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ガクチカがない就活生のためのガクチカの見つけ方!【題材あり】

ガクチカがない就活生のためのガクチカの見つけ方

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ガクチカない=学生時代に力を入れたことがないと面接で思われてしまうのではないかと不安に感じる人も多いでしょう。しかし、就活に使えるガクチカがパッと思い浮かぶ人はほんの一握りではないでしょうか。

この記事では、自分にはガクチカがないと悩む就活生に向けて、ガクチカの見つけ方や題材ごとのポイントを紹介します。

ガクチカがない人のためのガクチカ題材の見つけ方

ガクチカがない人のためのガクチカ題材の見つけ方

いざガクチカ作成に取り掛かろうにも、そもそも自分のガクチカってなんだろうというところで頭を抱えてしまう人は結構多いのではないでしょうか。まずはガクチカに使える題材探しの方法を以下にまとめました。

  • さまざまな題材で書き出してみる
  • 成果の大小や結果の良し悪しは気にしないでOK!
  • 自分が好きなことや得意なことから考える
  • 学生時代に書いたものを参考にする
  • 家族や友達に聞く

それでは紹介していきます。

方法1.さまざまな題材で書き出してみる

ガクチカを書くときに「どの題材を選べばいいのかわからない」と悩む就活生も多いかもしれません。学生時代にいろいろ経験したけど特定のことにだけ打ち込んでいたわけではなく、ひとつの題材に絞ることができないという場合は、思い浮かぶすべての題材を書き出し、それぞれについてガクチカを書いてみることをおすすめします。複数の題材でガクチカを書いてみることで、自分が納得感をもって書きやすい・話しやすいガクチカの題材が分かります。

方法2.成果の大小や結果の良し悪しは気にしないでOK!

「学生時代に目立った成果を残していない」「正直、たいしたことをやっていない」と考える就活生もいるかもしれません。しかし輝かしい成果を残したエピソードしかガクチカには使えないというわけではありません。ガクチカで企業が知りたいのは、成果や結果そのものではなく、どのような努力をしたのか、どんな失敗・苦労があったのか、何を大切にして取り組んだのかが分かるエピソードを通して見えるあなたの人間性です。自分なりにがんばったと思えることは、自信を持ってガクチカに書いてOKです!

日常生活も十分ガクチカの題材になります。例えば「テストがある時は綿密な計画を立てて勉強していた」「レポートを提出するために多くの資料から情報を集めるのが得意だった」など、学業面でもアピールできることはたくさんあります。サークルや部活をやっていたけれどめぼしい成果がないという人でも、休まず毎日練習に参加していた」などのエピソードがあれば十分題材になるのです。

方法3.自分が好きなことや得意なことから考える

自分が好きなことや得意なことをまず洗い出し、そこからガクチカのテーマを決めるのもよいでしょう。自分の好きなことならば夢中になって長時間やることができたり、ほかの人からすると大変そうに見えることでも、本人はなんとも思わず努力できたりすることが多いものです。たとえば「大人数を集めてワイワイやるのが好き」という人の場合、学生時代を振り返ると、大学時代にサークルでイベントを企画したときのエピソードや、高校時代の体育祭でクラスをまとめるリーダーなどをやったエピソードがある人もいるかもしれません。

自分の好きなことや得意なことだからこそ主体的に考えたり、工夫していることも多いはずですから、おのずとガクチカの内容も充実したものになるでしょう。

方法4.学生時代に書いたものを参考にする

日記をつけていたり、手帳にその日のできごとを書き込んだりする習慣がある人は、それらの内容を見てガクチカの参考にしてみるのもおすすめです。アナログの日記の代わりにSNSを使っている人も多いと思いますが、過去の投稿にさかのぼり、そこに書かれている自分の当時の気持ちなどを振り返ることで、ガクチカに使えるエピソードが見つかるかもしれません。

方法5.家族や友達に聞く

自分ではなかなかガクチカのテーマが思いつかない、決められないという場合は、周囲の人に相談してみるのも手です。できれば、知り合ったばかりの人や付き合いの浅い人ではなく、昔からのあなたを知っていたり、関係の深い人に聞いたりするのがポイントです。たとえば、両親や兄弟姉妹、親しい友人、長年お世話になっているアルバイト先の人、学生時代にお世話になった先生などです。自分とは違う視点から評してもらいましょう。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ガクチカがない人の参考に。題材によって異なるポイントを紹介!

ガクチカがない人の参考に。題材によって異なるポイントを紹介!

ガクチカの題材について決まったら、次にどのように書いていくか決める必要があります。ここでは、以下の題材についてガクチカを作成する際のポイントを紹介します。

  • 学業
  • サークル活動
  • アルバイト
  • 留学
  • スポーツ
  • 趣味
  • 学外活動
  • ボランティア活動

では、紹介していきます。

学業を題材にガクチカを作成する際のポイント

本来、大学に通っている限り、話のネタはたくさんあるので、書くことに困らないはずです。本業である学業について、学んできたことをしっかり伝えることができれば「堅実な努力ができる真面目な人材」と評価してもらえる可能性が高くなります。

このとき、専門用語をどう使うかは注意が必要です。学生時代にしていた研究の中には、採用担当者が初めて知る内容もあるはずです。それを意識しないで、自分にとっては知っていることだからということで専門用語を何の説明もなしに使っていると、どんなに良い研究をしていたとしても、相手には伝わらないでしょう。

強い思いがあればあるほど、書きたいことはたくさんあると思いますが、分かりやすく共感してもらえるような内容を既定文字数の中で考えるようにしましょう。

また、応募先の企業とは直接関係のない分野だとしても、自分がしてきた努力を誠実にアピールできれば、採用担当者の心に届きます。分野が違うから採用されないのではないかと過度に心配することがないようにしましょう。

