
フリーターが悪いと言われる主な理由は、収入や雇用が不安定になりやすく、年齢を重ねるほど将来の選択肢が狭まりやすいからです。
ただし、フリーターという働き方自体が悪いわけではありません。実際に、自分のライフスタイルに合った働き方としてフリーターを選び、満足している人もいます。
一方で、将来的に正社員就職や結婚などを考えている場合は、年齢とともに選択肢が限られていく可能性があるので注意が必要です。
この記事では、フリーターの世間からの見られ方や、就職するかどうか判断するポイントを解説します。




フリーターの何が悪い?世間からの見られ方やデメリットを解説
フリーターが悪いと言われる主な理由は、収入や雇用が不安定になりやすく、将来性や社会的信用に不安を持たれやすいからです。
実際に、正社員と比べて賃金が上がりにくい傾向があるほか、「将来について真剣に考えていない」「苦労していない」といったイメージを持たれることもあります。
また、ローン審査や結婚などのライフイベントで不利になりやすい点も、フリーターに対する評価が厳しくなる理由のひとつです。
フリーターのメリット・デメリットについて動画で詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
- 収入が低く、不安定
給料がほとんど上がらず、40歳を超えると逆に下がる可能性すらある - 将来設計ができないと思われる
明確な目標がなくフリーターを続けていると、将来設計ができない人と思われがち - 根本的に努力がなされていないと思われる
正社員と比べて、自発的な努力は不要で、与えられた作業をこなせば良いケースが多い - 社会的信用が少ない
収入が不安定であるため返済能力が低いとみなされ、ローンや融資などを受けにくい - 結婚を真剣に考えられない
ローン審査などに通りにくく、将来のライフイベントが制限されやすいなどの不安がある - 「世間体が悪い」と言われる
特に団塊の世代(昭和中期生まれ)の人たちには、フリーターに偏見を持っている人が多い
1. 正社員よりも収入が低くて不安定
フリーターはシフトの減少や勤務先の都合によって給料が変動しやすいため、正社員よりも収入が低く不安定になりやすいというデメリットがあります。
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、フリーターを含む非正社員の賃金は20代前半で20万3,500円、50代後半でも23万2,500円と大きく変わりません(※)。
一方、正社員の場合、20代前半では24万7,500円で非正社員とそこまで差はありませんが、50代後半で42万4,200円まで上昇しています(※)。
正社員の場合は年齢とともに賃金が大きく伸びますが、フリーターの場合は伸びが緩やかです。
男女別でも同様の傾向が見られ、特に30代以降で両者の差が広がっていることがわかります。
※出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況|第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」


出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況|雇用形態別(第6図 雇用形態、性、年齢階級別賃金)」
(「正社員・正職員以外」には、派遣・契約社員などの非正規雇用労働者も含む)
2. 将来設計ができないと思われる
将来のことを真剣に考えていないと思われることは、フリーターに悪いイメージを持たれがちな大きな原因です。
「今は不満もないからいいや、そのうち就職したくなったらやればいい、その気になれば正社員にはすぐなれる」という考えで過ごしていませんか?
明確な目標のためにフリーターをしているのならいいかもしれません。
しかし、特に将来の計画もなくフリーターを続けていると、将来設計ができないと思われてしまいます。
3. 苦労していないと思われている
フリーターは働く責任やプレッシャーが正社員より少ないと思われやすいため、「苦労していない」というイメージを持たれることがあります。
正社員は責任の重い業務や残業、異動などを経験しながら働くケースが多いです。
一方で、アルバイトは担当業務が限定されることが多く、正社員と比べると責任は比較的少ない傾向にあります。
ただし、実際には生活費を稼ぐために長時間働いている方や、夢や資格取得のためにフリーターを選んでいる方も少なくありません。
フリーターだから苦労していないとは一概にいえず、働き方や置かれている状況によって実情は大きく異なります。
4. 社会的信用が少ない
まず、ローンや融資など社会的信用が必要なサービスを受けにくいです。
正社員であれば、返済能力があるとみなされますが、フリーターはいつ収入が途絶えるかわからないため、銀行がお金を貸したがらないのは当然です。
マイホーム購入は夢のまた夢、というのが現実です。
正社員にならなくても最終的には起業すればよい!と考える方もいるかもしれませんが、起業した人の多くは、会社員時代のコネや人脈を使って、事業を展開しています。
起業で最も難しいと言われるのが、顧客獲得です。
会社員で付き合いのあったお客さんを引っ張ってこられれば、ひとまずは安泰と言えるでしょう。
しかしそれもなく、アピールできる実績もないとなると、起業は難しそうです。
また、就職するときにフリーターの経験はあまり評価されません。
むしろフリーターの期間が長いと、会社からは敬遠される傾向があります。
5. 結婚を真剣に考えられない
フリーターは経済的な不安定さや社会的信用が低いといった観点で、結婚相手として適していないといったイメージを持たれることもあります。
フリーターという働き方は収入が不安定というだけでなく、収入そのものが正社員に比べて低いといった事実があります。
アニヴェルセル研究所が結婚相手に求める年収を調査したところ、300万円以上と回答した人が42.2%と最も多くなりました。
フリーターの年収は150〜200万円くらいなので、フリーターだと収入面で不利になってしまいます。
※参照:アニヴェルセル総研「結婚相手に求める年収、男性と女性ではこんなに違う!」
結婚生活は夫婦で協力して生活費を稼いでいかなければなりませんので、そもそも満足な収入を稼げていない場合は、結婚相手として適していないと考えられてしまいます。
また、フリーターは正社員と異なり、社会的信用が低い働き方と言われています。
特に金融機関のローン審査においては、正社員であることがほぼ必須となってくると言っても過言ではありませんので、フリーターであるだけで将来のライフイベントが制限されてしまうのが実態です。
このように、パートナーがフリーターであると多くのデメリットが生じてくることから、結婚を真剣に考えられない相手だとイメージされてしまいます。
フリーターの結婚について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
6. 「世間体が悪い」と言われる
本人の考え方や収入はさておき、「フリーターは全員怠けているだけだ!」という偏見を持っている人がいるのも事実です。
団塊の世代と呼ばれる、昭和中期生まれの人たちは、卒業したら良い会社に就職して出世を目指すのが当然という時代に生きてきました。
彼らにとってはフリーターなんてもってのほかなのでしょう。
今では多様な働き方が認められつつあり、もはや終身雇用の時代でもありませんが、やはり現時点の日本の労働環境では「フリーターより正社員の方がメリットがある」のは間違いないようです。
ですから、特に若いフリーターの方で、少しでも正社員になりたい気持ちがある方は、早めに行動しておくべきでしょう。
仕事に対する意識や考え方が変わってプラスになるかもしれません。
フリーターがきつい、やばいといわれる理由について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

フリーターはむしろ幸せ?メリットやフリーター側の意見を紹介
フリーターのなかには、アルバイトで十分な収入を得られていたり、正社員より責任が少なく気楽に働けたりしていて「正社員にならなくても幸せ」と考えている人もいます。
また、実家暮らしの場合や親のサポートがある場合は、生活に大きな不自由を感じないケースもあるでしょう。
さらに、結婚について考えていなかったり、自分一人が生活できていれば十分だと考えていたりして「フリーターの何が悪いのかわからない」と感じる人も少なくありません。
1. アルバイトで十分稼げている
特に20代の若いフリーターの場合は、現在アルバイトで十分に稼げていると考えている人も多いでしょう。
実際にフリーターとして毎日のようにフルでシフトに入ることができれば、同年代の正社員よりも多くの手取りを稼ぐことができることもあります。
ただし、正社員はスキルに応じて昇給や昇格をしていくことで収入を増やしていけます。
それだけでなく、会社の業績に応じてボーナスをもらうことができるため、年齢を重ねるにつれてフリーターとの収入格差が大きくなっていきます。
加えて、フリーターは年齢を重ねて体力的に厳しくなってくると、シフトに入れる時間が減ってくることも考えられます。
正社員は年齢を重ねるにつれて収入が上がっていく一方で、フリーターは収入が下がっていってしまいますので、やがてアルバイトで稼げないと感じるようになるでしょう。
2. フリーターの方が楽
フリーターは指示された業務を淡々とこなしていくことが求められる仕事です。
一方、正社員の場合はノルマなどの責任が大きくなってきますので、精神的なプレッシャーを感じることも多いのが実態です。
しかし、フリーターの方が楽だからといってフリーターを続けていても、社会で通用するスキルは身に付きません。
加えて、正社員と異なりフリーターは非正規雇用になりますので、いきなり解雇されるといったことも珍しくありません。
もし解雇されてしまえば、他のバイト先に採用してもらいにくいといったデメリットにも繋がるでしょう。
また、昨今のAIの登場によって、単純作業はこれからAIに置き換わるとも言われています。
AIの発展によって自分のバイトがそもそも存在しなくなることも考えると、スキルが身に付かないフリーターでい続けることはリスクが高いと言えます。
3. 親のサポートがある
実家暮らしであったり、親の仕送りがあるという理由で、悠々自適なフリーター生活を送っている人もいるでしょう。
しかし、親はいつまでも生きているわけではないため、突然親のサポートがない中で生活をしていかなければならないことも考えられます。
繰り返しになりますが、フリーターは雇用が安定していないため、親のサポートがなくなると同時にバイト先から解雇されてしまうようなことがあれば、一気に路頭に迷うことにもなりかねません。
親のサポートがあるからフリーターを続けているという人は、一度自分の将来を真剣に見つめ直し、進路を再検討することをおすすめします。
4. 誰にも迷惑がかからない
現時点で親からの援助を受けておらず、養う家族もいないような場合、誰にも迷惑がかからないからフリーターをしているという人もいるでしょう。
確かにフリーターという働き方を自分の意思で選択している場合は、誰にも迷惑をかけていないため、このままフリーターを続けていてもいいかもしれません。
しかし、フリーターは年齢を重ねれば重ねるほど働くことが難しくなるような生活のため、自分で自分の首を絞めていると考えることもできます。
言い換えると、今フリーターとして働いていることが、将来の自分に迷惑をかけているとも捉えられますので、フリーターをしている人は短期的な未来ではなく、長期的な未来を考えるようにしてみてください。
5. 結婚を考えていない
フリーターであることが結婚に対して悪影響だといっても、そもそも自分が結婚を考えていなければフリーターであることを悪いと思わないでしょう。
確かに結婚を考えていなければ、自分1人だけが生活できる収入を稼げればフリーターとして生きていても問題ないかもしれません。
しかし、いつどんなタイミングで結婚したいと思える相手を見つけられるかは検討がつかないのも事実です。
将来自分が本当に結婚したいと感じたとき、フリーターだとフリーターを続ける選択をした過去の自分を恨めしく思うかもしれません。
将来自分が結婚したくなることも視野に入れて考えるのであれば、フリーターを脱却した方が良いと言えます。
6. 将来のことを考えていない
将来のことを全く考えておらず、明日生活できれば良いとだけ考えているような人は、フリーターであることの何が悪いのかと感じることでしょう。
フリーターを続けていると、正社員よりも低い収入のまま生活をしていかなければならないため、苦しい日々が続くはずです。
加えて、年金も正社員より少なく、老後になれば生きていけない可能性も考えられます。
将来収入が少なくなれば生活保護を受ければ良いと考えるかもしれませんが、物理的に働ける状況にある人は簡単に生活保護受給することはできません。
したがって、現在フリーターの人は、将来厳しい収入の中でやりくりをして毎日を過ごしていかなければならないケースもあるでしょう。
フリーターは何歳までなら大丈夫?年齢別の就職難易度
フリーターから正社員就職を目指すなら、比較的就職しやすい20代がひとつの目安です。
特に20代前半であれば企業は将来性や成長意欲を重視するため、フリーター経験があっても採用されやすいでしょう。一方、20代後半になると実務経験も評価対象となり、「なぜ正社員として働かなかったのか」を問われる場面が増えてきます。
30代前半でも就職は可能ですが、企業は即戦力を求める傾向が強くなるので、フリーター期間が長いほど就職活動は不利になりやすいでしょう。
20代前半の就職難易度
20代前半のフリーターであれば、企業側は即戦力よりも将来性や成長意欲を重視する傾向があるので、正社員就職の難易度は比較的低めです。
フリーター期間があったとしても、「なぜ正社員を目指そうと思ったのか」「入社後にどのように成長したいのか」を明確に説明できれば評価される可能性があります。
また、20代前半は第二新卒や既卒と同じ採用枠で募集している企業も多く、社会人経験の不足が大きなマイナスになりにくい年代です。
ただし、フリーター期間が長引くほど企業から将来性や就業意欲を疑問視されやすくなります。正社員就職を少しでも考えているのであれば、早めに行動した方が選択肢は広がるでしょう。
20代後半の就職難易度
20代後半の場合は、企業側がポテンシャルだけではなく実務経験も重視し始めるため、正社員就職の難易度はやや上がります。
20代前半であれば未経験者として採用されやすい一方、20代後半に対しては「なぜこれまで正社員として働かなかったのか」という点を気にする企業が増えます。
そのため、フリーターを続けていた理由や正社員を目指すきっかけを明確に説明できなければ、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるのです。
ただし、接客やマネジメントなど、アルバイトでの経験をアピールできれば十分に正社員就職は可能です。
30代になるとさらに就職のハードルは高くなるため、正社員就職を考えているのであれば20代のうちに行動したほうが有利といえるでしょう。
30代前半の就職難易度
30代前半の場合は、企業側から即戦力としての活躍を期待されるので、正社員就職の難易度は高くなります。
20代であれば将来性を重視して採用する企業も多いですが、30代になると仕事の経験や専門スキル、マネジメント経験などを求められるケースが増えます。
そのため、フリーター期間が長い場合は「なぜ正社員としてのキャリアを築いてこなかったのか」と疑問を持たれやすくなるのです。
ただし、30代前半であれば未経験者を採用している業界や職種も存在するため、アルバイトで培った強みを効果的にアピールすれば、正社員就職は十分に可能です。少しでも正社員就職を考えているなら、できるだけ早めに就職活動を始めましょう。
フリーターからの正社員就職が難しいと言われる理由
フリーターからの正社員就職が難しいと言われるのは、企業から働く意欲や継続力、スキル面に不安を持たれやすいからです。
特にフリーター期間が長い場合、「正社員として働く意欲が低いのでは」「嫌なことがあるとすぐ辞めてしまうのでは」といった懸念を持たれることがあります。
アルバイトは担当業務が限定されることも多く、正社員と比べると専門的なスキルや実務経験をアピールしにくいため、同じ求人に経験者が応募した場合は不利になる可能性も考えられます。
1. 働く意欲が低いと思われる
正社員就職を前提とした時、フリーターは企業から「フリーターの方が楽だからフリーターをしているのではないか」と思われやすい傾向にあります。
自分としては真剣に働く気持ちがあったとしても、その気持ちをうまく面接で伝えられないと働く熱意が伝わらず、見送りになってしまうこともあるでしょう。
特にフリーター期間が3年以上と長い場合は、企業から長期的な就業意欲を疑われてしまうこともあります。
企業はできるだけ長く働いてくれる人を採用したいと考えていますので、長期間フリーターであった人を採用することは、企業にとってのリスクとも言えるかもしれません。
このような印象を持たれているため、フリーターが就職活動をする際は働く意欲や熱意を分かりやすくアピールしていくことが大切になります。
2. 忍耐力がないと思われる
一般的にフリーターは正社員よりも作業的な仕事が多いため、精神的なストレスがかかりにくい働き方だと言われています。
一方、正社員は仕事上で感じるストレスが多くなる傾向にあることから、企業は忍耐力がある人を求める傾向にあります。
忍耐力がない人だと思われると、就職後も何か嫌なことがあったときにすぐに辞めてしまうのではないかというイメージに繋がってしまい、結果的に選考で見送りになりかねません。
フリーターの期間が長ければ長くなるほど忍耐力がない人と思われやすくなってしまいますので、フリーターが正社員を目指したいのであれば、できるだけ早く就職活動を進めることがポイントになってきます。
3. アルバイトだとスキルが身につきにくい
アルバイトとして働いていても、その職場の作業的なタスクをこなす位しかスキルが身に付きません。社会で通用するようなスキルが身に付きにくい働き方のため、就職活動における自己PRがどうしても薄くなってしまいます。
働く上で即戦力となり得るようなスキルを求めている求人に応募する際は、これまでのアルバイト経験は基本的にスキルとしてアピールすることは難しいと考えた方がいいかもしれません。
ただ、多くの職場でコミュニケーション能力が重視されていることを考えると、アルバイトをしていてコミュニケーション能力を発揮した経験があれば、積極的にアピールしてみるのがおすすめです。
フリーターを続けるか就職するか判断する3つのポイント
フリーターを続けるか就職するか迷った際は、年齢・生活費・将来への不安の3つを基準にすると自分に合った選択をしやすくなります。
たとえば、20代前半で十分な貯金があり、現在の働き方に不満や不安がない場合は、無理に正社員就職を急ぐ必要はないかもしれません。
一方で、20代後半に差しかかっている場合は、正社員就職を検討するタイミングといえるでしょう。また、生活費の蓄えが少なかったり、「このままで大丈夫だろうか」と将来に不安を感じていたりする場合も正社員就職を検討するタイミングのひとつです。
| 判断基準 | フリーター | 正社員 |
|---|---|---|
| 年齢 | 20代前半 | 20代後半以降 |
| 生活費 | 6ヶ月分以上の貯金がある | 貯金が少なく収支がギリギリ |
| 将来への不安 | 将来像を前向きに描ける | 将来への不安や焦りがある |
1. 年齢
年齢によって正社員就職の難易度が大きく変わるため、フリーターを続けるか就職するか迷っているなら、まずは自分の年齢を基準に判断してみましょう。
一般的に25歳までは、フリーターからでも未経験者向けの求人に応募しやすく、正社員就職を実現できる可能性は十分にあります。企業も若手人材には即戦力より将来性を期待する傾向があるため、職歴よりも意欲や成長性が評価されやすい年代です。
しかし、25歳を超えると未経験歓迎の求人は徐々に減り始め、企業から実務経験やスキルを求められる場面が増えてきます。その結果、フリーター期間が長いほど就職活動の難易度は高くなりやすいでしょう。
現在20代後半に差しかかっている場合は、将来の選択肢を広げるためにも正社員就職に向けて動き出すタイミングといえます。
2. 生活費
働けなくなったときに収入が途絶えるリスクがあるため、生活費をどの程度確保できているかも、フリーターを続けるか就職するかを判断するうえで大切なポイントです。
一般的に、生活防衛資金(※1)の目安は月々の生活費の3〜6ヶ月分とされています(※2)。
たとえば、毎月15万円で生活している場合は、45万〜90万円程度の貯金がひとつの目安になるでしょう。
特に生活費6ヶ月分以上の貯金があれば、仮に勤務先の閉店や契約終了によって収入がなくなった場合でも、ある程度の生活は維持できます。
反対に、毎月の収支がギリギリで十分な貯金がない場合は、将来的なリスクに備えるためにも、フリーターを続けるよりも正社員就職を検討したほうが良いでしょう。
※1 生活防衛資金:突然の収入減や、予期せぬ出費に備えて確保しておく資金
※2 参考:七十七銀行
3. 将来への不安
今後の働き方や生活に悩みながら過ごすことは大きなストレスにつながるため、将来への不安の有無も、フリーターを続けるか就職するかを判断する重要なポイントです。
現在の生活に大きな不満がなくても、同世代の友人が昇進したり、結婚したりする姿を見て劣等感や焦りを感じることもあるでしょう。
また、「今の生活を40代・50代になっても続けられるだろうか」と考えたときに、不安を抱く人も少なくありません。
フリーターを続けること自体が悪いわけではありませんが、将来へのモヤモヤとした不安が日常的に続いている場合は、現在の働き方が自分に合っていない可能性があります。
将来に対して前向きなイメージを描けないのであれば、選択肢を広げるためにも、まずは一度就職活動を始めてみるのがおすすめです。
フリーターから正社員就職を目指す3ステップ
フリーターから正社員就職を目指すには、まず自分の強みを整理し、その強みを活かせる業界・職種を選んだうえで、必要に応じて就職支援サービスを活用することが大切です。
アルバイト経験しかないと思っていても、接客や新人教育、シフト管理など、企業で評価される経験を積んでいるケースは少なくありません。
また、自分に合った業界や職種を選ぶことで、入社後のミスマッチを防ぎやすいでしょう。
さらに、一人での就職活動に不安がある場合は、就職支援サービスを活用することで手厚いサポートを受けられます。
ステップ1. アルバイト経験の棚卸し
自分の強みやアピールできる経験を整理するためにも、まずはアルバイト経験の棚卸しから始めましょう。
フリーターから正社員就職を目指す場合、「アルバイト経験しかない」と考えてしまう人も少なくありません。
しかし、新人教育・シフト管理・クレーム対応など、アルバイトで培った経験も企業によっては評価される可能性があります。
そのため、これまでどのような仕事を担当し、どのような工夫や成果を出してきたのかを書き出してみることが大切です。
経験を整理することで、自分の強みや適性が見えてくるだけでなく、履歴書や面接での自己PRにも活かしやすくなるでしょう。
ステップ2. 業界・職種の選定
アルバイト経験を整理できたら、これまで培ったスキルや興味のある分野をもとに、自分に合う業界・職種を検討しましょう。
やみくもに求人へ応募しても、仕事内容や働き方が自分に合っていなければ、入社後のミスマッチにつながる可能性があるからです。
また、フリーターから正社員を目指す場合は、人手不足の業界や未経験者歓迎の求人が多い職種も有力な選択肢です。たとえば、介護・警備・ITなどは人手不足が深刻で未経験者の採用に積極的な企業も少なくありません。
仕事内容だけではなく、給与・休日・勤務地・キャリアアップのしやすさなども確認しながら、自分が長く働ける職場を探すことが大切です。
ステップ3. 就職支援サービスの活用
正社員就職を目指すフリーターの方は応募書類や面接対策でつまずくことも多いので、一人で進める就活に不安がある場合は就職支援サービスを活用しましょう。
専門家のサポートを受けることで内定獲得の可能性を高められます。
就職支援サービスでは、求人紹介だけではなく、自己分析や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策などのサポートを受けられることが一般的です。
また、自分では見つけにくい未経験歓迎の求人を紹介してもらえることもあります。
特に正社員経験がない方や、就職活動が初めての方は、第三者の客観的なアドバイスを受けることで効率よく就職活動を進められるでしょう。
「フリーター 何が悪い」に関するよくある質問
親は将来を心配しているケースが多いため、フリーターをやめるように言われた場合は感情的に反発するのではなく、まずは理由を聞いたうえで自分の考えを伝えましょう。
夢や資格取得などフリーターを続ける目的がある場合は、その目的を具体的に伝えることも重要です。
加えて、「いつまでフリーターを続けるのか」という期限を決めて共有することで、親の不安を和らげられる可能性があります。
30歳を過ぎると企業から即戦力や実務経験を求められる傾向が強くなるため、フリーターは「やばい」と言われることが多いです。
20代であれば未経験者向けの求人も比較的多く、将来性や成長意欲を評価して採用されるケースがあります。
しかし、30代になると専門スキルや実務経験を重視する企業が増えるので、未経験での正社員就職のハードルは高くなりやすいでしょう。
ただし、30代でも正社員就職は十分に可能です。少しでも就職を考えているのであれば、できるだけ早めに行動を始めることをおすすめします。
まとめ
ここまでフリーターの何が悪いと思われているのかの解説や正社員との比較を行ってきました。
「フリーターの何が悪いのか」に加えて、「正社員の何が良いのか、悪いのか」という視点で考えると、正社員へ就職することをオススメします。
フリーターの方にも様々な事情がありますが、もしも、正社員になりたい気持ちが少しでもあるのなら、のちのち後悔しないためにも、すぐにチャレンジしてみましょう。
過去に就職活動がうまくいかなかったり、イヤな思い出があったりする方は、なかなか就職活動に挑戦できないかもしれませんが、その時は私たちジェイックに相談してみてください。
まずは情報収集や軽い相談をする目的でよいので、私たちに会いに来てみてください。




当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。









































