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ニートでも正社員になれる?成功体験談や就職するまでのステップを解説

ニートでも正社員になれる?成功体験談や就職するまでのステップを解説

ニートの状態からでも正社員を目指すことは可能です。
ただし、年齢・ブランク期間・メンタルの状態によって、選ぶべき就職ルートは変わってきます。

ここでは、ニートでも正社員になれる理由・状況別の正社員就職ルート・正社員になるまでの具体的な流れ7ステップ・正社員を目指せる職種・成功体験談などをまとめました。

ニートから正社員になれるのか不安で就職に向けて一歩を踏み出せない方は、最後まで読んでみてください。

記事のPoint
  • ニートから正社員になる方法として、アルバイトからの正社員登用、転職エージェントを利用した就職などがある
  • ニートから正社員になるためには、他責にしない姿勢、変化を受け入れる意志などが大切
  • ニートから正社員になる際におすすめの職種は、営業職やサービス職など
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ニートでも正社員になれる?

正社員経験がないニートでも、就職支援サービスや職業訓練制度など正社員に向けた様々な準備に取り組み、アピールポイントを言語化することができれば、正社員になる事は十分に可能です。

昨今では実務経験を問わない求人や、新卒以外の募集を強化するような会社が増えてきていることもあり、ニートだからといって正社員就職ができないような市況感ではなくなってきています。

ニートから正社員になる上で重要になってくるのが、行動を起こすことです。
行動を起こさない限りいつまでたっても正社員になることはできませんので、就職エージェントやハローワークなど、自分にマッチしているサポートを受けられるサービスを利用することから始めると良いでしょう。

もしいきなり正社員になることが不安であれば、アルバイトや派遣などから徐々に社会の設定を持ち、自信をつけてから正社員を目指すのも有効です。

ニートから正社員になれる3つの理由

ニートから正社員になれる理由は、求職者よりも求人数の方が多いからです。
日本では少子高齢化の影響で慢性的な人手不足が続いており、求職者よりも求人数が多い傾向にあります。

他にも、未経験者歓迎の求人が増えていることや20代であればポテンシャル採用が期待できることから、ニートから正社員になれると言えます。

また、企業が20代の若年正社員の採用にあたって重視するポイントは、意欲やコミュニケーション能力です。経歴などを重要視されているわけではないからこそ、ニートの方でもアピール次第では正社員になれる可能性があるでしょう。

それぞれの理由について詳しく知りたい方は、このまま読み進めてみてください。

理由1. 求職者よりも求人数の方が多い

日本では少子高齢化の影響により慢性的な人手不足が生じていることから、求職者よりも求人数の方が多い傾向にあります。

実際に、厚生労働省の調査によると、1人の求職者に対して何件の求人があるかを示す有効求人倍率は以下の表のとおりとなっています。

令和7年月有効求人倍率令和6年月有効求人倍率
6月1.14倍1.16倍
7月1.18倍1.20倍
8月1.18倍1.23倍

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年8月分)について」

上記の表を見ると、前年に比べて有効求人倍率がわずかに下がっていますが、1%を超えているのでチャンスはあるでしょう。

一般的に、有効求人倍率は1%を超えていると、求職者に有利な売り手市場と言われています。

極端に有効求人倍率が高いわけではありませんが、売り手市場の状態は続いているので、あきらめずに挑戦してみてください。

理由2. 未経験者歓迎の求人が増えている

ニートが正社員になれる理由として、未経験者歓迎の求人が増えていることが挙げられます。

実際に、株式会社マイナビの調査によると、職種ごとに集計された未経験採用の平均人数は以下の表の通りです。

職種2024年平均2023年平均
営業0.8人0.5人
販売・フード・アミューズメント0.6人0.5人
建築・土木0.4人0.3人
技能工・設備・配送・農林水産0.5人0.4人

参考:株式会社マイナビ「中途採用状況調査 2025年版(2024年実績)」

特に営業は未経験採用の平均人数が前年より0.3人も増えており、狙い目の職種と言えます。
経験がなくても、人柄や意欲が評価されれば、ニートの方でも正社員になれるチャンスがあるでしょう。

理由3. 20代であればポテンシャル採用が期待できる

ニートでも、20代であればポテンシャル採用が期待できます。
実際に、厚生労働省の調査によると、企業が若年正社員の採用にあたって重視した点は以下の表の通りになっています。

重視した点新規学卒者割合中途採用者割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神79.3%72.7%
コミュニケーション能力74.8%66.9%
マナー・社会常識58.6%58.1%

参考:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」

上記の表からわかる通り、学歴・経歴よりも意欲やコミュニケーション能力を重視する企業の割合が多いです。

学歴に自信がなかったり、働いた経験がなかったりするニートの方でも、他の場面でアピールすれば正社員になれる可能性があると言えるでしょう。

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ニートから正社員になった方の体験談

ニートから正社員になった方の体験談として、家族と全力で向き合った後に正社員になった方の体験談があります。

この方は、病気で体調を崩した家族と向き合うために3年弱仕事をしていませんでしたが、状況が落ち着いてから正社員への就職を成功させました。

また、消防士試験に2年費やした後正社員になった方の体験談もあります。
この方は、2年間消防士の試験に挑戦するも不合格、その後貿易会社に就職を成功させました。

ここでは、上記を含めて5つの体験談を紹介していきます。自分と似た境遇の人がどうやって就職を成功させたのか、リアルな体験談を知りたい方は読み進めてみてください。

家族と全力で向き合った後に正社員になった方の体験談

役者をしていた30歳の時ジェイックの就活講座を受けて無事に就職先を決める
入社して半年後離れて暮らしていたご家族が病気で体調を崩し、家族と向き合うため退職。3年間仕事はせず、家族と向き合う。
退職してから3年後ご家族の状況が落ち着いたタイミングで改めて就職を決意し、再度ジェイックを利用。担当者との面談や就活講座を通じて自信をつける。

この方は病気で体調を崩してしまったご家族のために3年間仕事をしていませんでした。
世間的には「ニート」と言われる状態だったことから、退職後の経歴を聞かれても話せることがないと不安だったそうです。

しかし、ジェイックの面談を受けたことで、無職の自分にも強みがたくさんあったのだと自信がついたそうです。

就活講座にも参加し、面接やコミュニケーションへの自信をつけていった結果、正社員就職を成功させました。さらに詳しい内容を知りたい方は、下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

関連記事:ジェイック就職カレッジ「面談・就活講座を通して自分に自信がついた」

消防士試験に2年費やした後正社員になった方の体験談

大学卒業後〜半年後カーディーラーの会社に入社するも、数字のプレッシャーに疲弊。
半年後、身内から「消防士にならないか」という話をもらい、カーディーラーの会社を退職する。
カーディーラーの会社を退職〜1年後公務員試験の予備校に通い、消防士試験に向けて猛勉強。
筆記試験は通過したものの、体力試験で不合格に。
消防士試験挑戦2年目2回目の試験に向け勉強するも、その年の採用がなく、消防士試験を受けないことを決める。
友人からの紹介でジェイックを知り、就職カレッジに参加。貿易会社から内定をもらう。

この方は2年間消防士試験に挑戦するも、合格できず、悔しい思いをされました。
しかし、そこから就職活動をやり直し、第一志望の貿易会社の正社員への就職を成功させました。

海外事業をしたいという希望が認められ、現在はやりがいを持って仕事をしているそうです。

詳しい内容は、下記の記事で紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

関連記事:ジェイック就職カレッジ「石渡弘樹さんの就職成功体験談」

大学中退後フリーターを経て正社員になった方の体験談

大学3年生時、半年の休学後に中退大学3年生時に、希望する研究室に入れず落胆。
半年間休学し、中退する。
中退後大学を中退後は4ヶ月間ニート期間。
その後、回転寿司のアルバイトを始める。
アルバイトを始めて3年半後彼女に「就職しなかったら別れる」と言われ就活開始。
就職活動開始人材紹介会社に行っても、派遣社員の求人ばかり紹介される。
インターネットでジェイックを見つけ説明会に参加。カレッジの研修を受ける。
集団面接会で第一希望だったメーカーに就職が決まる。

この方は、希望する研究室に入れなかったことから、精神的に落ち込んで大学を休学・中退されました。

4ヶ月のニート期間、3年半のアルバイトを経て、彼女からの言葉をきっかけに就職活動を開始しました。

ジェイックの研修で名刺交換や敬語の使い方を練習できたこと、同じ目標を持った仲間がいたことで自信をつけ、就職成功につながったそうです。

この方の詳しい体験談については、下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

関連記事:ジェイック就職カレッジ「土佐さんの就職成功体験談」

約10年ぶりの就職活動を経て正社員になった方の体験談

最初の大学卒業時就職活動がうまくいかず、アルバイト先の本屋へ就職しようと考えるも、薬剤師の夢を諦められず薬学部へ入学する。
薬剤師の国家試験を受ける薬剤師国家試験に挑戦するもうまくいかず、2回・3回と挑戦するうちに35歳になる。
35歳、ジェイックに登録薬剤師以外の道を目指すことを決め、ジェイックに登録する。
個別面談で希望を感じ、就活講座を受け、就職先が決まる。

一度目の就職活動の苦戦、薬剤師試験への挑戦を経て35歳になり、この年齢まで就職してこなかったことを問い詰められるのではという不安があったそうです。

ただ「ここで逃げたら就職できない」と感じ、勇気を出してジェイックの個別面談を予約したとのことです。
面談では35歳でもまだ残された道はあると感じ、不安は希望へと変わったと話します。

その後、就活講座を受けながら丁寧に就職活動を続けた結果、見事内定を獲得しました。

詳しい体験談を知りたい方は、下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

関連記事:ジェイック就職カレッジ「約10年ぶりの就活への寄り添い」

会計士の夢を諦めた後に正社員になった方の体験談

大学の就職活動時会計士の資格取得のため勉強し、就職活動をせずに卒業。
卒業後も勉強を続けるも、限界を感じ、夢を諦めて就職する決意をする。
卒業後の就職活動ジェイックを含めて複数のエージェントに登録。既卒の就職活動の厳しさを知る。
ジェイックで丁寧なサポートを受け、第一志望の企業から内定をもらう。

この方は、大学在学時から夢である会計士の勉強を続けられていました。
就職活動は行わず、勉強する日々でしたが、想像以上の難易度に徐々にストレスが大きくなっていったそうです。

ある時、限界を悟り、夢をあきらめて民間就職へ切り替える決意をされました。

就職活動を始めたものの、既卒の厳しさや心の準備が整わないことから疲弊してしまいます。

そんなとき、ジェイックで心に寄り添った面談をしてもらい、安心できたそうです。
自分のペースでしっかりと準備をし、納得感を持って就職活動を行ったことで、第一志望のエンジニアの仕事に就職が決まりました。

さらに詳しい体験談が知りたい方は、下記の記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

関連記事:ジェイック就職カレッジ「会計士の資格取得から進路変更!全くの未経験職種へ」

ニートから正社員になれない人の特徴

ニートから正社員になれない人の特徴をご紹介します。
ニートから正社員になるために必要なことは「きっかけ」と「行動」ですが、何かしらの理由をつけて行動できない人の特徴があります。

自分もそうなってしまっていないか、確認していきましょう。

1. 他責にする

何事も他責にする人は、ニートから抜け出すことはむずかしくなります。
他責とは、起こってしまったことを、自分でない何かのせいにすることです。

たとえば、学生時代のアルバイト先の上司に怒られたことをきっかけでバイトを辞め、その後ニートになってしまった場合h人が、ニートになったことをアルバイト先の上司のせいにし続けることです。

起こったことを他責にしてしまうと、自分自身の反省ができず同じことを繰り返してしまいます。
他責の反対語で自責があります。
起こったことは、自分にも要因があると考え、反省し改めていく姿勢がとても重要です。

2. 変化を嫌う

変化を嫌う人は、ニートから抜け出せません。

人間は本能的に「ホメオスタシス(恒常性)」といって、一定の状態を維持する力が無意識に働いてしまうため、身体は変化を嫌っています。たとえば、一度楽な生活をしてしまうと、つい楽な方に流されようとしてしまいます。

ホメオスタシスの力に逆らって行動をするには、強く意識を持って行動する以外にありません。身体は変化を嫌うことを理解した上で、意識的に変化を起こしていくことが必要です。

筋トレや早起きなどと同様に、強い意識で習慣化することが、変化を起こすポイントです。

3. 偏見を持つ

偏見を持つ人も、ニートから正社員になれません。

偏見とは偏った見方のことですが、言い方を変えると、「知らないことを決めつけて判断すること」です。

「肉体労働は大変そうだからしたくない」「営業はノルマが辛そうだから嫌だ」など、知らないことに対して決めつけてしまい、自分の可能性を自分で閉ざしてしまいます。

知らないこと、やったことがないことに対して敬意をもって、自分で体験するまで軽率に判断しないことが、就職先を考える上で非常に重要です。

4. ネガティブ思考

ネガティブ思考の人も、ニートから抜け出しづらくなります。
ネガティブが続くと、負のスパイラルに入ってしまい、ネガティブ思考から抜け出せなくなります。

「思考は現実化する」という有名な言葉もあるように、ネガティブな思考は、ネガティブな現実をもたらします。特に「自分はダメなやつだ」と思い続けると、自分に自信を持つことができなくなり、よりネガティブになっていくでしょう。

自分の思考は自分でしか変えられません。また、事実は自分の捉え方で変わります。ニートであることをネガティブに捉えるのか、またはニートである期間を自分と向き合う大切な時間だったと捉えるのかで、その後の行動は変わるでしょう。

メカニズムを理解し、意識的にポジティブな思考を持つことを心掛けましょう。

5. 行動力がない

行動力がない人は、ニートから抜け出せません。

ニートから抜け出すには、行動力が必要になりますが、はじめての行動は特に怖れてしまいがちです。また、行動をするには動機が必要です。

あなたがニートから抜け出したいのであれば、その気持ちはどこから来るのか自分に問いかけてみましょう。「友人と比較して焦った」「親を心配させたくない」などさまざまな気持ちがあるでしょう。

そのなかで、自分を行動させる源泉になりえる気持ちを整理し、行動するための動機を作り出すことが大切です。

ニートから就職ができなくて困っている方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

状況別!ニートから正社員を目指す7つの方法

ニートから正社員を目指すには、20代前半であれば既卒・第二新卒枠の活用、20代後半以降は就職支援サービスを利用しながら就職活動を進める方法があります。また、30代の方でも、未経験歓迎の求人に応募することで正社員就職を目指せます。

そのほかにも、アルバイトや紹介予定派遣、在宅ワークから段階的に社会復帰を目指したり、職業訓練を活用したりする方法もあります。自分に合った方法を選びながら、少しずつ正社員就職を目指していきましょう。

1. 20代前半の場合:既卒・第二新卒枠で応募する

学校卒業後3年以内であれば既卒・第二新卒として扱われるため、20代前半のニートの方は正社員就職を目指しやすい状況です。

既卒・第二新卒の場合は、企業側も社会人経験が浅いことを前提としているので、新卒と同じようにポテンシャル重視で採用してもらえるケースがあります。

実際に、厚生労働省でも、学校卒業後3年以内の方を新卒枠で応募受付するよう企業へ呼びかけています。(※)

そのため、「職歴がないから無理」と悲観する必要はありません。
20代前半であれば、今後の成長性や人柄を評価してもらえる可能性が十分あります。

(※)参考:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」p.1

2. 20代後半の場合:就職支援サービスを活用する

20代後半になると就職難易度が少しずつ上がり始めるため、ハローワークや就職エージェントなどの就職支援サービスを活用するのがおすすめです。

特に就職エージェントでは、求人紹介に加え、履歴書の添削・面接対策・面接日程の調整など幅広くサポートしてもらえるので、一人での就職活動が不安な方にも向いています。

また、ニート向けの就職エージェントのなかには、30代以降だと利用対象外になるサービスもあるため、注意が必要です。
そのため、正社員就職を考えているのであれば、「まだ大丈夫」と後回しにせず、20代のうちに行動しましょう。

3. 30代の場合:未経験歓迎の求人に応募する

30代になると企業側から即戦力としての活躍を求められやすくなりますが、未経験歓迎・経歴不問の求人も多いので、そうした求人に積極的に応募することが大切です。

20代と比べると就職難易度は上がりますが、人手不足の業界を中心に、未経験者を歓迎している企業は多くあります。
特に、介護職・営業職などの職種では、年齢よりも「働く意欲」や「継続して働けるか」を重視する企業も少なくありません。

そのため、「30代だからもう無理」と決めつけず、応募条件を広げながら積極的にチャレンジしてみましょう。

4. ブランクが長い場合:アルバイトから始める

ブランク期間が長く、いきなり正社員として働くことに不安がある場合は、まずアルバイトから始めるのも良いでしょう。
アルバイトであれば、正社員よりも採用ハードルが低い傾向があり、生活リズムや働く感覚を少しずつ取り戻しやすくなります。

また、アルバイト先によっては正社員登用制度を設けているケースも多いです。
厚生労働省の調査によると、正社員登用制度がある事業所は46.5%で、そのうち正社員登用実績がある事業所は52.2%にのぼっています。(※)

そのため、まずはアルバイトとして働き始め、正社員登用を目指す方法も現実的な選択肢です。

(※)参考:厚生労働省「正社員登用制度の導入状況

5. ブランクが長い場合:紹介予定派遣を活用する

ブランクが長い方は、入社後のミスマッチを防ぐために、紹介予定派遣を活用するのも方法のひとつです。

紹介予定派遣とは、最長6ヶ月間の派遣期間終了後に、企業と本人双方の合意があれば、正社員や契約社員として直接雇用される働き方を指します。
実際に働きながら仕事内容や職場の雰囲気を確認できる点がメリットです。

また、派遣期間中は企業側に業務適性を見てもらえるため、経歴だけで判断されにくく、ブランクが長い方でも直接雇用につながるケースがあります。

ブランクがあり、働くことに不安がある場合は、紹介予定派遣を活用しながら自分に合う企業を見極めることも視野に入れてみてください。

6. メンタルに不安がある場合:在宅ワークも選択肢

人間関係や通勤によるストレスを減らしやすいため、メンタルに不安がある場合は在宅ワークを選択肢に入れるのもおすすめです。

在宅ワークであれば、自宅で自分のペースを保ちながら働けるので、「毎日出勤するのがきつい」「人と関わると強い疲労感がある」という方でも挑戦しやすいでしょう。
また、体調に合わせて休憩を取りやすい点もメリットです。

主な在宅ワークを以下にまとめました。

  • 動画編集
  • データ入力
  • Webライター
  • プログラマー
  • アフィリエイト

いきなり正社員で働くのが難しい場合は、在宅ワークを選ぶのも手段のひとつです。

7. スキルに自信がない場合:職業訓練を受講する

スキルに自信がなく、「このままでは就職できない」と感じている場合は、職業訓練を受講することも検討してみましょう。

職業訓練では、パソコンスキル・Webデザイン・プログラミング・介護など、就職に役立つ知識やスキルを原則無料で学ぶことが可能です。(※テキスト代は自己負担)

また、一定の条件を満たせば、給付金を受け取りながら通えるケースもあります。
未経験で応募するのが不安な方は、まず職業訓練でスキルを身につけながら、少しずつ社会復帰を目指してみましょう。

ニートから正社員になるまでの具体的な流れ7ステップ

ニートから正社員を目指す場合は、生活リズムを整える・自己分析をする・求人選びを工夫する、といった流れで段階的に就職活動を進めましょう。

特に、ニート期間が長い方は、いきなり応募を繰り返すのではなく、まずは生活習慣やメンタル面を整えながら、自分に合った仕事を探していく必要があります。

また、履歴書や面接では、空白期間をどのように説明するかも重要なポイントです。就職支援サービスなども活用しつつ、業界研究・面接対策・求人選びを進めていけば、ニートからでも正社員就職を目指せます。

1. 生活リズムを整える

ニート正社員を目指すのであれば、まずは生活リズムを整えることから始めましょう。
昼夜逆転の生活をしていると面接で頭を働かせることができず、どれだけ就職活動をしても正社員になれないことになりかねません。

生活リズムを整えるといっても基本的なもので大丈夫です。朝晩決まった時間に起きるようにして、三食を栄養バランスよく食べる、適度に散歩などで運動するなど、基本的な生活リズムを整えるだけで就職活動に向けた土台を整えることができます。

また、生活リズムを整えることで心身が安定するため、就職活動で自信を持って動けるようになるのもポイントです。
いきなり理想的な生活リズムに切り替えることが難しくても、少しずつ改善する意識を持っておくと良いでしょう。

