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ニートはバイト面接に受からない?空白期間の質問に対する回答例を紹介

ニートはバイト面接に受からない?空白期間の質問に対する回答例を紹介

ニートでもバイトの面接に受かる可能性は十分あります。面接官の不安を理解し、しっかりした準備と適切な伝え方をすれば、好印象を与えられる傾向にあるからです。

本記事では、ニートの方がバイト面接でよく聞かれる空白期間の質問への答え方、好印象を与えるための服装・話し方のポイントなどを解説します。

空白期間の質問に対する答え方については、理由ごとに回答例を作ったので参考にしてみてください。

この記事を読めば、自信を持って面接に臨めるようになり、社会復帰に一歩近づけるでしょう。

ニートはバイト面接に受からない?

ニートでもバイト面接に受かることは可能です。適切な準備をすれば、面接官に好印象を与えられるでしょう。

労働政策研究・研修機構の調査によると、1年前ニートだった人が現在パート・アルバイトになっている割合は以下の表のとおりです。

年齢男性女性
15〜19歳13.0%11.8%
20〜24歳11.8%16.6%
25〜29歳8.3%14.0%

ニートからアルバイトになっている人が約10%もいるため、ニートでもバイト面接に受かるのは不可能ではないとわかります。

また、厚生労働省の調査では「面接で質問に答える」ことが苦手と回答していたニートの方は、全体の64.8%を占めていました。面接が苦手な人は多いため、不安を抱くのは当たり前の感情と言えます。事前準備をしっかりして乗り越えましょう。

関連記事:ニートの面接は怖いものではない!空白期間の質問の答え方

ニートがバイト面接で聞かれやすい6つの質問・回答例

ニートがバイト面接で聞かれやすい質問と回答例は以下のとおりです。

  1. 空白期間は何をしていたのか?
  2. 正社員ではなくバイトを選んだ理由は?
  3. このバイトに応募した理由は?
  4. どのくらいシフトに入れるか?
  5. 将来はどうしたいのか?
  6. きつい仕事もあるが大丈夫か?

1つずつ解説していきます。

1.空白期間は何をしていたのか?

ニートがバイト面接で最も聞かれやすい質問は「空白期間に何をしていたのか」です。面接官は「これから真面目に働いてくれるか」をみたいと考えています。

空白期間に対する質問に回答する際は、以下のポイントを押さえておくと面接官に意欲を伝えられるでしょう。

  • 嘘をつかない
  • ネガティブな表現は避ける
  • これからは前向きに働きたいという意欲を見せる

バイト面接は人柄重視であるため、誠実さを伝えれば問題ありません。以下から具体的な回答例について紹介していくので、参考にしてみてください。

精神的なストレスで空白期間が生じた場合の回答例

空白期間の理由が精神的なストレスだった場合は、現在の状態を正直に伝えましょう。以下の表を見て自分だったらどう回答するか考えてみてください。

勤務への支障回答例
支障がない場合以前は精神的に不調でしたが、治療により回復し、医師から就労の許可を得ています。
支障がある場合現在も治療を継続中ですが、医師からも就労の許可を得ており、勤務時間の調整などをご相談できれば問題なく働けます。

採用側は働けるかどうかを重視しているので、医師からの許可など、客観的な根拠を伝えましょう。

就職・転職活動が長引いた場合の回答例

就職・転職活動が長引いていた場合は、目標に向かって行動していた姿勢を伝えることが大切です。仕事を選り好みしているわけではないことを伝える必要があります。

就職・転職活動が長引いた理由と、今は働きたいと思っている意欲を簡潔に伝えましょう。回答例を以下にまとめたので、参考にしてみてください。

回答例目標を持って就職活動をしていましたが、なかなかキャリアプランを実現できる職場と出会えず今に至ります。妥協せずに就職(転職)活動を行った結果、御社の求人を見つけ、応募した次第です。

家族の介護で空白期間が生じた場合の回答例

家族の介護による空白期間が生じた場合は、家庭の事情を誠実に伝えた上で、現在の状況を明確にしましょう。勤務に支障がある場合とない場合の回答例を以下にまとめたので、参考にしてみてください。

勤務への支障回答例
支障がない場合家族の介護のために働けない期間がありましたが、現在は介護サービスを利用しているため、勤務に支障はありません。
支障がある場合現在も介護を続けているため、勤務可能な曜日・時間を事前に相談させていただければ責任を持って働きます。

介護は仕方ないことなので、事情を説明すれば、面接官も納得してくれるでしょう。

急いで働く必要がないと思っていた場合の回答例

すぐに働く必要性がないと思っていたとしても、今は前向きに働きたいと思っている意欲を伝えましょう。以下の例を参考に、自分の回答を考えてみてください。

回答例生活に困っていたわけではなかったため、就職に対して焦ることはないと思っておりました。ただ、将来を考えたところ、社会人経験を積むことが重要だと気付きました。今は社会との関わりや収入を得るためにも、長く働きたいと考えています。

仕事に前向きな姿勢を伝えれば、企業から働く意思があると好印象を持ってもらえる可能性があります。

資格勉強で空白期間が生じた場合の回答例

資格勉強のための空白期間であれば、努力した姿勢をアピールできると、面接官に良い印象を与えられる可能性があります。以下の例を参考に、自分の回答を考えてみてください。

回答例将来を見据えて簿記の資格勉強に集中していました。結果として3級に合格し、今後の仕事にも活かせると考えています。

目標に向けて能動的に動いていたと伝えましょう。とくに、応募企業に活かせる資格を取っていた場合は「期待できる人材だ」と面接官から評価してもらえるはずです。

短期バイトをしていた場合の回答例

短期でもアルバイトで働いていた実績があることを説明すれば、働く意欲を示せます。以下の例を参考に、自分の回答を考えてみてください。

回答例空白期間は短期バイトを中心に働いていました。今後は将来を考え、長期で働けるアルバイトに切り替えたいと思い応募いたしました。

短期バイトで得た経験を併せて伝えるとベストです。今後の意欲をしっかり伝えましょう。

2.正社員ではなくバイトを選んだ理由は?

正社員ではなくバイトを選んだ理由を聞かれたときは、働くことに前向きだと強調して伝えることが大切です。「まずはアルバイトから働くことに慣れたい」とポジティブに伝えれば、就業意欲があると判断してもらえるでしょう。

以下の表に、面接官がネガティブだと思う回答例とポジティブだと思う回答例をまとめました。

ネガティブな回答例ポジティブな回答例
正社員は責任が重そうなので、バイトを選んだまずは仕事に慣れて自信をつけたかったので、バイトを選んだ
フルタイムで働く自信がないため、バイトを選んだ限られた時間の中でも責任をもって働ける環境を求めていたため、バイトを選んだ
雇用形態にはとくにこだわっていないため、バイトを選んだ興味のある仕事に柔軟に挑戦したいと思い、まずはバイトから始めようと思った

前向きな理由を伝えれば、面接官に好印象を持ってもらえるでしょう。

3.このバイトに応募した理由は?

バイトに応募した理由を聞かれた場合は「その職場を選んだ理由」と「自分の経験や意欲がどう活かせるか」をセットで伝えることが大切です。「このバイトがラクそうだったから」といった本音をそのまま伝えるのは、避けた方がいいでしょう。

バイトへの本音と前向きな応募理由の言い換えを以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。

本音前向きな応募理由の言い換え
楽そうなバイトだと思ったから自分の性格が接客に向いていると思ったから
家から近くて通いやすいから長く安定して働ける環境だと考えたから
シフトが自由そうだからバイトだと学業や介護と両立できるので、無理なく責任を持って働けると考えたから

バイトを応募した理由を回答する際は、面接官から「意欲的な人材だ」と感じてもらえるような答えになっているか、確認するクセをつけましょう。

4.どのくらいシフトに入れるか?

