

ISFJ(擁護者)の相性の良い性格タイプはサポート相手として作れるタイプで、相性の悪い性格タイプは自我が強く対立しやすいタイプです。
自分の診断結果を用いて他の16の性格タイプとの相性を知ることで、恋愛や苦手なタイプへの対処、適職を見つけることなどに活かしていくことができます。
この記事では、ISFJ(擁護者)と相性の良い・悪い性格タイプを解説するとともに、恋愛や仕事面にフォーカスした相性の関係性をまとめてご紹介します。
また、ISFJ(擁護者)に向いてる職業についても解説しますので、自分の性格タイプから相性を知りたいという人は参考にしてみてください。
※本記事で解説する相性は学術的根拠ではなく、各タイプの性格的における一般的理解に基づいて解釈しています。
この記事の目次
ISFJ(擁護者)タイプとは?
ISFJ(擁護者)は、物静かな性格でありながら、常に他人のことを向いて生活をする傾向にあるため、人に対する思いやりに優れています。それだけでなく、困っている人を見つけたらすぐに手を差し伸べられるため、優しい性格と言えます。
一方、自分の感情を積極的に表現できなかったり、行動力が他の性格タイプよりも低めといった短所が見られるため、アグレッシブに活動していくような性格とは言えません。
ISFJ(擁護者)の相性について詳しく見ていく前に、まずはそもそもISFJ(擁護者)がどんな性格タイプでどういった強みや弱みがあるのかについて理解を深めていきましょう。
ISFJ(擁護者)の長所
ISFJ(擁護者)の長所としては、以下の3点が挙げられます。
- 人に対する思いやりに優れている
- 常に精神的に落ち着いている
- 責任感を持って物事に向き合える
それぞれの長所について詳しく解説します。
人に対する思いやりに優れている
ISFJ(擁護者)は、他人に対して積極的にコミュニケーションを取るような性格ではありませんが、常に周囲を観察して自分のとるべき行動を判断するような癖があるため、人に対する思いやりに優れているといった長所が見られます。
何か悩んでいる人を見かけたらそっと手を差し伸べるような行動を取れるだけでなく、悩み相談を受けることがあれば、一つ一つ丁寧に相手の気持ちに寄り添ったアドバイスができます。
擁護者と言われるように、あらゆる人に対して思いやりの心を持って接することができるのは、ISFJ(擁護者)ならではの長所と言えます。
常に精神的に落ち着いている
ISFJ(擁護者)は、常に1歩引いた目線で物事を捉えることができるため、常に精神的に落ち着いているといった長所が見られます。
周りが混乱している中でも、ISFJ(擁護者)は1人で状況を瞬時に把握することに努められますので、落ち着いた姿が周りに安心を与えることもあるでしょう。
仕事においてもプライベートにおいても、精神的に落ち着いている事は基本的に強みとして発揮できます。
周囲の状況に動揺させられることなく、自分自身の軸を持ってやるべきことに突き進んでいけますので、安定的なパフォーマンスが発揮できる点もISFJ(擁護者)の強みと言えます。
責任感を持って物事に向き合える
ISFJ(擁護者)は非常に真面目な性格をしていますので、どんな物事に対しても責任感を持って向き合えるといった長所があります。
友人関係であれば、自ら友人を裏切るような事はしませんし、仕事であれば与えられたタスクを黙々とこなしていくような動きを見せます。
人に対する思いやりが優れていたり、責任感を持って物事に向き合えるような姿は、周りの人に信頼や安心感を与えます。
ISFJ(擁護者)は、関係性が長くなればなるほど親しい友人が増えていくようなケースも多いでしょう。
ISFJ(擁護者)の短所
ISFJ(擁護者)の短所としては、以下の3点が挙げられます。
- ルールに固執しがち
- 自分の感情や意見を押さえ込む
- なかなか自分から行動しない
それぞれの短所について詳しく解説します。
ルールに固執しがち
ISFJ(擁護者)は、自らを表現することこそ少ないものの、自我や自分の意見をはっきりと持っているような芯の通った性格のため、ルールに固執しがちといった短所が見られます。言い換えれば、物事に柔軟に対応できないとも言えるでしょう。
ISFJ(擁護者)からしてみると、秩序を守るためにルールを遵守したいと考えているものの、周囲の人からすると、ISFJ(擁護者)の柔軟性の低さにストレスを感じてしまうケースもあるかもしれません。
