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INFP(仲介者)タイプとは?意味や特徴、よくある質問を解説

INFP(仲介者)タイプとは、「16 Personalities性格診断」における性格傾向の一つで、自分よりも他人を優先して行動するような優しい性格が特徴です。この記事では、INFP(仲介者)タイプの詳しい意味や性格傾向、特徴などを分かりやすく解説します。

INFP(仲介者)とは?

INFP(仲介者)とは?

INFP(仲介者)タイプとは、最近受検者が増えている「16 Personalities性格診断」の診断結果の一つです。

まずは、INFP(仲介者)タイプとはそもそもどういった性格なのかについて解説します。

INFP(仲介者)の性格について

INFP(仲介者)タイプは一見すると物静かで謙虚に見えますが、頭の中では様々な想像や空想をするなど、人知れず知的な活動に向き合うのが好きな性格です。

芸術肌な性格タイプでもありますので、音楽や美術、芸術の世界に多い性格傾向とも言われています。

特にINFP(仲介者)タイプが強みとしているのが共感力で、どんな人のどのような話題に対しても共感をすることができ、相談役として信頼される存在であることが多いです。

そんな強みがあることもあり、INFP(仲介者)タイプは誰かをサポートすることを自分の使命だと捉えて行動する傾向にあります。他人に対して、自分が正しいと思うことを貫くという思いも強く、芯のある慈悲深さや優しさが魅力的な性格と言えます。

INFP(仲介者)タイプは4つのアルファベットで構成されている性格タイプですが、これは「16 Personalities性格診断」における以下の4つの指標×2つのタイプの組み合わせを表しています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

つまり、INFP(仲介者)タイプの人は、内向型(I)・直観型(N)・感情型(F)・知覚型(P)の4つの性格的特徴を持っている性格です。

I(内向型)

INFP(仲介者)タイプの「I」は、物事や関心に対する方向が内向きである「内向型」を表します。集団でいるよりも一人でいることを好み、しばしば自分の思いにふける時間を作る傾向にあります。

どちらかというとコミュニケーションを取るのが苦手で、特にINFP(仲介者)タイプの人は親しい友人とひっそりと遊ぶといった時間を好みます。

パーティで大騒ぎするようなことは、よほどのことがない限りないでしょう。

N(直観型)

INFP(仲介者)タイプの「N」は、理想的な世界を追い求める「直観型」を表します。現実主義と反対の物事の見かたをするため、物語や詩を作るなど感性が豊かであるといった強みに繋がっています。

考えるよりも五感で感じ取って行動するといったタイプのINFP(仲介者)も多く、センスや独創性の高さといった強みも見られるでしょう。

その反面、論理的に現実を見ることが苦手なため、向き合う物事によっては自分のセンスを発揮できずにストレスを抱えてしまうことも考えられます。

F(感情型)

INFP(仲介者)タイプの「F」は、物事を判断する際に感情を優先する「感情型」であることを表します。論理的にどうかということではなく、自分がいいと思うかを重要な判断軸としているため、ビジネス系の仕事よりもクリエイティブ系の仕事の方がマッチするでしょう。

また、人情に厚く涙もろい性格も見られるため、他人に真剣に頼みごとをされるとどんな物事であっても受けてしまう傾向もあります。頼りがいがある反面、他人に利用されやすい傾向にある点には注意が必要です。

P(知覚型)

INFP(仲介者)タイプの「P」は、マイペースに自分の思ったことを進める「知覚型」を表します。物事を柔軟に捉えられる反面、計画を立ててきっちり進めるといったことが苦手な傾向にあります。

また、やるべきことを先延ばしにしてしまうクセも見られるため、意思決定や行動そのものが他人よりも遅い傾向にある点も弱みです。

仲介者と呼ばれる理由

INFP(仲介者)タイプが「仲介者」と言われるのは、自分よりも他人のことを優先して物事を考えて行動する傾向から来ていると考えられます。

とにかく共感性と創造力が高いので、周囲の人がいつもと違う様子だと感じれば、すぐに手を差し伸べてサポートをしようとします。また、集団でいる時はその集団のことを第一に考えるため、チームメンバーが円滑にコミュニケーションが取れるように仲介することもあります。

INFP(仲介者)タイプの人自身は裏方で調整するといった業務にマッチしている強みがあるため、文字通り誰かと誰かを仲介することに向いている性格と言えるでしょう。

INFP-AとINFP-Tとは?

INFP(仲介者)タイプは、その性格傾向によって「INFP-A」と「INFP-T」の2つの性格タイプに分類することができます。

INFP-Aの「A」はポジティブという意味を表しており、内向的でありながらも比較的周囲の人に対してアグレッシブに接しようとします。また、ストレス耐性の強さもあるため、手を差し伸べた手を拒絶されたとしてもめげずにサポートをし続けようとする傾向にあります。

一方、INFP-Tの「T」はネガティブさを表しており、INFP(仲介者)タイプの中でもさらに自分一人で過ごすことを幸せに感じる傾向が見られます。

加えて精神的に傷つきやすい性格でもあるため、ストレスがかかると数日間は落ち込んだ状態が続いてしまうこともあります。

16 Personalities性格診断とMBTIのINFPについて

「16 Personalities性格診断」と似て非なる診断として、「MBTI®(エム ビー ティー アイ/Myers-Briggs Type Indicator)」というものがあります。

「MBTI」は世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査で、公式サイトによれば『16 Personalities性格診断とMBTIは全く別のものであり、INTPやENFPなどアルファベットで性格タイプを表しているのはMBTIを真似たもの』とされています。両者を混同しないようにしましょう。

なお、この記事におけるINFP(仲介者)タイプは「16Personalities性格診断」に依拠して解説をしていきます。「MBTI」について知りたい場合は、日本MBTI協会の発信を参照してみてください。

一般社団法人 日本MBTI協会

INFP(仲介者)の性格的な特徴

ここからは、INFP(仲介者)タイプの性格的な特徴について、強みや弱みなどに分解して詳しく解説していきます。

INFP(仲介者)の人はどんな性質の持ち主?

INFP(仲介者)タイプの人は、物静かで謙虚という性質を強く持っています。そのため、組織の中では基本的に自分から意見を発することはなく、周囲の人の出方を伺ってから行動する傾向にあります。

ただ、発言しないからといって何も考えていないわけではなく、頭の中では理想的な未来を常に想像しているため、話を振られたら自分の意思や意思を素直に伝えるでしょう。

また、誰かのために行動するといった思想を強く持つ性質でもあり、根っからのサポーター気質の人と言えます。

自分のためだと頑張れないものの、困っている人のためであったら何倍もの力を出せるため、いかにして自分が助けたいと思えるような信頼できる相手を見つけられるかが鍵になってきます。

強み:思いやり、共感性が高い、自己表現力

INFP(仲介者)タイプの強みは、他人に対する思いやりと共感性の高さがまず挙げられます。相手の悩みや苦しみ、楽しさ全てに共感することができるため、特に聞く力のコミュニケーション能力が非常に優れています。

それだけでなく、聞いた悩みをどのように解決できるかといった思考も絶やさないため、思いやりに優れた人とも言えるでしょう。

他にも、優れたセンスや創造力から繰り出される自己表現力もINFP(仲介者)タイプの大きな強みの一つとして挙げられます。

役者や俳優にはINFP(仲介者)タイプの人が多いとも言われており、表現者として無類の強さを発揮できる可能性も考えられます。

弱み:嘘がつけない、目的が分からないと動けない

INFP(仲介者)タイプの人は、常に正しいことが正義であると考える傾向にあるため、いい意味でも悪い意味でも嘘をつけずに損をしてしまうといった弱みがあります。

言い換えれば素直すぎる性格のため、人よりも多くの仕事を振られてしまったり、TPOに反した言動を意図せずしてしまったりすることもあるでしょう。

また、目的志向が強いこともあり、「なぜこれをするのか」といった目的が分からない状態だと手出しができないのも弱みとして挙げられます。

とりあえず動いてみるといったアクションを取りづらく、腰が重い性質とも言えるでしょう。

INFP(仲介者)の就活の進め方
INFP(仲介者)の就活の進め方

INFP(仲介者)の3つの価値観

INFP(仲介者)タイプには、強みや弱みとは異なり、自分はどうしたいかといった価値観をいくつか持っています。

ここでは、INFP(仲介者)タイプの代表的な価値観を3つご紹介します。

価値観①自分に正しくあろうとする

INFP(仲介者)タイプの人は、自分を偽ることを特に嫌う傾向にあります。そのため、常に自分が正しくあるべきだという価値観を強く持っていて、言い換えれば自分らしくあることをアイデンティティとして捉えています。

周囲の人から浮いているようなファッションや言動であっても、自分に取ってそれが自分らしいと考えるのであれば、誰に口を出されようとも行動を変えることはないでしょう。

価値観②自分よりも他人を優先して考えがち

既に解説した通り、INFP(仲介者)タイプの人は自分の幸せよりも他人の幸せを優先して考える、利他主義の塊とも言える価値観を持っています。

多少のことであれば自分が損をしても構わないとすら考えるため、時には悪意を持った人にいいように使われてしまうこともあるでしょう。

共感性の高さも相まって、もし他人の負の感情を一心に背負ってしまうと、自分も同じく精神的に打ちのめされてしまうことも考えられます。

従って、INFP(仲介者)タイプの利他主義は、場合によっては強みにも弱みにもなり得ると言えます。

価値観③自分を表現して居場所を作りたいと考える

物静かなINFP(仲介者)タイプですが、自己表現をして自分の居場所を作りたいという欲求は常に持っています。「誰かのために自分は存在している」という価値観を重視するため、チャンスを虎視眈々と静かに狙うことも少なくありません。

ただ、行動を起こすのが苦手なタイプでもありますので、うまくチャンスを掴めないと自己嫌悪感に悩んでしまうこともあります。

INFP(仲介者)のモチベーション

INFP(仲介者)タイプのモチベーションは、関係性ごとにどんなタイミングで上がり下がりするかが変わってきます。

ここからは、INFP(仲介者)タイプのモチベーションについて、6つの関係性に分解して解説していきます。

交友関係でのINFP(仲介者)のモチベーション

交友関係におけるINFP(仲介者)タイプのモチベーションは、以下のように分解できます。

▼自分らしくいられる関係性を求める

職場などでは常に気を張っているため、交友関係においてはありのままの自分を受け入れてくれるような友人を探す傾向にあります。

自分の弱いところも魅力的なところも引っくるめて仲良くできる友人を見つけられれば、もし仕事で嫌なことがあっても精神の拠り所となってくれるでしょう。

▼モチベーションが上がる瞬間:自分の意見に相手も共感してくれた時

共感性の高いINFP(仲介者)タイプですが、同時に自分の存在意義についても自問する傾向にあります。そのため、相手からも共感してもらえるようなタイミングでモチベーションが上がります。

愚痴でも遊びの計画でもなんでも構いません。自分の意見に相手も賛同してくれれば、日々の生活をより充実したものにできるはずです。

▼モチベーションが下がる瞬間:自分に嘘をついて関係性を維持しなければならない時

INFP(仲介者)タイプは、自分に嘘をつくことを何よりも嫌います。そのため、「本当はこう思っているけど、友達がこう言っているならこう発言しよう」など、自分に嘘をつかなければならない状況にストレスを感じます。

嘘が積み重なってくると、その人との交友関係そのものをシャットダウンしてしまうこともあるでしょう。

▼助けるだけでなく助けてもらうことも意識しよう

共感性とサポート力が高いINFP(仲介者)タイプですが、友達に対してはもちつ持たれるで相手にサポートしてもらうことも意識してみてください。

いくら誰かを助けたいと思っていても、自分ばかり損な思いをしていては人生がより良いものにはなりません。少しくらいわがままに生きてみましょう。

恋愛関係でのINFP(仲介者)のモチベーション

恋愛関係におけるINFP(仲介者)タイプのモチベーションは、以下のように分解できます。

▼互いに尊敬し、手を取り合える関係を求める

お互いに好きという気持ちを持っていながら、互いに尊敬し合えるような恋愛関係をINFP(仲介者)タイプの人は求めます。

物事に対する姿勢や仕事のスキルなどなんでも構いません。「これはパートナーに敵わないな」と思えるポイントがあるかどうかで、関係性が長続きするかどうか変わってくるでしょう。