サークル活動を題材にガクチカを作成する際のポイント

サークル活動をガクチカに書く際、注意したいのはサークルの本活動以外の活動をアピールしてはいけないということです。

たとえば、テニスサークルに所属しているのに、学園祭のときの出店にどれだけ力を込めて取り組んだかというような内容では、肝心の本活動ではどうだったのか、と思われてしまいます。

学業に比べると、活動の自由度が高く、自分らしさをアピールできる機会でもあるわけですが、その分話が脇にそれてしまいやすい危険も潜んでいるため、自分が所属していたサークルの本活動で何を行い、どんな挑戦や困難に直面し、それをどのように解決するよう努力したかを意識して書くようにしましょう。

アルバイト経験を題材にガクチカを作成する際のポイント

学生時代にしていたアルバイトもガクチカの一つとして書くことができます。

アルバイトは、学業やサークルをテーマにすることに比べると、「販売ノルマの達成」や「スキルの向上」など、直面する困難をどのように乗り越えたかという努力過程が、初めて聞く人にもイメージしやすく分かりやすいという特徴があります。採用担当者にとっては、応募者が働く様子を垣間見れるということろで興味をそそられる題材であることが多いようです。

アルバイトをどのような態度で取り組み、どのようなスキルや習慣、考え方をそこから身につけたかをなるべく具体的に語り、企業で活躍するであろう自分を印象付けるようにしましょう。

留学経験を題材にガクチカを作成する際のポイント

留学経験は、多くの就活生が使用するテーマです。確かに、価値のある経験ですが、ほかにも似たような経験をした学生は少なくないため、留学したというだけの話なら、企業から高評価を得ることは難しいでしょう。

留学経験が単なる自慢話にならないようにするため、留学先で何を得てきたのか、をしっかり伝えることが重要です。留学経験を通して語学力が向上した、ということも挙げることができますが、それは誰でも当然のことなので、他の留学経験者にはないプラスアルファの魅力的なエピソードが必要となります。

海外での貴重な経験を通して、日本が改善できる点や世界に向けて誇れる点もあることなどが見えてくるはずなので、それらをガクチカに書くことができれば、常に問題意識を持って世界を見ているというアピールにもなり、グローバル化の進む企業では評価の対象となりえます。

スポーツ経験を題材にガクチカを作成する際のポイント

スポーツは、ガクチカのなかでも比較的書きやすいテーマであるといえるでしょう。学生時代に、なんらかのスポーツをやっていたり続けていたりしていた人も少なくないはずです。

スポーツのガクチカを書く場合には、ありきたりな表現にならないよう注意しましょう。たとえば「上下関係が身についた」「忍耐力が身についた」「協調性を学んだ」などです。これらはどれも素晴らしいことですが、そのままストレートに伝えても、印象には残りにくいといえます。

ひとつの大会へ向けたエピソードや、特定の技術を身につけるために努力したエピソード、メンバー間でのできごとなど、数ある細かいエピソードのなかから自分が印象に残っているものをひとつ拾い、できるだけ表現に工夫することをおすすめします。

趣味を題材にガクチカを作成する際のポイント

たとえば、動画制作、手芸、ロードバイクなど、本格的に取り組んでいた趣味がある場合は、そのことをガクチカに書いてもよいでしょう。ただし、趣味についてガクチカを書く場合は、その趣味を通じて実際に得た学びなどがあるものを選びましょう。

たとえば漫画が趣味でそのことについて書く場合、漫画を自分で描き学園祭やコミックマーケットで販売したなどのエピソードはOKですが「○○という漫画の●●というセリフから、人を思いやる気持ちを学びました」などは、ガクチカの趣旨とかけ離れているためNGです。

そのほかに、ギャンブルなど就活の選考の場では深く話しづらい趣味を選ぶのも避けましょう。

学外活動を題材にガクチカを作成する際のポイント

全体のなかでは少数派かもしれませんが、学校生活よりもほかの活動のほうに本格的に取り組んでいたという人もいるかもしれません。

たとえば、自分でビジネスやWebサイトを立ち上げ運営していた、芸能活動をしていた、学生向けのイベントを企画して集客していた、ベンチャー企業で早期から働いていた、などです。このような経験をもつ学生は少数派であるため、差別化できるという点もあります。

ですが表現の仕方によっては、企業から「学業のほうは大丈夫なのか?」と思われてしまう可能性もあります。学校の勉強と両立していたことなどを添えたほうがよいでしょう。

ボランティア活動を題材にガクチカを作成する際のポイント

学生時代にボランティア活動に取り組んでいた場合には、そのことをガクチカにも書きやすいでしょう。社会貢献性も高いため、悪い印象を与える可能性は限りなく低いといえます。ただし、ボランティアで取り組んだ内容を書くだけになってしまわないようにしましょう。

また「老人ホームで利用者の方とレクリエーションをしたり一緒に話したりして、違う世代とコミュニケーションができてよかった」「地元の子どもたち向けのイベントの手伝いを通じて、子どもたちからパワーをもらえた」など、ただの感想になってしまわないようにすることも大切です。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ガクチカがない人のためのガクチカの見つけ方~まとめ~

ガクチカがない人のためのガクチカの見つけ方~まとめ~

ガクチカで企業が知りたいのは、成果や結果そのものではなく、どのような努力をしたのか、どんな失敗・苦労があったのかなどのエピソードを通して見える就活生の人間性です。気負いすぎることなく、あなたの普段の生活を振り返り、ガクチカに使える題材をさがしてみてください。ガクチカの題材が決まったら、この記事で紹介したポイントを参考に実際にガクチカの作成に取り組んでいきましょう。

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)