

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)
高学歴ニートになってしまう特徴を知っていますか?この記事では、高学歴ニートになる人の特徴とニートから正社員へ就職する方法について紹介します。就職する方法が分からない方や今後のキャリアについて考えている方は是非参考にしてください。
この記事の目次
高学歴ニートに陥る5つ特徴と原因

高学歴なのにニートのままでいてしまう方にはいくつかの共通点が存在しています。自分がなぜニートのままなのか、まずは高学歴ニートに共通する特徴をみながらあらためて考えていきましょう。
プライドが高い
最初に考えられるのが、高学歴というものが自分の中で誇らしいものになりすぎて、そのためにプライドがとても高くなってしまっているということです。「自分は高学歴だから、中小企業には就職できない」と考えていませんか?
小さな頃から天才、神童と呼ばれていた方は、特にプライドが高くなっているかもしれません。就職できるスキルと勉強ができるスキルは別物ですが、ここまで勉強に対して人一倍努力してきた、という誇りも持っていることでしょう。
ここまで積み上げてきた学歴を活かせる職種に就きたい、と思うのは至極当然なことですが、一日でも早く働き出したいのであれば、高学歴だから大手に就職しなければいけないという固定概念とプライドはいち早く捨ててしまいましょう。
- 自分より学歴が低い人、年下から仕事を教わることが苦に感じる
- 無意識に人の事を見下してしまう
- ミスをしても謝らない
上記のようなことがプライドが高いことにより起こりやすいです。
働いた経験が浅い
一般的には、高校・大学でアルバイトを経験し、働くということと社会というものをある程度知ってから就職している人が多くなっています。
ところが高学歴の人の中には、勉強第一でアルバイトをすることができなかった、親から禁止されていたという方も少なくありません。アルバイトをしたことがあっても短期や単発で長期的に働いた経験がない、という方もいらっしゃるでしょう。所詮学生のアルバイト経験、と見くびってはいけません。
アルバイト先でビジネスマナーや社会人としての心がけを自然と学ぶことで、面接時にも失礼のない対応が無理なくできる、ということもあります。
このように働いた経験が少ないため、社会人になる自分が想像できない、面接時にどのような対応をすべきかわからずニートになってしまったという方もいるでしょう。働いたことがない方にとって、会社勤めは未知の世界ですから、不安になってしまうのも仕方ありません。
失敗が怖い
こちらもプライドが高いことからくるものですが、とにかく失敗を怖がってしまう方がいます。ここまで人生で失敗することなく、スムーズに大学卒業まで過ごせた方は、無意識のうちに失敗が怖くなってしまい、失敗を避ける生活をしていませんか?
気になる人に声をかけるのが怖い、友達のに発言の真意を確かめるのが怖い、といった方もこのタイプと考えられます。そんな方が面接で1度でも失敗してしまうと、その失敗が恐怖になりリトライできなくなってしまうのです。
面接は数をこなさなければ慣れませんから、恐怖心を克服するための努力が必要となるでしょう。失敗を怖がってしまうことで、最終的にはひきこもりになってしまうことも考えられます。
学歴にプレッシャーを感じている
高学歴であるがゆえに、その学歴自体がプレッシャーになってしまっていませんか?
ここまで頑張っていい大学を卒業したのだから、親や周囲の期待に応えなければいけない!と頑張りすぎて、就職活動に踏み込めない方も多いようです。
自分の人生なのですから、周囲の期待ではなく自分は何をしたいのか、この先どのように生きていきたいのかこれを機に考えてみましょう。どうしても親に反発できないと言う場合であっても、腹を割って話せば理解してもらえることもあるかもしれません。
どうしても周囲の理解を得られなかった場合には、ハローワークなどで一緒に話を聞き、現実を見てもらう、という手もあります。
気付かないうちに見下したような態度になっている
どんなに年上で素晴らしい経歴を持つ人であっても、思わず見下したような態度で接していませんか?もしかすると、その態度が面接官には透けて見えているのかもしれません。
周囲からの高い期待と自分の中にあるプライドの高さから、どうしても態度が大きくなってしまう方がいます。この場合、面接のために付け焼き刃の謙虚さを身に着けてもあまり意味がないかもしれません。自分の誇れるところについては素直に認めて伸ばしつつも、自分の足りない部分についてもよく考えてみましょう。
特にやりたいことがない
高学歴で引く手あまた、どこに応募しても就職できる気がするだけに、どこを選んでいいのかわからなくなってしいませんか?
このような場合には、特にやりたいと思える仕事がない、ということが原因かもしれません。
もう一度、自分の趣味、興味のある分野、得意な分野、強みについて考えてみましょう。趣味や好きなことを仕事にできれば一生続く仕事となるかもしれません。
好きなこと、興味のあること、得意なこと、どれをどの割合でを重視して働くかまで考えると、具体的な職種が見えてくることもあります。
例えば、絵を書くことが好きならイラストを書くだけではなくデザイナーを目指してみるといったことでもいいですし、計算が好きで苦にならないから経理事務を目指してみよう、でもいいでしょう。
できる職業の糸口になるようなものが見つかれば、案外すんなりと就職できる可能性もあります。
高学歴ニートを脱出する方法

