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専門学校に行かなきゃよかった主な理由8選!後悔しないための就職成功術を紹介

専門学校に行かなきゃよかった主な理由8選!後悔しないための就職成功術を紹介
仕事選びFV

専門学校に行かなきゃよかった……」
「もっと考えて進路を決めればよかった……」

目標があって専門学校に入学し、勉強したとしても、勉強内容に興味がなくなったり他にやりたいことが見つかったりして専門学校に進学したことを後悔する方もいるのではないでしょうか。

この記事では、専門学校に行かなきゃよかったと後悔する主な理由を8つ解説します。さらに、経歴が微妙な立ち位置の専門卒でも就職成功するコツを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

専門学校に行かなきゃよかったと後悔する理由8選

まず、専門学校に行かなきゃよかったと後悔している主な理由を紹介します。

  • 思っていた内容と違っていた
  • 学んだスキルが仕事で生かせなかった
  • 授業の質が低かった
  • 人間関係や環境が合わなかった
  • 他に興味があるものができてしまった
  • 学費の負担が思っていたよりもきつかった
  • 将来のキャリアで不安を感じてしまった
  • 新しい学び・スキル習得にならなかった

それでは、詳しく見ていきましょう。

思っていた内容と違っていた

入学前に抱いていた「学べる内容」や「専門学校の雰囲気」のイメージと、実際が違っていたというケースです。

特に深刻なのは、「希望する資格が取得できないこと」や、「将来、就きたい職業・会社への就職サポートが受けられないこと」などを、入学後に知るというケースです。

ただ、これらは入学前にしっかり自分で調べたり、分からなければ専門学校に直接問い合わせる等のリサーチを行っていれば避けられます。

学んだスキルが仕事で生かせなかった

専門学校で学んだスキルが、実際の仕事ではあまり生かせないというケースです。また、就職活動の際に、専門学校の学歴やせっかく習得した資格が評価されなかったというケースもあります。

専門学校のカリキュラムを淡々と通過するだけではなく、それらに加えて独学でのスキル習得や、より評価される資格の取得に励むといったように、現状の就職市場の動向にあわせて自らの付加価値を高めることも必要です。

授業の質が低かった

専門学校の授業内容の質が、実際に受けてみたら低いレベルだったというケースも、行かなきゃよかったと後悔する理由のひとつです。

カリキュラムの内容、講師の知識量やスキル、実習などに使用する設備や教材など、さまざまな面で「思っていたようなレベルではない…」と判明する場合があります。

ただ、これらについても、いかに細かくリサーチするかで事前に知る事は可能です。オープンキャンパスに参加したり、YouTubeなどに紹介動画があればすべて視聴したり、ネットの口コミで「リアルな卒業生の声」を検索してみるなど、思い付く方法はすべて試しましょう。

人間関係や環境が合わなかった

専門学校の講師や、同じクラスや実習のメンバーとの相性に悩むケースです。人間関係については、実際に入学してみないと分からない部分はあるでしょう。

さまざまな授業を幅広く選べる大学とは異なり、専門学校はクラス全員が常に同じ授業を受けることが一般的です。人間関係がクラス内に限定されやすいため、雰囲気になじめなかったり、いったん悩みを抱えてしまうと、なかなか改善が難しいようです。

こういう場合は、まず家族や友人など信頼できる人に悩みを聞いてもらうといいでしょう。周囲の人に、違う視点から悩みにアプローチしてもらうことで、問題解決のきっかけが見つかるかも知れません。さらに、専門学校の事務局や講師に相談してみる方法もあります。心身の健康に影響が出ているようであれば、「休学」という選択肢も検討してみましょう。いったん悩みの渦中から物理的に離れて、今後について冷静に考える時間を持ってみるのも良いかも知れません。

他に興味があるものができてしまった

専門学校で学ぶ分野以外に、やりたいことや興味がある分野が見つかったというケースです。勉強している分野に興味を持てなくなると、学習意欲が低下してしまうことも考えられます。成績が落ちてしまい、卒業が危ぶまれることもあるでしょう。

こうしたケースにおいても、いったん冷静になって進路を検討することが重要です。じっくり考えた上で、新たに興味を持った分野を学ぶ道を選ぶ場合は、同じことを繰り返さないように慎重にリサーチするようにしましょう。

学費の負担が思っていたよりもきつかった

学費についても、事前にしっかりリサーチすれば「支払い可能か」は確認できます。

ただ、入学後になって家族の経済状況が悪化するなど、想定していなかったトラブルに見舞われるケースもあります。

経済状況の悪化が一時的なものであれば、休学して状況が改善してから復学するのも一案です。もし状況の改善が見込めない場合は、独学が可能な分野であればネットや書籍などで学び続ける方法もあります。また、専門分野の会社に就職して、働きながらスキル習得や資格取得をするという道も検討してみると良いでしょう。

将来のキャリアで不安を感じてしまった

「専門学校に行けば、就職できるだろう」と考えている人も多いかも知れません。しかし、実際に就職活動をしてみると、応募できる求人が意外に少ないと感じるケースもあるようです。

なぜなら、大卒と比較すると専門卒向け求人件数はかなり少ないからです。

以下は、2023年6月現在の、リクナビとマイナビに掲載されている求人情報のうち、学歴ごとの「積極採用対象」の件数をまとめたものです。

 リクナビマイナビ
掲載企業数20,771件29,507件
専門卒 8,993件17,087件
大卒  16,404件26,056件

専門卒向けの求人は、大卒と比べると少ないことが分かります。

理由として考えられるのは、「専門学校を卒業している人は、その分野の会社での採用に限られてしまう可能性がある」からです。

もちろん、専門分野関連の業種への就職には有利になるでしょう。しかし、それ以外の職種・業界においては、大卒者を求める求人の方が多くなるのです。

参考:リクナビ2024

参考:マイナビ2024

新しい学び・スキル習得にならなかった

専門学校に通っても「専門性の高いスキルまでは身に付かなかった」という人がいます。

一般的に、専門学校では2年間でおおよそのスキルを学べるようにカリキュラムが組まれています。しかし、2年間では専門的な分野における「基礎レベル」の内容を学ぶに留まるケースもあります。より高いレベルのスキルや資格は、さらに学ばなければ到達できない場合もあるのです。

これについても前述の通り、専門学校を卒業するだけでその分野のプロになれるわけではなく、いかに個々人が学校のカリキュラム以外にも学べるかで差がつきます。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

専門学校に行かなきゃよかったと感じている人のリアルな口コミ

次に、専門学校に行かなきゃよかったと感じている人のリアルな声を紹介します。

  • 異業種への就職が困難
  • 何のスキルも得られなかった
  • 将来役立つスキルが少ない
  • 何となく入ったからお金の無駄になった
  • 専門学校卒は経歴として評価されにくい
  • 毎日課題や勉強に追われて忙しい

また、専門学校はなぜ経歴として評価されにくいのか、専門学校の学歴についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※ここでご紹介している内容は、ネット上のひとつの意見をもとにしたものです。専門学校やその出身者の方を否定しているものでは決してありませんので、あくまでひとつの参考としてご覧ください。

異業種への就職が困難

異業種への就職が困難なので、専門学校に行かなきゃよかったと感じている方もいるようです。

なぜなら、専門学校は専門的な分野に特化した勉強を行うため、関係ない職種業界に就職することが難しいからです。

専門学校行ってると動物以外の仕事につこうとしても

なんでウチきたの?動物のとこ行けばいいのにー

とか言われるからほんと嫌。

専門なんか行かなきゃよかった。

参考元:Twitter

こちらの方のように動物関連の専門学校を卒業した方が、例えば商社やプログラミング関連などの異業種に就職する場合「なぜ異業種に?」と疑問に思われやすくなります。

転職・就職アドバイザーに相談すると、前職や持っている知識・スキルに沿った分野で探すように指摘されるケースが多いことも覚悟する必要があります。

何のスキルも得られなかった

何のスキルも得られなかったと感じ、専門学校に行かなきゃよかったと感じている方もいます。

専門学校なんか行かなきゃよかった。。。
何のスキルも得られず
画力も上がることなく借金背負うだけでした。。。

参考元:Twitter

こちらの方のように、特に絵・イラストに関する専門学校に進学した方に多く見られました。

なぜなら、絵・イラストのスキルは、短期間では得られないことも少なくないため、2年制の専門学校でスキルを得ること、磨くことは困難だからです。そのため、専門学校に通いながら独学でも勉強することで、就職時にも役立つスキルが身につけられるでしょう。

