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企画職について知りたい!仕事内容や企業が求める能力は?

企画職について知りたい!仕事内容や企業が求める能力は?

企画職にあこがれ、企画職に絞って就活を行っている人は少なくありません。あらゆる企業に存在する企画職ですが、具体的な仕事内容はどんなものでしょうか。この記事では人気の企画職について、仕事内容ややりがい、要求されるスキルなどを解説していきます。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

企画職の仕事内容

企画職の仕事内容

前提として企画職の仕事の範疇は企業によって異なり、一言で企画職の仕事はこれですと言い切れるものではありません。またどの企業においても幅広い分野にまたがって業務に取り組むことが多いのも企画職の特徴です。ここでは企画職の仕事としてイメージできる代表的な仕事をいくつかピックアップして紹介していきます。

仕事内容1.商品企画・商品開発

企画職の代表的な仕事として知られているのが「商品企画・商品開発」です。企画職では市場調査の結果を基にして、商品やサービスの企画・開発を行います。ゼロから企画を立ち上げる場合もあれば、既存商品・サービスの改良に携わるケースもあるので覚えておきましょう。商品・サービスの根幹となるコンセプト設計や量産するためのオペレーション構築、生産・販売のコストから想定される利益を算出するなど企画職の担当分野は多岐に及びます。また、市場調査は厳密に言うと企画・開発の準備段階です。マーケティング部などリサーチを担当する部署が他に存在しない場合には企画職が兼任する、または外部機関に委託する場合もあるので留意しておくと良いでしょう。

企画開発の現場では消費者のニーズ・業界のトレンド・ブランド戦略・コストなど様々な観点からリサーチを行いアイディア出しを行います。そして企画がまとまってプロジェクトが立ち上げられると、製造部門や営業部門など社内のあらゆる部署が連動して動き出すのです。一般的に企画職はこうした社内の各部門の間に立ち、調整役としてプロジェクトをまとめる役割も担っています。

仕事内容2.販売促進

企画職では生み出した商品やサービスを多くの人に購入・利用してもらうための仕組みを作って戦略を立てる販売促進活動(略して「販促」と呼ばれる事も多い)も行います。ここでいう販促にはテレビCMや雑誌広告といったものは含まれていません。販促は消費者に対してダイレクトなアプローチを行う取り組みなのです。例えば店頭で商品を販売するようなケースでは、店頭用ポスターやPOPの作成といった取り組みが販促活動となります。商品の良さを体感してもらうためのサンプリング配布や、サービスを繰り返し利用してもらうためのポイント制度導入なども販促活動の代表例です。

いくら企画・開発した商品が優れていたとしても、販促活動を疎かにしてしまうと売上を伸ばす事は難しいです。販促活動は「消費者が商品を購入するきっかけ作り」「消費者が購入を迷った際のあと一押し」となります。販促活動次第で売上高は大きく左右されると考えておきましょう。取り組みが数字として可視化されるので結果が分かりやすい仕事とも言えます。

仕事内容3.広報・PR

広報・PRといった宣伝業務は一般的にマーケティング部や広報部の仕事と思われがちですが、企画系の部署もこうした業務に関係しています。テレビやネットの番組で商品を取り上げてもらう、雑誌や新聞といった紙媒体のメディアに広告を掲載してもらうように交渉するといった取り組みが分かりやすい例として挙げられるでしょう。

もう少し踏み込んだ仕事内容の話をすると、広報やPRといった業務では「ローンチイベントの企画・運営」「プレスリリース記事の作成」などを行います。ローンチイベントは商品・サービスの良さを消費者に体感してもらうためにリリース時に開催するイベントです。試食会・試飲会・デモ展示会などが一般的によく知られています。一方のプレスリリースとは報道機関向けに公開される情報の事です。新商品の発売前や新サービス開始前にはプレスリリースをマスコミ・テレビ局といったメディアに流し、紹介してもらえないか営業をかけます。企画職はこのように各方面のメディア企業と深い関わりを持つ場面も少なくありません。そのため、自社と関係機関との関係を強固なものにする事も企画職の重要な役割なのです。

仕事内容4.営業企画

多くの企業に設けられている営業部は、自社商品・サービスのセールスを大きく左右する重要な部署です。しかし営業部が単独で商品の売り込みを行っているというケースはそう多くありません。営業部は企画職が立てた「営業企画」というプランに基づいて活動するのが一般的なのです。営業企画とは、自社の営業社員が活動しやすいように様々な企画・計画を立ててサポートする業務となります。例えば「売上に関わる数値の分析」「売上・契約目標の設定」「営業戦略の提案」などが分かりやすいところでしょう。手強いライバルが存在する場合は競合他社の情報収集から分析、それらを基にした提案用資料の作成も企画職が行うケースがあります。

企業によっては歩合制によるインセンティブや表彰制度を設けて、営業活動を行う社員のモチベーションを向上させる取り組みを行っているところもあります。こうした取り組みも営業企画の一環なのです。営業企画は基本的に社内へ向けての企画を立案する事が多いと言えます。しかし必要であればクライアントの課題点を見つけた上で、自社商品による解決を提案するといった戦略的な企画を立てるシーンもあるので覚えておきましょう。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

企画職のやりがい

企画職のやりがい

仕事を長く続けるにあたって「やりがい」は大きなウェイトを占めるポイントであり、就職後のミスマッチを防ぐという意味でも重要な要素と言えます。企画職におけるやりがいには、一般的に以下のようなものが挙げられるでしょう。

企画職のやりがい1.企画を生み出す面白さ

企画職では商品やサービスを0から作り上げる事が出来ます。マーケティングによるリサーチ結果を基にする必要はあるものの、自分で考えた商品やサービスの新しいアイディアを提案出来るという点は大きなやりがいになるでしょう。「新しいモノを考えるのが好き」「発想力には自信がある」といった人にとっては刺激に満ちた仕事です。企画会議で自分のアイディアが採用された時の喜びは、企画職ならではのやりがいと言って良いでしょう。また、企画職は商品がアイディアとして生まれる瞬間から実際に完成品として世に出回るまで、その一部始終を見届ける事が仕事でもあります。自分のアイディアが実際に形となって出来上がった時の達成感は何物にも替え難い経験になるのです。

企画職のやりがい2.手がけた企画がヒットする喜び

企画職が手がけた商品・サービスは、世にリリースされれば多くの人の目につく事になります。時代や消費者のニーズにマッチしたクオリティの高い製品は、たくさんの支持を得て人気商品として話題を呼ぶでしょう。自分が企画したものが多くの人々に受け入れられれば大きな充実感が得られ、仕事を続ける上でのモチベーション向上に繋がります。世の中に影響を与えている、世の中の役に立っていると実感出来る事も企画職ならではのやりがいなのです。また、企画職が手がけるプロジェクトの規模は大小様々ですが、大規模なプロジェクトになれば多くの部署や関係者と共に商品を作り上げていく事になります。こうした大規模なプロジェクトを成功させれば、多くの人とその喜びを共有出来るという点も企画職の大きな魅力です。

企画職のやりがい3.関係者との関わり

企画職という仕事は部署単独で業務が完結する事はほとんどありません。社内に限らず社外とも多くの関わりを持つ事が企画職の特徴のひとつです。イベント制作会社やマスコミなどの社外関係者と関わる事で、外部から新鮮な刺激を受ける機会が多いという点はやりがいにも繋がります。特にマスコミ機関は普段の生活において接点がほとんどないため、仕事で関わる事によって業界の裏側や最新情報を知る機会に恵まれて好奇心が刺激されるのです。このように社外関係者とも頻繁に接する事で貴重な知識や経験値が豊富に蓄えられるという点は、企画職のやりがいとして知られています。

企画職は社内の様々な部署と連携をとる機会が多いですが、他の部署に比べて自社の経営陣との関わりが深いポジションになります。自社商品の企画・開発は企業としての業績に大きな影響を及ぼすため、企画職が直接経営陣に対してプレゼンテーションを行ったり承認を得たりといった場面が多いのです。こうした経験からは「企業経営の視点」を学ぶ事が可能であり、将来的に独立や会社経営を考えている人にとっては大きな財産となるでしょう。

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企画職に求められる能力

企画職に求められる能力

企画職の仕事内容は幅広く、それに比例してに求められるスキルの幅も比較的広いといえるかもしれません。ここでは企画職に求められるスキルとして代表的なものを3つ見ておきましょう。

企画職に求められる能力1.リサーチ能力

企画職に必須の能力といえばリサーチ能力です。商品企画には「トレンドの流れ」や「消費者の声」をいかに早く正確にキャッチできるかが大切です。どれだけクオリティの高い商品やサービスのアイディアを練り上げても、それが消費者のニーズを満たしていなければ売り上げにつながりません。商品の新規開発でも既存商品の改良でも、まずは消費者のニーズや市場動向といった情報をリサーチする事から企画職の仕事が始まるのです。

情報を集めるためにはテレビ・インターネット・雑誌など様々なメディアを駆使する必要があります。媒体を問わず、必要な情報を正確に集めるリサーチ能力が企画職に求められると認識しておきましょう。また、企画職はこうした情報を集めるだけが仕事ではありません。集めたデータを最大限に活用して論理的に消費者が求めている商品像を描き出し、実際のアイディア出しに結びつける発想力も併せて重要になるのです。

企画職に求められる能力2.プレゼンテーション能力

自分が練り上げた企画は、まず社内での承認が得られなければ世に出る事はありません。そのため、企画職には企画を通すためのプレゼンテーション能力が必要です。

まずプレゼンの場では自分で考えた内容を相手に「正確に伝える」ことができなければいけません。論理的に話を組み立てて、分かりやすく説明するための努力を怠らないようにしましょう。

また、プレゼンでは正確に伝えるだけでは不十分で、相手をその気にさせなければ企画は通りません。「相手が求めているもの」「相手が抱える課題」「相手の立場」を踏まえて、様々な角度からの視点をプレゼンに落とし込むノウハウを身につけることが求められるようになります。

企画職に求められる能力3.コミュニケーション能力

企画職では社内・社外を問わずに関わる人間や部署が多いため特にコミュニケーション能力が重要視されます。関わる人間が多くなるほど、細かいところで認識のズレが発生してしまう可能性が高くなるでしょう。ひとつひとつのズレは小さくても、それが次第に大きなコミュニケーションエラーに繋がってしまうことがあります。関わる部署や人間が多い企画職に高いコミュニケーション能力が備わっていれば、認識のズレが発生してしまう可能性を最小限に抑えてスムーズ企画を進行する事が出来るでしょう。

企画職は社内で商品企画を行う他にも、外部企業からの発注を受けて企画を立ち上げる事があります。このようにクライアントが存在する場合は、綿密なコミュニケーションで信頼を得た上で相手から本音を引き出せる関係を構築する事が重要です。相手が本当に望む商品・サービスを提案出来れば顧客満足が向上し、次の依頼や契約に繋がる可能性が高まります。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

企画職の魅力はなんといってもアイデアを形にできること!

企画職の魅力はなんといってもアイデアを形にできること!

企画職の魅力はなんといっても「自分のアイディアを形として世に送り出せる」という事です。普段の生活の中で「こんな商品があったら便利なのに」と感じる事が多い人にとっては、まさにその思考を活かせる仕事と言えるでしょう。多くの人と関わりながら何かを作り上げる事が企画職の醍醐味なのです。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)