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女性の履歴書の書き方!写真の服装やメイクの注意点は?

女性の履歴書の書き方!写真の服装やメイクの注意点は?

女性履歴書の書き方をご紹介します。志望動機や自己PRの書き方、写真の服装やメイクの注意点、婚約していることは書いた方がいいの?、履歴書は手書きとパソコンどっちがいいの?などを説明しています。

女性・男性に限らず履歴書はあなたの第一印象

履歴書はあなたの第一印象を決めるとても重要な書類です。採用担当者は「履歴書がきちんと書けない人は仕事もできない」と思うものですので、どんなにスキルが高くても履歴書がダメだと書類選考で落とされます。

反対に、履歴書が良ければ期待されて面接に進めます。また、面接を成功させるためにも良い履歴書が役に立ちます。面接官は履歴書を元に質問してくるからです。

履歴書がよくできていれば質問に答えやすくなります。採用面接で履歴書はとても重要な書類ですので、きちんと作成しましょう。

日付・名前・住所・写真

履歴書に書く日付は提出日を記入しましょう。

※あなたが履歴書を書いた日ではなく、企業に履歴書が届く日です。

郵送する場合は、同じ都道府県や近県であれば翌日到着することが多いです。ただし、夜遅くに投函すると翌々日になることがあります。

また、履歴書で使う和暦・西暦は統一しましょう。一般的には和暦を使います。

名前の注意点

名前を書く際の注意点はふりがなです。

履歴書の様式によりますが「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで書きましょう。

住所

住所は都道府県から書きましょう。

アパートやマンションに住んでいる場合はアパート・マンション名と部屋番号まで書きましょう。

写真

写真は提出から3ヶ月以内の写真を使うのがマナーです。

※あまりに前の写真を使ってしまうと、面接のときに違和感があります。

また、履歴書から写真がはがれてしまった場合にそなえて、写真の裏に名前を書いておきましょう。

学歴の書き方

学歴欄は一般的に最終学歴の1つ前から書きます。最終学歴が大卒であれば高校から、最終学歴が高校であれば中学校から書きます。学校名は正確に記載しましょう。

「〇〇高校」とだけ記載するのではなく「〇〇県立〇〇高等学校」と正式名称で書きます。

大学や専門学校は学部名と学科名も記載してください。大学や専門学校名だけだと何を学んできたのかわからないからです。

最後に、学校名の横に「入学」「卒業」「中退」「卒業見込み」などを書きましょう。

職歴の書き方

勤めていた勤務先は正式名称で書きましょう。「(株)」ではなく「株式会社」と省略せずに書きます。

また、勤務先名称だけでなく、どのような部署でどのような業務をしていたか記載します。前職での実務経験が応募する企業に活かせるものか判断できるためです。

前職の実務内容から即戦力人材だとわかれば企業はあなたに会いたがります。また、退職の書き方は勤務先名称なしで「一身上の都合により退職」とだけ書けばOKです。

最後に「現在に至る」で締めます。

自己PRの書き方

自己PRは自分を売り込む文章ですが、何を書けば売り込めるのでしょうか?

応募する企業にメリットがある強みをアピール

基本的には自分の強みを書くわけですが、強みはなんでもいいわけではありません。

あくまでも応募する企業にメリットのある人材であることをアピールするように心がけましょう。

例えば、ITエンジニアに応募するのに「簿記3級」とか「ファイナンシャルプランナー」などの資格をアピールしても意味がありません。

ITエンジニアなら「パソコンに詳しい」とか「プログラミングの勉強をしている」とか「自分でwebサイトを作った」などの方が興味を持たれるでしょう。

採用担当者の立場に立って自己PRを書くことがコツです。

自己PRの順番

自己PRを書く順番は、

  1. 結論「私の強みは〇〇です」
  2. 自分の強みの説明
  3. 自分の強みが応募する企業にどう役に立つか

だと、読む人にも伝わりやすいです。

この人を採用することで、自社がもっと発展するかもしれないと面接官に感じてもらえる自己PRに仕上げましょう。

志望動機の書き方

志望動機とは「なぜ貴社で働きたいのか?」です。

「休みが多いから」「近いから」「給料が良いから」という志望動機はNGです。

企業が求めているのは「自社に貢献してくれる人」です。休むことや給料が目的の志望動機はもっとも嫌われます。

良い志望動機を書くコツは、応募する企業の特徴や強み、事業内容などを調べることです。企業のことを調べた結果、あなたが興味をもった企業だけに応募するようにしてください。

「興味をもった」ということは休みや給料ではない志望動機を書けるということです。「貴社の商品に興味をもったから」「貴社の事業内容に興味をもったから」と純粋に思えた企業の志望動機は書きやすいです。

また、自分の強みを活かせることも志望動機に書き込みましょう。

「私の強みは初対面の人ともすぐに仲良くなれるコミュニケーション力です。御社の商品をさらに広めるために、私のコミュニケーション力を活かして御社に貢献したいです」

志望動機を書く順番は、

  1. 結論「私が貴社を志望する理由は〇〇です」
  2. 結論の説明(自分なりのエピソードなどが良い)
  3. 自分が応募企業にどのように役に立つのかを説明する

だと伝わりやすいです。

免許や資格

保有している免許や資格を記載します。

ただし、保有する免許や資格が多い人はなんでもかんでも免許や資格を書かないようにしましょう。

  • 普通自動車運転免許
  • 簿記2級
  • 調理師免許
  • フードコーディネーター
  • インテリアコーディネーター
  • ITパスポート

となんでもかんでも書くと「資格をたくさんもっているアピール」よりも「一貫性のない人」というマイナス評価になってしまいます。

応募する企業の業務に活かせる資格に絞る方が採用担当者の印象に残ります。

趣味・特技

趣味・特技の欄は一見好きなことを書いてよさそうですが、応募する企業が喜ぶ趣味や特技を書くのがコツです。

営業職に応募するのに「趣味は映画」と書いてもいいのですが、せっかく自己PRできる欄を使わない手はありません。趣味・特技の欄は「自己PRの欄」だと解釈して書きましょう。

本人希望欄

本人希望欄はよほどのことがない限り「貴社規定に従います」と書きましょう。

あまり自分から条件を提示しすぎると「採用したくない」と思われます。

履歴書でやってはいけないこと

履歴書でやってはいけないことは、

  • 経歴詐称
  • 鉛筆で書いている
  • 黒以外のボールペンで書いている
  • 写真を貼っていない
  • 誤字脱字
  • 修正液、修正テープ
  • 空欄がある
  • 以前使った履歴書を使いまわす

などです。

経歴詐称は詐欺行為です。経歴詐称で入社できても、社会保険や年金の手続きで嘘はバレます。経歴詐称は絶対にしないでください。

せっかく良い内容を書いても、上記のNG履歴書を書いてしまうマイナス評価の方が大きいです。

すこし厳しい言い方ですが「履歴書も書けないのか…」と採用担当者に思われてしまい、不採用になります。

女性が履歴書で悩むポイントと対策

女性が履歴書を作成するときに悩むポイントと対策をいくつかご紹介します。

履歴書を作り慣れている人はあまりいませんから「こんなときどうするの?」という疑問は出てくるものです。

※履歴書づくりに慣れてしまうのも問題です。

婚約しているのは書いた方がいいの?

婚約をしている人でも履歴書に書く必要はありません。ですが、「貴社で長く働きたい」と志望動機か自己PRに書いておくと良いでしょう。

企業は応募者にプライベートなことを聞きづらい立場にあります。

独身女性を採用する際は、本当は「婚約していますか?」「結婚の予定はありますか?」と聞きたいのですが、婚約が決め手で合否を決めるのは男女雇用機会均等法に抵触してしまいます。

企業が求めているのは「長く働ける人」です。入社してすぐに産休に入ってしまったり、寿退社されるのは困るのです。

「聞きたいけど聞けない」という採用担当者の意図をくんで、「貴社で長く働きたい」と記載しておくと安心してくれます。

服装

履歴書の写真にふさわしい服装は、黒かグレーのジャケットスタイルです。インナーは胸元の開いていないシャツかブラウスにしましょう。胸元が大きく開いた服はふさわしくありません。

インナーの色は明るめのものを選びぶと、写真に写るときに顔を明るく見せる効果があります。

メイク

ナチュラルメイクが望ましいです。ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ、口紅、アイブロー、チークなどで良いでしょう。

厚化粧や凝った化粧は印象がよくありません。明るい印象に見えるナチュラルメイクを心がけましょう。

手書きかパソコン、どちらで書いた方が良い?

今は、履歴書を作成する際は手書きとパソコンどちらでもOKというケースが増えています。もちろん、応募する企業から手書きやパソコンの指定があればそれに従ってください。

履歴書を郵送ではなくデータで送るように指示する会社もあるためパソコンで作成しなければいけない企業もあります。

特に指定がない場合ですが、現在でも若干手書きの方が印象が良いようです。(今後数年で逆転するかもしれませんが・・・)

手書きを評価する企業は、

  • 手書きの方が人間性が伝わる
  • 字がきれいな人を採用したい
  • 字をきれいに書ける人は丁寧な仕事ができる
  • 一生懸命履歴書を作ったことが伝わる
  • 手書きは手紙みたいで読みたくなる

という声があります。採用担当者が年配の場合は手書きの方が印象が良いケースもあります。応募の段階では採用担当者が年配の人かはわかりませんので、心配であれば手書きが良いかもしれません。

企業によって履歴書を手書きにするかパソコンにするかを使い分けるのも良いでしょう。手書きの履歴書を書いているときに書き間違えてしまったら、面倒ですが一から書き直してください。

前述のとおり、修正液や修正テープはNGですし、二重線と訂正印も見づらいのでNGです。

一文字も間違いなく履歴書を書くのは大変です。

ですが、その苦労が採用担当者に伝わることがありますので、手書きもメリットがあります。

面接で会いたくなるような履歴書を作成する

最初に説明したように、履歴書はあなたの第一印象です。

今回解説した書き方や写真によって、「この女性と面接してみたい」と採用担当に思ってもらえるような履歴書を作成しましょう。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター