
恋愛はお互いの「好き」という気持ちだけで継続できますが、結婚となるとそうもいきません。結婚を軽い考えで決めてしまうのは、あまりにも危険です。
フリーター彼氏との結婚は、不安な要素もたくさんあります。
大好きな彼氏がフリーターだった場合、このまま結婚を考えても大丈夫なのか?
結婚を避けたほうが良い彼氏の特徴を解説します。
この記事の目次
フリーター彼氏との結婚はハードルが高い?親に紹介しにくい

結婚とは、自分と相手の二人だけでできるものではありません。双方の親・身内の承諾があって成り立つものです。
結婚をするためには、相手が周囲から認めてもらえるような人である必要があります。
親に反対される可能性が高い
フリーター彼氏との結婚はハードルが高いと言わざるを得ない一番の理由は、親に反対される可能性が高いからです。
そもそもフリーターという肩書は、世間からあまり良い印象を受けません。
若い人たちの間であれば、フリーターのような働き方にも理解がありますが、親世代となるとそうもいきません。
中高齢の人たちの中では、「男は外で仕事をするのが当たり前」という考え方をする人も多いでしょう。
逆に女性であれば、フリーターでも結婚して家庭に入れば良いと考える中高齢者は多いです。
彼氏がフリーターというのは、女性がフリーターであることよりも結婚へのハードルが高くなります。
フリーター彼氏と結婚できるかは、自分の両親に認めてもらえるかどうかが一番のネックとなりそうです。
友人、知人に紹介しにくい
結婚するとなれば、当然自分の友人や知人にそのことを伝えます。
「結婚することになりました」そう言って、友人や知人に返される言葉は大体「おめでとう」の言葉です。
しかし、祝福の次に投げかけられる言葉は何だと思いますか?
恐らく「相手はどんな人なの?」という質問が返ってくることでしょう。「どんな人」というのは、多くの場合相手の職業を聞いています。
その時、貴方は彼氏がフリーターであることを胸を張って言えますか?
もし、彼氏がフリーターであることを友人や知人に知られるのは恥ずかしいと思ってしまうのであれば、結婚するのは考え直したほうがいいかもしれません。
結婚は避けたほうがいいフリーター彼氏1.なんとなくフリーターをしている

彼氏がフリーターでも、結婚して幸せになれる可能性はあります。しかし、結婚は避けたほうがいいフリーター彼氏がいることも事実です。
なんとなくフリーターをしている彼氏には注意
結婚をおすすめできないフリーター彼氏の特徴の1つが「なんとなくフリーターをしている」ということです。
目的意識もなく、漠然とフリーターをしているような人に将来性を見出すことはできません。これからの人生を共に歩んでいく相手としては不安要素が多すぎます。
理想の結婚とは遠い無計画なフリーター
また、明確な将来設計を考えずにフリーターをしている彼氏は、結婚しても子育て方針やライフプランなどを一緒に考えてくれない可能性が十分にあります。
結婚をしたせいで、独り身だった時よりも生活が苦しくなってしまうかもしれません。
結婚とは、愛し合う者同士が互いに支え合って生きていくためにするものです。どちらか一方の負担が大きくなってしまうのは、理想の結婚とは言えません。
自分と同じ未来を見てくれないフリーター彼氏とは、結婚しても幸せは手に入らないでしょう。
結婚は避けたほうがいいフリーター彼氏2.貯金がない

結婚生活は、相手への愛情や信頼だけで営めるものではありません。生きていくためにはお金が必要ですし、将来のことを考えれば貯金もしなくてはなりません。
1円も貯金がないフリーター彼氏と結婚したとして、生活費は協力して払うことができるでしょうか?
恐らく、8割から9割、最悪の場合は生活費全額を自分一人で負担することになってしまいます。
一人暮らしの経験がある人なら分かると思いますが、自立には相当のお金がかかります。結婚して、自分たちの収入で払っていかなければならないのは以下のようなお金です。
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 消耗品費
- 通信費
貯金ができない=経済的に苦労
他にも、細かく見ていけばこれ以上にあります。加えて、保険料も税金も納めなければなりません。何度も言うように生きていくにはお金が必要ですし、結婚してもそれは同じです。
貯金できるだけの余裕がない彼氏も、給与を使い切ってしまうような彼氏も、どちらも問題です。
経済観念のない男性と結婚したところで、結婚後に経済面で苦労することは目に見えています。
結婚は避けたほうがいいフリーター彼氏3.フリーターのまま結婚願望はある

フリーター彼氏との結婚を考えているのであれば、正社員になる意思があるのかを聞いておいたほうが良いでしょう。
結婚生活を続ける責任感
正社員になる意思は、彼氏に結婚生活を維持していく責任感があるのかどうかを知ることにも繋がります。
正社員になる意思はなく、生涯年収の低いフリーターのまま結婚したいと考えているのなら、それは彼女の収入を当てにしている可能性が大いにあります。
つまり、このままフリーターとして生きていくのには経済面で不安があるから、手っ取り早く安定した収入のある相手に養ってもらおうという考えです。
貴方に彼氏を養えるだけの収入があり、そうなっても良いと考えるのであれば問題はありません。
女性に頼りたいだけで結婚はNG
しかし、彼氏がどんな目的で結婚を望んでいるのかは、探ってみる必要がありそうです。
貴方のことが好きで結婚するのか、ただ養ってもらいたくて結婚するのか。それが重要です。後者であれば、結婚は考え直すことをおすすめします。
結婚生活とは共同作業の繰り返しです。人に頼って楽に生きていきたいと思っている相手とは、結婚してもうまくいきません。
好きだから結婚するという考え方も大切ですが、この先もずっと一緒に生きていきたいかということも、結婚する前によく考えましょう。
結婚できそうなフリーター彼氏の特徴1.目的があってフリーターをしている

前述した通り、彼氏がフリーターでも結婚して幸せになれる可能性はあります。
目的を持ったフリーター
そんな結婚できそうなフリーター彼氏の特徴の1つが、「目的があってフリーターをしている」ということです。
フリーターをしている人たちの中には、様々な目的や事情があります。
例えば、ミュージシャンや俳優を目指して、その夢や目標が達成されるまでの間フリーターをしている人などです。
付き合っている彼氏が真剣に夢を目指していて、貴方もそれを応援したいと強く思うのであれば、結婚するのも良いでしょう。
2つ確かめておくべきこと
それは、「夢を目指す期限を彼氏が決めているか」と「夢が叶わなかった場合は正社員になる意思があるのか」ということです。
いくら素晴らしい夢を持っていたとしても、それをいつまでも追い続けることはできません。
30代後半を過ぎてもフリーターのまま夢を目指し続けている彼氏とは、結婚しても同じ目線で生活していくことは困難でしょう。
夢を追いかけながらも、しっかりと現実を見据えている彼氏ならば、結婚を考えてみてもいいかもしれません。
結婚できそうなフリーター彼氏の特徴2.正社員を目指している

結婚できそうなフリーター彼氏のもう一つの特徴は、「正社員を目指している」ということです。
独り身だった時はフリーターで気楽に生活していたとしても、貴方と結婚するために正社員を目指してくれるかもしれません。
その場合は、結婚して彼氏のことを応援するよりも、彼氏が正社員になるのを待ってから結婚した方が確実です。
就職が決まらないことも
いくら口では「正社員を目指す」と言っていても、それを実行してくれるかは別問題です。
正社員になる前に結婚して、いつまで経っても彼氏がフリーターのままだったら裏切られた気持ちになってしまいます。
また、就職活動をしている様子はあっても一向に就職先が決まらないということもあり得ます。
彼氏が正社員になってから結婚でも遅くない
彼氏の人間性に何か問題があるのか、それとも真面目に就職活動をしていないのか。いずれにしても、結婚は彼氏が正社員になってからが良いでしょう。
フリーターから正社員になる道はいくらでもあります。もし、彼氏が真剣に正社員になることを約束してくれたなら、きっとその相手と結婚できる未来もあるでしょう。
正社員になってほしい!彼氏になんて言う?

彼氏のことが大好きで本気で結婚したいと望んでいても、彼氏がフリーターのまま結婚するのは不安も大きいはずです。
「どうにかして彼氏に正社員になってもらいたい」そんなときは、いったい彼氏に何と言ったらいいのでしょう?
上から目線で言わない
まず、彼氏に正社員になってほしい旨を訴える時は、決して上から目線で言ったり、責めるような言い方をしたりしてはいけません。
男性はプライドの高い生き物です。彼女に高圧的な態度を取られてしまっては、正社員になるどころか、破局の危機になりかねません。
二人の将来を現実的に考える
彼氏に正社員になってほしいと伝える時は、正社員になってほしいことを強調するよりも、結婚したいということを強調して伝えましょう。
「貴方とずっと一緒にいたいから、二人で将来のことを真剣に考えたい」
こんな言い方なら、彼氏も貴方の話を聞く気になってくれそうですよね。このとき注意したいのは、正社員になることを強制するような言い方をしないことです。
正社員になる期日を決める
彼氏に正社員を目指す意思が芽生えたなら、就職活動には期間を決めてもらいましょう。
口だけでなく、行動でも示してもらえるように、「○○歳まで」や「○年以内」など具体的な数字を提示して、彼氏に危機感を持ってもらうのも大切です。
就職活動を一緒にしていく気概でサポート
正社員になる期日を決めたら、次は実際に行動を起こしていきましょう。
企業選びや履歴書作成、面接対策なども、彼氏と一緒に行う気概でサポートしていけば、彼氏のモチベーションも高まるでしょう。
フリーターから正社員になるための就活方法や書類・面接対策に関しては以下の記事を参考にしてください。
彼氏と一緒に読みながら、正社員就職までのスケジュールを立ててみるのも良いかもしれませんね。
フリーターのままでもOK?彼女が支えるパターン

彼氏がフリーターでも、「自分が仕事をして家計を支えたい」という意思があるのであれば、無理に彼氏に正社員を目指してもらう必要もありません。
その場合は、彼氏には主夫になってもらうことになります。
男が仕事をするという考えは古い
近年では、女性の社会進出や働き方改革によって、会社での女性の地位も見直されるようになりました。
「男は仕事、女は家庭」などというのは、今や古い考え方です。女性が働き、男性が家事に専念しても、なんら問題ありません。
専業主夫ができるか?慎重に考える
ただ注意したいのは、彼氏に家事をやる意思が本当にあるのかということです。結婚する前に、彼氏が家事をやる人かどうかは探っておきましょう。
もし、彼氏が家事を一切やらない人であれば、結婚するまでに修行してもらうしかありません。それは、仕事と家事を二人で完全に分担したいのであれば、尚更です。
彼氏には主夫になってもらうつもりで結婚したのに、結局家事も自分でやっているなんて状態にはならないよう、結婚は慎重に考えましょう。
子どもが生まれたら大変!好きだけでは結婚はできない

結婚する前に考えなければならないことはたくさんありますが、その中でも特に真剣に考えるべきなのが子供のことです。
- 子供は作るのか
- 作るとしたら結婚して何年後に子作りするか
- 子供は何人欲しいか
- 一人の子供を育てるために収入はどれくらい必要か
子供のことで考えるべきことは、以上のように山ほどあります。
もし、子供は作らないと決めて結婚したとしても、結婚生活を送るうちに考えが変わる可能性は十分にあります。
子供が欲しいとなった時に、経済的な理由から子育てできないのは、夫婦にとって悲しいことです。
子育てにかかる費用は2000万!
一人の子供を育てるのに掛かる費用は、公立に通わせるか私立に通わせるか、また習い事をさせるかなどで大きく変わりますが、2,000万円以上は掛かると考えた方が良いでしょう。
それだけの費用を、自分一人の収入でやり繰りできるのか?いま働いている職場は、産休・育休制度が整っているか?結婚する前に将来設計と経済面については、考え過ぎと思えるくらい、よく考えておく必要があります。
養えないのに子供を作っては子供がかわいそう
好きな人との間に子供を産んでも、経済的に困窮してしまっては、家庭が崩壊する危険があります。そうなってしまっては、生まれてきた子供が哀れです。
フリーター彼氏との結婚について考える際は、その時の感情に流されず、冷静な判断をするようにしましょう。
フリーター彼氏との結婚はよく考えて!

フリーターの生涯年収は正社員よりも圧倒的に低く、その差は1億円以上になることもあります。
フリーターと正社員の収入格差をよく考える
フリーターにはボーナスも昇格もありません。たとえ正社員以上に働いたとしても、収入の差は年月と共に開いていくばかりです。
それに加え、フリーターは社会保障の面でも立場が冷遇されています。国民年金を納めていても、老後に貰える年金の額は正社員の方がはるかに上です。
フリーターは決して将来性があるとは言えません。年齢が若ければ、フリーターから正社員になれる可能性も十分にありますが、歳を取れば取るほど正社員として雇ってもらうのは困難になります。
フリーター彼氏との結婚を考える際に、最もよく考えなければならないのは経済面です。いくら相手のことが好きでも、お金がなければ将来もありません。
冷静に考えて、後悔のないよう相談しよう
結婚したいと考えている彼氏がフリーターで悩んでいるのであれば、一人で考え込まず、友人や身内に相談することをおすすめします。
彼氏に対する愛情が大きすぎるが故に、冷静さを失っている可能性があるからです。
フリーターの彼氏と結婚していいのか、第三者の目線から意見を言ってもらうと自分の考え方も変わります。
好きという気持ちだけで結婚して、後から後悔することにならないよう、結婚は慎重に考えましょう。