フリーターの自己PRの履歴書の書き方や例文を紹介!-バイト経験を面接でアピールする方法-

フリーターの自己PRの履歴書の書き方や例文を紹介!-バイト経験を面接でアピールする方法-

「フリーターの自己PRの書き方や面接での伝え方を知りたい」という方もいるのではないでしょうか。フリーターが正社員を希望する場合、履歴書や面接などで自己PRを伝えることになります。フリーター経験から自分の強みを見つけて上手にアピールすることで、志望する企業に就職できる可能性も高まります。この記事では、フリーターの自己PRのポイントや具体的な書き方、例文、注意点やコツなど、フリーターが効果的な自己PRをつくるためのノウハウをご紹介します。

フリーターの自己PRのポイント

フリーターの自己PRのポイント

フリーターが自己PRをつくったり企業に伝えたりするときのポイントについて、まずは知りましょう。

最初に結論を持ってくる

自己PRを履歴書などに書くときも面接で話すときも、冒頭で「自分の強みはここだ」と伝えることでわかりやすい伝え方ができるだけでなく、より強く印象づけることができます。冒頭に結論を持ってくるのは、結末を明らかにすることで話の着地点を掲示し、スムーズに内容を頭に入れてもらうためでもあります。

企業の採用担当者は多くの応募者のなかから、企業に向いた人材を見極めなければなりません。フリーターの場合、企業によってはその経歴だけでネガティブな印象を持たれてしまう可能性もあります。

だからこそ採用選考の段階で、採用担当者によりよい印象を残す必要があるのです。

実例を上げて具体的にする

フリーターの自己Pは、採用担当者がその物事について想像しやすいようにくわしく書く必要があります。フリーター経験がない採用担当者の場合「フリーターだから、きっとろくに働いていなかったんだろう」という偏見を持つ人もいるかもしれません。

しかし、フリーターといっても社会の一員として仕事をしていたことには変わりありません。フリーター時代のエピソードを例に上げ、どんな経験をし、自分がどんな行動を起こしその結果何を得たのか、どんな成果を上げたのかを伝えることで、よりくわしく自分自身を知ってもらうことができます。

自己PRの話の順番

フリーターの自己PRをつくるときの話の順番は、以下のとおりです。

  • 結論(自分の強みはなにか)
  • 概要(どんな経験をしたのか)
  • 課題と行動(自分が何を課題と感じ、問題解決のためにどんな行動を起こしたのか)
  • 結果(行動した結果、どんな成果をあげ、自分はなにを得られたのか)
  • 貢献(自分がこの会社で働いたら、企業側にどんなメリットがあるのか)

まずは、これらに自分の伝えたいことを照らし合わせてつくってみましょう。基本的なこととしては、語尾は「です、ます調」でまとめ、体言止めなどは使いません。

履歴書などに書く自己PRは150字以上が基本で、目安としては300字前後がよいとされています。短すぎるのも長すぎるのも違和感を与えてしまうため、適切な分量を意識しましょう。ただし企業によっては文字数が決まっている場合もあるため、応募要項をよく確認してから着手しましょう。

履歴書は手書きとパソコンで作成する方法がありますが、どちらで作成しても問題はありません。一般的に「手書きのほうがよいのではないか」というイメージがありますが、必要事項が書かれている選考や合否には影響しません。

フリーターの自己PRの例文

フリーターの自己PRの例文

フリーターの自己PRの例文を、企業にアピールしたい自分のスキルや強みなどに分けてご紹介します。

積極性や前向きさをアピールする場合の例文

私の強みは、積極的で前向きな姿勢です。大学時代からこれまでの6年間、居酒屋でホールのアルバイトを経験しました。新規オープンの店舗だったため、チラシを配ったり店の前で呼び込みをしたりして、ひとりでも多くのお客さまに来店いただけるよう努力しました。お客さまの様子を見ながらこまめにドリンクやフードの追加オーダーを取ったり、おすすめメニューの提案をして注文をいただいたりと、この仕事を通じて、待ちの姿勢ではなく自分から積極的に働きかけていくことの大切さを学ぶことができました。

効率的なところをアピールする場合の例文

私の強みは、ものごとをいかに効率よくできるかを意識して行動できるところです。これまで3年間、イタリアンレストランでのアルバイトで調理を担当していました。店舗にはスタッフの人数が足りず、料理の提供までどうしても時間がかかってしまうことがありました。私はあらかじめ具材を切っておいたりお皿を用意しておいたり、厨房の導線を工夫したりして、少しでも早くお客様に料理を出せるよう心掛けていました。目の前のことをただなんとなくやるだけでなく、効率的に取り組むスキルが身につきました。

人を思いやれることをアピールする場合の例文

私の強みは、相手の立場になって考えられるところです。これまで4年間、コンビニで接客のアルバイトをしていました。さまざまな年代のお客さまと接するなかで、お客さまの立場に立った接客を意識しました。たとえば急いでいるお客さまにはよりスピーディーに会計をしたり、年配のお客さまがコピー機などの前で困っているときに声かけをしたりしました。自分本位ではなく人のことを考えて仕事をすることでお客さまが常連になってくださったり、名前を覚えていただいたりすることができました。

フリーターの自己PRの注意点

フリーターの自己PRの注意点

フリーターが企業に自己PRを伝えるときに、やりがちなことについてご紹介します。

話す時間が長い

面接時間は想像しているよりもずっと短く、あっという間に過ぎていきます。ダラダラと長く話していると自己PRを満足にできないどころか、準備不足や要領の悪さなど悪い印象を与えてしまうことになります。

これまでフリーターしかやったことがなく正社員就職の応募経験がないという人の場合「ものごとを端的に伝える」機会がなかったという人もいるかもしれません。話す際には30秒から1分程度に短く収め、用意した自己PR以外の場面でも、要点や結論を押さえ端的に話すことを心がけましょう。

長い文章で構成されている

自分のことを紹介するにあたり「〜ので、〜ですから、~という経験を通じて…」などひとつのセンテンスを長く続けて話すことは、あまり好ましくありません。物事を頭の中で上手くまとめられていないような長く単調な話し方は、聞いている側を退屈させてしまいます。

フリーターをしていた人のなかには、仕事をするなかであまり自分のことを相手に説明する機会が少なかったという人もいるでしょう。「〜です、〜と考えております」など、ある程度話を短く区切って自己PRするだけで、頭のよさそうな印象を与えることができます。

自己PRの内容と矛盾している

たとえば自己PRには「突然のトラブルにも冷静に対処できる」ととあるのに面接での受け答えでオドオドしたり、予想外の質問をされたときに答えられなかったりした場合「自己PRの内容と違う」とマイナスイメージを持たれてしまうことがあります。

フリーター経験しかない人の場合「自分をよく見せてアピールしなければ採用してもらえないかもしれない」という気持ちがあるかもしれません。しかし、本来の自分のキャラクターとかけ離れたことを強みとして伝えるのはやめましょう。

基本的なことができていない

フリーター経験しかないと「社会人経験がない」と見なされます。基本的なことをしっかりと意識する必要があります。非常識な印象を与えると「やっぱりフリーターだからだ」と思われてしまう可能性があります。

「社会人ならばできて当たり前」と思われるようなことでも、フリーターの場合は経験がないために意外と抜けていることがあるため、注意しましょう。

自己PRを伝えるとき以外も、面接では以下のことを守りましょう。

  • はっきりと伝わるよう適切な声量で話す
  • 面接中は不用意に髪や顔を触らない
  • 目線をしっかり面接官に合わせる
  • スーツや髪形など身だしなみに気を配る
  • 言葉づかいや常識的なふるまいをする

むずかしいことをする必要はなく「自社の社員として採用しても問題ない」「一般常識が身についている」という印象を与えることができれば問題はありません。完璧にできなくても、基本を押さえておけば大丈夫です。

自信がなさそうに見える

「自分はフリーターだから企業に就職できないのでは」「正社員として働いた経験がないから採用されないのではないか」と自分の経験をネガティブに捉えてしまい、面接では必要以上に緊張してしまうこともあるかもしれません。問題は、フリーターという経歴を気にしすぎるあまり、自信がなさそうに見えてしまうことです。

フリーターの就職は、新卒や第二新卒の就職・転職と比較すれば大変になることは事実です。ですが、元フリーターだったが就職が決まり、いまは正社員として働いているという人も世の中にはたくさんいます。過去の経歴に捉われすぎず、自分をアピールできるように準備をしておきましょう。

フリーターの自己PRを考えるためのコツ

フリーターの自己PRを考えるためのコツ

フリーターが自己PRを考えるときのコツとして、取り組むべきふたつの方法をご紹介します。

自己分析をする

自己分析のステップについてご紹介します。今回は「フリーター経験を自己PRに入れる」という仮定で考えていきます。

ステップ1:自分の人生で印象に残ったエピソードを書き出す

自分の人生を振り返り、自分史を書くようなイメージで、頭に浮かんできたものをノートなどに書いてみましょう。

  • 学生時代に打ち込んだ部活での経験
  • フリーターとしてアルバイトしていた中で嬉しいと感じたこと
  • 働くなかで意識して真剣に取り組んで来たこと

できればフリーター経験や大学時代のできごとなど、直近のエピソードを使うことをおすすめします。小中学校などのエピソードを話されても採用側はピンと来ない可能性が高いだけでなく、自分でも明確には覚えておらず、記憶と現実にズレがある可能性が高くなります。

ステップ2:ひとつのエピソードを深堀りする

ひとつのエピソードをピックアップし、くわしく分析していきます。たとえばフリーターとして働いていたときのエピソードを自己PRに使う場合、まずはなぜそのアルバイトを始めようと思ったのか、思い返して考えてみましょう。「その職業に興味があったから」「生活費を稼ぐため」など、どのような理由でも大丈夫です。

次に、なぜそのアルバイトをがんばることができたのか、について考えてみます。「お客様との交流が好きだったから」「任される仕事も多くやりがいがあったから」「一緒に働く人たちが好きだったから」など、自分なりの理由が出てくるでしょう。

または、その仕事が自分に向いていて仕事自体がとても楽しかったなどもあるかもしれません。いくつあってもよいので、思い当たることを書き出してみます。

ステップ3:さらにくわしく深堀りしていく

フリーターとして働くなかで、つらかったことや自分が乗り越えるべき問題もあったはずです。それを、自分はどのように乗り越えて来たのかも振り返ってみましょう。苦しい経験から自分は一体なにを学び、なにを得たのか。よかったことだけでなく、いまの自分を作り上げた経験を一通り書き出してみることで、自己分析はより深く鮮明になっていきます。

ステップ2と3を何度か繰り返したら、次のステップに進みます。

ステップ4:自分の強みや長所を見つける

振り返ったフリーター時代のエピソードを見返すと、そこから自分の強みや長所、共通点を見つけることができます。

たとえば「バイト中にトラブルに見舞われても冷静に対処できた」という経験からは「対応力」、むずかしいと思えることも工夫してやり遂げたという経験からは「粘り強さ」などが考えられます。自分の持っている強みを見つけ出し、簡単なワードに置き換えてみましょう。

そこから導き出されたものは実体験に基づくあなたの強みや長所であり、企業にアピールできる大切な要素となるでしょう。

企業研究をする

たとえフリーター経験しかない人であっても、その企業が必要とする能力や特性を持った人材だったり、自社にマッチしそうな人材であったりすれば、正社員として採用してもらうことができます。

企業理念や資本金、所在地など、その企業の基本情報を知ることはもちろん、どんな事業をしているのか、どんな商品を取り扱っているのかなど、その企業の特性を詳しく調べていきましょう。

その企業が自分と合っているのかを調べることも大切です。きちんと調べておかないと、たとえ採用されてもミスマッチで早期離職となってしまう可能性もゼロではありません。企業の口コミサイトなどを参考に、社風や働いている人の雰囲気、残業時間や昇給などは募集要項と異なっていないか、今後の会社の方向性なども調べたうえで、その企業で活躍できそうかイメージすることをおすすめします。

フリーターとして働いているとどうしても社会や企業の仕組みを知る機会が少なくなってしまうため、ここは時間をかけて徹底的に研究してみましょう。その会社のことを知れば知るほど、自分がその会社でどんなふうに働くことになるのかを具体的にイメージできます。

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