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ISTPが苦手な仕事は?向いてない業界や職場の特徴も解説

ISTPが苦手な仕事は?向いてない業界や職場の特徴も解説

ISTPが苦手な仕事は?

ISTPは、自らが興味を持ったことに対して黙々と向き合うような性格のため、周囲の人とコミュニケーションを取ったり、物事に柔軟に対応するような力が求められる仕事が苦手です。
従って、不特定多数の人とやりとりをすることが求められるような仕事に就職すると、精神的ストレスを感じることがあります。

また、業務の単位で言えば、ISTPは自分の想像力を活かせる仕事に強いやりがいを感じる一方、ルーティンワークやタスク処理といった単純作業を苦手とする傾向にあります。

簡単なタスクでも勝手に自己流のやり方をしてしまったり、任せられた仕事をそっちのけにして、自分の興味のある業務をしてしまうこともあるでしょう。

ISTPが苦手な仕事5選

ISTPはコミュニケーションが求められる仕事全般が苦手としている傾向があります。
加えて、専門性のある技術的な仕事の方がISTPの強みを存分に発揮できることを考えると、多くの人が取り組めるような単純作業が中心の仕事に苦手意識を持ちやすいと言えます。

性格的に苦手な仕事に就いてしまうと、仕事で活躍しにくくなるだけでなく、働いているだけで強い精神的なストレスを感じることにつながります。

せっかく就職できたとしても、就職後に仕事が苦手だと思ってしまうようなことがあれば、早期離職をしてしまいます。

ここではISTPが苦手な仕事を5つご紹介しますので、これから仕事選びをしていきたいと考えている人は、ここで紹介する仕事は避けておいた方が良いかもしれません。

1. 営業職

営業職は、法人や個人に対してサービスを提案して契約を取ってくる仕事です。

仕事で活躍していくためには、様々な人に対するコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を発揮する必要がありますが、いずれもISTPが苦手としている領域です。

ISTPは興味関心の方向が自分に向いているため、目の前の相手との対話が重要になる営業職と相性が良くありません。

ISTPが営業職になると、自分が話したいことだけを話してしまうような営業になりかねず、なかなか契約を取れずに悩んでしまうことが考えられます。
また、営業職は営業スタイルによってはルーティンワークとも言えます。

ISTPは常に新しいことにチャレンジしたいと考える性格ですので、ルーティンワークの傾向が見られる営業職として働くことに苦手意識を持ちやすい点も、あらかじめ認識しておく必要があるでしょう。

2. 塾講師

塾講師は学習塾や進学塾に勤め、塾の生徒に対して勉強を教える仕事です。

ISTPは頭が良い人が多いため、勉強そのものに不安要素はありません。しかし、塾講師は生徒に分かりやすく勉強を教えることが重要な仕事であり、ISTPは人に何かを教えることを苦手としています。

どれだけ頭が良かったとしても、生徒が理解をしてくれなければ塾講師としては活躍することはできません。

次第に生徒の親から塾にクレームが来てしまうなど、自分の周囲の人を巻き込んでトラブルに発展することがありますので、ISTPは塾講師の仕事は避けておいた方が良いと考えられます。

ちなみに、塾講師に似た仕事として教師や家庭教師などが挙げられますが、いずれも塾講師と同じく勉強を教えることが重要です。

たとえ学歴が高くて勉強知識に自信があったとしても、ISTPは人に何かを教えるというコミュニケーションそのものを苦手としていますので、教師業全般に就職することは避けておくのが無難です。

3. 販売職

販売職はアパレルショップや家電量販店などに勤め、接客やレジ打ち、在庫管理など店舗運営に必要な仕事を行います。

ISTPは内向的な性格のため、不特定多数の人と適切なコミュニケーションを取ることを苦手としています。販売職の仕事の大半は誰かとのコミュニケーションとなりますので、ISTPが苦手な仕事と言えます。
ただ、ISTPは自分が興味を持ったことに対して爆発的な熱量で取り組むことができますので、ニッチな領域の販売職であれば、ISTPの専門性が強みになることがあります。

もし、自分が好きでたまらないものを取り扱う販売職の求人を見つけたら、求人票をしっかりチェックした上で就職を検討してみても良いかもしれません。

4. 事務職

事務職は会社の事務作業の全般に対応する仕事です。会社規模が大きいと、経理や総務、労務などの名称で求人募集されることもあります。

業務はあらかじめマニュアル化されていることが大変ですので、型にはまることなく自由に仕事に取り組んでいきたいと考えるISTPは、苦手意識を持ってしまうかもしれません。
加えて、業務はルーティンワークが中心となりますので、ISTPの人が事務職になると日々の仕事にやりがいを見出せずに早期離職してしまう可能性があります。

ただ、事務職として経験を積んで昇格することができれば、会社の事務フローを見直す設計の仕事に挑戦できる場合があります。

今までになかったことを作り上げる仕事になりますので、ISTPの強みを活かせます。

もし、ISTPの人が事務職を目指したいと考えているのであれば、中長期的なキャリアビジョンと合わせて面接官にアピールできれば、内定をもらえる可能性を高められるかもしれませんので認識しておきましょう。

5. 公務員

公務員は省庁や役所に勤め、公共サービスの提供を担う仕事です。

国や地方自治体が経済的に潰れてしまうことはまず考えられませんので、民間企業と異なり、雇用の安定がほぼ確約されているといった魅力があります。

しかし、業務は既に決まったやり方に則って進めなければなりませんので、ISTPの人にとっては苦手な業務だと感じることでしょう。
また、公務員は基本的に年功序列でトップダウンのように仕事が降ってきますので、ISTPの人が自分で仕事を考えて進めていくようなことはほとんどありません。
したがって、公務員になれたとしても、業務に対する不満を感じながら仕事に向き合っていくような可能性も考えられます。

ISTPが苦手な業界

ISTPは、コミュニケーション能力が求められるような以下の業界に苦手意識を持ちやすい傾向にあります。

  • 商社
  • 広告業界
  • 福祉業界

ISTPの人がこれらの業界に就職を検討する際は、本当に自分に向いてる業界かを見定めた上で応募をしていきましょう。

1. 商社

商社は仕事のスケールが大きく、平均年収も高めであることから、多くの人に人気のある業界の1つです。

しかし、商社に就職して活躍するためには極めて高いコミュニケーション能力を発揮し続けなければなりません。既に解説している通り、ISTPはコミュニケーション能力に弱点がありますので、仕事で活躍することが難しいと考えられます。
また、多くの商社では、一度担当する製品が決まった後は基本的に同じ製品を担当し続ける傾向にあります。ISTPの様々なことに興味を持てるといった好奇心を活かしにくい環境にあると言えますので、仕事をしていてストレスも溜まりやすくなってしまうでしょう。

2. 広告業界

広告業界は、広告を出稿したいクライアントに対して提案を行い、自社を通じて広告を出稿してもらうような業界です。

広告業界には様々な職種の人が働いており、ISTPの人はクリエイターという形であれば広告業界にフィットすると考えられます。

しかし、広告営業として広告業界に就職してしまうと、ISTPが苦手としているコミュニケーション能力を発揮しなければなりません。
また、広告業界は1つのプロジェクトに対し、営業だけでなく複数人のディレクターやプロデューサー、クリエイターなどが関係してきますので、たくさんの人とコミュニケーションを取る必要があります。

ISTPにとって苦手とする環境の中で仕事に向き合っていかなければなりませんので、仕事に慣れるまでは精神的なプレッシャーを強く感じ続けることになるでしょう。

3. 福祉業界

福祉業界では、福祉サービスを必要とする高齢者や入院患者に対して、適切な福祉サービスを提供しています。

福祉業界で働く人数として多いのが介護職になりますが、介護職を始め、福祉サービスを提供する際は様々な人とコミュニケーションを取らなければなりません。

ISTPはコミュニケーションが苦手なため、福祉協会に就職してもうまく仕事が回せないどころか、福祉サービス利用者を必要以上に困らせてしまうといったリスクも考えられます。

少子高齢化の日本において今後も福祉業界は高いニーズが見込まれますが、これからニーズが高まる業界で働きたいと考えているISTPの人は、福祉業界は避けておいたほうがいいかもしれません。

ISTPが苦手な職場の特徴

ISTPが苦手とする職場の特徴としては、以下の3点が挙げられます。

  • 人間関係が重視される職場
  • 一つのプロジェクトに長期間携わる職場
  • 年功序列意識が強い職場

同じ職種や業界であっても、会社によって職場の雰囲気は大きく異なります。

性格的に苦手な職場に入ってしまえば、どれだけ仕事がフィットしていたとしても精神的なストレスが強くなり、早期離職につながってしまうことが考えられます。

これから応募しようとしている職場がどういった特徴を持っているのかは、求人票だけでなく、就職エージェントなどの第三者のプロに質問をしてみて、情報収集することを意識してみてください。

1. 人間関係が重視される職場

ISTPは人とのコミュニケーションを苦手としていますので、人間関係が重視される職場に苦手意識を持ちがちです。

もちろん、仕事においてコミュニケーションが全くないということはありませんが、必要以上に人間関係を築こうとしていると感じる職場は一定数見られます。

平日は毎日のように上司に飲みに誘われたり、休日には社員旅行やバーベキュー大会が頻繁に開催されるような職場だと、ISTPは人間関係に疲れてしまい、退職を検討することもあるでしょう。

2. 一つのプロジェクトに長期間携わる職場

ISTPは想像力やクリエイティブ力に長けた性格であり、短期間で複数のアウトプットを出すことを得意としています。

もし、ISTPの人が1つのプロジェクトに長期間携わるような職場に就職してしまうと、持ち味であるたくさんのアウトプットを出すという行為が難しくなってしまいますので、仕事にストレスを感じやすくなると考えられます。

実際、どのくらいの長さのプロジェクトに携わるのかは会社によって全く異なる上、ネットで調べても検索できないことの方が多いのが実態です。

社内の詳しい内容について理解した上で就職活動を進めたいのであれば、企業情報に精通した就職エージェントの担当者に相談してみるのもおすすめです。

3. 年功序列意識が強い職場

ISTPは規則やルールを守って行動することに強い苦手意識を持つ性格のため、年功序列の意識が強い職場には不向きです。年功序列意識が強い職場の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 設立から長い
  • 人数が多く部署が複数に分かれている
  • 昔からあるような業界

これらの特徴に当てはまる場合は、年功序列意識が強い可能性が高いため、就職してからストレスを感じやすくなることが考えられます。

ISTPが苦手な仕事への就職を避けるコツ

最後に、ISTPが苦手な仕事に就職してしまわないように意識しておきたいコツについて解説します。

1. 自己分析をする

ISTPは強みと弱みがはっきりしている性格のため、まずは自分自身のことをよく知って、どんな仕事に苦手意識を持ちやすいのか傾向をつかむことから始めましょう。

そのためには、自己分析をするのが重要です。自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを理解することで、自分のアピールポイントを言語化する分析のことを言います。

自己分析がしっかりできていると、自分の性格上避けておいた方が良い職場や職種を見極められるようになりますので、ミスマッチな就職を避けられるようになります。
また、自己分析の中で理解できた自分ならではの強みを面接でアピールできるようにもなるため、理想の職場への内定をもらいやすくなるといったメリットもあります。

2. 就職エージェントを活用する

自分が苦手とする仕事が分からなかったり、そもそも就職活動をどのように進めていけばいいか分からないという人は、就職エージェントを活用することを検討してください。

就職エージェントに登録すれば、自分専任のアドバイザーが就職活動を幅広くサポートしてくれるようになりますので、短い期間で理想の就職を叶えられるようになります。
また、担当アドバイザーは自己分析の方法を教えてくれることに加えて、自分の得意分野で活躍していける求人を紹介してくれるといったメリットがあります。

自分でわざわざ求人を見極めることなく苦手な仕事を避けられますので、就職活動に慣れていない人ほど就職エージェントを利用する価値があります。

就職エージェントによって紹介をしてもらえる求人が異なりますので、求人の選択肢を最大化させたい場合は、複数のエージェントを併用することがおすすめです。

まとめ

ISTPは、人とのコミュニケーションやルーティンワークを苦手としますので、これらの要素が強い仕事に就職することはできるだけ避けた方が良いでしょう。

しかし、今回紹介したような職種であっても、会社の雰囲気によってはISTPが働きやすいと感じる可能性があります。

どんな求人や会社であれば、自分の強みを発揮しつつストレスを少なくして働けるのか知りたい場合は、就職エージェントに相談してみてください。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」