
引きこもりからできるバイトには何があるのか、という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、引きこもりでも働けるバイトはたくさんあります。なぜなら、引きこもりといっても個々の性格には特徴があり、自宅で働きたい人、外で働きたい人それぞれに合ったバイトもあるからです。
こちらの記事では、引きこもりの人のバイトの選び方や、引きこもりに多い特徴を解説しています。最後までご覧いただくことで、引きこもりの人におすすめのバイトなどを理解し、今後の仕事探しに活かすことができます。気になった方は是非、参考にしてみてください。




- 引きこもりのバイト選びで大切なのは、「在宅でできるか」「シフトの自由度」「人に接する頻度」のチェック!
- 引きこもりにおすすめのバイトは、清掃やキッチン業務、Webライター、ドライバーなど
- ハローワーク、就職エージェントなどを活用して、正社員就職することも検討してみよう!
- 飲食店/ホテルの清掃
黙々と働くことが好きな人、てきぱきと動くことが得意な人に向いている - 飲食店のキッチン業務
料理が好きな人、飲食店でのバイト経験がある人に向いている - コンビニの夜勤バイト
静かな雰囲気で働きたい人、立ち仕事がしたい人に向いている。時給も高め。 - ネットカフェの深夜勤務
漫画が好きな人、レジなどの接客が苦にならない人に向いている - Webライター
家で仕事がしたい人、長時間のパソコン作業が苦にならない人におすすめ - 新聞配達
早起きが得意な人、身体を動かして働きたい人に向いている - 工場のライン作業
決められた作業をするのが好きな人、集中力がある人に向いている - 交通量調査
単発が基本で、自分の都合の良い日に働きやすい。拘束時間は長いが稼ぎやすい - Uber Eatsの配達パートナー
審査に通ればすぐに始められるため、ハードルが低く始められる仕事 - ルート配送のドライバー
運転が得意な人、一人で働きたい人に向いている - データ入力
パソコンを使う仕事がしたい人、パソコン操作に慣れている人に向いている - 日雇い/週雇いの短期バイト
難しい仕事はしたくない人、とりあえず一度バイトがしたい人におすすめ - 治験
健康に問題がなく、リスクも受け入れられる人に向いている - ポスティング
歩くことが好きな人、外で仕事がしたい人に向いている - リゾートバイト
期間限定で働きまとまったお金を稼ぎたい人、旅行が好きな人に向いている
この記事の目次
引きこもり向けのバイトの選び方
引きこもりの人がバイトを選ぶ場合、主に以下いずれかの特徴を意識して選ぶと良いでしょう。自分の現状や気持ちに合ったバイトを探してみてください。
選び方1. 在宅での仕事が可能なバイト
在宅で、自分の家にいながらできるバイトも、今の時代はたくさんあります。引きこもりがバイトをする場合、そもそも「家から出なければ働けない」イメージを持たれがちですが、パソコンさえあればできるバイトもあります。
在宅でできるバイトならば、引きこもりであることに引け目を感じず、収入を得ることができます。人と直接接しなくていいという点が、働くハードルが下がると感じる人もいるでしょう。
選び方2. 自由にシフトを入れられるバイト
レギュラーのバイトの場合、シフトが固定だったり、「週〇回、〇時間以上」などと条件があったりすることもよくあります。引きこもりがバイトをするということは社会復帰の第一歩でもありますが、いきなりたくさん働くのは疲れてしまう人もいるでしょう。
シフトの縛りがなかったり、「週1回、好きな時間でOK」などの自由度が高いバイトであれば、引きこもりでもバイトを始めやすいでしょう。
選び方3. 引きこもりから脱出できるバイト
「引きこもりをやめたい」「今の生活を抜け出したい」という強い意思がある場合、あえて人と接するバイトを選ぶことで、強制的に引きこもりから脱出するきっかけになるます。やや荒療治かもしれませんが、本気で自分を変えたいと願う人にとっては、よい結果をもたらすこともあります。
たとえば接客業やサービス業など、不特定多数の人と接するバイトはプレッシャーを感じるという場合には、「人との接触はあるが、そこまで多くない」というバイトから始めれば、違和感なくなじみやすいでしょう。
