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フリーターでも一人暮らしは可能?初期費用や審査通過のコツを解説

フリーターでも一人暮らしは可能?初期費用や審査通過のコツを解説

手取りで毎月15万円ほどの収入があれば、フリーターでも一人暮らしは可能です。ただし家賃や生活水準などによって必要な収入は変わるため、安定して一人暮らしを続けるには手取り19万円以上あることが理想です。

この記事では、一人暮らしをするうえで必要な生活費や収入について解説します。

入居前に発生する初期費用や、入居審査を通過するコツも紹介しますので、一人暮らしを始めたいフリーターの方や、お金や審査の面で不安を感じている方は参考にしてください。

記事のPoint
  • フリーターでも一人暮らしは可能だが、経済的に工夫したり苦労しているのも事実
  • フリーターが一人暮らしを成功させるカギは、「家賃を抑える」「収入を増やす」「節約をする」
  • 一人暮らしを始める場合に必要な「引っ越し費用」「敷金・礼金」「仲介手数料」などの初期費用をチェックしてこう!
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フリーターの一人暮らしに必要な生活費

フリーターの一人暮らしに必要な生活費は、住居費(家賃)を含めると19万円ほどです。

「民営借家(アパートやマンションなど)に住む一人暮らし」を対象にした2025年の調査によると、毎月の平均支出は19万1,453円となっています。

支出ごとの細かな内訳は、以下の通りです。

支出用途平均割合
住居(家賃)50,467円26.4%
食料(食費)42,279円22.1%
その他(交際費・雑費など)30,174円15.8%
教育・教育娯楽18,998円10.0%
交通・通信18,898円9.9%
光熱・水道11,129円5.8%
保健医療8,298円4.3%
家具・家事用品6,062円3.2%
被服及び履物5,146円2.7%
(計)(≒191,453円)(≒100%)

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 第8表|住居の所有関係別1世帯当たり1か月間の支出(単身世帯・2025年)」(Excel)

※端数処理(四捨五入)の関係で、合計に数円・数%の誤差あり

一人暮らしに必要な収入

一人暮らしに必要な生活費は、前述の通り約19万円です。そのため、毎月の手取りが19万円以上あれば無理のない生活を送れるでしょう。

なお、先ほどのデータを見ると「食費(平均4万2,279円)」と「交際費・雑費など(平均3万174円)」が全支出の4割弱を占めています。家賃にもよりますが、この2つの費用をうまく節約できれば手取り15万でも一人暮らしは可能です。

国税庁の調査(※)によると、フリーター含む「正社員以外」の平均年収は206万円です。月収に直すと約17万円、税金などを引いた手取りは約13.6万円となります(手取りは額面の約8割と想定)。

つまり手取り15万円に関しては、フリーターとして平均的な稼ぎを得ている方であれば十分に届く収入といえるでしょう。

※出典:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」 

手取り別の家計表

手取り13万・15万・17万のそれぞれのパターンに分けて、フリーターが一人暮らしをする場合の「家計表(生活費の目安)」を紹介します。

家賃や食費、交際費、光熱費など、それぞれの収入ごとに目安の支出額を紹介しますので、「自分の収入だとどんな生活ができるんだろう」と疑問に思っている方は参考にしてみてください。

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 第8表|住居の所有関係別1世帯当たり1か月間の支出(単身世帯・2025年)」をもとに各支出の割合を設定

※端数処理(四捨五入)の関係で、合計の割合に数%程度の誤差あり

手取り13万

手取り13万(額面約16万)のフリーターが一人暮らしをする場合、家賃を3.5万円以内に抑えることが一つの目安です。そのため、非常に厳しい生活を強(し)いられる恐れがあります。

ただし家賃を低く抑えられれば、交際費などに毎月2万円ほど回せる可能性もあります。

支出用途手取り13万の支出目安割合
住居(家賃)34,320円26.4%
食料(食費)28,730円22.1%
その他(交際費・雑費など)20,540円 15.8%
教育・教育娯楽13,000円10.0%
交通・通信12,870円 9.9%
光熱・水道7,540円  5.8%
保健医療5,590円 4.3%
家具・家事用品4,160円 3.2%
被服及び履物3,510円 2.7%

手取り15万

手取り15万(額面約19万)のフリーターが一人暮らしをする場合、家賃を4万円以内に抑えることが一つの目安です。

貯金に回せる余裕はほぼありませんが、手取り13万に比べると毎月の食費に5,000円ほど多く回せるため、日々の生活に少しだけゆとりを感じられるでしょう。

支出用途手取り15万の支出目安割合
住居(家賃)39,600円26.4%
食料(食費)33,150円22.1%
その他(交際費・雑費など)23,700円 15.8%
教育・教育娯楽15,000円10.0%
交通・通信14,850円 9.9%
光熱・水道8,700円  5.8%
保健医療6,450円 4.3%
家具・家事用品4,800円 3.2%
被服及び履物4,050円 2.7%

手取り17万

手取り17万(額面約21万)のフリーターが一人暮らしをする場合、家賃を45,000円以内に収めることが一つの目安です。

選べる物件の選択肢は限られますが、地方であれば設備が整った部屋が見つかります。人によっては、収入の一部を貯金に回せる余裕も生まれるでしょう。

支出用途手取り17万の支出目安割合
住居(家賃)44,880円26.4%
食料(食費)37,570円22.1%
その他(交際費・雑費など)26,860円 15.8%
教育・教育娯楽17,000円10.0%
交通・通信16,830円 9.9%
光熱・水道9,860円  5.8%
保健医療7,310円 4.3%
家具・家事用品5,440円 3.2%
被服及び履物4,590円 2.7%

フリーターの一人暮らしに必要な初期費用

フリーターが一人暮らしを始める場合、「引っ越し費用」や「敷金・礼金」といった初期費用がかかります。

初期費用とは、賃貸物件を契約して入居するまでに、引っ越し業者や不動産会社、大家などに支払うお金のことです。

家賃の4〜6ヶ月分ほどが発生するケースが多いので、入居直前になってお金が不足しないよう、以下のチェックリストを使って必要資金を準備しておきましょう。

準備状況初期費用金額
引っ越し費用¥        
敷金と礼金¥        
保証会社の利用料¥        
仲介手数料¥        
日割り家賃¥        
前家賃¥        
鍵交換費用¥        
家具・家電¥        
ライフライン契約¥        

1. 引っ越し費用

一人暮らしを始める際は、物件に引っ越すための引っ越し費用がかかってきます。

業者に頼む場合は、今住んでいる場所から引っ越し先がどれぐらいの距離にあるかや、運搬する家具などの荷物の量によって変わってきます。

また、引っ越し費用は時期によっても大きく変動します。

一般的に5月から1月までは通常期と言われており、引っ越し費用も比較的安く済ませることができます。

一方、2月から4月までは繁忙期と言われており、同じ条件であっても通常期より割高になってしまうため、急ぎでない限り通常期に引っ越すのがおすすめです。

単身で引っ越す場合は、通常期で平均60,000円程度、繁忙期で70,000円程度の費用がかかってくると言われています。

基本的に業者に頼む際は、見積もりを複数社取得することで費用を抑えることができるため認識しておきましょう。

なお、フリーターでどうしてもお金がない場合は、自分で車を借りて引っ越し作業を行うという方法もあります。
大型家具を持ち込まない場合は、引っ越し費用を大きく減らすことも可能です。

