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大学中退でも編入は可能?編入する条件やメリットを解説!

大学中退でも編入は可能?編入する条件やメリットを解説!

大学中退後の編入は可能なのか、という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

大学中退後の編入は可能です。条件を満たせば編入試験を受けられるケースもありますし、大学の途中でやりたいことが変わって中退し、編入する人もなかにはいます。

この記事では、大学中退後に編入する条件やメリットについて解説しています。大学中退者が編入できる条件などを知ることができますので、ぜひ参考に、今後の行動に活かしてみてください。

中退FV

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合(セカンドカレッジ)
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

大学中退でも編入することは可能

大学中退でも編入することは可能

大学中退をしてから、他の大学に編入することは可能です。たとえば上智大学「編入学試験(3年次)」を見てみると、編入試験の条件として、以下のような記載があります。(一部抜粋)

  • 本学を除く学位授与権のある4年制大学の2年次までの課程を修了した者(2022年3月までに修了見込みの者を含む)で、出願時に60単位(外国の大学は本学の単位換算の基準により算出した結果)以上修得済みの者。(出願資格・要件)
  • 退学した者は在籍証明書あるいは退学証明書(出願書類)

つまりこの場合、前の大学を中退したのが3年生以降かつ、在学中に60単位を取得できていれば、中退後であっても編入試験を受けられる対象であるということです。

ほかにも、法政大学明治大学なども、編入試験を中退者が受験することを認めています。条件を満たしてさえいれば、中退者でも編入試験を受けられる大学は一定数あるのです。

ただし、編入のハードルは高いのが現実です。そもそも、編入を受け入れている大学自体が限られています。特に人気の大学ほど倍率も高くなり、難関大学からの編入希望者や、海外の学校からの編入希望者などもいて、ハイレベルな受験者のなかで競うことになります。

一般入試と比べて募集人数は極めて少なく、学部・学科ごとに若干名~十数名程度です。大学側も編入者を無理に受け入れる必要はないため、学校が定める基準に達していなければ合格は難しいでしょう。学部によっては、編入者の合格者ゼロという年もあります。

しかし、受験資格があるのであれば、大学中退の経歴があっても、誰でも合格できる可能性はあります。大学で学び直したい強い意思があるのなら、活用しない手はないでしょう。

大学中退者が編入するための3つの条件

大学中退者が編入するために必要な条件をご紹介します。特に「条件2:単位数と在籍期間」は中退者が編入試験を受ける際の必須条件となるため、自分が該当するか確認しましょう。

条件1:編入可能な学年なのか

編入の募集年次は、2年次・3年次のいずれかが一般的です。1年次ならば新入生と同じタイミングですし、4年次は授業よりも卒業に向けた準備(制作・論文、就活など)が主になるため、その学年での編入者は基本的に募集しないことが考えられます。

編入した学年・タイミングによっては、普通に大学へ4年間通った場合と比べて、1~3年程度遅れて卒業することになります。それでも大丈夫かどうか、今後の人生設計や学費のことなども含めて、最初に考えておきましょう。

条件2:単位数と在籍期間

大学中退者でも編入試験は受けられますが、条件として、「必要単位の修得」「在籍期間」のふたつを満たしていることが挙げられていることがほとんどです。

いずれも大学によって異なりますが、たとえば2年次からの編入試験では「30単位以上習得・1年まで修了」、3年次からだと「60単位以上習得・2年まで修了」という条件のケースもあります。前の大学に最低1年間は在籍していないと、受験資格は得られないことが多いと理解してておいたほうがよいでしょう。

つまり、2年次から編入したい場合は1年間、3年次から編入したい場合は2年間、大学に在籍していたことが必要ということです。さらに中退前の大学で一定の単位を修得している必要があるため、中退前の大学で「学校にほぼ通っていなかった」「単位が足りず辞めた」人は受験資格に満たない可能性があるため、要注意です。

条件3:語学力があるか?

語学力は編入に必須の要素ではないものの、多くの一般編入試験の科目に、学部・学科を問わず外国語の科目があるのは事実です。そのため、基本レベルの語学力(または読み書き)は必要といえるでしょう。

外国語系の学部・学科への編入を希望する場合、外部試験の成績の原本を提出しなければならないこともあります。英語を専門的に学ぶ学部・学科の場合、たとえば「TOEIC® L&R」「TOEFL iBT®」などの試験結果の提出を求められることがあります。

大学にもよりますが、提出するのは「過去2年以内の試験結果」と定められていることも多いため、提出が必須の大学を受ける場合、外部試験を受けてから時間が経過している人は注意が必要です。

