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引きこもりは辛い!引きこもりがやるべきことについても解説

引きこもりは辛い!引きこもりがやるべきことについても解説!

引きこもり辛い、と、記事を読んでいる方で感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか? 実は、引きこもりが辛いという事を解消法は存在します。 なぜなら、引きこもりは自分の行動次第で脱出することが出来るからです。 こちらの記事では、引きこもりが辛い理由や引きこもりから脱出する方法について解説しております。 この記事を読むことで、引きこもりの取るべき行動を理解し引きこもりからの脱出が出来ます。

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引きこもりが辛い5つの理由

引きこもりが辛い5つの理由

「引きこもり」と聞くと、世間には「うらやましい」「働かなくていいから楽しそう」といったイメージを持つ人は少なくありません。たしかに、はじめのうちは日常から離れ、自分だけの空間だけで過ごせることに楽しさを覚える人もいるかもしれません。

しかし、引きこもりは楽しいだけの毎日ではありません。むしろ、辛い現実に打ちのめされているケースは多く、具体的には次の5つの理由から辛い毎日を送っている引きこもりは少なくないのです。

  • 家族に理解されない
  • 過去の辛いことを思い出してしまう
  • 何事もありがたみがなくなってしまう
  • 自分のやりたいことがなくなる
  • 将来が不安になる

では、それぞれの理由を見ていきます。

理由1:家族に理解されない

1つ目の理由として挙げられるのが、家族に理解されないことです。

引きこもっている本人は、様々な事情を抱えています。なかには、頑張りたいけど頑張れない、といった人もいることでしょう。こうしたとき、本来は「支え」となってくれるはずの両親などから、「お前は甘えている」「怠けている」といった心ない言葉を浴びせられてしまうと、引きこもりが抱える闇はさらに深くなっていきます。

また、自分がいるせいで家族に亀裂を生じさせてしまっているのでは、といった想いから、申し訳なさだけが募っていってしまう人も少なくありません。心の中では「これまでと変わらず接してほしい」と思っていても、家族から距離を置かれることに対し、言い知れぬ悲しみを抱きながら毎日を過ごす人もいます。

理由2:過去の辛いことを思い出してしまう

過去の辛いことを思い出してしまい、深く落ち込んでしまうこともあります。

そもそも、引きこもりは孤独です。ある程度は自分で選択した道とはいえ、一人で長く過ごしていると「一人でいる気軽さ」よりも、「自分の無力さ」をひしひしと感じることが多くなっていきます。そしてこうしたネガティブな状態では、思い出す記憶も辛い経験が中心になっていくものです。

友達に傷つけられた一言、先生からの容赦ないダメ出し、他の社員の前で上司から厳しく叱られたこと――。こうした苦い記憶が何度も何度も繰り返し現れ、気持ちがどんどん沈んでいきます。自分を追い詰めた言葉や行動が心の中で引っかかり、その記憶から逃れられないことも多いのです。

理由3:何事もありがたみがなくなってしまう

引きこもりのまま過ごしていると、今の状態が「普通」になっていきます。つまり、一見すると贅沢に思えるようなことであっても、そこにありがたみを感じられなくなってくるのです。

たとえば、昼過ぎまで寝ていられたり、何もしていなくても食事が出されたり、といったことは、働いて一人暮らしを始めるとまず経験できません。一方で引きこもっている場合には、同年代から比べると「働く」「稼ぐ」といった日々を過ごしていない以上、恵まれた毎日を過ごしているともいえます。

しかし社会生活を送っていないぶん、ストレス耐性は脆弱です。そのため、たとえ小さなことであっても敏感に反応してしまうケースが多く、家族からの心ない一言、SNS上で見られるような引きこもりへのバッシングを見ただけで気持ちが塞いでいってしまうこともあり得ます。

理由4:自分のやりたいことがなくなる

やりたいことがなくなっていくことも、引きこもりが辛さを感じる理由の一つです。

そもそも「やりたいことができているだけでも恵まれている」と考える人もいるでしょう。その考えはもっともですが、しかしその実態は幸せなものとはいえません。なぜなら大きな虚無感にさいなまれ、心にぽっかりと穴が開いてしまうケースが少なくないからです。

引きこもりには時間はたっぷりあるので、たとえば趣味のゲームに一日費やすこともできてしまいます。しかし、いつかは「飽き」がきます。こうした中で、引きこもりはあの手この手で時間をつぶそうと考えますが、家の中でできることには限りがあります。外に出れば新しい経験を積めるかもしれませんが、飛び出す勇気もありせん。

こうした状況を冷静に見つめてみたときに、「自分は何をやっているんだろう……」と落ち込んでしまい、好きなことであっても楽しめなくなる引きこもりが多いようです。

理由5:将来が不安になる

最後の理由として考えられるのが、将来への不安です。「このままニート状態を続けていったら……」「経歴にキズがあるからブラック企業しか雇ってくれないのでは……」といった心配が、ときに絶望にも似た気持ちを与えてきます。

そして将来を悲観してしまう状況は、まるで抜け出せない迷路にはまってしまうようなものです。どうせ自分なんて、まともな環境では働けない。でも、このまま引きこもっていてもお先は真っ暗。結局、どっちの道に進んでも明るい未来が描けない――。

実際のところ、職歴にブランクがあっても、安心して働ける会社はたくさんありますが、一人で引きこもっているとどうしてもネガティブな情報に引っ張られてしまいます。そして結局は「現状維持」を選び、変わらず不安な日々を過ごしていくことになるのです。

引きこもりの生活について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

引きこもり生活で陥る9つの末路|自立するための方法も紹介

辛い引きこもりでも少しずつやるべき事

引きこもりの辛い部分をお伝えしてきましたが、そうは言っても、このままの日々を何となく過ごしていくだけでは状況は変わっていきません。まずは少しずつでも良いので、次のようなことに取り組んでみましょう。

  • ストレッチをする
  • 要らないものを分別してスペースを作る
  • 身だしなみに気を付ける

では、それぞれについてお伝えします。

ストレッチをする

まずおすすめなのが、ストレッチです。

家の中に一日いると、体はどうしても凝り固まってしまいます。しかし、部屋で筋トレをしたり、外に出てジョギングをしたり、といったことにはハードルの高さを感じてしまう人もいるでしょう。こうしたとき、ストレッチであれば手軽に始められます。

体を動かすことは、ストレス軽減にも効果が高いとされています。健康的な日々を送るための第一歩として、まずはストレッチから始めてみると良いでしょう。

要らないものを分別してスペースを作る

不要なものを分別するだけでも、気持ちは上向いてきます。なぜなら余裕が生まれるからです。

そもそも、「部屋の散らかり具合」と「心のもやもや」は比例していると言われます。そのため、何となく鬱々とした気持ちを抱えている場合は、いわゆる「断捨離」をしてみるのもおすすめです。部屋がきれいに片付いていくだけでもテンションは上がっていくものですし、何よりもスペースが生まれた部屋で過ごすことは気持ちの余裕にもつながっていきます。

身だしなみに気を付ける

外に出ることは滅多にないかもしれませんが、身だしなみにも気を付けてみましょう。自分の様子に無頓着でいると、社会生活から徐々に遠のいていってしまうからです。

たとえば、ひげを剃る、お風呂に毎日入る、といったことからでも構いません。「自分が他人からどう見られているんだろう」と考えることは、社会に再び出ていくための大きな一歩になります。そして自分の外面が変わると、内面にも自信がみなぎってくるものです。まずは、変えられることから変えていきましょう。

辛い引きこもりから脱出する6つの方法

ここからは、引きこもりから脱出するための方法を紹介します。

  • 生活リズムを整える
  • 自分の成功体験を思い出す
  • 他人とのコミュニケーションを増やしてみる
  • 新たな趣味を作ってみる
  • インターネットから抜け出してみる
  • 就職をする

ぜひ、できることから始めてみてください。

方法1:生活リズムを整える

まずは、生活のリズムを整えることが大切です。引きこもったままだと不規則な生活を過ごすことが多く、気持ちも下がっていってしまうため、社会復帰への気持ちが湧かなくなってしまうからです。

そのためまずは、夜ふかしをしない、朝は決まった時間に起きる、といったことから始めてみましょう。

方法2:自分の成功体験を思い出す

成功体験を思い出すことも大切です。過去のトラウマが原因で引きこもっている人は少なくありませんが、そうした記憶だけに縛られてしまうと、明るい未来はどうしても描けません。結果として、引きこもりから抜け出せないこともあるでしょう。

こうした場合は、むしろ「成功体験」を思い出してみるのがおすすめです。どんなに小さなことでも構いません。何か一つでも今の自信につながるものがあれば、それが脱出に向けた大きな力となってくれるはずです。

方法3:他人とのコミュニケーションを増やしてみる

可能であれば、他人と接する機会も増やしてみましょう。引きこもっていると、家族だけとしか会話をしない、という人も少なくありません。しかしこれでは、社会で必要とされるコミュニケーション力は磨かれていきません。

そのため、まずはできることからで構わないので、家族以外の人と触れあう機会を作ってみてください。たとえばSNSで知り合った人とメールをやり取りしてみるなど、外の世界との接点を作っていきましょう。

方法4:新たな趣味を作ってみる

新しい趣味を作ってみるのも、引きこもり脱出には効果的です。これも前述のとおり、引きこもりの場合は外との接点がほとんどないからです。つまり、たとえば本や漫画を読むのが趣味の場合、結局は1人だけで過ごす時間が増え、コミュニケーション力などが身に付いていかないのです。

そのため、他人との接点が持てる趣味を持つことも意識してみてください。スポーツ観戦やボードゲームなど、同じ趣味の仲間が増えると気持ちが上向いてくるのを感じられるでしょう。

方法5:インターネットから抜け出してみる

これは難しいかもしれませんが、インターネットの世界から抜け出すことも大きなきっかけを与えてくれます。パソコンやスマホが離せない人は多いかもしれませんが、ネットの世界はあくまで「バーチャル」です。一方で、社会に出るとそこは「リアル」な世界であるため、ネットの世界の“住人”になってしまうと、いざ働き始めた後などについて行けなくなる可能性が高いのです。

そのため、パソコンやスマホから離れてみることも考えてみましょう。一気に絶つことは難しいかもしれませんが、ネットで過ごす時間が減っていくことで、新たな世界に興味関心が広がっていく可能性もあります。

方法6:就職をする

引きこもり脱出に最も効果的と言えるのが、就職です。「これができたら苦労してないよ」と思うかもしれませんが、就職に向けた行動を具体的に起こしている人は少ないのではないでしょうか?

「自分にはムリだ」と思ったまま過ごしていると、「実はニートであっても、ホワイト企業に入社できる」といった情報に触れるチャンスを逃してしまいます。一方で、就職に向けてアクションを起こしていくと、「引きこもりの自分にも、まだ可能性はある」と気付いていく人は多いものです。

この先で、就職に向けたアクションをお伝えしていますので、今の状況を少しでも変えたい人はぜひ読み進めてみてください。

引きこもりから就職する方法

引きこもりから就職を目指す場合には、大きく次の2つの行動がおすすめです。

  • ハローワークを利用する
  • 就職支援サービスを利用する

では、それぞれの方法について解説します。

ハローワークを利用しよう

まずは、ハローワークで求人をチェックしてみましょう。

ハローワークには多くの求人が集まっていますが、なかでも人手不足の中小企業の求人が多く見つかります。未経験でも、ブランクがあっても採用してくれる会社もあるので、まずは近くのハローワークに足を運んでみてください。

ただ、求人の情報が多すぎて、「どの会社が自分には向いているんだろう……」と混乱してしまう人も少なくありません。こうした人は、次に紹介する「就職エージェント」の利用も考えてみましょう。

未経験でも就職できる、ジェイックの就職支援サービスを利用しよう

引きこもりからの就職を考える場合には、就職エージェントが大きな力になってくれます。

特に、私たちジェイックの就職支援サービスは引きこもりやニートなどのサポートを中心におこなっているので、安心して利用できます。

「あなたに適した企業の探し方」や「履歴書の書き方」といった内容が学べる無料講座や、書類選考なしで複数の企業にアクセスできる面接会など、引きこもりからの就職を支援する体制が整っているので、就職活動に不安が残る人でも安心して進めていけるでしょう。

まとめ

引きこもりとして過ごすのは、想像以上に辛いことの連続です。心が折れてしまい、明るい未来を描けない人が多いかもしれませんが、誰にでも復帰できるチャンスは残されています。

元・引きこもりの人の中には、当時を振り返り、「諦めずに挑戦して良かった」と考える人も少なくありません。そして辛い日々を過ごし、それを乗り越えて仕事をできていることそのものが自信となり、刺激的な毎日に幸せを感じている人も多いのです。

まずは、一歩ずつで大丈夫です。気持ちが落ち込んでいる場合には、メンタルの回復を優先させましょう。少しずつ気持ちが回復してきたら、外に出てみることも考えてください。そこには、きっと新しい世界が待っているはずです。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」