このように、ルールに固執してしまうという特徴が、ISFJ(擁護者)にとって周りの人とのズレを感じるきっかけになり、生きづらさやストレスを感じることに繋がることもあります。
自分の感情や意見を押さえ込む
ISFJ(擁護者)は、自己表現が得意な性格ではありませんので、自分の感情や意見を押さえ込んでしまうといった短所が見られます。
自分が発言するチャンスを感じたとしても、肝心なところで1歩足を踏み出すことができないため、様々な機会を失ってしまうこともあるかもしれません。
特に仕事においては、自分の意見や考えを発信していくことが強く求められますので、ISFJ(擁護者)の人は自分の短所をしっかりと理解した上で仕事に向き合っていくことが大切です。
なかなか自分から行動しない
長所の部分でも触れた通り、ISFJ(擁護者)は既に周囲を観察して自分のとるべき行動を定められる性格です。
これは、裏を返すと周りを見てから行動をするといった特性になりますので、なかなか自分から行動できないという短所に繋がります。
特に、今まで経験したことのないような新しい物事に挑戦するような行動には、拒否感すら感じてしまうISFJ(擁護者)も少なくなく、自己発信力の低さも相まって、身の回りのチャンスを掴めずに苦労してしまうことも考えられます。
ISFJ-aとISFJ-tの違い
ISFJ-aは、ISFJ(擁護者)の中でもポジティブな性格を表します。
困っている人を見かけたら自ら積極的に手を差し伸べられます。それだけでなく、ISFJ(擁護者)の短所である行動力や発信力の低さを感じさせないようなアクティブさも特徴として見られます。
ただ、あまりにも積極的に手を差し伸べるような行動を取るため、場合によってはおせっかいに思われてしまうこともあるでしょう。
一方、ISFJ-tはISFJ(擁護者)の中でもさらにおとなしい性格です。
自分の意見は、周りの人から声をかけられたときにしか発する事がなく、自己表現力や行動力により一層の弱みが見られます。
その反面、周囲の観察力に優れており、TPOをわきまえたコミュニケーションができるといった強みが見られます。
ISFJ(擁護者)は日本人にどれくらいいる?
16 Personalities性格診断において、日本人の結果をランキングで並べると以下の通りとなります。
順位 | 診断タイプ | 日本人の割合 |
---|---|---|
1位 | INFP-T | 12.91% |
2位 | ENFP-T | 8.48% |
3位 | ENFP-A | 5.30% |
4位 | INFJ-T | 4.97% |
5位 | ISFP-T | 4.53% |
6位 | INTP-T | 4.52% |
7位 | ISFJ-T | 4.30% |
8位 | ESFJ-A | 3.76% |
9位 | INFP-A | 3.53% |
10位 | ESFP-T | 3.08% |
11位 | ESFJ-T | 2.99% |
12位 | ENFJ-T | 2.94% |
13位 | ESFP-A | 2.94% |
14位 | INTP-A | 2.67% |
15位 | ENFJ-A | 2.65% |
16位 | ENTP-A | 2.64% |
17位 | ENTP-T | 2.55% |
18位 | ISFJ-A | 2.52% |
19位 | ESTJ-A | 2.30% |
20位 | ISFP-A | 2.21% |
21位 | ISTJ-A | 1.93% |
22位 | INTJ-A | 1.91% |
23位 | INFJ-A | 1.82% |
24位 | INTJ-A | 1.79% |
25位 | ISTJ-T | 1.64% |
26位 | ESTP-A | 1.58% |
27位 | ENTJ-A | 1.56% |
28位 | ISTP-T | 1.54% |
29位 | ISTP-A | 1.33% |
30位 | ESTJ-T | 1.09% |
31位 | ESTP-T | 1.04% |
32位 | ENTJ-T | 1.01% |
この結果から計算すると、ISFJ(擁護者)は日本に6.82%の割合で存在していることが分かります。
ランキングを見てみても、ISFJ-Tが上位7位にランクインしていることから、ISFJ(擁護者)の性格は日本人の中でも比較的多いタイプと分類されます。
ISFJ(擁護者)と相性が良い性格タイプは?
ISFJは控えめで地味な振る舞いをしがちですが、誰かのために献身的にサポートできるといった心優しい性格の持ち主です。
そんな生粋のサポート役であるISFJと相性が良い性格タイプについて解説します。
ISFJ(擁護者)と相性が良いのは自分がサポート役になれる性格の人
ISFJは献身的で勤勉な性格ではあるものの、自分が積極的に前に出て他人を先導していくといったことはせず、裏方作業に徹することを好むといった特徴があります。自分のしたことで誰かが喜んでくれるという状況に幸福感を感じるため、常に気配りを忘れないのも長所と言えます。
そんな性格のISFJですので、相性が良い性格としては「自分がサポート役として徹することができる人」となります。言い換えれば、自分一人でガツガツと新しいことに挑戦しようとする人であれば、ISFJはそのサポート気質を存分に活かせるということになります。
また、ISFJは自己表現が苦手な傾向も見られるため、できれば相手から会話を振ってくれないかと常に考えています。このことから、コミュニケーション能力が高いような性格の人とも相性が良く、仲良くなっていけるでしょう。
ISFJ(擁護者)と相性の良い性格タイプはENTJ,ISTJ,ESFP
ISFJは自らが自然とサポート役になれるような性格の人と相性が良いですが、具体的な性格タイプを挙げるとENTJ,ISTJ,ESFPとなります。
ISFJ(擁護者)とENTJの相性
ISFJと指揮官タイプであるENTJの相性は非常に良いと考えられます。
一見するとチームのまとめ役であるENTJと、チームに属してプロジェクトの一部分だけを担うようなISFJとでは正反対な性格だと感じてしまうかもしれませんが、お互いに「与えられたミッションを最後までやり遂げる」という点に大きな強みを持っているといった共通点があります。
つまり、ISFJもENTJも誠実さや粘り強さを持って物事に向き合う性格であることから、両者はお互いを信頼し合いやすい関係にあると言えます。特に3,4回目以降から徐々に仲良くなっていく傾向にあるため、最初のうちはそこまで相性が良いと感じられないかもしれません。
最終的にはお互いが素で話し合えるような自然体で付き合える関係性となれますので、相性としてはどんな関係であっても良いと言えます。
ENTJは指揮官タイプの性格であり、強い意思を持って組織を束ねて目標を実行していくといった特徴があります。優れたリーダーとして振る舞うものの、どうしても一人だけでは取りこぼしてしまうような物事がありますので、ISFJがサポートできる場面はたくさん見つけられます。
特にISFJはENTJの下で組織の一員として属することができれば、自らの存在意義を感じながらENTJの良き相棒として活躍していけると考えられます。
ISFJ(擁護者)とISTJの相性
ISFJと管理者タイプのISTJは、性格傾向を示すアルファベットの3文字が同じということから分かる通り、非常に価値観や考え方が似通っているため相性が良いと言えます。
お互いに内向的で物事を見る視点が同じだと感じる瞬間が多々あるはずですので、ちゃんと話す前から「この人は自分と近い人間だ」と感じることでしょう。シンパシーのようなものすら覚えることも考えられ、知り合ってから仲良くなるまでのスピードも早いと考えられます。
ただ、あまりにも似ている性格であることから、お互い同じような課題や弱みを持っているとも言えます。二人で何かを成し遂げたいという状況になると、新しい視点や考え方が入ってくることも少ないため、大きな障害を乗り越えるのには若干苦労してしまうかもしれません。
ISTJは管理者タイプの性格であり、常に秩序を大切に考えています。また、あるべき姿を維持し続けるといった行動に長けているため、運用や保守に関連するプロジェクトに対して適性が見られます。
運用や保守については非常に多くの人の手が必要になりますので、ISFJがサポートする形でISTJを手助けする機会も増え、お互いにいなくてはならない存在だと認識し合うことができるでしょう。加えて、ISFJと同じ内向型のタイプであることから、考え方が似通っているのも相性が良いと考えられる理由の一つです。
ISFJ(擁護者)とESFPの相性
ISFJとエンターテイナータイプのESFPは、持ちつ持たれつの関係として相性が良いです。基本的に誰に対してもESFPは心を開いてコミュニケーションを取るため、引っ込み思案なISFJであっても心理的な壁を感じることなくすぐに仲良くなれるはずです。
一方、ESFPは自分本位に行動してしまう節がありますので、しばしば周囲の人を振り回してしまうといった弱みがあります。そんな弱みに対してISFJは常に優しくフォローできるため、ESFPからしても非常に助けられる場面があるでしょう。
凸凹コンビのように違いの弱みを保管しあっている関係であることから、交友関係だけでなく仕事や恋愛でも相性が良く、いいパートナーになれると考えられます。
ESFPはエンターテイナータイプの性格であり、とにかくコミュニケーション能力が高いことが特徴です。どんな相手とも躊躇することなく話にいける人のため、内向的なISFJであっても安心してコミュニケーションが取れるという点で相性が良いです。




ISFJ(擁護者)と相性の悪い性格タイプは?
ISFJは非常に優しい性格で常に周囲に気配りを忘れないといった強みがある反面、自分から積極的に話したり、交渉や自己表現が苦手といった弱みが見られます。
そうしたISFJの弱みの部分に注目しつつ、性格的に相性が悪いタイプを解説していきます。
ISFJ(擁護者)と相性が悪いのは対立が起きやすい性格の人
ISFJは心優しい性格の持ち主であるため、他人と対立を起こしてしまうほど自我が強い性格の人との相性が悪い傾向にあります。あまりにも自我が強い人を見ると、ISFJは近寄りづらさを何よりも先に感じてしまうので、仲良くなることがほぼほぼできないとすら言えるでしょう。
ただ、心の中ではそのように考えていたとしても、いざ苦手な人から話しかけられて何かを頼まれれば承諾してしまうのがISFJの特徴でもあります。
最初のうちは仕方なく協力するのですが、時間が経つにつれて苦手な人に協力していることに対してストレスを感じてきてしまい、結果的に反発するように関係性を一方的に断ってしまうでしょう。
ISFJ(擁護者)と相性の悪い性格タイプはENTP,ESFJ,ISTP
ISFJは自我が強すぎる相手との相性が悪いですが、具体的な性格タイプでいうとENTP,ESFJ,ISTPの3タイプが挙げられます。
ISFJ(擁護者)とENTPの相性
ISFJと討論者タイプのESTPは非常に衝突しやすく、他のどの組み合わせよりも悪い相性と言えます。ESTPはとにかく理詰めで論破しようとしてくるため、心優しいISFJは意見をすることができず、一方的に抑圧されたような感覚を味わうことになるでしょう。
特に一緒に何かしらの物事を進めるような場合、ISFJはENTPに対して強い嫌悪感を感じることもあり、スムーズにコミュニケーションを取ることは極めて難しいと考えられます。性格傾向を示すアルファベットが全て真逆にあることからも、この両者の相性が悪いことが分かります。
討論者タイプのENTPは、非常に頭が切れ、他人との討論が非常に得意といった強みを持つ反面、常に自分が勝たないと気が済まないといった頑固さが全面に出た性格です。ISFJが少し意見を言っても真正面から否定されてしまうことも多く、対等に仲良くできない人だと感じてしまうでしょう。
ISFJ(擁護者)とESFJの相性
ISFJと領事官タイプのESFJは、根本的な考え方や価値観はかなり似ています。それは、性格傾向を示すアルファベットが4文字中3文字が一緒であることからも明らかです。しかし、両者は内向型と外向型という真逆の性格にあることが強いストレスを生じさせることがあります。
何かを成し遂げるために大きな判断をしなければならない時、ISFJは極めて慎重に行動しようとしますが、ESFJは大胆かつ積極的に行動しようとしますので、ほぼ確実に衝突することが考えられます。
また、ESFJは他人とよくコミュニケーションを取りますが、ISFJにはない強みの一つとなりますので、変に嫉妬してしまい仲良くなれないと感じることもあります。
領事官タイプのESFJは、思いやりとコミュニケーション能力が強いといった長所がある反面、自分にとっての正義に従って行動することに重きを置いていることから、なかなか自分の思いを変えようとすることはないです。
たとえISFJがESFJの行動に疑問を感じたとしても、その思いは決してENFJに届くことはないため、心の距離を感じ続けることになってしまうはずです。
ISFJ(擁護者)とISTPの相性
ISFJと巨匠タイプのISTPは、どちらも内向型という共通点があるものの、ISTPが非常に頑固な性格をしていることから相性としてはそこまで良いものではありません。
ISTPは一人で目の前の物事を進めることが好きということもあり、ISFJがサポートを申し出ても拒否されてしまうことが多々あります。そのため、自分の強みを活かしてやりがいを感じるといったことができない相性であり、仲良くなれない人と感じるでしょう。
巨匠タイプのISTPは、非常に頑固で職人気質な性格です。エンジニアなどの開発系の仕事では右に出るものはいないほどの活躍をしますが、今までの自身の経験にそぐわない意見や行動を認めることはほぼありません。
従って、ISFJが少しでも間違ったサポートをしようものなら厳しく叱責されることもあり、ISFJは一方的にISTPに対して苦手意識を持ってしまうことでしょう。

ISFJ(擁護者)の恋愛における相性一覧
ここからは、ISFJの性格的な相性について、より細かい関係性に切り分けて解説していきます。まずは、ISFJの恋愛における相性についてそれぞれの性格タイプで解説します。
ISFJ(擁護者)が恋愛において相性が良いのはENTJ,INTP,ENFJ
恋愛においても物静かでパートナーのために献身的になるISFJですが、恋愛関係で相性が良い性格タイプはENTJ,INTP,ENFJの3つが挙げられます。
ISFJとENTJ(指揮官)の恋愛における相性
指揮官タイプのENTJは、恋愛においてもISFJを力強くリードしてくれるため、ISFJは居心地の良さを感じられるとともに、尽くしたいという意欲を存分に発揮できるでしょう。
ENTJもISFJがパートナーとして尽くしてくれる姿に喜びを感じる性格ですので、二人の仲は非常に好ましいものになります。
ISFJとINTP(論理学者)の恋愛における相性
論理学者タイプのINTPは、ISFJと同じく内向的に自分のやりたいことを考えていく性格ですので、恋愛関係を育んでいく上で望ましい似通っているタイプと言えます。また、INTPは知識欲が高く、デートでも進んで色々なところに行きたがりますが、ISFJはそれを受け入れて退屈しない恋愛関係を楽しめることでしょう。
ISFJとENFJ(主人公)の恋愛における相性
主人公タイプのENFJは、非常にコミュニケーション能力に優れているとともに、どのような価値観の人でも受け入れることができますので、引っ込み思案なISFJを良い意味で外に出してくれるような存在となります。
ISFJはENFJと一緒であれば常に新鮮な気持ちを感じられるため、恋愛関係が長続きしやすいといった傾向も見られます。
ISFJ(擁護者)が恋愛において相性が悪いのはENTP,INTJ
反対に、ISFJと恋愛的な相性が悪いのはENTP,INTJの2つの性格タイプです。
ISFJとENTP(討論者)の恋愛における相性
討論者タイプのENTPは、パートナーに対して気に入らないことがあるとすぐに口に出して意見を言ってくる傾向にあります。ISFJは消極的で人の意見に迎合しようとする傾向にありますので、束縛や抑圧といったネガティブな感情を感じやすくなってしまい、一緒にいて居心地の悪さを感じることも多くあります。
ISFJとINTJ(起業家)の恋愛における相性
建築家タイプのINTJは、想像力が豊かで最初のうちは楽しいデートを過ごせるものの、考え方や価値観の違いを徐々に感じてくることも多く、あまり長続きしない傾向が見られます。また、ISFJもINTJも感情をあまり表には出さないタイプですので、愛情が感じられずに不信感を感じてしまうこともあるでしょう。
ISFJ(擁護者)の恋愛における他タイプとの相性
ここまでで解説した5つの性格タイプ以外のタイプとの恋愛における相性については、以下のようにまとめられます。
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
---|---|---|
INFJ | ★★★☆☆ | ISFJと同じく物静かなタイプなのでお互いの波長は合いやすい傾向にあります。しかし、物静かすぎて恋愛においてはあまり盛り上がることが少なく、相手が一緒にいて楽しいのかを自問し続けるような関係性が続くでしょう。 |
INFP | ★★☆☆☆ | INFPはISFJと同じく他人をサポートすることに喜びを感じる性格ですので、恋愛においてはお互いがサポートし続けて疲弊してしまうことがあります。恋愛に疲れてしまう可能性もあり、相性としてはあまり良くありません。 |
ENFP | ★★☆☆☆ | 社交的でコミュニケーション能力に優れているENFPですが、交際後も他の異性と遊ぶことも多く、真面目なISFJは嫉妬心を感じてしまうでしょう。浮気を疑うことになったりと、とにかく衝突してしまうことが考えられます。 |
ISTJ | ★★★★☆ | ISTJは管理者タイプということもあり、奥手なISFJを上手くリードしてくれるような存在となります。また、判断基準も論理的なため、多少無茶な要求をされても献身的にサポートしたいと思える相手となるでしょう。 |
ISFJ | ★★★★☆ | ISFJ同士の恋愛相性は比較的良好です。お互いが心遣いを忘れずに助け合っていきやすい組み合わせのため、末長いパートナー関係が築けるはずです。 |
ESTJ | ★★★★☆ | ESTJは常に他者をリードする役回りを好みますので、ISFJを上手くリードして深い関係になっていけるでしょう。ISFJはESTJに尊敬の念を抱くことも多く、対等で望ましい恋愛ができると考えられます。 |
ESFJ | ★☆☆☆☆ | コミュニケーション能力が高いESFJですが、恋愛よりも友達付き合いを優先する傾向にあります。ISFJはパートナーに若干依存しがちであることから、ESFJの振る舞いに不安や憤りを感じやすく、すぐに仲違いしてしまうかもしれません。 |
ESTP | ★★☆☆☆ | ESTPは力強くISFJをリードすることができる反面、性格的にリスクのある行動を取りがちですので、ISFJは常に振り回されてしまうことでしょう。ISFJがESTPをパートナーにすると体力を持っていかれてしまいますので、相性としてはそこまで良くありません。 |
ISTP | ★★☆☆☆ | 頑固なISTPは、パートナーを積極的に支えたいと思っているISFJの愛情を蔑ろにしてしまいやすいと考えられます。ISFJが一方的に恋愛感情を出しているような見え方にもなるので、どうしてもストレスが溜まっていってしまうでしょう。 |
ISFP | ★★★☆☆ | お互いに内向的でありながら、ISFPは新しい発想やアイデアでISFJを楽しませてくれようとします。ただ、時折価値観がズレていると感じることもあるので、しっかりと対話することを意識しましょう。 |
ESFP | ★★★★☆ | ESFPは常に明るく会話してくれる性格ですので、コミュニケーションが苦手なISFJでも楽しい恋愛関係を構築できます。デートはENFPに付きそう形で過ごすのがおすすめです。 |

ISFJ(擁護者)の仕事における相性一覧
ISFJの仕事における相性についても詳しく解説します。相性を知って活用することで普段の仕事の中で、連携の強化や人間関係の摩擦を減らすことなどができます。
ISFJ(擁護者)が仕事において相性が良いのはENTJ,ENFJ,INFJ
ISFJが仕事において相性が良い性格タイプは、ENTJ,ENFJ,INFJの3つが挙げられます。
ISFJとENTJ(指揮官)の仕事における相性
指揮官タイプのENTJは、文字通り指揮官として組織を束ねるリーダーとして職場で活躍しています。そんなリーダーをサポートするような役割の人が職場では常に求められるため、ISFJは仕事において自分の存在価値ややりがいを強く感じられるでしょう。
ENTJは的確にメンバーに指示出しをすることも得意ですので、自分がどんな仕事をすべきなのかが分かりやすいというのも、ISFJと相性が良い理由となります。
ISFJとENFJ(主人公)の仕事における相性
主人公タイプのENFJも、サポーター気質の強いISFJの良いビジネスパートナーとなります。ISFJは仕事においてあまり自我を出すことはなく、与えられたミッションを忠実にこなそうとする傾向にあります。一方、ENFJは自らが率先して仕事を作り出していく傾向にありますので、良い意味で真逆の性格にあると言えます。
ENFJのやりたいことをしっかりとサポートできれば、ISFJも仕事で評価してもらうことが可能になります。
ISFJとINFJ(提唱者)の仕事における相性
提唱者タイプのINFJは、仕事においてISFJの良き理解者となってくれるでしょう。INFJはISFJと同じく内向的であまり自分を出すことはしませんが、極めて大きなビジョンを掲げて組織を動かすといった強みがあります。そのような思想に迎合し、自分のできることを探して協力すれば、ISFJも新しいビジネスに携わることができ、仕事を楽しいと思えることでしょう。
ISFJ(擁護者)が仕事において相性が悪いのはINTJ,ENTP
反対に、ISFJが仕事において相性が悪いのはINTJ,ENTPの2つが挙げられます。
ISFJとINTJ(建築家)の仕事における相性
建築家タイプのINTJは、仕事において戦略を考えるのに適している性格タイプです。戦略を実行することも非常に得意なため、職場では信頼されている人物の一人となりますが、人付き合いが得意なタイプではないので引っ込み思案なISFJと上手く関係性が構築できません。
よそよそしくやり取りをすることになりますので、仕事におけるシナジーがあまり発揮できずにお互いがやきもきしてしまうことでしょう。
ISFJとENTP(討論者)の仕事における相性
討論者タイプのENTPは、仕事においてもISFJと相性は悪いです。仕事におけるスタンスややる気は満ち溢れているものの、自分が少しでも違うと感じたことには攻撃してくるのがENTPの特徴ですので、平和主義なISFJとは根本的な考え方が異なります。
一緒に仕事をしていると強いストレスを感じてしまうかもしれません。
ISFJ(擁護者)の仕事における他タイプとの相性
ここまでで解説したそれぞれの性格タイプ以外との仕事における相性をまとめると、以下の通りとなります。
性格タイプ | 相性 | 関係性 |
---|---|---|
INTP | ★★★★☆ | ISFJと同じく頭で考えて行動するタイプのため、仕事の進め方が似ています。また、地力で新たなことに挑戦するタイプで、ISFJがサポートしやすいのも特徴です。 |
INFP | ★★☆☆☆ | 物静かで優しい性格タイプですが、ISFJと似通っていることもあり、二人でいてもあまり新しいアイデアが生まれることはなく、仕事における相性は良くありません。 |
ENFP | ★★☆☆☆ | コミュニケーション能力が優れているENFPですが、仕事においては調整役となることが多いです。そのため、サポート役のISFJとは仕事で協力することはほぼほぼないでしょう。 |
ISTJ | ★★★★☆ | 管理者タイプのISTJはISFJを仕事でもしっかり管理してくれますので、ISFJはやるべき仕事を明確にすることが可能です。 |
ISFJ | ★★☆☆☆ | ISFJ同士は仕事における相性は良くありません。互いがお見合いする形で何をすればいいかが判断できないため、仕事が停滞してしまうこともあります。 |
ESTJ | ★★★★☆ | ESTJは幹部タイプとなりますので、ISFJに的確な指示を出して業務をスムーズに進めてくれます。ISFJは信頼を置ける人物だと感じられ、ストレスフリーに働けると考えられます。 |
ESFJ | ★★★☆☆ | 領事官タイプのENFJは仕事において高いコミュニケーション能力を発揮しますので、仕事ではISFJを管理する役割になることがあります。ただ、他のリーダー気質のあるタイプよりも放任的に対応されてしまうため、ISFJは不安を感じることもあります。 |
ESTP | ★★☆☆☆ | 仕事を積極的に、かつ新しいことにチャレンジしようとするESTPですが、センスがISFJと異なるため一緒に仕事を進めていて不安を感じることが多いでしょう。 |
ISTP | ★★☆☆☆ | ITSPは頑固な性格であることから、仕事においてもISFJとの相性が悪目です。ISTPの人と働かなければならなくなったら、適度な距離感で上手くコミュニケーションを進めるよう意識してみてください。 |
ISFP | ★★★★☆ | ISFJと似ている価値観で仕事を進められる性格タイプですので、仕事の大変なことでも嬉しいことでも共有でき、心強い仲間となってくれるはずです。 |
ESFP | ★★☆☆☆ | 仕事においてはESFPとISFJが一緒になっても、あまり新しいアイデアが生まれることはありません。若干ISFJが振り回されてしまうこともあり、必要以上に疲れることも考えられます。 |

ISFJ(擁護者)に相性の良い職業
ISFJが仕事で活かせる長所としては、以下のようなものが挙げられます。
- 人間関係の構築能力
- 継続力
- 緻密なサポート能力
これらの長所が活かせる、相性の良い職業としては以下となります。
- 看護師
- 人事
- 心理カウンセラー
- 事務
- 栄養士
- 図書館司書
- 医療事務
- 保育士
- 社会福祉士
- ウェディングプランナー
- 介護士
- セラピスト
- 学芸員
- 教師
- 経理
それぞれの職業について、より詳しい解説やキャリア形成のポイントを以下の記事でまとめていますので、合わせて確認してみてください。
ISFJ(擁護者)に相性の良い仕事の特徴
ISFJ(擁護者)に相性が良い仕事の特徴としては、以下の3点が挙げられます。
- 誰かを手助けする仕事
- やるべき業務が分かりやすい仕事
- 観察力を活かせる仕事
それぞれの特徴について詳しく解説します。
誰かを手助けする仕事
ISFJ(擁護者)は、周囲を観察して困っている人に手を差し伸べる事を長所としていますので、強みを活かすためにも、誰かを手助けする仕事と相性が良いと考えられます。
例えば、心理カウンセラーなどの仕事であれば、分かりやすく目の前の人を手助けできる仕事ということもあり、ISFJ(擁護者)は長所を発揮できるだけでなく、やりがいも感じられるでしょう。
誰かを手助けする仕事の中でも、ISFJ(擁護者)は目の前の人を手助けできる仕事に向いています。
不特定多数の人を手助けするような仕事だと、自分の介在価値をうまくかりきることができず、「本当に自分は誰かのためになっているのか」と自問自答してしまうことも考えられます。
そのため、ISFJ(擁護者)は目の前の誰かを手助けする仕事に就職することがおすすめです。
やるべき業務がわかりやすい仕事
ISFJ(擁護者)は、人一倍ルールが決まっていることに厳しい性格であることから、やるべき業務が分かりやすい仕事と相性が良いでしょう。
事務職や秘書など、初めから業務が分かりやすい仕事であれば、自分がやるべき業務が何かを瞬時に把握していくことができます。
反対に、業務がざっくりしていてどんな業務でも対応しなければならない仕事だと、行動力の低さも相まって、自ら仕事を進められないような日々が続くかもしれませんので注意が必要です。
観察力を活かせる仕事
ISFJ(擁護者)は、周りを見て自分がとるべき行動を考えられる性格のため、観察力を活かせる仕事と相性が良いでしょう。観察力を発揮できる仕事であれば、未経験からでもすぐに活躍していくことが期待できます。
観察力は後から身に付けることが難しい強みとも言えますので、ISFJ(擁護者)の人が就職活動を進める際は、観察力の高さを自己PRしてみてもいいかもしれません。
なお、仕事によっては観察力が全く求められないような業務もあるため、ISFJ(擁護者)が就職活動を進める際は、自己分析や企業研究に取り組んだ上で就職活動を進めるようにしてみてください。
ISFJ(擁護者)に相性の悪い職業
ISFJ(擁護者)に相性の悪い仕事としては、以下のようなものが挙げられます。
- 新規開拓営業
- フリーランス
- 受付
- 雑誌編集者
- 弁護士
- イベントプランナー
- システムエンジニア
- プログラマー
- 建築設計士
- コンサルタント
これらの職業にISFJ(擁護者)が就職してしまうと、強いストレスを感じながら働く必要が出てきます。
就職できても短期離職に繋がる可能性がありますので、出来る限り相性の悪い職業に就職しないことを意識してみてください。
ISFJ(擁護者)に相性の悪い仕事の特徴
ISFJ(擁護者)に相性の悪い仕事の特徴としては、以下の3点が挙げられます。
- 専門的な技術が求められる仕事