▼モチベーションが上がる瞬間:自分のしたことで相手が笑顔になってくれた時

献身性の高い性格ですので、当然ながら自分のサポートでパートナーが笑顔になった瞬間に幸福を感じモチベーションが上がります。

ただ、親切にしすぎると相手が慣れてしまい、感謝されにくくなることもありますので、塩梅には気をつけるようにしてください。

▼モチベーションが下がる瞬間:相手の要求ばかり受けてしまっている時

基本的に受け身な恋愛関係を築きますが、相手の要求ばかり受けてしまうとさすがのINFP(仲介者)タイプであってもモチベーションが下がります。

あまりにもパートナーがわがままだと、自分の親切心を利用されることもありますので注意しましょう。

▼好きだけでなく、信頼できる相手かがポイント

パートナーのことが好きというだけでなく、信頼できる相手かがINFP(仲介者)タイプの恋愛関係においては重要です。

そのため、できれば職場や趣味のコミュニティなど、距離の近い関係性の相手と恋愛関係になるのがおすすめです。

家族関係でのINFP(仲介者)のモチベーション

家族関係におけるINFP(仲介者)タイプのモチベーションは、以下のように分解できます。

▼常に笑顔の絶えない仲のいい関係性を求める

人間関係の良好な状態がINFP(仲介者)タイプのモチベーション維持に重要ですので、常に笑顔の絶えない明るい家族関係がベストです。

ささいな会話でもいいので、家族間のコミュニケーション量にも意識してみると良いでしょう。

▼モチベーションが上がる瞬間:家族で旅行や食事をする時

家族でなにかすることにモチベーションが上がる傾向にあるため、頻繁に旅行や食事をするのがおすすめです。

そこまで自由にお金が使えないという場合は、せめて晩御飯は家族全員で取るようにするなど、簡単な家族ルールを決めてしまうのも一つの手です。

▼モチベーションが下がる瞬間:家族喧嘩などで仲が悪くなる時

家族関係の良し悪しがモチベーションの増減に直結する性格のため、家族喧嘩などで家族仲が悪くなると、一気にINFP(仲介者)タイプの人は落ち込んでしまいます。

仮に自分が喧嘩していなくても、家族の誰かが喧嘩しているだけで環境的にモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。

▼適度に自己主張をして家族との時間を楽しむのがポイント

家族においても消極的な性格ですので、自分の意思をしっかりと主張して家族と一緒にいる時間を作るのがおすすめです。

替えのいない家族ですので、多少のわがままでも許してもらえるはずです。ぜひ外では出せない自己表現を家族に対して存分に発揮してみてください。

職場関係でのINFP(仲介者)のモチベーション

職場関係におけるINFP(仲介者)タイプのモチベーションは、以下のように分解できます。

▼組織の一員として上手く周囲とやり取りできる関係を求める

職場関係においては、組織を円滑にまわすような役回りが得意です。そのため、共感性の高さを活かして周囲と溶け込めるかが大切になってきます。

波風立てずに過ごすなど、一歩引いて組織を俯瞰するような立ち位置だとさらにINFP(仲介者)タイプの強みが発揮できるでしょう。

▼モチベーションが上がる瞬間:状況を上手くまとめ上げられた時

どんな状況にあっても、組織全員がまとまっている状況を好みますので、混線した状況を上手くまとめ上げることができた瞬間に、INFP(仲介者)タイプのモチベーションは大きく上がります。

