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大学中退で就活するならハローワークを活用しよう!利用法は?

大学中退で就活するならハローワークを活用しよう!利用法は?

大学中退後に就活する場合に、ハローワークをどのように利用すればいいのかわからず、迷う人もいるでしょう。ハローワークの利用方法は決して難しいものではないので、就活中は積極的に利用してみましょう。

ここでは、大学中退後の就活でハローワークを利用する方法や活用するためのポイント、利用する上で注意すべき点などを紹介します。

この記事のまとめ
  • ハローワークへ行く際は、私服&手ぶらでOK!
  • ハローワークでは、無料で相談員と面談&面接対策をしてもらえる!
  • ハローワークよりも大学中退者に特化している就活エージェントがある!
  • ハローワークの受付で手続きを済ませれば、自宅でも限定求人を閲覧できる!
  • ハローワークは必ずしも正社員採用を約束したものではない!

大学中退者がハローワークに行く前の準備

ただ、初めてハローワークに行くときは、服装や持ち物など、何が必要になるのかわからず、不安に感じることがあるでしょう。

ハローワークに行く前に、準備することや服装についてきちんと把握しておきましょう。

就活目的だけなら持ち物は不要

大学中退後の就活目的でハローワークに出かけるのであれば、持参するものは何もありません。

失業給付金などの手続き時であれば、印鑑や身分証明書などが必要になりますが、仕事を探すだけであれば手ぶらで出向くことができます。

ボールペンなどの文房具も施設に用意されている場合が多いので、手ぶらで出かけても困ることはありません。

服装は私服でOK

市役所や図書館と同じように、ハローワークは公的機関なので、服装は普段着でもかまいません。

職探しをするからといって、わざわざスーツを着て行く必要はないので、過ごしやすい服装で出かけましょう。

大学中退した方だと、たまにスーツを持っていない人もいますが、安心して私服で相談しに行きましょう。

ハローワークは緊張感漂うような場所ではないので、私服だからといって注意される心配はありません。服装のNGラインなども特にないので、買い物ついでに立ち寄ることもできます。

アクセス方法をチェック

ハローワークに行く前に、アクセス方法を確認しておきましょう。ハローワークの所在地だけ確認するのではなく、そこに出向くまでにかかる時間や、使える交通機関、駐車場の有無などをきちんと確認しておく必要があります。

ハローワークの所在地は厚生労働省のホームページで確認できますが、中には古い施設もあるので、駐車場が狭くて空いていない場合もあります。駐車場の有無や空き状況などを事前に問い合わせておくと安心です。

大学中退者が利用できるハローワークの就職支援

大学中退者は、ハローワークで全国の求人情報を検索できるだけでなく、就職に関する相談やアドバイスも無料で受けられます。

模擬面接や履歴書の書き方セミナー、適性検査の受検など、就職成功に役立つ様々なサポートを無料で受けられるのも魅力です。

では、ハローワークが提供している8つの代表的なサービスを紹介します。

1. 求人の閲覧

ハローワークでは膨大な求人情報を無料で閲覧できるため、大学中退者でも多くの仕事に出会えるでしょう。

求人の探し方は、大きく次の2つに分けられます。

  • 求人検索機
  • ハローワークインターネットサービス

ハローワーク内に設置された求人検索機では、業種や職種、希望する賃金や勤務地など、細かい条件を指定して求人を探せます。

ハローワークインターネットサービスでは、パソコンやスマートフォン、タブレットを使って、自宅などから求人の検索が可能です。

なお、ハローワークインターネットサービスは求職登録(※)をしていなくても求人情報の一部を閲覧できますが、全ての求人情報を見たい場合は求職登録が必要になります。

ハローワークの求人には職歴を問わない求人も多いので、スキルに自信がない大学中退の方も気軽に求人を検索してみてください。

※求職登録:ハローワークのサービスを利用する際に必要な事前登録のこと(ハローワークインターネットサービス上でも登録可能)

2. 求人紹介

ハローワークでは「オンラインハローワーク紹介」も行っており、自分では見つけられなかった企業や仕事に出会える可能性もあります。

オンラインハローワーク紹介とは、ハローワーク職員への職業相談を経たうえで、面談の中で伝えた希望条件にマッチする求人を職員が提案してくれるサービスです。

紹介された求人は、オンライン上の「求職者マイページ」から確認できます。

なお、オンラインハローワーク紹介を利用するには、ハローワーク利用登録(※)が必要です。

自分に合った求人を提案してほしい大学中退者は、オンラインハローワーク紹介も活用してみましょう。

※ハローワーク利用登録:ハローワークに出向いて求職申込み手続きを行う登録方法(オンライン登録後にハローワークに電話することで登録できる場合もあり)

3. 応募手続き

ハローワークでは企業との応募手続きを代行してくれるため、初めての就活で企業とうまくやり取りできるか不安な大学中退者でも安心です。

ハローワークにはいくつかの応募方法がありますが、職員に応募手続きを代行してほしい場合は「ハローワーク窓口」経由で応募しましょう。

この方法の場合、気になる求人が見つかったら「求人番号」などを窓口で伝えることで、職員が企業に直接連絡を取って面接日程の調整などを行ってくれます(※)。

自分ひとりで企業に連絡をするのが不安な大学中退者は、ハローワークの窓口経由で応募しましょう。

※面接前に書類選考がある場合は、求職者が企業と面接日程の調整を行う必要があります

4. 就職相談

ハローワークを使うと“就職のプロ”の職員に就職相談ができるため、就職活動の進め方に悩んでいる大学中退者の方は特に心強く感じられるでしょう。

たとえば、次のような相談ができます。

  • 大学中退がマイナス評価にならない方法を知りたい
  • どの業界・仕事に自分が向いているか分からない
  • 履歴書の書き方や面接のマナーが知りたい

利用するハローワークによって相談方法は多少異なりますが、基本的には対面だけでなく、電話やオンラインでの相談にも対応しています。

就活に不安を感じている大学中退者の方は、ハローワークの職員に相談してみましょう。

5. 選考対策

ハローワークを使うと「選考対策」も無料で受けられるため、大学中退者でも企業にしっかりと自分をアピールできるようになります。

たとえば、次のようなサポートが受けられます。

  • 応募書類の添削(履歴書、職務経歴書、エントリーシートなど)
  • 面接の受け答えについてのアドバイス

内定獲得の可能性を高めたい大学中退者の方は、選考対策もぜひ活用してみましょう。

6. 就職セミナー

ハローワークでは無料の「就職セミナー」も多数開催しているため、就活が初めての大学中退者でも就職成功に役立つノウハウや知識が身につきます。

具体的には、次のようなセミナーを開催しています。

  • 履歴書・職務経歴書の書き方セミナー
  • 面接の受け方セミナー
  • ビジネスマナーセミナー

この他、模擬面接会や、多くの企業と一度に出会える合同説明会を開催しているハローワークも少なくありません。

自信を持って就活を進めたい方は、ハローワークのホームページなどで公開されている「イベント情報」をチェックし、気になるセミナーがあれば積極的に参加してみましょう。

7. 適性検査

ハローワークでは「適性検査」も無料で受検できるため、自分に向いている仕事を知りたい大学中退者は活用してみましょう。

多くの場合、次の適性検査を利用できます。

  • 一般職業適性検査(自分の能力や特性に合った職業分野を確認できる)
  • 職業興味検査(自分の興味分野を把握できる)
  • 職業レディネス・テスト(進路選択を考える際に役立つ心理検査)
  • キャリア・インサイト(適職診断などを受けられるツール)

これらの検査を受けるには、事前にハローワークへ電話をして、受検日時の予約が必要となる場合があります。

仕事選びのヒントがほしい方は、適性検査をぜひ受けてみましょう。

8. 職業訓練

ハローワークでは「職業訓練」の申込みも受け付けているため、スキルに自信がない大学中退者は受講を検討してみましょう。

職業訓練とは、ハローワークで求職登録を済ませた方が、就職に役立つスキルをほぼ無料で身につけられる公的制度です。

中退者の方は「求職者支援訓練」の利用が一般的で、パソコンスキルや医療事務、経理、営業、Webデザインなど、幅広いコースが用意されています。受講期間はおおむね2〜6ヶ月です。

