
無職からの転職が決まらないということはありません。なぜなら、無職期間があっても、就業した人は多く存在するからです。
無職からの転職が決まらないと言われる理由は、応募数が少なく、企業に転職意欲を伝える機会が不足していることが挙げられます。また、応募書類の内容や面接練習が不足しており、転職意欲のアピールや無職期間の説明が不十分であることも理由と言えるでしょう。
そのため、転職で譲れないポイントや目標を明確にしつつ、企業からの質問に対する回答を徹底的に準備することが重要です。
この記事では、無職の転職が決まらない原因や、転職を成功させるポイント、無職からの転職に役立つサービスを解説しています。
無職からの転職が決まらず悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。
この記事の目次
無職からの転職は決まらない?
無職からの転職は、決まらないとは限らず、十分に可能性があると言えます。
事実として無職期間が長くても、就業している人は多く存在します。
無職期間 | 就業した |
---|---|
1年以下 | 44.2% |
1年超~3年以下 | 45.1% |
3年超~5年以下 | 50.7% |
5年超 | 42.3% |
参考:厚生労働省「ニート状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書」
ただ、厚生労働省「令和2年度転職者実態調査の概況」によると、4カ月以上働いていない人は、無職期間が4か月未満の人よりも転職している割合が8%以上も少ない状態です。
そのため、可能な限り1~3か月以内で転職できるのが望ましいと言えるでしょう。
転職が決まらなくて焦っている人も、あきらめなければ転職成功のチャンスは確実に存在します。
無職からの転職が決まらない7つの原因
無職からの転職が決まらない原因として、応募数や選択肢が少なく、企業に直接就業意欲をアピールできていないことが挙げられます。
また、応募書類の内容や面接練習が不足しており、就業意欲や無職期間に関する質問への回答が不十分であることも原因です。
そのため、求人は幅広く探しながら積極的に応募し、自己分析や面接対策などの事前準備を徹底することが重要と言えます。
それぞれの理由について詳しく解説していきますので、無職からの転職が決まらない原因を理解した上で、何をしたらいいかを考えてみてください。
1.応募数が少ない
応募数が少ないことは、無職からの転職が決まらない大きな原因といえます。
なぜなら無職からの転職活動では、書類選考の時点で他の候補者と比較され、面接に参加できる機会が少なくなってしまうからです。
面接に参加できたとしても、ライバルも多く応募するような求人であれば、内定は簡単には勝ち取れません。
そのため、少しでも気になる求人は積極的に応募し、選考が進む中で自分に合っているか判断するようにしましょう。
2.希望条件が厳しすぎる
希望条件が厳しすぎることも、無職から転職が決まらない原因と言えます。
なぜなら、年収や勤務時間など希望条件を絞りすぎると、応募できる数が少なくなるからです。
特に条件が良い求人であればあるほど、他の応募者のレベルが高くなり、結果として不採用になってしまう可能性が高いです。
働く環境を選ぶうえで、条件は非常に気になる点だと思いますが、自分が活躍できるかどうかも一緒に考えられるとよいでしょう。
3.応募書類で就業意欲をアピールできていない
履歴書や職務経歴書など、応募書類で就業意欲をアピールできていないことも、無職からの転職が決まらない原因です。
なぜなら企業側が採用したいと考えているのは、就業意欲や活躍の可能性を感じる人材だからです。
たとえば会社情報をあまり調べず、当たり障りのない言葉で志望動機を書いたとしても、企業に就業意欲は伝わりません。
また、応募書類のマナーが守られていない場合も「適当に書いたのか」という印象を企業から持たれてしまいます。
基本的な内容ではありますが、下記のようなマナーは最低限守りましょう。
- 学歴は中学校卒業以降から記載する
- 「御社」ではなく「貴社」と書く
- 「和暦」「西暦」の表記は統一する
無職から転職を成功させるためには、応募書類のマナーを守ることを前提に、就業意欲をしっかりアピールすることが重要です。
4.面接練習が少ない
面接練習が少ないと、無職から転職を成功させることは難しいでしょう。