大学中退者が編入試験を受ける4つのステップ

大学中退者が編入試験を受けたい場合、進め方として4つのステップをご紹介します。

ステップ1:編入したい学校を決める

編入する学校を選ぶ際は、以下のような方法を取るとスムーズです。

  1. 自分が学びたい分野を絞る
  2. 編入可能な大学を探す(①と②が前後する場合も)
  3. 大学中退者でも編入試験を受けられるか確認

まずは、自分がどの分野を勉強したいのか、どの大学に編入したいのかを考えましょう。編入枠は少ないため「ただなんとなく」という意識では合格できないことがほとんどです。また、誰でも編入できるような大学に入っても、かえって長続きしない可能性があります。本気で学ぶことができ、必ず卒業が見込める分野・大学を選ぶようにしましょう。

編入制度のある大学について調べる際には、条件を満たしているかどうかはもちろんのこと「中退者でも出願できるかどうか」を必ず確認しましょう。募集要項に記載がない場合、直接大学に問い合わせてみることをおすすめします。

ステップ2:編入試験の内容を把握する

編入したい大学が決まったら、編入試験の内容を確認し、対策を開始しましょう。大学の編入試験では、以下いずれかを組み合わせた試験内容が多くなっています。

  • 書類選考
  • 筆記試験
  • 論文
  • 面接
  • 口頭試問(※)

※口頭試問…志望分野の基礎知識や一般常識などを質問し、学力や適性を見るもの。

一般の編入試験の場合、筆記試験、論文、面接または口頭試問という組み合わせの大学が比較的多いほか、筆記試験の合格者のみが面接に進める大学もあります。また、筆記・面接の前段階で書類選考をする大学もあります。

併願する場合は、それぞれの大学の試験の準備が必要になるため、試験内容は早めにチェックしましょう。

ステップ3:編入時に必要な知識を身につける

大学編入のために何をしていくべきなのか、どういったスケジュールで準備を進めていったらよいのかということは、自分ではわからないことがほとんどです。以下いずれかの方法をおすすめします。

  • 大学編入者向けの塾の説明会に参加する
  • 大学編入に関する本を読む

たとえば河合塾KALS中央ゼミナールなどでは、大学編入者を対象とした入学説明会やガイダンスを実施しています。学費はかかりますが、本気で大学編入を目指すならば、独学ではなく予備校などを活用したほうが効率的といえます。

大学編入に関する書籍を読むのもひとつの方法です。たとえばまるわかり!大学編入データブック〈2021-2022年度版〉(中央ゼミナールステップアップサポート部著・オクムラ書店)などのように、大学編入に関するデータ・ノウハウが書かれた本を読み、基本を理解してからの行動もおすすめです。

ステップ4:過去の問題を回答して試験の傾向を掴む

大学の編入試験の過去問を入手し、繰り返し解いて試験の傾向を掴んでいきましょう。大学の過去問は、基本的には以下の方法で入手が可能です。

  • 大学HPからダウンロードする/取り寄せる
  • 大学編入の予備校でもらう/借りる・使用する

大学の公式ホームページに、編入試験の過去問が掲載されていることがあります。有料の場合も、数百円程度で入手できます。予備校に通っている場合は、予備校にある過去問を使用できることが多いため、確認してみましょう。

同時に、論文や面接・口頭試問がある場合は、そちらでどういった内容が出題されるのか、どんなことを聞かれやすいかなどを知ったうえで準備を進めていく必要があります。予備校に通う場合は、筆記試験以外の試験対策のカリキュラムも受けられるのが一般的です。

大学中退者が編入する際の試験内容

大学中退者が編入する場合の主な試験内容と出題傾向、難易度について、それぞれご紹介します。

内容1:筆記試験

大学編入の筆記試験の試験時間は、基本的には各1時間程度です。内容は学部・学科により異なりますが、たとえば以下のような内容になっていることがあります。(一例)

  • 外国語…文系、社会系など多くの学部・学科
  • 基礎学力…文系など
  • 論文…文系、理系、社会系など
  • 口頭試問…外国語系、理系など(※)

※口頭試問に関しては、筆記ではないものの専門分野に関する質問をされるという点で、筆記の中に含めています。口頭試問の所要時間は、大学により異なります。

大学編入の筆記試験では、種類は違えど、主に以下両方の問題が出題されると思っておくとよいでしょう。

  • 基本的な学力(基礎学力、一般常識、外国語など)
  • 志望する学部・学科の専門知識

試験の難易度は大学によってそれぞれですが、編入試験自体の倍率が高いことからも、一定以上のレベルの高さがうかがえます。たとえば、明治大学の編入試験では、2年次の編入試験受験者が127人に対し合格者は19人、3年次では108人の受験者に対し合格者は13人という結果です。倍率が10倍以上になることも珍しくないため、やはり徹底した対策が必要です。

内容2:面接試験

面接試験は、数名の面接官に対し1人の受験生という形式が多く、10~20分程度の比較的短い時間で行われるのが一般的です。

編入の面接で聞かれやすい質問としては、以下が考えられます。

  • 大学の志望理由
  • なぜ編入を考えたのか
  • 他大学ではなくうちの大学を選んだのはなぜか
  • どんな勉強をしていきたいか
  • 将来何を目指しているか
  • 学生時代に力を入れていたことは何か
  • どのように試験勉強をしてきたのか

特別なことを聞かれるというよりも、ある程度事前に対策できるような質問が中心です。ポイントとしては、志望理由や編入の理由、なぜその大学で学びたいのかという点については、しっかりと答えられるように準備しておくことです。

面接自体の難易度は、そこまで高くはありません。そもそも編入試験は筆記試験のほうが重視されたり、筆記試験を通過した人のみが面接に進むことができたりするため、筆記試験で基準以上ならば、面接で大きな問題がなければ不合格になる可能性は低いからです。

大学中退者が編入するメリット

大学中退者が編入することの3つのメリットについて、それぞれご紹介します。

メリット1:一度諦めた大学に挑戦できる

編入の場合、現役の受験のときには落ちてしまった大学や、推薦などの関係で受けられなかった大学、日程や偏差値などの都合で受験しなかった大学に再度チャレンジできます。編入の難易度は高い一方で、もう一度大学受験をやり直す労力に比べればチャンスがあることは間違いないでしょう。

編入は、ただ入学のタイミングが違うだけで、その大学の学生になれることには変わりありません。自分が入りたかった大学に編入して必要な単位を取得できれば、確実にその大学の卒業生になることができます。結果として、大学中退の過去もポジティブに捉えられるでしょう。

メリット2:過去の単位を活用できる

大学中退の場合、2年次の編入であれば1年生の、3年次の編入であれば1~2年生のときの、中退前の大学の単位を使うことができます。ゼロから、編入先の大学で単位を取得する必要はありません。

一般的に、大学の1~2年は一般教養や外国語、体育など、必須の授業や専門分野以外の授業の単位を取ることが比較的多くなっています。そのため、それらの授業の単位が前の大学で取れているのであれば、編入先の大学では、最初から専門分野の学びに集中できます。

メリット3:大卒としてのステータスを身につけられる

大学中退者が大学に編入して卒業すると、大卒になります。大卒のステータスを得ることによって、以下のような大きなふたつのメリットがあります。

  • 就職の選択肢が広がる
  • 学歴コンプレックスがなくなる

まず、「大卒以上」の企業の採用試験を受けられるようになるため、新卒の就活のみならず、卒業後の転職の際などにも有利で、チャレンジできる仕事の幅が広がります。収入も大卒の水準になるため、大学中退(高卒扱い)よりも高い給料がもらえる可能性もあります。

また、大卒になることで、大学中退だったときと比較して学歴による差を感じることがほとんどなくなります。「大学を卒業しておけばよかった」という悩みは解消されるので、精神的な自信にもなるでしょう。

大学中退後の編入による就活の影響

大学中退後に編入することで、就活には以下のような影響が出ます。

  • 大学中退者より有利になることが多い
  • 現役生よりも遅れて就活スタートになる
  • 3年次からの編入の場合はすぐに就活も始まる

一定レベルの大学に編入した・または明確な目標があって編入したのであれば、編入したことで就活が大きく不利になることはほぼありません。「大学中退のニート・フリーター(高卒扱い)」と「現役大学生(中退歴あり)」では、企業側が受ける印象はやはり異なるからです。中退理由と編入の動機をしっかり答えられるようにする必要はありますが、一度は中退していても学歴があるという点で、アドバンテージがあります。

注意点としては、就活のタイミングです。大学中退後に編入した場合、最低でも1年以上は、通常よりも卒業の年齢が遅れることになります。現役大学生とそこを比較する企業がある可能性も、ゼロとはいえません。

また、3年次から編入した場合は、入学後1年もしないうちに就活を始めることになるため、編入していない学生よりも忙しい日々になりやすい点は理解しておきましょう。

まとめ

大学中退者が編入することによるデメリットは少なく、「意欲」「費用」「時間」の3つが揃っているならば、チャレンジして編入することでプラスになることも多いでしょう。

一方で「大卒の学歴がほしいから」という理由で難易度の低い大学に編入しても、また続かないリスクはあり得ます。その場合、編入よりも大学中退の経歴がハンデにならない企業に正社員就職したほうが、自分のためになるケースもあります。大学中退後のキャリアについて悩んでいる方はぜひ一度、弊社ジェイックのキャリアアドバイザーへご相談ください。

「大学中退 編入」によくある質問

大学中退でも編入は可能?

はい、可能です。大学中退であっても、条件を満たしていれば、編入試験の対象者になります。編入したい大学の募集要項を確認するか、直接問い合わせてみましょう。詳細は「大学中退でも編入は可能」で解説しています。

大学中退で編入する条件は?

大学中退で編入するための必須条件は、単位数と在籍期間です。前の大学に一定期間通っていて、単位を取得していれば、編入試験を受けられるケースがあります。そのほかの条件は「大学中退者が編入するための3つの条件」でご紹介しています。

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小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「セカンドカレッジ®」事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!