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フリーターの貯金方法5選!平均貯金額や月収ごとの貯金のコツも

フリーターの貯金方法5選!平均貯金額や月収ごとの貯金のコツも

フリーター貯金を増やすためには、先取り貯金や固定費の見直しをしながら、無駄な支出を減らすことが大切です。

フリーターは収入が限られやすいので、「なかなかお金が貯まらない」と悩む人も少なくありません。しかし、貯金の仕組みを作り、支出と収入の両方を見直すことで、無理のない範囲でお金を貯めることは十分に可能です。

この記事では、フリーターの平均貯金額やおすすめの貯金方法、月収別の貯金のコツについて解説します。

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フリーターの貯金額は?

フリーターに限定した公的な貯蓄データは見つかりませんが、年収や年齢別の調査から見ると、貯金額は100万円未満と考えられます。

金融資産保有額(中央値 ※)
単身世帯・年収300万円未満85万円
単身世帯・20代37万円

出典:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2025|単身世帯(各種分類別データ(令和7年)/金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む))

※中央値:データを大きさの順に並べたときに、ちょうど中央に位置する値。極端に大きな値や小さな値に影響されにくいため、「実態に近い値」を把握する際に適している

国税庁の調査によると、正社員以外の平均年収は206万円です(※)。これは上記データの「年収300万円未満」とも合致しています。

このことから、フリーターの貯金額は100万円ほどがひとつの目安と言えるでしょう。

※出典:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査

フリーターにおすすめの貯金方法

フリーターでも貯金は可能ですが、給料が入ったら先に貯金する「先取り貯金」と、毎月の支出を抑えるための固定費の見直しは欠かせません。

また、自炊や節電などで生活費を節約したり、家計簿アプリなどで支出を記録したりすることで、無駄な出費を把握しやすくなります。

さらに、兼業や副業、夜勤の活用などで収入を増やせれば、より効率よく貯金を進められるでしょう。長期的に収入アップを目指したい場合は、正社員就職も選択肢のひとつといえます。

貯金額を増やすためには、「支出を減らす工夫」と「収入を増やす工夫」の両方を意識することが大切です。

1. 先取り貯金

貯金を後回しにしないためにも、給料が入ったら先に一定額を貯金する「先取り貯金」を実践しましょう。

貯金が苦手な人の多くは、生活費を使った後に残ったお金を貯金しようと考えます。しかし、交際費や趣味にお金を使いすぎてしまい、結果的に貯金できないケースも少なくありません。

先取り貯金であれば、毎月決まった金額を確実に貯められるため、無理なく貯金習慣を身につけやすくなります。給料日に別口座へ自動振替を設定しておけば、自分で管理する手間もかかりません。

まずは月収の5〜10%程度を目安に設定し、慣れてきたら少しずつ金額を増やしていくと良いでしょう。たとえば月収15万円なら7,500円〜1万5,000円、月収20万円なら1〜2万円程度が目安です。少額でも継続することで、着実に貯金を増やせます。

2. 固定費の見直し

固定費は一度見直すだけで節約効果が継続するため、効率よくお金を貯めやすくなります。

特に見直したい固定費を以下にまとめました。

  • 家賃
  • スマートフォンの料金
  • 保険料
  • 電気・ガス料金
  • タバコなどの嗜好(しこう)品の購入費用

なかでも家賃は支出に占める割合が大きいため、節約効果が高い項目です。

実家に住める環境であれば、家賃や光熱費の負担を大幅に減らせるでしょう。一人暮らしの場合でも、家賃の安い地域への引っ越しを検討することで、毎月の支出を抑えられます。

また、格安SIMへの乗り換えや不要な保険の見直し、電力会社・ガス会社の変更、嗜好品の購入費の削減も有効です。固定費を月1万円削減できれば、年間では12万円の節約につながります。

無理に生活水準を下げる前に、固定費の見直しから始めることも検討してみましょう。

3. 生活費の節約

日々の小さな支出を見直すことで無理なく貯金に回せるお金を増やせるので、毎月の支出を抑えたい場合は生活費の節約も意識しましょう。

たとえば外食やコンビニでの購入を減らし、自炊を取り入れることで食費を節約できます。毎食自炊するのが難しい場合でも、お弁当を持参したり、休日に作り置きをしたりするだけで支出を抑えやすくなります。

また、「使っていない部屋の電気をこまめに消す」など、日常生活の中で節電を意識することも大切です。大幅な節約にはなりにくいものの、継続することで電気代の削減につながります。

さらに、近距離の移動は徒歩や自転車を活用するのもおすすめです。交通費を節約できるだけではなく、運動不足の解消にも役立ちます。

生活費の節約はすぐに始められるため、できることから少しずつ取り組んでみましょう。

4. 支出の記録

無駄な支出を把握するためにも、毎月の支出を記録しましょう。何にお金を使っているのかを把握できれば節約すべき項目が明確になり、貯金しやすくなるからです。

たとえばコンビニでの買い物や飲み物の購入など、一回あたりの金額は小さくても、積み重なると大きな支出になっている場合があります。支出を記録することで、このような無意識の出費に気づきやすくなるでしょう。

