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ニートの割合は?割合の推移と年齢別・学歴別のデータを紹介

ニートの割合は?割合の推移と年齢別・学歴別のデータを紹介

日本におけるニートの割合はどのぐらいかご存知ですか?本記事では、ニートの割合の推移と年齢別・学歴別のデータを紹介します。ニートの就活成功の割合などもまとめていますので、ニートの方はぜひ将来を考える際の参考にしてください。

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日本におけるニートの割合【2021年版】

日本におけるニートの割合

はじめに、ニート全体の割合を解説します。「ニート」と似た言葉に「若年無業者」がありますが、厚生労働省「ニートの就労を支援する「地域若者サポートステーション」11カ所を追加選定」と、内閣府「若年無業者(15~39歳)数及び割合~就業構造基本調査(平成19年)の再集計結果~」の記載を見てみると、それぞれ以下のように定義されています。

  • ニート…15∼34歳の男女のうち、主に通学や家事をしていない無業者
  • 若年無業者…15〜39歳の男女のうち、主に通学や家事をしていない無業者。かつ、就業を希望しているが就職活動をしていない/または就職を希望していない者

現在では、ニートと若年無業者を同じ意味と捉え、対象年齢をともに「15~34歳の男女」とするケースも多い一方、「若年無業者」には35~39歳が含まれていることもあります。

つまり「一般的には、ニートと呼ばれる年齢は34歳まで。ただし『若年無業者』として考えたときには、39歳までが対象になっていることもある」ということです。

ここでは、まず総人口、年齢別、学歴別におけるニート(及び若年無業者)の割合を、それぞれご紹介します。

総人口に占めるニートの割合

総務省統計局「人口推計の結果の概要」と、Yahoo!ニュース「2020年時点で87万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる(2021年公開版)」を参考とした、日本の総人口とニート・若年無業者の人口、総人口におけるニートの割合は、以下の通りです。

ニート若年無業者
総人口1億2555万2000人1億2555万2000人
人口69万人87万人
割合14.4%18.2%

日本の総人口におけるニート及び若年無業者の割合は約1.5~2割程度であることが、このデータからわかります。

年齢別ニートの割合

総務省統計局「人口推計の結果の概要」と、Yahoo!ニュース「2020年時点で87万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる(2021年公開版)」を参考とした、日本の総人口とニートの人口、総人口におけるニートの割合(※)は、以下の通りです。

※若年無業者の定義による「35~39歳」も含んだ各割合

総人口ニートの人口ニートの割合
15~19歳560万人19万人2.9%
20~24歳637万人18万人3.5%
25~29歳633万人14万人4.5%
30~34歳648万人18万人3.6%
35~39歳730万人18万人4%

ニートの数は各年齢ごとの人口の約3~4%程度で、少数派であることがわかります。

基本的には、大半の人が学生、社会人、フリーター、主婦などいずれかの属性に該当しているため、「何もしていない」ニート状態にある人は、そこまで多くはないことが考えられます。

学歴別ニートの割合

労働政策研究・研修機構「非求職無業者(ニート)の経歴と意識、世帯の状況」によると、ニートの学歴別割合(※)は、次のようになっています。

※「15~34歳で仕事に就いていない人」の最終学歴の割合

最終学歴割合
中卒18.1%
高卒57.2%
短大・専門学校卒10.9%
大学・大学院卒13.2%

このデータを見ると、ニートの最終学歴は高卒が半数以上と、もっとも多いことがわかります。その理由として「高卒で就職したが早期離職した」「学歴がないため就職が困難」「大学や専門学校などを中退後高卒扱いになりそのままニートになった」なども考えられます。

ニートの人口推移とその割合

ニートの数と割合は、どのように変化しているのでしょうか。ニートの人口推移や、2020年にニートの数が増えた背景について解説します。

過去10年間のニート割合の推移

Yahoo!ニュース「15~39歳の37人に1人が該当…「ニート」人口比率の推移と現状をさぐる(2021年公開版)」によると、過去10年間のニート割合の推移(※)は、以下の通りです。

※15~39歳の総人口に占めるニートの割合

  • 2010年:2%
  • 2011年:2.1%
  • 2012年:2.3%
  • 2013年:2.2%
  • 2014年:2.2%
  • 2015年:2.2%
  • 2016年:2.3%
  • 2017年:2.1%
  • 2018年:2.1%
  • 2019年:2.3%
  • 2020年:2.7%

ニートの人口割合は2%台で推移しています。100人中2人程度がニートだと考えると、少数派ではあるものの、常に一定数存在していることになります。なお、2020年は過去10年でもっとも高い割合となっていることがわかります。

年齢別ニート人口の推移

Yahoo!ニュース「2020年時点で87万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる(2021年公開版)」によると、年齢別に見たニート人口は、過去5年間で以下のように推移しています。

西暦/年齢15~19歳20~24歳25~29歳30~34歳35~39歳
2016年9万人14万人16万人19万人20万人
2017年7万人14万人15万人17万人18万人
2018年7万人14万人15万人17万人18万人
2019年9万人15万人14万人18万人18万人
2020年19万人18万人14万人18万人18万人

こちらも、2019年から2020年にかけて10代後半~20代前半のニート人口の増加が目立っています。一方で20代後半~30代は、さほどニート人口に大きな変化はないことがわかります。

2020年にニートが急激に増加

前述の通り、2020年のわずか1年間で、ニートは人数・割合ともに急増しました。

ニート増加の原因のひとつとして考えられるのが、新型コロナウイルスの流行です。日本経済新聞「新型コロナ関連解雇7.9万人超 厚労省2020年累計」によると、新型コロナ関連の影響によって2020年に解雇などになった人は、同年12月28日時点で累計7万9608人となっています。

失業を機にニートになる人がいる一方、大学や専門学校などを中退した結果、ニートになる人もいます。朝日新聞「コロナ禍で休退学5千人超 大学生・院生、文科省が調査」によると、2020年10月までに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大学・専門学校を休学・中退した学生は約5238人いることが判明しています。

中退・休学者が増加した理由としては、以下が考えられます。

  • 感染拡大による経済的な問題(バイト先がなくなった、親が失業したなど)
  • オンライン授業によるストレスや孤独・不安感

このように、新型コロナウイルスの影響から、2020年にニートの数が急増したことは否定できません。

ニートになった理由/ニートを続ける理由の割合

ニートになった理由と、ニート生活を続ける理由・その割合について、それぞれ見ていきましょう。

ニートになった理由

現在ニートの人がニートになったのは、そもそもどのような理由があるのでしょうか。厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)調査」(※)とその他のデータも元に、ニートになった理由を紹介します。

※以下「厚生労働省のデータ」として紹介

学校でいじめられた

ニートになった理由のひとつが、いじめられた経験です。以下のデータから、学生時代にいじめを受けていた人は、ニートとなる確率が高いと考えられます。

厚生労働省のデータによると、ニート全体の55%が「学校でいじめを受けた経験がある」と回答しています。

内閣府「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」の結果「小中学校時代にいじめられた経験がある」と答えた割合は以下の通りです。

  • 引きこもり:42.4%
  • 一般群:22.9%

つまり引きこもりやニートは、一般の人に比べおよそ2倍〜2.5倍の割合でいじめにあっていることが分かります。

人間関係のストレスによってニートになる人も多いですが、特に学生時代に周りからいじめられた人は「いじめられたこと」がトラウマになっている場合が多く、人間関係に苦手意識を持ってしまうようです。

学校を中退した

厚生労働省のデータによると、ニートのうち中退者の割合は、高校から大学、専門学校まで含めて約30%という結果でした。

学校を中退する理由として、以下が考えられます。

  • 学校になじめなかった
  • 学費が払えなくなった
  • 友人ができなかった
  • 勉強についていけなかった

いずれにしても中退した後、明確な目標が持てなかったり、ストレスで外出できず引きこもりがちとなり、結果としてニートになってしまう人も多いようです。

精神的な病気

精神的な病気をきっかけに、ニートとなる人も一定数います。病気を発症する要因としては、家庭環境や学生時代、就職先でなんらかの強いストレスを経験したことなどが考えられます。

精神的な病気は、決して本人のせいではありません。しかし治療に時間がかかったり、再発率も高く、がんばって就職しても、病気が再発して辞めざるを得ないケースもあります。

厚生労働省職業安定局:障害者雇用の現状等」を見てみると、特に精神障害者の働く環境は厳しく、1年以内の定着率は約5割程度です。精神的な病気により「働きたくても思うように働けない」という状況に陥ってしまう人も多いのです。

仕事のストレス

厚生労働省のデータによると、仕事に対する意識の質問では、ニートの多くが以下の苦手意識を持っていると答えました。

  • 仕事をしていく上での人間関係:80.9%
  • 仕事を覚える:57.2%
  • 仕事で失敗を繰り返さない:59.8%
  • 教えてもらわなくても、周囲のやり方を見て覚える:60.2%

社会人として一度は就職したものの、高圧的な上司から怒られ続けたり、同期にいじめられたりして人間関係がうまくいかなくなると、仕事を辞めてしまったり、ふたたび働くのが怖くなったりすることがあります。

自分に厳しすぎる傾向がある人も、ニートになりやすいといえます。ささいなミスなどで自分の能力に自信を失くしてしまい、働くことから距離を置いてしまうことがあるのです。

ニートを続ける理由

就職を希望している・希望していないニートのそれぞれの理由について、データをもとに解説します。

就業希望ニートがニートを続ける理由

Yahoo!ニュース「2020年時点で87万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる(2021年公開版)」によると、就職希望ニート(就職したいと思っているが、就職活動はしていない状態)がニートを続けている理由の上位5つは、以下の通りです。

  • 病気・けがのため:33.6%
  • その他:26.1%
  • 知識・能力に自信がない:11.9%
  • 急いで仕事に就く必要がない:7.3%
  • 学校以外で進学や資格取得などの勉強中/探したが見つからない:6.3%

病気やけがが原因で、就職活動をしたいが物理的にできていない人がもっとも多いことがわかります。一方、なんらかの理由で自分に自信をなくしていて「就職しなければ」と思ってはいるものの、不安で就活に一歩踏み出せないという人も一定数いることが考えられます。

非就業希望ニートがニートを続ける理由

Yahoo!ニュース「2020年時点で87万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる(2021年公開版)」によると、非就職希望ニート(就職したいと思っておらず、就職活動もしていない状態)がニートを続けている理由の上位5つは、以下の通りです。

  • 病気・けがのため:33.4%
  • その他:26.9%
  • 特に理由はない:18%
  • 仕事をする自信がない:6.9%
  • 学校以外で進学や資格取得などの勉強中/探したが見つからない:6.6%

こちらも、病気・けががもっとも多い理由となっています。ただし「病気」は必ずしも肉体的なものとは限らず、精神的な病である可能性も高いといえます。過去に学校でいじめに遭ったり、職場でハラスメントに遭ったりして心を病み、働く意欲を失ってしまっている人もいるはずです。

ニートが就活成功する割合

ニートが就活に成功する割合はどの程度なのでしょうか。今回はフリーターのデータを参考に、年齢別、ニート(フリーター)期間別の就職成功率について、それぞれご紹介します。

年齢別ニートの就職率

労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・ 職業能力開発の現状 ③ -平成29年版「就業構造基本調査」より-」で、2017年時点でフリーターから正社員への移行割合を年齢別にみてみると、以下の通りです。

  • 15〜19歳→29.9%
  • 20〜24歳→32.7%
  • 25〜29歳→25.5%
  • 30〜34歳→18.1%
  • 35〜39歳→15.5%

このデータは「アルバイト・パートという働き方から正社員という働き方になった人」の割合です。そのため、一般的なニートからの正社員就職率と比較するとやや低くはなっています。

しかし、年齢が上がるほど正社員就職率が下がっていくことには変わりはありません。特に30代以降は、就職成功率はわずか1.5~2割弱程度にとどまっています。

年齢が高いほど就職しづらくなってしまう傾向が見られますが、企業目線からすると、以下のような理由があります。

  • 年齢相応のスキルや知識がない
  • 入社後の教育が必要だが、その余裕がない
  • 未経験者ならば若手を採用したい

ニートからの就職は、若いほど有利なのは事実です。これは、たとえニートだったとしても若さが武器になり、ポテンシャルを評価されて採用されるケースも少なくないためです。

30代以降になると企業は「即戦力」を求めるようになっていくことから、どうしても、ニートからの就職難易度は高くなりがちです。

ニート期間別ニートの就職率

厚生労働省「正社員?フリーター?何が違うの?〜将来の進路について悩んでいる方へ~」によると、ニート(フリーター)期間別の就職率は、以下の通りです。

その理由は、以下のフリーター歴別就職率データを参照ください。

  • 6ヶ月以内:64%
  • 7ヶ月〜1年:58.3%
  • 1年〜2年:52.2%
  • 2年〜3年:58.9%
  • 3年以上:48.9%

定職に就いていなかった期間が半年以内であれば6割以上が就職に成功できていますが、1年以上で半数程度、3年以上で半分以下と、どんどん下がっていることがわかります。つまり、ニート期間が長ければ長いほど就職が難しくなるということです。

ニート期間が長かった人に対して企業が懸念することとしては、以下があります。

  • 業務についていけるか/すぐに辞めないか
  • 人間性に問題はないか
  • 職場での人間関係を築いていけるか

ニート期間が長いほど、ブランクも長いという事実は避けられません。企業からすると、しばらく社会から離れていたことによるズレが仕事に支障をきたさないかどうか、常識的な対応ができる人物なのか、などを気にする可能性が高いのです。

まとめ

ニートの割合についてご紹介してきました。ニートは世の中全体から見ればそう多くはないため、病気や失業などの「やむを得ない事情」などでない限りは、就職活動をした際に厳しい目で見られてしまうことはどうしてもあります。

しかし、ニートから就職に成功し、現在企業で活躍している人がたくさんいることも事実です。ニートからの就職は、早めの行動がおすすめです。これから正社員就職を目指したいニートの方は、ぜひ弊社ジェイックへご相談ください。

よくある質問

20代ニートの割合は?

20代ニートの割合は全体の8%です。約1割弱と、20代ニートは一定数存在していることがわかります。大学中退や早期離職、ほかにやりたいことがあるなどが要因で、一時的にニートになっている人もいるかもしれません。「年齢別ニートの割合」も参考にしてみてください。

大卒ニートの割合は?

「学歴別ニートの割合」でご紹介している通り、大学・大学院卒のニートの割合は13.2%です。つまり、学歴があるからといって、ニートにならないわけではないということです。就職活動に失敗した、働きたくない、資格の勉強をしているなど、それぞれに、大卒ニートになった事情があるでしょう。

ニートでも就職は可能?

もちろん可能です。ただし、通常の就活と比べて大変になることは事実です。ニートで正社員就職経験がない場合は特に、就職活動の基本や企業選び、マナーなどに自信がない方も多いはずです。「ジェイック」をご利用いただければ、短期集中の就職講座や、書類選考なしの合同面接会にご参加いただけます。

ニートの就職活動の進め方を知りたい

ニートからの就職活動は、正しい方法で進めないとなかなか内定をもらえなかったり、ブラック企業に就職したりしてしまうリスクがあります。ジェイックの「就職相談」にお申込みいただければ、プロのアドバイザーが現状をヒアリングしたうえで、ニートからの就職活動についてアドバイスいたします。

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