受講にはいくつか条件があるため、職業訓練に関心がある方は、お住まいの地域を管轄するハローワークに相談してみましょう。

大学中退者がハローワークで就活するメリット

就職を目指す大学中退者にとって、ハローワークは大変便利な存在です。ハローワークには様々なメリットがあるので、就活中は積極的に利用しましょう。

誰でも無料で利用可能

ハローワークは公的施設なので、利用する際にお金は一切かかりません。

パソコン検索や相談員への質問もすべて無料で利用できるため、収入が少ない大学中退者でも安心して利用することができます。

自宅近くのハローワークが利用できる

ハローワークは各都道府県、地域ごとに設置されているので、自宅近くのハローワークを利用することができます。地方に住んでいても、わざわざ都市部まで出向く必要がありません。

交通費も少なくても済むので、大学中退者でも安心して何回でも相談しに行けます。

若者向けの求人が多い

ハローワークで扱っている求人の多くは35歳までを対象としているため、大学中退者の就活場所に適しています。

実際、大学中退後にハローワークで職探しをする人が多いので、気軽に立ち寄ることができます。

就職サポートがある

中退者の就活は孤独です。一人で就活をしていると、途中で迷ってしまったり、不安になる時もあるでしょう。

そんなときにハローワークへ行けば、相談員からアドバイスをもらえるため、前向きな気持ちを取り戻すことができます。

また、大学中退からの就職は新卒の場合よりもハードルが高くなります。

大学を中退したばかりで何から手をつけていいかわからない時も、ハローワークへ行けば、何をすべきか適切なアドバイスをもらえるので安心です。

ハローワークでは求人情報の提供以外にも、希望すれば面接対策などを行ってくれます。

希望する職業に就くにはどんな資格が必要になるのか、職業訓練が必要になるか等、具体的にアドバイスしてくれるので、一人で就活を続けるよりもメリットが大きいと言えます。

大学中退者がハローワークで就活するデメリット

大学中退者がハローワークを使って就職活動を進める場合、大企業や専門職の求人数に物足りなさを覚える方も多いかもしれません。

自分に合う求人を見つけにくかったり、担当者によってサポートの質にばらつきがあったりする点もデメリットといえるでしょう。

では、大学中退者がハローワークを利用する時に感じやすいデメリットを3つ紹介します。

1. 大企業や専門職の求人が見つかりにくい

ハローワークには中小企業の求人や非正規求人が多く集まるため、大企業や専門性の高い職種の求人は少なめです。

たとえば、大手金融機関の総合職や、大手メーカーの技術職といった就活で人気の求人は、時期によっては取り扱いがほぼない場合もあります。

弁護士や公認会計士など、高度な資格が必要な専門職の求人もそこまで多くありません。

掲載求人の多くは地元の中小企業が中心で、正社員以外の募集も多く見られます。ハローワークの求人にはこのような偏りがあるため、希望条件を満たす求人に出会えない可能性がある点に注意が必要です。

2. 自分に合う求人を見つけるのが難しい

ハローワークはおよそ122万件(※)もの求人を扱っているため、自分の希望に合う仕事を探すのが難しいこともデメリットといえるでしょう。

大学中退者の中には、「どんな仕事が向いているか分からない」「どの条件で求人を絞ればいいんだろう…」と悩む方も少なくありません。

そして、こうした「就活の軸」が定まっていない状態で膨大な数の求人を見ていくと、情報量に圧倒されてしまい、かえって判断に迷ってしまうこともあります。

そのため大学中退者がハローワークを使うと、仕事探しにかなり時間がかかってしまう恐れがあるのです。

※出典:厚生労働省「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績 令和7年4月(令和5年度末時点の提携求人件数)」p.37

