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引きこもりから就職できない?不安の解消法・就活のやり方を解説

引きこもりから就職できない?不安の解消法・就活のやり方を解説

引きこもりの方は「仕事をこなせるか」「コミュニケーションが苦手」「履歴書の空白が気になる」といった不安を抱えているため就職できないと思いがちです。しかし、仕事選びや就活のやり方のコツをおさえることで引きこもりから就職することは可能です。

この記事では、引きこもりの方が抱きやすい不安の対象ごとに、具体的な対策方法を紹介。さらに、おすすめの就職先10選、就職先を選ぶ際の3つのポイントについても解説しています。

引きこもりから就職活動をはじめる手順についても丁寧に解説していますので、ぜひ、一歩踏み出す際の参考にしてください。

記事のPoint
  • 引きこもりからの就職に不安を感じたら、研修制度の整った会社や人との関わりが少ない仕事選びなどで対処できることも
  • 引きこもりの方にオススメの仕事は、Webライター、中・長距離ドライバー、警備員など
  • 引きこもりからの就職活動は、生活リズム、体力作り、身だしなみなどから始めよう!
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引きこもりから就職できないと感じる理由

引きこもり状態にある方は、仕事がうまくできるか自信が持てなかったり、職場でうまくコミュニケーションが取れるか不安だったり、空白期間があることから、就職できないと感じてしまいがちです。

しかし、適切な支援を受け、段階的に社会とのつながりを持ち、自分に合った仕事を見つける努力を続けることで就職は可能です。

ここでは、引きこもりの方が感じやすい5つの不安への対処法を紹介しますので、就職にあたって心配事を少しでも減らしておきたい方は参考にしてみてください。

仕事をこなせるか不安

引きこもり生活から仕事を始めるうえで、特に大きい不安は「仕事についていけるか」という点でしょう。長期間社会から離れていると、自分の能力に自信が持てなくなるからです。

たとえば「パソコンスキルが足りないのでは」「指示された業務を正確にこなせるだろうか」と不安を感じている方も多いかもしれません。

ブランクが長くなるほど「自分は本当に仕事をこなせるのかな…」という気持ちが強まり、就職に対する不安が大きくなりやすいのです。

また、一度挫折を経験した方は、「自分には何もできない」「働く能力がないのでは?」といった自己否定の気持ちが強くなることがあります。

研修が充実している会社を選ぶ

仕事に不安を感じる場合は、研修が充実している会社を目指しましょう。不安を減らしつつ、段階的に仕事に慣れていけるからです。

研修制度が充実している会社や、オンライン講座で業務を学べるプログラムを用意している会社は多くあります。こうした会社に入社すれば、「いきなり現場に放り込まれたらどうしよう」といった不安も軽減できるでしょう。

研修制度については、面接官に聞いてみたり、内定を受ける前に人事に確認したりするのがおすすめです。

仕事をこなせるか不安な引きこもりの方は、会社選びの際に「研修の充実度」を重視してみてください。

コミュニケーションが不安

社会復帰する際、人とのコミュニケーションに不安を感じる方も少なくありません。長期間の引きこもり生活によって、対人スキルに自信がなくなってしまうためです。

たとえば「朝の挨拶でさえ緊張してうまくできないかも…」「雑談が苦手で、職場で浮いてしまうかもしれない」といった不安を抱えている方もいるでしょう。

人との関わりが少ない生活を続けていると、日常会話でもストレスを感じやすくなります。そのため、就職をためらってしまう方も多いのです。

人と関わらない仕事を選ぶ

コミュニケーションに不安がある場合は、人との関わりが少ない仕事から始めるのもおすすめです。黙々と一人で作業できる環境であれば、対人関係のストレスを減らしつつ働けるからです。

たとえば次の仕事は一人で作業を進める時間が長く、未経験からでも始めやすい仕事として知られています。

  • 警備員
  • 清掃
  • 工場作業員

これらの仕事は接客やチームでのやり取りが少ないため、同僚との会話も最低限で済むケースがほとんどです。

コミュニケーションの面で不安を感じている方は、こうした「人との関わりが少ない仕事」から社会に少しずつ慣れていくことを検討しましょう。

どう見られているか不安

「周りからどう思われるかな…」といった不安も、多くの引きこもりの方が抱えています。自分の過去や経歴を否定的に見られるのでは?という恐れがあるからです。

たとえば「面接官から悪い印象を持たれるかもしれない」「引きこもっていたことを同僚に知られたら距離を置かれるのでは」と考え、就職へのハードルを高く感じる方もいます。