次に、高学歴ニートから脱する方法についてご紹介いたします。
高学歴ニートを脱出するためには下記の4つの方法があります。
- 自身のプライドと向き合う
- ボランティア活動などで経験値を上げる
- 自分の人生設計を立てる
- 自営業をする
以上4つが高学歴ニートから脱出する方法です。それでは、早速4つの方法を1ずつご紹介いたします。
方法1:自身のプライドと向き合う
なぜ自分のプライドが高いのか、もう一度考えてみましょう。自分のプライドは、自分のメンツ、沽券(こけん)と言い換えることもできるでしょう。つまり、「恥ずかしい思いをしたくない」という気持ちが心の奥にあるのです。
ではここで、何が恥ずかしいのかもう一度考えてみてください。大手に就職できないことが恥ずかしいのでしょうか。
面接で失敗したり、これまで正直軽くみてきた同級生たちよりも、少し下のランクの企業に勤めたりすることが恥ずかしいのでしょうか。
しかし逆に、このように考えることもできます。小さな企業に就職して恥ずかしいと感じるよりも、いつまでも就職せず将来に対して不安を抱いている方が辛く苦しいと思いませんか?
自分のプライドや恥ずかしいという気持ちと、自分の将来を天秤にかけてみましょう。すると、本当に大切なものはどこにあるのか、少しずつ見えてくるはずです。それが見えてくると、恥ずかしいと感じていた気持ちも、きっと一瞬で無くなり終わります。
面接の恐怖も、長い人生の中の一瞬の出来事です。うまく行けばそれで終わってしまうことなのですから、自信を持ってやりきりましょう。
方法2:ボランティア活動などで経験値を上げる
いきなりフルタイムで働くのはちょっと、という方は、まず気軽なボランティアで経験値を積んでいきましょう。お金をもらう仕事であれば、それに伴って大きな責任が自分の肩にかかってきます。
しかし清掃ボランティアや介護施設でお年寄りの話し相手になるようなボランティアであれば、気軽ながらも社会貢献できたという満足感、充足感は十分に得られます。
そういった満足感、充足感、そして成功体験の積み重ねで、少しずつ自分に自信が持てるようになるでしょう。
ボランティアで経験を重ねて、少しずつ短時間アルバイトへシフトし、最終的に就職するという道順であれば、精神に負担をかけずに就職できるかもしれません。
自分が社会に役立っている、そして自分の力で稼いだお金を使っているという経験の積み重ねがた大切です。
方法3:自分の人生設計を立てる
高学歴ニートだから、と最初から諦めず、もう一度自分の人生設計をしてみませんか?「30歳で結婚する」「定年したら移住する」といったもので構いません。
その計画を立てたら、そのためにはどれぐらいのお金が必要なのか計算してみます。そしてその金額を稼ぐためにはどうしたらいいのか考えてみてください。
すると自然とやる気と勇気が湧いてくる気がしませんか?
年をとったら、海辺に家を建てて毎日オーシャンビューを楽しみたい。そのためには、土地の購入費用と建設費用、維持費と老後の資金が必要になりますよね。
漠然といつか結婚したいという目標でも構いません。結婚するためには、まず相手を見つけなければいけませんが、仕事をしていなければ恋人を見つけるのも難しいことがあります。
自分は夢や目標もないから人生設計も立てられない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、なんでもいいので紙に書き出してみましょう。
これまでやりたかったのに諦めていたことや、これからやりたいことが見えてくるかもしれません。
方法4:自営業をする
高学歴ニートから自営業へのシフトを考えてみることも1つの方法でしょう。
現代の日本では、起業し自営業を始めることはとても簡単です。就職するよりも簡単にできるため、起業したほうが早い気がしてしまいます。
ですが大変な事は勿論あります。起業には就職よりも大きなリスクが伴います。実際に起業し始めて成功をおさめる人もいますが、それはほんの一握りです。
なぜなら、起業し自営業になった後は、常に自分で仕事を探し続けなければいけません。会社員とは違い、人に頭を下げ続けなければいけないこともあるでしょう。仕事の有無に波もあり、収入も安定せず会社員のように手厚い福利厚生はありません。
起業する理由が明確であれば問題ないのです。社会のにあるとある問題を解決したい、こんなプロダクトを立ち上げてみたい、世の中に自分のスキルを還元していきたい、といったような目標があれば、起業してもしっかりと続けていくことができるでしょう。
問題は、目標もなく「就活から逃げるため」に起業しようと考える方です。自営業を逃げ道として考えるのではなく、起業する目的や理由をしっかりと明確にすることが大切なのです。目的や理由をしっかり持ち高学歴ニートから自営業へのシフトが高学歴ニートを脱出する1つの方法になるのです。
高学歴ニートが就職を成功させる方法