ある程度のコミュニケーション能力やスキルが求められますので、一定の社会人経験が必要になってくるでしょう。

▼モチベーションが下がる瞬間:自分が原因で組織を混乱させてしまった時

反対に、自分のミスや発言をきっかけに組織が混乱してしまうと、INFP(仲介者)タイプは大きく落ち込んでしまいます。

もし自分が何かミスをしてしまったら、早い段階で上司に相談して指示を仰ぐようにしてください。

▼自分の意思で仕事を進める意識を持てるかがポイント

自分の理想像を仕事に対しても持つ傾向にありますので、いつまでもやらされ仕事をするのではなく、いかに自分で意思を持って仕事を進められるかがポイントです。

自分はどうしたいのかを常に自問自答し、自分で納得のいく行動をしていきましょう。

学業関係でのINFP(仲介者)のモチベーション

学業関係におけるINFP(仲介者)タイプのモチベーションは、以下のように分解できます。

▼みんなで仲良く勉強する関係性を求める

学業においても助け合いや仲の良さを求める性格ですので、一人で黙々と勉強するよりも誰かと一緒に勉強できるような関係性を求めます。

また、自分の意思よりも他人と一緒にいれるかが重要な判断軸のため、時には「仲のいい友達が行くから」という理由で進学先などを選ぶこともあります。

▼モチベーションが上がる瞬間:自分と友達の成績が上がった時

自分だけでなく、一緒に勉強した友達の成績も上がった瞬間に、まるで自分のことのように喜ぶのがINFP(仲介者)タイプです。

こうした傾向にあることから、できれば自分と同じくらいの学力の友人と勉強するのが良いでしょう。

▼モチベーションが下がる瞬間:自分だけの成績がよかった時

自分だけ目立ってしまうような状況を嫌う傾向にあるので、テストなどで友達よりもはるかに点数がいい状態になるとモチベーションが下がる可能性があります。

そのため、友達とテストの点数で勝負するなどの遊びはやめておいた方が良いかもしれません。

▼学業を教えあえる関係性を構築できるかがポイント

やはり一緒に勉強できる友達がいるかで、学業に対するモチベーションが大きく変わる性格のため、一緒に勉強できる仲間を早い段階で作っておくのがベストです。

できるだけ学内で学友を作った方がいいですが、もし学内で見つからなければSNSなどで他の学校の友人を作ることも検討してみてください。

趣味・遊び関係でのINFP(仲介者)のモチベーション

趣味・遊び関係におけるINFP(仲介者)タイプのモチベーションは、以下のように分解できます。

▼コミュニティに参加し、誰かと一緒に楽しむことを求める

趣味についても誰かと一緒にやりたがるので、なんらかのコミュニティに属するような行動を取りがちです。

一人で黙々と行うような趣味・遊びはINFP(仲介者)タイプに向かないと考えられます。

▼モチベーションが上がる瞬間:自分はここにいていいと感じれた時

自分の存在意義を趣味や遊びを通じて感じられた時、INFP(仲介者)タイプのモチベーションは大きく上がります。

「Xxさんと一緒にいると楽しいね」など言ってもらえることが、何よりの幸せと感じられるでしょう。

▼モチベーションが下がる瞬間:うまくコミュニティに馴染めない時

勇気を出してコミュニティに参加するも、うまく馴染めない時に大きくストレスを感じることになります。

内向的な性格のINFP(仲介者)タイプですので、場合によっては数ヶ月も馴染めないといったこともあり得ます。

▼自分から積極的にコミュニティに入り込んでいけるかがポイント

いかに自分を出してコミュニティに入り込んでいけるかが重要な点になりますので、早い段階から素を出してしまうのがおすすめです。

もし自分の素が受け入れられなかったら、すぐに別のコミュニティに乗り換えてしまうのも検討してみていいでしょう。

INFP(仲介者)の人の他人からの評価5選

ここからは、他人からのINFP(仲介者)タイプの人に対する評価について解説していきます。

評価①相談役として頼りになる

共感性が高く、どんな相談に対しても真摯に対応してくれる性格のため、相談役として頼られることが多くあります。

自分を頼って相談してくれる相手に対しては、自分のできる限りの全力で応えてあげるようにするのがおすすめです。

評価②芸術肌がある

まるで詩人のように物事を表現したり、繊細に物事を捉えるセンスを発揮したりするので、周囲からは芸術肌のある人という評価をされやすいです。

センスを見込まれ、今までやったことのないようなクリエイティブな依頼を受けることもあるでしょう。

評価③あまりにも親切心が強い

並外れた親切心を発揮するINFP(仲介者)タイプに対しては、周囲の人から心配されるほど誰かをサポートする人という評価がされやすいです。

あまりにも親切心を出しすぎると、自分がつらくなってしまうこともあります。多少自分都合で動いても他人は嫌な目をしませんので、上手く自分の中でバランスを取る意識もしてみてください。

