
フリーターから正社員就職を目指す場合、自己PRはアルバイト経験を最大限に活かして作成すればOKです。
この記事では、バイト経験しかないフリーターが、企業の採用担当者に響く魅力的な自己PRを作成するための具体的な方法を解説します。
自己PRの基本的な考え方、あなたの強みを見つけるためのステップ、そして実際に自己PRを作成する際のポイントまで、詳しくご紹介します。
さらに、61個の強みリストや、積極性、効率性、思いやりといった3つのタイプ別の例文を活用すれば、あなたの経験に基づいた説得力のある自己PRがきっと見つかります。
この記事を参考に、自信を持って正社員就職への一歩を踏み出しましょう!




フリーター経験は自己PRになる?
フリーター経験は就活する際に自己PRとして使えます。
自己PRを考える上で最も大切なことは、「あなたの強み」と「企業が求める人材像」とのマッチングです。
フリーターの場合は、その強みを「フリーター時代の経験」で裏付けられると効果的でしょう。
卒業後すぐに就職する人が大半の日本では、フリーターは「空白期間」と取られてしまいがちです。しかし、「フリーター期間の経験から得た強み」をアピールできれば、空白期間ではなく有益な期間だったと前向きに捉えてもらえるでしょう。
フリーターが自己PRを作る時の3ステップ
フリーターが自己PRを作る時のステップは、以下のとおりです。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ステップ1 | フリーター経験から強みを整理する | 仕事内容を書き出し、工夫・評価された点を強みに言い換える |
| ステップ2 | 強みを証明するエピソードや成果を足す | 具体的なエピソードを加えると、強みに説得力が生まれる |
| ステップ3 | 会社に強みをどう活かすか伝える | 企業が求める力と自分の強みが一致していると伝えると効果的 |
3つのステップを意識するだけで、採用担当者に伝わる自己PRに近づきます。
各ステップの詳しい内容は、このあと順番に解説しますので、ぜひ読み進めてみてください。
ステップ1:フリーター経験から自分の強みを整理する
フリーター経験から強みを整理する流れは、以下のとおりです。
| 手順 | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| ① | 担当していた仕事を書き出す | 接客、レジ対応、在庫管理など |
| ② | 工夫・評価された点を思い出す | 「混雑時でもミスなく対応できた」など |
| ③ | 強みに言い換える | 「冷静な対応力がある」「正確さが強み」など |
「アルバイトの経験を強みに言い換えるなんて大げさでは」と感じる方もいるでしょう。
しかし採用担当者は、仕事の大きさよりも「どう考え、どう行動したか」を重視しています。
日常的な業務のなかにこそ、あなたならではの強みが隠れています。
まずは思いついた内容を紙に書き出すところから始めるのがおすすめです。
強みが整理できたら、次は整理した強みを裏付けるエピソードを探していきましょう。
強みの言い換え例:主体性、行動力タイプの場合
行動力のある人は、どんなことでもまずやってみる旺盛な好奇心が根底にあります。
また、一度始めたことを最後までやり遂げるという思いの大きさも強みにつなげられるでしょう。
強みの言い換え例:思考系・問題解決力タイプの場合
思考力タイプは冷静に考え、創意工夫できる強さがあると言えます。また考えるために必要な情報を収集する能力が高いことも強みにできるでしょう。
論理的、理解力、発想力、想像力、企画力、分析力、状況把握能力、文章力、工夫力、記憶力、思考力、マーケティング思考、几帳面、慎重、冷静な判断力、観察力、枠にとらわれない考え
強みの言い換え例:対人関係、チーム能力タイプの場合
対人関係能力タイプは、強い共感力や思いやりが強みの特徴です。また自分の不利益を顧みずに他人を尊重できる素質からも、強みのヒントが見つけられそうです。
協調性、競争心、負けず嫌い、社交性、交渉力、傾聴力、発信力、思いやり、ホスピタリティ、育成力、臨機応援、柔軟性、コミュニケーション能力、笑顔、リーダーシップ、臨機応変、相手の立場になって考える力、調整力、縁の下の力持ち、気配り、価値観の尊重
強みの言い換え例:マインド系をアピールしたい場合
探究心、信念、プラス思考、ポジティブ、明るい、忍耐力、真面目さ、誠実さ、責任感、計画性、順応性、情熱、判断力、好奇心旺盛、謙虚、素直




ステップ2:強みを証明するエピソードや成果を足す
強みをただ伝えるだけでは、採用担当者に信用してもらいにくい場合があります。
「私の強みは行動力です」と述べるだけでは、どの応募者も同じように聞こえてしまうからです。
強みを裏付けるエピソードや成果を盛り込むと、説得力が大きく増します。
以下の比較を参考にしてみてください。
| エピソード | 例文 |
|---|---|
| なし | 私の強みは行動力です。 何事にも積極的に取り組めます。 |
| あり | 私の強みは行動力です。 飲食店のアルバイトで常連客の減少に気づき、改善策を店長に提案した結果、リピーター数の増加につながりました。 |
エピソードを足す際は、以下の点に注意しましょう。
- 話が長くなりすぎないよう、伝えるエピソードは1つに絞る
- 大きな成果でなくても問題ない(気づき・工夫・小さな改善でOK)
- 数字や具体的な言葉を使うと、よりイメージしてもらいやすくなる
強みとエピソードが揃ったら、次のステップに進みましょう。
ステップ3:会社にどう強みを活かすのかを伝える
強みとエピソードが揃ったら、最後に「その強みを入社後にどう活かすか」を加えましょう。
この一文があるかないかで、企業の受け取り方は大きく変わります。
| 強みの活かし方 | 企業の受け取り方 |
|---|---|
| 伝えない | 「過去の経験はわかったが、うちの会社で活躍できるかはわからない」 |
| 伝える | 「この人は入社後にどう貢献してくれるかイメージできる」 |
たとえば「行動力」を強みとしてアピールする場合、以下のように伝えると効果的です。
「飲食店のアルバイトで培った行動力を活かし、貴社でも課題を自ら見つけて積極的に改善提案できる人材として貢献したいと考えています。」
ただ強みを伝えるだけでなく「企業が求めている力を自分は持っている」とアピールすると、説得力がぐっと増します。
そのためには、応募先の企業がどのような人材を求めているかを事前に把握しておくのが大切です。
企業研究の具体的な方法は、次の項目で解説します。

高藤薫/元ジェイック就職アドバイザー
企業分析は、企業概要を調べて終わりじゃない!
業界や企業概要を確認しただけでは充分な企業分析とは言えません。
ライバル企業、ビジョン、将来性などを把握し、「その企業で自分がどのようなキャリアプランを築きたいか」までを考えることが大切です。
調べても分からなかったり解決できなかった点は、面接などで積極的に質問するとよいでしょう。
企業に対する研究の深さや就職意欲などが伝わり、好印象をあたえられるだけでなく、就職後の満足度やミスマッチの回避にもつながります。
企業研究の方法:会社の理念を知る
企業理念とは、その企業がもっとも重要視する価値観や考え方を明文化したものです。「事業を通じてどう社会に貢献していくか」といったビジョンも記されているので、あなたの強みや興味関心とマッチするか考えてみましょう。
企業研究の方法:事業概要を学ぶ
企業が行っている事業を知り、あなたの強みが活かせる職種がないか探してみましょう。その職種が先に紹介したどの強みタイプの人に向いているかも、併せてチェックしてみましょう。
企業研究の方法:企業の強みを知る
同業他社と比べて、その企業が強みにしている分野を見つけましょう。そうすることで、その企業の戦略が見えてきます。その上であなたがどう貢献できるかを考えれば、より深いアピールとなり、他の候補者に差をつけられます。
企業研究の方法:企業の動向を把握する
企業の動向を知ることで、その企業が今後進もうとしている方向性がわかります。企業が理想とする方向に向かって自分に何ができるか、という目線で自己PRを考えてみましょう。
