人に仕事をお願いばかりしていると、自分の成長が止まってしまうというリスクもあります。
どんな仕事をお願いすればいいか悩んだ時は、信頼できる上司に相談しながら進めるようにしてください。
キャリアアップを見据えた転職もアリ
ESFJ(領事官)は責任感が強いため、どんな状況になっても会社を辞めるという選択肢は意識的に取らないようにするかもしれません。
しかし、今の時代は転職が当たり前となっていますので、自身のキャリアを考えた上で前向きな転職をするのであれば、積極的に行っていった方がいいでしょう。
どうしても同じ会社では学べることに限界があるため、成長をしたかったり、より大きな仕事に挑戦していきたかったりするようなESFJ(領事官)の人は、一度転職活動の検討をしてみてもいいかもしれません。
まとめ
ESFJ(領事官)の人は責任感と承認欲が強く、かつコミュニケーション能力も高いので多くの仕事で成果を出せるでしょう。
性格的に向いてる上司や職場の特徴を知った上で自身のキャリアを考えることが、社会人としての成長に直結します。
もし前向きな転職をしたいのであれば、この記事で紹介した15の仕事をまずは検索してみるのがおすすめです。
ESFJ(領事官)とは反対の、ISFJという内向的な性格診断の結果についても知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。