支出の記録方法は、家計簿ノートやスマートフォンの家計簿アプリなど、自分が続けやすい方法で問題ありません。最近では銀行口座やクレジットカードと連携し、自動で支出を記録できるアプリもあります。

大切なのは、細かく管理することではなく、毎月どのくらいお金を使っているのかを把握することです。まずは1ヶ月だけでも支出を記録し、お金の流れを確認してみましょう。

5. 収入を増やす

貯金額を大きく増やしたい場合は、支出を減らすだけでなく収入を増やすことも検討しましょう。節約には限界がありますが、収入が増えれば貯金に回せるお金も増やしやすくなるからです。

たとえば、現在のアルバイトに加えて別の仕事をする兼業や副業を始めれば、収入アップが期待できます。また、深夜手当が支給される夜勤に入ることで、同じ労働時間でも効率よく稼げる場合があるでしょう。

長期的に収入を増やしたい場合は、正社員就職を目指すのも選択肢のひとつです。正社員と、フリーターをはじめとする非正社員では賃金に大きな差があります。

もちろん、すべての正社員が高収入というわけではありません。しかし、昇給や賞与の機会があるため、将来的に貯金しやすい環境を作りやすくなります。

まずは自分に合った方法で収入アップを目指してみましょう。

フリーターと正社員の賃金比較

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、20代前半ではフリーターを含む非正社員の賃金が20万3,500円、正社員が24万7,500円と大きな差はありません。

しかし、30代前半ではその差が8万円以上に広がり、50代後半になると19万円もの差が生まれます。

年齢正社員・正職員以外正社員・正職員
~19歳まで18万6,300円21万800円
20~24歳20万3,500円24万7,500円
25~29歳22万7,900円28万5,000円
30~34歳23万3,800円32万1,100円
35~39歳23万300円35万2,600円
40~44歳23万600円37万9,000円
45~49歳23万3,400円39万5,600円
50~54歳22万9,700円41万2,700円
55~59歳23万2,500円42万4,200円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況|(6)雇用形態別にみた賃金 第6-1表

月収別に解説!フリーターがすぐに実践できる貯金のコツ

月収10万円の場合は、生活費を極限まで抑えながら無駄遣いを徹底的に見直すことが貯金額を増やすポイントです。

月収15万円の場合は、収入が増えた分をそのまま使わず、先取り貯金や固定費の見直しを継続することで貯金しやすくなります。

月収20万円の場合は、生活水準を急激に上げないよう注意しながら、先取り貯金や収入アップに取り組むことが大切です。

いずれの月収でも、支出の把握・固定費の削減・先取り貯金・収入改善の4ステップを継続することが、着実に貯金を増やすコツといえるでしょう。

月収10万円の場合

月収10万円の場合は、生活費を極限まで抑えながら、無駄遣いを徹底的に見直すことが貯金額を増やすコツです。

まずは、以下の4ステップを実践してみてください。

ステップ
内容
①支出把握家計簿アプリを活用し、毎月の支出を把握する
②固定費削減格安SIMへの変更やシェアハウスの検討、一人暮らしの場合は実家暮らしも検討する
③先取り貯金一人暮らしは1万円〜、実家暮らしは2万円〜を先取りで貯金する
④収入改善単発バイトや配達員の仕事で月1〜2万円の収入アップを目指す。夜勤も検討する


貯金額の目安としては、一人暮らしなら月1万5,000円、実家暮らしなら月3万円を目標にすると良いでしょう。

金融経済教育推進機構の調査によると、年収300万円未満の単身世帯は、年間手取り収入の22%を預貯金に回しています(※)。ただしこの数値は平均であり、正社員も含まれているため、本記事では月収10万円の場合は15%程度を目安として一人暮らしの貯金額を試算しました。

また、実家暮らしの場合は生活費を抑えやすいことから、一人暮らしの約2倍となる月3万円を目標として設定しています。

※出典:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2025|単身世帯(各種分類別データ(令和7年)/年間手取り収入からの預貯金への振り分け割合(金融資産保有世帯のうち金融資産に振り分けた世帯)

月収15万円の場合

月収15万円の場合は、収入が増えた分をそのまま使わず、先取り貯金や固定費の見直しを継続することが貯金額を増やすコツです。

月収10万円の場合と比べて生活に余裕が生まれやすくなりますが、外食や趣味などに支出が増えると貯金しにくくなるので注意しましょう。

まずは、以下の4ステップを実践してみてください。

ステップ内容
①支出把握家計簿アプリを活用し、毎月の支出を把握する
②固定費削減格安SIMへの変更や保険の見直し、家賃の安い地域への引っ越しを検討する
③先取り貯金一人暮らしは2万円〜、実家暮らしは4万円〜を先取りで貯金する
④収入改善副業や夜勤を活用し、月2〜3万円の収入アップを目指す