3. 担当者によってサポートの質に差がある

ハローワークの職員は経験やスキルにばらつきがあるため、受けられるサポートの質が担当者によって変わる点もデメリットといえます。

基本的に、ハローワークの相談窓口では担当職員を選べません。

経験豊富な職員であれば、大学中退者の状況を踏まえたうえで、的確なアドバイスや求人紹介を行ってくれるでしょう。

一方、サポート実績が少ない職員が担当になった場合、たとえば履歴書の添削を依頼しても誤字脱字のチェックに留まるなど、期待していたサポートを受けられないこともあるのです。

このように、サポートの質に差がある点も事前に理解しておきましょう。

大学中退者がハローワークで就活を成功させるポイント

就活を意識し始めた大学中退者の方は、できるだけ早めにハローワークの利用を始めましょう。

「新卒応援ハローワーク」で手厚い支援を受けたり、中退理由の前向きな伝え方について職員から具体的なアドバイスをもらったりするのもおすすめです。

では、大学中退者がハローワークを使って就活を成功させるためのポイントを5つ紹介します。

1. できる限り早めに利用を始める

条件の良い求人はすぐに応募が締め切られるため、大学中退者はできるだけ早くハローワークを使い始めるのがおすすめです。

たとえば「在宅勤務可」や「研修制度が充実している」といった魅力的な求人は、募集開始から数日で定員に達してしまうこともあります。

早めに利用を開始すれば、こうした求人に応募できるチャンスを逃さずに済むだけでなく、職員との相談時間も確保しやすくなるため、模擬面接などの選考対策にもじっくり取り組めます。

チャンスを逃さず、万全の準備で選考に臨むためにも、大学中退者の方はなるべく早くハローワークで求職登録を行いましょう。

2.「新卒応援ハローワーク」や「わかものハローワーク」を使う

手厚いサポートを希望する方は、「新卒応援ハローワーク」や「わかものハローワーク」の利用も検討してみてください。

ハローワークにはいくつか種類があり、特にこの2つは20代の就職支援に強みがあります。

たとえば新卒応援ハローワークでは、一人ひとりに専任の担当者がつき、内定獲得まできめ細やかなサポートを無料で受けられます。

わかものハローワークも担当制で支援してくれますが、こちらは正社員就職に向けた支援が充実しているのが特徴です。

若者の就職に特化した専門的なアドバイスを受けられるため、大学中退者の方はこれらのハローワークも活用してみましょう。

3. 大学中退理由の伝え方などのアドバイスをもらう

ハローワークの職員は選考対策のアドバイスも送ってくれるため、特に「中退理由」の伝え方について具体的に教えてもらうことをおすすめします。

大学中退者は「なぜ中退したのですか?」と面接で質問されることが多いですが、どう伝えれば悪い印象を与えずに済むか悩む方も多いでしょう。

こうした場合は、まず“就職のプロ”であるハローワークの職員に相談してみましょう。ネガティブな印象を与えず、むしろ前向きな姿勢が伝わる答え方を教えてもらえるからです。

面接を突破したい大学中退者の方は、中退理由の伝え方についてハローワークで相談してみてください。

4. 応募条件が高くても諦めず、まずは相談する

求人条件の緩和や拡充を企業に提案してくれる場合があるため、応募条件を満たしていなくても諦めずに職員に相談してみましょう。

求人票の応募条件は“理想”であることが多く、応募者が集まらない場合などは条件を下げて募集することも珍しくありません。

そのため、たとえば「大卒以上が条件のこの求人に応募したいのですが…」と相談した場合、ハローワークが企業に連絡を取り、「高卒以上」へと変更してくれる可能性もあるのです。

