
「フリーターを続けていたら人生終了かも」と不安を抱えている人は、正社員就職、フリーランスといった多様なキャリアパスを知り、フリーターからの具体的な脱出方法を考えてみるとよいでしょう 。
この記事では、まず、あなたがなぜフリーターから抜け出したいのかを明確にすることの重要性を説明し、正社員就職、起業、フリーランスといった多様なキャリアパスを紹介します。
さらに、フリーターでいることのメリット・デメリット、そして気になる老後の生活 までを解説。ぜひ、漠然とした不安を解消し、現状を変えるためヒントにしてください!




この記事の目次
フリーターが人生終了と言われる理由
フリーターが人生終了と言われる理由は、年齢や経歴によって正社員としての採用ハードルが高くなりやすいためです。実際、年齢が上がるほど採用されにくくなり、20代と30代では状況に大きな差が生まれます。
さらに、フリーター歴が長くなるほど正社員になれる割合は低下しやすく、企業によってはフリーター経験をマイナスに評価するケースも見られます。
こうした条件が重なるほど選択肢は狭まりやすくなるため、早めの行動が重要です。詳しい内容や、どのように対策すればよいのか知りたい方は、このまま読み進めてみてください。
年齢が上がるほど就職しづらくなる
フリーターが人生終了と言われる理由は、年齢が上がるほど正社員として採用されにくくなるためです。
JILPTの調査によると、フリーターを正社員として採用する年齢上限は、企業規模別に見ると以下のようになっています。
| 区分 | 20~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 年齢制限なし |
|---|---|---|---|---|
| 計 | 16.2% | 32.4% | 15.7% | 29.0% |
| 100~299人 | 16.2% | 32.7% | 15.7% | 29.1% |
| 300~999人 | 17.4% | 31.7% | 17.0% | 26.1% |
| 1,000人以上 | 13.5% | 30.3% | 12.0% | 36.1% |
参考:(独)労働政策研究・研修機構「企業における若年層の募集・採用等に関する実態調査」
20代後半までは採用対象になりやすい一方、30代に入ると割合が大きく下がります。特に1,000人以上の企業ではその傾向が顕著です。
不安を感じているなら、年齢に関係なく早めに動くことが大切です。就活は一般的に3か月ほどかかるため「まだ大丈夫」と思わず行動しましょう。20代はまだチャンスが多い一方で、30代になると難易度が上がるため、より早めの対策が必要になります。
フリーター歴が長いほど正社員になれた割合が下がる
フリーターが人生終了と言われる理由は、フリーター歴が長くなるほど正社員になれる可能性が下がるためです。
以下の表は、フリーター期間の長さと正社員になれた割合の関係を示しています。
| フリーター期間 | 正社員になれた割合 |
|---|---|
| 1年以内 | 68.8% |
| 1~2年 | 61.2% |
| 2~3年 | 56.6% |
| 3~4年 | 61.1% |
| 4~5年 | 37.9% |
| 5年以上 | 32.3% |
参考:(独)労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213 2022」
フリーター歴が長くなるほど正社員になれた割合は下がり、特に4年以上で大きく低下します。高校卒業後に5年以上続けていても、20代であればまだチャンスはありますが、企業は働き方のギャップを懸念しがちです。
そのため、応募書類や面接では、正社員を目指したきっかけや、長く働きたいという意欲を具体的に伝えましょう。
フリーター経験をマイナスに評価する企業が存在する
フリーターが人生終了と言われる理由は、フリーター経験をマイナスに評価する企業が一定数存在するためです。
以下の表は、フリーター経験を企業がどのように評価しているかをまとめたものです。
| 評価内容 | 割合 |
|---|---|
| プラスに評価する | 1.8% |
| マイナスに評価する | 39.5% |
| 評価にほとんど影響しない | 54.8% |
参考:(独)労働政策研究・研修機構「企業における若年層の募集・採用等に関する実態調査」
マイナスに評価すると回答した企業は約4割を占める一方で「影響しない」とする企業は半数を超えています。必ずしもすべての企業がフリーター経験をマイナスに評価しているわけではありません。
また、企業規模が大きくなるほどマイナスに評価する割合は高まり、小規模企業ほど「影響しない」とする傾向が見られます。そのため、就職を目指す際は中小企業も視野に入れるとよいでしょう。
人生終了?「フリーターになった理由」「なる人のタイプ」は?
フリーターになった人には、さまざまな理由があります。このままフリーター生活を続ければ、人生終了という気持ちはあるものの、現時点ではフリーターを続けている。そんな皆さんの理由をみていきましょう。
フリーターになった理由
フリーターになった人の中には、特にこれといった理由がなくフリーターになっている人もいます。例えば、希望した就職先の内定がもらえなかったので、アルバイト生活を送っていたらフリーターになっていたという人。いったん就職したものの、職場が合わずに辞めてしまい、つなぎのつもりでアルバイトを始めたのがきっかけという人などです。
ほかの理由としては、自分の夢や目標を追い求めるためにフリーターを選んだというケースもあるでしょう。歌手や女優を目指しているとか、作家や画家などの夢実現のためにアルバイトで生計を立てている人などがそうです。
はじめからフリーターで生活していくことを決めていたという人もいます。正社員になるのはハードルが高い割に初任給は少ないので、フリーターのほうが稼げると感じてフリーターを選んだ人もいるでしょう。また、会社で決められた時間に出勤する毎日よりは、フリーターとして自由に生活したいという風に考えて、フリーターを選ぶ人もいるかもしれません。
フリーターになる人のタイプ
フリーターになる人のタイプは、気がついたらなんとなく続けてしまっているケースが多いです。明確な目標がないまま働き始めると、環境や働きやすさに慣れてしまい、そのまま継続してしまうことがあります。
また「今がよければいい」と考えて将来のことを後回しにしたり「本気で変えよう」という気持ちが強くないまま現状維持を選んでしまう人も少なくありません。こうした積み重ねが、気づいたときにはフリーター期間の長期化につながるケースもあります。
もし当てはまると感じた方は、自分の状況を見直すためにも、ぜひ次の内容を参考にしてみてください。
気がついたらなんとなくフリーターだった
フリーターになる人は、フリーターになろうと決めていたというよりは、「気がついたらなんとなくフリーターになっていた」というケースが多いです。
フリーターになるのは、高校を卒業してから、もしくは大学を卒業してから、というような学業を終えるタイミング。就職活動をして企業に勤めるなどをする同級生が多い中で、将来のことが具体的に思い描けずに、生活のためにアルバイトを始めたのがきっかけという人が少なくありません。
また、就職活動に苦手意識を持ってしまい、学生時代にやっていたアルバイトを続けたほうが楽だと結論してフリーターになっている人もいます。
今がよければすべてヨシ
フリーターの人に多い考え方のひとつが、「今がよければすべてヨシ」というもの。先々のことを考えるのではなく、とりあえず今生活できているからヨシとしようという短絡的な考え方をしているのです。しかし、人生とは長く続くもの。今はよくても、少し先の将来はどうなっているかわかりません。
今、していることが、5年後、10年後、20年後の自分の将来につながっていきます。「今がよければすべてヨシ」と考えるフリーターの人には、そのような将来への考察がないので、人生終了と思われてしまうのです。
フリーターの人の中には、「今のままではダメだ」という危機感を持っている人もいます。しかし、現状としては就職先も決まっていないので、しばらくはフリーター生活をやるしかないと思い込んでいるかもしれません。
この場合、「このままでは人生終了だ」と気づいてはいるのですが、この状況を変えるために具体的な行動を起こしていません。このような人は、これから先もフリーター生活を続けていく可能性が高いと考えられます。
フリーターになっている人は、「今主体」で生きていることが多いため、いざというときのために備えていないことが少なくありません。貯金はない、保険もかけていない、という具合です。なので、事故や病気などでしばらく働けないという場合の備えができていません。
また、フリーターとはいえ、職を失うこともあります。何らかの事情で、急に引っ越さないといけないということもあるでしょう。そういうときのために備えていないと、そこで人生終了のリスクは高まります。
現状を「本気で変えよう」という気があまりない
実家に暮らしていれば、フリーター生活をしていても、さほど不自由は感じないものです。衣食住には困らないので、とりあえず生きてはいけるでしょう。
しかし、その状況に甘えてしまうと、どうでしょうか?若いうちはまだいいですが、30代、40代に突入してもフリーターで実家暮らしというのでは、先が見えています。若いうちに変えることができなければ、30代、40代になってから生活を変えるのは、さらに難しくなるでしょう。
気がついたら50代でフリーター生活をしているということだって起こるわけです。その頃には、親の介護も必要になり、親からの援助を期待できずに極貧生活を送ることになるかもしれません。
現状を本気で変える気持ちが今ないのならば、この先もずっとこのままでしょう。そのような人生を続けていれば、人生終了と思われても仕方がありません。
フリーターの末路について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。


フリーターでいるメリットは?
