
何もしたくないと思って悩んでいませんか?この記事では、何もしたくないときの5つの原因、何もしたくないときの対処法やNG行動を解説しています。この記事を読めばやる気がなくて、何もしたくない状態から抜け出すためのヒントを得ることが出来るでしょう。
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しらべぇ「10代女性に何が? 「心の底から何もしたくない」と思った人の割合は…」によると、「本当に何もしたくないと思った日がある」と回答した人の割合は全体が66.6%で、女性は74.7%です。
一定数以上の人が、何もしたくないと感じた経験を持っています。女性のほうが比率が高くなっているのは、女性のほうが育児・家事などの負担が大きくなりがちな傾向があるため、やることが多く疲れてしまい「もう何もしたくない」と考えるシチュエーションに遭遇しやすいことが想定されます。
毎日普通に働いて生活しているだけでも、思っている以上に自分の身体や心は疲れているものです。たとえどんなに元気な人であっても、ときに「何もしたくない」と感じる日があるのはおかしなことではないのです。
何もしたくない5つの原因
何もしたくないと思ってしまう5つの原因としては、以下が考えられます。
- 自信がない
- 悩みごとが多い
- 毎日に退屈している
- 燃え尽き症候群
- 生活リズムが乱れている
それぞれ、ひとつずつ解説します。
原因1.自信がない
何もしたくないときは、自信をなくしている可能性があります。
「自信がない=何をしてもうまくいきそうにない」と考えてしまうからです。
- 仕事でうまくいかなかった
- 友人に劣等感を抱いた
- 恋人と別れた
たとえば上記のようなできごとに遭遇すると、自信をなくして動けなくなる人もいます。
原因2.悩みごとが多い
悩みごとが多いのも、何もしたくない原因のひとつです。常に多くのことを考えている証拠だからです。
人は考えれば考えるほど疲れて、何もしたくなくなります。人によっては寝ている間以外はほぼずっと悩みについて考えてるケースもあり、それではさすがにしんどくなってしまいます。
原因3.毎日に退屈している
毎日に退屈していて、何もしたくないと思うこともあります。毎日が退屈=自分がやりたいことができていない可能性が高いからです。
- 会社員で毎日同じ仕事ばかり
- 専業主婦で毎日家事ばかり
- 受験生で毎日勉強ばかり
上記のように同じことばかりやる状態が続けば、無気力になってしまうこともあり得ます。
原因4.燃え尽き症候群
何かをやり遂げると、燃え尽き症候群で何もしたくなくなることがあります。
たとえば、下記のようなケースは燃え尽き症候群になりやすいといえます。
- 仕事で大きなプロジェクトを終わらせた
- 受験に合格した
- 就職先(転職先)が決まった
それまで頑張った反動で、一時的に気力が減退することがあるのです。
原因5.生活リズムが乱れている
生活リズムの乱れも、何もしたくないと思う原因につながることがあります。寝不足や昼夜逆転の暮らしを続けていると、知らず知らずのうちに疲れが蓄積していくからです。
慢性的な疲れがある状態では、何をするにもやる気が起きません。
何もしたくないときの対処法
何もしたくないときには、下記の対処法が有効です。
- 思い切って休む
- 生活習慣を整える
- 軽く運動する
- 友達と会う
- クリアできる小さな目標を立てる
- 病院に相談する
それぞれ、ひとつずつ解説します。
方法1.思い切って休む
何もしたくないときは、思い切って休みましょう。休んで充電したほうが、また動けるようになることが多いためです。
具体的には、下記のようなイメージです。
- 思い切ってゴロゴロしてみる
- 何もしない日を作る
- 1日、好きなことをして過ごす
人間の身体は、使えば消耗します。調整する日を作って、整えましょう。
思い切り休むときは、休むことへの罪悪感を感じないようにしましょう。休み慣れていないと「こんなに休んでいいのかなぁ……」とソワソワする人もいるかもしれませんが、すべて忘れてリフレッシュすることが最優先です。
仕事を休みたい人は、以下の記事もおすすめです。
仕事を休みたいときに使える理由などもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
方法2.生活習慣を整える
徐々に生活習慣を整えましょう。規則正しい生活を送ることで、肉体的に気力を取り戻すことができるからです。
具体的には、下記のような感じで大丈夫です。
- 0時までに寝る
- 毎朝8時に起きてみる
- 決まった時間に食事をとる
何もしたくない症状はメンタルの問題に思われがちですが、身体も心とつながっています。身体からアプローチして、気力を取り戻しましょう。
健康面に気を使うのはとてもよいことですが、ときには、栄養バランスなどは気にせず自分の好きなものを満足いくまで食べることもおすすめです。おいしい食べものを口にすることで、無条件で幸福を感じることができます。
方法3.軽く運動する
生活習慣が整ってきたら、軽い運動を取り入れてみましょう。運動すると、ポジティブな気分になれるからです。
- 朝、散歩してみる
- 自転車にのってみる
- 階段を昇り降りしてみる
特別な運動でなくとも、これくらいで大丈夫です。