企業研究の方法:社員の生の声を聞く
実際にその企業で働く人の話を聞いてみるのも良い結果に繋がります。採用担者には「行動力」「積極性」をアピールできますし、実際に自分に合う企業かどうかが確認できるでしょう。「私はこの企業とマッチする」と確信を持てるか持てないかで、選考時に相手に与える印象は大きく変わります。パソコンで企業情報だけ集めてみても、実際の会社の雰囲気は分かりません。実際に働いている人の生の声を聞くのが最も効果的です。
自己分析と企業研究をした後の就活の流れについて知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
【強み別】フリーターの自己PR例文集
これから紹介する例文は全て、次の5つの要素で構成されています。
この構成にならえば、あなたも説得力のある自己PRを作ることができるはずです。
- 結論(自分の強みはなにか)
- 概要(どんな経験をしたのか)
- 課題と行動(自分が何を課題と感じ、問題解決のためにどんな行動を起こしたのか)
- 結果(行動した結果、どんな成果をあげ、自分はなにを得られたのか)
- 貢献(自分がこの会社で働いたら、企業側にどんなメリットがあるのか)
ぜひ構成を意識しながら、参考にしてください。
タイプ①積極性や前向きさをアピールする場合の例文
私の強みは、積極的で前向きな姿勢です。
大学時代からこれまでの6年間、居酒屋でホールのアルバイトを経験しました。
新規オープンの店舗だったため、チラシを配ったり店の前で呼び込みをしたりして、ひとりでも多くのお客さまに来店いただけるよう努力しました。
お客さまの様子を見ながらこまめにドリンクやフードの追加オーダーを取ったり、おすすめメニューの提案をして注文をいただいたりしました。
この仕事を通じて、待ちの姿勢ではなく自分から積極的に働きかけていくことの大切さを学ぶことができました。
貴社で働く際も、現状に満足することなく課題を見つけ、積極的に提言していく所存です。
チームへの主体性や顧客への働きかけを期待される
上の例文では、主体的にチームを引っ張れる存在、顧客へ積極的に働きかけられる存在として期待されるでしょう。
具体的には、以下のような人材を求めている企業に効果的です。
- 新規顧客を開拓できる営業担当
新規開拓の営業は、積極的に見込み顧客をピックアップし、アプローチしていく主体性が求められます。
また相手に断られてもへこたれない前向きさも大きな武器になるでしょう。
- 新たなプロジェクトを推進するチームリーダー
前例のない新たなプロジェクトでは、チームとして進むべき方向性を示すリーダーが必要です。新たな事業に挑戦する企業にとって、行動力タイプの人材は何人でも欲しい存在でしょう。
タイプ②効率的なところをアピール
私の強みは、ものごとをいかに効率よくできるかを意識して行動できるところです。
これまで3年間、イタリアンレストランでのアルバイトで調理を担当していました。
店舗にはスタッフの人数が足りず、料理の提供までどうしても時間がかかってしまうことがありました。
私はあらかじめ具材を切っておいたりお皿を用意しておいたり、厨房の導線を工夫したりして、少しでも早くお客様に料理を出せるよう心掛けていました。
目の前のことをただなんとなくやるだけでなく、効率的に取り組むスキルが身につきました。
貴社で働く際も、効率性を常に考え、生産性の向上に貢献して参ります。
自分やチームの生産性を上げることが期待される
上記の例文では、現状の仕事の生産性を上げていく存在として期待されやすくなります。
具体的には、以下のような人材を求めている企業に効果的です。
- 工場の生産技術職
生産技術職は、いかに効率良く商品を製造できるかを検討する部署です。商品の製造を効率化できれば、製造コストを下げられ、利益を増やすことにつながります。
- 販売促進担当
販売促進は広告などを運用しながら自社商品を広く認知させ、売り上げ増加を図るのが主な役割です。広告を打つには当然費用がかかるため、利益を最大化するにはいかに費用を抑えつつ販売を伸ばすかかが重要で、費用対効果の仮説・検証が欠かせません。効果的な仕事を絶えず模索できる人材にぴったりな仕事でしょう。