2. 敷金と礼金

物件を新しく借りようとする際は、敷金や礼金がかかってくるケースもあります。

敷金とは、自分が住んでいる間に部屋の壁紙や部品を壊してしまったり、家賃を滞納してしまった場合に充当される、いわば前払金になります。

退去時に部屋に問題がなければ敷金が返金されることもありますが、賃貸契約の際には敷金をまるまる支払わなければなりません。

なお、敷金の相場は家賃の1ヵ月から2ヶ月で設定されていることが多く、物件によって異なるため注意してください。

礼金とは、物件契約時に家主に対してお礼の意味を込めて支払う費用です。
敷金とは異なり、礼金が返ってくる事はありません。

金額の相場についても敷金と同じく、家賃の1ヵ月から2ヶ月程度で設定されていることが多いものの、物件によっては礼金がかからないケースもあります。

敷金や礼金は、いずれも物件の初期費用を支払う際に全額用意しておく必要がありますので、認識しておきましょう。

3. 保証会社の利用料

保証会社(家賃保証会社)とは、家賃の支払いが遅れてしまったときに、自分の代わりに家賃を立て替えてくれる会社のことです。

初回に支払う費用の目安は、家賃の0.5〜1ヶ月分です。入居後も1年ごとに1〜2万円ほどの「更新料」がかかる場合があるため、事前に契約書などを確認しておきましょう。

最近の賃貸物件では、保証会社の利用を必須としているケースが一般的です。特にフリーターは収入の安定性に懸念を抱かれやすいため、連帯保証人を立てていても、一人暮らしの部屋を借りる(契約する)際に保証会社への加入を求められる可能性が高いでしょう。

4. 仲介手数料

仲介手数料は、不動産会社を通じて物件を借りる際に、不動産会社に対して支払う手数料です。

家賃の半月分から1ヵ月程度で仲介手数料が設定されているケースがほとんどですが、不動産会社によっては仲介手数料がかからないこともあります。

仲介手数料も礼金と同じく、支払ったら戻ってこないお金となりますので、フリーターが一人暮らしの初期費用を抑えたいのであれば、仲介手数料がかからない不動産会社で物件を探すことがおすすめです。

5. 日割り家賃

日割り家賃とは、月の途中から入居する場合に発生する「入居日からその月の末日までの家賃」のことです。

例:4月中に入居する場合(30日で計算)
<4月10日に入居>4月10日〜30日までの「21日間分」の家賃が発生する
<4月20日に入居>4月20日〜30日までの「11日間分」の家賃が発生する

日割り家賃は「初期費用」に含まれることが一般的です。

初期費用を少しでも抑えたい場合は、以下の方法で入居日を調整しましょう。

  • 月末の25日〜末日あたりに入居する
  • 月の1日に入居日を設定する(日割り家賃そのものをゼロにする)

6. 前家賃

月の途中で物件に入居する場合、その月の入居費用を日割で計算した金額に加えて、翌月分の賃料を前もって支払うことになります。これを前家賃といいます。

前家賃については、文字通り家賃を前もって支払うことになりますので、翌月分の家賃の支払いがなくなります。

また、前家賃には物件の家賃だけでなく、共益費や管理費を含むケースがあります。

物件によって共益費や管理費の金額は異なってくるため、物件契約時に必ずチェックしておきましょう。

7. 鍵交換費用

鍵交換費用とは、前に住んでいた人の侵入を防ぐため、新しい鍵とシリンダー(鍵穴)に交換するための費用です。防犯上の観点から、鍵の交換を必須としている物件がほとんどです。

初回に支払う費用は1.5〜2.5万円ほどですが、防犯性の高い「ディンプルキー」や、暗証番号で開ける「電子ロック(スマートキー)」などは3万円以上の支払いを求められる場合もあります。

交換費用は入居者が全額を負担するケースが多いですが、物件によっては「交換を希望しない(前の鍵のままでいい)」と伝えることで費用を節約できることもあります。

8. 家具・家電

初めて一人暮らしをするようなフリーターの場合は、生活が自由に送れるよう家具や家電を準備する必要もあります。

自分の好きなタイミングで家具や家電の購入はできますが、あらかじめ初期費用としてどれぐらいの費用になるのか押さえておくと良いでしょう。

初めて一人暮らしをするようなフリーターの場合は、以下のような家具や家電を準備することになります。
それぞれ金額の相場も記載しますので、新生活に向けて少しずつお金を貯めていくようにしてください。

  • 洗濯機:50,000円
  • 冷蔵庫:50,000円
  • 電子レンジ;10,000円
  • テレビ:40,000円
  • テーブル:5,000円
  • カーテン:5,000円
  • 布団セット:10,000円
  • 総額:170,000円

なお、家具や家電はフリマアプリでも購入することができます。

新品であることにこだわりがない場合は、中古やフリーマーケットなどで揃えるのも良いでしょう。

9. ライフライン契約

厳密にいうと初期費用とは異なりますが、一人暮らしを始めるにあたっては水道・ガス・電気のライフラインを契約することになります。

これらのライフラインは、物件契約時に同時に不動産会社から案内されることがほとんどのため、必ず案内通りにライフラインの契約を行いましょう。

総務省の令和5年度家計調査によれば、一人暮らしのライフラインの相場は以下の通りです。

  • 電気代:6726円
  • ガス代:3359円
  • 上下水道代:2239円
  • 総額:12,324円

ライフラインは、一人暮らしをしていると毎月必ず支払いが発生する固定費となります。

支払いが滞ってしまうとライフラインが止まってしまうため、生活をすることがままならなくなります。

フリーターは収入が不安定になりやすい働き方ですが、せめてライフラインと家賃は確実に支払えるよう、家計をうまくコントロールしていきましょう。

参考:総務省「家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)

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フリーターが一人暮らしの入居審査に通るコツ

一人暮らしをしたいフリーターの方が入居審査に通るコツは、家賃の安い物件を選んだり、家族に連帯保証人になってもらったりすることが挙げられます。

入居審査では「安定した収入があること」が重視されるため、直近3〜6ヶ月の収入証明(給与明細や源泉徴収票など)を準備しておくことも大切です。

「収入が低くて審査に通過できないかも…」と不安な方は、保証会社の利用や、預貯金審査に対応している管理会社を探してみましょう

1. 家賃の安い物件を選ぶ

不動産会社によって異なりますが、一般的には入居審査に通るためには支払い能力があることを示す必要があります。

フリーターの場合はどうしても収入が少なくなってしまうため、審査に通るためには家賃の安い物件を選ぶことがコツになってきます。

一般的に家賃は、毎月の収入の3割程度が目安と言われています。

例えば、毎月の収入が140,000円程度のフリーターの場合は、家賃として40,000円前後の物件を検討するのが良いでしょう。

2. 家族に連帯保証人になってもらう

先ほど解説した通り、物件の入居審査では支払い能力がある事を証明する必要があります。

もしフリーターで、自分自身の支払い能力が十分にあることを証明できない場合は、他に支払い能力がある人を連帯保証人にするというのも1つの手です。

例えば、自分と生計を別にしている家族であれば、連帯保証人として入居審査の申し込みをすることで、収入を合算して審査してもらえることがあります。
これによって、支払い能力の懸念を払拭することに繋がるでしょう。

ただし、連帯保証人になると家賃を自分の代わりに支払わなければならない義務が生じるため、たとえ家族であっても拒否をされてしまうことがあるかもしれません。

どうしても一人暮らしをしたいフリーターは、あらかじめ家族に相談しておくこともおすすめです。

3. 直近3ヶ月〜6ヶ月の収入証明をする

入居審査においては、安定した収入がある証明が必要です。

正社員の場合は毎月安定した収入があることが分かりやすいですが、フリーターの場合は毎月の収入が変動します。
したがって、直近3ヶ月から6ヶ月の収入証明をして安定的に収入があることをアピールしましょう。

入居審査の申し込み時に不動産会社から案内があることもありますが、あらかじめバイト先から直近半年の給与明細をもらっておくようにしてください。

4. 保証会社を利用する

家族が連帯保証人に同意してくれなかったり、収入の不安定さを払拭できない場合は、保証会社を利用するのも1つの手です。

保証会社を利用することで、自分が家賃を支払えなくなったときに、代わりに保証会社が家賃を支払ってくれるようになります。
これによって、不動産会社は支払い能力があるという見方ができるようになるため、入居審査も通過しやすくなるでしょう。

ただし、保証会社を利用する場合は保証料を支払う必要が出てくるため、余計にお金がかかってしまう点は注意が必要です。

5. 日々の支払いで滞納歴を残さない

入居審査では、これまでの滞納歴を確認されることもあります。

クレジットカードや税金、スマホ使用料など支払うべきお金を支払っていなかった場合は、滞納歴が原因で入居審査に通過しづらくなることがあります。

これから一人暮らしを考えているフリーターは、入居審査に通過するためにも日々の支払いで滞納歴を残さないことがポイントになります。

6. 預貯金審査を申し込む

預貯金審査とは、現在の収入ではなく、「銀行口座の残高(貯金額)」を基準に家賃の支払い能力を判断する審査方法のことです。

貯金額の目安は、一般に「家賃の2年分以上(24ヶ月分以上)」です。

たとえば家賃5万円の部屋の場合、銀行口座に120万円以上の残高があれば、収入が不安定なフリーターでも審査に通過できる可能性があります。

なお、預貯金審査は全ての管理会社が対応しているわけではありません。現在のアルバイト収入が少なくて審査に不安がある一方、口座に一定額以上の貯金がある方は、預貯金審査に対応している管理会社の物件を探しましょう。

7. 態度や身だしなみに気をつける

入居審査では収入などの“書類上のデータ”だけでなく、「トラブルを起こさずに家賃を払い続けてくれそうか」という人柄もチェックされています。

そのため不動産会社の店舗に行くときや、大家さんと話をする際は、誠実な態度やきれいな身だしなみを意識することが大切です。

反対に、以下のような態度や身だしなみはNGです。

  • 乱暴な言葉遣いをする
  • タメ口で話す
  • 高圧的な態度をとる
  • 清潔感のない身なりで行く

「収入が少なくても、この人であれば安心して部屋を貸せる」と思ってもらえる可能性もあるため、一人暮らしを始めたいフリーターの方は身だしなみや態度にも気を配りましょう。

フリーターが一人暮らしを成功させるための3つのポイント

フリーターが一人暮らしを成功させるには、「家賃を抑える」「収入を増やす」「節約をする」といった3つのポイントを意識することが大切です。

まずは「家賃」という大きな固定費を下げることが第一歩です。そのうえで時給の高い仕事に変えたり、ダブルワークを始めたりするなど、毎月の収入を増やすことにチャレンジしてみてください。

生活にゆとりを持たせるためにも、自炊をしたり、衝動買いを控えたりするなど、日頃から節約意識を持つことも重要です。

ポイント1. 家賃を抑える

2つ目のポイントは、「家賃が安いかどうかを最優先に考えよう」という事です。
物件を探す中で、大きな部屋、駅から近いといった希望条件が多くなれば多くなるほど、その条件に当てはまる物件が少なくなっていきます。
さらに、そのような希望条件が多くなればその分家賃も高くなるのです。
まずは、出来る限り家賃が安い物件を探すことが良いでしょう。自分の収入が下がってしまうと、安い物件を探しておいてよかったと感じる日が訪れることだと思います。

ポイント2. 収入を増やす

一人暮らしを安定して長続きさせるには、生活費のベースとなる「収入」を増やすことも重要です。そのため、まずは時給の高い仕事に変えることを検討してみてください。

空いた時間を有効活用してダブルワークをしたり、繁忙期や夜勤のシフトに入ったりすることも効果的です。

現在の職場に「正社員登用制度」があれば、応募(エントリー)を考えてみましょう。安定した収入が手に入るだけでなく、会社によってはボーナスなどが支給されるため大幅な年収アップも期待できます。

時給の高い仕事に変える

毎月の手取りが増えると生活にゆとりが生まれ、「家賃の支払いが遅れる」といった事態も防げます。一人暮らしを安定して長続きさせるためにも、まずは今の仕事よりも時給の高い仕事に変えることを検討しましょう。

フリーターにおすすめの時給が高い仕事としては、以下のような職種・職場が挙げられます。

職種・職場平均時給(※)例:1ヶ月に20日間、1日8時間勤務
額面手取り(額面の約8割)
建築・土木・設備作業1,974円31.6万円25.3万円
携帯販売1,797円28.8万円23.0万円
家電量販店(販売・接客)1,532円24.5万円19.6万円
サンプリング・PR1,516円24.3万円19.4万円
コールセンター1,507円24.1万円19.3万円
新聞配達・ポスティング1,412円22.6万円18.1万円

※出典:株式会社マイナビ「【2026年5月度】アルバイト・パートの平均時給レポート|1.<全国>職種別平均時給(詳細)」p.4 (調査期間:2026年5月1日 〜 2026年5月31日)

関連記事:フリーターが月収30万を稼ぐには?現実的な手段も解説

ダブルワークをする

現在のアルバイトのシフトをこれ以上増やせない場合は、別の仕事と掛け持ちする「ダブルワーク(副業)」を検討してみましょう。

労働時間が長くなるため体力的な負担は増えますが、今の職場を辞めることなく、空いた時間を有効活用して収入アップを狙えるのは大きなメリットといえるでしょう。

▼ダブルワークの例

・平日の昼間はカフェで働き、週末だけ「コールセンター」でアルバイトをする・本業が始まる日の早朝に「新聞配達」の仕事をする

繁忙期や夜勤のシフトに入る

収入を大きく増やせるため、一人暮らしを成功させたいフリーターの方は繁忙期や夜勤のシフトに入ることも検討しましょう。

たとえば引っ越し作業やイベント系の仕事をしている場合、繁忙期に特別手当が支給されたり、時給が上がったりするケースも珍しくありません。

「22時〜翌朝5時」の夜勤帯は時給が25%アップするため、警備職やコンビニ、24時間営業の工場などで働いている場合は、夜勤に週1〜2日入ることでまとまったお金を稼げます。

正社員登用を目指す

一人暮らしを長く続けたい場合は、現在の職場で「正社員登用」を目指すのも一つの方法です。

正社員登用とは、非正規雇用から正規雇用(正社員)へとステップアップできる制度のことです。

フリーターから正社員になることで、以下のようなメリットが手に入ります。

  • 毎月の基本給が高くなり、収入が安定する
  • ボーナスや家賃補助などが支給される可能性がある

現在のアルバイト先に登用制度がある場合は、まずは「将来的に正社員を目指したい」という意思を社員や店長に伝えましょう。

勤務態度が評価に直結するケースも多いため、日々の業務にこれまで以上に誠実に取り組むことも大切です。

ポイント3. 節約をする

家賃を安定して払い続けるためにも、フリーターが一人暮らしを成功させるには「日々の生活費をいかに抑えるか」という節約意識が欠かせません。

具体的には、外食を控えて自炊をする、こまめな節電・節水を心がけるといった意識が大切です。まずは最小限の家電だけを揃え、衝動買いをしないこともポイントといえるでしょう。

自分が住まいに求める条件を整理したうえで、それらを満たす「さらに家賃が低い部屋はないだろうか?」と定期的に物件情報をチェックするのもおすすめです。

まとめ

フリーターの一人暮らしについて、さまざまな観点からご紹介してきました。
少しでも参考になる部分があれば幸いです。

フリーターの人も、一人暮らしをすることは可能です。
可能ではありますが、やはり経済面でかなりの工夫や我慢を要することも確かです。
また、若く健康で体力があるうちはフリーターの仕事のみで生活が成り立つこともありますが、年齢を重ねていけばいくほど状況は厳しくなっていきます。

若い年齢が、企業から「将来の成長に期待」される内に、経済的にメリットがある正社員として就職しておくのがおすすめです。
正社員就職に強みのあるエージェントや、就職サイト、ハローワークなどを活用して、就職活動を効率よく前向きに進めていきましょう。

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高藤 薫元ジェイック キャリアアドバイザー
元 株式会社ジェイックのキャリアアドバイザー|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター