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【既卒就活のやり方】正社員に最短・最速でなるおすすめの方法を解説

【完全版】既卒の就活方法を徹底攻略!既卒のメリットを活かして内定をつかみ取ろう!
既卒FV

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

既卒就活の進め方がわからない…」

新卒の場合とは異なり、既卒になると就職活動を自分ひとりで進めなければならないことが多く、戸惑う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、既卒者の就活が厳しいといわれる理由や、既卒者におすすめする就活の進め方を紹介していきます。既卒でも、場合によっては大手企業に就職できる可能性もあります。その方法も解説しているので、参考にして就活を進めていきましょう。

既卒になると、就活をどうやって進めればいいかわからない人が多そうだね。

決まった就活方法がないからこそ、しっかりと進め方がを知ったうえで、就活を進めると一気に有利になるよ。紹介していくので、参考にしてみよう。

既卒とは-第二新卒との違いを解説-

既卒とは-第二新卒との違いを解説-

既卒とは、どのような人を指すのでしょうか。

よく比較される第二新卒との違いや、既卒者が就活をするうえで陥りがちな考え方について解説します。

既卒とは

「既卒」とは、高校・専門学校・短大・大学などを卒業して3年以内で、一度も正社員経験のない人を指す場合が一般的です。

たとえば卒業後に以下のような生活をしている人は、すべて既卒に該当します。

  • 働いていないニート
  • アルバイトで生計を立てるフリーター
  • 資格取得を目指して勉強中

いずれにしても、正社員として就職した経験がない人は一律で「既卒」という扱いになります。

既卒と第二新卒の違い

「第二新卒」とは、高校・専門学校・短大・大学などを卒業後3年以内に、一度でも正社員経験のある人のことです。

卒業後3年以内であれば就業期間の長短は問われず、たとえば1社目に就職した会社を3か月で辞めても、2年半で辞めても、どちらも第二新卒として扱われます。

つまり既卒と第二新卒のもっとも大きな違いは『就職した経験の有無』です。

そのほかに、第二新卒が経験していて既卒が経験していない事柄として、以下が考えられます。

  • 社会人としての基本的なマナー/ビジネススキル
  • 会社組織の一員として働いた経験
  • 研修や教育(企業による)

第二新卒は、一度企業に入社して働いたことがあり、最低限のマナーなどは身についているという点で、転職市場では比較的需要があります。

既卒就活に関するよくある勘違い

厚生労働省は以前から、卒業後3年以内の既卒者を新卒として扱うよう企業に通達しています。

NHK「就職活動「卒業後3年以内は新卒扱いで」政府が経済4団体に要請」などでも報じられている通り、就職の機会を逃した既卒者が不利にならないよう、政府は経済団体に要請しています。

また、新型コロナウイルス感染の影響で、新卒採用なし・内定取り消しなどのやむを得ない事情があれば、企業も理解してくれる場合も多いでしょう。

このような背景から「既卒でも3年以内なら新卒扱いだから大丈夫」と考える既卒者もいるかもしれません。しかし実情は、既卒者に対して新卒扱いをする企業は少なく、中途採用として見なすことが大半だといえます。特別な事情がない既卒者であれば、なおさらです。

就職に成功して入社すれば、そこからは既卒であることの影響がなくなります。ただし、既卒の就活は就職に行きつくまでが容易ではなく、新卒以上に努力や工夫が必要になることは理解しておきましょう。

既卒について詳しく知りたい人は、こちらの記事もご参照ください。

既卒と第二新卒だと企業からの見られ方が違いそうだね。既卒でも受け入れを拡大をしているみたいだからしっかり準備すれば就職できそう!

既卒就活は厳しい?-実態と不利だといわれる理由を解説-

既卒就活の実情-正社員にはなれないは本当?-

既卒の状態から就活をして、正社員になることは可能です。

ただし、新卒と比べて、就職するまでのハードルが上がることも事実です。

既卒者の就職率や大手企業への就職は可能かどうかなどについて、データを参照しながら解説します。

既卒就活は厳しい?-就職率は高くはない-

まず、現役大学生の内定率ですが、文部科学省「令和3年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」によれば、2021年10月1日の時点で『71.2%』と公表されています。

一方、既卒者の内定率は、マイナビ「2021年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によると、2021年9月後半の段階で『42.4%』です。

  • 現役大学生:71.2%
  • 2021年度 既卒者:42.4%

たとえ同じ時期に就職活動をしていても、既卒者の就職内定率は、現役大学生の6割に満たないことがわかります。

既卒就活が不利だといわれる理由とは

既卒者の就職活動が、新卒や第二新卒と比べて不利だとされる理由について説明します。

企業は一般的に、以下いずれかの人材を採用したいと考えることが多いようです。

  • 自社に貢献してもらえる人材をゼロから育成できる『新卒』
  • 社会人経験があり、基本マナーが身についている『第二新卒』
  • 即戦力となる/企業が求めるスキルや知識を持つ『転職者』

「新卒採用」は就業未経験の学生を中心とした採用活動です。

プロパー社員(新卒時から在籍する社員)として、企業の長期的な成長や将来を担ってもらう価値があると企業は期待します。そのため、継続的に新卒採用を実施している企業は一定数あります。

一方で、新卒採用以外はすべて「中途採用」です。一定の実務経験があり、早期に活躍してもらえる人材を求めるのが基本ですが、なかには「社会人経験のある若手層が欲しい」と、第二新卒者を希望する企業もあります。

いずれにしても、企業からすると既卒採用の優先順位は決して高くないのが現実です。限られた採用人数のなかで、「既卒であること」を優位な根拠として採用を考える企業は、残念ながらほぼありません。

ただし、既卒という経歴よりも、その人の人間性や将来性などを重視する企業は一定数あります。そういった企業であれば、既卒者でも就職のチャンスはあるでしょう。

新卒に比べて、格段に既卒のほうが就職率は落ちているんだね。企業からの見られ方も大きく違うから対策する箇所が多そう…

既卒就活がしんどい理由と解決策

「既卒者の就活はしんどい…」と言われてしまう背景には、いくつかの理由があります。

どうすれば改善できるか、具体的な解決策とあわせて解説しましょう。

既卒就活がしんどい理由

「既卒就活はしんどい」とされる理由は、主に3つあげられます。

  • 1.一足先に社会人になった友人への劣等感
  • 2.家族との関係も気まずくなりがち
  • 3.誰にも相談することができず、孤立してしまう

既卒になると、新卒で就職した学生時代の友人に対して劣等感を抱いてしまうのはやむを得ない事でしょう。社会人になった人と就職していない人とでは話題がすれ違ってしまい、連絡をとったり会う機会が減ってしまう傾向にあるようです。

また、家族はあなたのことを心配し、あなたも家族に対する申し訳ない気持ちから、関係が気まずくなることもあるようです。

さらに、家族や友人などの身近な人だけでなく、就職支援を行っている機関に相談することも既卒の方にはハードルが高く感じられるようです。大学の就職課やキャリアセンターは、主に在校生が新卒での就職活動の際に利用することを想定しています。誰にも相談できないでいると、ますます孤立を深めてしまいます。

既卒就活を成功させる人の特徴

前述のように「しんどい」とされる既卒就活ですが、それでも就職を成功させる既卒者も多く存在します。そういう人の特徴を3つご紹介しましょう。

  • 【特徴1】既卒になった理由を自己分析している
  • 【特徴2】就職活動の準備をしっかりとしている
  • 【特徴3】エージェントや就職支援の活用

それでは、順番に詳しく解説します。

【特徴1】既卒になった理由を自己分析している

企業は面接で「既卒になった理由や経緯」など、説明が難しいことも必ず質問します。その分、新卒者の面接に比べ、より一層しっかりした事前準備が必要です。

既卒になった理由もふくめて自己分析を行うことで、面接の場で「答えにくい質問でも、逃げずに回答」できるようになります。さらに「ネガティブな経験も、将来プラスに転じさせようとする姿勢・熱意を感じる」と企業側に伝われば、アピールポイントにもなり得ます。

【特徴2】就職活動の準備をしっかりとしている

「自己分析」に加えて、応募する企業の研究や、その企業が属する業界全体のこともしっかり調べておきましょう。これらを行っているか否か、面接官にはすぐに伝わります。もちろん、事前準備がしっかりされている人が、面接で有利になることは言うまでもありません。

【特徴3】エージェントや就職支援の活用

就職エージェントなどの支援サービスを活用すれば、就職成功率が大幅にアップします。

フリーターや既卒者の平均的な内定率は42.4%だと言われています。

一方で、私たちジェイックを利用した方の就職成功率は80%以上です。

既卒になっても就活を成功させた人たちの中には、エージェントや就職支援サービスをうまく活用している人が多いようです。

既卒専門の就職支援サービスを利用しよう

エージェントや就職支援サービスにもそれぞれに得意分野がありますので、できれば「既卒者の就職サポート」に注力し得意としているところを選びましょう。

たとえば、私たちジェイックには20年以上に渡り就職支援を行ってきた実績があり、特に既卒者やフリーターの就職支援に強みを持っています

もともとは人材の教育事業からスタートした企業であるため、既卒就活に必要な事前準備のすべてをサポートし、既卒就活を成功させるノウハウがあります。

また、一度に数十社と出会える面接会など、短期間に効率よく就活するためのイベントも開催しています。

これまでに既卒から正社員での就職を成功させた先輩は数多くいるので、ひとりで就職活動をするのが不安な方は、是非ご相談ください。

既卒の就活に不安がある方は、こちらの記事もご参照ください。

既卒の就活はしんどそうだけど、しっかりとやることをやっていれば就活も成功しそう。やり方をしっかりと理解していきたいね。

既卒は人生終了じゃない~就職の準備と具体的な方法を解説~

既卒就活のやり方-おすすめの就職方法とは-

既卒就活のおすすめのやり方とは

既卒者におすすめの就職方法として、就職エージェント就職サイトハローワークがあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。

就職エージェント

就職エージェントの特徴とメリット・デメリットは、以下の通りです。

就職エージェントの特徴

民間企業が提供するサービスで、専任のキャリアアドバイザーが現状や就きたい仕事などについてヒアリングをして、希望に近い企業を紹介してくれます。

必要に応じて講座への参加や、書類添削・面接対策なども利用でき、個々に合った仕事や企業探しを、プロがサポートするサービスです。

就職エージェントのメリット・デメリット

就職エージェントを利用するメリットは、以下の内容があげられます。

  • 質の高い求人の紹介が期待できる
  • 専任のアドバイザーが担当するため相談しやすい
  • 企業とのやりとりが不要で、就活に専念できる

一方、デメリットとしては、以下の項目が考えられます。

  • エージェントや担当者と合わないこともある
  • 希望に合う求人を紹介してもらえるとは限らない
  • 100%就職できる保証はない

就職エージェントが扱う求人は、自社スタッフが求人企業を実際に訪問し詳細を確認しています。労働条件はもちろん、社風や社内の雰囲気などについても把握しているため安心です。一人ひとりにプロのアドバイザーがつくため、質問や相談がしやすいのも利点です。また、面接の日程調整や企業に聞きづらい質問などの連絡も代行してもらえるため、自分でなければできない活動に専念できます。

ただし、とにかく早く就職するよう急かしてきたり、自分の希望とまったく異なる求人ばかり紹介するエージェントや担当者には要注意。合わないと感じる場合は、担当者の変更を申し出る、他のエージェントに切り替えるなどの対応も検討しましょう。また、エージェントを活用すると就職の成功率は上がりますが、必ず就職できると確約されているわけではない点を理解しておきましょう。

就職エージェントについて、詳しくはこちらの記事もご参照ください。

既卒はエージェントを利用すべき?メリットや利用の流れについても解説!

就職サイト

就職サイトの特徴とメリット・デメリットは、以下の通りです。

就職サイトの特徴

就職サイトは、氏名や住所、年齢、学歴や職歴などを登録することで利用できます。希望職種や給料、勤務地などの条件を入力して求人検索し、気になる企業があれば、サイト上から応募できます。

大手が運営するサイトのほか、特定の業界や職種が中心、女性向け、若者向けなどの特徴を持つ就活サイトもあり、複数のサイトを併用することもできます。

就職サイトのメリット・デメリット

就職サイトを利用するメリットは、以下の内容が考えられます。

  • 自分のタイミングで閲覧・応募できる

一方、デメリットとしては、以下の内容があげられます。

  • 面接の日程調整などを自分でやる必要がある
  • 事実と異なる/大量採用を目的とした求人もある
  • 企業の詳細がわからずミスマッチも起きやすい

就職サイトはスマートフォンからでもチェックできるため、空き時間などを使って自分のペースで就活を進められます。履歴書や職務経歴書を登録すると、企業側から「応募しませんか」「面接を確約します」などの連絡が来ることもあるため、自分に合う企業が見つかる可能性もあります。

一方、すべての連絡を自分で行うため時間と手間が掛かったり、選考段階では企業に質問などがしづらいと感じることもあります。求人情報に書かれている内容は限られているため、実際に入社してから「思っていたのと違った」と感じるリスクもあります。

就職サイトについては、こちらの記事もご参照ください。

既卒におすすめな就職サイトとは?選ぶ際のポイントについても解説!

ハローワーク

ハローワークの特徴とメリット・デメリットは、以下の通りです。

ハローワークの特徴

ハローワークは国が運営を委託している、全国に設置されている職業紹介施設です。失業者しか使用できないわけではなく、求職登録をすれば誰でも利用可能です。

求人の閲覧や応募だけでなく、職員への相談やハローワーク主催のセミナー・イベント参加、条件を満たしていれば職業訓練の受講などもできます。

ハローワークのメリット・デメリット

ハローワークを利用するメリットは、以下が考えられます。

  • 管轄地域の就職情報に強い
  • 就職活動の一環として気軽に通うことが可能
  • ハローワークならではのサービスを利用できる

一方、デメリットとしては以下の内容があげられます。

  • 問題がある企業の求人も混ざっている
  • 相談員の対応の質にばらつきがある
  • 正社員以外の求人も多い

ハローワークは管轄している地域の企業の求人を多く扱っているため地元で就職したい」人にとっては便利です。職業訓練など、就職するためのスキルを身につけられるサービスを活用するのもよいでしょう。

ただし、企業側が求人情報を出したり採用するのも無料であるため、人材採用に経費をかけられない企業や、労働環境や条件面で見劣りする企業などの求人も混ざっている点は否めません。相談員も求人内容の詳細や社内の雰囲気までは把握していないこともあり、事前に知っておきたい情報が得られないケースもあります。また、正社員の求人に特化しているわけではなく、パートなどの求人数も多めです。

既卒から正社員になれるのはどんな人?就職しやすい職種や就職活動の方法をご紹介

既卒就活のやり方はいくつもあるけど、自分に合った就活方法で進めていこう!

既卒就活の進め方-やることを整理してみよう-

既卒就活の進め方-何もしないまま卒業した場合の対処法-

既卒の就活は、新卒や中途採用とは注意すべき点が異なります。デメリットが多いと見なされがちな既卒就活ですが、実は他の就活にはないメリットもあります。ここでは、既卒の方が就活をするうえで知っておいた方がよいこと、やるべきことについてご紹介します。

『既卒の強み』を整理しよう

既卒であることの強みは、主に以下の3つです。

一度、就活に失敗している

就活での失敗や挫折は、新卒者にはない経験です。

過去うまくいかなかったことを前向きに役立てていこうとする姿勢があれば、むしろ新卒よりも就業意欲・モチベーションが高いと評価してもらえることもあります。

誰でも失敗したことはあります。そして、失敗という経験からしか学べないこともあります。

在学中に就活をしていなかったこと、就活をしたが内定を得られなかった原因など、素直に反省して今後に活かそうと行動すれば、それを好ましく感じる企業もあるはずです。

新卒よりも経験値がある

既卒者は、新卒時よりも人生経験が多い場合があることも強みです。

新卒は卒業後すぐに就職して、社会人として組織で働くことになります。一方で既卒は、たとえばアルバイトをしたりやりたいことに挑戦してみたりと、新卒にはない経験値を持っています。

そのような経験を、単に「空白期間」「ブランク」と見なす企業も多いものの、なかには、そういった既卒者を「ユニークな経験をしていて興味深い」「自社にはいないタイプとして活躍してくれそう」だと柔軟な視点で見る企業もあります。

既卒者としての経験や学びについて面接時に話すことができれば、有利に働くこともあるでしょう。

入社月が4月に固定されない

新卒では、4月入社が基本です。そのため、企業が内定を出してから実際に入社するまでには時間が掛かり、企業側が必要なタイミングですぐ入社してもらえるわけではありません。

しかし、既卒者は中途採用が原則となるため、企業は4月以外の時期でも人材を獲得できます。最近は人材不足の状態が続いていることもあり「できるだけすぐに働いてくれる戦力が欲しい」「仕事は働きながら覚えていけばいい」と考え、新卒よりも既卒採用を好む企業もあるのです。

4月以外でも入社できるということは、実は既卒者本人にとってだけでなく、企業側にとっても大きな利点のひとつなのです。

既卒就活の進め方

それでは、既卒就活のおおまかな進め方を確認してみましょう。

強みを整理し、就活軸を考える

まずはじめに、「自分はこう生きていきたい」という人生像をイメージしてみてください。

イメージしたような人生を送るために、あなたはどんな仕事をして、どんな風に働いていきたいか、具体的に考えてみましょう。

それが、あなたの『就活軸』となっていきます。

軸がブレてしまうと、自分の思い描いた人生を実現するための方向とは、全く違う方へ進んで行ってしまう恐れがあります。

特に既卒の就活では「自分の目標が叶えられる企業」を前提として、就活軸を定めましょう。在学中に就活していた人は新卒時にも軸を定めていたかもしれませんが、その軸が自分に合っていなかったから新卒の就活がうまくいかなかった可能性があります。

そして、既卒の就活軸を定める際は、「自分がしたいこと」よりも「自分にできること」を意識すると良いでしょう。自分の強みや能力が活かせる仕事・職場であればこそ、企業側も採用したいと考えますし、あなた自身が入社後に活躍できます。

自己分析で『自分の強み』を整理し、さらに業界・企業分析をベースにして、自分に向いている仕事・職場とはどのようなものなのかを考え、就活軸を定めていきましょう。

就活のやり方を決めて、行動する

『就活軸』が定まってきたら、それを実現するための方法を選んでいきましょう。

「既卒就活のやり方-おすすめの就職方法とは-」の章で具体的にご紹介した通り、既卒者におすすめの就職方法として主に、就職エージェント・就職サイト・ハローワークがあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを今一度よく確認の上、あなたの『就活軸』を実現させるのに適した方法を選定しましょう。

既卒就活に必要な準備をしていく

そうは言っても、『就活軸』そのものがうまく定められない方や、自己分析・業界分析・企業分析などが苦手という人もいると思います。

また、ここまでご説明した通り、既卒の就活には、新卒や第二新卒と同じ土俵で競うには不利であることも否めません。

そこで、既卒者の就活に特化したアドバイスが受けられる、既卒の就活に強い就職エージェントに相談し、就活をはじめる前の『準備段階』からサポートを受けるのが得策だと言えるでしょう。

あなたが就活にかける時間・労力を最小限にしつつ、「就職する」というモチベーションや気力を維持するためにも、最初から専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

最終的に他の方法(就職サイト・ハローワークなど)を通じて就職することになっても、エージェントの伴走型サポートは活用する価値があります。

既卒就活で必要な準備とは

既卒就活をはじめる前に、必ずやっておきたい準備について解説します。

今すぐに、できることから取り組んでみましょう。

仕事の種類を知る

総務省「日本標準職業分類」を参照すると、日本にある職業の数は1万7209種類が想定されます。ひとことで「仕事をする」「企業に就職して働く」といっても、世の中には膨大な数の仕事があるのです。

まずは職業の一覧などを参考に、どんな仕事があるのかを知るのが第一歩です。

たくさんの仕事の中から、ひとつでも自分に合ったものが見つかればよいわけですから、気軽に楽しみながら調べてみましょう。

適性検査を受けてみる

インターネットでの適性検査や適職診断などを受けてみて、自分にはどのような特性があり、どんな仕事であれば能力を発揮できそうかをチェックしてみましょう。

検査データの統計をもとにあなたの性質に適した職業が提案されるため、一定の説得力があります。ただし適性検査や適職診断は数多く存在するため、客観的に評判の良い検査・診断など、信頼性の高いものをリサーチして利用しましょう。

自己分析をしてみる

これまでの人生を振り返り、転機となったり印象深かった出来事、成功・失敗の経験などについて、当時の気持ちやそこから得たものなどを書き出してみましょう。そうすることで、自分の価値観や大切にしていること、得意なことや苦手なことが見えてきます。

人の本質は、あまり大きくは変わりません。過去を振り返ることで、自分の考え方や行動パターンなどが見えてくるため、今後のキャリアを考える上で重要な要素になります。

履歴書・職務経歴書を書いてみる

最初は見よう見まねでよいので、履歴書と職務経歴書を書いてみましょう。

いくらでも書き直しができるため、まずは自己PRや趣味・特技、アルバイトの経験がある場合は仕事内容やそこで得たことなどを書きます。書き出すことで自分の特徴・経験の「棚おろし」ができ、今後の就職活動に役立ちます。

既卒であることから自信を失っている人もいるかも知れませんが、自分の強みや個性・アピールできるところが見えてくることもあります。

面接対策をする

既卒者が就活をするとき、既卒である理由は100%聞かれると思っておいたほうがよいでしょう。たとえば、面接では以下のようなことを聞かれる可能性があります。

  • 在学中に就職活動はしたのか/していない場合、それはなぜか
  • 卒業してからこれまで何をしていたのか
  • 本気で就職する気はあるのか
  • なぜ既卒から正社員を目指そうと思ったのか

既卒者の立場からすると、厳しく感じる質問が多いかもしれません。しかし企業は採用にコストをかけているため、ミスマッチや早期離職をできるだけ避けたいと考えています。また、一度正社員採用をするとよほどのことがない限り辞めさせることができないため、問題のありそうな人は入れたくないという面もあります。

そのため、既卒者の採用を検討する際は新卒や通常の転職者以上にシビアな目で見ていて、突っ込んだ質問をして本気度を確かめようとする傾向があります。

まずは、想定される質問に対して説得力ある回答ができるよう、自分なりに準備してみましょう。

まずは、自分の就活の軸を定めること。入社はゴールじゃなくてスタートだからこそ、改めて考えていきたいね。

既卒就活のポイントとは

既卒の就活におけるポイントと、その対処法も準備しておきましょう。

選考にかかる時間を理解しておく

キャリタス就活「内定までの日数等に関する調査」によると、新卒者がセミナー等に参加してから内定を獲得するまでの期間の平均は61.2日と、約2か月です。1次面接から内定までの平均日数は27.1日と、約1か月です。

一方、type「データで見るはじめての転職」によると、はじめて転職を経験した人が転職先が決まるまでの期間の平均は約2.1か月となっており、新卒時とほぼ同じ期間です。

企業に応募して採用されるまでには、一般的に約1~2か月程度かかると見積もる必要があります。ただ複数社を受験すれば同時進行で選考が進み、さらに長期化する可能性もあります。

この点、就職エージェントでは選考がより短期間に進む傾向があります。

例えば私たちジェイックでは、複数社と同時に面接ができる面接会を開催しており、最短2週間で内定に至るケースも多いので、ぜひご検討ください。

就活にかかる費用はあらかじめ準備する

リクナビ就活準備ガイド「どのくらいのお金がかかる? 就活のお金事情」によると、はじめて就活をした人たちのなかで、就活にかかった費用の平均は約10~20万円程度という結果が出ています。

具体的には、以下のような名目でお金がかかります。

  • スーツやバッグ・靴
  • 交通費
  • 証明写真
  • 履歴書(+郵送費、印刷代)
  • 通信費

工夫すれば出費を抑えることもある程度は可能ですが、当初考えていたよりも支出が大きくなる場合もあります。就活が長期化した場合、移動のための交通費や、当面の生活費も必要になるでしょう。

可能であれば短期のアルバイトをするなどして、あらかじめ就活費用を用意しておくと安心です。家族が就活を応援して費用を出してくれる場合は、就職してから返す前提で一時的に借りることも考えてみましょう。

受ける企業数は一定以上は決めておこう

就職ジャーナル「内定した先輩たちに聞きました。 面接、どのくらい通過するもの?」によると、内定をもらった人のうち、面接を受けた企業数は以下の通りです。

  • 1~5社:36%
  • 6~10社:22%
  • 10~20社:20%

マイナビ転職「【転職活動、何社応募した?】平均応募社数や、選考通過・内定の確率はどれくらい?」によると、20代の転職者が応募した企業の平均社数は、以下の通りです。

  • 20〜25歳:6.3社
  • 26〜30歳:7.1社

既卒の場合、新卒や転職者と比較すると選考が厳しくなる可能性もあるため、企業数を絞りすぎるのも危険です。しかし、やみくもに応募数を増やしても、かえって個々の連絡や準備に時間が掛かってしまい、就活の期間が長引く恐れもあります。

少なくとも5社以上、多くても20社程度を目安に考えておくとよいでしょう。

私たちジェイックの面接会では、約20社の企業と同時に面接ができます。そこに参加する企業は「良い人材であれば、既卒であっても積極的に採用したい」と考えています。効率よく、採用意欲の高い企業に出会えます。

一般的な就活事情を知っておくと、臨機応変に対応することができるようになるよ。準備して就活に挑んでいこう!

既卒就活で大手企業へ入社は可能?

既卒であっても、大手企業への就職は可能なのでしょうか。その疑問について解説します。

大手企業への就職は難易度が高い

厚生労働省「令和元年度労働経済動向調査」によると、社員数1000人以上のいわゆる大手企業のうち、既卒者の応募が可能&既卒者を実際に採用した割合は33.2%です。

一方、社員数300人未満のいわゆる中小・小規模企業では26.8%にとどまっています。このデータだけを見ると、大手企業のほうが就職しやすいのではと考える人もいるかもしれません。

ただし、大手企業に既卒者が一定数採用されている背景には、以下のような可能性も考えられます。

  • いわゆる「一般的な既卒者」ではない
  • 既卒であることがハンデにならないレベルの「経歴・実績を持つ人材」である

たとえばヤフーでは、30歳以下の既卒者も「ポテンシャル採用」として通年採用を実施しています。広く門戸を開いているということは、既卒者にも就職のチャンスがあるということです。

しかし、既卒者が応募可能な大手企業には「優秀な既卒者」が数多く応募している可能性も考えられます。卒業後も海外の学校で勉強・研究していた、自分で事業をやり一定の成果を挙げていた、などの事例です。こうした人には明確な目的意識や行動力があるため、既卒であってもそれがハンデになりません。

突出してハイスペックな人材であれば、大手企業は既卒者であっても採用したいと考えます。同じ「既卒者」というくくりであっても「遊びやアルバイトに夢中で就活しなかった」などのケースとは、やはり評価のされ方が違うでしょう。

長期的なキャリアを描いて入社しよう

「自分には突出した経歴や実績なんて無い」という人も、それだけであきらめてしまうのは早いかも知れません。

なぜなら、既卒からすぐに大手企業に就職できなくても、いったん同業界の中小規模の企業に就職し、そこで数年間の経験を積んで実績をあげてから、あらためて大手企業の門をたたくことも可能だからです。

総務省の統計によれば、日本でも「転職をする人の数」は増加傾向にあります。

2019年には351万人と、比較可能な2002年以降で過去最多となりました。

また、「より良い条件の仕事を探すため」に前職を離職した転職者が2013年以降増加傾向で推移しており、2019年は127万人と過去最多になりました。

今すぐは難しくても、数回先の転職で大手企業を目指すためには、そこから逆算した長期的なキャリアの計画を立ててみましょう。

ただし、直近で就職する企業や、そこでの業務を軽んじていては、長期的な目標に到達できません。「今、自分がいる場所」で他者よりも実績をあげて評価されてこそ、さらに高い目標への道が開かれることを理解しておきましょう。

できることを増やし、スキルを磨く

就職した企業での実績や経験をもとに、いずれ大手企業を目指す方法をご紹介しましたが、それ以外にもすぐにはじめられる事はあります。

たとえば、自分が目指したい業界・企業で求められるスキルに関する資格の勉強をはじめてみるのも一案です。実際にその資格を取得しているのがベストではありますが、まだ取得していなくても「スキルアップに前向きに取り組んでいる姿勢」や「勉強を通じて多少の基礎知識をすでに持っている」ことが、書類選考や面接で企業側からプラスの評価になりえます。

「今の自分にできること」からスタートして、できることやスキルを少しづつでも増やしていきましょう。

既卒からいきなり大手企業への就職は難しいみたい。でも、正社員就職して、経験を積めば転職も可能だから長期的な目線で進めていきたいね。

既卒就活におすすめの時期はある?

既卒就活が成功しやすい時期ってある?

最後に、既卒者の就活のポイントについて時期別にご紹介します。結論から言うと、既卒の就活に適した時期というものはなく、いますぐに行動することで成功率が高まります。

時期によって多少状況は変化しますが、よい企業や求人は、人材を採用するとすぐに募集を終えてしまいます。タイミングを逃さず、なるべく早い段階で就活を開始しましょう。

4月~6月に就活をする場合のポイント

4月~6月の就活は、以下のような特徴があります。

  • 4月に入社した新卒の教育・研修をしている企業が多い
  • 新卒の早期離職などに備え、中途採用を実施する企業もある
  • 在職者は仕事が忙しい時期のため、転職者(ライバル)がやや少ない

新卒のほとんどは4月入社のため、企業は新卒への教育や研修などに追われていることが多くなります。ただし入社まもない段階で離職する新卒者もいるため、中途採用を実施する企業も一定数あります。

企業で働いている人は忙しくしていることも多い時期のため、転職活動をする人はそこまで多くはないといえます。

7月~9月に就活をする場合のポイント

7月~9月の就活は、以下のような特徴があります。

  • 新卒向けの研修などが落ち着き、中途採用を検討する企業が増える
  • 夏季休暇やお盆休みなどで、採用選考に時間がかかることも
  • 新卒者の内定辞退に備え、未経験者採用をする企業もある

夏の時期にボーナスを受け取ってから辞める人が出てくる一方で、会社自体が夏休みに入ったり、採用担当者が休暇を取得したりすることも多いため、採用選考自体は時間を要することがあります。

新卒向けに内定を出し終わっている企業も多い反面、内定辞退などを考慮して、新卒以外の採用活動を実施する企業もあります。

10月~12月に就活をする場合のポイント

10月~12月の就活は、以下のような特徴があります。

  • 企業・個人ともに「年内に採用・就活を終えよう」と動く傾向がある
  • 年末年始は、採用選考がストップするのが一般的
  • 年末まで勤めて、その後辞める人も一定数いる

企業も就活をする人も、ともにきりのよい年内に採用・就活を終えたいという想いで、集中的に活動する時期でもあります。

年末年始は休みになるため、12月に入ると、やや採用選考のスピードが落ちる可能性があります。在職者は、冬のボーナスをもらったタイミングで辞めるという人も出てきます。

1月~3月に就活をする場合のポイント

1月~3月の就活は、以下のような特徴があります。

  • 4月入社のチャンス/あえて4月以前入社を目指すのも◎
  • 2~3月は、内定をもらっていない学生のラストスパートの時期
  • 春になると人事が忙しくなるため、未経験採用などの動きが鈍くなる

この時期に内定が決まると、新卒が入る前のタイミングで入社するか、4月入社かのいずれかになるでしょう。きりが良い4月入社を希望する人もいれば、新卒と比較されることを避けるため、あえて4月より前に入社してなじんでおきたいという人もいます。

2~3月になると、卒業を控えた現役の大学生がライバルになる可能性もあるため、早めの行動がおすすめです。

既卒のメリットは、新卒と違って4月入社ではないこと。既卒の強みを生かして就活を進めていこう。

まとめ

既卒の就活は簡単ではありませんが、既卒であることをそこまでネガティブに捉えない企業も一定数存在します。既卒の方は新卒にコンプレックスを感じることもあるかもしれませんが、新卒も既卒も、社会人経験がないという点では同じです。これからの長いキャリアのスタートラインに立つべく、前向きに行動しましょう。

既卒の就活の方法は人それぞれで「これをやれば絶対に成功する」という保証はありません。しかし、何をしたらよいかわからない方は、正しい就活の方法やスキル・知識を身につけて挑むのがおすすめです。ジェイックには、既卒の方の正社員就職実績が豊富にあります。既卒でこれから就活を考えている方は、お気軽にジェイックのキャリアアドバイザーへご相談ください。

既卒の就職に関するよくある質問

既卒からの就活は厳しい?

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就職できず既卒になったら人生終了?

既卒だからと就職をあきらめる必要はありません。「既卒就活の進め方-やることを整理してみよう-」でもご紹介していますが、既卒の場合は新卒と異なり、入社月が4月以外になることが多くなります。企業にとっては人材が必要なタイミングで採用できるため、新卒採用以外のほうがよいと考えるところもなかにはあるのです。

既卒の就活は何から始めるべき?

既卒の就活は、就職はしたいけれど何から就職活動をスタートしたらよいのかわからないという方もいるかもしれません。ジェイックでは、5日間の研修を通して就職活動を進めることができるため、そのような方に向いています。まずは「就職相談」にお申込みいただき、ぜひお話をお聞かせください。

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既卒就活のやり方-おすすめの就職方法とは- 」で触れていますが、もっともおすすめの方法が、転職エージェントの利用です。ジェイックのサービスをご利用いただければ、研修期間から、早い方であれば約3~4週間で就職が決まっています。そのため、はじめての正社員就職を目指す既卒の方にも最適です。

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近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~