フリーターでいるメリットは、仕事のシフトを自由に組みやすく、働き方の柔軟性が高い点です。勤務日数や時間を調整しやすいため、自分の生活スタイルに合わせて働けます。休みを取りやすく、無理なく続けやすいのも特徴です。
また、副業やバイトの掛け持ちもしやすく、収入源を増やしたり、さまざまな仕事を経験したりできる点もメリットといえます。さらに、仕事を始めやすく辞めやすいため、自分に合う働き方を試しやすい側面もあります。
こうした特徴を活かした働き方を知りたい方は、このまま読み進めて参考にしてみてください。
仕事のシフトを自由に組みやすい
アルバイトのほとんどはシフト制なので、朝から働くこともできれば、午後から働くということもできます。夜間に働きたい人は、夜間のアルバイトを探すこともできるでしょう。
このように自由にシフトを組めるので、自分のペースに合わせて働くことができます。できるだけ休みたい人は、働く日数や時間を減らすことだって可能です。
副業やバイトの掛け持ちが遠慮なくできる
正社員だと副業禁止ということが多いですが、フリーターの場合は、アルバイトを2つ、3つと掛け持ちしている人が多くいます。昼間はアパレルショップの店員をして、夜はファミレスのウエイトレスをするというようにアルバイトを掛け持つと、フリーターでも一般企業の正社員よりも稼げることもあるでしょう。
ただし、掛け持ちをするとシフト管理が複雑になったり、体力的な負担が大きくなったりする点には注意が必要です。無理な働き方を続けると体調を崩す可能性もあるため、自分に合ったバランスで働くことが大切です。
掛け持ちの具体的な内容について詳しく知りたい方は「フリーターでの掛け持ちとは?メリットやデメリットも解説!」もあわせて参考にしてみてください。
仕事を気軽に始めやすく辞めやすい
正社員として働く場合と比べて、アルバイトの場合は責任が軽いので、気軽に仕事を始めることができます。何らかの問題が発生しても、「正社員の人が何とかしてくれるだろう」くらいの気持ちで、気楽に仕事ができるのは、フリーターのメリットです。


フリーターでいるデメリットは?
フリーターでいるデメリットは、生涯賃金が少なく貯金しづらい点です。正社員と比べて収入が低くなりやすく、長期的に見ると数千万円単位の差が生まれることもあるため、将来に向けた資金を確保しにくくなります。
また、フリーターはシフトに左右されやすく、月ごとの収入にばらつきが出やすい傾向があります。そのため、安定した生活を送りにくいと感じる場面もあるでしょう。
さらに、正社員と比べて社会保険などの保障が手薄になりやすく、将来の年金額や医療面での安心感にも差が出ることがあります。
こうした点が気になる方は、それぞれの内容をこのまま読み進めて確認してみてください。
生涯賃金が少なく貯金しづらい
フリーターでいるデメリットは、生涯賃金が少なく貯金しづらい点です。フリーターを含む非正社員は、正社員と比べて生涯賃金が大きく低くなる傾向があります。
以下の表は、正社員と非正社員の生涯賃金(退職金を除く)の差を、男女別にまとめたものです。
| 学歴 | 正社員(男性) | 非正社員(男性) | 正社員(女性) | 非正社員(女性) |
|---|---|---|---|---|
| 高校卒 | 2億880万円 | 1億2,950万円 | 1億5,440万円 | 1億810万円 |
| 大学卒 | 2億5,150万円 | 1億4,750万円 | 2億190万円 | 1億2,050万円 |
参考:(独)労働政策研究・研修機構「生涯賃金など生涯に関する指標」
特に大卒の場合、約1億円以上の差が生じるため、貯金がたまりにくく、将来への備えにも影響が出やすくなるでしょう。
収入が不安定になりやすい
フリーターは、月ごとの収入にばらつきが出やすく、安定した生活を送りにくい点がデメリットです。シフト制で働くことが多く、お店の都合や繁忙状況によっては思うようにシフトに入れない場合もあります。
また、収入が安定していないと、クレジットカードの審査やローンの利用が難しくなるケースもあります。将来の大きな買い物やライフイベントに影響が出る可能性もあるでしょう。
一方で、正社員になれば毎月安定した収入が得られるため、金銭面だけでなく気持ちにも余裕を持ちやすくなります。
正社員よりも保障が手厚くない
フリーターでいるデメリットは、正社員と比べて将来の保障が手厚くなりにくい点です。正社員は社会保険に加入していることが一般的で、将来に向けた備えがしやすいといえます。
社会保険とは、健康保険や厚生年金保険などを指し、病気やケガ、老後の生活を支えるための制度です。一定の労働時間や勤務日数などの条件を満たせば、フリーターでも加入することは可能です(参考:厚生労働省「社会保険加入のメリットや手取りの額の変化について」)。
ただし、社会保険に加入していても、収入額に応じて将来受け取れる年金額などは変わります。そのため、長期的に安定した保障を重視する場合は、正社員として働く方が安心しやすいでしょう。
社会保険に加入していれば保険料は会社と折半になる
社会保険に加入すると、健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料(40〜65歳のみ)は会社と折半で支払う仕組みです。そのため、自己負担を抑えながら将来への備えができます。
一方、社会保険に加入していない場合は、国民健康保険料と国民年金保険料(令和7年度は月額17,510円)を全額自己負担で支払う必要があります。社会保険の厚生年金保険料には国民年金分も含まれているため、別途支払う必要はありません。
ただし、社会保険料や国民健康保険料は収入や住んでいる地域によって金額が異なります。目安を知りたい場合は、厚生労働省の「社会保険加入による手取りシミュレーション」を参考にしつつ、正確な金額はお住まいの自治体で確認しましょう。
社会保険に加入していれば年金を多く受け取れる
社会保険に加入している場合は、国民年金に加えて厚生年金にも加入することになるため、将来受け取れる年金額が増えます。一方、社会保険に加入していない場合は国民年金のみのため、受給額は少なくなりやすいです。
以下は、20歳から60歳まで国民年金のみを支払った場合と、就職後に厚生年金にも加入していた場合の年金額の目安です。
| 区分 | 年金額(月額) | 対象年度 |
|---|---|---|
| 国民年金のみ(自営業・フリーターなど) | 6.8万円(満額) | 令和6年度 |
| 国民年金+厚生年金(会社員など) | 14.9万円(平均) | 令和4年度末 |
参考:厚生労働省「第04話 日本の公的年金は「2階建て」」
このように、加入する制度によって将来の受給額には大きな差が生まれます。なお、年度が異なるため単純比較はできませんが、あくまで目安として参考にしておきましょう。


フリーターから人生逆転するための3ステップ
フリーターから人生逆転を目指すなら、まずは自己分析を行い、自分の方向性を明確にしておきましょう。何も決めないまま就職活動を始めると応募先に迷いやすく、行動が止まってしまいます。
自分がなぜフリーターを抜け出したいのか、どんな仕事をしたい・したくないのかを整理すれば、就活の軸が定まるはずです。
そのうえで、未経験歓迎の職種に絞って応募すれば、教育体制の整った環境で働きやすくなります。さらに、就職エージェントを活用すれば書類や面接のサポートを受けられ、スムーズに就職活動を進められます。
具体的な進め方を知りたい方は、このまま読み進めて参考にしてみてください。
1.自己分析
フリーターから抜け出すには、まず自己分析が欠かせません。何も決めないまま就職活動を始めると「とにかく応募しなければ」と焦る一方で、どの仕事が自分に合っているのか分からず迷いやすくなります。
結果として、方向性が定まらないまま時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。
自己分析は、以下のようにシンプルな方法から始められます。
- なぜフリーターを脱出したいと思ったのかを書き出す
- やりたくない仕事や避けたい働き方を整理する
- これまでの経験から「できること」「得意なこと」を洗い出す
こうして整理した内容は、志望動機や自己PRにそのまま活かせます。自分の軸がはっきりすると、応募先を選びやすくなり、納得感のある就職活動につながるでしょう。
2.未経験歓迎職種の選定
フリーターから人生逆転を目指すには、未経験歓迎の求人に絞って応募するのがおすすめです。
企業側も未経験者を前提に採用しているため、教育体制が整っていることが多く、基礎から仕事を覚えやすい傾向があります。難易度の低い業務からスタートできるケースも多く、安心して挑戦しやすいのが特徴です。未経験歓迎の求人は、求人サイトで「未経験歓迎」にチェックを入れて探すと見つけやすくなります。
あわせて、フリーターを正社員として採用した実績がある業界を狙うのも効果的です。例えば、飲食・宿泊業ではフリーターを正社員として採用した割合が51.6%と高くなっています。
さらに、運輸業では27.0%、医療・福祉だと26.5%と比較的採用割合が高いことから、未経験から挑戦しやすい分野といえるでしょう(参考:(独)労働政策研究・研修機構「企業における若年層の募集・採用等に関する実態調査」)。
3.プロの支援(エージェント)の活用
フリーターから人生を変えるには、プロの支援(エージェント)を活用するのが効果的です。
就職活動はアルバイトの応募とは異なり、企業は長く働いてくれる人材を探しています。だからこそ、志望動機や自己PRは力を入れて作成する必要があるといえるでしょう。事前に企業研究を行い、自分の経験とどう結びつくかを整理しておけば、説得力のある説明が可能です。
また、面接ではシフトの柔軟さよりも、将来のビジョンや働く意欲が重視されます。フリーターになった理由を聞かれることも多く、伝え方によっては不安を持たれやすいため、前向きな内容で答えられるよう準備しておきましょう。
エージェントを利用すれば、書類添削や面接対策に加え、企業とのやりとりも任せられます。無料で利用できるため、積極的に活用してみましょう。


フリーターから人生逆転を狙える未経験歓迎の仕事
フリーターから人生逆転を狙える未経験歓迎の仕事は、キッティング作業員のように未経験から始めやすく、将来につながるスキルを身につけられる職種です。マニュアルに沿って進められる業務が多く、ITなどの基礎知識を学びながらキャリアアップも目指せます。
また、建築塗装工のように手に職をつけられる仕事や、営業職のように未経験から挑戦しやすく収入アップを目指せる職種もあります。自分の適性や興味に合わせて選べば、長く続けやすくなるでしょう。
なお、今回ピックアップした仕事は、厚生労働省の「未経験でも比較的入りやすい職業」を中心に選出しています。
詳しい仕事内容や向いている人の特徴について知りたい方は、このまま読み進めて参考にしてみてください。
1.キッティング作業員(PCセットアップ作業員)
キッティング作業員は、未経験歓迎の求人が多く、マニュアルに沿って進める業務が中心のため、フリーターからでも挑戦しやすい仕事です。作業内容がある程度決まっているため、仕事の進め方を覚えやすく、初めての正社員にもなじみやすい点が特徴です。
仕事内容は、パソコンの初期設定やソフトのインストール、動作確認などが中心です。企業で使用するPCを一台ずつセットアップしていくため、正確さや丁寧さが求められます。
作業を通してITの基礎知識を身につけられるため、未経験からスキルを積みたい方にも向いています。
| 平均年収 | 356.2万円 |
| 必要なスキル | ・基本的なPC操作(タイピング、ファイル管理など) ・手順書に沿って正確に作業する力 ・細かい作業を丁寧に進める集中力 |
| 向いている人 | ・コツコツとした作業が得意な人 ・ミスなく正確に作業を進めたい人 ・IT業界に興味がある人 |
出典:厚生労働省「キッティング作業員(PCセットアップ作業員)– 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
2.建築塗装工
建築塗装工は、未経験からでも始めやすく、手に職をつけられるためフリーターからの就職に向いている仕事です。人手不足の業界でもあり、働きながら技術を身につけて収入アップを目指せる点も魅力といえます。
建築塗装工の仕事内容は、住宅やビルの外壁や屋根に塗装を行い、建物を保護したり見た目を整えたりすることです。下地処理や養生、塗装、仕上げといった工程を段階的に進めるため、未経験でも一つずつ覚えていけます。
経験を積めば技術力が上がり、職長や現場管理へのキャリアアップも目指せます。資格取得で収入アップも期待できるため、安定した収入を目指したい方に向いているでしょう。
| 平均年収 | 442.4万円 |
| 必要なスキル | ・体力・持久力 ・丁寧に作業を進める集中力 ・安全に作業する意識 |
| 向いている人 | ・体を動かす仕事が好きな人 ・コツコツ作業に取り組める人 ・手に職をつけたい人 |
出典:厚生労働省「建築塗装工– 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
3.営業職
営業職は、未経験者の採用が多く、フリーターからでも挑戦しやすい仕事です。特別な資格がなくても始められ、成果が収入に反映されやすい点も魅力といえます。
マイナビの調査でも、営業は未経験者を採用している割合が多いとわかりました(参考:株式会社マイナビ「中途採用状況調査2025年版(2024年実績)」)。
営業職は顧客の要望をヒアリングし、それに合った商品やサービスを提案する仕事です。契約後は納期や進行を管理し、顧客満足につながる対応も求められます。
経験を積めば、法人営業やコンサル営業など専門性の高い分野に進めるほか、将来的にはマネジメント職へのステップアップも目指せます。
| 平均年収 | 594万円 |
| 必要なスキル | ・コミュニケーション力 ・相手のニーズをくみ取る力 ・提案力・説明力 |
| 向いている人 | ・人と話すことが好きな人 ・成果に応じて収入を伸ばしたい人 ・前向きに行動できる人 |
出典:厚生労働省「自動車営業– 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」


フリーターから就職を成功させた事例
フリーターから就職を成功させた事例に、自分に合う企業を見つけて正社員になったケースがあります。自己分析やエージェントのサポートを通じて強みや希望条件を整理することで、ミスマッチを防ぎながら就職活動を進められたようです。
また、焦りや不安を感じながらも行動を続ければ、状況が好転するケースもあります。実際に、エージェントを活用することで方向性が明確になり、自信を持って選考に臨めるようになった事例も見られました。
さらに、中退やフリーター期間があっても、適切なサポートを受けることで正社員として就職に成功したケースもあります。
それぞれの具体的な事例については、このまま読み進めて確認してみてください。
自分に合う企業を見つけて正社員になった事例
A. M.さんは、フリーターとして働く中で将来への不安を感じ、正社員を目指して就職活動を始めたようです。ただ、自己流で進めていたため志望動機がまとまらず、自分に合う企業も見つけられずに苦戦していたといいます。
その後、就職エージェントを利用したことで状況が変化しました。面談を通じて強みや希望条件が整理され、自分に合った企業を紹介してもらえるようになったようです。
その結果、自分に合う企業と出会い、正社員としての就職に成功しました。環境が変わったことで、将来への不安も軽減され、前向きに働けるようになったといいます。
自己流の就職活動に不安がある方は「自己流の就職活動は危険!」もあわせて参考にしてみてください。
焦りと不安が多くてもフリーターから脱出した事例
Y.Tさんは、もともと警察官を目指して就職活動をしていましたがうまくいかず、その後フリーターとして過ごすようになったようです。周囲が内定を得ていく中で焦りを感じ、就活に取り組むものの、求人サイトを使った就職活動ではなかなか結果を出せず、不安が大きくなっていったといいます。
転機となったのは、就職エージェントを利用したことでした。将来への危機感をきっかけに相談したことで、自分の適性や進むべき方向が整理され、研修や面接対策を通じて就職活動に自信を持てるようになったようです。
その結果、希望していた分野で内定を獲得し、フリーターからの就職に成功しました。就職後は環境も大きく変わり、前向きに働けるようになったといいます。
就職成功までの流れを詳しく知りたい方は「Y.Tさんの就職成功体験談」もぜひご覧ください。
中退・フリーターを経て就職を成功させた事例
土佐さんは大学中退後にフリーターとして過ごしていましたが、将来への不安を感じながらも、なかなか行動に移せない時期が続いていたようです。その後、彼女からの言葉をきっかけに就職活動を始めたといいます。
しかし、人材紹介会社を利用しても希望に合う求人に出会えず、思うように進まなかったようです。
その後、就職エージェントを利用したことで状況が変化しました。研修やサポートを通じて方向性が明確になり、自信を持って就職活動に取り組めるようになったようです。
その結果、希望していたメーカーへの就職が決まり、正社員への転身に成功しました。就職後は前向きに働けるようになったといいます。
より詳しく知りたい方は「土佐さんの就職成功体験談」もぜひ読んでみてください。


フリーターから正社員以外で人生終了を防ぐ選択肢
フリーターから正社員以外で人生終了を防ぐ選択肢には、社長になって社会的に影響力のある人になる方法があります。自分で事業を立ち上げれば、働き方や収入を自分でコントロールでき、実績次第では大きな成果につながる可能性があるからです。
また、フリーランス(個人事業主)として一人で稼ぐ働き方も選択肢のひとつです。スキルを身につけて仕事を受注すれば、会社に属さず収入を得られます。さらに、芸能人や俳優など、自分の個性や表現力を活かして活躍する道もあります。
それぞれの選択肢について詳しく知りたい方は、このまま読み進めてみてください。
社長になって社会的に影響力のある人になる
「どうせ人生終了しそうなフリーターなんだったら、思い切って社長になってやる!」と息巻いているのであれば、起業して社長になるのもオススメです。
起業や経営に必要なスキルや知識をつける
起業すること自体は、役所などへ書類を提出することでだけでできますが、いざ会社を立ち上げたらやることはたくさんあります。
営業活動やマーケティング活動はもちろん、税金の処理や法務に関する業務、採用活動など、フリーターである今から身に着けるべきスキルや知識は山ほどあります。
一度就職してから起業する
起業したいと思う人にオススメなのが、一度正社員で就職してから、起業して社長になる選択肢です。
正社員で就職し働くメリットは、ある程度の失敗が許される上に、収入が安定していることです。
起業したばかりだと、仕事での失敗は会社の存続に繋がります。ミスが許されない環境だと思っておいた方が良いです。
しかし、正社員かつ新人であれば「失敗は成長の種」と上司もどんどんチャレンジをさせてもらえスキルが高まりますし、そのチャレンジが失敗しても給料は支払われます。
スキルや知識を蓄えながら、起業後の資金も貯められるため、社長を目指すフリーターは一度、正社員就職を目指すのも一つの手です。
フリーランス(個人事業主)になって一人で稼ぐ
フリーターのように自由で、かつお金を稼げるようになりたいと思ったら、フリーランス(個人事業主)になるのもオススメです。
フリーランスの特徴
フリーランスは自由ですし、一人で気ままに仕事もできます。売上はすべて自分のお金になります。
しかし、裏を返すと全ての仕事を自分がしなければなりません。収入を得るための営業活動も、料金交渉も自分で行います。
スキルが高まらないと報酬は増えませんが、仕事を教えてくれる人はいないので独学で学ぶか、お金を払って誰かに教えてもらうしかありません。
フリーランス初心者におすすめの仕事
全てを自分1人で行う覚悟があれば、まずは以下のような仕事でフリーランスを始めてはいかがでしょうか。
- 記事のライター
- デザイナー
- イラストレーター
少しずつ経験を積んで、報酬を高めていきましょう。
芸能人や俳優となる
一人前の芸能人や俳優になる下積みとして、フリーターをしている人も多いのではないでしょうか。
自分の表現力一つで見ている人を喜ばせることが出来る、素晴らしい職業ではありますが、一人前になるには相当の努力が必要です。
正しい指導者につき、正しい努力を積み重ねていきましょう。


まとめ
フリーターとしての生活をこのまま続けることに迷いがありますか?
このままだと人生終了だと感じるなら、今、行動しましょう!勇気を持って一歩を踏み出さなければ、これからもフリーター人生を歩むことになるでしょう。




当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。




