引きこもりにおすすめのバイト15選
引きこもりの人におすすめのバイトを、「仕事内容」「向いている人」「仕事の注意点」「平均年収」の4つの要素から、それぞれ解説します。(一部、業務委託などバイト以外の仕事も含む)正社員求人もある仕事も含まれていますので、バイトから社員を目指すことも可能です。
なお、同じバイトでも働く時間や条件によって得られる収入は異なります。自分にはどんなバイトが向いていそうなのかと同時に、どれくらい稼ぎたいのかという点でも、バイト選びの基準が変わってくるかもしれません。
- 飲食店/ホテルの清掃
黙々と働くことが好きな人、てきぱきと動くことが得意な人に向いている - 飲食店のキッチン業務
料理が好きな人、飲食店でのバイト経験がある人に向いている - コンビニの夜勤バイト
静かな雰囲気で働きたい人、立ち仕事がしたい人に向いている。時給も高め。 - ネットカフェの深夜勤務
漫画が好きな人、レジなどの接客が苦にならない人に向いている - Webライター
家で仕事がしたい人、長時間のパソコン作業が苦にならない人におすすめ - 新聞配達
早起きが得意な人、身体を動かして働きたい人に向いている - 工場のライン作業
決められた作業をするのが好きな人、集中力がある人に向いている - 交通量調査
単発が基本で、自分の都合の良い日に働きやすい。拘束時間は長いが稼ぎやすい - Uber Eatsの配達パートナー
審査に通ればすぐに始められるため、ハードルが低く始められる仕事 - ルート配送のドライバー
運転が得意な人、一人で働きたい人に向いている - データ入力
パソコンを使う仕事がしたい人、パソコン操作に慣れている人に向いている - 日雇い/週雇いの短期バイト
難しい仕事はしたくない人、とりあえず一度バイトがしたい人におすすめ - 治験
健康に問題がなく、リスクも受け入れられる人に向いている - ポスティング
歩くことが好きな人、外で仕事がしたい人に向いている - リゾートバイト
期間限定で働きまとまったお金を稼ぎたい人、旅行が好きな人に向いている
仕事1.飲食店/ホテルの清掃
この仕事をしていると、清掃業務のスキルが身につきます。清掃のスキルを身につければ、独立や同業界での転職にも役立つでしょう。
清掃業界は景気の影響を受けにくく、どんな業種でも清潔な環境を維持する必要があるため、安定した需要が見込まれます。
仕事2.飲食店のキッチン業務
この仕事をしていると、調理のスキルが身につきます。将来自分のお店を持ちたい方には修行にもなります。
また、アルバイト先にそのまま雇ってもらう際にも身につけたスキルや経験が役に立つでしょう。
仕事3.コンビニの夜勤バイト
ただ、夜間業務を続ける中で接客スキルやトラブル対応スキル(酔っ払いへの対応など)が身につきます。
ここで身につけたスキルは将来ほかの仕事に挑戦する際の土台となり、働き方の選択肢を広げることに役立つでしょう。
仕事4.ネットカフェの深夜勤務
また、ネットカフェの深夜勤務では、マルチタスク能力が身につきやすくなります。レジ・清掃・フード準備などを同時にこなす経験から優先順位をつける力が育つからです。
ホテルやカラオケ、飲食店のような複数の業務を同時にこなす仕事でも、身につけたスキルは大いに役立つでしょう。
仕事5.Webライター
一方で、スキルさえあれば、将来の働き方や仕事の幅が広がります。文章力だけでなくSEO・マーケティングの知識、リサーチ力や論理的思考力といった汎用性の高いスキルが身につきます。
将来的にWebマーケターやWebディレクターなどへのステップアップに役立つでしょう。
仕事6.新聞配達
その一方で、配達の効率化・時間管理スキルを身につけられたり、地域の情報や地理に詳しくなったりします。
将来、トラックドライバーなどの物流・配送業に就職する際に役立つでしょう。
仕事7.工場のライン作業
一方で、専門的な機械を扱う技術や、製品のわずかな変化に気づく観察力が身につきます。将来は技術職や職人へのステップアップ、製造系エンジニアへの転身などに役立つでしょう。
衛生管理者などの資格を取得すると、転職しやすくなるのでおすすめです。
仕事8.交通量調査
ただ単発でも数をこなす中で、集中力や正確性、報告の基本が身につきます。猛暑や冬の寒さに耐えて、地道な作業をコツコツやり抜く責任感はどんな仕事にも活かせます。
現場ごとに条件が異なるからこそ、どんな環境でも同じように作業できる力が身につきやすくなるでしょう。
仕事9.UberEatsの配達パートナー
ただ、注文傾向や時間帯ごとの需要を分析し、効率的なルートを組み立てる力が身につきます。
さらに、稼げるエリアや時間帯を見極める判断力が養われ、売上を最大化する戦略的な行動が取れるようにもなるでしょう。
これらのスキルは物流・配送業界で活かせるだけでなく、将来的に独立して収益を伸ばしていく力にもつながるはずです。
仕事10.ルート配送のドライバー
ただ、配達を続けることで運転技術やスケジュール管理、効率化スキルが身につきます。また、計画通りに荷物を配送する中で、優先順位を見抜く力が鍛えられます。
段取り力も身につくため、将来的には配送以外にも物流関連や倉庫管理、営業職の仕事にも活かせるスキルとなるでしょう。
仕事11.データ入力
一方で、入力作業を重ねていくとタイピングスキルやOAスキル(Excel・Wordなど)が身につきます。こうしたスキルは事務系の仕事にも応用できます。
在宅ワークなど、柔軟な働き方を選ぶ際にも役立つでしょう。
仕事12.日雇い/週雇いの短期バイト
一方で、さまざまなバイトを行うことで適応力・効率的なタスク処理能力が身につきます。現場・軽作業系、接客・サービス系、事務・オフィス系など多様な仕事を経験できるのも魅力です。
仕事の幅が広いからこそ、興味のある仕事からチャレンジしやすいでしょう。
仕事13.治験
ただ治験に参加することで、決められたスケジュールや服薬ルールを守る意識が高まり、自己管理能力が養われやすくなります。体調の変化を正確に記録・報告する経験は、責任感や報連相の意識を育てる機会にもなるでしょう。
こうした姿勢は、医療業界に限らず、正確性や信頼性が求められる仕事においても活かせるはずです。
仕事14.ポスティング
一方で、いかに短い時間で多くポスティングできるかを戦略的に考えることで、効率化スキルが身につきます。
ただ仕事に取り組むだけでなく、効率化や成果を出すための戦略を考えることは、どんな仕事にも役立つでしょう。
仕事15.リゾートバイト
ただ、リゾートバイトでは接客スキルや適応力、コミュニケーション能力を身につけられます。数ヶ月おきに、勤務先が変わるので、どこでも働けるという自信がつくでしょう。
また、旅が好きな人にとっては、好きなことをしながら働ける仕事となります。
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引きこもりの特徴
引きこもりの気質や考え方を理解したうえでバイトを探したほうが、自分に向いてるバイトを見つけやすくなります。ここでは、引きこもりの人に比較的多い3つの特徴をそれぞれご紹介します。
特徴1. 人と関わるのが苦手
人との関わりが苦手という要素は、引きこもりの人に多い特徴のひとつです。主に、以下のいずれかのパターンが考えられます。
- 昔から人と関わるのが苦手だった
- 引きこもりになってから人との関わりが苦手になった
人とコミュニケーションを取るよりも、一人で過ごすほうが落ち着くという人は一定数います。あまりに苦手意識が強いと、やがて人と接すること自体が怖くなり、引きこもりになってしまうこともあります。
また、学校や仕事などがうまくいかずに引きこもった場合、自分ひとりで過ごしていくうちにマイナス思考を募らせ、人に会いたくなくなってしまう人もいます。
人と関わるのが苦手な人は、すぐに克服しようとする必要はありません。まずはじめは、あまり人と関わらない仕事に就くほうが良いでしょう。ご紹介したような在宅でできる仕事や、一人でできる仕事などから始めることで、人が怖いという気持ちを軽減できます。
特徴2. 長時間労働/肉体疲労の仕事が嫌い
引きこもりの人は、「好きで引きこもりになったのではない」という人も多いですが、なかには「長時間働くのがだるい」「疲れる仕事はしたくない」という気持ちで、引きこもりになる人もいます。
もともと疲れやすい、勤労意欲が低い、などの場合、できるだけ働かず家にいたいという気持ちになることもあるでしょう。実家暮らしをしているなど、働かなくてもなんとかなる状況にある場合、なおさら「引きこもりをやめてまで大変な仕事をしたくない」と考える人もいるかもしれません。
しかし、在宅や室内でできる仕事、デスクワークなど、疲れにくい仕事もあります。また、バイトであれば働く時間を調整できるため、短時間から無理のない範囲で働いていくことで、仕事への抵抗が薄れていくでしょう。
特徴3. 難しい仕事はしたくない
引きこもりの中には、「できるだけ難しい仕事は避けたい」と考えている人もいます。主に、以下のような理由からです。
- 難しいことを覚える自信がない
- 仕事ができないと思われたくない
- 過去に仕事がうまくいかずトラウマがある
- 基本的なスキルがない(ビジネスマナー、PCスキルなど)
無理にいきなりレベルの高いアルバイトを始めて失敗すると、そこで自信をなくしてしまい、引きこもりに逆戻りする人もいます。せっかく社会復帰をしてがんばろうとしているのに、もったいないことです。
仕事への自信がない場合、まずは誰にでもできるような単純作業のアルバイトから始め、ある程度仕事を覚えて自信を取り戻してから別の仕事をすることを考えるのも良いでしょう。
なぜ引きこもりからのバイト探しは怖いのか?
引きこもりからのバイト探しが怖い最大の理由は、人間関係で失敗しないか不安になるためです。これまでの学校や職場での経験から対人関係に苦手意識を持っていれば、怖い気持ちが芽生えるのは当然といえるでしょう。
また、過去の失敗を思い出してしまうのも大きなハードルになります。以前の仕事でミスをして怒られた記憶がよみがえると、また同じ状況になるのではないかと恐怖を感じてしまいます。
もし同じような不安を感じているなら、それはあなただけではないので安心してください。ここではそれぞれの不安とその向き合い方について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
1.人間関係で失敗しないか不安になる
バイト探しで多くの人が怖さを感じるのが、人間関係で失敗しないかという不安です。実際にこども家庭庁の調査によると、職場の人と「楽しく話せることがあるか」という問いへの回答は以下の表のとおりとなっています。
| 解答項目 | 割合(%) |
|---|---|
| そう思う(肯定) | 9.2% |
| どちらかといえば、そう思う | 20.4% |
| どちらかといえば、そう思わない | 14.3% |
| そう思わない(否定) | 54.1% |
参考:こども家庭庁「こども・若者の意識と生活に関する調査(令和4年度)」
※広義のひきこもり群の割合のみを記載
上記のように、仕事での人間関係に苦手意識を持つ人は多いため、新しいバイト先でも馴染めるかどうか不安になるのも無理はないでしょう。
人付き合いが苦手な人は「挨拶以外のコミュニケーションは無理に取らない」と決めるのも一つの手段です。また、働く準備を整えられる就労支援『地域若者サポートステーション(サポステ)』のコミュニケーション講座に参加してみるのもおすすめです。
気になる方は、以下の公式サイトを参考にしてみてください。
2.過去の失敗を思い出してしまう
過去の仕事の失敗を思い出して怖さを感じてしまう場合もあります。実際に、こども家庭庁の調査によると、仕事で困難を受けたと回答した人の割合は以下の表のとおりになっています。
| 項目 | 回答割合(%) |
|---|---|
| 仕事上でのミス | 12.4% |
| 仕事の量や内容が自分の能力を超えている | 12.4% |
| ハラスメントを受けた | 14.4% |
| 職場に馴染めない | 21.6% |
| 上司や同僚との関係が悪い | 16.5% |
参考:こども家庭庁「こども・若者の意識と生活に関する調査(令和4年度)」
※広義のひきこもり群の割合のみを記載
ミスをして怒られたり、仕事量が多くて疲弊してしまったりした場合は、新しい職場でも同じ状況になるのではと怖い気持ちが残ってしまいます。
そのようなときは、自分にとってどういう仕事・環境だと働きづらいのか・働きやすいのかをそれぞれ書き出してみてください。
その中で、自分が働きやすそうだと思える仕事にチャレンジしてみるといいでしょう。
3.出勤できなかったらどうしようと考える
出勤できなかったらどうしようと考えてしまうことも、引きこもりからバイト探しを始める際に多くの人が抱える悩みです。
引きこもりの生活だと時間を好きに使えますが、バイトが始まると特定の時間に出勤しなければなりません。そのギャップの大きさに不安を覚えてしまいやすくなります。
また、休むと怒られたり、周りに迷惑がかかったりするのではと考えて、働くのが怖いと感じることもあるでしょう。
こうした不安がある場合は、短期のバイトから始めるのがおすすめです。いきなり長期バイトをすると変化が大きく、ストレスを感じやすくなるためです。
まずは、少しずつ働く経験を積んでいきましょう。
4.面接でブランクについて聞かれるのが怖い
面接でブランクについて聞かれるのが怖いという方も多いでしょう。実際、面接では「なぜ今まで働いていないのか」について聞かれる傾向にあります。
正直に答えると怠けていると思われそうで伝えるのが怖いと感じるかもしれません。
過去にブランクについて深掘りされたり、怒られたりした経験があると余計にこの考えが生まれやすいでしょう。
そんなときは、事実だけを簡潔に話して、詳細は話さないようにしてみてください。
たとえば「これまでは体調や生活を整えていましたが、今は問題なく働けます」といった伝え方で十分です。今は働ける状態であることを中心に伝えましょう。
ブランクがあっても不採用にならない面接の伝え方
厚生労働省のデータによると「面接で質問に答えるのが苦手」と答えたニートの方の割合は64.8%にのぼります。面接が怖いと感じているのはあなただけではないので安心してください。
ブランクがあっても不採用にならない面接の伝え方は、働いていなかった事実を正直に話すことです。なぜなら、嘘をつくと面接で話すことに矛盾が出てきてあとでしんどくなりやすいからです。
また、面接官は今は働いて大丈夫かという不安を持っているため、働きたいと自信を持って話すことも重要です。
ここでは5つの面接の伝え方について紹介します。面接で何を話せばいいか悩んでいる方は、このまま読み進めてみてください。
参考:厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書」
1.働いていなかった事実は嘘をつかず正直に話す
働いていなかった事実は、伝え方に工夫は必要ですが、正直に話して問題ありません。嘘をついてしまうと、あとで話が合わなくなり、自分がしんどくなりやすいからです。
ポイントは話す内容と話さない内容を区別することです。具体例を以下にまとめました。
| 話していい事実 | 話さない方がいい事実 |
|---|---|
| ・働けなかった期間があったこと ・今は働ける状態であること ・どんな条件なら働けるか | ・引きこもりになった詳しい理由 ・どれだけ辛かったか ・人が怖いこと ・自信がないこと |
必要ないことを話してしまいそうなときは、ブレーキをかけましょう。たとえば「細かい事情はプライベートなので控えますが、現在は問題なく働ける状態です。」というように伝えれば十分です。
必要なことだけを丁寧に伝える意識をもってみてください。
2.働きたいと自信を持って話す
ブランクがあっても不採用にならないためには、働きたいと自信を持って話すことが必要です。面接では「今は働いて大丈夫ですか?」といった質問をされやすいからです。
あらかじめ伝え方を決めておくことで自信を持って話せるでしょう。何も準備せず面接へ行くと、うまく答えられず、あなたの良さが伝わらないまま不採用になってしまいます。
過去の事情から今の状態、現在は働けること・働きたい意思という流れで伝えると、面接官に思いが伝わりやすくなります。
以下のように、過去よりも今働きたい意欲や熱意をメインに話しましょう。
しばらく体調面で生活を整える期間が必要でしたが、今は安定しており週4日なら問題なく働けます。
3.何もしていない期間をポジティブに言い換える
引きこもりで働いていなかった期間はポジティブに言い換えましょう。「何もしていなかった」と伝えると、企業から「今も働きたくないのではないか」と思われやすくなります。
「生活を立て直していた」「家のことを手伝っていた」などと伝えるだけでも印象は大きく変わるはずです。
何もしていない期間をポジティブに言い換えるためには、以下のように言い換えるといいでしょう。
家のことを手伝いながら、生活を立て直すことに集中していました。今は外出も問題なくできており、継続して働ける状態です。
特に引きこもりの方であれば「外に出られるようになった」ということが伝わるだけでも、企業は安心できる可能性が高いです。
4.企業側の不安を解消できるような伝え方をする
面接では、企業側の不安を解消できるような伝え方をしましょう。企業は引きこもりの方に対して「仕事を続けられるだろうか」「無断欠勤してしまわないだろうか」と心配している傾向にあります。
上記に対して自分がどう行動するのかを先に伝えておくと「周りの気持ちを先回りして考えられる人だ」と思ってもらいやすいでしょう。
自分にとって無理のない条件を伝えたあとに、自分はどんな行動をするのか、今後は働きたい意思があるのかを以下のように述べるようにしてみてください。
急に休むことが一番ご迷惑になると思うので、最初は無理のないシフトで働き、仕事に慣れてきた段階で少しずつシフトを増やしていければと考えています。
本音を伝えて大丈夫かと不安になるかもしれませんが「なんでもできます」と伝えて期待を裏切るよりも、できることを誠実に伝える方が信頼につながるでしょう。
5.挨拶や報告・連絡・相談を大事にすると伝える
引きこもりの方はコミュニケーション能力に自信がない場合が多いですが、無理にコミュニケーション能力があると伝える必要はありません。
むしろ、以下のように挨拶や報告・連絡・相談といった基本を大事にしている人の方が「スタッフとも協力しながら働いてもらえるかもしれない」と思ってもらいやすいです。
| 良い例 | 悪い例 |
|---|---|
| 人と話すのは得意ではありませんが、挨拶は自分からすること、報連相を徹底することを心がけています。 | 人が怖くてうまく話せないかもしれませんが、がんばります。 |
悪い例のような回答をされると、面接官は雇うことにリスクを感じやすくなります。コミュニケーションが得意でなくても、基本を大切にしている姿勢を伝えてみてください。
挫折を防ぐための社会復帰3ステップ
挫折を防ぐための最初のステップは、生活の中で成功体験をたくさん積むことです。いきなり働こうとせず、まずは生活の中で1つだけ目標を決めて取り組んでみましょう。
次に、仕事に関する情報を集めてみてください。単発バイトのサイトを眺めたり、引きこもりから働き始めた人の話を探してみたりするのもおすすめです。
最後に、単発バイトにチャレンジしてみましょう。まずは働くことに慣れるのが大切です。
社会復帰は気合いで一気にやるものではなく、少しずつ確実に進んでいくものです。それぞれのステップについて解説していくので、このまま読み進めてみてください。
ステップ1.生活の中で成功体験を積む
まずは、生活の中で成功体験を積んでいきましょう。いきなり働こうとしたり、大きな目標を達成しようと思ったりする必要はありません。以下のように、小さなことを1つだけ決めて取り組んでみてください。
- 明日は◯時に起きる
- コンビニに行ってみる
- 部屋の一部を片付ける
1つ成功したらまた新しい取り組みを考えて実行し続けてみましょう。自分との約束を守れた経験を積み重ねることで自信が生まれやすくなります。
もちろん、うまくいかない日があってもOKです。完璧にやろうと思いすぎると挫折しやすいので「できなくても仕方ない」と思って次の取り組みを考えてみましょう。
ステップ2.仕事に関する情報を集める
生活の中での成功体験が増えてきたら、仕事に関することに目を向けてみましょう。ここでもすぐ働こうと思う必要はありません。
まずは以下のような情報に触れてみることから始めてみてください。
- 単発バイトのサイト・求人を眺める
- 引きこもりから働き始めた人の体験談を読んでみる
また、地域若者サポートステーションに相談するのも一つの手段です。働く前の準備をサポートしてくれる場所なので、無理に働こうと進められることはありません。
気になる方は、以下の公式サイトを参考にしてみてください。
ステップ3.単発バイトにチャレンジしてみる
働きたいと思ったら、まずは単発バイトから始めるのをおすすめします。不安であればいきなり毎日働かなければと思う必要はありません。久々に働く場合は、短時間勤務の仕事を探し、少しずつ慣れていきましょう。
1日だけ、数時間で終わる業務なら、体力的・精神的な負担も少なくてすみます。
また、履歴書や面接などがないケースもあります。「失敗しても1日しかそこで働かなくていい」くらいの気持ちでチャレンジしてみましょう。
バイトから正社員を目指したくなった時のための選択肢
バイトから正社員を目指したくなった時の選択肢は、今働いているバイト先で正社員登用を目指すことです。すでに職場の雰囲気や仕事内容を理解しているため、企業側も自分もミスマッチが起こりにくいからです。
また、バイトで仕事をする感覚をつかんできたら、以前より自信を持って応募しやすくなるため、新たに就職活動を行うのも一つの方法といえます。
ここでは正社員を目指したくなった時のための選択肢について紹介していきます。最終的に正社員での就職を目指したい方はこのまま読み進めてみてください。
1.バイト先で正社員登用を目指す
今のバイト先の居心地がよく、長く働きたいと感じているなら、正社員登用を目指す方法があります。
正社員登用制度とは、アルバイトや契約社員として働いている人を、一定の条件を満たした場合に正社員へと登用する仕組みのことです。気になる場合はバイト先の店長や上司に聞いてみるといいでしょう。
ただし、制度があっても必ず正社員になれるわけではありません。職場側で正社員になる基準が高い場合があるからです。
また、職場は一生懸命働くスタッフを正社員として採用したいと考えることが多いです。そのため、目の前の仕事に丁寧に向き合い、信頼を積み重ねていくことが正社員への近道になります。
2.就職活動を行う
バイトで仕事をする感覚をつかみ、正社員になりたいと考えたら、就職活動を始めるのが一般的な流れです。
就職活動には、就職サイトから正社員求人に自分で応募する方法とハローワークや就職エージェントで就職のプロに相談しながら応募していく方法の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットをまとめると次のようになります。
| 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 就職サイトから応募 | 自分のペースで応募できる | 書類作成から面接対策まですべて自力で行う必要がある |
| ハローワーク・就職エージェント | 書類添削や面接対策などのサポートがある | 担当者との相性が影響することもある |
就職活動の知識がない場合は、プロに相談した方が効率よく内定を獲得しやすいでしょう。
また、正社員の選考はバイトとは違い、履歴書や志望動機などの準備が必要です。わからないことは相談し、うまくサポートを使いながら進めるのがおすすめです。
1. 就活で活用できるサービス:ハローワーク
ハローワークは全国にある公共職業安定所で、誰でも利用できます。主に、以下のようなサービスを受けることが可能です。
- 就職相談
- 求人検索・応募
- セミナーやイベントへの参加
- 書類・面接対策
情報収集のひとつとして、ハローワークを利用するのもひとつの方法です。ハローワークに通うことが就職活動の第一歩となり、引きこもりからの社会復帰へ向けて行動できるようになっていく人もいるかもしれません。
ハローワークを利用したからといって、ハローワークの求人に応募しなければいけない決まりはないため、気軽に利用してみてもよいでしょう。
2. 就活で活用できるサービス:就職エージェント
就職サイトは民間企業が運営するサービスで、インターネット上で求人を見つけることができます。主に、以下のような内容です。
- 求人の検索・応募
- 企業からのスカウト
- 転職フェアやイベントへの参加
自分の好きなタイミングで自由に求人を探し、応募できるのが最大のメリットです。「未経験者歓迎」「ブランクOK」など細かい条件を入れられる就職サイトもあります。
自分で就職活動をしてみたい人、どんな企業があるのか見てみたい人などは、複数の就職サイトに登録して活用するのも良い方法です。
3. 就活で活用できるサービス:就職サイト
ハローワークや就職サイトを利用した就職活動もできますが、以下のようなデメリットもあります。
- 細やかなサポートは受けにくい
- ブラック企業などに当たる可能性もある
就職エージェントならば、これらの心配はありません。就職エージェントとは、民間企業が運営する就職支援サービスで、主に以下のような内容です。
- 専任アドバイザーによる相談
- 面接・履歴書対策
- 求人の紹介
- 面接日や待遇面の交渉
一人ひとりに合った手厚いサポートを受け、適性にマッチした求人を紹介してもらうことが可能です。書類添削や模擬面接があったり、企業とのやりとりも代行してもらえたりするため、就職活動に集中できます。
弊社ジェイックは、ニートやフリーター、引きこもりなど、社会人経験がない・少ない人への就職支援に力を入れている就職エージェントです。以下のようなサービスを実施しています。
- 就職講座(自己分析、ビジネスマナーなど)
- 書類選考なしの合同面接会
- 就業後のフォロー
はじめての就職活動でもゼロから学べるほか、書類選考免除で複数の企業と面接ができるため、内定までのスピードも早めです。就職後も、研修などを通じたアフターフォローが充実しています。ご紹介するのはすべて正社員求人のため、安心してご利用いただけます。引きこもりからの就職を目指したい方は、ぜひ参加をご検討ください。


3.バイトを続けながらスキル・知識を身につける
バイトから仕事への意欲がわいてきたもののスキルがないと不安な時は、働きながらスキル・知識を身につけるのがおすすめです。資格を取得すれば働くために勉強してきた証明になります。
ただし、資格によっては専門学校や大学でみっちり学ばないといけない可能性もあります。まずどうしたら資格が取れるのか確認してみましょう。
資格の勉強に取り組む時、バイトは続けたままの方がいいでしょう。企業からは勉強期間もブランクとしてとらえられる可能性があるためです。
また、職業訓練校は原則無料・就職前提で学べるのでおすすめですが、シフト調整が必要になりやすいです。バランスをとりながらできる範囲でスキルを身につけていきましょう。
4.紹介予定派遣から正社員を目指す
バイトで自信がついてきたら、紹介予定派遣から正社員を目指す道もあります。紹介予定派遣とは、一定期間(6ヶ月など)派遣社員として働き、双方の合意があれば正社員として直接雇用される仕組みのことです。
バイトから派遣社員になると、以下のようなメリットとデメリットがあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・社会保険に入れる ・職歴として評価されやすい | ・必ず正社員になれるわけではない ・仕事内容は正社員と同じでも待遇に差がある場合がある |
紹介予定派遣は、いきなり正社員になるのはハードルが高いと感じる方に向いている選択肢と言えます。
ただし、企業は正社員経験者を優先する傾向があるので、最終的に正社員になりたいなら遠回りになる可能性もある点に注意してください。
まとめ
引きこもりからの最初のバイトは、あまり無理なくできる内容のものをおすすめします。バイトを通じて「働く」ことに慣れれば、少しずつ自信もついてきます。外で働くのはまだ不安という人も、在宅の仕事などからスタートすれば、比較的始めやすいでしょう。
一方、本格的な社会復帰を目指したい場合には、ずっとバイトを続けるよりも、なるべく早めに就職活動を始めるのがおすすめです。弊社ジェイックにご相談いただければ、あなたに合った就職ができるよう、プロのキャリアアドバイザーがサポートいたします。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。






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