タイプ③人を思いやれることをアピールする場合の例文
私の強みは、相手の立場になって考えられるところです。
これまで4年間、コンビニで接客のアルバイトをしていました。
さまざまな年代のお客さまと接するなかで、お客さまの立場に立った接客を意識しました。
たとえば、急いでいるお客さまにはよりスピーディーに会計をしたり、年配のお客さまがコピー機などの前で困っているときに声かけをしたりしました。
自分本位ではなく人のことを考えて仕事をすることで、お客さまが常連になってくださったり、名前を覚えていただいたりすることもありました。
同僚や顧客への貢献が期待される
上記の例文では、同僚との良好な関係の構築を請け負ったり、顧客ニーズの深堀りによる新たなサービスの創造が期待されます。具体的には、以下のような人材を求めている企業に効果的です。
- ルート営業担当
ルート営業とは新規開拓の営業の対照にあるもので、既存顧客からの継続的な契約を維持する役割を果たします。顧客の困りごとやニーズに合わせたきめ細やかな対応が求められるので、相手の立場に立って物事を考えられる人材が必要とされます。
- 社内システム開発
社内の業務が効率的に行えるよう、システムを開発する仕事です。システム開発には実際に使う人のニーズを拾い上げることが大切であり、相手の意見を傾聴できる素養が求められます。
自己PR以外の履歴書や職務経歴書の項目の書き方について詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
【アルバイト別】フリーターの自己PR例文集
アルバイトごとに得られる経験やスキルは異なるため、自己PRで伝えられる強みも仕事によって変わります。
自分がどのような強みをアピールできるかは、以下の表を参考にしてみてください。
| アルバイト | アピールしやすい強み |
|---|---|
| 飲食店スタッフ | ・協調性 ・マルチタスク力 |
| 販売員 | ・コミュニケーション力 ・相手のニーズに応える力 |
| 工場内作業員 | ・集中力 ・正確性 |
自分のアルバイト経験に合った強みを把握しておくと、説得力のある自己PRが作れます。
各アルバイトの強みと具体的な例文は、このあと詳しく解説しますので、ぜひ読み進めてみてください。
アルバイト内容:飲食店スタッフ
飲食店スタッフのアルバイトでアピールできる強みは、以下のとおりです。
| 強み | なぜ強みになりやすいのか |
|---|---|
| 協調性 | ホールやキッチンなど複数のポジションと連携しながら働くため、チームワークが身につく |
| マルチタスク力 | 注文・配膳・会計など複数の業務を同時にこなすため、優先順位をつけて動く力が養われる |
飲食店での経験は、チームで働く力や状況判断力を積極的にアピールできる経験です。
次の項目では、具体的な自己PR例文を紹介します。
協調性をアピールする自己PR例文
私の強みは、周囲と連携しながら仕事を進められる協調性です。飲食店のアルバイトでは、ホールとキッチンの橋渡し役として、混雑時にも双方へこまめに状況を共有するよう心がけ、料理の提供スピードを維持できました。
また、新人スタッフが困っている場面では積極的に声をかけ、チーム全体がスムーズに動けるよう意識して行動していました。この経験を通じて、自分1人の力ではなくチームで成果を出す大切さを実感しています。貴社でも、周囲とのコミュニケーションを大切にしながら、チームの一員として積極的に業務へ貢献できると考えています。
マルチタスク力をアピールする自己PR例文
私の強みは、複数の業務が同時に発生しても冷静に優先順位をつけて対応できるマルチタスク力です。飲食店のアルバイトでは、注文受付・配膳・会計・新人スタッフへの指示を同時にこなす場面が多くありました。混雑時には「まず注文を受けてから配膳、その後会計」と頭の中で段取りを組み立てながら動くよう意識し、業務を滞らせず対応できました。
はじめは複数の業務を同時にこなす難しさに戸惑いもありましたが、経験を重ねるうちに状況を見極めて動く力が身についたと感じています。アルバイトで培った、素早く判断して行動する力を、貴社の業務でも積極的に活かしていきたいと考えています。
アルバイト内容:販売員
販売員のアルバイトでアピールできる強みは、以下のとおりです。
| 強み | なぜ強みになりやすいのか |
|---|---|
| コミュニケーション力 | 年齢や目的が異なる幅広いお客様と日常的に接するため、相手に合わせた会話力が身につく |
| 相手のニーズに応える力 | お客様の要望を聞き出し最適な商品を提案する機会が多いため、相手の立場で考える力が養われる |
販売員の経験は、対人スキルを伝えるうえで特にアピールできる経験です。
次の項目では、具体的な自己PR例文を紹介します。
コミュニケーション力をアピールする自己PR例文
私の強みは、初めて会う方とでも自然にコミュニケーションが取れる点です。販売員のアルバイトでは、年齢や目的が異なる幅広いお客様と毎日接していました。初来店のお客様に対しても、まず気軽に話しかけやすい雰囲気づくりを意識し、会話のなかからニーズを引き出すよう心がけていました。
その結果「またあなたに接客してもらいたい」と再来店してくださるお客様も増え、店舗の売上向上にも貢献できています。アルバイトでの経験を通じて、相手との距離を縮める大切さを実感しました。貴社でも、初対面の方と積極的にコミュニケーションを取りながら、信頼関係を築いていきたいと考えています。
相手のニーズに応える力をアピールする自己PR例文
私の強みは、相手の話をよく聞き、最適な提案ができる点です。販売員のアルバイトでは、お客様が何を求めているかをヒアリングしたうえで商品を提案するよう意識していました。
たとえば「プレゼント用に何か探している」とおっしゃるお客様に対して、予算や相手の好みを丁寧に確認してから提案しました。その結果「ちょうど探していたものが見つかった」と喜んでいただけた経験があります。相手の言葉に耳を傾け、ニーズを引き出す力は、どのような仕事においても活かせると考えています。貴社でも、お客様や社内のメンバーが何を求めているかを丁寧に汲み取りながら貢献していく所存です。
アルバイト内容:工場内作業員
工場内作業員のアルバイトでアピールできる強みは、以下のとおりです。
| 強み | なぜ強みになりやすいのか |
| 集中力 | 長時間同じ作業を続けるなかでミスを防ぐ必要があるため、高い集中力が身につく |
| 正確性 | 決められた手順を厳守しながら作業を進めるため、丁寧さや正確さが養われる |
工場内作業員の経験は、集中力や正確性だけでなく、忍耐力や責任感もあわせてアピールできます。
コツコツと丁寧に仕事に取り組んできた姿勢は、どのような職場でも評価される強みといえるでしょう。
次の項目では、具体的な自己PR例文を紹介します。
集中力をアピールする自己PR例文
私の強みは、細部まで気を配りながらミスなく仕事を進められる集中力です。工場内作業員のアルバイトでは、製品の検査工程を担当し、1日数百個の製品を目視で確認する作業を行っています。単調な作業が続く環境でも集中力を切らさないよう、1つひとつの製品を丁寧に確認するよう心がけた結果、担当期間中の検査ミスをゼロに抑えられました。
はじめは長時間の集中力を維持する難しさを感じましたが、作業に慣れるにつれ、細かい異常にも気付けるようになりました。アルバイトで培った、正確さと集中力を、貴社の業務でも積極的に活かしていきたいと考えています。
正確性をアピールする自己PR例文
私の強みは、マニュアルやルールをしっかりと守りながら、正確に業務を遂行できる点です。工場内作業員のアルバイトでは、安全基準や作業手順が厳格に定められており、少しのミスが製品の品質に直結する環境で働いていました。
どんなに慣れた作業であっても手順を省略せず、マニュアルどおりに忠実に進めた結果、チームリーダーから「作業の正確さが信頼できる」と評価していただけました。ルールを守る大切さを身をもって学んだこの経験を活かし、どのような状況においても常に正確さと誠実さを忘れずに業務に取り組んでいきたいと考えています。
自己PRを作る時のポイントは?
自己PRを文章化するには、次の4つのポイントを取り入れるとさらに効果的です。
ポイントを押さえることで合格の可能性も上がりますし、「何から書けばいいかわからない」という悩みも解消できます。
- 企業がチェックしているところを理解する
- 最初に結論を持ってくる
- 具体例で説明する
- その企業が求める人柄であることをアピールする
それでは、各ポイントについて詳しく解説していきます。
1. 企業がチェックしているところを理解する
フリーターの求職者に対し、企業が最もチェックしているのは「誠実さ」や「働く覚悟」です。「フリーターは、正社員の責任から逃れてバイト暮らしをしている」というマイナスイメージを持たれるケースがしばしばあります。
このようなマイナスの印象を払拭するには、応募する会社に真摯に向き合い、自己PRを作成しなければなりません。
誠実さ・覚悟の強さは、言葉に表れます。「絶対にこの会社で活躍したい」という思いを強く持ち、自己PRに落とし込んでいきましょう。
2. 最初に結論を持ってくる
履歴書でも面接でも、自己PRでは結論を最初に伝え、その後に理由や補足説明を付け加えるようにしましょう。
結論ファーストには、主に次のようなメリットがあります。
- 自分の強みを聞き手に強く印象付けられる
- 話の着地点を示せるので、内容を理解してもらいやすい
自己PRの目的は、自分をアピールして採用担当者に良い印象を与えることです。
結論をまず最初にもってくることでインパクトを与え、担当者の興味・関心を喚起します。
また、結論ファーストは聞き手側が内容を理解しやすいので、「この人は説明能力が高い人だ」と高評価を得られる可能性もあります。情報を分かりやすく伝えるスキルは、就職活動において大きなアドバンテージです。
就職後は多数の社員や部署とコミュニケーションを取り合いながら、組織として仕事を進める必要があるからです。
実際に、厚生労働省の「若年者の就職能力に関する実態調査」によれば、「コミュニケーション能力」は企業が採用時に重視する能力で1位となっています。
自己PRに限らず、どんな質問に対しても結論ファーストを心がけましょう。
3. 具体例で説明する
自己PRにおいて強みをアピールする際は、その根拠を具体例で示すと効果的です。
具体例をあげることで聞き手がイメージしやすく、説得力のあるPRになります。
「具体的に語れるほど大した経験をしていない…」と心配しないでください。
企業が知りたいのは「あなたが何をしてきたか」でなく「あなたが経験から何を学んだか」です。
仕事をはじめれば未経験の課題に直面するのが当たり前であるため、企業は「過去の実績」ではなく「経験から学ぶ姿勢」に着目します。
日々の経験を糧にして成長できる人材だとアピールできれば、全く問題ありません。
小さなことで構わないので、自分の成長や強みのきっかけとなった経験を、具体的に思い返してみましょう。
4. その企業が求める人柄であることをアピールする
ここまで何度か触れた通り、自己PRにおいて大切なのは「企業の求める人材像」と「あなたの強み」のマッチングです。
応募先の企業が求める人物像を理解して、あなたがその人物像に近いことをアピールしましょう。
企業が求める人物像は、募集要項や採用ページに明記されているので必ずチェックしておきましょう。
ここで注意したいのが、志望する企業の求める人物像と自分の強みが大きくかけ離れている場合です。自分の強みを偽ってしまいたくなるかも知れませんが、これはおすすめできません。
仮に自分の強みを偽って内定を得たとしても、適性がなければその会社での勤務は辛いものとなるおそれがあるからです。
大切なのは、選考に受かることではなく、あなたが自分に合った職場を見つけ、やりがいを感じながら仕事できることです。
限られた人生の時間を無駄にしないためにも、実際の強みとマッチしない企業は勇気を持って諦める決断も大切でしょう。
適性がある企業への就職活動に専念する方が合格の可能性も高く、その後の会社生活も有意義なものとなるはずです。
フリーターの自己PRのポイントについて動画で詳しく見たい方は、以下の動画もご覧ください。
自己PR以外にフリーターの面接で聞かれる質問と回答方法について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
フリーターの自己PRに関するよくある質問
履歴書に書く時と面接で伝える時の自己PRの違いは「簡潔にまとめるか、深く掘り下げるか」にあります。
内容の軸は同じでよいですが、それぞれの役割が異なるため、表現の仕方を使い分けるのが大切です。
履歴書は採用担当者に「会ってみたい」と思わせるもの、面接はその内容をより深く伝える場と考えると違いが明確になるでしょう。
内容の軸を統一しつつ、履歴書では簡潔に、面接ではエピソードを肉付けして伝えましょう。
両者で大きく異なる内容を伝えてしまうと、採用担当者に不信感を与えてしまう可能性があるため、注意が必要です。
| 項目 | 履歴書 | 面接 |
|---|---|---|
| 役割 | 「会ってみたい」と思わせる | 「一緒に働きたい」と思わせる |
| 文字数・時間 | 200〜300字程度 | 1〜2分以内 |
| ポイント | 簡潔に強みや実績を伝える | エピソードを具体的に膨らませる |
自己PRと志望動機の違いは「主語が自分か企業か」にあります。
自己PRは自分の強みをどう活かせるかを、志望動機はどういった理由で応募先の企業でなければならないのかを、それぞれ伝える役割があります。
2つに一貫性を持たせるよう意識するのも大切です。
「強みは課題解決力(自己PR)」→「課題解決力で貴社の事業に貢献したい(志望動機)」のようにつなげると、採用担当者の印象に残る応募書類に仕上がります。
| 項目 | 自己PR | 志望動機 |
| 主語 | 自分 | 企業と自分 |
| 役割 | 強みを活かして活躍できると示す | 企業への熱意とマッチ度を伝える |
| 伝える内容 | 過去の経験に基づく強みと活かし方 | 企業を選んだ理由と入社後のビジョン |
まとめ
フリーターの「自己PRの作り方」について解説してきました。
大切なことは、自分の強みを知り、その強みを求めてくれる企業にアプローチすることです。
注意点は、あくまで客観的に自己分析・企業研究を行うこと。
自分一人でじっくり考えたあとは、第三者の客観的な意見も取り入れるとさらに精度が高まります。
単独で行うと、どうしても「私の強みはこれだ」という先入観や、「この企業・職種に就けたらかっこいい」という考えに囚われてしまう可能性があります。
「相談できる相手がいない」という場合は、就職支援サービスの利用をおすすめします。
私たちジェイックも、客観的な自己分析・企業研究を行うためのサポートを実施しているので、ぜひご活用ください。
ジェイックは、若い社会人未経験者の就職支援に特化し、実績をあげてきました。
自己PRの作成だけでなく面接対策など、就職活動をトータルでサポートしています。
支援サービスはすべて無料で受けられますので、就職活動に不安を感じている方はお気軽にご相談ください。
フリーターから正社員に就職する方法、コツやおすすめの仕事について知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。




元 株式会社ジェイックのキャリアアドバイザー|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター

当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。









































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