前述のとおり、身体からアプローチすることでメンタルも整ってきます。
方法4.友達と会う
気の合う友達と会ったり話したりする機会を作りましょう。
友達との会話から、元気をもらえます。気心の知れた友達ならば温度感が近いため、無理なく過ごせます。
友達と会うときは、くだらない話などをしてたくさん笑うことを意識してみましょう。悩み相談をしてアドバイスをもらうのもよいですが、他愛のない会話をして笑うことで、いまある悩みも「ま、いいか」と気楽に捉えられます。
方法5.クリアできる小さな目標を立てる
クリアできる小さな目標を立てて、毎日クリアしてみましょう。積み重ねていくことで、自信がついてくるからです。
たとえば、以下のような目標で十分です。
- 今日は10分だけウォーキングしよう
- 今日は一品だけごはんをつくってみよう
- 今日はタンスの一段だけ整理しよう
コツは、必ず目標を決めてからクリアすることです。漠然と行動してもクリアしている感じがないので、目標を立ててから行動するとよいでしょう。
無理のない程度に目標のハードルを上げていくと、いつの間にか自信がついて行動的になっていきます。
いきなり大きな目標を立てたり、難易度の高い目標を目指して無理をしたりするのはやめましょう。目標が達成できなかったときに、かえって自信を失ってしまうリスクがあります。たとえスモールステップでも、十分な進歩です。
方法6.病院に相談する
厚生労働省「こころの耳」によると、心の病気の前兆の状態としては、以下の3つがあるとされています。
- 楽しみや喜びを感じない
- 何か良いことが起きても気分が晴れない
- 趣味や好きなことが楽しめない
上記のような状態が長く続くようであれば、一度専門の病院を受診したり、カウンセリングを受けたりすることをおすすめします。「自分は大丈夫だ」と無理をしてしまうとかえって悪化することにもなりかねないため、早めの行動がおすすめです。
何もしたくないときのNG行動
何もしたくないときに、やってはいけない行動は下記の5つです。
- 自分を責める
- 周りに迷惑をかける
- 暴飲暴食
- 食事をとらない
- 酒におぼれる
それぞれ、ひとつずつ解説します。
NG行動1.自分を責める
何もしたくない自分を責めてはいけません。前述のとおり、何もしたくない状態は誰もが経験することだからです。
「自分をダメな奴だと思う⇒自信をなくす⇒何もしたくない」という繰り返しになるだけなので、無意味です。自分を責めず、優しくしてあげましょう。
NG行動2.周りに迷惑をかける
何もしたくないからといって、周りに迷惑をかけてはいけません。事態が悪くなるばかりだからです。
具体的には、以下のような行動はNGです。
- 提出の締め切りを守らない
- ストレスを他人にぶつける
- なんでも人のせいにする
「周りが悪いんだ」と思い込んで周囲にひどい態度を取ってしまうことは、自分の評価を下げるだけです。
まずは自分が変化できるところから、徐々に変えていきましょう。
NG行動3.暴飲暴食
暴飲暴食は、身体に悪いのでやめましょう。過剰に飲食していると体調不良になり、ますます動きたくなくなるという負のループにはまってしまいます。
一度身体を壊してしまうと、回復に時間がかかります。たまに思い切り飲食する程度ならばよいかもしれませんが、ほどほどにしましょう。
NG行動4.食事をとらない
食事を取らないのもよくないです。具体的に、食事を抜くと次のことが起こります。
- 集中力が下がる
- ストレスになる
- 夜眠れない
何もしたくないときは「食べることすら面倒」と考える人もいるかもしれません。ですが無理なく食べられるものだけでもよいので、必要な食事は必ずとるようにしてください。
NG行動5.酒におぼれる
お酒の力に頼るのもよくありません。お酒は、気分を上げて楽しく過ごすためには有効ですが、お酒に頼ってストレス発散をするようになると危険です。
お酒を飲みすぎると、以下の原因になるので注意が必要です。
- アルコール中毒
- 目覚めが悪くなる
- 吐き気
- 過度な落ち込み
お酒を飲むときは自分の身体の調子を見ながら、後の体調に響かない程度にしておくことをおすすめします。
まとめ
何もしたくない日があるのは自然なことです。それだけ日々がんばっていたり、疲れが溜まっていたりする証拠かもしれません。しっかりと休養することで、また仕事や生活へのやる気が戻ってくるでしょう。ただし、あまりに何もしたくない気分が続くときは、心の病気になりかけている可能性もあります。専門の病院を受診するなど、自分を守るための行動を早めに取りましょう。
「何もしたくない」に関するよくある質問
何もしたくない状態になるのは、ときには仕方がないことです。実際に、そう考えたことがある経験を持つ人はたくさんいます。「何もしたくない日は誰にでもある」ではデータをもとにご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。。
人によって合う対処法は異なるかもしれませんが、思い切って休んでみることも大切です。休む時は休む、やる時はやるとメリハリを持てるとよりいいでしょう。「何もしたくないときの対処法」では他の対処法についても紹介をしているので参考にしてみましょう。
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