このように引きこもっていたことへの罪悪感や後ろめたさから、周りの視線を気にしてしまい、就職に踏み出せない方も多いのです。

まずは自分自身の成長に目を向ける

周りの評価を気にして行動できない時は、まずは「自分自身の成長」に目を向けてみてください。小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感が高まるからです。

たとえば「今日は30分早く起きれたから朝の散歩ができた」「資格勉強を1週間続けられた」といった小さな成果を認め、自分を褒める習慣をつけることで徐々に自信を取り戻せます。

また、引きこもり期間を、ただ何もせずに過ごしていたと捉えるのではなく、自分を見つめ直し、前に進みだす準備期間と捉えることで、前向きに考えることができます。

このように、自己肯定感が高まると、引きこもり経験があっても「自分のペースで頑張れば大丈夫」と考えられるようになり、周りの視線も気にならなくなります。

自分がどう見られているか不安な方は、小さな一歩を積み重ねることから始めてみましょう。

年齢の不安

引きこもりの期間が長くなると、年齢に対する不安が大きくなります。なぜなら、同じ年代の人たちが働いているのを見ると、自分だけが遅れているように感じてしまうからです。

たとえば「20代後半なのに働いた経験がない」「この年齢からでも仕事を始められるのかな…」と悩み、就職に向けて行動できなくなることもあります。

このように周りと比べて焦る気持ちが大きくなると、自信を失いやすくなり、結果として就職への一歩を踏み出しにくくなるのです。

未経験歓迎の仕事を検討する

年齢に不安を感じている引きこもりの方は、経験よりも意欲や人柄を評価してくれる「未経験歓迎」の求人に目を向けましょう。こうした求人は、ブランク期間があっても採用を検討してくれる可能性があるからです。

たとえば中・長距離のドライバーは、30代・40代から未経験で始めた人も多く活躍しています。

IT・Web業界のようにスキルが重視されやすい分野や、警備員・清掃など人柄が評価されるサービス系の職種も、年齢に関係なく採用されるケースもあります。

年齢に不安を感じている方は、上記のような「未経験歓迎」の求人が多い仕事を検討してみましょう。

履歴書の空白が不安

引きこもり期間があると、履歴書に空白期間を書くのを躊躇(ちゅうちょ)してしまう方も多いと思います。空白期間の理由をどう伝えればいいか分からず、「企業に悪く思われるのでは」と不安になるからです。

書類選考に通ったとしても、「どうして働いていなかったの?」と聞かれるのが怖く、面接に進むことをためらってしまう方もいるでしょう。

このように空白期間があると「選考で不利になるかも…」という気持ちが強まり、就職に踏み出しにくくなるのです。

反省を伝える

空白期間がある場合は履歴書に正直に記載し、そこから得た気づきや今後の意欲を伝えましょう。

企業はブランクそのものよりも、「どう乗り越えようとしているか」を重視しているからです。また、正直さや前向きな姿勢が評価されることもあります。

経歴欄にはブランク期間を正確に書き、資格勉強など就職に向けた行動も記載しましょう。

「人間関係でつまずき、社会から離れていた時期があります。現在は反省し、自分と向き合う中で働く意欲を取り戻しました」といった一文を備考欄などに添えるのも効果的です。

反省と前向きな気持ちを示すほうが信頼されやすいため、ぜひ意識してみてください。

引きこもりから就職できない人の特徴

引きこもりからでも正社員就職は可能ですが、引きこもり期間が長い人は採用時にマイナス評価を受ける可能性があります。また、引きこもっていたことを他人や環境のせいにしてしまったりする人も、採用を見送られるケースが多いでしょう。

ここでは上記の点を含め、引きこもりから正社員就職を実現しにくい人の特徴を5つ紹介します。

引きこもりから就職できない人の特徴
  1. 引きこもり歴が長い
  2. 人のせいにする
  3. プライドが高い
  4. 行動量が少ない
  5. ネガティブ思考が強い

引きこもり歴が長い

長期間の引きこもり生活は就職活動で不利になりがちです。

社会との接点が少ないと、コミュニケーション能力やチームワークなど、企業が求めるスキルが不足していると判断されることが多いからです。

たとえば面接では基本的な受け答えが求められますが、長く引きこもっていると「目を合わせて話す」「質問の意図を汲み取る」といったやりとりがうまくできない場合もあります。