このように企業と掛け合ってくれることもあるため、応募条件が高く感じられても、まずはハローワークに相談することをおすすめします。

5. トライアル雇用求人に応募する

働くことへの不安を和らげながら就職を目指せるため、大学中退者の方は「トライアル雇用求人」への応募も選択肢に入れてみましょう。

トライアル雇用とは、原則3か月間、給料をもらいながら働ける制度のことです。期間終了後、企業と本人が合意すれば正社員などの無期雇用として採用されます。

たとえば「いきなり正社員として働き続けるのは不安」という方でも、職場の雰囲気や業務内容を経験したうえで就職を判断できるので安心です。

正社員になれない場合もありますが、社会で実際に働く経験を積めるのは貴重な機会といえるでしょう。

ハローワークインターネットサービスの求人検索では「トライアル雇用併用求人」という条件で絞り込めるため、大学中退者の方はぜひ探してみてください。

大学中退者がハローワークを使う時の注意点

ハローワークはメリットがある一方で、注意すべき点がいくつかあります。就活を成功させるためにも、事前に注意点をきちんと把握しておきましょう。

ブラック企業に注意

ハローワークの求人には、ホワイト企業だけでなくブラック企業も含まれているので注意が必要です。

閲覧内容と異なる待遇のブラック企業もあるので、応募する際は十分注意しなければなりません。

あたかもホワイト企業であるかのように見せかけて求人を出す企業もあるため、初心者が見極めるのは困難だと言えます。

ブラック企業かどうかは、実際働いてみないとわからない部分もあるので、求人票の情報だけで良し悪しを判断するのは禁物です。

事前にしっかり情報収集を行い、自分が納得してから応募するようにしましょう。

私たちがサポートします
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採用期間が終了している場合がある

応募したいと思っても、すでに採用期間が終了している求人が混じっていることがあります。

時間を無駄遣いしないためにも、応募する前に必ず窓口で確認しておきましょう。

就活を成功させるためにも、安易な気持ちで応募するのは避けて、必ず窓口で相談してから応募するようにしましょう。

ハローワークの利用方法や流れ

初めてハローワークを利用するときは、事前に手続きを済ませておく必要があります。
手続きを済ませた後に、パソコンを使って求人情報を探せるようになります。

ハローワークを初めて利用する人向けに、ジェイックではハローワークガイドを作成しました。こちらも見ながら、ハローワークに行く準備を進めていきましょう。

一番最初に求職申込書に記入する

ハローワークに着いたら、まず初めに案内窓口に向かいましょう。
そこで「求職申込書」をもらい、氏名や学歴、希望の職種や年収など必要事項を記入します。

求職申込書に書かれた内容をもとに、ハローワークが就職活動をサポートしてくれるので、正確な情報を書き込むようにしましょう。

より具体的で明確な情報を記入することによって、就活をスムーズに進めていくことができます。

ハローワークカードを受け取る

求職申込書と引き換えに、求職者の氏名や求職番号が記載された「ハローワークカード」をもらうことができます。

このハローワークカードがあれば、パソコンでの検索や講習会などが利用できるようになるので、なくさないように大切に保管しておきましょう。

2回目以降にハローワークに訪問する際も、このハローワークカードが必要になるので、忘れずに持参しましょう。

大学中退者の就職事情

正社員就職の割合で見ると、大学中退者の就職率は33.9%となっています(※)。

男性は35.3%、女性は30.1%となっており、女性の正社員就職率が低いことも特徴です。

▼大学・大学院中退者の正社員就職までの期間(%)

期間男女計男性女性
離学前0.91.20.0
離学~3か月以内10.410.89.3
3年以内11.812.211.0
3年超2.72.72.7
正社員時期不明8.18.47.1
正社員移行なし45.742.953.3
就業形態不明6.57.63.3
未就業13.914.113.2

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表1-6 学歴別 正社員就業までの期間」p.21

※正社員就職率:大学院中退者を含む(離学前、離学~3か月以内、3年以内、3年超、正社員時期不明の割合の合計)

就職活動を始めるまでの期間を見ると、男女ともに約3人に1人が中退後3か月未満で就活を始めていることも分かります。

▼大学中退者が就職活動を始めるまでの期間(%)

期間男女計男性女性
中退する前から17.417.018.0
3か月未満33.233.931.8
3か月~6か月未満10.610.311.2
6か月~1年未満10.310.99.0
1年~3年未満18.017.020.2
3年以上9.810.09.4
無回答0.70.80.4

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究|図表3-3 中退後に就職活動を始めるまでの期間」p.90

大学中退者はハローワークと就職エージェントを併用しよう

大学中退後にハローワークで求人を探すのもいいですが、中退者向け就職エージェントも併用してみましょう。

ハローワークと中退者向けの就職エージェントを併用することによって、選択肢の幅が広がり、就活成功率を上げることができます。

大学中退に理解のある企業に就職できる

ハローワークの求人情報を見ただけでは、その企業が大学中退者に理解があるかまで知ることができません。

「大学中退」というだけで不採用にしまう企業も少なくないので、ハローワークだけでは就活に挫折してしまう可能性もあります。

就職エージェントを利用すれば、担当のエージェントが一人一人の経歴を調べた上で最適な企業を紹介してくれるため、少ない期間で効率よく就活を進めていくことができます。

大学中退者に特化したきめ細かいサービスが受けられる

一人で就活をするとなると、求人探しから面接対策、スケジュール調整まですべて自分でやる必要があるため、挫折しやすくなります。

その点、就職エージェントであれば、担当エージェントが面接日の調整や求人提案まで行ってくれるので、手間がかかりません。

企業との条件交渉も担当者が行ってくれるので、自分の希望を叶えやすいメリットがあります。

自分に合った就職エージェントを利用する

一言で就職エージェントといっても、得意分野がそれぞれ異なるので、自分に合うものを選ぶ必要があります。

IT業界に強い就職エージェントもあれば、関東エリアに特化した就職エージェントもあるので、事前に各サービスを比較しておきましょう。

ジェイックでは就業後のフォローまで徹底

世の中には数多くの就職エージェントがありますが、この記事を書いている私たちジェイックでは、大学中退者専門の就職エージェントを行っています。

専任の就職アドバイザーが正社員就職までサポートするだけでなく、就業後のフォローもしてくれるため、職場に慣れるまで相談することができます。

「大学中退のハローワーク」に関するよくある質問

大学中退者がハローワークで就活するメリットとは

大学中退者がハローワークを利用して就活をするメリットとしては、費用がかからないことや就職サポートを受けられることなどがあります。若者向けの支援などもあるため、中退者も気軽に利用できます。くわしくは「大学中退者がハローワークで就活するメリット」をご覧ください。

ハローワーク以外で大学中退者におすすめの就職支援サービスとは

ハローワーク以外に大学中退者におすすめの就職支援サービスは、ジェイックの「就職カレッジ® 中退者コース」です。中退者に特化しているため、効率的に就職活動に取り組むことが可能です。5日間の就職講座終了後は、書類選考なしの面接会にご参加いただけます。

ハローワークで就活するべきか悩んだ場合の対処法

ハローワークは誰でも利用できるため、ハローワークで就活するか迷っている大学中退者の方もいるでしょう。ただし、ハローワークの利用にはデメリットもあります。ジェイックの「就職相談」にお申込みいただければ、ハローワーク以外の就活方法についてアドバイスが可能です。

ハローワークの利用の流れについて知りたい

まずは最寄りのハローワークへ行き、求職登録をします。求職登録は、事前の仮登録も可能です。登録完了後にハローワークカードをもらい、サービスを利用できるようになります。具体的に知りたい方は「ハローワークの利用方法や流れ」を見てみましょう。

大学中退したら早めにハローワークや就職エージェントの利用を!

大学を中退した後に就活するなら、なるべく早めにハローワークと就職エージェントを活用しましょう。

すぐに活動を始めないと、ダラけた生活を送ってしまい、就活を始めるタイミングが遅れてしまいます。

大学中退直後であれば求人も見つかりやすいので、早めに行動を起こしましょう。

ハローワークと就職エージェントは、どちらも無料で利用できる上に、就職支援サービスもあるので、これまで就活をしたことがない人でも安心して利用することができます。

わからないことがあれば、いつでも気軽に質問できるので、不安なときは遠慮せずに相談してみましょう。

ハローワークと就職エージェントを積極的に活用することによって、就活を有利に進めていくことができ、短期間で満足のいく結果を得ることが可能になります。

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小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「就職カレッジ®中退者コース」元事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!