次に、高学歴ニートの方が就職を成功させる方法についてご紹介いたします。
高学歴ニートで転職をさせる方法は下記の3つです。
- 自分自身に合った仕事を選ぼう
- 学歴を上手く活かそう
- 転職エージェントを使おう
上記3つが就職を成功させる方法です。それでは、早速上記3つについてご紹介いたします。
方法1:自分自身に合った仕事を選ぼう
方法の2つ目は、「自分自身に合った仕事を選ぼう」です。
仕事内容を選ぶときの基準を、「自分自身の得意や興味に合ったもの」を選ぶようにしましょう。
高学歴ニートの中には、「今学歴にふさわしい仕事や企業」を選んでしまう人も多いです。
ですが、入社後に早期離職しないためのポイントとしては、「あなたがその仕事をしていて居心地が良いと感じるかどうか」なのです。
居心地の良さなどは、人それぞれで異なります。あなたが本当に興味を持っていることや得意な事をもう一度見つめ直してみましょう。
また、ジェイックでは自分に合った仕事の探し方について書いている記事があるので、気になった方は是非読んでみて下さい。
方法2:学歴を上手く活かそう
そして、3つ目の方法は「学歴を上手く活かそう」です。
「一度、就職できなかったんだから、高学歴のプライドを捨てるべきだ」とは言いません。高学歴であるという事は立派な経歴になります。就職活動にも上手く活用していきましょう。
学歴を効果的に使うためには、場面に合わせた使い分けをする必要があります。
例えば、大企業や大きめの中小企業を狙うといった時には、全面的に高学歴であるという事をアピールしましょう。
それとは逆に、中小企業やベンチャー企業の場合には、学歴は少し隠しておいて、自己PRや志望動機などの個人的な特性のアピールする方が効果的です。
方法3:転職エージェントを使おう
まず、1つ目の方法は「転職エージェントを使おう」です。
ニートから就職活動を始めるのであれば、まずは転職エージェントなどの専門家にサポートをお願いする事がおすすめです。
転職エージェントでは、それぞれの状況に合った就職活動の進め方や希望の条件に沿った求人をご紹介、履歴書の書き方、面接対策など多くのサポートを受けることが出来るのです。
勿論、高学歴ニートの再出発を助けたという実績もあり、高学歴ニート独自の悩みなどについても解決をしてくれます。
また、転職エージェントで受けられるサポートはすべてが無料なので、気軽に利用してみてください。
また、ジェイックでは、就職したい方に対し次のような支援を行っています。
就職アドバイザーによる支援
国家資格であるキャリアコンサルタントを保有する就職アドバイザーが、就職への不安や要望に対して親身に相談に乗ります。
一人で考えているとマイナスな方向にばかり思考が向いてしまう、プライドが邪魔をしてうまく就職活動が進まない、という方は、前向きでポジティブな気持ちにさせてくれる就活アドバイザーへ一度相談してみてください。
就職アドバイザーであるキャリアコンサルタントも、さまざまな職種を経験しているので、どれも机上の空論ではありません。実際に使えるアドバイスとともに、就活への勇気を授けます。
専任講師による支援
就職に役立つ講座の講師も、国家資格であるキャリアコンサルタント資格を所有する就職のプロ。会社に入ってからも役立つ講座は、「ジェイックの就職講座を受けてよかった」と好評です。旧時代的ではない、今の時勢にあった就職活動をサポートしますしてくれるでしょう。
就職後のサポート
就職が決まったその後を支援するチーム態勢も充実。入社前に行われる研修の実施や、入社後の不安や疑問に対してのフォローも行います。いくら高学歴であっても、ニートからの就職には不安がつきものですから、就職後にも手厚いサポートがあると安心です。
書類選考がない
ジェイックで就職支援を受けた方は、書類選考なくいきなり集団面接へと進むことができます。しかも面接は経営層と直接顔を合わせた面接となるため、採用に関しても話が早く進みます。就職に効率を求める高学歴の方に向いているといえるでしょう。
高学歴ニートを脱出するために就職エージェントへ相談してみよう
高学歴ニートが長年ニート期間を長く続けないを引きずらないためには、自分の中にある高学歴というプライドをうまくコントロールしていかないといけないようです。
いいところに就職しなければいけない、高学歴だから手取りの低いところでは働きたくないといったプライド欲は捨てて、まず一歩、就職への道を歩みだしてみましょう。
その際には、ハローワークのような公的機関の就職支援を利用するのも手ですし、なるべく早く就職したいのであれば、手厚いサポートを展開している就職支援サービスを利用しましょう。
自分一人では動き出せない、困っているけれども身内には相談できない。そんな時には支援サービスを利用してください。悩みに寄り添い、あなたの就職活動をしっかりと支援いたします。
「高学歴ニート」によくある質問
高学歴ニートの特徴は、と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?本記事の「高学歴ニートから脱する方法とは?就職のコツを解説!」では、高学歴ニートの特徴についてご紹介しております。気になった方は是非読んでみて下さい。
高学歴ニートの脱出方法とは、と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?本記事の「高学歴ニートから脱する方法とは?就職のコツを解説!」では、高学歴ニートの脱出方法についてもご紹介しております。気になった方は是非読んでみて下さい。

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