なぜなら、面接での受け答えがしっかりできないと、採用されることはないからです。
面接で下記のような受け答えをしていると、不採用になりやすいと言えます。
- 声が小さく、目線が合わない
- 面接官が聞いたことに答えられない
- 面接官が聞いていないことを話してしまう
特に無職期間が生じた理由など、企業側が重視している質問にうまく回答が上手くできない場合、無職からの転職成功は難しいです。
実際に面接で質問に答えるのが苦手なニートの方は6割以上もいると、データで示されています。(参考:厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書」)
コミュニケーションが苦手であれば、面接練習を重ねることで苦手意識を徐々に克服し、的確に受け答えできるようにしましょう。
5.企業がブランクに対して懸念を抱いている
企業がブランクに対して懸念を抱いていることも、無職からの転職が決まらない原因として挙げられます。
なぜなら、企業側はブランク期間がある人に対して、就業意欲や働くことへの覚悟が不足している可能性を感じるからです。
ブランク期間が長くなればなるほど、企業側の懸念は強くなり、さらに無職からの転職が決まらない状態になってしまいます。
だからこそ、就業意欲に加え、ブランクが発生した理由やこれからどのように活躍していきたいのかを明確に伝える必要があります。
準備と練習を重ねることで、企業側の懸念を払拭できるようになるでしょう。
6.転職支援サービスを利用している数が少ない
転職支援サービスを利用している数が少ないことも、無職からの転職が決まらない原因と言えます。
なぜならサービスを利用している数が少ないと、応募できる幅が限られてくるからです。
応募数を増やすこと、応募先の幅を広げることは、無職からの転職成功に欠かせません。
特定の転職支援サービスだけではなく、活用できるものは積極的に利用することで、無職からの転職成功率を高めることができます。
7.転職活動に対するモチベーションが落ちている
無職からの転職が決まらない原因として、転職活動に対するモチベーションが落ちていることも関係するでしょう。
転職活動へのモチベーションが下がってしまうのは、下記のようなパターンが考えられます。
- 不採用が続いている
- 正しいやり方が分からない
- 何から手を付けるべきか整理できていない
とくに不採用が続くと、転職活動へのモチベーションが下がってしまう人も多いです。
モチベーション低下は無理もないですが、無職から転職を成功させるためには、正しいやり方で着実に進めていく必要があります。
転職が決まらない無職の方が陥りやすい4つの状態
転職が決まらない無職の方が陥りやすい状態として、転職が決まらない焦りからメンタルがつかれることが挙げられます。
また、仕事が決まらないことからお金や自信がなくなることも、転職が決まらない無職の方が陥りやすい状態と言えるでしょう。
メンタル面や金銭面に大きく影響が出てしまうと、人によっては悪循環に入ってしまうことも考えられます。
無職の方が陥りやすい状態と対処法を知ることは、無職からの転職活動を成功させるためにも重要ですので、それぞれ解説します。
1.転職が決まらない焦りからメンタルが疲れた状態
転職が決まらない無職の方が陥りやすい状態として、焦りからメンタルが疲れてしまう状態が挙げられます。
応募しても通らない、そもそも何をしたらよいか分からない状態が続くと、焦りが生じてしまうことも無理はありません。
焦りが生じてメンタルが疲れてしまうと、転職活動へのモチベーションも低下し、悪循環に入ってしまう恐れもあります。
対処法としては、適度に転職活動から離れて息抜きする、一人で抱え込まず知人や友人に相談することが有効です。
2.早く転職活動を辞めたい気持ちが強くなる状態
早く転職活動を辞めたい気持ちが強くなるのも、転職が決まらない無職の方が陥りやすい状態です。
早く転職活動を辞めたい気持ちが強くなると、準備や受け答えが雑になり、さらに転職が決まらない状態が続いてしまいます。
早く転職活動を辞めたいと感じている自分を受け止めつつ、目の前のやるべきことに集中するのが重要と言えるでしょう。
3.仕事が決まらないことからお金が無い状態
仕事が決まらないことからお金がない状態も、転職が決まらない無職の方は陥りやすいと言えます。
お金の心配をしながら転職活動を続けるのは、日常生活だけでなくメンタル面でも大きく影響が出てしまうため要注意です。
人によっては、ハローワークに相談することで失業保険の申請や職業訓練の受講などを通じ、給付金がもらえる可能性もあります。
まだ相談したことがない人は、一度ハローワークに相談してみるとよいかもしれません。
4.不採用が続いて自信がなくなる状態
不採用が続いて自信がなくなる状態も、転職が決まらない無職の方が陥りやすいと言えます。
不採用が続いて自信をなくすと、応募や面接参加も後ろ向きになり、ますます転職が決まらない状態が続く恐れがあります。
不採用が続いている現状や自分自身を否定しすぎると、メンタル面で不調をきたしてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
もし不採用が続いていたとしても、自分が活躍できる環境、自分を求めてくれる会社は必ず存在すると信じ、行動を続けましょう。
事実としてどんな人にでも、自分を求めてくれる会社は必ず存在します。
無職から転職を成功させる8つのポイント
無職から転職を成功させるポイントとしては、規則正しい生活を送り、目標や譲れない条件を定めた上で転職活動を進めることが挙げられます。
また、得意なことから仕事を探す、無職関連の質問に回答できるようにする、アルバイトやスキルアップに励むことも重要と言えます。
そのため、生活リズムや転職活動における目標を定め、自己分析や面接準備、必要な学習を進めることがポイントです。
それぞれの項目について詳しく解説していきますので、無職から転職を成功させるポイントを理解し、何から始めたらよいか考えてみてください。
1.規則正しい生活を送る
規則正しい生活を送ることは、無職から転職を成功させるうえで非常に重要なポイントです。
なぜなら、規則正しい生活を送ることに慣れていないと、働き続けることが難しくなってしまうからです。
また、生活が乱れていると、下記のように転職活動そのものに支障が出ることも考えられます。
- 企業からの連絡に対し、対応が遅れる
- 不規則な生活で心身が疲れ、元気のない印象に見られる
- 転職活動を続けるモチベーションが下がってしまう
まずは今より1時間、難しければ30分や15分でもよいので、早く起きることから始めてみましょう。
2.目標を定めながら転職活動を行う
無職から転職を成功させるためには、目標を定めながら転職活動を行うことが有効です。
「今週は●件応募する」など目標を定めながら転職活動を行うと、達成感を味わいながら進めることができます。
目標を定める際のコツを挙げておきますので、参考にしてください。
- 具体的な数字にする(例:3件応募する)
- 期日を決める(例:7月1日までに)
- 実現可能な内容にする(非現実的なものは避ける)
- 小さな一歩から設定する(例:まずは求人サイトを10分開く)
3.転職で譲れないポイントを明確にする
無職から転職を成功させるうえで、譲れないポイントを明確にするのも重要です。
なぜなら無職からの転職成功には応募数を増やす必要があり、譲れないポイントを明確にすることで応募数を増やせるからです。
まずは働く上で大切にしたい条件を書き出し、これだけは譲れないと感じるものを一つ選びましょう。
譲れないポイントが叶う求人には積極的に応募し、転職活動を進める中で自分に合ったものを選ぶ方法がおすすめです。
4.得意なことから仕事を探す
得意なことから仕事を探すのも、無職から転職を成功させるためのポイントです。
なぜなら、自分の得意と企業が求めることが合っていれば選考が通過しやすく、就職してからも長く続けやすいからです。
自分の得意なことを探すには、下記の経験について書き出すとよいでしょう。
- 過去に褒められたこと
- やっていて苦ではなかったこと
- 時間の経過が早く感じられたこと
- 頑張っているつもりはないが、うまくできたこと
- 無意識にやってしまうこと
一例を表にしましたので、下記も併せて参考にしてみてください。
経験 | どんな仕事が向いているか |
---|---|
説明が分かりやすいと褒められた | 営業、販売職、塾講師など |
プラモデルをつくっていると、時間があっという間に過ぎていた | 製造、ものづくり系職種など |
論理的に考え、情報を整理する | ITエンジニア、Webライターなど |
5.無職関連の質問に回答できるようにする
無職から転職を成功させるためには、無職関連の質問に回答できることが欠かせません。
「なぜ無職になったのか」「無職期間は何をしていたのか」など、企業側が必ず聞く内容については、特に準備を徹底しましょう。
回答する際のポイントは、自分なりの反省とこれからの意欲を伝えることです。
ここでは前職を辞めて無職になり、転職活動を継続している場合の回答例を記載します。
例)前職在籍中にも転職活動は進めていましたが、仕事との両立がどうしても難しく感じてしまい、転職活動に専念するため無職になりました。今思えば、両立しながら転職活動をうまく進められなかったこと、自分の認識が甘かったことを強く反省しています。今後については、これまでの経験を活かして活躍していく覚悟が決まっており、いち早く貴社の募集職種でも活躍できるよう尽力していく所存です。 |
6.応募書類と面接での受け答えをチェックしてもらう
無職から転職を成功させるためには、応募書類と面接での受け答えをチェックしてもらうことも重要です。
なぜなら人にチェックしてもらうことで、気づけなかった改善点や長所を知ることができ、転職活動を効率よく進められるからです。
特に転職エージェントは転職活動のプロですので、相談することで内定獲得に有利な応募書類と面接の準備ができるでしょう。
7.アルバイトをする
無職から転職を成功させるために、いきなり正社員ではなく、短期間でもアルバイトから始めることも有効です。
なぜならアルバイトをすることで、無職期間を無くすことができるからです。
正社員登用制度などが用意されているアルバイト先も多く存在しますので、無職から転職を成功させるための有効な手段と言えます。
ただし、アルバイトと正社員の生涯賃金には大きく差があり、年齢を重ねると正社員就職が難しくなることも理解しておきましょう。
男性(大卒の場合) | 女性(大卒の場合) | |
正社員 | 2億5,150万円 | 2億190万円 |
非正規(アルバイトなど) | 1億4,750万円 | 1億2,050万円 |
参考:労働政策研究研究機構「生涯賃金など生涯に関する指標」
8.資格取得・スキルアップに励む
資格取得やスキルアップに励むことも、無職から正社員就職を成功させるためのポイントです。
特にやりたい仕事があったとしてもスキルが足りないと感じる時や、募集要項に資格が必須であると書かれている場合は有効です。
一例として無職の方におすすめの資格をまとめておきますので、併せて参考にしてください。
資格 | 特徴 | 資格を活かせる仕事 |
---|---|---|
ITパスポート | IT業界で働く上での基礎的な知識を網羅的に理解できる | ITエンジニア、ITサポートなど |
登録販売者 | 医薬品販売の専門資格で、一般薬品販売と消費者へのアドバイスが可能になる | 薬局販売員、店長など |
日商簿記 | 会計や経理の分野での基本的な知識と技能を証明できる | 事務職、経理など |
スキルアップに励みたい方は職業訓練やスクールなどを活用しましょう。
無職で転職が決まらない時に役立つ4つのサービス
無職で転職が決まらないときに役立つサービスの代表例として、ハローワークが挙げられます。また、地域若者サポートステーションや転職サイト、転職エージェントも無職で転職が決まらない時に役立つと言えるでしょう
無職から転職を決めるためには、各サービスの特徴を理解して活用することがポイントです。
それぞれのサービスの特徴について解説しますので、今の自分に何が必要か考えた上で相談してみてください。
1.ハローワーク
無職からの転職が決まらないときに、ハローワークの活用が役に立つことがあります。
ハローワークの特徴としては、各都道府県に存在していることや、地元の求人が多く掲載されていることが挙げられます。
特徴などを表にまとめましたので、参考にしてください。
ハローワークの特徴 | ・各都道府県に存在する ・求人紹介だけでなく、セミナー(自己分析、面接練習など)も受けられる ・失業給付(対象者のみ)など |
利用することで役に立つ可能性がある人 | ・近場で転職活動を行いたい人 ・失業給付を受け取りたい人 |
2.若者サポートステーション
無職からの転職が決まらないときに、地域若者サポートステーションの活用が役に立つこともあります。
地域若者サポートステーションは、若者支援のノウハウや実績のある民間企業、団体が厚生労働省から受託して運営をしています。
職業体験やパソコン講座、コミュニケーション講座など、就職のための準備についてのサポートを手厚く受けられることが特徴です。
地域若者サポートステーションの特徴 | 職業体験やパソコン講座、コミュニケーション講座などの就職準備に有効な体験学習が可能 |
利用することで役に立つ可能性がある人 | 転職活動より前段階の、コミュニケーションやパソコンスキルなどに不安がある人 |
3.転職・求人サイト
転職・求人サイトの活用も、無職からの転職が決まらないときに役立つサービスです。
リクナビやdodaなどが有名であり、掲載されている求人の閲覧や応募、サイトによっては適職診断や職業図鑑などを活用できます。
特に大手企業が運営するサイトであれば、掲載されている求人数も非常に多く、応募数を増やすことに役立つと言えます。
転職・求人サイトの特徴 | ・求人情報がたくさん掲載されている ・企業から直接オファーが届く場合がある ・書類作成・診断ツールが用意されていれば登録後に活用できる |
利用することで役に立つ可能性がある人 | 多くの求人を見て、応募数を増やしたい人 |
4.就職・転職エージェント
就職・転職エージェントを活用することも、無職からの転職が決まらないときに役立ちます。
就職・転職エージェントに相談すると、求人紹介や書類作成、面接練習など、内定獲得までの全てをサポートしてもらえます。
なかには無職のサポートに特化したエージェントもありますので、無職からの転職が決まらない時には活用してみるとよいでしょう。
転職エージェントの特徴 | ・求人紹介だけでなく、書類作成や面接対策も行ってくれる ・会社によっては、無職からの転職支援に特化している |
利用することで役に立つ可能性がある人 | ・応募しているものの、書類選考や面接がうまく行っていない人 ・自分に合った求人が分からない人 |
無職からの転職が決まらない時によくある質問3選
無職からの転職が決まらない時に、よくある質問3つに回答します。
転職が決まらずストレスを感じる時の対処法は?
転職が決まらずストレスを感じるときの対処法としては、趣味や息抜き、第三者に相談することをおすすめします。
自分の好きなことをする、運動や睡眠を大切にする、転職経験のある友人と話すなど、ストレスをためないように工夫しましょう。
転職活動にはある程度の期間が必要ですので、無理のない範囲で続けられる心身の状態を保つことも重要です。
あまり根を詰めすぎず、ストレス解消の時間も大切にしながら、着実に進めていきましょう。
転職が決まらない状態が1年続くのはやばい?
転職が決まらない状態が1年続くのは、必ずしもやばいとは言えません。
なぜなら無職期間が1年あったとしても、転職が成功している人は存在するからです。
ただし、無職期間が長くなればなるほど、転職が難しくなることも事実ですので、なるべく早く転職活動を終えるようにしましょう。
無職期間 | 就業した | 就業できなかった |
---|---|---|
1年以下 | 44.2% | 30.2% |
1年超~3年以下 | 45.1% | 35.2% |
3年超~5年以下 | 50.7% | 31.9% |
5年超 | 42.3% | 42.3% |
参考:厚生労働省「ニート状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書」
20代後半で転職が決まらない原因は?
20代後半で転職が決まらない原因は、応募数が少なく、応募書類や面接で企業に転職意欲をアピールできていないことが挙げられます。
特に無職から転職を成功させるためには、応募数を増やすことが重要であり、応募数が増えることでアピールできるチャンスが増えます。
応募と面接準備を続ける中で、意欲や貢献できることを企業にアピールする方法も理解が進みますので、成功確率が高まるでしょう。
まとめ
無職からの転職が決まらないと言われる原因、転職を成功させるポイント、無職からの転職に役立つサービスについて解説しました。
結論としては、無職からでも転職は可能です。
転職先で譲れないポイントを明確にしつつ、転職意欲と企業に貢献できることを伝えるための準備を徹底的に行うことで、無職からの転職成功を実現できます。
無職からの転職がなかなか決まらない時には、転職エージェントなどのサービスも活用してみるとよいでしょう。




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