2. 自己分析をする

就職活動を進めるにあたっては、いきなり求人に応募するのではなく、まずは自分のことをよく理解するためにも、自己分析に取り組むことが重要です。

自己分析を通じて自分の強みと弱みを言語化できれば、自身に向いてる仕事や面接で自己PRに活用できるアピールポイントが見えてきます。

特にニートの場合は、ポテンシャルの高さを面接でアピールすることが求められますので、ニートの期間でどういったことに取り組み、どのような感情の変化があったのかをいつでも説明できるようにしておくことがポイントです。

自己分析にあたっては様々なツールが用意されていますが、どういった方法で取り組めばいいかプロから教えてもらいたいと考えている場合は、就職エージェントのアドバイザーに相談することがおすすめです。

3. 業界・企業研究を進める

業界・企業研究は、世の中にどんな仕事や会社があるのかを知り、自分が働けそうな場所を見つけるための作業です。

ニートの状態だと、どんな仕事があるかがわからない場合が多いです。ただ、業界・企業研究をしないまま就職活動を行うと入社後に「思っていたイメージと違った」と感じる場合があります。

たとえば、事務職は安定していてラクそうだからというイメージで入社すると、実際は残業ばかりだったというケースもゼロではありません。

こうしたミスマッチを防ぐためにも、業界・企業研究は積極的に行いましょう。

具体的には以下のようなステップで進めるのがおすすめです。

  • 気になる仕事をざっくりインターネットで調べる
  • 転職サイトの業界解説などのコラムを読む
  • 口コミサイトやSNSで職種について検索する

上記を参考に、気になる仕事から調べてみてください。

4. 応募求人をピックアップする

就職支援サービスに登録したら、応募求人をピックアップしていきましょう。
とはいえ、どんな基準で求人を選べば働きやすい会社と出会えるのか、わからない方も多いかもしれません。

無理なく働ける会社を見つけたい方は、以下の表をもとに求人をチェックするのをおすすめします。

求める条件求人のチェックポイント理由
土日休みがほしい・年間休日120日以上か
・休日欄に「土日」と記載されているか
・休みが安定し、生活リズムを整えやすい
残業少なめがいい・残業時間の記載されているか
(例:月10時間以下)
・生活に余裕が生まれ、長く続けやすい
体力に自信がない・軽作業とは具体的にどういう仕事か
・デスクワーク中心か
・身体的な負担が少なく、続けやすい
とにかく早く働きたい・急募・未経験歓迎などの記載はあるか・採用までが早く、挑戦しやすい

上記の条件をクリアしつつ「未経験歓迎」「学歴不問」の求人を狙うと選考に通りやすくなるでしょう。

5. 履歴書・職務経歴書を作成する

求人に応募する際は、履歴書・職務経歴書が必要になります。ニートで職歴がなくても職務経歴書の提出を求められるケースが多いので、両方とも準備しておきましょう。

正社員の経験がなければ、アルバイトの経験や空白期間の過ごし方を書きます。

とはいえ、ニートの期間が長いと、職務経歴書に何を書けばいいのか不安に感じてしまうかもしれません。

書き方がわからなくて不安な方は、就職支援サービスのアドバイザーに聞くのも一つの手です。

履歴書・職務経歴書の職歴欄を書く時のコツ

アルバイトも含めて一切職歴がなかった場合は、空白期間中にどのような取り組みをしていたかを伝えるのがコツです。

たとえば、履歴書の職歴欄は以下のように書くといいでしょう。

職歴
職歴
20253〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業
適職を見極められず、就職先未定のまま卒業
就職活動・家事手伝いなどを経て〇〇のスキルを勉強中
以上

他にも次のような内容を職務経歴書に書くと、丁寧な印象を与えられます。

  • 家庭の事情(介護・育児など)
  • 資格取得のための勉強
  • 留学
  • ハローワークや就労支援サービスの利用

空白期間の取り組みについて書く時は、嘘を書かないように注意してください。

あとでバレた際に内定取り消しとなる可能性もあります。

職歴がなかったとしても事実を認めつつ、今後に活かしていく前向きな姿勢を伝えましょう。

【履歴書編】ニート期間にしていたことをアピールする

履歴書では、ニート期間にしていたことをアピールしましょう。
仕事に役立つ勉強などをしていれば、印象がよくなるからです。具体的には、以下のようなことをアピールすると効果的です。

  • 資格の勉強をしていた
  • プログラミング学習をしていた
  • 英会話の勉強をしていた

ただ遊んでいたわけではなく、将来に向けて準備していたことが伝われば、採用される確率が上がります。

ニートの履歴書の書き方を知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

6. 面接対策をする

ニートの方は、対面のコミュニケーションに苦手意識を持っている場合が多いため、面接対策をしましょう。

厚生労働省がニート状態にある若者に対して実施した調査によると、就労に必要な基礎スキルのうち、64.8%の方が「面接で質問に答える」のが苦手と回答していました。

1回目の面接は誰でも緊張しやすいですが、回数を重ねるほど慣れていきやすいです
人にもよりますが、だいたい3〜5回ほど面接を行えば慣れると言われています。

就職エージェントなどを活用して模擬面接をしてもらったり、よく聞かれる質問に対して答えを考えておいたりすると、自信を持って本番に臨めるでしょう。

よくある質問1. 空白期間は何をしていたか

企業がニートの方にするよくある質問として「空白期間は何をしていたか」があります。

この質問をする理由は、空白期間の行動からあなたの考え方や今後の働き方のイメージをしたいと考えているためです。

サボっていたかどうかを責めたいのではなく、その期間から何を学んだのかを知りたいと考えています。

回答のポイントは以下の通りです。

  • 当時の行動を正直に伝える
  • 目的や理由があれば加える(なければ素直に反省を述べる)
  • 自分にとってこの時間は必要なものだったと前向きに伝える

上記のポイントを押さえた具体的な回答例を作成したので、参考にしてみてください。

回答例

空白期間は、自宅で過ごすことがほとんどでした。そんなとき、家族から声をかけられたことをきっかけに目が覚めました。
まずは生活リズムを正すことからはじめ、今は就職に向けて支援サービスを利用しています。
今後は、この空白期間の経験を無駄にせず、仕事に邁進していきたいと考えています。

よくある質問2. なぜ働いていなかったのか

企業が「なぜ働いていなかったのか」と質問をする理由は、以下の点を確認したいからです。

  • 状況を整理して説明する力があるか
  • 今は働く意思が明確にあるか
  • 働いていなかった期間をどう受け止めているか

上記の点を伝えるために、回答では以下のようなポイントを抑えましょう。

  • 働いていなかった理由を簡潔に伝える
  • ニート期間中に学んだことを伝える
  • 学んだことを今後にどう活かすかを伝える

具体的な回答例を作成したので、参考にしてみてください。

回答例

卒業後、どんな仕事を選べばいいのかが分からず、就活に踏み出せないまま時間が経ってしまいました。
ただ、その期間に自己分析や企業研究を行った結果、自分には事務・サポートのようなパソコン作業が向いていると考えました。
本当に向いているかどうかは実際に働いてみないとわかりませんが、それでも行動することが大切だと考えています。
まずは社会人としての第一歩を踏み出し、目の前の仕事に対して全力で取り組んでいく所存です。

よくある質問3. なぜ働こうと思ったのか

企業はこの質問を通じて、本気で働く気があるか、すぐ辞めてしまわないかを確認しています。

特に、ニート期間がある場合「またすぐ辞めてしまうのでは?」と不安を持たれやすいです。
働こうと思ったきっかけを具体的に伝える必要があるでしょう。

回答のポイントは以下通りです。

  • 働こうと思ったきっかけを伝える
  • 考えや気持ちの変化を具体的に伝える

具体的な回答例を作成したので、参考にしてみてください。

回答例

家族から声をかけられて将来のことを考えた際、このままではいけないと強い危機感を感じました。それが働こうと決意したきっかけです。
最初は不安が強かったですが、生活リズムを整えたり、パソコンの学習をしてみたりすることで自分にもできることがあると感じられるようになりました。
今はできるだけ長く働き続けたいと考えています。

7. 内定条件を確認して入社を承諾する

内定をもらったら、まずは企業から届く内定通知書や雇用契約書の内容をしっかり確認します。

そこには以下のような労働条件が記載されているので、入社前に必ず目を通しておきましょう。

  • 給与
  • 労働時間
  • 休日
  • 残業
  • 勤務地
  • 雇用形態

書類の内容に問題がなければ、企業から案内される入社手続きを進めていきます。

就職エージェントを利用している場合は、入社までサポートしてくれますが、そうでない場合は自分が企業とやりとりをしなければいけません。

案内をしっかりと確認し、丁寧に対応していきましょう。

ニートでも正社員を目指せる職種7選

ニートから正社員を目指す場合は、事務職・営業職・販売職など、未経験歓迎の求人が多い職種を選ぶことが重要です。介護職や警備員のように、慢性的な人手不足に陥っている職種も選択肢になるでしょう。

また、コミュニケーションに不安がある方は、配送ドライバーや工場作業員など、一人で黙々と取り組みやすい仕事もあります。自分に合った仕事を選びながら、無理のない形で社会復帰を目指してみてください。

1. 事務職

事務職は、デスクワーク中心で体力的な負担が比較的少ないため、正社員を目指すニートにおすすめです。

主な仕事内容としては、データ入力・書類作成・電話やメールへの対応などが挙げられます。業界によって業務内容は異なりますが、会社を裏側から支える役割を担う仕事です。

また、事務職は未経験歓迎の求人も一定数あり、パソコンの基本操作ができれば応募できるケースもあります。土日休みや残業少なめの求人も比較的多いため、「プライベートバランスを保ちながら長く働きたい」という方にも向いているでしょう。

平均年収約541万円
求められるスキル・調整力
・パソコンスキル
・スピードと正確性
向いている人の特徴・気配りができる方
・期限を意識して動ける方
・細かい確認が苦にならない方
仕事に就くには?・学歴・資格は基本不問
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

2. 営業職

営業職は、未経験歓迎の求人が多く、人柄やコミュニケーション力を重視して採用されやすいため、正社員を目指すニートにおすすめです。

主な仕事内容としては、企業や個人のお客様に商品・サービスを提案し、契約につなげることが挙げられます。既存顧客へのフォロー営業や、新規のお客様への提案営業など、営業スタイルは企業によってさまざまです。

また、営業職は学歴や職歴よりも意欲や行動力を重視する企業も多く、未経験からでも挑戦しやすい傾向があります。コミュニケーション能力やプレゼンスキルが身につけば、将来的なキャリアの選択肢を広げやすい点もメリットです。

平均年収約540万円
求められるスキル・交渉力
・傾聴力
・プレゼンスキル
向いている人の特徴・フットワークが軽い方
・人と話すのが苦にならない方
・自己管理が得意で計画的に動ける方
仕事に就くには?・学歴は基本不問・運転免許が必要になるケースが多い
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「保険営業(生命保険、損害保険) – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

3. 販売職

販売職は、特別な資格や経験がなくても挑戦しやすいため、正社員を目指すニートにおすすめです。

主な仕事内容としては、店舗での商品説明・レジ対応・商品の陳列や在庫管理などが挙げられます。アパレルショップ・家電量販店・携帯ショップなど、さまざまな業界で募集されている職種です。

販売職はマニュアルや研修制度が整っている企業も多く、スキルや職歴に自信がない方でも働き始めやすい傾向があります。接客経験を通じてコミュニケーション能力が身につけば、将来的に営業職や店長職などへキャリアアップを目指しやすい点もメリットです。

平均年収約384万円
求められるスキル・提案力
・臨機応変な対応力
・コミュニケーション能力
向いている人の特徴・体力がある方
・ポジティブ思考の方
・相手の気持ちを汲み取れる方
仕事に就くには?・学歴・資格は基本不問
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「携帯電話販売 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

4. 警備員

警備員は、未経験者でも挑戦できる求人が多く、比較的シンプルな業務から始めやすいため、正社員を目指すニートにおすすめです。

主な仕事内容としては、施設内の巡回・出入り口での受付対応・工事現場での交通誘導などが挙げられます。勤務先によって業務内容は異なりますが、人や施設の安全を守る役割を担う仕事です。

また、警備業界は慢性的な人手不足のため、学歴や職歴よりも「真面目に勤務できるか」を重視する企業も少なくありません。研修制度が整っている会社も多いため、社会復帰への第一歩として挑戦しやすい点もメリットといえるでしょう。

平均年収約379万円
求められるスキル・集中力
・危機管理能力
・観察力
・注意力
向いている人の特徴・強い責任感・使命感がある方
・冷静かつ柔軟に対応できる方
・決められたルールを守ることが苦にならない方
仕事に就くためには?・学歴・資格は基本不問
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「施設警備員 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

5. 介護職

介護職は、人手不足によって経験がなくても採用されやすい傾向があるため、正社員を目指すニートに向いています。

主な仕事内容としては、高齢者や障がい者の食事・入浴・排泄の介助、レクリエーションの企画・運営などです。勤務先によっては、利用者との会話や見守り業務が中心になる場合もあります。

また、介護業界は資格取得支援制度を設けている企業も多く、働きながらスキルアップしやすい点がメリットです。経験を積んだり資格を取得したりすればキャリアアップも目指せるため、長期的に安定して働きたい方にも向いているでしょう。

平均年収約388万円
求められるスキル・体力
・ストレス管理能力
・コミュニケーション力
向いている人の特徴・忍耐力がある方
・思いやりがある方
・お年寄りと接するのが好きな方
仕事に就くには?・学歴・資格は基本不問
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「施設介護員 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

6. 配送ドライバー

配送ドライバーも、人手不足によって未経験者でも採用されるチャンスがあるため、正社員を目指すニートにおすすめです。

主な仕事内容としては、荷物や商品を指定された場所へ配送することが挙げられます。宅配便・ルート配送・企業向け配送など働き方はさまざまで、運転しながら業務を進める時間が多い仕事です。

また、配送ドライバーは一人で作業する時間が比較的長いため、「人と関わり続ける仕事は不安」という方でも働きやすい傾向があります。普通自動車運転免許があれば応募できる求人も多く、経験を積めば大型ドライバーなどへのキャリアアップも目指せるでしょう。

平均年収約448万円
求められるスキル・体力
・集中力
・道路知識
・地理感覚
向いている人の特徴・運転が得意な方
・一人の時間を楽しめる方
・慎重で安全意識が高い方
仕事に就くためには?・学歴は基本不問
・車両に応じた免許が必要
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「ルート配送ドライバー – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

7. 工場作業員

工場作業員は、マニュアル化された業務が多く、未経験からでも働き始めやすいため、正社員を目指すニートにおすすめです。

主な仕事内容としては、商品の組み立て・検品・梱包・機械操作などが挙げられます。勤務先によって扱う製品は異なりますが、決められた手順に沿って作業を進める仕事が中心です。

また、工場は人手不足の企業も多く、学歴や職歴よりもコツコツ働けるかを重視する傾向があります。接客業と比べて人とのコミュニケーションが少ない職場もあるため、「まずは黙々と働ける仕事から始めたい」という方にも向いているでしょう。

平均年収約336万円
求められるスキル・観察力
・手先の器用さ
・正確さとスピード
向いている人の特徴・ものづくりに興味がある方
・黙々と作業するのが好きな方
・ルーティンワークをコツコツこなせる方
仕事に就くには?・学歴・資格は基本不問
・一般の求人サイトなどで仕事を探す

参考:厚生労働省「倉庫作業員 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

ニートから正社員を目指す際に役立つサービス3選

ニートから正社員を目指す上では、就職サービスの利用が不可欠とも言えます。

就職エージェントやハローワーク、地域若者サポートステーションなど、サポート機能が充実しているサービスを使うことで、ニートからでも安心して正社員を目指せるでしょう。

ニートの就職サポートが充実しているサービスであれば、自己分析や企業研究、書類作成や模擬面接の実施、求人の紹介など幅広いサポートを受けられるため、初めて就職活動に取り組むニートでもスムーズに正社員を目指すことができます。