若くて柔軟性がある人材を求める企業も多いため、年齢を重ねるにつれて採用で不利になるケースも見られます。

以上のことから、引きこもり歴が長いと正社員就職のハードルが高くなってしまうのです。

人のせいにする

「親が勉強に厳しくて引きこもってしまった」など、自分の状況を人のせいにする人も正社員就職では苦労するでしょう。

「この人は、仕事で何か失敗した時にも人のせいにするのでは?」「責任感が欠けているのでは?」とマイナス評価を受ける可能性が高いからです。

正社員として働くと、困難な状況に直面することが多々あります。そして、こうした時はまずは自分の課題と受け止め、自ら責任を持って対処する姿勢が求められます。

そのため人のせいにする人、つまり自分自身が責任を負うことから逃げているように見える人は、正社員としての適性を疑われてしまうのです。

プライドが高い

プライドの高さが正社員就職の妨げになることもあります。謙虚さが感じられないと「協調性がない人」と思われてしまうからです。

たとえば「前職では自分のほうが上司より優秀だった」といった発言をしてしまう人は、謙虚さに欠けると判断されてしまうでしょう。

引きこもりの状態から社会に出ると戸惑う場面も多いですが、謙虚な人は周りも手を差し伸べたくなりますし、成長する姿を応援してもらえることもあります。

一方、プライドが高い人は自分の考えに固執してしまうケースも多いため、「職場の空気を乱す可能性がある人」として採用を見送られることが多いのです。

行動量が少ない

行動量が足りていないことが原因で、正社員に就職できない人も少なくありません。

たとえば、2〜3社しか応募していなかったり、面接練習を一度もしないまま選考に臨み、面接落ちを繰り返していたりする人は多いものです。

しかし数社だけ受けて内定を取る人は稀(まれ)ですし、面接も場数を踏むことで自分の強みや志望動機をしっかりアピールできるようになっていきます。

つまり、行動量が少ないと就職のチャンスそのものが狭まってしまうため、「いつまで経っても正社員として働くことができない」といった状態に陥りやすくなるのです。

ネガティブ思考が強い

ネガティブ思考が強い人も、正社員就職で苦労する可能性が高いでしょう。「自分なんて無理」という気持ちが、挑戦する意欲を奪ってしまうからです。

たとえば「自分は社会人経験がないから落ちるに決まっている」と考えて応募すらしないと、就職のチャンスを得ることすらできません。

面接で「この仕事は未経験なので、自分にはできるか分かりません…」と伝えると、面接官も不安を感じてしまうでしょう。

ネガティブ思考が強いと、行動を起こす前から結果を決めつけてしまいがちです。結果として行動量が減り、正社員就職が遠のいてしまうのです。

引きこもりから始める就職活動の準備と進め方

引きこもり状態から就職を目指している方は、まずは「いつまでに働き始めたいか」を決めておくことが大切です。「生活リズムを整える」「少しずつ体力をつける」といった日常生活の見直しも意識してみましょう。

引きこもりからの就職活動の準備は以下のような流れで進めます。

  1. 就職日を決める
  2. 生活リズムを整える
  3. 体力をつけておく
  4. 身だしなみを整える
  5. スーツ・靴・カバンをそろえる
  6. 就職エージェントに登録する
  7. 引きこもりの就職支援サービスを利用する
  8. 自己分析をする

では就職活動を始めようと考えている方に向けて、あらかじめ取り組んでおきたいことや、就活中に意識したいポイントを紹介します。

1. 就職日を決める

就職活動を始める前に、「いつから働きたいか」という目標日を決めておくことが大切です。

何をすれば良いか明確になり、行動計画も立てやすくなるからです。目標に向けて気持ちを切り替えやすくなり、モチベーションの維持にもつながります。

たとえば「3か月後の4月1日から働く」と決めれば、「今月は履歴書を用意」「来月は求人を探して、その後に面接練習」といった流れで準備できます。

就職活動の期間は、2〜3か月が一般的です。まずは「1か月後に働き始める」と急ぎすぎず、自分のペースや準備にかかる時間を考えて無理のない就職日を設定しましょう。

2. 生活リズムを整える

まずは生活リズムを整えましょう。

夜型になっていると、就職活動ができないからです。

もし夜型なら、毎日1時間ずつ寝る時間や起きる時間を動かしましょう。

徐々に生活リズムを整えれば、体に無理がかかりません。

3. 体力をつけておく

少し体力をつけておきましょう。

就職活動は外出が多く、体力を使うので。

疲れやすいとやる気が落ちます。

具体的には下記のような運動でOKです。

  • 散歩をしてみる
  • 自転車で遠くに行ってみる
  • 電車で出かけてみる

激しい運動は必要ないので、外出できる程度の体力に戻しておきましょう。

4. 身だしなみを整える

身だしなみを整えましょう。

見た目が崩れていると、印象が悪く採用されにくいからです。

具体的には、下記の身だしなみを整えましょう。

  • 清潔感のある髪型にする
  • ヒゲを剃る
  • 爪を切る

人の印象は見た目で決まるので、就職活動ではかなり重要です。

5. スーツ・靴・カバンをそろえる

スーツ・靴・カバンをそろえましょう。

就活の必須アイテムなので。

具体的には下記に注意して買いましょう。

  • スーツは黒か紺色で、無地が無難
  • 2つボタンのシングルスーツ
  • ワイシャツは白
  • ネクタイは明るい青・紺などさわやかな色
  • 靴は黒が無難
  • 靴下も黒にする
  • カバンはA4サイズで自立するもの
  • シワや汚れに備えて2着用意しておく

印象を左右するので、正しく買いましょう。

6. 就職エージェントに登録する

引きこもりの就活に強い就職エージェントに登録しておきましょう。

1人で就活するより、内定をもらえる確率が高いからです。

内定をもらえる確率が高い理由は、下記のとおりです。

  • 引きこもりの就職実績が多いので、ノウハウを知っている
  • 応募企業ごとに、内定をもらいやすい履歴書や面接の対策を知っている
  • 引きこもりの採用実績がある企業リストをもっている

1人で試行錯誤するよりは、早く内定をもらえます。

あなたが就活のプロになる必要はないので、プロの力を借りましょう。

弊社ジェイックでも、正社員経験が浅い方やブランクのある方の就職支援に強みを持っているので、ぜひご相談ください。

7. 引きこもりの就職支援サービスを利用する

就職活動を一人で進めるのが不安な方は、引きこもり向けの就職支援サービスの活用がおすすめです。専門スタッフに相談できるため、安心して就活を進められるからです。

具体的には、以下のような支援があります。

  • サポステ
  • ひきこもり地域支援センター
  • 就労移行支援事業所
  • NPO法人による就労支援プログラム

たとえば、引きこもりやニートなどの就労支援をしている「サポステ」は、職業相談を通じて自分に合った働き方を一緒に考えてくれます。

就活に不安を感じている方は、悩みを一人で抱え込まず、専門家と一緒に少しずつ就職を目指していきましょう。

8. 自己分析をする

実際に求人を探し始める前に「自己分析」に取り組んでおきましょう。自分に合った仕事を見つけるには、自分自身を深く理解する必要があるからです。

引きこもり期間が長いと自信を失いやすいですが、誰にでも得意なことや強みはあります。

たとえば「ゲームのレベル上げをコツコツ続けられる」という方は、地道な作業が求められる仕事に向いているかもしれません。

自己分析をする際は、褒められた経験や、時間を忘れるほど夢中になったことを思い出してみましょう。

やりがいを持って長く働ける仕事に出会いやすくなるので、自分と向き合う時間を作ってみてください。

引きこもりの方が就職先を選ぶ際の3つのポイント

引きこもりの方が就職先を選ぶ際のポイントは下記の3つです。

  • アルバイトから始めてみる
  • 人とあまり関わらない仕事を選ぶ
  • 未経験者を採用している会社を選ぶ

ポイント1.アルバイトから始めてみる

いきなり正社員に抵抗があるなら、まずはアルバイトから始めてみましょう。

正社員より辞めやすいし、期間も決まっているので。

まずはアルバイトで慣らしてみて、大丈夫そうなら正社員に転職するのもありです。

ちなみに、アルバイトも正社員も業務内容は似ているので、アルバイトで働けるなら正社員で働ける可能性は高いです。

ポイント2.人とあまり関わらない仕事を選ぶ

お伝えしてきたとおり、人とあまり関わらない仕事を選びましょう。

引きこもり期間が長いと、高度なコミュニケーションは大変なので。

例えば、まずはあまり人と関わらない仕事から始めてみて、大丈夫そうなら徐々にコミュニケーション系の仕事にシフトしても良いでしょう。

ポイント3.未経験者を採用している会社を選ぶ

未経験者を採用している会社に転職しましょう。

最初から完璧に仕事をする必要がないので。

前述のとおり、研修がしっかりしている会社なら安心です。

引きこもりから就職しやすい仕事

引きこもりの方は、ITエンジニアや工場の作業員、トラック運転者など、一人でコツコツと作業をする時間が長い仕事が向いているでしょう。

ここでは引きこもりの方におすすめの仕事を5個紹介しますので、自分にぴったりな仕事を探している方はぜひチェックしてみてください。

1.ITエンジニア職

doda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」によると、ITエンジニア(20代)の平均年収は372万円です。(※技術系【IT/通信】の平均年収)

ITエンジニアは、Webサイトやソフトウェアなどにおいて、システム設計・開発、テスト、運用などを担当するのが主な仕事内容です。

ITエンジニアに向いてる人の特徴としては、以下が考えられます。

  • 緻密な作業などが苦にならない人
  • 細かいものを扱うのが得意な人

ITエンジニアは、基本的にはパソコン上で「プログラミング言語」と呼ばれるものを使用し、仕事を進めていきます。ミスなどが出ないよう集中して取り組む必要がある仕事のため、そういったことが得意な人に適性があります。細かい作業が苦手な人は、やはり不向きといえるでしょう。

2.介護職

求人ボックス給料ナビ「介護福祉士の仕事の年収・時給・給料情報」によると、介護職の平均年収は305万円です。

各種施設など高齢者が利用・生活する場で、生活全般のケア・サポート、イベントごとやレクリエーションの準備・運営、利用者の家族への対応などが、主な仕事内容です。

介護職に向いてる人の特徴としては、以下があります。

  • 年配者と接することが好きな人
  • ある程度、体力に自信がある人

対象が高齢者となるため、たとえば「同年代と話すのは苦手だが、年配者とのやりとりは得意」という人も適性があります。業務のなかでは利用者を抱きかかえたり移動させたりする仕事が発生したり、不規則な勤務になったりすることも多いため、体力がまったくない人は厳しいかもしれません。

3.警備員

求人ボックス給料ナビ「警備員の仕事の年収・時給・給料情報」によると、警備員の平均年収は328万円です。

各施設などにおいて、警備や警護を担当します。施設内の巡回や来客者への対応、車で来場した人への応対などが主な仕事内容です。

警備員に向いてる人の特徴としては、以下があります。

  • コツコツ続けることが得意な人
  • 立ち歩いて働くことが苦ではない人

警備員の仕事内容は派手ではなく、一日何も起きないということもよくありますが、そこに飽きやストレスを感じない人は適性があります。また、同じ場所に立ったり歩いて見回りをしたりすることなどがメインとなるため、デスクワークよりも立つ・歩く仕事のほうがいいという人に向いています。

4.工場の作業員

求人ボックス給料ナビによると、工場作業員の平均年収は390万円です。(※食品工場を例にした場合)

工場の生産ライン上で、自分の持ち場にて製品の下準備や加工、仕分けや箱詰めなど、製品が完成するまでの一部の業務を担当するのが主な仕事内容です。

工場の作業員に向いてる人の特徴としては、以下があります。

  • 黙々と業務を進めたい人
  • ルーティンワークが得意な人

工場の場合、作業中は人と話さない時間も長く、自分の担当業務に取り組むことになります。仕事中はやるべきことに集中したいという人は、適性があります。また、手順が明確に決まっているため、同じ業務を繰り返すことが苦にならない人も向いています。

5.物流業界のトラック運転手

求人ボックス給料ナビ「トラック運転の仕事の年収・時給・給料情報」によると、トラック運転の平均年収は383万円です。

物流業界のトラック運転手の場合、荷物の集荷や荷積み・荷下ろし、配送、などが主な業務です。所定の時間通りに、納品先など決められた場所を回ることになります。

物流業界のトラック運転手に向いてる人の特徴としては、以下があります。

  • 不規則な勤務でも大丈夫な人
  • 運転が得意な人

その仕事柄、夜中や早朝から出勤したり、家に帰れない日があったりと、どうしても働き方は不規則になりがちな仕事です。そのため、その点が気にならない人に適性があります。長時間の安全運転が求められるため、運転が上手かつ好きであることは必須といえます。

引きこもりの就職に関するよくある質問

引きこもりの就職に自信をもつためには

引きこもりの方は、就職に不安がある方も多いはずです。研修がきちんとある企業やあまり人と関わらなくて済む仕事を選ぶことで、不安を減らすことができます。

引きこもりにおすすめの就職先が知りたい

Web関連の仕事や、配送、清掃、警備などの仕事は、比較的働きやすいといえるでしょう。多くの人と接する仕事よりもひとりの時間が長い、あまり人との関わりがない仕事のほうが、無理なく続けやすいといえます。

30代の引きこもりでも就職できる?

ジェイックでは、30代からのはじめての就職もサポートしている数少ないエージェントです。もちろん簡単ではありませんが、本気で就職するための行動ができる方であれば、30代引きこもりからでも就職は可能です。まずは「就職相談」へお申込みいただき、現状をお聞かせください。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」