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ニートを脱出するきっかけを8つ紹介!無職から抜け出す方法も解説

ニートを脱出するきっかけを8つ紹介!無職から抜け出す方法も解説

ニートから脱出できたきっかけとしては、お金に困ったり、将来への不安や焦りが生まれたりしたことが挙げられます。

「このままじゃいけない」という気持ちから就職活動を始める方も多く、孤独や健康面の不安が脱出のきっかけとなる方も少なくありません。

この記事では、ニートを脱出するきっかけと対策方法を紹介します。

引きこもり状態から抜け出すための具体的な方法も解説しますので、就活に向けて動き出せずにいる方は最後までご覧ください。

ニート脱出のきっかけ【体験談あり】

ニートから脱出しようと思ったきっかけとしては、金銭的な不安や将来への焦りが代表的な理由として挙げられます。

その他には、親からのプレッシャーや世間体などの「外的な要因」、孤独や健康面といった「内的な要因」によって多くの方がニート状態から抜け出しています。

ニートから抜け出した方の体験談も交えつつ、「ニート脱出のきっかけ」を8つ解説しますので、社会復帰になかなか踏み出せずにいる方は参考にしてみてください。

1. お金に困った

お金に困った経験は、ニートから脱出しようと考える強いきっかけになります。
生活費や趣味に使うお金が足りなくなると「このままじゃマズい…」と感じるようになり、将来の不安が一気に現実味を帯びるからです。

たとえば家族からの仕送りが止まったり、貯金がほとんどなくなったりすると、家賃や食費の支払いに困り始めます。
電気やガスの請求書がたまり、コンビニでの少額の買い物さえためらうようになることで危機感を覚える方も少なくありません。

こうしたお金の不安はつらいものですが、「そろそろ働かないと…」と現実を直視するきっかけとなり、安定収入を手に入れたい気持ちから就活を始める方も多いのです。

体験談

大学を中退してから4か月ぐらいはニートをしてたんですが、「そろそろお金を貯めなきゃやばい」と思い始めて回転寿司のバイトを始めました。それまでバイトをしたことがなかったので、人生初めてのバイトです。バイトは週5で入っていて、かなり頑張ってましたね。

引用:ジェイック「就職体験談|土佐さんの就職成功体験談

2. 将来の不安や焦りが生まれた

ニート脱出のきっかけとしては「将来への不安や焦り」も挙げられます。年齢を重ねるほど就職が難しくなることに対する不安や、社会から取り残されるという焦りが強まるからです。

たとえば高校や大学の同級生が正社員として働き、結婚や家庭を築いていくのを見た時に「自分だけ止まっている」という感覚に襲われる人も多いものです。

老後や年金などについて考えるうちに、将来の生活に対する不安がどんどん大きくなり、「早く働きたい」「手に職をつけておきたい」と考え始めることもあります。

このように将来への漠然とした不安や焦りも、現状を変えるための原動力になるケースが多いのです。

体験談

実際に退職したのは6月の頭です。次を見つけてからというよりも、「とりあえず辞めよう」という気持ちでした。6月に辞めて、7月いっぱいは、ニートというか、自由な時間を過ごしました。でも1か月も経つとちょっと不安になってきて、転職活動を始めようと思いました。

引用:ジェイック「就職体験談|杉本 健太さんの就職成功体験談

3. 親からプレッシャーを受けた

親からのプレッシャーが、ニート脱出のきっかけになるケースもよく見られます。

家の中での居心地が悪くなることで、「ニートから抜け出したい」という気持ちを真剣に抱き始めることが多いからです。

生活費の援助を減らされたり、一人暮らしをするように言われたりするなど、こうした“圧力”によって就活を意識せざるを得ない場面も出てきます。

親からのプレッシャーは精神的にきつい部分もありますが、半ば強制的にでも一歩を踏み出すきっかけを作ってくれることで、社会復帰に向けて行動を起こし始める方も多いのです。

体験談

何もやる気が起きなくて、その後4か月くらいはただただ家で生活してました。朝起きて、家族に「おはよう」って言って、ご飯食べて…みたいな。そしたら、8月くらいになって、親から「どうするんだ、これから」って言われたんです。
…でも、自分には何をする気力もないんですよ。ただ、「このままじゃダメだな」とは思っていたので、一応ハローワークに行きました。

引用:ジェイック「就職体験談|清水聡さんの就職成功体験談

4. 世間体が気になった

周囲の目や世間体を気にする気持ちが、ニート脱出のきっかけになるケースも見られます。

特に日本は「働いていないこと」に対して厳しい視線を向けられることが多く、そうした冷たい視線から逃れたい、堂々と外を歩きたい、といった思いが就活の原動力になることがあるからです。

たとえば、久しぶりに会った友人や親戚から「今どんな仕事してるの?」と聞かれ、うまく答えられなかったことをきっかけに自分を変えたいと思うようになった方もいます。

このように世間体を気にすることも、ニート状態を抜け出す強い動機につながることが多いのです。

5. 交際相手や結婚相手ができた

恋愛や結婚をきっかけに、ニートを脱け出す決心を固める方も少なくありません。パートナーとの未来を思い描いた際に、安定収入が必要だと痛感する方が多いからです。

たとえば交際相手ができたことで、「一緒に旅行に行きたい」「値段が少し高いプレゼントを渡したい」といった気持ちから就職を考え始めるニートの方は多いものです。

結婚や子育てを考える中で、経済的な基盤を築くために正社員就職を意識し始めるケースも見られます。

このように自分にとって大切な人と過ごす未来を考えることが、今の自分を変える強いモチベーションにつながることも多いのです。

6. 孤独を強く感じるようになった

ニートから脱出するきっかけとしては、孤独を強く感じたことも挙げられます。家に引きこもっていると人との関わりが減り、寂しさや不安が大きくなるからです。

たとえば、仕事や飲み会の楽しげな様子をSNSで見たことで「自分には気軽に話せる相手がいない」と改めて気付き、寂しさを募らせる方もいます。

誰かと一緒に頑張る機会がないと日々の生活にやりがいを感じられず、自分の人生がつまらなく感じる方も少なくありません。

このように、強い孤独を感じたことがきっかけで「人と関わりたい」という気持ちが生まれ、社会復帰に向けて動き出す方も多いのです。

7. 健康面の不安を感じるようになった

健康状態の悪化をきっかけに社会復帰を考え始める方もいます。心と体の不調を実感することで、生活リズムを整えたいと思うようになるからです。

たとえば階段を少し上っただけで息切れしたり、以前より疲れやすくなったりして「このままではまずい…」と焦りを覚える方も珍しくありません。


昼夜逆転の生活や、偏った食事が続くと気分の落ち込みにつながりやすく、体力や気力がどんどん落ちていくことに不安を強く覚えるようにもなります。

そのため、健康を取り戻したいという思いから、「社会人として規則正しい生活を送りたい」と考えるようになるニートの方も多いのです。

ニートを脱出できない原因と対処法

ニートを脱出できない原因としては、外からの刺激を受けにくい環境で過ごしていることが挙げられます。生活に変化がないと、行動するきっかけが手に入りにくいからです。

そこで、すでに働いている友人を飲みに誘ってみるなど、自分にはない経験や考えに触れる機会を少しずつ作ってみましょう。

ここでは、ニートから抜け出せない5つの原因と対処法を紹介します。現状を変えたいけど何をすればいいか分からない…という方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 外からの刺激を受けにくい

外的な刺激を受けにくいことは、ニートから脱出できない大きな原因の一つです。
変化のない日々を過ごしていると、“行動のきっかけ”が生まれにくいからです。

たとえば「同じような時間に起き、ゲームをしたりして一日が終わる」といった生活が続くと就職に関する情報が入ってきません。

変化のない毎日を繰り返していると新しい情報に触れにくいため、行動を起こすきっかけに巡り会えず、結果として現状維持を選び続けてしまうのです。

対策:普段の生活にない経験を取り入れる

普段の生活にない経験を取り入れることは、ニートから脱出するきっかけ作りとして有効です。新しい環境や人との出会いが刺激となり、就職のモチベーションが高まる可能性があるからです。

多くの場合、何のきっかけもない状態から「就職しよう」と思うことはありません。そこで、まずは働いている友人と会って仕事の話を聞く、ハローワークの就職セミナーに参加してみるなど、普段の生活にない経験を取り入れてみましょう。

小さな行動からでもOKなので、ニート状態を抜け出したい方は「外からの刺激」を受けることをぜひ意識してみてください。

2. 無気力な状態になっている

ニート生活が長期間続いていることで無気力感に悩まされる方も多く、社会復帰のモチベーションが下がっているケースもよく見られます。

たとえば「今日も何もしなかった」と感じる日が続くと自己肯定感が下がり、「どうせ自分なんて…」といった否定的な考えに陥ってしまうこともあります。

同じことの繰り返しの毎日だと、達成感や成長を感じられません。結果として行動を起こす気力が湧かず、ニート状態を続けてしまう方が多いのです。

対策:生活習慣を見直す

無気力状態から抜け出すには、まずは生活習慣を見直し、規則正しいリズムを取り戻すことが大切です。体内時計が整うと心と体の調子も安定し、気持ちも前向きになるからです。

たとえば毎朝決まった時間に起きて日光を浴び、軽く体を動かすだけでも気分が少し明るくなります。3食しっかり食べる、寝る前に食事をとらない、といったことも効果的です。

生活習慣の改善は、就職後に安定して働くための土台づくりにもなります。ニート生活が続くと生活習慣が乱れやすくなるので、睡眠や食事を見直しつつ、無気力な状態から少しずつ抜け出していきましょう。

3. 監視の目がない

ニートから脱出できない原因としては、監視の目がないことも挙げられます。自分を律してくれる存在が身近にいないと、就職を目指すきっかけが手に入りにくいからです。

たとえば親が忙しくて干渉してこなかったりすると、「何もしなくても誰にも注意されない」といった考えに陥りがちです。

このように「誰かに見られている」という実感がないと緊張感が生まれにくく、やるべきことを先延ばしにしてしまうことでニート状態が長引いてしまう方も多いのです。

対策:キャリアアドバイザーと就活を進める

周りの目がないとダラけてしまう方は、キャリアアドバイザーと一緒に就活に取り組むのがおすすめです。第三者の目があることで適度な緊張感が生まれ、就活を継続して続けられるようになるからです。

たとえば社会人経験が少ない方向けの就職エージェントを使うと、ニートの就職ノウハウに詳しいアドバイザーが内定までサポートしてくれます。

「来週までに応募書類を準備しましょう」といった具体的な計画も示してくれるので、何から始めればいいか分からない方でも安心です。

一人で進める就活に自信がない方は、キャリアアドバイザーの力を借りてみましょう。

4. 自己肯定感が下がっている

「内定をもらえるはずがない」といった気持ちから、ニート状態を抜け出せない方も少なくありません。ニート生活が続くと自己肯定感が下がりやすくなるため、自分に対して自信を持てなくなってしまうからです。

たとえば同年代の友人が働いている姿を見て、「自分だけが取り残されている」と感じることもあるかもしれません。

こうした状態では「どうせ自分なんて…」といったネガティブ思考が強くなり、就活に踏み出す気力も失ってしまうのです。

対策:小さな成功体験を積み重ねる

自信を取り戻したい方は、小さな目標を達成する経験を積み重ねましょう。「自分にもできた」という実感が、次の行動を起こすきっかけになるからです。

たとえば「今日は30分だけ部屋を片づける」「履歴書の下書きを1行だけ書く」といった簡単な目標から始めてもOKです。

目標を達成できたら自分をしっかりと褒めるなど、こうした積み重ねによって「自分にもできる」という感覚が少しずつ育っていきます。

ニートから脱出するためにも、まずは自分にとって無理のない目標をクリアすることを目指しつつ、自己肯定感を少しずつ高めていきましょう。

5. 働けるか不安

働けるかどうか不安で、なかなか就職に踏み出せないニートの方も少なくありません。ブランクが長くなるほど、働くことに対する不安が強くなるからです。

たとえば「毎日きちんと起きられるだろうか」「仕事の指示を理解できるだろうか」といった疑問が次々に浮かび、就職に対して“恐怖”に近い感情を抱いてしまう方もいます。

結果として「自分には働くのは無理かもしれない」と感じ、就職に向けた一歩を踏み出せない状態が続いてしまうのです。

対策:求人サイトを定期的にチェックする

働くことに不安がある方は、求人サイトを見る習慣を作りましょう。

求人に日常的に触れることで就職が身近になり、就活に対して漠然と抱いていた恐怖心が薄れていくことが多いからです。

求人サイトとは、企業の求人情報が一覧で掲載されているWebサイトのことです。

「未経験OK」「ブランク歓迎」といった求人もあり、こうした求人を見つけることで「ニートでも応募できる求人は多いかもしれない」といった気付きも手に入ります。

心理的なハードルが下がるきっかけになるので、ニートから脱出したい方は求人サイトを定期的にチェックしてみましょう。

ニートから脱出する方法

ニートから脱出したい方は、まずは「ニートになった理由」を振り返ることから始めましょう。原因を知ることで、自分に合った対策が見えてくるからです。

入社日を決めるといった「長期的な目標」を立てつつ、大きな苦労を感じずに達成できる「短期的な目標」を一つずつクリアしていくことも大切です。

ここではニートから脱出する方法を7つ紹介しますので、就職に向けて何から始めればいいか分からない方はぜひ参考にしてください。

1. ニートになった理由を振り返る

ニートから脱出するには、「なぜニートになったのか」というきっかけを思い出すことが大切です。原因が分からないまま就職すると同じような壁にぶつかり、再びニートに戻る可能性が高いからです。

たとえば前職を辞めた原因が「ノルマのプレッシャーに耐えられなかったこと」だった場合は、競争の激しい職場よりも、自分のペースで働ける環境のほうが向いているかもしれません。

原因をはっきりさせると、自分に合う仕事や働き方のヒントが見つかります。同じ悩みを繰り返さないためにも、まずは自分自身の過去と冷静に向き合う時間を持ちましょう。

2. 入社日を決める

ニートから抜け出したい方は、はじめに入社日を決めるのがおすすめです。「いつから働くか」というゴールを決めるとやるべきことがはっきりして、就活に向けたモチベーションも自然と高まるからです。

何も目標を決めないと、「まだ大丈夫」「もう少し暖かくなってきたら動き始めよう」と、つい先延ばしにしてしまいます。

一方で、たとえば「3か月後に入社して仕事を始める」と決めると、生活リズムを整えたり、求人を調べたりと具体的なアクションが見えてきます。

ニートから脱出するきっかけにもなるので、まずは入社日を決めてしまいましょう。

3. 短期的な目標を決める

ニートから抜け出したい方は、短期的な目標を一つずつクリアすることを意識してみてください。「30社に応募する」「面接練習を毎日する」といった目標をいきなり立てると負担が大きく、挫折しやすいからです。

そこでおすすめなのが、スモールステップを意識することです。

たとえば「毎日決まった時間に起きること」を1週間続けられたら、次は「図書館で1時間過ごすこと」を目標にするなど、行動範囲を少しずつ広げていきます。

「自分にもできる」という気持ちが生まれ、自信にもつながるので、まずは小さな目標を少しずつクリアしていくことを意識しましょう。

4. コミュニケーションスキルを学ぶ

ニートから脱出するには、コミュニケーションスキルを身につけることも大切です。長く人と接していないと、あいさつや受け答えなど、基本的なやりとりにも不安を感じやすくなるからです。

たとえば「地域若者サポートステーション(サポステ)」では、無料のコミュニケーション講座を開催しています。参加者同士でフリートークをしたり、自己表現の方法を学べたりと、実際の職場で役立つ学びが手に入ることが特徴です。

人間関係の不安から社会復帰に踏み出せない方は、「サポステ」などの支援も受けつつ、コミュニケーションスキルを高めていきましょう。

5. 働く経験を少しずつ積む

いきなり週5日働くと負担が大きいため、まずは短時間の仕事から始めてみるのもおすすめです。

たとえば1日だけのイベントスタッフなど、単発バイトに挑戦してみても良いでしょう。「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトに登録し、アンケート回答や文字起こしなど、1〜2時間でできる仕事を請け負うのも一つの手です。

仕事に徐々に慣れていくと「自分にもできる」と感じられるようになり、社会復帰への不安も和らいでいきます。

ニートから脱出したい方は、単発バイトなどに取り組むことをきっかけに、働く経験を少しずつ積んでいきましょう。

6. 資格取得を目指す

ニートからの就職を成功させたい方は、資格取得にも挑戦してみましょう。

就職でアピール材料になるだけでなく、勉強習慣ができることで生活リズムが整い、目標に向かって努力する姿勢も身につくなど様々なメリットが手に入るからです。

たとえば「簿記3級」は、独学でも3か月ほどで合格を目指せます。パソコンスキルや事務処理能力を高めたい方は「MOS」や「日商PC検定」の受検を検討してみましょう。

資格取得はスキルアップにつながるだけでなく、自信をつけるきっかけにもなります。まずは自分に合った資格を見つけて、少しずつ勉強を始めてみましょう。

7. 就職支援サービスを利用する

ニートから抜け出したい方は、就職支援サービスを活用してみましょう。
専門スタッフのサポートを受けることで、初めての就活であっても安心して就職を目指せるからです。

ニートの方におすすめの就職支援サービスは、以下の通りです。

  • 就職エージェント
  • 地域若者サポートステーション(サポステ)
  • ジョブカフェ
  • ハローワーク

たとえば就職エージェントを使うと、キャリアカウンセラーが悩みの相談に乗ってくれたり、履歴書の書き方や面接対策などのアドバイスを送ってくれたりします。

上記のサービスは全て無料で利用できるので、まずは気軽に相談してみましょう。

ニートから脱出するきっかけを知りたい人のよくある質問

ニートから脱出するきっかけを知りたい方が抱く質問・疑問に3つお答えします。

  • ニートから社会復帰するには何から始めるべき?
  • ニートに慣れてしまった時は何をしたらいい?
  • 30代がニート脱出を目指すには何をすべき?

ニートから社会復帰するには何から始めるべき?

ニートから抜け出したい方は、自己分析から始めてみましょう。「なぜニートになったのか」「自分はどんなことが得意か」などを考えることで、就活の方向性が見えてくるからです。

たとえば「人と話すのが苦手」と気付けば、少人数の職場を中心に探すなど、次のアクションを考えやすくなります。

「コツコツとした作業が得意」と分かれば、事務や倉庫作業などに適性があるかもしれません。

自分と向き合う時間を持つことは、社会復帰に向けた第一歩です。褒められた経験や挫折経験を紙に書き出してみるなど、まずは自分自身について知る時間を作ってみましょう。

ニートに慣れてしまった時は何をしたらいい?

ニート状態が長く続き、今の生活に慣れてしまった方は、あえて“ネガティブな情報”に目を向けてみるのが効果的です。将来の不安を直視することで「このままじゃまずい」と感じ、就職意欲が高まることは多いからです。

たとえば無職期間が1年以上あると、再就職が難しくなることが知られています。事実、離職から1年以上を超えると再就職率が20%ほど下がることが分かっています(※)。

こうした現実を知ると「今すぐ動かないと…」という意識が芽生えるきっかけになるので、ニートから脱出したい方は“ネガティブな情報”にもぜひ触れてみてください。

※出典:リクルートワークス研究所「なぜ転職したいのに転職しないのか―転職の“都市伝説”を検証する―」P.13

30代がニート脱出を目指すには何をすべき?

30代のニートの方が社会復帰を目指す際は、就職支援サービスの活用がおすすめです。
一人で進めるより、専門家のアドバイスを受けながら就活を進めるほうが内定に近づきやすいからです。

30代になると未経験での就職が難しくなり、不安を感じる方も多いはずです。そこで、次のような支援サービスを活用してみましょう。

  • わかものハローワーク(概ね35歳まで)
  • サポステ(49歳まで)

たとえば「わかものハローワーク」では、専任の担当者が正社員就職を一貫してサポートしてくれます。

就職成功率を高めたい方は、まずは気軽に相談してみてください。

まとめ

この記事では、ニートから脱出するきっかけを8つ紹介しました。

お金の不安や、将来への焦り、親からのプレッシャーによって就活を始める方は少なくありません。

無料の就職セミナーに参加するなど、“外の刺激”を取り入れることで就職意欲が湧いてくるケースも多いので、社会復帰に向けて少しずつ行動を起こしていきましょう。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」