将来役立つスキルが少ない


将来役立つスキルが少ないと感じ、専門学校に行かなきゃよかったと感じてる方もいるようです。

かなしいなあ…専門学校行かなきゃよかった……けど行かなかったらこの仕事できてなかったしな……学費高かったくせに4年間で2科目くらいしか役に立たなかった

参考元:Twitter

こちらは、4年制の専門学校に通っていたのに2科目程度しか将来役に立たなかったという声です。

もちろん通っていた専門学校と就職先によっても異なりますが、せっかく行ったのに何のスキルも得られない・将来役立つスキルが少ないと感じている方は多いようです。

何となく入ったからお金の無駄になった


何となく入ったからお金の無駄になったと感じ、専門学校に行かなきゃよかったと感じている方もいます。

専門学校行かなきゃよかった。
介護の知識なんていらない、他の分野にすればよかった!
お金の無駄。
介護なんかに携わりたくない
奨学金借りなければ返済のこと考えずに辞めれたのに

参考元:Twitter

中には、自分が興味のある分野ではなく親に勧められたから仕方なく入ったという方もいるでしょう。このような場合、時間やお金の無駄になることや、今後奨学金を返すことを考えて後悔する方もいるようです。

専門学校卒は経歴として評価されにくい


専門卒は経歴として評価されにくいので、専門学校に行かなきゃよかったと後悔している方もいます。


うーん…

高卒

大学中退

フリーター

最終学歴専門学校卒業(履歴書に書けない)

国試浪人

資格無し

これは新社会人というよりドロップアウト人という新たな人種なのでは…?
これでどうやって就活しろと?
不利条件しかねぇ…

参考元:Twitter

こちらは、最終学歴が「専門卒」で履歴書に書けないため、就活において不利になってしまうという声です。

専門学校を卒業した場合の最終学歴は、「認可校」か「無認可校」かによって異なります。

認可校とは「公的機関から設置認可を受けている学校」です。私立の専門学校は都道府県知事、公立は教育委員会、国立は文部科学省が認可しています。専門学校で認可校として認められるためには、以下の条件をクリアしなければなりません。

  • 授業時間:年間800単位時間以上(夜間部の場合:年間450単位時間以上)
  • 修業年数:1年以上
  • 教育施設:自己所有物件である

上記の条件をクリアしていない専門学校の場合、無認可校となります。

無認可校は公的な学歴として認められていないので、原則的として履歴書に学歴として記入することができません。「履歴書に書けない専門学校」を卒業した場合、空白期間ができてしまうため、就職で不利になってしまうのです。

また、就職において「専門卒」の経歴が高く評価されるケースは、一部の難関学校や国家資格等を取得できる学校に限られます。専門学校はビジネスの色合いが強く、大学のように権威や知名度があるわけではないからです。専門学校を経由する形式の就職活動には強いのですが、そうでない場合は学歴によるメリットがあまりありません。そのため、専門学校卒業後すぐに就職が決まらず空白期間ができると、就職・転職において高卒と同じレベルとみなされる傾向があります。

そして、大学の場合は学士、大学院の場合は修士や博士、短大の場合は短期大学士などの「学位」が与えられますが、専門学校の場合に与えられるのは「学位」ではなく「称号」と呼ばれるものです。専門学校を卒業して得られる称号は専門士で、これは修業年数が2年以上の専門学校を卒業したことを証明するものです。高卒よりも職業で活かせる専門的な知識スキルについて学んできたことを意味します。学位と称号の違いは区別があるというだけで、就職で有利不利になるものではありません。なお、無認可校の場合、専門学校を卒業しても「専門士」の称号は得られませんので注意してください。

毎日課題や勉強に追われて忙しい

毎日課題や勉強に追われて忙しいので、専門学校に行かなきゃよかったと後悔している方もいるようです。

情報処理専門学校の2年生です

1年生の時は資格の勉強やらなんやらで毎日7時帰り

2年生になったら就活+資格の勉強、課題などに追われる日々です

大学生の友達からは社畜養成所と呼ばれています

もちろん彼女はいません周りも男ばかりです

特例かもしれませんが現場からは以上です

参考元:Twitter

こちらの方は、情報処理の専門学校に通っており、毎日課題や勉強に追われていることから友達に「社畜養成所」と呼ばれているという声です。

専門学校を卒業したら即戦力として働けるように、学校に通っている1〜3年程度の短い期間で徹底的に専門知識を詰め込みます。

本当に学びたいと思っている場合は問題ありませんが、何となく専門学校に通っている場合は特に苦痛を感じるでしょう。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

専門学校に行かなきゃよかった理由は就職関連?専門卒の就職状況

ここからは、専門卒者の就職状況を紹介します。

専門卒者の就職率や大卒者と比べて就職しやすいかどうかも合わせて紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

専門学校卒の就職率は高い

専門学校を卒業した方の就職率は「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査(令和3年4月1日現在)」によると91.2%となっています。

また、2018年3月卒からの推移は下記表の通りです。

2018年3月卒94.7%
2019年3月卒96.6%
2020年3月卒96.8%
2021年3月卒91.2%

2021年3月卒の就職率は前年に比べて5.6%低下していますが、いずれにしても就職率90%を超える高水準を保っています。

専門卒の就職率は「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査(令和3年4月1日現在)」を参考にしています。

参考:令和2年度大学等卒業者の就職状況調査(令和3年4月1日現在)|文部科学省

就職率が高い理由1:即戦力が得られるから

専門卒の就職率が高い理由の1つ目は、即戦力が得られるからです。

専門学校は目指す業界が決まっており、就職後に即戦力となる知識スキルを学ぶために通います。

就職後、即戦力となるように専門的なカリキュラムが組まれており、専門学校によっては企業と連携して実践的なカリキュラムを組んでいるところもあります。

このように、企業は確実に専門的な知識スキルを身につけた即戦力となる人材が得られ、採用のリスク教育にかかるコストも抑えられるため専門学校の就職率は高いのです。

就職率が高い理由2:就職の指導が手厚いから

専門卒の就職率が高い理由の2つ目は、就職の指導が手厚いからです。

大学では生徒数が多いため、それぞれに合った就職サポートを受けることが難しく、自分の力で就職活動を行います。

一方、専門学校はクラスを担当する教師や、就職をサポートする専門のスタッフキャリアカウンセラーがいるところが多いので、学生一人ひとりに合った就職指導を行ってくれます。

こうしたサポートによって企業選びをはじめ、就職活動における悩み不安などの相談もできるため疑問を解決することが可能です。

就職率が高い理由3:講師や専門学校のコネクションがあるから

専門卒の就職率が高い理由の3つ目は、講師や専門学校のコネクションがあるからです。

専門学校の講師が業界で働いていることも多いため、そのコネクションから就職先が決まるケースもあります。

また、専門学校のOBやOGがその業界で活躍している場合、専門学校と企業の間で信頼関係が築け、就職できる可能性が高くなります。

このように、専門学校は講師やOBOGのコネクションがあるため、就職しやすいというメリットがあります。

就職率が高い理由4:試験や課題によって生徒のレベルを維持しているから

専門卒の就職率が高い理由の4つ目は、試験や課題によって生徒のレベルを維持しているからです。

専門学校は2年制であることが一般的で、大学の4年間と比べて半分の期間で学習します。

そのため、専門学校ではびっしりとカリキュラムが組まれてハードな授業が行われていることが多く、学習の成果が試される進級試験課題の合格ラインが高い傾向にあります。

この進級試験課題の合格ラインをクリアできなければ進級卒業できないようになっています。

専門学校が、高い合格ラインを設定した試験課題により、生徒のレベルを維持し、その結果高い就職率を誇っている面もあるのです。

就職率が高い理由5:就職しなかった人を含めていないから

専門卒の就職率が高い理由の5つ目は、就職しなかった人を含めていないからです。

専門学校を卒業した方の中には、就職活動をしないさらに学習するために進学するなど、多種多様な進路が考えられます。

一般的な就職率の割り出し方は、就職した人数を就職希望者で割った数です。

これらのことを踏まえ、専門学校ではさまざまな理由で就職しなかった方を「就職の意思がない」と判断し、就職希望者に含めないケースもあります。

就職希望者が減ったことにより、発表される就職率が高くなっているのです。

就職率が高い理由6:フリーター無職でも就職率に加算されている場合もあるから

専門卒の就職率が高い理由の6つ目は、フリーター無職でも就職率に加算されている場合もあるからです。

専門学校では、卒業後にフリーターとしてアルバイトをするさまざまな理由により仕事をしない場合でも就職率に加算されるケースもあります。

その結果、就職率が高くなっているケースもあるのです。

大学卒と比較すると就職が難しい

専門卒者の就職率は高いですが、大学卒者と比べると就職が難しい傾向にあります。

例えば、応募資格で「大卒以上」の学歴を設定している企業には、当然ですが専門卒者は応募できません。

また、専門卒者の場合は学校で学んだ分野以外の企業に就職するのが難しいという背景もあります。

とはいえ、どの職種業界に就きたいかによって就職のしやすさは異なるため、一概に大学卒と比較すると就職が難しいとは言い難いです。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

専門学校卒で就職が決まらない理由3選

専門卒で就職が決まらないと悩んでいる方もいるでしょう。

ここでは、専門卒で就職が決まらない理由を3つ紹介します。

専門分野以外の業界に就職しにくい

専門卒で就職が決まらない理由の1つ目は、専門分野以外の業界に就職しにくいという背景があることです。

それぞれの分野に特化した専門的な知識やスキルが備わっているため、他の業界への就職が難しいようです。

さらに、専門分野以外への就職を目指した場合、企業から以下のような疑念を持たれてしまう可能性もあります。

  • 専門職への未練を捨てきれずに、すぐに辞めてしまうのではないか
  • 専門職に落ちたときの保険なのではないか

専門分野以外の仕事に就職したい場合、しっかりと熱意を伝えなければ企業側の不安を払拭できないため、就職が決まらないこともあります。

受けられる企業が大卒者よりも少ない

専門卒で就職が決まらない理由の2つ目は、受けられる企業が大卒者よりも少ないことです。

専門卒の求人が少ないので1つの求人に応募者が集中してしまうため、就職のハードルが高まっています。

専門分野以外の仕事に目を向けても、未経験の業界に挑戦することもハードルが高いので、就職先の選択肢は大卒者よりも狭い傾向にあります。

応募条件に「大卒以上」を設定している企業が多い

専門卒で就職が決まらない理由の3つ目は、応募条件に「大卒以上」を設定している企業が多いことです。

募集条件に「大卒以上」と記載されている場合、専門卒者は応募できません。

このように、就職が有利になる不利になる以前に専門卒者では応募できない求人も多く存在します。

また、専門卒と大卒では初任給入社後のポジションなどに差が生じることもあり、こうした待遇の違いを目の当たりにして、給料将来のキャリアを妥協せずに就職活動した結果、就職が決まらない方もいるようです。

専門学校卒で就職が決まらないとどうなる?

専門学校を卒業後、就職が決まらないとどうなるのでしょうか。

  • 収入を得るためにフリーターになる
  • フリーターになると就職活動の時間が確保できない
  • フリーター期間が長引くと就職が難しくなる

このように悪循環になりかねませんので、早めに就職活動を始めることが重要です。

収入を得るためにフリーターになる

専門卒で就職が決まらず、そのままの状況が続くと収入を得るためにフリーターになる必要があります。

フリーターを続けながら正社員を目指すこともできますが、時間年齢などがネックとなり、就職が不利になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

フリーターになると就職活動の時間が確保できない

収入を得るためにフリーターになった場合、就職活動の時間が確保できない可能性があります。

アルバイトはシフト制が基本で、夜勤のみという働き方もできてしまうため、生活が不規則になりやすい傾向にあります。

就職活動の質が落ちると就職先が決まりにくく、その結果フリーターの期間が長期化してしまいます。

フリーター期間が長期化すると、任される仕事の責任が重くなる可能性もあります。

このように、フリーターとしての仕事を優先させた結果、専門卒の経歴を活かした就職意欲が低下してしまうかもしれません。

フリーター期間が長引くと就職が難しくなる

フリーターの期間が長ければ長いほど、就職のハードルが高まってしまいます。

なぜなら、フリーター期間が長いと、正社員として就職する意欲が低いと判断されてしまうからです。

また、年齢を重ねた人材であるほど、正社員就職では即戦力を期待されるのでフリーターのままではスキル不足と判断されてしまう可能性もあります。

そのため、専門卒のフリーターが就職するためには、早めに就職活動を始めることが大切だといえます。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

専門学校卒で就職を成功させるための事前準備

専門卒で就職を成功させるためには、事前準備が大切です。

  • キャリア分類を把握しておく
  • 業界分析をしておく
  • 就職先の希望を明確にしておく
  • インターンシップでスキルを身に着けておく
  • 志望する業界企業の情報を集めておく

それでは見ていきましょう。

キャリア分類を把握しておく

最終学歴が専門卒で就職を検討している場合、自分のキャリア分類をしっかり把握しておくことが大切です。

専門卒の場合は「既卒」または「第二新卒」に分類されます。

  • 既卒:就職先が決まらないまま専門学校を卒業した
  • 第二新卒:新卒後就職するも3年以内に辞めた、もしくは辞めようとしている

既卒第二新卒は、卒業後3年以内を指す言葉ですが、実際は20代までの若手を指すことが多いです。

基本的に大手の就職転職サイトの情報は、一般的な大卒キャリアを対象としているため、既卒第二新卒層が該当していることも多い傾向です。

業界分析をしておく

専門卒者に限ったことではありませんが、就職において大切なポイントは「業界分析」です。

特定の業界職種にしか通じない経歴なので、専門卒者は自分が働きたい業界のことを知っておかなければなりません。

専門卒の経歴があるからという理由で、企業に採用されるわけではありません。

そのため、専門学校で学んだ知識スキルを活かせる職場業界に絞らなければ高卒同様の未経験者として扱われてしまいます。

就職先の希望を明確にしておく

専門卒で就職を成功させたい場合、就職先の希望を明確にしておくことも大切です。

まずは、学校で学んだ知識スキルを活かせる仕事に就職するか、別の分野で就職するかという点から考えてみてください。

専門卒という経歴にとらわれることなく、自分がどのような仕事に就きたいのかをじっくり考えておきましょう。

インターンシップでスキルを身に着けておく

志望する業界企業が決まっている場合はインターンシップに参加して、実際の業務職場環境などを経験しておくのも良いでしょう。

インターンシップには、1日単位の職場訪問レベルのものから数ヶ月に渡って実施される長期のものまでさまざまです。

中には時給日給が発生するインターンシップもありますので、興味がある方は参加して実務に役立つスキルを身につけておくと良いでしょう。

志望する業界企業の情報を集めておく

志望する業界企業が決まったら、自分の希望と合致するか確認するために情報収集を行いましょう。

企業のホームページ求人サイトなどを調べ、事業内容社風募集要項などを細かく確認します。

専門卒の経歴が充分に活かせる企業の場合、面接の際に効果的なアピールがしやすく、就職後のミスマッチ防止にも繋がるでしょう。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

専門学校卒が就職を成功させるコツ

ここでは、専門卒者が就職を成功させるコツを2つ紹介します。

  • 広い視野で情報収集する
  • 就職エージェントを利用する

それぞれ詳しく解説します。

広い視野で情報収集する

専門卒者が就職を成功させるコツは、広い視野で情報収集を行うことです。

「専門卒」という経歴は就職市場において微妙な扱いとなるため、自分の専門分野にとらわれることなく広い視野で情報収集することが大切です。

世の中にはどのような仕事があり、どのような人材が求められているのかを理解することで選択肢の幅が広がります。

一見すると専門外に思える仕事であっても専門学校で学んだ知識スキルを間接的に活かせるケースもあります。

現在インターネットが普及していることもあり、スマホ1台で簡単に情報収集ができるため、興味を持った仕事があればすぐに調べる癖をつけておくと良いでしょう。

就職エージェントを利用する

専門卒の就職活動では、就職エージェントを利用するのもおすすめです。

そもそも「就職エージェント」とは、民間企業が提供している就職支援サービスのことです。

就職エージェントを利用すれば、アドバイザーによる就職相談求人紹介などのサポートが受けられるため、1人で就職活動を行うよりも成功する確率が高まります。

運営する企業によって就職エージェントを利用する対象者取り扱い求人が異なるため、希望の業界職種をもとに調べてみると良いでしょう。

専門学校卒で就職したいなら就職カレッジ®がおすすめ!

先ほど述べたように、専門卒者が就職を成功させるためには就職エージェントの利用がおすすめです。

現在、さまざまな就職エージェントが存在しますが、中でもおすすめなのが「就職カレッジ®」です。

なぜ、就職カレッジ®がおすすめなのかというと、以下のような特徴を持っているからです。

  • 未経験の正社員就職に特化している
  • 「就職講座」で就職成功率アップ
  • 徹底サポートだから就職成功率80%以上

それぞれ詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

未経験の正社員就職に特化している

就職カレッジ®は、フリーター第二新卒など、正社員経験がない方の就職支援に特化している就職エージェントである弊社ジェイックの就職支援サービスです。

そのため、学歴正社員経験を気にすることなく就職先を探すことが可能です。

就職カレッジ®に求人を掲載している企業は「未経験者歓迎」「学歴は重視しない」というところが多いので、フリーター第二新卒などでも就職成功しやすいです。

未経験者の就職に特化していることもあり、就職カレッジ®でしか紹介されない独占求人が多いというメリットもあります。

「就職支援講座」で就職成功率アップ

就職カレッジ®には、就職成功率アップを図れる「就職支援講座」が用意されています。

この就職支援講座では、以下のような内容が受けられます。

  • ビジネスマナー
  • 自己分析
  • 企業研究
  • 履歴書の書き方
  • 面接対策 など

就職カレッジ®では、質の高い就職支援講座が用意されていることもあり、高い就職成功率を誇っているのです。

徹底サポートだから就職成功率80%以上

就職カレッジ®では、ヒアリングから就職サポートまで徹底したサポートを心がけているため、就職成功率80%以上を誇っています。

公式サイトにも記載されているように、就職カレッジ®を利用して就職活動することで普通に就職活動するよりも約2倍ほど就職しやすくなります。

一般的に既卒フリーターの就職成功率は約34.4%なので、80%を超えている数字がいかに驚異的であるか分かるでしょう。

まとめ

今回は、専門学校に行かなきゃよかったと後悔する主な理由について詳しく解説しました。

専門学校に行かなきゃよかったと後悔している方は意外と多く、その理由もさまざまです。しかし、就職に関する理由が多く、「将来役立つスキルが少ない」「異業種への就職が困難」「経歴として評価されにくい」などが挙げられます。

その結果、専門学校を卒業したのに就職が決まらないと焦っている方もいるのではないでしょうか。

このような場合におすすめなのが「就職カレッジ®」です。

就職カレッジ®は未経験者の就職に特化しているため、異業種への就職を検討している方におすすめです。また、専門卒者が就職をする上で大切な企業研究自己分析なども就職支援講座で学べるため高い確率で就職成功できるでしょう。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「就職カレッジ®中退者コース」元事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!