1. ハローワーク

ハローワークは国が運営している公的な就職支援機関であり、全国各地に設置されている点が特徴です。最寄りのハローワークに行くことで掲載されている求人を検索できたり、職業相談や就活セミナーを通じて就職活動を進めていくことが可能です。

ニートやフリーターなど様々な人がハローワークで就職活動に取り組んでいるため、自分と同じ境遇の人と一緒に就職活動が進められている実感を持てるという点が、他の就職活動方法では見られない特徴です。また、若者や就職氷河期など世代に応じた支援が充実していますので、自分に合った支援を受けやすい点もハローワークならではのメリットと言えます。

職業訓練はハローワークで利用できる支援制度の1つであり、就職に必要なスキルを無料で身に付けた上で就職を目指していく方法です。

パソコン操作や介護、簿記、プログラミングなど、実務に直結する様々なコースが用意されているため、就職したい仕事が明確な人に特におすすめできます。
また、職業訓練期間中は所定の条件を満たすことで、毎月10万円を受け取りながら職業訓練の受講ができる「求職者支援制度」を利用できることがあります。

実務に直結するスキルを身に付けながら将来働く就職先を見つけたいと考えている人は、職業訓練の活用も検討してみると良いでしょう。

参考:厚生労働省:ハローワーク
参考:厚生労働省:ハロートレーニング

2. 地域若者サポートステーション

地域若者サポートステーション(通称:サポステ)は、15歳から49歳までの就職に悩む人を対象に就職支援を行っている厚生労働省委託の施設のことを言います。

サポステでは、キャリアカウンセリングや職場体験などの支援を無料で受けられるため、社会経験のないニートに特に向いている方法です。

全国すべての都道府県にサポステは設置されており、足を運ぶことで専門のスタッフが就職に対する悩みに寄り添いながら、段階的に就職までの準備をサポートしてくれます。

働くことそのものが初めてという人向けに運営されている施設ということもあるため、就職活動そのものに強い不安を感じているニートは、まずはサポステを利用してみるのも良いでしょう。
ただし、サポステでは求人紹介を行っていないので注意しましょう。求人を紹介して欲しい方や、早く正社員になりたい気持ちが強い方は、就職エージェントやハローワークの利用がおすすめです。

3. 就職エージェント

就職エージェントに登録することで、自分専任のアドバイザーが担当につき、就職活動における幅広いサポートを受けながら内定を目指せるようになります。

ニートの就職支援に特化しているエージェントも増えてきており、はじめての就職活動でも安心して利用できます。

就職エージェントに登録した後はキャリア面談を行い、自分の希望や強みに合致している求人を紹介してくれるようになります。また、履歴書の添削や模擬面接の実施などを無料で行ってくれるため、希望する職場からの内定獲得率を高めることが期待できます。

職歴に関係なく、自分本来の強みや考え方が活かせる求人を紹介してくれるため、自分で求人を探すよりも、効率的に腰を据えて働ける職場を見つけられる点が就職エージェントを使うメリットと言えます。

ニートから正社員を目指す際によくある質問

ニートは何歳までなら正社員になれる?

労働施策総合推進法(旧・雇用対策法)によって年齢制限を設けた採用が原則禁止されているため、ニートであっても何歳からでも正社員を目指すことは可能です。
ただし、年齢が上がると、企業側から求められるものは変わっていきます。20代であればポテンシャルや将来性を重視して採用されるケースがありますが、30代以降になると、スキルや実務経験を求められやすくなる傾向です。
就職難易度は年齢とともに上がりやすいため、正社員を目指すなら早めに行動することをおすすめします。
参考:厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について

ニートからの就職できつい職場を避ける方法は?

ニートからの就職できつい職場を避けたい場合は、まず自分がどんな環境でストレスや負担を感じやすいのかを把握しましょう。
自分に合わない働き方を選んでしまうと、就職後に強いストレスを感じて早期離職につながる場合があるからです。
たとえば、人間関係が苦手で疲れやすい方は、配送ドライバーや工場作業員など、一人で黙々と作業しやすい仕事が向いている可能性があります。
仕事内容だけでなく、勤務時間・残業時間・休日数なども確認しながら、自分に合った働き方ができる職場を選びましょう。

ニートからの就職で資格は取得したほうがいい?

就職意欲やスキルをアピールしやすくなるので、ニートから正社員を目指す場合は資格取得を検討してみましょう。
資格を取得していると、「就職に向けて努力している」「基礎知識を身につけている」と評価されやすく、未経験の職種へ応募する際のアピール材料になる場合があります。
ただし、資格の取得は必須ではありません。資格がなくても応募できる求人はたくさんあります。
資格取得には時間がかかるため、勉強と並行しながら求人の応募も進めていくのがおすすめです。

まとめ

ニートから正社員になる事は決して不可能ではありません。
慢性的な人手不足が起きていることもあり、求職者よりも求人数の方が多く、社会人経験がないニートでも面接対策をしっかりすれば正社員になりやすい状況と言えるでしょう。

初めての就職活動で不安を感じているニートであれば、ニート向けの就職エージェントの活用がおすすめです。

専任のアドバイザーと二人三脚で理想の正社員就職を目指すためにも、まずは一歩踏み出してみることを意識してみてください。

ニート脱出診断
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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」