貯金額の目安としては、一人暮らしなら月2万3,000円、実家暮らしなら月4万6,000円を目標にすると良いでしょう。

支出管理を徹底しながら、余裕があれば副業や夜勤などで収入アップを目指すことで、さらに貯金しやすくなります。

月収20万円の場合

月収20万円の場合は、収入が増えても生活水準を急激に上げず、先取り貯金を継続することが貯金額を増やすコツです。

月収15万円の場合と比べて貯金に回せる余裕が生まれやすくなりますが、その分だけ支出も増えやすくなるので、以下の4ステップを実践して貯金額アップを目指しましょう。

ステップ
内容
①支出把握家計簿アプリを活用し、毎月の支出を把握する
②固定費削減格安SIMへの変更や保険の見直し、嗜好品の購入費削減を検討する
③先取り貯金一人暮らしは3万円〜、実家暮らしは6万円〜を先取りで貯金する
④収入改善副業や資格取得に取り組み、さらなる収入アップを目指す

貯金額の目安としては、一人暮らしなら月3万円、実家暮らしなら月6万円を目標にするのがおすすめです。

支出管理や固定費の見直しを継続しつつ、副業や資格取得などを通じてさらなる収入アップを目指すのも有効な方法といえます。

フリーターが貯金しやすい仕事・働き方は?

フリーターが効率よく貯金するためには、生活費を抑えやすい仕事や、時給・給与水準が高い仕事を選ぶことも重要です。

たとえば、リゾートバイトや工場の期間工は住み込みで働ける求人が多く、家賃や光熱費などの負担を大幅に減らしながら収入を得られます。そのため、短期間でまとまった貯金を作りたい人に向いているでしょう。

また、家電量販店の販売・接客のように時給が高い仕事を選べば、同じ労働時間でも効率よく収入を増やせます。

貯金額を増やしたい場合は、節約だけではなく、生活費を抑えやすい仕事や収入を増やしやすい仕事を選ぶことも検討してみてください。

フリーターが月収30万を稼ぐには?手取り額や高時給バイトも紹介

1. リゾートバイト

住み込みで生活費を大幅に削減できるので、貯金を増やしたいフリーターにはリゾートバイトがおすすめです。

リゾートバイトとは、観光地にあるホテル・旅館・スキー場・テーマパークなどで一定期間働く仕事を指します。多くの求人では寮費や水道光熱費が無料、または格安に設定されているため、家賃や生活費の負担を抑えながら働けるのが特徴です。

さらに、勤務先によっては食事が提供される場合もあり、食費の節約にもつながります。生活費をほとんどかけずに収入を得られるため、短期間でまとまった貯金を作りたい人にも向いているでしょう。

2. 工場の期間工

住み込みで働ける求人が多く、比較的高収入を目指しやすいため、貯金を増やしたいフリーターには工場の期間工もおすすめです。

期間工とは、自動車メーカーなどの工場で一定期間働く契約社員を指します。製造ラインでの組立や検査、部品の運搬などが主な仕事内容です。

多くの求人では社員寮が用意されており、寮費や水道光熱費が無料、または格安になっています。そのため、家賃や生活費を抑えながら働くことが可能です。

また、期間工は一般的なアルバイトと比べて給与水準が高い傾向があり、各種手当や満了金が支給される場合もあります。生活費を抑えながら収入を確保できるので、短期間でまとまった貯金を作りたい人に向いているでしょう。

3. 家電量販店の販売・接客

平均時給が高く収入を増やしやすいため、貯金をしたいフリーターには家電量販店の販売・接客の仕事もおすすめです。

家電量販店の販売スタッフは、テレビやパソコン、スマートフォンなどの商品説明や接客、売り場づくりなどを担当します。商品知識を身につける必要はありますが、その分、一般的なアルバイトより高時給の求人が多い傾向です。

株式会社マイナビの2026年3月の調査によると、家電量販店の販売・接客スタッフの平均時給は1,542円で、アルバイトの中でもトップクラスの水準となっています(※)。

時給が高ければ同じ労働時間でも収入が上がるので、貯金に回せるお金も増やせるでしょう。

※出典:株式会社マイナビ「【2026年3月度】アルバイト・パートの平均時給レポート|1.<全国>職種別平均時給(詳細)」p.4 (調査期間:2026年3月1日〜2026年3月31日)

まとめ

以上のように、フリーターであっても貯金をすることは可能です。

お金が余ったら貯金しよう、という心がけでは目標金額を貯めることは難しいです。

毎月いくら貯めるという決まり事を作らなければ、まとまった額の貯金はできません。

毎月の収支を把握し、自分の生活の見直しをすることで節約のポイントがわかってきます。

こうして改めてお金の流れを見直すと、意外と無駄遣いをしていることに気付くことができます。今日から毎日の暮らしを少し変えるだけで、節約につなげることができます。

貯金をするのであれば、娯楽や無駄遣いは減らすべきです。しかし、何もかも我慢していると途中で疲れてしまい、長くは続きません。また、極端な節約は心身の健康を損なう可能性もあります。

無理のない、自分にできる範囲で節約をして、目標とする貯金額を達成できるようがんばりましょう。

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ABOUT US
高藤 薫元ジェイック キャリアアドバイザー
元 株式会社ジェイックのキャリアアドバイザー|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター