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ESTJ(幹部)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧

ESTJ(幹部)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧

ESTJ(幹部)向いてる仕事は、高い管理力や決断力が求められるような、組織のマネジメントやリーダー層としての素質が必要になる仕事です。

日頃から決断力を持って行動できている人であっても、いざ仕事探しをする際はどんな仕事が向いてるのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?

こちらの記事では、ESTJ(幹部)に向いてる仕事や業種、向いていない仕事や、ESTJ(幹部)の傾向にあった強み弱みの活かし方を解説していきます。

ぜひ就職活動や普段の仕事に役立ててください。

記事のPoint
  • ESTJ(幹部)に向いている仕事には、品質管理、投資家、弁護士などがある
  • ESTJ(幹部)の性格は、秩序やルール、風習などを大切にする「伝統的なリーダー」
  • ESTJ(幹部)の強みは管理能力、決断力など。弱みは人の感情理解やクリエイティブな発想が苦手であるなど
  1. 施工管理 
    マネジメント力、リーダーシップが活かせる
  2. 財務
    専門的な知識とリーダーシップの両方が求められる
  3. 行政書士 
    正義感を持ち秩序とルールを守る性格が適している
  4. 経営企画 
    強みである決断力、論理的思考力が発揮できる
  5. 品質保証 
    ルールを守るという仕事が性格に適している
  6. 品質管理
    論理的思考を活かし不良品削減のアイデア生み出すことができる
  7. 経理
    ルールを守って行動する意識が求められる
  8. 公務員 
    高い管理能力、誠実さといった強みが存分に活かせる
  9. 投資家
    企業の動向を分析するスキル、高い決断力を活かせる
  10. 税理士
    ルールを重んじる仕事が性格に適している
  11. 銀行員
    論理的思考力、コミュニケーション力、計数管理力をフルに活かせる
  12. 経営者
    優れたリーダーシップ、論理的思考力が不可欠
  13. プロジェクトマネージャー
    複数人を携えて一つの仕事を行うために高いリーダーシップが求められる
  14. 総務
    強みであるリーダーシップを活かし会社を裏から支える
  15. 弁護士
    法律知識と事案を照らし合わせて適切な判断をする力が必要

ESTJ(幹部)の人とは?

ESTJ(幹部)の人とは?

ESTJ(幹部)タイプとは、近年受検者が続々と増えてきている「16 Personalities性格診断」で診断結果として表示される性格タイプの一つです。

ESTJ(幹部)タイプの人に向いてる仕事をご紹介する前に、まずはESTJ(幹部)タイプがどういった性格傾向の持ち主なのかについて解説していきます。

ESTJの16 Personalities性格診断とは?

まず、「16 Personalities性格診断」とはどういった性格診断なのかについて解説していきます。

「16 Personalities性格診断」とは、人が物事に対して感じる価値観や考え方について、簡単な質問から傾向を分析し、受検者の長所や短所、性格傾向を探ることができる性格診断テストのことを言います。

誰でもネットですぐに受検することができ、約60問の質問に対して選択式で回答していくことにより、自分の性格傾向のタイプが表示されます。質問自体はサクサクと答えていくことが推奨されていますので、10分もあれば完了するでしょう。

ちなみに、「16 Personalities性格診断」では以下のような質問がなされます。

  • 些細なことでも間違えると、自分の能力と知識全般を疑ってしまう
  • クリエイティブな作品の色々な解釈や分析の仕方についての議論には興味がない
  • 自分の心より自分の頭に従うことが多い

このような簡単な質問に対して、自分がどれくらい同意するかを7段階の選択式で選んでいくことで、テストを進めていきます。手軽さも相まって、最近では就職活動や転職活動の自己分析の一環として活用する人も増えてきています。

また、「16 Personalities性格診断」における診断結果は4文字のアルファベットで表示されますが、以下の4つの指標×2つのタイプの組み合わせを表しています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

この表の組み合わせは全部で16通りとなるため、「16 Personalities性格診断」という名前になっています。

ちなみに、「16 Personalities性格診断」とよく混同されている性格検査として「MBTI(エム ビー ティー アイ/Myers-Briggs Type Indicator)」というものもあります。

「MBTI」は世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査で、公式サイトによれば『16 Personalities性格診断とMBTIは全く別のものであり、INTPやENFPなどアルファベットで性格タイプを表しているのはMBTIを真似たもの』とされています。両者を混同しないようにしましょう。

なお、この記事は「16Personalities性格診断」に依拠して解説をしていきます。「MBTI」について知りたい場合は、日本MBTI協会の発信を参照してみてください。

一般社団法人 日本MBTI協会

ESTJ は何の略?意味は?

この記事で取り扱う、「16 Personalities性格診断」におけるESTJ(幹部)タイプについて、より詳しく解説していきます。

ESTJ(幹部)タイプとは、「16 Personalities性格診断」の指標上、以下の分類結果で表される性格タイプのことを言います。

  • 興味・関心の方向…外向型(E)
  • 物事の見かた…感覚型(S)
  • 判断のしかた…論理型(T)
  • 物事への姿勢…判断型(J)

つまり、ESTJ(幹部)タイプとは、外向型・感覚型・論理型・判断型の4つの性格特性を併せ持つタイプということになります。

ESTJ(幹部)の性格的な特徴

ESTJ(幹部)タイプは伝統的なリーダーの性格傾向にあり、秩序やルール、風習などを大事な価値観として捉えて物事を判断していきます。困難な状況でも率先して周囲の人を巻き込んで問題を解決できるため、心強いリーダーとして活躍できるでしょう。

また、外向型の性格傾向を持っているため、自身が属する組織の団結感を強めるようなイベントが好きという人も多いです。地域行事にも積極的に足を運ぶため、活躍する場は職場だけでなくプライベートにも及びます。

リーダー型ということもあり、周囲の人を観察する力にも優れています。弱っている仲間を見つけたら自分から手を差し伸べることができる一方、少しでも規律を乱そうとする人がいれば厳しく叱責することもあります。

最近では様々な価値観を持つ人がいますので、人々をいかにして束ねていけるかが、ESTJ(幹部)タイプとしてさらに一歩先をいくために重要な思考ポイントになるでしょう。

ESTJ-AとESTJ-Tの違い

ESTJ(幹部)タイプは、細かく「ESTJ-A」と「ESTJ-T」の2つの性格タイプに分類されます。ハイフンのあとつく「A」はポジティブ型、「T」はネガティブ型を表しています。

「ESTJ-A」タイプは、よりポジティブな性格傾向となりますので、自分に自信を持っていて他人と積極的にコミュニケーションを取ろうとします。自己主張も激しいため、よく言えばムードメーカー、悪く言えば口うるさい人という見られ方もするでしょう。

一方、「ESTJ-T」タイプはネガティブな傾向にあるため、チームメンバーと上手く関係性が築けないと人一倍落ち込んでしまいます。加えて神経性が高く、気持ちの浮き沈みが激しい特徴もあり、メンタルを落ち着かせることに時間を使ってしまうかもしれません。

どちらの性格タイプが優れているということはありませんので、ざっくりとESTJ(幹部)タイプには2種類あるということだけ理解しておけば問題ないでしょう。

ESTJ(幹部)タイプの意味や特徴については以下の記事で詳しく解説しています。

ESTJ(幹部)タイプとは?意味や特徴、よくある質問を解説!
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日本におけるESTJ(幹部)の割合