シフトに関する質問があった際は、できるだけ多く入れる姿勢をアピールしつつ、無理なく続けられる希望を伝えることが大切です。「どれくらいシフトに入れるか?」という質問は、雇う側が特に重要視する傾向にあります。

雇う側は、人手が足りずアルバイトを募集しているので、シフトに多く入れる方であれば採用される可能性が上がるでしょう。

シフト希望を伝える際は「週3日以上、平日の午後を中心に入れます」といったように、具体的かつ継続可能なシフトを伝えると好印象です。柔軟に対応する姿勢も併せて伝えると、早く仕事を覚えてもらいたいと面接官から思ってもらえる可能性があります。

ただし、無理してシフトを入れすぎると、体調を崩すこともあるので注意しましょう。

5.将来はどうしたいのか?

面接で「将来はどうしたいのか?」と尋ねられたときは「特に考えていません」といった本音を伝えるのは避けましょう。働く意欲や目的意識が低いと受け取られる可能性があるからです。たとえ明確な目標がなくても、前向きな回答をすることが大切です。

具体的な回答パターンを以下の表にまとめました。

回答する際の心情前向きな回答例
将来の目標が明確でない時の答え方まずは仕事に慣れ、経験を積みたいと考えています。
将来的に正社員を目指したい時の答え方将来的には正社員として、より責任のある仕事に挑戦したいです。
特定のスキルを習得したい時の答え方接客スキルを磨き、将来的には店舗のリーダーに挑戦したいです。

このように将来の展望を具体的に伝えることで、面接官にポジティブな印象を与えられます。

6.きつい仕事もあるが大丈夫か?

面接で「きつい仕事もあるが大丈夫か?」と尋ねられた際は、あなたにプレッシャーをかけるための質問ではないことを認識しましょう。応募者が難しい業務にも粘り強く取り組めるか、長期的に勤務できるかを確認するために質問している傾向にあります。

「無理です」とだけ伝えると、不採用になる可能性が高まってしまうはずです。たとえ不安があっても、以下のように前向きな姿勢や覚悟を伝えることが大切です。

回答例・このアルバイトで社会復帰したいと考えているので、継続する覚悟があります。
・日頃から運動して体力をつけているため、問題ありません。

上記のような具体的な取り組みを伝えれば、企業が持っている懸念は払拭できるでしょう。

バイト面接でニートが見られている4つのポイント

バイト面接でニートが見られているポイントは以下の4つです。

  1. 遅刻や欠勤をしないか
  2. すぐ辞めてしまわないか
  3. コミュニケーションを上手に取れるか
  4. 真面目に働いてもらえるか

1つずつ解説していきます。

1.遅刻や欠勤をしないか

バイト面接でニートが見られているポイントは遅刻や欠勤をしないかです。ニートは自由な生活を送り、昼夜逆転になっている場合が多いからです。

そのため面接官はニートの方に対して、時間通りに出勤するのはハードルが高く、遅刻や欠勤を繰り返すのではという印象を持っています。

この印象を変えるための対策としては以下のようなものがあります。

  • 面接には絶対に遅刻しない(5〜10分前に到着)
  • 履歴書などの提出物の期限を守る
  • 規則正しい生活習慣を送っていることを伝える

上記のように、約束を守れることを行動で示せば、口だけではなくきちんと行動できると信頼してもらえるでしょう。

2.すぐ辞めてしまわないか

バイト面接でニートが見られているポイントは、すぐ辞めてしまわないかです。ニートは忍耐力がないと思っている面接官が多く、すぐに辞めてしまう印象を持たれがちです。せっかくアルバイトを雇っても、すぐに辞められてしまうと雇う側は困ります。

こうした印象をくつがえすためには、継続力・忍耐力があることをアピールしなければなりません。たとえば、以下のようなエピソードを伝えると良いでしょう。

  • 毎日早起きして運動している
  • 資格の勉強を毎日継続している
  • 家の家事手伝いを毎日している

上記のように、継続しているエピソードを伝えると、面接官を安心させられるはずです。

3.コミュニケーションを上手に取れるか

バイト面接でニートが見られているポイントは、コミュニケーションを上手に取れるかです。コミュニケーションはどのような職場でも大切であり、最低限のコミュニケーションがとれないと仕事に支障をきたしてしまうかもしれません。

また、お客様とのコミュニケーションはもちろんですが、スタッフ同士で円滑にコミュニケーションがとれるかどうかも面接官はチェックしている傾向にあります。

面接では、相手の質問をしっかりと聞き、会話のキャッチボールができるよう意識してみてください。会話の流れに問題がなければ、コミュニケーションを上手に取れる人材だと思ってもらえるはずです。

さらに、挨拶や報連相など仕事で必要なコミュニケーションを理解していると伝えれば、スタッフ同士との関係性も築けると判断してもらえるでしょう。

4.真面目に働いてもらえるか

バイト面接でニートが見られているポイントは真面目に働いてもらえるかです。面接官は、過去の職歴や空白期間から「ニートは責任感が足りないのでは」と不安を抱くことがあります。

この不安を解消するには、過去を反省し、改善に向けて努力している姿勢を伝えることが重要です。たとえば、規則正しい生活を送っている、家の家事手伝いをしているなどのエピソードを伝えると良いでしょう。

また、資格取得の勉強など、業務につながる努力をしていることを話すのもおすすめです。これらのエピソードを通じて、現在は責任感を持って働く意欲があるとアピールしましょう。

ニートがバイト面接を受ける際の6つの注意点

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は以下の6つです。

  1. 面接当日は余裕のあるスケジュールを立てる
  2. 求人の内容は頭に入れておく
  3. 入店から退店までの流れを把握しておく
  4. 明るくはきはきと話す
  5. 質問には嘘をつかず端的に答える
  6. 遅刻しそうな時は必ず連絡する

1つずつ解説していきます。

1.面接当日は余裕のあるスケジュールを立てる

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は、面接当日は余裕のあるスケジュールを立てることです。面接に遅刻は厳禁です。

電車遅延や道に迷うリスクを回避しておけば、心にゆとりを持てます。具体的には、以下のようなスケジュールを組むと良いです。

  • 前日夜:持ち物の確認・スーツ等の準備
  • 当日朝:朝食をとり、身だしなみ最終確認
  • 出発前:Googleマップでルート&電車遅延情報をチェック
  • 到着15分前:面接会場周辺に到着、トイレや服装をととのえる
  • 受付10分前:スマホ電源オフ&話す内容を軽く復習

慌てないように、余裕を持ったスケジュールを立てておきましょう。

2.求人の内容は頭に入れておく

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は、求人の内容を頭に入れておくことです。求人情報に書かれた仕事内容や求めるスキルは事前に頭に入れておきましょう。

内容をきちんと理解していないまま面接を受けると「やる気がない」と受け取られる可能性があります。

たとえば、求人の仕事内容に「レジ対応」「在庫管理」などと書いてあれば、志望動機と絡めて話すと効果的です。面接官から仕事内容について聞かれたときにも、話を合わせられるでしょう。

求人を何度も読み込み、熱意と理解度をアピールするのをおすすめします。

3.入店から退店までの流れを把握しておく

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は、入店から退店までの流れを把握しておくことです。面接の際に慌てないために、入店から退店までの流れを把握しておきましょう。

入店から退店までのマナーをしっかり把握しておくことで、面接官に良い印象を与えられます。

具体的な流れは以下のとおりです。

面接会場訪問・面接開始10分前までに店舗・オフィスに到着
・受付に面接にきたことを伝える
入室・名前を呼ばれたらノックを3回
・「失礼します」と言って入室し一礼
面接開始時・椅子の横で自己紹介と挨拶
・面接官から「どうぞ」と言われたら「失礼します」と着席する
面接終了・面接官が「終了です」と言ったら座ったままお礼・立ち上がり一礼
退室・ドアの前で振り返り再度「失礼します」と一礼
・静かにドアを開けて退室

本番になると緊張してしまうので、事前に練習しておくと良いでしょう。

4.明るくはきはきと話す

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は、明るくはきはきと話すことです。小さな声やはっきりしない話し方は自信なさそうに見え、マイナス印象につながります。

具体的な話し方について、以下の表にまとめました。

悪い例良い例
早口で聞き取りづらい少しゆっくりなスピード
はっきりしない話し方抑揚をつけ、語尾まではっきりと言い切る
小さすぎる声いつもより1.5倍くらい大きな声

面接本番では、緊張で思っているよりも小さな声で早口になりがちです。自分の話し声を録音するなどして、事前に練習しておくと良いでしょう。

5.質問には嘘をつかず端的に答える

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は、質問には嘘をつかず端的に答えることです。面接官は誠実さを重視しており、嘘をつくと信頼を失ってしまいます。

また、話が長くて要点を伝えられないと、コミュニケーション力が低い人に見られる場合があります。こうしたマイナスの印象を持たれないためには、事実を簡潔に伝えることが大切です。

たとえば「結論・理由・具体例」の順番で伝えたり、話す時間を30秒〜1分以内にまとめたりするとわかりやすく話せます。

質問に対して誠実にわかりやすく答えましょう。

6.遅刻しそうな時は必ず連絡する

ニートがバイト面接を受ける際の注意点は、遅刻しそうな時は必ず連絡することです。面接に遅刻するのは厳禁ですが、電車遅延や悪天候など予想外のトラブルが起きる可能性もあります。

もしもの時のために、お店の連絡先をわかるようにしておくと安心できるでしょう。

また、連絡しないまま面接時間に遅れてしまうと、時間を守れず、報連相もできない人という印象を持たれてしまいます。

たとえ面接に遅れてしまっても、きちんと連絡し、状況を説明すれば問題ありません。誠実な対応を心がけましょう。

ニートがバイト面接で整えておきたい5つの身だしなみ

ニートがバイト面接で整えておきたい身だしなみは以下のとおりです。

  1. 服装
  2. 髪型・ひげ
  3. メイク
  4. 爪・ネイル

「人の見た目が9割」という本もあるように、身だしなみは大切です。好印象を与えられる身だしなみを学んでおきましょう。

1.服装

ニートがバイトの面接を受ける際は、清潔感のある服装を心がけましょう。面接官に誠実で責任感のある印象を持ってもらうためです。

清潔感のある服装とは、派手すぎずきれいめな服装のことです。具体的な服装について、男性と女性それぞれのNGな服装とOKな服装をまとめました。

男性女性
NGな例OKな例NGな例OKな例
トップス・ヨレたTシャツ
・ダボダボのパーカー
・襟付きシャツ
・ジャケット
・派手な柄や色のトップス・無地のブラウス
・カーディガン
パンツ・ダメージジーンズ・チノパン
・スラックス
・ミニスカート・スラックス
・膝丈のスカート

オフィス系の仕事ではない場合は、スーツでなくても問題ありません。清潔感と誠実さを意識し、面接に適した服装を選びましょう。

2.靴

ニートがバイトの面接を受ける際は、きれいめな靴を履いていきましょう。カジュアルすぎる靴だったり、汚れが目立つ靴だったりすると、面接官からマイナスの印象を持たれてしまいやすくなります。

面接で避けるべき靴と適した靴を、男女別で以下の表にまとめました。

男性女性
避けるべき靴適した靴避けるべき靴適した靴
・派手な色やデザインの靴
・汚れた靴
・サンダル
・黒や茶の革靴
・シンプルなスニーカー
・高すぎるヒール
・派手な装飾の靴
・汚れた靴
・サンダル
・黒やベージュのパンプス
・シンプルなフラットシューズ

バイト面接に適した靴を選び、真面目さや誠実さをアピールしましょう。

3.髪型・ひげ

面接では、清潔感のある髪型とひげにしましょう。髪型とひげは第一印象を大きく左右する部分でもあるからです。

特に、ニートの方で長期間外出していなかった場合、髪が伸びている場合があります。この機会に散髪し、ひげはきれいに剃るのがおすすめです。無精髭や伸ばしっぱなしは不潔な印象を与えてしまいます。

面接で避けるべき髪型と、好ましい髪型を以下の表にまとめました。

避けるべき髪型好ましい髪型
・派手なカラー
・長髪
・寝癖のまま
・清潔感のある短髪
・おでこを出した髪型
・耳にかからない髪型

面接では、おしゃれよりも清潔感を重視した髪型を心がけましょう。

4.メイク

ニートがバイトの面接を受ける際は、職場に合わせたメイクが好ましいです。基本的にはナチュラルメイクが良いでしょう。

過度なメイクは「ビジネスマナーを理解していない」と思われてしまうので避けるべきです。

たとえば、薄目のベースメイクにブラウン系のアイシャドウ、ピンクやオレンジ系の薄いチークで自然な仕上がりにすると良いでしょう。

厚塗りや派手なカラーのアイメイクを避けた方が無難です。清潔感と誠実さを意識したメイクを心がけましょう。

5.爪・ネイル

ニートがバイトの面接を受ける際は、爪は短く切り、派手なネイルは避けましょう。爪や長いネイルは清潔感に欠けていると判断される場合があるからです。とくに、飲食店などは衛生面の観点からネイルが禁止されている場合があります。

特に落としにくいネイルをしている場合は、面接前にオフするか、クリアネイルでカバーするなどの対策が必要です。

指先まで気を配り、清潔感を持って面接に望みましょう。

ニートがバイト面接を受ける際によくある質問3選

ニートがバイト面接を受ける際は、さまざまな不安や心配があるでしょう。ここではよくある質問について解説していきます。

1.ニートでも受かるバイトは?

ニートでも受かるバイトは、特別なスキルや経験を必要としないバイトです。仕事内容が単純で、すぐ覚えられることが多く、やる気と真面目さがあればできるからです。

たとえば以下のようなバイトが挙げられます。

  • 工場の軽作業・ライン作業
  • PCでのデータ入力
  • 郵便局の仕分け作業
  • ポスティング
  • 清掃スタッフ
  • 警備員

上記の仕事は、決められたことを決められたとおりに作業することが重要なので、ニートの方でも負担が少なく始めやすいでしょう。

その他にも、ニートを脱出するのにおすすめのバイトについては以下の記事で解説しているので、併せて読んでみてください。

関連記事:ニートを脱出するのにおすすめのバイト15選!バイトの探し方も解説

2.バイトの面接で落とされるサインは?

バイトの面接で落とされるサインは、面接官の態度や質問内容から読み取れることがあります。具体的には以下のようなサインが考えられます。

  • 面接時間が極端に短い
  • 採用後の具体的な話がない
  • 面接官の反応が薄い
  • 勤務開始可能日を聞かれない

上記のようなサインがあったとしても、必ず不採用になるわけではありません。面接官の態度は個人差があり、面接中の話の流れによっても質問内容は異なります。

面接官の態度や質問内容をあまり気にしすぎず、自信を持って面接にのぞみましょう。無理に緊張しすぎず、自然にコミュニケーションを楽しめば、良い印象を与えられる場合もあります。

3.ニートのバイトは週何回から始めるのが望ましい?

ニートのバイトは週2〜3回から始めるのが望ましいでしょう。いきなりフルタイムで働くと、体力的・精神的に負担が大きく、長続きしない可能性があるからです。

ただし、バイトに入る回数は人によってどのくらいが望ましいのかが異なります。週1回勤務でも負担が大きいと感じる人もいることでしょう。

まずは自分のペースで無理のない範囲から始めることが大切です。自分がどれくらいのペースなら無理なく働けるか考えてみてください。

まとめ

今回はニートはバイトの面接に受からないのか、空白期間の質問に対する回答例について解説しました。ポイントは以下の通りです。

  • ニートでもバイトの面接に受かる可能性は十分ある
  • 面接準備と伝え方が大切
  • 空白期間についての質問は嘘をつかず事実を簡潔に伝える
  • 働きたいという前向きな意欲を伝えることが大事
  • 面接官はニートに対して「すぐ辞めないか」「真面目に働いてくれるか」を見ている
  • 面接では余裕のあるスケジュールを立てて明るくハキハキと話すことが大切

今回紹介したポイントを抑えつつ、事前準備をしっかりして面接を乗り越えましょう。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」