- スピード感のある行動が求められる仕事
- 多くの人と会話をする仕事
それぞれの特徴について詳しく解説します。
専門的な技術が求められる仕事
ISFJ(擁護者)は、自分から物事を積極的に考えて行動することに苦手意識を持っているため、専門的な技術が求められる仕事と相性が悪いと考えられます。
専門的な技術が重要になるシステムエンジニアやプログラマーなどの仕事は、自ら新しい知識をインプットするよう行動していかなければなりません。
ISFJ(擁護者)はどちらかというと消極的な性格ですので、技術を身に付けられずに仕事で活躍していくことが難しいと感じることがあります。
スピード感のある行動が求められる仕事
ISFJ(擁護者)は、行動力そのものが他の性格タイプよりも弱いという特徴が見られるため、スピード感のある行動が求められる仕事と相性が悪いと言えます。
新規開拓営業やイベントプランナーなどはすぐに行動するような場面も多く、ISFJ(擁護者)にとって精神的な負荷が大きくかかるでしょう。
また、ISFJ(擁護者)は頑固な一面が見られることもあり、スピード感を発揮した柔軟な対応が求められるような仕事とも相性が悪いと言えます。
ISFJ(擁護者)が相性の良い仕事を見つけたいのであれば、1つの物事にじっくりと取り組めるような職種に応募することがおすすめです。
多くの人と会話をする仕事
ISFJ(擁護者)は、コミュニケーション能力に弱みを持っている性格であることから、多くの人と会話をする仕事と相性が悪い傾向にあります。
営業職やコンサルタントなど、コミュニケーションが業務の大半となるような仕事だと、ISFJ(擁護者)は自分の意見や考えをうまく伝えられずに困ってしまうことも多くあるはずです。
業務上どれぐらいコミニケーションが発生するかどうかは、職種によってある程度決まってきます。
ISFJ(擁護者)は先ほど紹介したような相性の悪い仕事は出来る限り避けて、自分の強みが活かせる仕事は何かという観点で仕事選びを進めるようにしてみてください。
ISFJ(擁護者)の相性に関するよくある質問
最後に、ISFJの相性に関してよくある質問をまとめて解説します。
ISFJ(擁護者)の相性あるあるは?
ISFJの相性関係におけるあるあるは、以下のようなものが挙げられます。
- 縁の下の力持ちのようなポジションが好き
- 誰かに頼まれたことはできるだけこなしたい
- 心配性で何度もやるべきことを確認したがる
- 聞き役に徹することが多い
- 褒められて伸びるタイプだと思っている
- 期待されたら期待された分だけ頑張れる
- 自分の意見よりも他人の意見を重視する
あなたはいくつ当てはまりましたか?
ISFJ(擁護者)の割合は?
ISFJはおよそ7%程度と言われており、日本人の中では比較的多い性格タイプとなります。もともとISFJは日本人の性格傾向が強く見られる性格タイプとも言われていますので、生活していてもISFJに該当する人はたくさん見つけられるでしょう。
ISFJ同士だと、友人や恋愛関係においてはお互いに手を差し伸べ合えるような関係性となりますので、居心地を感じやすいです。ISFJの割合が多いということは、人間関係を上手くやっていく上でプラスとも言えるかもしれません。
ISFJ(擁護者)の友達付き合いはどう?
ISFJは友達付き合いにおいても常に献身的にいようと振る舞いますので、多くの人から「優しい人」と認識されることでしょう。また、周囲の人から優しい人だと思われることにISFJは幸福を感じますので、良い友達付き合いができると考えられます。
ただ、ISFJは自分から積極的に話しかけられるような人ではありませんので、なかなか友達ができずにストレスを感じてしまうことも少なくありません。コミュニケーション能力の高い人を見つけて、自分に話しかけてもらえるようにアクションしてみるのもおすすめです。
ISFJ(擁護者)は生きづらい?
ISFJ(擁護者)は、自分の考えやアイディアを主張することが苦手な性格のため、相手の意見に対してノーということができず、結果的に自分が割を食っているような感覚に陥って生きづらさを感じることがあります。
また、人並み以上に周囲を観察するといった特徴が、回り回って他人の感情に敏感になりすぎるといった弱みに発展してしまいます。必要以上に周囲の目を気にすることがストレスに繋がり、生きづらいと感じることもあるでしょう。
ISFJ(擁護者)が生きづらいと感じた時は、自分の心に正直に生きるとともに、無理に周りに合わせないような意識を持つことをおすすめします。
まとめ
ISFJと最も相性が良いのはENTJです。交友関係だけでなく、恋愛や仕事においても非常に良い関係性が築けると考えられますので、深い仲になっていけるでしょう。
一方、ISFJと最も相性が悪いのはENTPです。常にISFJが振り回されてしまうこともあり、一緒にいて疲れを感じることもあります。
この記事で解説したそれぞれの関係性における相性を参考に、日頃の人間関係を改善するのに役立ててみてください。