16personalitiesの公式サイトで公表されているデータによれば、日本におけるESTJの割合は3.39%となっています。

また、性格傾向を細分化した「T(神経型)」と「A(自己主張型)」で見てみると、ESTJ-Tは1.09%、ESTJ-Aは2.30%と比較的少ない割合で存在しています。

特に ESTJ-Tについては32タイプある中で30位となっていることから、日本人では珍しい性格タイプだと言えるでしょう。ESTJだと判定された場合、日本人には珍しい性格タイプということで周囲の人に自慢できるかもしれません。

日本での各タイプの割合については、以下の記事で詳しく解説しています。

日本人の16パーソナリティの割合ランキング!日本人のタイプの特徴を解説

出典:Japan Personality Profile | Country Personality Profiles | 16Personalities

ESTJ(幹部)に向いてる仕事15選

ここからは、ESTJ(幹部)タイプの性格に向いてる仕事を15選にしてご紹介します。

それぞれの仕事内容やどんな点がESTJ(幹部)タイプに向いてるのかを解説しますので、これから仕事を探していきたいという人は参考にしてみてください。

  1. 施工管理 
    └マネジメント力、リーダーシップが活かせる
  2. 財務
    └専門的な知識とリーダーシップの両方が求められる
  3. 行政書士 
    └正義感を持ち秩序とルールを守る性格が適している
  4. 経営企画 
    └強みである決断力、論理的思考力が発揮できる
  5. 品質保証 
    └ルールを守るという仕事が性格に適している
  6. 品質管理
    └論理的思考を活かし不良品削減のアイデア生み出すことができる
  7. 経理
    └ルールを守って行動する意識が求められる
  8. 公務員 
    └高い管理能力、誠実さといった強みが存分に活かせる
  9. 投資家
    └企業の動向を分析するスキル、高い決断力を活かせる
  10. 税理士
    └ルールを重んじる仕事が性格に適している
  11. 銀行員
    └論理的思考力、コミュニケーション力、計数管理力をフルに活かせる
  12. 経営者
    └優れたリーダーシップ、論理的思考力が不可欠
  13. プロジェクトマネージャー
    └複数人を携えて一つの仕事を行うために高いリーダーシップが求められる
  14. 総務
    └強みであるリーダーシップを活かし会社を裏から支える
  15. 弁護士
    └法律知識と事案を照らし合わせて適切な判断をする力が必要

施工管理 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 1/15]

ESTJ(幹部)は、様々な役割の人を取りまとめる力があるため、施工管理の仕事に向いています。

施工管理は、住宅やビルなどの建築現場における工事進捗を管理したり、大工など職人の作業状況をチェックする仕事です。建築系の仕事になりますが、自分が直接建築作業をすることはなく、あくまでも現場を監督する立場として働くのが特徴です。

一つの建物を建築する際には、非常に多くの人が関係してきます。それに加えて、天候不順や資材の運搬遅延などのトラブルに見舞われることも少なくありません。そうした中で工事をスケジュール通りに完遂させなければならないため、自らが関係者に働きかけることも多いです。

ESTJ(幹部)タイプの人は、価値観の違う人でも規律を守ってマネジメントすることに長けていますので、色々な人が集まる建築現場においてもリーダーシップを発揮して仕事に向き合えるでしょう。

平均年収632万円
必要なスキル・建築や土木に関する専門的な知識
・コミュニケーションを活かした調整力
・体力
仕事に就くためには・未経験者を募集している建築会社の施工管理求人に応募する
・建築系の専門学校を卒業し就職先を紹介してもらう
関連する資格・建築施工管理技士
・土木施工管理技士

出典:厚生労働省「建築施工管理技術者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

財務 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 2/15]

ESTJ(幹部)は、すべての業務に対して誠実に向き合うことができるため、財務の仕事に向いています。

財務は事務管理系の仕事の一つで、会社の財務計画の立案や予算管理、資金調達から決算書の作成など、お金にまつわる様々な仕事を担います。経理と似たイメージを持つと思いますが、財務の方が会社の未来のお金に関係する仕事ということもあり、求められるスキルは高めとなっています。

お金の観点から会社を動かしていく、裏のリーダーという存在こそ財務であり、ESTJ(幹部)タイプの強みを活かして各事業部と予算の調整を行ったり、時には財務観点から事業に対する提言を行ったりすることもあります。

専門的な知識とリーダーシップの両方を求められる仕事であることから、秩序を守ることが得意なESTJ(幹部)タイプに向いてる仕事と言えるでしょう。

平均年収478万円
必要なスキル・高い計数能力
・様々な数字を整理するマネジメント能力
・財務に関する専門的な知識
仕事に就くためには・経理として実務経験を積んだ後にステップアップする
・未経験者を募集している財務の求人に応募する
関連する資格・日商簿記検定
・プロフェッショナルCFO資格

出典:厚生労働省「IR広報担当 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

行政書士 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 3/15]

ESTJ(幹部)は、社会秩序やルールを守ることを大切にしているため、行政書士の仕事に向いています。

行政書士とは、公的な書類の作成や代理提出などを担う仕事です。官公署に提出する書類の作成をしたり、契約に関係する書類を誰かの代わりに作成するなど、主に書類作業が多いのが特徴です。

業務で取り扱う公的書類は、当然ながら作成ルールが厳格に定められています。秩序とルールを守り、正義感を持つESTJ(幹部)タイプの人であれば、厳格なルールを守ることもストレスに感じることはないでしょう。

行政書士として働くためには、国家試験に合格する必要があります。いわゆる「士業」の一つとなりますので、手に職をつけられるだけでなく、独立して自分の事務所を持つといったキャリアパスを歩むことも可能です。

平均年収551万円
必要なスキル・不動産登記や関連法規の専門知識
・誠実さ
・様々な人とやりとりをするコミュニケーション能力
仕事に就くためには・行政書士試験に合格し、行政書士会に登録・入会する
・行政書士事務所で実務経験を積んだ後、独立する
関連する資格・行政書士

出典:厚生労働省「行政書士 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

経営企画 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 4/15]

ESTJ(幹部)は、仕事に対して強い責任感と使命感を感じる性格のため、経営企画の仕事に向いています。

経営企画は、文字通り会社の経営を考える企画職です。会社を主語として、将来どのような会社になるのかのビジョンを設計し、そのビジョンに向かって生じる課題を解決する施策を検討した上で解決方法を提案するのがメインミッションとなります。

幅広い知見が必要になるだけでなく、業務が会社の未来に直結することからも、経営陣とやり取りをする機会が非常に多くなります。ESTJ(幹部)タイプの人は決断力と論理的思考力に優れていますので、複雑な経営企画の仕事をやり切る資質があるでしょう。

平均年収も比較的高いので、自分の市場価値を高めていきたい人は経営企画の求人も探してみてください。

平均年収645万円
必要なスキル・経営者とやりとりができるコミュニケーション能力
・問題提起能力
・データ分析力
仕事に就くためには・経理や財務などの企画系の仕事を経験した後、社内異動する
・就職エージェントを活用し、自分のスキルがマッチしている経営企画の求人に応募する
関連する資格・中小企業診断士
・MBA

出典:厚生労働省「企画・調査担当 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

品質保証 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 5/15]

ESTJ(幹部)は、合理性を重視して物事を判断できるため、品質保証の仕事に向いています。

品質保証とは、工場などで製造される製品において、その品質が一定以上の水準であることを保証する仕事です。現代では公表している水準未満の製品を販売してしまうと大きな社会トラブルに繋がることもありますので、品質保証の仕事は非常に重要性が高いです。

自社の品質基準を定めることも品質保証の仕事であり、言うならばルールを作る仕事とも言え、ESTJ(幹部)タイプのルールを守る性格とマッチしていると考えられます。

また、製品をリリースしたあとの品質トラブルの対応も品質保証がすることになりますが、ESTJ(幹部)タイプの人は高い決断力を持っていますので、トラブルに対してどのような対応をするのかをスピーディーかつ的確に策定していけるでしょう。

平均年収688万円
必要なスキル・観察力
・難しい物事に挑戦するチャレンジ精神
・製造における専門的な知識
仕事に就くためには・工業系の大学や専門学校を卒業し、メーカーに就職する
・技術者として経験を積んだ後、品質保証の部門に配属される
関連する資格・品質マネジメントシステム審査員
・QCサークル指導士資格認定制度

出典:厚生労働省「生産・品質管理技術者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

品質管理 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 6/15]

ESTJ(幹部)は、任された仕事を誠実にこなせる性格のため、品質管理の仕事に向いています。

品質管理は、工場などで製造している製品について、不良品ができるだけ発生しないように品質を管理する仕事です。

品質保証と混同してしまう人も多いですが、品質管理はこれから世に出ようとする製品の製造過程が業務範囲であるのに対し、品質保証は製品を生産し始めてから顧客の手元に届くまでの全てが業務範囲になります。

つまり、品質保証の中に品質管理の仕事があるという位置付けで理解しておくと良いでしょう。

品質管理についても、あらかじめ定められたルールに従って製造していく意識が求められますので、ESTJ(幹部)タイプの性格タイプにマッチしていると言えます。

また、不良品が出ないようにするためにPDCAサイクルを回すことになりますが、ESTJ(幹部)タイプの人は論理的思考に長けていることから、早々に不良品削減のアイデアを実行し、活躍していけるはずです。

平均年収688万円(目安)
必要なスキル・コミュニケーション能力
・リスクマネジメントスキル
・向上心
仕事に就くためには・品質管理を募集しているメーカーの求人に応募する
・工場作業員として経験を積んだ後、品質管理のポジションに配属される
関連する資格・品質管理検定
・JSTQBテスト技術者資格認定

出典:厚生労働省「生産・品質管理技術者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

経理 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 7/15]

ESTJ(幹部)は、極めて高い責任感を持ってルールを遵守して働けるため、経理の仕事に向いています。

経理は、会社で生じたお金の動きを管理し、適正な会計処理を行う事務職です。具体的には、日常的に発生する伝票の処理から売上管理、固定資産台帳の管理から月次締めの作業など、定型業務が多い傾向にあります。

経理の業務はあらかじめマニュアルが用意されていることがほとんどで、そのマニュアルに従って業務を進めていく力が求められます。ESTJ(幹部)タイプの人はルールを守って行動する意識が根付いていますので、業務を進める上でストレスを感じることはあまりないでしょう。

未経験からでも募集している求人も多く、スキルを身につければ財務や会計職にキャリアアップすることもでき、正社員としての一歩を経理で歩む人も少なくありません。

平均年収484万円
必要なスキル・基本的なパソコンスキル
・計数能力
・集中力
仕事に就くためには・未経験者を募集している経理の求人に応募する
・気になる会社のホームページから経理職に応募する
関連する資格・日商簿記検定
・マイクロソフトオフィススペシャリスト

出典:厚生労働省「経理事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

公務員 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 8/15]

ESTJ(幹部)は、秩序を守ろうとする意識が強いことから公務員に向いています。

公務員は、官公庁に勤めて公的な業務を行う仕事です。業務内容は配属される課によって多岐に渡り、市役所で市民の相談を受けるような仕事もあれば、地域活性のイベントを企画したり、交通やインフラなどの安全を守る仕事もあります。

公務員は当然ながらルールを守って街の秩序を保つことが仕事となるため、ESTJ(幹部)タイプの高い管理能力や誠実さといった強みが存分に活かせるでしょう。ただ、年功序列の仕事になりますので、若いうちからリーダーシップを発揮するのはやや難しいです。

公務員になるには公務員試験に合格する必要があり、相応の学力が求められる点もあらかじめ認識しておいてください。

平均年収478万円
必要なスキル・高いコミュニケーション能力
・常に正しくあろうとする誠実性
・高いビジネスマナー
仕事に就くためには・公務員試験に合格する
関連する資格・行政書士
・司法書士

出典:厚生労働省「地方公務員(行政事務) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

投資家 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 9/15]

ESTJ(幹部)は、合理性を重視して行動を意思決定できるため、投資家にも向いています。

投資家は、自己資金を使って株式などに投資をし、売却時の値上がり益や配当金などで稼ぐ人のことを言います。個人事業主という扱いになりますので、株式市場が開いている時間以外は自由に過ごせるのが魅力です。

投資は市場や企業の動向を分析するスキルだけでなく、本当にこのタイミングで売買していいのかという判断を継続して行う必要があります。一つの判断で数百万以上のお金が動くので緊張感がありますが、ESTJ(幹部)タイプの高い決断力を活かせば投資家としてやっていけるでしょう。

平均年収0~
必要なスキル・経済に関する深い知識
・情報収集力
・決断力
仕事に就くためには・証券会社などで投資を始める
関連する資格・証券アナリスト
・ビジネス会計検定

税理士 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 10/15]

ESTJ(幹部)は、社会ルールを守ることに強い使命感を感じている性格のため、税理士の仕事に向いています。

税理士は、会社や個人に対して税金の相談に乗ったり、納税申告書の作成代理や各種コンサルティングを行う仕事です。税理士として働くには、税理士の国家資格を取得する必要があります。

税理士が作成する書類は全て公的な書類として扱われることになりますので、あらかじめ定められている税法に則らなければなりません。ルールを重んじるESTJ(幹部)タイプにとって、税理士はスタンス的に働きやすい仕事と言えます。

税法は毎年のようにアップデートされていますので、税理士になったとしても日々勉強をしていかなければならない点には注意が必要です。

平均年収746万円
必要なスキル・税制に関する専門的な知識
・マルチタスク能力
・正確性
仕事に就くためには・税理士試験に合格し税理士事務所に就職する
・弁護士や公認会計士などの資格に合格し、日本税理士会連合会に登録する
関連する資格・税理士
・公認会計士

出典:厚生労働省「税理士 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

銀行員 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 11/15]

ESTJ(幹部)は、あらゆる立場の人と柔軟にコミュニケーションが取れる性格のため、銀行員に向いています。

銀行員は、都市銀行や地方銀行などの行員として働く仕事です。銀行の窓口は基本的にパートタイマーの人が担っていますので、銀行員の仕事は法人・資産家に対する融資業務や、個人に対する投資商品の販売が主となります。

特に法人に対する融資においては、経営上のパートナーとなる必要があるため、ESTJ(幹部)タイプが強みとする論理的思考力やコミュニケーション力、計数管理力をフルに活かすことができます。

銀行員は民間企業ながら経済インフラを担う存在ですので、比較的安定した仕事として知られています。業務内容やルールは厳格ですが、目の前の仕事に粘り強く取り組んでいける人なら活躍していけるでしょう。

平均年収636万円
必要なスキル・高いコミュニケーションスキル
・事務処理能力
・誠実性
仕事に就くためには・自分のスキルで応募できる銀行の求人に応募する
・就職エージェントで各種銀行が募集している非公開求人に応募する
関連する資格・ファイナンシャルプランナー
・証券外務員試験

出典:厚生労働省「銀行・信用金庫渉外担当 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

経営者 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 12/15]

ESTJ(幹部)は、極めて高いリーダーシップを発揮できる性格のため、経営者に向いています。

経営者は、自分で会社を興してビジネスをしていく人です。

従業員を抱えるようになれば優れたリーダーシップが必要ですし、ビジネスを大きくしていくためには論理的思考力が不可欠です。両者ともESTJ(幹部)タイプの強みですので、性格的にも経営者として活躍する資質があると言えます。

ただ、会社を経営していく上では様々なタイプの人に対応していかなければならないので、少しでも組織の輪を乱す人と関係を持ちたくないと思っている人には不向きかもしれません。

平均年収0~
必要なスキル・極めて高いマネジメントスキル
・極めて高いコミュニケーション能力
・自分が成し遂げたいと思っている理念を実現する力
仕事に就くためには・興味のあるビジネスを見定め起業する
関連する資格・MBA
・ビジネスマネージャー検定

出典:厚生労働省「会社経営者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

プロジェクトマネージャー [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 13/15]

ESTJ(幹部)は、多くの人を束ねて1つのプロジェクトを進めていくような立場で力を発揮できる性格のため、プロジェクトマネージャーの仕事に向いています。

プロジェクトマネージャーは、クリエイティブ制作やシステム開発などのプロジェクトにおいて、リーダーとして責任を負って業務を行う仕事です。

具体的な業務としては、プロジェクトのゴールや制作物の要件定義、スケジュールの策定から管理、適切なメンバーのアサインから作業進捗の把握など、プロジェクトを完遂させる上で必要になる業務を全て行います。

複数人の人を携えて一つの仕事を行うということは、ESTJ(幹部)タイプに非常にマッチしている業務ですので、プロジェクトマネージャーとして活躍する資質は十分にあるでしょう。

ただ、それぞれの分野における幅広い知識を知っていないと、プロジェクトマネージャーとして役に立たなくなってしまいます。そのため、ある程度メンバーとして知見を深めた上で目指すべき仕事だと認識しておいてください。

平均年収684万円
必要なスキル・複数の関係者を取りまとめるマネジメント能力
・プレゼンテーション能力
・調整力や段取り力
仕事に就くためには・ITエンジニアやWebデザイナーなどで実務経験を積んだ後キャリアアップする
関連する資格・プロジェクトマネージャー試験
・ITコーディネーター試験

出典:厚生労働省「プロジェクトマネージャ(IT) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

総務 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 14/15]

ESTJ(幹部)は、責任感を持って業務に向き合える性格のため、総務の仕事に向いています。

総務は、備品管理や会社行事の運営、設備管理など、従業員が気持ちよく働くための業務を行う仕事です。事務職に分類され、会社によっては他の仕事を兼任する場合もあります。

雑務的なイメージがある総務という仕事ですが、業務の成果は従業員全てに影響を与えることになりますので、隠れたリーダーシップが求められます。そのため、ESTJ(幹部)タイプの強みであるリーダーシップを活かすことができるでしょう。

会社を裏から支えるような仕事がしたい人は、総務の求人を探してみるのがおすすめです。

平均年収493万円
必要なスキル・事務処理能力
・コミュニケーション能力
・デジタル推進意識
仕事に就くためには・未経験者を募集している総務の求人に応募する
・気になる企業のホームページから総務に応募する
関連する資格・マイクロソフトオフィススペシャリスト
・ビジネスマナー検定

出典:厚生労働省「総務事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

弁護士 [ESTJ(幹部)に向いてる仕事 15/15]

ESTJ(幹部)は、ルールや秩序を守り合理的な判断ができることから、弁護士の仕事に向いています。

弁護士は、依頼人の代理として、紛争や事件の解決を行う仕事です。弁護士の国家資格が必要になり、深い法律知識と高度な論理的思考が常に求められることから、最難関レベルの仕事の一つと言えます。

仕事をしていく上では、法律知識と事案を照らし合わせて適切な判断を行う必要があるため、ESTJ(幹部)タイプの強みである決断力が活かせると考えられます。

弁護士として個人事務所を開くなど独立して働く人も多く、自身の知見を用いて人を救いたいという人にぴったりの仕事です。

平均年収1,121万円
必要なスキル・極めて高い法律知識
・あらゆる立場の人と適切な会話ができるコミュニケーション能力
・正義感
仕事に就くためには・司法試験に合格した後、司法修習生として研修を受け、弁護士名簿に登録される
関連する資格・弁護士

出典:厚生労働省「弁護士 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

ESTJ(幹部)には向いてる業種

ESTJ(幹部)タイプの人には、向いてる仕事だけでなく、向いてる業種がいくつも存在します。

ここでは、特にESTJ(幹部)タイプの人に向いてる業種を4つご紹介します。

①卸売業

卸売業には、以下のような業種が含まれます。

  • 卸売業…繊維・衣服等卸売業、飲食料品卸売業、建築材料・鉱物・金属材料等卸売業、機械器具卸売業

卸売業とは、メーカーと小売店の間に立って材料や商品の代理売買を行います。本来的にはメーカーが直接小売店に販売することが望ましいのですが、販売機能を持たないメーカーだと在庫管理や販売コストがかかってしまうため、代わりに卸売業に販売して効率化を図っているのです。

卸売業は売買だけでなく、在庫を管理して適正な金額で小売店に販売する必要があるため、高い管理能力が求められます。ESTJ(幹部)タイプの人は管理能力に強みがありますので、各卸売業のバイヤーとして活躍できるでしょう。

②金融業

金融業には、以下のような業種が含まれます。

  • 金融業…銀行業、信用金庫業、証券業、保険業、信販(クレジットカード)業、リース行、政府系金融機関業、アセットマネジメント業

金融業ではお金を扱って収益を得ていきます。特に銀行業や保険業などは個人から預かったお金を管理して自社の利益に繋げていくことになるため、管理能力が求められます。

加えて、金融業の大半を占める営業職では、顧客に対して数値計算も根拠にしながら論理的に提案する必要があります。

いずれもESTJ(幹部)タイプの強みがしっかり活かせる仕事ですので、大変な仕事ではありますがいjっせきを残していけるでしょう。

③公務

公務業には、以下のような業種が含まれます。

  • 公務業…国家公務員、地方公務員、警察官、消防士、技術系公務員、外務専門職、教員、保育士、自衛官、海上保安官、官公庁職員

どの業界においても、公務員として誠実かつ的確に仕事をしていくことが求められます。公務員の仕事には対応マニュアルが用意されており、一律の対応をする必要があるため、調和やルールを重んじるESTJ(幹部)タイプと相性が良いです。

また、安全を守るという観点でも書類や案件の管理を入念に行う必要があり、ESTJ(幹部)タイプの高い管理能力を活かすことが可能です。

④不動産業

不動産業には、以下のような業種が含まれます。

  • 不動産業…不動産売買業、不動産仲介・流通業、不動産管理業、不動産賃貸業

不動産業では、家・ビルなどの建物や土地を扱う仕事をします。営業人員が多い傾向にありますが、営業力だけでなく顧客情報や保有資産の管理・運用が重要になってくることから、ESTJ(幹部)タイプの高い管理能力を活かしていけるはずです。

特に住宅販売を行う不動産売買業は、顧客から高い信頼を獲得しないと契約に結びつきません。ESTJ(幹部)タイプの人は総じて誠実な性格をしていますので、歩合制の不動産営業職として就職しても活躍していけると考えられます。

ESTJ(幹部)には向いてない仕事

ESTJ(幹部)タイプの人は、誠実さや管理能力を活かして周囲を巻き込みながら働くことに長けている一方、一人で働いたりスケジュールがきっちり決まっていないような仕事にはあまり向いていません。

具体的に、ESTJ(幹部)タイプの人に向いてない仕事を挙げると以下の通りです。

  • ①役割が不明確な仕事
  • ②一人で完結する仕事
  • ③スケジュールが柔軟な仕事

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①役割が不明確な仕事

ESTJ(幹部)タイプの人は、何事もしっかりと役割が決められていないとイライラしてしまう傾向にあります。そのため、自分の担当業務の役割が不明確で、気づいたら「なんでも屋」になっているような仕事には向きません。

役割が不明確な仕事としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 総務職
  • 総合職

総務職にしろ総合職にしろ、業務の境界線が常に曖昧なため、いきなり違う仕事をどんどん頼まれることが日常茶飯事です。

また、求人票にも明確な業務範囲が書かれているわけではなく、入社前にどのような業務を行うかイメージしにくいのも特徴です。

ESTJ(幹部)タイプの人は、まず求人票をしっかりとチェックし、自分がどの仕事をどの範囲まで任されることになるのかについて、応募前に理解しておくことが大切になります。

②一人で完結する仕事

ESTJ(幹部)タイプは、多人数と一緒に仕事をする際に真価を発揮できる性格です。そのため、一人で業務が完結するような仕事だと、ESTJ(幹部)タイプの良さが発揮しきれないため向いてません。

具体的には、以下のような仕事は一人で完結する傾向にあります。

  • フリーランス
  • 写真家

フリーランスは会社に属することがないため、法人として従業員を雇っていない限り常に一人で仕事を進めていく必要があります。クライアントからの指示を受けて仕事をこなしていくので、ESTJ(幹部)タイプの人はストレスを感じやすいかもしれません。

自分が評価される会社に就職したいと考えるのであれば、できるだけ従業員の多い会社に応募すると良いでしょう。従業員が多ければ、その分管理職としてのポストも多くなりますので、ESTJ(幹部)タイプの管理力を発揮する機会も増えるはずです。

③スケジュールが柔軟な仕事

ESTJ(幹部)タイプの人は、仕事上でスケジュールが遅れることに対して強いストレスを感じます。そのため、スケジュールが柔軟な(緩い)仕事はストレスが溜まりやすく、おすすめできません。

以下のような仕事は、スケジュールが伸びたり短くなったりしやすい傾向にあります。

  • ITエンジニア
  • デザイナー

特にITエンジニアについては、クライアントからの急な仕様変更を受けて開発スケジュールが前倒しになることも少なくありません。その都度自分の仕事の忙しさも大きく変わってくるため、神経をすり減らしてしまいやすいでしょう。

スケジュールが柔軟な仕事かどうかは、その仕事が属する業界の風土にも大きく影響してきます。IT業界やクリエイティブ業界は、クライアントワークになることから納期に変更が入りやすいようです。

スケジュール通りに進められる業界に就職したいのであれば、先ほどご紹介したESTJ(幹部)タイプに向いてる業界を中心に求人検索するのがおすすめです。

その他

ESTJ(幹部)タイプの性格を鑑みると、以下のような仕事にも向いてないと考えられます。

  • ベンチャー企業
  • カウンセラー

ESTJ(幹部)タイプの人は、周囲の変化を敏感に察知はしますが、そのことにストレスを感じてしまいます。ベンチャー企業は周囲の人を巻き込んで成長できる環境ですが、向き合う仕事や状況が変わることが多いため、ついていけないと感じるかもしれません。

また、ESTJ(幹部)タイプの人は相手の感情を深く理解することに弱みがあるため、カウンセラーなど対話と理解が重要な仕事にも向かないと考えられます。

ESTJ(幹部)に向いてる仕事を見つける方法

自分に向いてる仕事を探すためにも、自分の性格にマッチした方法で求人をチェックしていくことが大切です。

ここでは、ESTJ(幹部)タイプの人が仕事探しをするのにおすすめの方法を3つご紹介します。

①職種や組織構造をチェックする

ESTJ(幹部)タイプの人が向いてる仕事を探したいのであれば、まず求人票を見るのと同時に、職種やその会社の組織構造をホームページなどで確認するようにしましょう。

組織が分かれば、どれくらいリーダーのポストがあって、リーダーシップを発揮する機会が多いかを予測できます。また、組織構造を知っておくことで、自分が主導権を持って業務を進めていけるポジションの募集なのかどうかを推測することも可能です。

加えて、新しい名前の部署ができている会社であれば、変化の多い会社と見立てることもできるので、自分に向いてる応募先なのかが適切に判断できるでしょう。

②就職アドバイザーを活用する

ESTJ(幹部)タイプの人の強みと弱みは明確であり、向いてる仕事も比較的分かりやすいはずです。ただし、この記事で解説しているのは性格の傾向に過ぎませんので、改めて自分がどんな仕事に向いてるのかを客観的な立場でアドバイスしてもらいたいところです。

そこでおすすめなのが、就職アドバイザーの活用です。就職アドバイザーを活用することで、自己分析や企業研究のやり方を直接教えてもらえるだけでなく、自分のスキルや性格にマッチした求人を紹介してもらうことが可能です。

現職が忙しい人であっても就職・転職活動を効率良く進められますので、できるだけ早く内定が欲しいと思っている人こそ、就職エージェントの活用を検討してみてください。

③企業の安定性をチェックする

変化に対応することが苦手なESTJ(幹部)タイプの人には、安定した企業への就職が特におすすめです。そのためにも、応募しようとしている企業が財務面、経営面で安全かどうかをチェックするようにしましょう。

もし経営的に不安定な会社に就職してしまうと、自分が配属されていた部署が廃止されたり、従業員が混乱して秩序どころではなくなってしまうこともあり得ます。

企業の安定性については決算資料を見ればある程度分かりますが、決算書を読み解くことに自信がないという人は、就職エージェントなどのプロに相談してみると良いでしょう。

ESTJ(幹部)がマッチする職場環境

ESTJ(幹部)タイプの人は、向いてる仕事や業種だけでなく、性格的にマッチしている職場環境がいくつか挙げられます。

ここからは、ESTJ(幹部)タイプの人に向いてる職場環境について3つご紹介します。

①評価制度が明確な職場

ESTJ(幹部)タイプの人は、ルールを重視して仕事に向き合います。少しでも不平等な扱いを受けるとストレスを感じてしまいますので、評価制度が明確に設けられている職場とマッチするでしょう。

  • 給与テーブルがしっかりと定められており、適切に運用されている
  • 評価面談の際に上司から納得のいくフィードバックをもらえる
  • 評価に対して適正な報酬が支払われる

会社によっては、実績を出すことよりも上司に気に入られることが出世の条件になっているようなケースもあります。そのような会社は評価制度が仮にあっても、適切に運用されていないと考えられます。

評価制度が明確に定まっているかどうかは、転職口コミサイトの投稿である程度判別することができます。評価の不明瞭さについて多くの投稿がある会社は、ESTJ(幹部)タイプに向かないので避けておくのがおすすめです。

②リーダーシップが求められる職場

ESTJ(幹部)タイプは複数人で仕事をする際に真価を発揮できる性格ですので、リーダーシップが求められる職場に向いています。

  • 一つのプロジェクトに対して複数人で取り組む
  • 管理職以外にもリーダーのポストが複数存在する
  • 役職や年齢に関係なく意見を言いあえる風土

リーダーシップを発揮するためには、仕事に複数人で取り組むことが日常的な職場に就職するのが一番ですが、最も大切なのは従業員同士の風通しがよく、役職や年齢に関わらず意見が言い合える職場かどうかです。

年功序列の職場では、若手はなかなかリーダーシップを発揮することができませんので、ESTJ(幹部)タイプの強みを活かせるタイミングが少なくなります。そのため、会社で評価を受けることも難しくなってしまうでしょう。

早いうちからリーダーシップを発揮し、職場で活躍していくためにも意見の言い合える風土の会社に就職することを意識してみてください。

③業務範囲が明確な職場

ESTJ(幹部)タイプの人は、明確に線引きをして業務を進めたがる傾向にあります。これは秩序を大切にするESTJ(幹部)タイプならではの特徴と言えます。

そのため、業務範囲が明確な職場であれば、ストレスを溜めることなく仕事と向き合えるためおすすめです。

  • 求人票の業務内容欄が明確
  • 職種を限定して求人募集されている
  • 分業制が整っている

傾向として、人が少ない中小企業は組織体制が整っていないため、一人が担う業務範囲が曖昧になりがちです。一方、分業体制が整っている大企業であれば、自分の業務範囲が明確に定まっているため、想定外の仕事をするリスクは低いでしょう。

ただ、業務範囲が曖昧ということは悪いことばかりではありません。一人で幅広い業務経験が積めますので、次に転職する時に市場価値の高い人材に成長できるといったメリットも考えられます。

自分の性格と将来のキャリアプランを総合的に鑑みた上で、どんな職場が自分に向いてるのかを検討していきましょう。

ESTJ(幹部)の強み

ESTJ(幹部)タイプの性格傾向における強みをまとめると、以下の3点となります。

  • ①高い管理能力
  • ②決断力
  • ③論理的な思考力

自分の強みを知ることは、向いてる仕事に就くための第一歩です。それぞれ詳しく解説するとともに、強みを活かした自己PRの例文についてもご紹介します。

①高い管理能力

ESTJ(幹部)タイプの人は、組織を束ねる立場や役割を担うことが多いため、管理能力が高い傾向が見られます。チームメンバーのコンディションや業績だけでなく、スケジュールや在庫まで、管理と名のつく業務にはめっぽう強いです。

また、ただ管理するだけでなく、秩序を維持し続けることにも強みがあります。ルールや伝統を重んじる性格傾向ですので、悪いことは悪いと真正面から伝えることにより、ルールを乱す人を正して規律を維持できるタイプと言えます。

②決断力

ESTJ(幹部)タイプの人は、リーダーシップに長けています。リーダーとは、組織の行為の責任を取る存在であり、誰よりも意思決定を行う回数が多いのが特徴です。

日頃から複数回、意思決定をしているということもあり、高い決断力が強みと言えます。

また、ただ決断するだけなら誰でもできるかもしれませんが、ESTJ(幹部)タイプの人はリーダーとしての責任感が人一倍強いというのも強みです。決断一つ一つに自分の意思と責任をかけているため、周囲からの信頼も厚い存在として頼られることも多いでしょう。

③論理的な思考力

ESTJ(幹部)タイプの人は、物事を論理的に考えて結論を出す一連の能力に強みを持っています。感情的ではなく論理的に考える思考が頭に染み付いていますので、多くの人の理解を得やすく仕事もスムーズに進められるでしょう。

また、論理的な思考力が高いことで複雑な課題を解決することにも適性があります。特にレベルの高い仕事になると、簡単に考えただけでは解決方法が全く思い浮かばないことも珍しくありません。

ESTJ(幹部)タイプの論理的思考力を活かすことができれば、会社の中でも大きな仕事を任される立場につくことも十分に可能です。

仕事場での活かし方

ESTJ(幹部)タイプの強みを仕事で活かすのであれば、まずは早く実績をあげてリーダーやマネージャーといった管理職を目指すことを意識しましょう。特に営業職など実績が重視される仕事であれば、早々に自分の部下を持つことができるようになるでしょう。

自分の部下を持つ立場になった後は、積極的にチームの規律を維持して成果を出していくことにコミットしましょう。特にチームで仕事をする場合、リーダーが率先して仕事を振るだけでなく、ある程度部下に裁量権を持たせて任せる思考も大切になってきますので認識しておくと良いでしょう。

また、リーダーとして大きな仕事と向き合う際は、強みである論理力をフルに活かすようにしてください。課題をできるだけ細かく分解していき、物事の関係性を論理的に整理することで、しっかりと道筋を示していけるリーダーとして、ESTJ(幹部)タイプのスキルを発揮できるはずです。

就職や転職活動でのPR方法

就職や転職活動において、ESTJ(幹部)タイプの強みを自己PRする例文を2つご紹介します。

例文1

私は高い管理能力を活かして、仕事を予定通りに進めることに強みがあります。

前職では映像制作アシスタントディレクターとして、主にスケジュール管理の業務を行っていました。制作現場は常に忙しく、編集者やディレクターがプロジェクトの納期を失念してしまうことがしばしば発生していました。

最初は自分が人力でスケジュール管理をしてなんとか仕事を回していたのですが、会社の急成長によりそれでも仕事が回らなくなりそうだったので、スケジュール自動化ツールを作成して徹底的な管理を実行しました。

これにより、プロジェクトでスケジュール遅延が発生する割合を70%程度減らすことに成功し、会社の業績に貢献することができました。

私はこの管理能力を活かし、御社に営業事務職として入社した後も責任を持って自分のプロジェクトを予定通りに遂行することを意識していきたいです。

例文2

私は、論理的に物事を考える力に自信があります。

前職では、営業職として法人顧客に対して自社のITサービスを提案する仕事をしていました。ITサービスは無形商材になりますので、お客様にメリットをしっかり感じてもらうことができないと契約をもらうことはできません。

そこで私は、お客様のお困りごとを会話やIR情報の中から論理的に仮説立て、その課題をITサービスの導入で解決できるということを説明するよう心がけました。数値やデータも踏まえて提案することを徹底しましたので、成約率は部署トップとなり、MVPも複数回受賞できました。

この強みを活かし、御社の営業職としてもしっかり実績を残していきたいと思います。

ESTJ(幹部)の弱み

ESTJ(幹部)タイプの人には、強みだけでなく以下のような弱みも見られます。

  • ①感情的な理解が苦手
  • ②創造性に欠ける
  • ③変化に抵抗を感じる

自分の強みと弱みを知ることが、巡り巡って自分に向いてる仕事を特定することに繋がります。それぞれの弱みについて、詳しく見ていきましょう。

①感情的な理解が苦手

ESTJ(幹部)タイプの人は、常に個人よりも組織のことを優先して考える傾向にあります。だからこそチームの秩序を保つことが得意なのですが、その反面で個人に対して組織を考えることを強要してしまうような弱みが見られます。

「周りの人はこうやっている。こんなことをしているのは〇〇だけだ」など、相手の感情に配慮せずに組織の理想像を押し付けてしまうのです。

人の感情を理解するのが苦手という点が、信頼を失うことに繋がるケースも少なくありません。組織を束ねるリーダーとしてESTJ(幹部)タイプの人が働く場合は、できる限り個人の意見も汲み取り反映させることを意識してみてください。

②創造性に欠ける

ESTJ(幹部)タイプの人は論理力に長けている反面、論理では説明しきれないクリエイティブな発想をすることが苦手です。創造性に欠けるとも言え、今までにないような製品やサービスを企画することは、別の人に任せた方がいいかもしれません。

もちろん、論理的に物事を考えていけばなんらか新しい物事を考えつくこともありますが、なかなか既存の枠組みから逃れることができません。事業が更なる成長をしようとする時は、今までにないイノベーションを起こす必要がありますので、ESTJ(幹部)タイプの人は実力不足を嘆くことになる可能性があります。

幸い、ESTJ(幹部)タイプの人は組織を束ねてチームで動くことが得意ですので、できれば創造性の高いメンバーを自分のチームに入れ、弱みを補ってくれるような人と仕事をするのがおすすめです。

③変化に抵抗を感じる

ESTJ(幹部)タイプの人は、「古きよき伝統を守り、歴史を繋いでいく」というような深層心理を有していますので、環境の変化に抵抗を感じる傾向があります。

特に昨今のビジネス環境は、目まぐるしく変化しています。AIの登場からも分かる通り、今日までの常識が明日から通用しないといったことも往々にして起こるでしょう。

つまり、これからの社会で働いていくためには、適切に変化に対応していくスキルや姿勢が求められるということです。そうした動きに対して、ESTJ(幹部)タイプの人は自らのスタンスを変えていく必要があります。

変化を受け入れるには大きなストレスが伴いますので、ESTJ(幹部)タイプの人は生きづらさを感じてしまうかもしれません。

仕事場で注意すべきこと

ESTJ(幹部)タイプの人が仕事で注意すべきこととしては、まず本当の意味でコミュニケーションが取れるよう意識することが挙げられます。

リーダーとして大勢の前でスピーチすることが得意なESTJ(幹部)タイプは、「伝えるコミュニケーション」に強みがあります。一方で、一対一で相手の伝えたいことを「聞くコミュニケーション」は苦手です。

自分の言い分を一方的に相手に飲ませることはコミュニケーションとは言えませんし、相手に大きなストレスを与えてしまい組織が崩壊するきっかけにもなります。そのため、ESTJ(幹部)タイプは、人の言っていることを理解しようとするスタンスを持つようにしてください。

他に意識しておくべきことは、創造性が自分には足りないと感じているのであれば誰かを頼ることや、適切に変化に対応していく姿勢などです。

就職や転職活動で損しないためのポイント

ESTJ(幹部)タイプの人が就職や転職活動で損しないためには、面接を「対話の場」として認識することが挙げられます。

確かに面接は自分を売り込む場でもありますので、自分の意見を話すことも重要です。しかし、面接は会社と応募者の相性をさぐる場でもありますので、面接官から適切に話を聞き出すことも大切になります。

もし一方的なコミュニケーションだけで内定を獲得し入社すると、入社後にミスマッチを感じて早期退職に繋がってしまうこともあるでしょう。

貴重な時間を無駄にしないためにも、面接時には面接官と対話する意識を持って臨むようにしてください。

ESTJ(幹部)はどんな人と相性がいいの?

ここからは、ESTJ(幹部)タイプの人と相性がいい人の特徴について解説します。

仕事面①目標に対してコツコツ努力できる同僚

ESTJ(幹部)タイプの人はリーダーとして周囲の人を引っ張っていく立場になりやすいですが、一緒に仕事をしていて頼もしいと思えるメンバーとチームを組めるのがベストです。

そのため、目標に対してコツコツ努力する自走タイプの同僚とは、仕事上の相性がいいと言えます。チームに課されたゴールに向かって自ら動いてくれますので、ESTJ(幹部)タイプの良き相棒となるでしょう。

このタイプの同僚には、事細かく業務進捗を管理するのではなく、ある程度仕事を任せて自分は他の業務の管理をするのがおすすめです。

仕事面②指示と期待が明確な上司

ESTJ(幹部)タイプの人は、とにかく明瞭で分かりやすいコミュニケーションを好みます。そのため、上司としては指示や期待することをしっかりと言葉で伝えてくれるタイプとの相性が良いと言えます。

上司の中には、指示が不明瞭だったり、期待していることを具体的に口に出さないことで部下の士気を下げてしまう人がいます。感情的な理解が苦手なESTJ(幹部)タイプにとって、考えていることが分かりにくい上司に当たってしまうと、ストレスを感じる機会が増えてしまいます。

このような上司の下で働くことになったら、早々に「言語化して具体的に指示してほしい」とストレートに伝えるのがおすすめです。

仕事面③成果主義の同僚

ESTJ(幹部)タイプの人は、達成志向が非常に強く、与えられた目標を達成することが正義であると考えています。成果を意識することなくのんびりと働いている人をみると、思わず厳しい言葉で叱責してしまうこともあるでしょう。

余計なことにパワーを割かず目の前の仕事に集中するという意味で、自分と同じく成果主義の同僚との相性がいいと考えられます。このタイプの同僚とは、いいライバル関係が築けるため、互いに切磋琢磨して仕事に向き合えるはずです。

成果主義の同僚に対しては敵視するのではなく、お互いの良いところや仕事事例を積極的に共有し、スキルアップに励んでいくことがおすすめです。

プライベート面①約束を守る人

ESTJ(幹部)タイプの人は、プライベートにおいても秩序やルールを大切にします。親しき中にも礼儀ありという言葉を体現しているような人ですので、約束を守る人でないと仲良くなれないとも言えます。

集合時間などの約束を守れないような人だと、プライベートであってもストレスを感じてしまいますので、そういった相手とははじめから付き合わない方がお互いのためになるかもしれません。

ただ、約束を守るというのは人として当然という見方もできますので、ESTJ(幹部)タイプはそれ以外に自分がどうしても許せないことをしない人か否か、しっかりと見極めていくのもいいでしょう。

プライベート面②活動的で社交的な人

ESTJ(幹部)タイプの人はどちらかと言えば外交的ですが、相手の感情を上手く汲み取れないことも少なくないため、自分から友達を作っていくことが苦手なケースも見られます。

活動的で社交的な人であれば、そんなESTJ(幹部)タイプの人に対しても優しく接してくれますので、比較的スムーズに交友関係を築くことができるでしょう。

ESTJ(幹部)タイプの人は、自分に対して興味を持ってくれる人を見つけたら、まずはこちらから心を開くようにしてください。

ESTJ(幹部)と相性が悪い性格タイプ

続いて、ESTJ(幹部)タイプと相性が悪い性格の特徴について解説します。

相性が悪い性格タイプ①自由奔放すぎる人

秩序とルールを重んじるESTJ(幹部)タイプの人には、自由奔放すぎる人との相性が悪いです。常にストレスを感じることになりますので、できるだけ距離を置いておいた方が良いでしょう。

どうしても仕事上で関わりを持たなければならないなら、最低限の会話に留めるようにしてください。もしくは、自由奔放な相手と上手くコミュニケーションが取れる人に、会話を代理してもらうのも良いでしょう。

相性が悪い性格タイプ②計画性のない人

スケジュール通りにきっちり仕事を進めていきたいと考えるESTJ(幹部)タイプにとって、計画性がなく適当な人との相性は最悪です。

チームのためを思うのであれば、計画性のない人にもある程度の計画性を求めることが必要になってきます。そのため、そのような人に対しては、丁寧に進捗管理をフォローするのが良いでしょう。

相性が悪い性格タイプ③感情的な人

論理的に物事を考え、冷静に対処していくESTJ(幹部)タイプにとって、感情的に会話してくる人は若干相性が悪い傾向にあります。

感情的になっている人に対しては、一度その感情をリセットしてもらうことが有効です。まずは、いったん距離を置いてみましょう。ある程度ほとぼりが冷めた段階で、冷静に議論を再開させるようにしてください。

ESTJ(幹部)と相性の良い性格タイプについては以下の記事で詳しく解説しています。

ESTJ(幹部)と相性の良い性格まとめ!恋愛・仕事の相性や向いてる職業も解説

ESTJ(幹部)の性格タイプを更に詳しく理解しよう

ここでは改めて、ESTJ(幹部)タイプの性格傾向について詳しく見ていきましょう。

16PersonalitiesのESTJについて

記事の冒頭で解説した通り、ESTJ(幹部)タイプの特徴は「16 Personalities性格診断」で用いられる4つの性格傾向の組み合わせから導かれています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

ESTJ(幹部)タイプは、上記のうち外交型、感覚型、論理型、判断型の4つの性格的特徴を兼ね備えた人ということになります。

ESTJ(幹部)タイプの特徴を一言で言うと、「大勢の人を論理的にまとめ上げる、頼れるリーダー」と言えるでしょう。困難な課題も正面から捉えて、チームで解決することができる性格なので、大きな仕事を任されることも少なくありません。

ただ、論理的すぎて相手の感情に配慮しないコミュニケーションをしてしまうという弱みもあります。ESTJ(幹部)タイプの人は、できる限り相手の気持ちを汲み取った上で対話をするよう心がけてください。

自分の性格タイプを活かす方法をアドバイス

ESTJ(幹部)タイプの強みをプライベートや交友関係でも活かしていきたいのであれば、互いに尊敬できる一面がある友人に絞って、狭く深く交友関係を築いていくことが大切です。

また、仕事ではたくさんの人とやり取りしますので、プライベートは心を落ち着かせるために、意識的に一人の時間を作ってのんびり過ごすこともおすすめです。弱みである創造性を養うためにも、美術館や動物園など感性が刺激される場所に足を運ぶのも良いでしょう。

ESTJ(幹部)が向いてる仕事に就職するコツ

ESTJ(幹部)の人が今回紹介した向いている仕事に就職するには、以下のようなコツを認識しておくと良いでしょう。

  1. リーダーシップを働ける求人や職場を選ぶ
  2. 安定経営されている会社か企業研究する
  3. 面接官としっかりコミュニケーションを取る

それぞれ詳しく解説します。

1. リーダーシップを働ける求人や職場を選ぶ

ESTJ(幹部)の人は、周囲の人をまとめ上げ、難しいミッションにチャレンジしていくことを得意とする性格です。そのため、自分のリーダーシップを発揮できるような求人や職場を選ぶようにしましょう。

この記事で紹介したような仕事は、いずれも様々な形でリーダーシップが発揮できます。

しかし、職場によっては上司の命令が絶対であり、自分のリーダーシップがうまく発揮できないケースもあります。

就職後の働くイメージをしっかり持っておくためにも、就職口コミサイトや就職エージェントを活用し、企業研究をしっかりと行うことがポイントです。

2. 安定経営されている会社か企業研究する

ESTJ(幹部)の人は変化を嫌う性格のため、出来る限り経営が安定しているような会社に就職するのが良いでしょう。

経営が不安定な会社だと、突然企業の経営方針が変わるだけでなく、部署が解散になったり事業がなくなったりなど、大きな変化をもたらすリスクがあります。

安定経営されている会社かどうかを調べるためには、企業ホームページからIR情報(決算情報)などをチェックすることがおすすめです。IR情報を見る自信がないのであれば、就職口コミサイトのチェックだけでもしてみてください。

3. 面接官としっかりコミュニケーションを取る

ESTJ(幹部)は、時々他人の意見を意識しないで会話する傾向が見られます。

面接の場においては面接官の言っていることをしっかりと認識することが重要になりますので、きちんとコミュニケーションを取るといった意識をしておきましょう。

面接の場でどういったコミュニケーションが適切なのかわからないという場合は、就職エージェントを利用し、模擬面接で経験を積んでみるのもおすすめです。

ESTJ(幹部)について「よくある質問」

最後に、ESTJ(幹部)タイプについてよくある質問と回答をまとめました。

ESTJのあるあるって?

ESTJ(幹部)タイプのあるあるとして、いくつか例を挙げてみました。

  • リーダーシップがあると言われる
  • ルールは絶対に守るものという強い意識を持っている
  • 地域のイベントに顔を出しがち
  • 常に手本でありたいと思う
  • 仲間となら難しい課題にも立ち向かっていけると思っている
  • 適当な人をみるとイライラしてしまう
  • 責任感が強いことを自負している

あなたはいくつ当てはまりましたか?

ESTJはなぜ「幹部」と呼ばれるのか?

幹部とは組織の中心となる人物のことを言いますが、ESTJ(幹部)タイプはリーダーという立場を任されやすいことから、幹部タイプと言われる傾向にあります。

仮に役職についていなかったとしても、自然と周囲の人をまとめ上げる存在になりがちですので、周囲からの信頼を獲得しやすい性格傾向と言えます。

ESTJが「性格悪い」といわれるのはなぜ?

ESTJ(幹部)タイプの人に悪気はなかったとしても、自分の正義を相手に押し付けてしまう傾向にあるため、「性格が悪い」という評価を受けることもあります。

性格が悪いと言われても、ESTJ(幹部)タイプの人は自分が悪いことをしている自覚がないため混乱してしまうでしょう。

多くの人といい関係性を築いていきたいのであれば、できる限り相手の気持ちを考えて会話するようにしてください。

まとめ:ESTJ(幹部)に向いてる仕事をゲットしよう!

ESTJ(幹部)タイプの人は、高い管理力と決断力を活かし、論理的な思考力を持って周囲の人と一緒に業務に取り組んでいける仕事に向いています。

反面、クリエイティブな仕事や顧客折衝が必要な仕事にはやや弱みがありますので、まずはこの記事で紹介した仕事を中心に求人を探していくのがおすすめです。

もし自分一人で向いてる仕事を探すことに悩んでしまうなら、就職エージェントなどのプロに相談してみるのもおすすめです。

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ABOUT US
古庄 拓執行役員兼マーケティング開発部長
株式会社ジェイック執行役員兼マーケティング開発部長。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等