評価④自分一人では何も決められない人

常に誰かと一緒に行動しているため、他人からは「自分一人では何も決められない人」というネガティブな評価をされることもあります。

集団で行動すること自体は問題ありませんので、どれだけその集団で自己表現ができるかがポイントになるでしょう。

評価⑤必要以上に干渉してくると思われることも

困っている人にはとにかく手を差し伸べる性格のため、逆に過干渉で面倒臭い人というマイナス評価をされることもあります。

相手が本当に困っているのかどうかをしっかりと捉え、必要以上におせっかいをしないことも意識するようにしてください。

職場におけるINFP(仲介者)の立ち振る舞い

ここからは、職場においてINFP(仲介者)タイプがどういった立ち振る舞いをする傾向があるのかについて、3点解説します。

①部下や同僚のサポートが得意

INFP(仲介者)タイプのサポート能力は職場でもしっかりと活かせます。上司や部下、同僚など相手との関係性は関係なく、困っている人に対して全力でフォローしていくといった立ち振る舞いがよく見られます。

ただし、自分の仕事をおろそかにしてサポートばかりしていると、逆評価になってしまう点には気をつけましょう。

②顧客に寄り添った行動や考えができる

営業職やコンサルタントなどのクライアントワークをする時には、共感性を活かして顧客に寄り添った提案をする傾向にあります。

顧客からは優れた営業パーソンだと感じてもらいやすいため、業績も比例して伸びていくことでしょう。

ただ、顧客から便利屋のように扱われてしまうと、無理な依頼をされやすくなって自分の時間を圧迫しかねませんので注意してください。

③独創的なクリエイティブを作る

デザイナーやライターなどのクリエイティブ職の場合、INFP(仲介者)タイプの人にしかできないような独創的なクリエイティブを作る傾向にあります。

自分の魅力として仕事に活かしていけますが、場合によっては独創的すぎて会社からストップをかけられることもあるでしょう。

もし自分の素をストレートに表現していきたいのであれば、フリーランスとして活動していくことも選択肢としてみていいかもしれません。

INFP(仲介者)の向いてる仕事や、仕事における強み/弱み、相性などは以下の記事で詳細に解説しています。

INFP(仲介者)に向いてる仕事28選!性格から分かる適職一覧

INFP(仲介者)についてのよくある質問

最後に、INFP(仲介者)タイプについてよくある質問と解説をしていきます。

INFPの欠点はなんですか?

INFP(仲介者)タイプの欠点としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 発言力やプレゼンテーション能力が弱い
  • 適切な嘘がつけず正直にしか生きられない
  • 目的が分からないと動けない
  • 理想主義すぎて実現性がない
  • 孤独感を感じやすい
  • 常に自分の居場所を探している

弱みをしっかり知って、自分の性格理解に活かしていきましょう。

INFPはどんな性格ですか?

INFP(仲介者)タイプは、根っからのサポーターです。自分よりも他人の幸せを願って行動するため、場合によっては自分が損をすることも率先して行うでしょう。

また、共感性が高く、聞く力については他の性格傾向の人よりも高い水準のものを持っています。相談役として多くの人の悩みを聞くといったことも少なくありません。

ただ、自分から発信することが苦手なので、知らず知らずの内に溜まったストレスがいきなり爆発するといったリスクもある性格です。

INFPは何が向いていますか?

共感性の高さを活かし、仕事で言えばカウンセラーやキャリアコンサルタントなどが向いていると言えます。相手の悩みを聞き、アドバイスをするといった仕事はまさにINFP(仲介者)タイプの強みを存分に活かせるはずです。

また、趣味で言えばデッサンや楽器演奏など芸術的なものが向いています。自己表現の場としても活用できるため、趣味を探している人はこれらにチャレンジしてみるのがおすすめです。

INFPは何が向いていませんか?

自分から行動を起こすことが苦手なため、新規開拓営業といった仕事は特に向きません。何度も何度も断られ続けていると、他の人よりもすぐにメンタルが落ち込んでしまうでしょう。

また、趣味としてはランニングやサイクリングなど、一人で行うことが前提のものが向きません。誰かと一緒にできるような趣味を見つけるよう意識してみてください。

まとめ:INFPの特徴を知って日々の生活に活かそう

INFP(仲介者)タイプは常に誰かのために考えて行動する性格ですので、仕事でもプライベートでも、信頼できる仲間をどれだけ作れるかが鍵になってきます。

一方で、単独行動や発信能力に弱みがありますので、仕事や趣味を選ぶ際には気をつけておく必要があるでしょう。

この記事で解説した内容を参考に、日々の生活をより良いものにしていってください。

INFP(仲介者)の就活の進め方
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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」